説明

冷凍圧縮機における電気供給ケーブルの取り付けの構成

通電ピン(2)を外側に保持しているシェル(1)を有している冷凍圧縮機に適用され、シェル(1)へと取り付けられ、電気供給ケーブル(3)へと取り付けられかつ前記通電ピン(2)に取り付けられるように設計された電気端子(4)を収容および保持する非導電性の本体(11)を有しているコネクタ(10)を備えており、シェル(1)およびコネクタ(10)の本体(11)のうちの一方の部品が、コネクタ(11)がシェル(1)へと取り付けられるときに他方の部品に設けられたそれぞれのロック受け手段(30)に係合するロック手段(20)を保持しており、弾性シール手段(40)が、コネクタ(11)がシェル(1)へと取り付けられるときに、シェル(1)およびコネクタ(10)の間で圧迫されるように、通電ピン(2)の周囲でシェル(1)およびコネクタ(10)の一方の部品によって保持される、取り付けの構成。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、外側通電ピンを保持するシェルを備える形式の密閉冷凍圧縮機において電気供給ケーブルを取り付けるための取り付けの構成であって、前記ケーブルが、シェルへと取り付けられるコネクタに操作可能に組み合わせられ、コネクタが、電気供給ケーブルへと取り付けられかつ前記通電ピンに装着されるように設計された電気端子を収容する本体を有している取り付けの構成に関する。
【背景技術】
【0002】
冷凍圧縮機は、気密端子を密閉シェルに取り付けて有しており、気密端子は、シェルから外へと突き出している通電ピンを有しており、通電ピンに、密閉シェルの内部に収容された圧縮機のモータへと電気エネルギーを供給するためのケーブルが接続され、前記電気供給ケーブルが、圧縮機の外部の電力源へと接続される。
【0003】
知られている技術的解決策においては、電気供給ケーブルが、一般的には電気絶縁コアに収容された電気端子によって気密端子へと取り付けられる。さらに、ユーザを感電から保護するために、電気端子を含む電気絶縁コアが、電気絶縁材料で製作されたコネクタ本体を、通電ピンを保持している気密端子に隣接する領域において、圧縮機のシェルへと溶接された支持構造に係合手段によって着脱可能に固定することによって覆われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらの知られている構成においては、密閉シェルへと溶接された支持構造が、コネクタ本体またはカバーに設けられたただ1つのロック手段を受け入れて保持するように設計されたただ1つのロック受け手段を提供するように構成されており、ロック受け手段およびロック手段の両方の支持構造の寸法および配置が、電気端子をそれぞれの通電ピンに安全に取り付けつつ、コネクタのシェルへの着座および保持に所望の安定性を保証するために、所定の公差の範囲内で決められる。所望の取り付けの接続に関与する部品が剛体または実質的に剛体であるため、寸法に狂いがあると、コネクタが通電ピンに電気的につながったままでありながら、圧縮機のシェルに適切に押し付けられていない状態となり、結果として、この取り付けが圧縮機の動作の最中の振動の影響を受けやすいものになるほか、通電ピンに向かってコネクタとシェルとの間への湿気の進入を許し、望ましくない短絡および電気的接触を引き起こす恐れが存在する。
【0005】
知られている取り付けの構成に関しては、上述の欠点の他に、コネクタが、通電ピンの軸方向に一致する軸方向に従って電気供給ケーブルを受け入れるように設計された本体を有しており、コネクタから軸方向に突き出す電気供給ケーブルの延長部に対応するために、圧縮機の取り付けにより大きな空間が必要となっている。
【0006】
知られている取り付けの構成の他の好ましくない態様は、コネクタが、コネクタの本体内への電気供給ケーブルの適切かつ安全な機械的保持を提供できる手段を、定めていないことから起因する。
【0007】
本発明の目的は、上述の形式の冷凍圧縮機における電気供給ケーブルの取り付けの構成であって、単純な構成を有しており、コネクタのシェルへの電気的および機械的に安全な保持を保証するだけでなく、湿気に対する電気接点要素の高度な保護も保証する取り付けの構成を提供することにある。
【0008】
本発明の技術的解決策の他の目的は、上述のような取り付けの構成であって、通電ピンの軸方向に直交する姿勢にて電気供給ケーブルをコネクタ本体へと安全に機械的に保持できるようにし、圧縮機の取り付け場所において前記電気供給ケーブルを収容するために必要な空間を少なくする取り付けの構成を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の対象、すなわち冷凍圧縮機における電気供給ケーブルの取り付けの構成は、通電ピンを外側に保持しているシェルと、シェルへと取り付けられるコネクタと、を備えており、コネクタが、電気供給ケーブルへと取り付けられかつ通電ピンに取り付けられるように設計された電気端子を収容および保持する非導電性の本体を有しており、シェルおよびコネクタの本体のうちの一方の部品が、コネクタがシェルへと取り付けられるときに他方の部品に設けられたそれぞれのロック受け手段に係合するロック手段を保持している形式の冷凍圧縮機に適用される。本発明の構成は、コネクタがシェルへと取り付けられるときにロック手段がロック受け手段に係合することによってシェルおよびコネクタの間で圧迫されるように通電ピンの周囲でシェルおよびコネクタの一方の部品によって保持された弾性シール手段を備えている。
【0010】
本発明の構成の他の有利な特徴は、後述される本発明の説明によって明らかになる。
【0011】
本発明を、本発明の実施形態の例として提示される添付の図面を参照して後述する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】コネクタ、電気供給ケーブル、およびシール手段によって形成され、圧縮機の密閉シェルに対して配置される本発明の取り付けの構成の組立体の分解斜視図を示している。
【図2】図1の組立体の斜視図を示しており、電気供給ケーブルが、本発明の取り付けの構成によって圧縮機の気密端子へと接続されている。
【図3】図1および図2に示した組立体の長手断面図を示しており、図2に示した構成に従って電気供給ケーブルおよび圧縮機のシェルの電気端子へと接続されたコネクタを示している。
【図4】電気供給ケーブルを取り付けているコネクタ本体の後面図を示している。
【図5】図4の線V−Vに従って得たコネクタ本体、電気供給ケーブル、およびシール手段の長手断面図を示している。
【図6】図4の線VI−VIに従って得たコネクタ本体およびシール手段の横断面図を示している。
【図7】図5の線VII−VIIに従って得たコネクタ本体、電気供給ケーブル、およびシール手段の別の長手断面図を示している。
【図8】図1に示したコネクタ本体の前方からの分解斜視図を示している。
【図9】本発明のシール手段の斜視図を示している。
【図9A】本発明のシール手段の平面図を示している。
【図9B】本発明のシール手段の図9Aの線IX−IXに従って得た断面図を示している。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明は、密閉シェル1の内部に電気モータ(図示せず)を備えている冷凍圧縮機であって、前記電気モータが通常は3本の通電ピン2(シェル1によって保持され、シェル1から外へと突き出しており、圧縮機の外部の電力源(図示せず)から前記電気モータを通電させる)を含む気密端子1aに電気的に接続されている冷凍圧縮機に関し、そのような冷凍圧縮機における電気供給ケーブルの取り付けの構成に関する。
【0014】
圧縮機は、圧縮機のシェル1の気密端子1aに接続される適切な構成の電気端子4が設けられた端部と、電力源へと電気的に接続されるもう1つの端部(図示せず)とを有している電気供給ケーブル3によって、前記電力源へと接続される。
【0015】
電気供給ケーブル3は、シェル1へと取り付けられるコネクタ10によって、圧縮機のシェル1の気密端子1aへと接続される。コネクタ10は、電気供給ケーブル3の隣接する端部に取り付けられた電気端子4を収容および保持する非導電性の本体11を有している。電気端子4は、前記通電ピン2に取り付けられるように設計されている。シェル1およびコネクタ10の本体11からなる部品の一方が、ロック位置と解放位置との間で弾性的に変形可能なロック手段20を保持しており、このロック手段20は、コネクタ10がシェル1へと取り付けられるときに、他方の部品に設けられた該当のロック受け手段30に係合する。前記ロック手段20は、コネクタ10の本体11を通電ピン2へと取り付けたときに、本体10のシェル1からの脱離および電気端子4の通電ピン2からの脱離を引き起こしかねない変位に抗して前記部品を固定するために、ロック受け手段30に着脱可能に係合する。
【0016】
図示の構造的形態においては、電気端子4が、通常は電気供給ケーブル3を密閉冷凍圧縮機へと電気的に接続するために使用され、コネクタ10の本体11の内部に取り付けられて保持され、または単一部品としてコネクタ10の本体11に一体化されるY字形の非導電性材料の端子本体Cに収容されている。しかしながら、本発明の技術的解決策が、任意の構成の電気端子4へと適用可能であり、そのような構成が、本発明とは無関係であることを、理解すべきである。コネクタ10が単一部品にて得られる変形構成においては、本体11が、電気端子4を収容するように形成され、この構成は、Y字形の端子本体Cを有さない。
【0017】
本発明の取り付けの構成は、シェル1およびコネクタ10の部品のうちの1つによって保持され、ロック手段20をロック受け手段30へと係合させることによってコネクタ10がシェル1へと取り付けられるときに通電ピン2の周囲においてシェル1およびコネクタ10の間で圧迫される弾性シール手段40を備えている。
【0018】
図示の実施形態によれば、弾性シール手段40が、例えば、エラストマー材料の弾性リング41によって画定されており、この弾性リング41を保持する部品に設けられたチャネル12に取り付けられ、コネクタ10をシェル1へと取り付けるときに他方の部品に押し付けられて弾性的に変形するよう、前記チャネル12から外へと突き出している。
【0019】
図示の構成によれば、ロック手段20が、少なくとも2つの舌21を備えている。2つの舌21は、ロック手段20が設けられる部品から通電ピン2に平行な方向に突き出しており、各々の舌21に、歯22が一体化されている。対応する各々のロック受け手段30に、他方の部品によって保持されたストッパ31が設けられており、ロック位置において、それぞれの舌21の歯22がストッパ31に着座し、コネクタ10とシェル1との間で圧迫される弾性シール手段40の作用によって、各々の歯22が該当のストッパ31に押し付けられる。各々のストッパ31は、前述のように、ロック受け手段30を保持する部品に設けられた凹所32によって形成されている。
【0020】
本発明を実行する方法において、ロック受け手段30は、該当の部品から突き出しており、例えば支持プレート51によって画定することができる支持手段50に設けられ、ロック受け手段30を構成するストッパ31が、前記支持プレート51に設けられた窓52の前縁によって形成される。図示の構成例では、ロック受け手段30が、一般的には溶接によってシェル1へと取り付けられてシェル1から突き出している支持手段50に設けられている。
【0021】
支持プレート51は、通電ピン2の周囲に配置された逆さU字形の外形を有しており、ロック手段20の舌21が、コネクタ10の本体11へと単一部品に一体化されている。図示の構成においては、逆さU字形の支持プレート51が、円弧状に湾曲した上部を有しており、逆さU字形の支持プレート51の側部の一方が、コネクタ10をシェル1へと取り付けた後で電気供給ケーブル3の接地線3aを取り付けるための支持部53を外側に保持している。
【0022】
本発明によれば、コネクタ10の本体11を通電ピン2へと固定するために、前記本体11が、支持プレート51の下方に位置するようにシェル1へと取り付けられ、支持プレート51が、少なくとも前記本体11のうちのロック手段20の舌21が設けられた部分を囲み、舌21が、支持プレート51に設けられたロック受け手段30のそれぞれのストッパ31にはまり込んで保持される。
【0023】
コネクタ10の本体11は、電気端子4を収容する本体上部11aと、電気供給ケーブル3を保持するための本体下部11bとを有する実質的に平行六面体の細長い形態を有している。図示の構成においては、本体上部11aが、端子本体Cを収容および保持し、チャネル12の周状の外形の大部分を画定している。
【0024】
図示の構成においては、チャネル12の周状の外形の一部分だけが本体11に画定されていることを示しているが、本明細書に提示される考え方に包含される他の考えられる構成においては、チャネル12の全体が、前記本体11に設けられてもよく、さらには随意により、チャネル12がシェル1によって保持される別の構成の形態であってもよい。
【0025】
本体上部11aは、コネクタをシェル1へと取り付けるための力が一様に分布するように、本体11の長手軸に対して対称に前記本体上部11aの周状の広がりに沿って分布した舌21を保持している。
【0026】
図示の構成においては、ロック手段が、本体11の長手軸に関して対称に配置され、本体下部11bの領域に隣接して配置している1対の側方の舌21と、前記1対の側方の舌21から等距離に配置された中央上部の舌21とを含んでいる。各々の舌21は、本体上部11aから軸方向に突き出しているU字形のアーム延長部を有しており、このU字形のアーム延長部が、前記舌21について、コネクタ10を支持プレート51の下方へと導入する前の休止位置と、各々の舌21の歯が支持プレート51によって案内されて支持プレート51のそれぞれの窓52に達するまでの最大変位位置と、シール手段をシェル1へと取り付け時の圧迫状態に押し付ける動作時変位位置との間の弾性変形を可能にしている。前記動作時変位位置は、各々の歯22が支持プレート50のそれぞれの窓52によって画定されるストッパ31に着座することによって得られ、この位置が、シール手段40の耐用年数の間の膨張力によって維持される。
【0027】
本体11のこの構成において、電気供給ケーブル3は、通電ピン2の軸方向に対して直角な方向に従ってコネクタ10の前記本体11に導入され、電気供給ケーブル3の延長部のうちの電気端子4に接続された端部に隣接する部分が、前記本体11の本体下部11bに着座される。
【0028】
本体11は、本体上部11aの中央に画定されたクレードル部11cの周囲に周状に、弾性リング41の形態の弾性シール手段40を収容するためのチャネル12の周状の外形の一部を画定する周状の開放溝13を備えている。前記チャネル12の円周の補完部分は、供給ケーブル3を固定するために本体下部11bに着座されて本体下部11bに取り付けられるケーブルプレス15に設けられた溝部分14によって得られている。
【0029】
本発明は、コネクタ10の本体11が2部品にて形成され、一方が電気端子4を収容して保持し、他方が一方へと取り付けられて、電気供給ケーブル3を一方へと押し付け、各々の部品がチャネル12の周状の延長部をそれぞれ保持しているという技術的解決策に限られないことを、理解すべきである。本明細書は図示されていないが、本発明を、1部品にて形成され、弾性リング41の形態の弾性シール手段40を取り付けるためのチャネル12を画定しているコネクタ10の本体11によって実行することも可能である。
【0030】
ケーブルプレス15は、本体11の本体下部11bに着座された電気供給ケーブル3を把持する固定舌16を備えている。図示の構成においては、固定舌16が、本体下部11bに設けられて電気供給ケーブル3の着座ストッパとして機能する内側の舌17と協働する。
【0031】
ケーブルプレス15を、任意の知られている手段(接着剤、溶接ねじ、リベット、など)によって本体下部11bに取り付けることができる。図示の形態においては、ケーブルプレス15に貫通穴18が設けられ、各々の貫通穴18がそれぞれのねじPを受け入れる。
【0032】
弾性リング41は、前記弾性リング41がチャネル12に取り付けられるときに、チャネル12の内部に着座されて保持される装着部41aと、装着部41aから突き出し、チャネル12から外へと突き出すシール部41bとを有している。図示の構成の形態においては、シール部41bが、図3に示されているようにコネクタ10をシェル1へと固定するときに弾性的に変形することができる末広がりの円錐形を有している。
【0033】
本発明の提案は、すでにあらかじめ組み立てられた構成の全体を、例えば溶接によってシェルへと取り付けられた支持プレートに係合させるという作業しか必要とせず、かつシール手段の使用によって通電ピン2の領域への湿気の進入を防止するより単純な取り付けの構成を提供することにある。
【0034】
本明細書においては、本発明を実行するための典型的な形態を1つだけ説明したが、本明細書に添えられる特許請求の範囲に定められる本発明の考え方から離れることなく、種々の構成要素の形態、数、および配置を変更できることを、理解すべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通電ピン(2)を外側に保持しているシェル(1)と、シェル(1)へと取り付けられるコネクタ(10)と、を備えており、コネクタ(10)が、電気供給ケーブル(3)へと取り付けられかつ前記通電ピン(2)に取り付けられるように設計された電気端子(4)を収容および保持する非導電性の本体(11)を有しており、シェル(1)およびコネクタ(10)の本体(11)のうちの一方の部品が、コネクタ(11)がシェル(1)へと取り付けられるときに他方の部品に設けられたそれぞれのロック受け手段(30)に係合するロック手段(20)を保持している形式の冷凍圧縮機における電気供給ケーブルの取り付けの構成であって、コネクタ(11)がシェル(1)へと取り付けられるときにロック手段(20)がロック受け手段(30)に係合することによってシェル(1)およびコネクタ(10)の間で圧迫されるように通電ピン(2)の周囲でシェル(1)およびコネクタ(10)の一方の部品によって保持された弾性シール手段(40)を備えていることを特徴とする、取り付けの構成。
【請求項2】
弾性シール手段(40)が、弾性リング(41)の形態であって、該弾性リング(41)を保持する部品に設けられたチャネル(12)に取り付けられ、コネクタ(10)がシェル(1)へと取り付けられたときに他方の部品に押し付けられて弾性的に変形するように前記チャネル(12)から外へと突き出していることを特徴とする、請求項1に記載の取り付けの構成。
【請求項3】
弾性リング(41)が、エラストマー材料であることを特徴とする、請求項2に記載の取り付けの構成。
【請求項4】
ロック手段(20)が、少なくとも2つの舌(21)を備えており、該舌(21)が、ロック手段(20)が設けられた部品から通電ピン(2)に平行な方向に突き出すとともに、該舌(21)に歯(22)が一体化されており、対応する各々のロック受け手段(30)に、それぞれの舌(21)の歯(22)が着座するストッパ(31)が設けられ、各々の歯(22)が、コネクタ(10)とシェル(1)との間で圧迫される弾性シール手段(40)の作用によってそれぞれのストッパ(31)の押し付けられることを特徴とする、請求項1に記載の取り付けの構成。
【請求項5】
各々のストッパ(31)が、ロック受け手段(30)を保持している部品に設けられた凹所(32)によって画定されていることを特徴とする、請求項4に記載の取り付けの構成。
【請求項6】
ロック受け手段(30)が、シェル(1)に取り付けられた支持手段(50)に設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の取り付けの構成。
【請求項7】
支持手段(50)が、シェル(1)から突き出している支持プレート(51)によって画定されており、各々の凹所(32)が、支持プレート(51)に設けられた窓(52)によって画定されていることを特徴とする、請求項6に記載の取り付けの構成。
【請求項8】
支持プレート(51)が、通電ピン(2)の周囲に設けられた逆さU字形の外形を有しており、ロック手段(20)の舌(21)が、コネクタ本体(10)に単一部品に一体化されていることを特徴とする、請求項7に記載の取り付けの構成。
【請求項9】
電気供給ケーブル(3)が、通電ピン(2)の軸方向に対して直交する方向に従ってコネクタ(10)の本体(11)に導入されていることを特徴とする、請求項1に記載の取り付けの構成。
【請求項10】
コネクタ(10)の本体(11)が、弾性リング(41)の形態の弾性シール手段(40)を取り付けるためのチャネル(12)が設けられた単一部品にて形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の取り付けの構成。
【請求項11】
コネクタ(10)の本体(11)が2部品にて形成され、一方が電気端子(4)を収容して保持し、他方が一方へと取り付けられて、電気供給ケーブル(3)を一方へと押し付け、各々の部品がチャネル(12)の周状の延長部をそれぞれ保持していることを特徴とする、請求項2に記載の取り付けの構成。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図9A】
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【図9B】
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【公表番号】特表2011−517017(P2011−517017A)
【公表日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−502196(P2011−502196)
【出願日】平成21年3月30日(2009.3.30)
【国際出願番号】PCT/BR2009/000086
【国際公開番号】WO2009/121153
【国際公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【出願人】(506198746)ワールプール・エシ・ア (57)
【Fターム(参考)】