説明

可動式除塵装置

【課題】可撓性給気管から発塵したとしても除塵ヘッドから噴射する前にその塵埃を捕集することで基板の汚染を防止し、除塵能力を高めた可動式除塵装置を提供する。
【解決手段】可撓性を有する第1弾性材製給気ホース15・第2弾性材製給気ホース19の下流であって除塵ヘッド12の上流の流路に配置される第1フィルタ13・第2フィルタ17が第1弾性材製給気ホース15・第2弾性材製給気ホース19の屈曲時に管内に発生した異物を捕集して清浄エアを除塵ヘッド12へ給気することで、除塵能力を高めた可動式除塵装置10とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラス板、合成樹脂板、または、金属板などの基板(以下、これらを総称して基板という)に対向しつつ除塵ヘッドが移動し、単なる清浄エアや超音波周波数で振動する超音波エア(以下、これらを総称して洗浄エアという)を除塵ヘッドから噴射することで、その基板表面に付着する塵や埃等(以下、これらを総称して塵埃という)を飛散させて吸引除去するための可動式除塵装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来技術の可動式除塵装置について図を参照しつつ説明する。図3は従来技術の可動式除塵装置の外観図であり、図3(a)は左側面図、図3(b)は正面図、図3(c)は平面図である。図4は可動式除塵装置の流路系の説明図である。可動式除塵装置100は、図3,図4で示すように、載置台101、除塵ヘッド102、第1金属製給気管103、第1弾性材製給気ホース104、第2金属製給気管105、第2弾性材製給気ホース106、第1金属製排気管107、第1弾性材製排気ホース108、第2金属製排気管109、第2弾性材製排気ホース110、ブロワ111、給気側逃がし弁112、HEPAフィルタ113、プレフィルタ114、排気側逃がし弁115を備える。基板Gは、載置台101上に配置されている。除塵ヘッド102は載置台101上で矢印A方向に移動可能に構成されており、除塵ヘッド102が、基板Gの上空を移動するとともに清浄エアの噴射と排気とを同時に行って基板Gの除塵を行う。
【0003】
このように移動する除塵ヘッド102への給気経路を確保するため、除塵ヘッド102の一方に第1金属製給気管103、第1弾性材製給気ホース104が設けられ、また、除塵ヘッド102の他方に第2金属製給気管105、第2弾性材製給気ホース106が設けられる。特に第1弾性材製給気ホース104や第2弾性材製給気ホース106が柔らかく屈曲性を有するため、除塵ヘッド102の移動に追従する。
【0004】
同様に除塵ヘッド102からの排気経路を確保するため、除塵ヘッド102の一方に第1金属製排気管107、第1弾性材製排気ホース108が設けられ、また、他方に第2金属製排気管109、第2弾性材製排気ホース110が設けられる。特に第1弾性材製排気ホース108や第2弾性材製排気ホース110が柔らかく屈曲性を有するため、除塵ヘッド102の移動に追従する。
【0005】
このような除塵ヘッド102を移動させる可動式除塵装置100は、固定された除塵ヘッドに対して基板Gを移動させつつ除塵する固定式除塵装置と比較すると、設置スペースが約1/2である。このような利点から可動式除塵装置100の需要が高まりつつある。
【0006】
なお、このような除塵装置の先行技術としては、例えば吸引した排気エアから異物を除去するためのフィルタを設置する除塵装置が、特許文献1(特開平06−343936号公報)に開示されている。
【0007】
【特許文献1】特開平06−343936号公報(図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
除塵ヘッド102の移動に伴って第1弾性材製給気ホース104、第2弾性材製給気ホース106、第1弾性材製排気ホース108、第2弾性材製排気ホース110が屈曲するが、このような屈曲が繰り返されると「折れ曲がり」や「こすれ」など過大な力が加わって、発塵により微小なパーティクルなどの塵埃が管内に混入することがあった。従来技術では、特に給気側では第1弾性材製給気ホース104、第2弾性材製給気ホース106を通過した清浄エアはそのまま除塵ヘッド102から噴射されるというものであり、このような塵埃がそのまま基板Gに噴射されることとなり、基板Gに塵埃が付着して除塵効果が得られないおそれがあった。
【0009】
特に基板Gとして近年では、TFT(薄膜トランジスタ)液晶パネル、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)、または、LCD(液晶ディスプレイ)等に用いられるガラス基板の需要が増しており、このような用途の基板では塵埃による汚染は不良につながるものであり、このような汚染は回避したいという要請があった。
【0010】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、可撓性給気管から発塵したとしても除塵ヘッドから噴射する前にその塵埃を捕集することで基板の汚染を防止し、除塵能力を高めた可動式除塵装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の請求項1に係る可動式搬送除塵は、
基板が載置される載置台と、
載置台に対して移動可能に支持される除塵ヘッドと、
除塵ヘッドとともに一体に移動するように除塵ヘッドに固定されるフィルタと、
フィルタに固定されて除塵ヘッドの移動に追従しつつ清浄エアが給気される可撓性給気管と、
除塵ヘッドに固定されて除塵ヘッドの移動に追従しつつ排気エアが排気される可撓性排気管と、
を備え、
可撓性給気管の下流であって除塵ヘッドの上流の流路に配置されるフィルタは、可撓性給気管の屈曲時に管内に発生した異物を捕集して、清浄エアを除塵ヘッドへ給気する、
ことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項2に係る可動式搬送除塵は、
請求項1に記載の可動式除塵装置において、
前記可撓性給気管は、フィルタに固定される金属製給気管と、この金属製給気管に接続される弾性材製給気ホースと、を備え、
前記可撓性排気管は、除塵ヘッドに固定される金属製排気管と、この金属製排気管に接続される弾性材製排気ホースと、を備える、
ことを特徴とする。
【0013】
また、本発明の請求項3に係る可動式搬送除塵は、
請求項2に記載の可動式除塵装置において、
前記フィルタは、除塵ヘッドの上側で長手方向に並べて二個配置される第1フィルタおよび第2フィルタであり、
前記可撓性給気管は、第1フィルタに接続される第1金属製給気管および第1弾性材製給気ホース並びに第2フィルタに接続される第2金属製給気管および第2弾性材製給気ホースであり、
前記可撓性排気管は、除塵ヘッドの一方の側に接続される第1金属製排気管および第1弾性材製排気ホース並びに除塵ヘッドの他方の側に接続される第2金属製排気管および第2弾性材製排気ホースである、
ことを特徴とする。
【0014】
請求項2または請求項3に記載の可動式除塵装置において、
前記弾性材としてシリコーン材またはポリウレタン材を用いることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
以上のような本発明によれば、可撓性給気管から発塵したとしても除塵ヘッドから噴射する前にその塵埃を捕集することで基板の汚染を防止し、除塵能力を高めた可動式除塵装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
続いて、本発明を実施するための最良の形態の可動式除塵装置について図を参照しつつ説明する。図1は本形態の可動式除塵装置の外観図であり、図1(a)は左側面図、図1(b)は正面図、図1(c)は平面図である。図2は可動式除塵装置の流路系の説明図である。
【0017】
本形態の可動式除塵装置10は、図1,図2で示すように、載置台11、除塵ヘッド12、第1フィルタ13、第1金属製給気管14、第1弾性材製給気ホース15、第1中継用給気管16、第2フィルタ17、第2金属製給気管18、第2弾性材製給気ホース19、第2中継用給気管20、第1金属製排気管21、第1弾性材製排気ホース22、第2金属製排気管23、第2弾性材製排気ホース24、ブロワ25、給気側逃がし弁26、HEPAフィルタ27、プレフィルタ28、排気側逃がし弁29を備える。
【0018】
載置台11は、基板Gが配置できるような平面を台上に備えている。
除塵ヘッド12は、この載置台11に対して移動可能に支持される。具体的には載置台11の両側にリニアモータなどの水平支持駆動部が形成されており、この両側の水平支持駆動部で支持される除塵ヘッド12が矢印X方向に移動するようになされている。なお、除塵ヘッドに形成される噴射口と吸引口とは、例えば、X方向に並んで噴射口の両側を吸引口が挟むVPV構造、X方向に並んで吸引口の両側を噴射口が挟むPVP構造、噴射口と吸引口が並ぶPV構造など各種の構造を採用することができる。本形態ではVPV構造を採用しているものとして説明する。
【0019】
給気系は除塵ヘッド12の左右両側にある。まず右側の給気系について説明する。
第1フィルタ13は、除塵ヘッド12に向かって右上側に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。この第1フィルタ13は、詳しくはHEPAフィルタであり、清浄エア内に混入した異物等の塵埃を除去する。例えば、0.3μmのパーティクル・塵埃を99.7%除去するというものである。第1金属製給気管14の下流側の流路に配置される。
第1金属製給気管14は、第1フィルタ13に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。この第1金属製給気管14は、基板Gよりも充分に低い位置まで下側に伸び、最終的に矢印X方向(移動方向)に開口する。第1弾性材製給気ホース15の下流側の流路に配置される。
【0020】
第1弾性材製給気ホース15は、第1金属製給気管14に接続されており、除塵ヘッド12の移動とともに追従するようになされている。図1(b)で示すようにJ字状に屈曲した状態で屈曲箇所を変えつつ移動する。ここで弾性材としては、シリコーン材またはポリウレタン材を用いる。
これら第1金属製給気管14と第1弾性材製給気ホース15とで第1可撓性給気管を形成する。
第1中継用給気管16は、除塵ヘッド12と第1フィルタ13とを連結する。
右側の給気系では第1弾性材製給気ホース15→第1金属製給気管14→第1フィルタ13→第1中継用給気管16→除塵ヘッド12という流路が形成される。
【0021】
続いて左側の給気系について説明する。
第2フィルタ17は、除塵ヘッド12に向かって左上側に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。この第2フィルタ17は詳しくは上記のようなHEPAフィルタである。第2金属製給気管18の下流側の流路に配置される。
第2金属製給気管18は、第2フィルタ17に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。第2金属製給気管18は、基板Gよりも充分に低い位置まで下側に伸び、最終的に矢印X方向(移動方向)に開口する。第2弾性材製給気ホース19の下流側の流路に配置される。
【0022】
第2弾性材製給気ホース19は、第2金属製給気管18に接続されており、除塵ヘッド12の移動とともに追従するようになされている。先に説明したようにJ字状に屈曲した状態で屈曲箇所を変えつつ移動する。ここで弾性材としては、シリコーン材またはポリウレタン材を用いる。
これら第2金属製給気管18と第2弾性材製給気ホース19とで第2可撓性給気管を形成する。
第2中継用給気管20は、除塵ヘッド12と第2フィルタ17とを連結する。
左側の給気系では第2弾性材製給気ホース19→第2金属製給気管18→第2フィルタ17→第2中継用給気管20→除塵ヘッド12という流路が形成される。
【0023】
排気系も除塵ヘッド12の左右両側にある。まず右側の排気系について説明する。
第1金属製排気管21は、除塵ヘッド12に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。第1金属製排気管21は、基板Gよりも充分に低い位置まで下側に伸び、最終的に矢印X方向(移動方向)に開口する。
第2弾性材製排気ホース22は、第1金属製排気管21に接続されており、除塵ヘッド12とともに追従するようになされている。先に説明したようにJ字状に屈曲した状態で屈曲箇所を変えつつ移動する。ここで弾性材としては、シリコーン材またはポリウレタン材を用いる。
右側の排気系では除塵ヘッド12→第1金属製排気管21→第2弾性材製排気ホース22という流路が形成される。
【0024】
続いて左側の排気系について説明する。
第2金属製排気管23は、除塵ヘッド12に固定されており、除塵ヘッド12とともに一体に移動するようになされている。第2金属製排気管23は、基板Gよりも充分に低い位置まで下側に伸び、最終的に矢印X方向(移動方向)に開口する。
第2弾性材製排気ホース24は、第2金属製排気管23に接続されており、除塵ヘッド12とともに追従するようになされている。先に説明したようにJ字状に屈曲した状態で屈曲箇所を変えつつ移動する。ここで弾性材としては、シリコーン材またはポリウレタン材を用いる。
左側の排気系では除塵ヘッド12→第2金属製排気管23→第2弾性材製排気ホース24という流路が形成される。
【0025】
ブロワ25は、圧縮により給気エアを供給する。
給気側逃がし弁26は、給気エアが所定圧力となるように適宜エアを逃がすことで調整する。
HEPAフィルタ27は、給気エア内に含まれる塵埃等異物を除去して清浄エアとする。例えば、0.3μmのパーティクルを99.7%除去するというものである。このHEPAフィルタ27からの清浄エアが可撓性給気管を介して除塵ヘッド12に供給される。
【0026】
プレフィルタ28は、除塵ヘッド12からブロワ25へ戻される排気エアに含まれる塵埃を殆ど除去する。
排気側逃がし弁29は、排気エアが所定圧力となるように適宜エアを逃がすことで調整する。この排気エアがブロワ25へ流入して再度給気エアとして供給される。
【0027】
続いて、可動式除塵装置10の動作について説明する。
ブロワ25から供給された給気エアは、給気側逃がし弁26により予め所定圧力となるように調整された上でHEPAフィルタ27へ流入する。HEPAフィルタ27は給気エア内に含まれる塵埃を除去して清浄エアとする。このHEPAフィルタ27からの清浄エアは、第1弾性材製給気ホース15、第2弾性材製給気ホース19へ共に給気される。一方では第1弾性材製給気ホース15、第1金属製給気管14、第1フィルタ部13、第1中継用給気管16を経て除塵ヘッド12へ流入し、また、他方では第2弾性材製給気ホース19、第2金属製給気管18、第2フィルタ17、第2中継用給気管20を経て除塵ヘッド12へ流入する。このようにして供給された洗浄エアは除塵ヘッド12の噴射口から噴射される。
洗浄エアは、基板Gに噴射される。このとき除塵ヘッド12は、矢印X方向に適度の回数で往復しており、基板Gに付着する塵埃が吹き飛ばされるが、除塵ヘッド12の吸引口へ吸引される。吸引された排気エアは、第1金属製排気管21,第2弾性材製排気ホース22という流路と、また、第2金属製排気管23,第2弾性材製排気ホース24という流路と、を介してそれぞれプレフィルタ28へ送られる。以下、エアは同様の経路を辿りつつ洗浄が行われる。
【0028】
このようにして噴射・吸引が行われている除塵ヘッド12は矢印X方向に移動するが、このとき第1弾性材製給気ホース15または第2弾性材製給気ホース19の屈曲により管内で発塵したとしても、第1フィルタ13や第2フィルタ17が異物等の塵埃を捕集するため、除塵ヘッド12へは常に清浄エアが供給され、基板Gに塵埃が到達するおそれはない。
【0029】
さらに、第1弾性材製給気ホース15、第2弾性材製給気ホース19、第1弾性材製排気ホース22、第2弾性材製排気ホース24の屈曲により管外で発塵したとしても、これらホースは基板Gよりも充分低い位置にあるため、可動式除塵装置10が配置される工場内で上から下へ流れるラミナフロー(ダウンフロー)により下へ流れ、この点でも基板Gへ到達することがない。
【0030】
以上本形態の可動式除塵装置について説明した。このような可動式除塵装置によれば、第1弾性材製給気ホース15、第2弾性材製給気ホース19の管内での発塵による影響を回避して除塵能力を高めることができる。さらに、第1弾性材製給気ホース15、第2弾性材製給気ホース19、第1弾性材製排気ホース22、第2弾性材製排気ホース24の外側での発塵による影響も回避しており、除塵能力を高めている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明を実施するための最良の形態の可動式除塵装置の外観図であり、図1(a)は左側面図、図1(b)は正面図、図1(c)は平面図である。
【図2】可動式除塵装置の流路系の説明図である。
【図3】従来技術の可動式除塵装置の外観図であり、図3(a)は左側面図、図3(b)は正面図、図3(c)は平面図である。
【図4】可動式除塵装置の流路系の説明図である。
【符号の説明】
【0032】
10:可動式除塵装置
11:載置台
12:除塵ヘッド
13:第1フィルタ
14:第1金属製給気管
15:第1弾性材製給気ホース
16:第1中継用給気管
17:第2フィルタ
18:第2金属製給気管
19:第2弾性材製給気ホース
20:第2中継用給気管
21:第1金属製排気管
22:第1弾性材製排気ホース
23:第2金属製排気管
24:第2弾性材製排気ホース
25:ブロワ
26:給気側逃がし弁
27:HEPAフィルタ
28:プレフィルタ
29:排気側逃がし弁
G:基板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板が載置される載置台と、
載置台に対して移動可能に支持される除塵ヘッドと、
除塵ヘッドとともに一体に移動するように除塵ヘッドに固定されるフィルタと、
フィルタに固定されて除塵ヘッドの移動に追従しつつ清浄エアが給気される可撓性給気管と、
除塵ヘッドに固定されて除塵ヘッドの移動に追従しつつ排気エアが排気される可撓性排気管と、
を備え、
可撓性給気管の下流であって除塵ヘッドの上流の流路に配置されるフィルタは、可撓性給気管の屈曲時に管内に発生した異物を捕集して、清浄エアを除塵ヘッドへ給気する、
ことを特徴とする可動式除塵装置。
【請求項2】
請求項1に記載の可動式除塵装置において、
前記可撓性給気管は、フィルタに固定される金属製給気管と、この金属製給気管に接続される弾性材製給気ホースと、を備え、
前記可撓性排気管は、除塵ヘッドに固定される金属製排気管と、この金属製排気管に接続される弾性材製排気ホースと、を備える、
ことを特徴とする可動式除塵装置。
【請求項3】
請求項2に記載の可動式除塵装置において、
前記フィルタは、除塵ヘッドの上側で長手方向に並べて二個配置される第1フィルタおよび第2フィルタであり、
前記可撓性給気管は、第1フィルタに接続される第1金属製給気管および第1弾性材製給気ホース並びに第2フィルタに接続される第2金属製給気管および第2弾性材製給気ホースであり、
前記可撓性排気管は、除塵ヘッドの一方の側に接続される第1金属製排気管および第1弾性材製排気ホース並びに除塵ヘッドの他方の側に接続される第2金属製排気管および第2弾性材製排気ホースである、
ことを特徴とする可動式除塵装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の可動式除塵装置において、
前記弾性材としてシリコーン材またはポリウレタン材を用いることを特徴とする可動式除塵装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−216083(P2007−216083A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−35901(P2006−35901)
【出願日】平成18年2月14日(2006.2.14)
【出願人】(591252781)ヒューグルエレクトロニクス株式会社 (40)
【Fターム(参考)】