多発性硬化症予防剤または治療剤
本発明に係る多発性硬化症予防または治療剤は、下記一般式(I)
〔前記式(I)中、T1、X、Z1、Z2、R1は、明細書中のT1、X、Z1、Z2、R1と同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有することを特徴とする。
〔前記式(I)中、T1、X、Z1、Z2、R1は、明細書中のT1、X、Z1、Z2、R1と同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有することを特徴とする。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(I)
〔前記式(I)中、T1は環中1または2個の窒素原子を含む、置換基を有していてもよい単環式または二環式である4〜12員ヘテロ環式基を意味する;
Xは置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、置換基を有していてもよいC2−6アルケニル基、置換基を有していてもよいC2−6アルキニル基、置換基を有していてもよいC6−10アリール基、置換基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基、置換基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基または置換基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基を意味する;
前記式(I)中、式
は、単結合または二重結合を意味する;
前記式
が単結合の場合、Z1は式−NR2−で表わされる基を意味し、Z2はカルボニル基を意味する;
前記式
が二重結合の場合、Z1およびZ2はそれぞれ独立して、窒素原子または式−CR2=で表わされる基を意味する;
R1およびR2はそれぞれ独立して、式−A0−A1−A2 (式中、A0は、単結合または下記置換基B群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキレン基を意味する;
A1は、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、式−O−CO−、式−CO−O−、式−NRA−、式−CO−NRA−、式−NRA−CO−、式−SO2−NRA−または式−NRA−SO2−を意味する;
A2およびRAは、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、グアニジノ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基またはC2−7アルキルカルボニル基を意味する。
ただし、A2およびRAはそれぞれ独立して下記置換基B群からなる群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい。)で表わされる基を意味する。Z2が式−CR2=である場合、R1およびR2が一緒になって5〜7員環を形成しても良い。
<置換基B群>
置換基B群は、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、アルキレンジオキシ基、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、式−SO2−NRB1−RB2、式−NRB1−CO−RB2、式−NRB1−RB2(式中、RB1およびRB2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RB3 (式中、RB3は4〜8員ヘテロ環式基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RB4−RB5および式−CH2−CO−RB4−RB5(式中、RB4は単結合、酸素原子または式−NRB6−を意味し、RB5およびRB6はそれぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環C1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基または5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項2】
下記一般式(II)
〔前記式(II)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項3】
下記一般式(III)
〔前記式(III)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項4】
下記一般式(IV)
〔前記式(IV)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項5】
前記T1が、置換基を有していてもよい下記式
(式中、nおよびmはそれぞれ独立して0または1を意味する。)で表わされる基、置換基を有していてもよいアゼチジン−1−イル基、置換基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、置換基を有していてもよいピペリジン−1−イル基または置換基を有していてもよいアゼパン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項6】
前記T1が下記式
(式中、nおよびmはそれぞれ独立して0または1を意味する。)で表わされる基、アミノ基を有していてもよいアゼチジン−1−イル基、アミノ基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、アミノ基を有していてもよいピペリジン−1−イル基またはアミノ基を有していてもよいアゼパン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項7】
前記T1がピペラジン−1−イル基または3−アミノピペリジン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項8】
前記T1がピペラジン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項9】
前記Xが式−X1−X2(式中、X1は単結合または置換基を有していてもよいメチレン基を意味する;X2は置換基を有していてもよいC2−6アルケニル基、置換基を有していてもよいC2−6アルキニル基または置換基を有していてもよいフェニル基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項10】
前記Xが式−X11−X12(式中、X11は単結合またはメチレン基を意味する;X12はC2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基または置換基を有していてもよいフェニル基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項11】
置換基を有していてもよいフェニル基が、水酸基、フッ素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、フルオロメチル基、ビニル基、メトキシ基、エトキシ基、アセチル基、シアノ基、ホルミル基およびC2−7アルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる基を2位に有していてもよいフェニル基である請求項9または10記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項12】
Xが3−メチル−2−ブテン−1−イル基、2−ブチン−1−イル基、ベンジル基または2−クロロフェニル基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項13】
Xが2−ブチン−1−イル基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項14】
R1が水素原子または式−A10−A11−A12(式中、A10は、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキレン基を意味する;
A11は、単結合、酸素原子、硫黄原子またはカルボニル基を意味する;
A12は、水素原子、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基または下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基C群>
置換基C群は、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRC1−RC2(式中、RC1およびRC2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RC3−RC4および式−CH2−CO−RC3−RC4(式中、RC3は単結合、酸素原子または式−NRC5−を意味し、RC4およびRC5はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項15】
前記R1が、水素原子、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基または下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤;
<置換基C群>
置換基C群は、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRC1−RC2(式中、RC1およびRC2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RC3−RC4および式−CH2−CO−RC3−RC4(式中、RC3は単結合、酸素原子または式−NRC5−を意味し、RC4およびRC5はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項16】
前記置換基C群が、シアノ基、C1−6アルコキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基およびハロゲン原子からなる群である請求項14または15記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項17】
前記R1が、メチル基、シアノベンジル基、フルオロシアノベンジル基、フェネチル基、2−メトキシエチル基または4−メトキシカルボニルピリジン−2−イル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項18】
R1が、メチル基または2−シアノベンジル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項19】
R2が、水素原子、シアノ基、または式−A21−A22(式中、A21が、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、式−O−CO−、式−CO−O−、式−NRA2−、式−CO−NRA2−または式−NRA2−CO−を意味する;A22およびRA2は、それぞれ独立して水素原子、シアノ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基またはC6−10アリールC1−6アルキル基を意味する。ただし、A22およびRA2はそれぞれ独立して下記置換基D群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい。)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D群>
置換基D群は、水酸基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRD1−RD2(式中、RD1およびRD2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RD3(式中、RD3は4〜8員ヘテロ環式基を意味する。)で表わされる基および式−CO−RD4−RD5(式中、RD4は単結合、酸素原子または式−NRD6−を意味し、RD5およびRD6はそれぞれ独立して水素原子、C3−8シクロアルキル基またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項20】
前記R2が、水素原子、シアノ基、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基または式−A23−A24(式中、A23が、酸素原子、硫黄原子または式−NRA3−を意味する;A24およびRA3は、それぞれ独立して水素原子、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいフェニル基または下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D1群>
置換基D1群は、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基からなる群を意味する。
【請求項21】
前記R2が、水素原子、メチル基、シアノ基、C1−6アルコキシ基または式−A25−A26(式中、A25が、酸素原子、硫黄原子または式−NRA4−を意味する;A26およびRA4は、それぞれ独立して水素原子、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているC1−6アルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているC3−8シクロアルキル基または下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているフェニル基)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D1群>
置換基D1群は、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基からなる群を意味する。
【請求項22】
前記R2が、水素原子、シアノ基、メトキシ基、カルバモイルフェニルオキシ基、式
(式中、A27は酸素原子、硫黄原子または−NH−を意味する;
A28およびA29はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基である、請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項23】
前記R2が水素原子、シアノ基または2−カルバモイルフェニルオキシ基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項24】
前記一般式(I)記載の化合物が、
7−(2−ブチニル)−1、3−ジメチル−8−(ピペラジン−1−イル)−3,7−ジヒドロプリン−2、6−ジオン、
7−(2−ブチニル)−2−シアノ−1−メチル−8−(ピペラジン−1−イル)−1,7−ジヒドロプリン−6−オン、
3−(2−ブチニル)−5−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−(3−アミノピペリジン−1−イル)−3−(2−ブチニル)−5−メチル−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−[7−(2−ブチニル)−1−メチル−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−イルオキシ]ベンツアミド、
7−(2−ブチニル)−1−(2−シアノベンジル)−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−カルボニトリル、および
2−[3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−(ピペラジン−1−イル)−3,4−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イルメチル]ベンゾニトリルからなる群から選ばれるいずれか一つである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項25】
前記一般式(I)記載の化合物が、
7−(2−ブチニル)−2−シアノ−1−メチル−8−(ピペラジン−1−イル)−1,7−ジヒドロプリン−6−オン、
3−(2−ブチニル)−5−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−(3−アミノピペリジン−1−イル)−3−(2−ブチニル)−5−メチル−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−[7−(2−ブチニル)−1−メチル−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−イルオキシ]ベンツアミド、
7−(2−ブチニル)−1−(2−シアノベンジル)−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−カルボニトリル、および
2−[3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−(ピペラジン−1−イル)−3,4−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イルメチル]ベンゾニトリルからなる群から選ばれるいずれか一つである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項1】
下記一般式(I)
〔前記式(I)中、T1は環中1または2個の窒素原子を含む、置換基を有していてもよい単環式または二環式である4〜12員ヘテロ環式基を意味する;
Xは置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、置換基を有していてもよいC2−6アルケニル基、置換基を有していてもよいC2−6アルキニル基、置換基を有していてもよいC6−10アリール基、置換基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基、置換基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基または置換基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基を意味する;
前記式(I)中、式
は、単結合または二重結合を意味する;
前記式
が単結合の場合、Z1は式−NR2−で表わされる基を意味し、Z2はカルボニル基を意味する;
前記式
が二重結合の場合、Z1およびZ2はそれぞれ独立して、窒素原子または式−CR2=で表わされる基を意味する;
R1およびR2はそれぞれ独立して、式−A0−A1−A2 (式中、A0は、単結合または下記置換基B群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキレン基を意味する;
A1は、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、式−O−CO−、式−CO−O−、式−NRA−、式−CO−NRA−、式−NRA−CO−、式−SO2−NRA−または式−NRA−SO2−を意味する;
A2およびRAは、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、グアニジノ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C3−8シクロアルケニル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基またはC2−7アルキルカルボニル基を意味する。
ただし、A2およびRAはそれぞれ独立して下記置換基B群からなる群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい。)で表わされる基を意味する。Z2が式−CR2=である場合、R1およびR2が一緒になって5〜7員環を形成しても良い。
<置換基B群>
置換基B群は、水酸基、メルカプト基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、アルキレンジオキシ基、置換基を有していてもよいC1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、式−SO2−NRB1−RB2、式−NRB1−CO−RB2、式−NRB1−RB2(式中、RB1およびRB2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RB3 (式中、RB3は4〜8員ヘテロ環式基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RB4−RB5および式−CH2−CO−RB4−RB5(式中、RB4は単結合、酸素原子または式−NRB6−を意味し、RB5およびRB6はそれぞれ独立して水素原子、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環C1−6アルキル基、C6−10アリールC1−6アルキル基または5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項2】
下記一般式(II)
〔前記式(II)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項3】
下記一般式(III)
〔前記式(III)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項4】
下記一般式(IV)
〔前記式(IV)中、X、R1、R2およびT1は請求項1記載のX、R1、R2およびT1とそれぞれ同意義である。〕で表される化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項5】
前記T1が、置換基を有していてもよい下記式
(式中、nおよびmはそれぞれ独立して0または1を意味する。)で表わされる基、置換基を有していてもよいアゼチジン−1−イル基、置換基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、置換基を有していてもよいピペリジン−1−イル基または置換基を有していてもよいアゼパン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項6】
前記T1が下記式
(式中、nおよびmはそれぞれ独立して0または1を意味する。)で表わされる基、アミノ基を有していてもよいアゼチジン−1−イル基、アミノ基を有していてもよいピロリジン−1−イル基、アミノ基を有していてもよいピペリジン−1−イル基またはアミノ基を有していてもよいアゼパン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項7】
前記T1がピペラジン−1−イル基または3−アミノピペリジン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項8】
前記T1がピペラジン−1−イル基である請求項1〜4いずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項9】
前記Xが式−X1−X2(式中、X1は単結合または置換基を有していてもよいメチレン基を意味する;X2は置換基を有していてもよいC2−6アルケニル基、置換基を有していてもよいC2−6アルキニル基または置換基を有していてもよいフェニル基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項10】
前記Xが式−X11−X12(式中、X11は単結合またはメチレン基を意味する;X12はC2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基または置換基を有していてもよいフェニル基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項11】
置換基を有していてもよいフェニル基が、水酸基、フッ素原子、塩素原子、メチル基、エチル基、フルオロメチル基、ビニル基、メトキシ基、エトキシ基、アセチル基、シアノ基、ホルミル基およびC2−7アルコキシカルボニル基からなる群から選ばれる基を2位に有していてもよいフェニル基である請求項9または10記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項12】
Xが3−メチル−2−ブテン−1−イル基、2−ブチン−1−イル基、ベンジル基または2−クロロフェニル基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項13】
Xが2−ブチン−1−イル基である請求項1〜8のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項14】
R1が水素原子または式−A10−A11−A12(式中、A10は、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキレン基を意味する;
A11は、単結合、酸素原子、硫黄原子またはカルボニル基を意味する;
A12は、水素原子、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基または下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基C群>
置換基C群は、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRC1−RC2(式中、RC1およびRC2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RC3−RC4および式−CH2−CO−RC3−RC4(式中、RC3は単結合、酸素原子または式−NRC5−を意味し、RC4およびRC5はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項15】
前記R1が、水素原子、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基または下記置換基C群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよいC6−10アリールC1−6アルキル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤;
<置換基C群>
置換基C群は、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRC1−RC2(式中、RC1およびRC2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RC3−RC4および式−CH2−CO−RC3−RC4(式中、RC3は単結合、酸素原子または式−NRC5−を意味し、RC4およびRC5はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項16】
前記置換基C群が、シアノ基、C1−6アルコキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基およびハロゲン原子からなる群である請求項14または15記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項17】
前記R1が、メチル基、シアノベンジル基、フルオロシアノベンジル基、フェネチル基、2−メトキシエチル基または4−メトキシカルボニルピリジン−2−イル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項18】
R1が、メチル基または2−シアノベンジル基である、請求項1〜13のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項19】
R2が、水素原子、シアノ基、または式−A21−A22(式中、A21が、単結合、酸素原子、硫黄原子、スルフィニル基、スルホニル基、カルボニル基、式−O−CO−、式−CO−O−、式−NRA2−、式−CO−NRA2−または式−NRA2−CO−を意味する;A22およびRA2は、それぞれ独立して水素原子、シアノ基、C1−6アルキル基、C3−8シクロアルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C6−10アリール基、5〜10員ヘテロアリール基、4〜8員ヘテロ環式基、5〜10員ヘテロアリールC1−6アルキル基またはC6−10アリールC1−6アルキル基を意味する。ただし、A22およびRA2はそれぞれ独立して下記置換基D群から選ばれる1〜3個の基を有していてもよい。)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D群>
置換基D群は、水酸基、シアノ基、ニトロ基、ハロゲン原子、C1−6アルキル基、C1−6アルコキシ基、C1−6アルキルチオ基、トリフルオロメチル基、式−NRD1−RD2(式中、RD1およびRD2はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、式−CO−RD3(式中、RD3は4〜8員ヘテロ環式基を意味する。)で表わされる基および式−CO−RD4−RD5(式中、RD4は単結合、酸素原子または式−NRD6−を意味し、RD5およびRD6はそれぞれ独立して水素原子、C3−8シクロアルキル基またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基からなる群を意味する。
【請求項20】
前記R2が、水素原子、シアノ基、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基または式−A23−A24(式中、A23が、酸素原子、硫黄原子または式−NRA3−を意味する;A24およびRA3は、それぞれ独立して水素原子、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよいフェニル基または下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有していてもよい5〜10員ヘテロアリール基を意味する。)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D1群>
置換基D1群は、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基からなる群を意味する。
【請求項21】
前記R2が、水素原子、メチル基、シアノ基、C1−6アルコキシ基または式−A25−A26(式中、A25が、酸素原子、硫黄原子または式−NRA4−を意味する;A26およびRA4は、それぞれ独立して水素原子、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているC1−6アルキル基、下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているC3−8シクロアルキル基または下記置換基D1群から選ばれる1個の基を有しているフェニル基)で表わされる基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
<置換基D1群>
置換基D1群は、カルボキシ基、C2−7アルコキシカルボニル基、C1−6アルキル基、式−CONRD7RD8(式中、RD7およびRD8はそれぞれ独立して、水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基、ピロリジン−1−イルカルボニル基、C1−6アルキル基およびC1−6アルコキシ基からなる群を意味する。
【請求項22】
前記R2が、水素原子、シアノ基、メトキシ基、カルバモイルフェニルオキシ基、式
(式中、A27は酸素原子、硫黄原子または−NH−を意味する;
A28およびA29はそれぞれ独立して水素原子またはC1−6アルキル基を意味する。)で表わされる基である、請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項23】
前記R2が水素原子、シアノ基または2−カルバモイルフェニルオキシ基である請求項1〜18のいずれか1項記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項24】
前記一般式(I)記載の化合物が、
7−(2−ブチニル)−1、3−ジメチル−8−(ピペラジン−1−イル)−3,7−ジヒドロプリン−2、6−ジオン、
7−(2−ブチニル)−2−シアノ−1−メチル−8−(ピペラジン−1−イル)−1,7−ジヒドロプリン−6−オン、
3−(2−ブチニル)−5−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−(3−アミノピペリジン−1−イル)−3−(2−ブチニル)−5−メチル−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−[7−(2−ブチニル)−1−メチル−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−イルオキシ]ベンツアミド、
7−(2−ブチニル)−1−(2−シアノベンジル)−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−カルボニトリル、および
2−[3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−(ピペラジン−1−イル)−3,4−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イルメチル]ベンゾニトリルからなる群から選ばれるいずれか一つである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【請求項25】
前記一般式(I)記載の化合物が、
7−(2−ブチニル)−2−シアノ−1−メチル−8−(ピペラジン−1−イル)−1,7−ジヒドロプリン−6−オン、
3−(2−ブチニル)−5−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−(3−アミノピペリジン−1−イル)−3−(2−ブチニル)−5−メチル−3,5−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−4−オン、
2−[7−(2−ブチニル)−1−メチル−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−イルオキシ]ベンツアミド、
7−(2−ブチニル)−1−(2−シアノベンジル)−6−オキソ−8−(ピペラジン−1−イル)−6,7−ジヒドロ−1H−プリン−2−カルボニトリル、および
2−[3−(2−ブチニル)−4−オキソ−2−(ピペラジン−1−イル)−3,4−ジヒドロイミダゾ[4,5−d]ピリダジン−5−イルメチル]ベンゾニトリルからなる群から選ばれるいずれか一つである、請求項1記載の化合物もしくはその塩またはそれらの水和物を含有する多発性硬化症予防または治療剤。
【国際公開番号】WO2005/053695
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【発行日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−515879(P2005−515879)
【国際出願番号】PCT/JP2004/014857
【国際出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(506137147)エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 (215)
【Fターム(参考)】
【国際公開日】平成17年6月16日(2005.6.16)
【発行日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【国際出願番号】PCT/JP2004/014857
【国際出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【出願人】(506137147)エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 (215)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]