説明

導光板、プリント配線板、キーモジュール、電子機器

【課題】キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、クリック感を向上させることができる導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール、及び前記キーモジュールを備えた電子機器の提供を課題とする。
【解決手段】キースイッチの層とドームスイッチの層との間に配置して用いられ、光源40から肉厚内に入射した光を導光しながら各キースイッチ10に対応する位置で散乱させて照光を行う導光板20であって、各キースイッチ10の下方に位置する部分に、光を一部散乱、一部透過させると共に、その部分の弾性撓み性を上げる光散乱透過手段を形成したことを特徴とする導光板である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話をはじめとする電子機器において、その一様な照光には導光板が用いられている。導光板は、その側面からLEDなどの光を入射し、導光板内での散乱・回析により照光側主面方向に光路を変えることで均一発光させている。この時、マクロに見れば均一発光と言えるが、ミクロに見るとドットの分布に応じた発光となり、輝度に不均一が生じ易いことから、従来導光板を用いた照光において、輝度均一性の向上や効率的な照光が課題となっていた。
効率的な照光を図る従来技術として、例えば下記特許文1がある。
下記特許文献1は、照光式キースイッチに関する発明で、少ないLEDで効率良くキー入力部を照明すると共に、消費電力の増大を抑えることができる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−268165号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1においては、導光板にスイッチ窓孔を開設すると共に、スイッチ窓孔の周縁の角部を斜めにカットした光出射面を設けることで、導光板で導光させた光を集中的にキートップの裏面側に照射させることができるメリットがある。
しかしながら、導光板に光出射面を作製することは困難であり、製造効率が悪いという問題があった。
またスイッチ窓孔を開設した導光板においては、スイッチ窓孔周縁部がスイッチ窓孔中央部よりも明るくなり易く、輝度に不均一が生じ、キースイッチの上方に位置するキートップを均一に照光させることが困難であるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は上記従来における問題点を解決し、キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、クリック感を向上させることができる導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール、及び前記キーモジュールを備えた電子機器の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の導光板は、キースイッチの層とドームスイッチの層との間に配置して用いられ、光源から肉厚内に入射した光を導光しながら各キースイッチに対応する位置で散乱させて照光を行う導光板であって、各キースイッチの下方に位置する部分に、光を一部散乱、一部透過させると共に、その部分の弾性撓み性を上げる光散乱透過手段を形成したことを第1の特徴としている。
【0007】
上記本発明の第1の特徴によれば、キースイッチの層とドームスイッチの層との間に配置して用いられ、光源から肉厚内に入射した光を導光しながら各キースイッチに対応する位置で散乱させて照光を行う導光板であって、各キースイッチの下方に位置する部分に、光を一部散乱、一部透過させると共に、その部分の弾性撓み性を上げる光散乱透過手段を形成したことから、キースイッチの層とドームスイッチの層との間に配置して用いられた際、光散乱透過手段によりキースイッチを確実に照光させることができると共に、操作時におけるキースイッチのクリック感を向上させることができる導光板とすることができる。
【0008】
また本発明の導光板は、上記本発明の第1の特徴に加えて、前記光散乱透過手段は、複数の貫通及び/又は非貫通の孔を分散配置してなることを第2の特徴としている。
【0009】
上記本発明の第2の特徴によれば、上記本発明の第1の特徴による作用効果に加えて、前記光散乱透過手段は、複数の貫通及び/又は非貫通の孔を分散配置してなることから、光散乱透過手段により導光板内部を伝搬する光の反射回数を調整することができる。よって導光板から出射させる光の量を調整することができる。
【0010】
また本発明の導光板は、上記本発明の第2の特徴に加えて、前記分散配置される孔の数は、光源に近いほど少なく、遠いほど多くしてあることを第3の特徴としている。
【0011】
上記本発明の第3の特徴によれば、上記本発明の第2の特徴による作用効果に加えて、前記分散配置される孔の数は、光源に近いほど少なく、遠いほど多くしてあることから、キースイッチの輝度均一性を向上させることができる。
【0012】
また本発明の導光板は、上記本発明の第2又は第3の特徴に加えて、前記分散配置される各孔の間隙は、光源に近いほど広く、遠いほど狭くしてあることを第4の特徴としている。
【0013】
上記本発明の第4の特徴によれば、上記本発明の第2又は第3の特徴による作用効果に加えて、前記分散配置される各孔の間隙は、光源に近いほど広く、遠いほど狭くしてあることから、光源から肉厚内に入射した光を入射側とは反対側まで効率的に導光することができる。よってキースイッチの輝度均一性を向上させることができる。
【0014】
また本発明のプリント配線板は、第1〜第4の何れか1つの特徴に記載の導光板を備えたことを第5の特徴としている。
【0015】
上記本発明の第5の特徴によれば、プリント配線板は、第1〜第4の何れか1つの特徴に記載の導光板を備えることにより、キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、クリック感を向上させることができる。
【0016】
また本発明のキーモジュールは、第5の特徴に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するためのキースイッチと、該キースイッチの下方に位置し、前記キースイッチの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることを第6の特徴としている。
【0017】
上記本発明の第6の特徴によれば、キーモジュールは、第5の特徴に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するためのキースイッチと、該キースイッチの下方に位置し、前記キースイッチの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることから、キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、操作時におけるキースイッチのクリック感を向上させることができる。
【0018】
また本発明の電子機器は、第6の特徴に記載のキーモジュールを備えたことを第7の特徴としている。
【0019】
上記本発明の第7の特徴によれば、電子機器は、第6の特徴に記載のキーモジュールを備えたことから、キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、操作時におけるキースイッチのクリック感を向上させることができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明の導光板、該導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器によれば、キースイッチの輝度均一性を向上させることができると共に、クリック感を向上させることができる導光板を提供することができる。またそのような導光板を備えたプリント配線板、該プリント配線板を備えたキーモジュール及び該キーモジュールを備えた電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る電子機器としての携帯電話機のキーモジュールの平面図である。
【図3】図2に示すキーモジュールにおける光源及び光源から最も遠い側のキースイッチとに対応する要部の断面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る光源及び導光板を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る光源及び導光板を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】本発明の実施形態に係る導光板の変形例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
図1〜図5を参照して、本発明に係る電子機器の例として、携帯電話機1をあげて説明し、本発明の理解に供する。しかし、以下の説明は本発明の特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。
なお、本実施形態においては本発明を効果的に説明するため、光散乱透過手段を構成する孔の数を実際よりも少なく表示すると共に、図4、図5においては、光散乱透過手段の一部を省略して図示するものとする。
【0023】
まず図1に示すように、携帯電話1は、入力部1aと、表示部1bとを備える。表示部1bは、ヒンジ部1cを介して入力部1aに開閉自在とされている。
【0024】
図2、図3も参照して、前記入力部1aには、ケース1d内に入力モジュールとしてのキーモジュール2を備えている。キーモジュール2は、キースイッチ10、導光板20、ドーム状可動接点シート30、光源40、プリント配線板50を備えている。
【0025】
前記キースイッチ10は、キースイッチの層を形成すると共に、入力操作を行う部分で、前記入力部1aに露出したキースイッチ11〜13で構成されている。ここでキースイッチ11〜13は、図2に示すように、碁盤の目状に配置してあるキースイッチ10において、光源40に最も近い側に配置したキースイッチをキースイッチ11とし、最も遠い側に配置したキースイッチをキースイッチ13とする。
【0026】
なおキースイッチ10は、透明性の硬質樹脂で形成され、数字、アルファベット、記号等の特定の形状が視認可能に設けられている。数字、アルファベット、記号等の特定の形状の形成方法は、特定の形状を遮光性材料でマークするものや、特定の形状以外を遮光性材料でマークするものの何れであってもよい。
【0027】
前記導光板20は、図3に示すように、キースイッチの層と後述するドームスイッチの層との間に配置して用いられるもので、キースイッチ10の下方に位置し、光源40から肉厚内に入射させた光を導光しながら各キースイッチ10に対応する位置で散乱させて照光を行うためのものである。より具体的には、図3に示すように、導光板20は、光源40の照光端面41から放たれた光を導光板20の光入射端面21から入射させて、導光板20の厚み内で全反射させながら入射側とは反対側まで導光すると共に、キースイッチ10のある方向へ出射し、これにより照光を行う。
【0028】
また図3〜図5に示すように、導光板20において、各キースイッチ10の下方に位置する部分には、複数の貫通孔24を分散配置してなる光散乱透過手段を形成してある。このような構成とすることで、入射した光を光散乱透過手段で一部散乱させ、キースイッチ10方向へ出射させることができる。
【0029】
また複数の貫通孔24を分散配置してなる光散乱透過手段は、キースイッチ10の下方に位置する部分に形成してあることから、導光板20において、キースイッチ10の下方に位置する部分の弾性撓み性を上げることができ、携帯電話機1の操作時において、キースイッチ10を押圧した際のクリック感を向上させることができる。
【0030】
また従来、スイッチ窓孔を開設した導光板においては、スイッチ窓孔周縁部がスイッチ窓孔中央部よりも明るくなり易く、輝度に不均一が生じ、キースイッチを均一に照光させることができなかった。しかし本発明においては、複数の貫通孔24を各キースイッチ10の下方に分散配置して光散乱透過手段を形成することで、複数の貫通孔24の集合体で各キースイッチ10を照光させることができ、キースイッチ10を均一に照光させることができる。よってキースイッチ10の輝度均一性を向上させることができる。
【0031】
また図4、図5に示すように、分散配置される貫通孔24の数は、光源40に近いほど少なく、遠いほど多くしてある。よって導光板20から漏れ出て出射する光の量を光源40から遠いほど増加させることができる。従って、いわゆるエッジライト方式の導光板においては、光源からの光をその1端面から入射するため、光源近傍側は明るく、光源遠方側は暗くなり、輝度の差が生じるところ、キースイッチ10の輝度均一性を向上させることができる。
【0032】
また図4、図5に示すように、分散配置される各貫通孔24の間隙は、光源40に近いほど広く、遠いほど狭くしてある。分散配置される貫通孔24間に間隙があることで、図5(a)に示すように、隣接する貫通孔24の間隙で光源40から入射した光を一部透過させることができる。更に分散配置される各貫通孔24の間隙を光源40に近いほど広く、遠いほど狭くすることで、入射側とは反対側となる光源遠方側に直接届く光、つまり光源近傍側に分散配置された貫通孔24で遮られることなく、光源遠方側に分散配置された貫通孔24まで直接届く光を、より多く導光することができる。
よってキースイッチ10の輝度均一性を効率的に向上させることができる。
【0033】
なお貫通孔24は内抜き加工で形成することができ、その直径は、1μm〜1000μmであることが望ましい。
また貫通孔24の形状、数、配置位置等は本実施形態のものに限るものではなく、適宜変更可能である。
【0034】
更に導光板20の上面22又は下面23に導光板20内を導光してきた光をキースイッチ10方向へ散乱、回折させて出射させる凹状又は凸状のドット等からなる光出射構造部を複数設ける構成としてもよい。このような構成とすることで、導光板20内を導光する光を所定位置でキースイッチ10方向へ効率良く出射させることができると共に、導光板20全体の輝度均一性を向上させることができる。
【0035】
また導光板20は、ポリカーボネート、ポリウレタン、ポリメタクリル酸メチル樹脂等、可視光域の光を十分透過させることができる樹脂で形成される。
なお導光板20の厚みは、20μm〜200μmとすることが望ましい。
【0036】
前記ドーム状可動接点シート30は、ドームスイッチの層を形成するものであり、図3に示すように、導光板20の下方に位置し、メタルドームと称する導電性金属膜からなるドーム状のスイッチ動作子31を備えたシートである。このドーム状のスイッチ動作子31が、キースイッチ10の動作に従動し、後述するプリント配線板50と接触、非接触されることで、キーモジュール2のスイッチオン、スイッチオフが行われるドームスイッチが形成される。
ドーム状可動接点シート30は、図3に示すように、プリント配線板50上に配設され、プリント配線板50の上面部を被覆している。またドーム状可動接点シート30は、ラバー等の軟質の弾性シートから構成することができる。
なおドーム状可動接点シート30の厚みは、20μm〜200μmとすることが望ましい。
【0037】
前記光源40は、例えばLEDで構成することができる。この光源40は、図3に示すように、プリント配線板50上における導光板20の光導入端面21と対向する位置に設備される。
【0038】
前記プリント配線板50は、図3に示すように、プリント配線層51と、樹脂層52とから構成される。このプリント配線板50は、上方に導光板20を備え、更に既述したキースイッチ10と、ドーム状可動接点シート30と、光源40とでキーモジュール2を構成している。
【0039】
前記プリント配線層51は、スイッチ接点となる導電層たる回路部を備えるものであり、銅箔によるパターンを樹脂層52上に形成することで構成される。
【0040】
次に図6を参照して、本発明の実施形態における導光板の変形例を説明する。
【0041】
本変形例は、導光板に形成される光散乱透過手段たる孔の形状を変化させたものである。その他の構成については、既述した本発明の実施形態と同一である。同一部材、同一機能を果たすものには、同一番号を付し、以下の説明を省略する。
【0042】
図6に示すように、本変形例においては、貫通孔24に加えて非貫通孔25を上面22及び下面23に設けることで光散乱透過手段を形成してある。
このような構成とすることで、非貫通孔25を形成した箇所では、導光板20の厚みを薄くすることができる。よって当該箇所を光が伝搬する際、上面22と下面23との間の距離が短くなり、光が反射する頻度が増加する。よって非貫通孔25を形成した箇所では導光板20内を伝搬する光の反射回数を増加させることができ、導光板20から漏れ出て出射する光の量を増加させることができる。従ってキースイッチ10の輝度を効率的に向上させることができる。
【0043】
また非貫通孔25を形成した箇所では導光板20の厚みが局所的に薄くなっているため、導光板20に入射した光の内、上下面と平行に入射した光の一部は進行する方向が強制的に偏向されることになる。よって従来、上下面と平行に入射した光は導光板内をストレートに透過し、キースイッチの照光に寄与せず無駄になっていたところ、キースイッチ10を照光させる光として有効に利用することができる。
【0044】
更に図6に示すように、分散配置される非貫通孔25の深さは、光源40に近いほど浅く、遠いほど深くしてある。このような構成とすることで、非貫通孔25を形成した箇所において、光源40から遠ざかるほど導光板20の厚みを薄くすることができる。
よって既述したように、非貫通孔25を形成した箇所では導光板20内を伝搬する光の反射回数を増加させることができ、導光板20から漏れ出て出射する光の量を増加させることができるところ、非貫通孔25を形成した箇所において、光源40から遠ざかるほど導光板20から漏れ出て出射する光の量を増加させることができる。よってキースイッチ10の輝度均一性を一段と効率的に向上させることができる。
【0045】
また非貫通孔25を形成した箇所において、光源40から遠ざかるほど導光板20の厚みを局所的に薄くすることができる。よって導光板20に入射した光の内、上下面と平行に入射した光を光源40から遠ざかるほどその進行方向を強制的に偏向させることができる。よって上下面と平行に入射した光を光源40から遠ざかるほど一段と効率的にキースイッチ10を照光させる光として有効に利用することができる。
【0046】
なお既述した本発明の実施形態においては、光散乱透過手段を貫通孔24のみを分散配置してなる構成とし、本変形例においては、光散乱透過手段を貫通孔24と非貫通孔25とを分散配置してなる構成としたが、必ずしもこのような構成に限るものではなく、光散乱透過手段を非貫通孔25のみを分散配置してなる構成としてもよい。また非貫通孔25の配置位置も上面22及び下面23に分散配置する構成に限るものではなく、上面22のみ或いは下面23のみに分散配置する構成であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明は携帯電話機等の電子機器、それに用いられるキーモジュールとして利用することができる。
【符号の説明】
【0048】
1 携帯電話機
1a 入力部
1b 表示部
1c ヒンジ部
1d ケース
2 キーモジュール
10 キースイッチ
11 キースイッチ
12 キースイッチ
13 キースイッチ
20 導光板
21 光入射端面
22 上面
23 下面
24 貫通孔
25 非貫通孔
30 ドーム状可動接点シート
31 スイッチ動作子
40 光源
41 照光端面
50 プリント配線板
51 プリント配線層
52 樹脂層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キースイッチの層とドームスイッチの層との間に配置して用いられ、光源から肉厚内に入射した光を導光しながら各キースイッチに対応する位置で散乱させて照光を行う導光板であって、各キースイッチの下方に位置する部分に、光を一部散乱、一部透過させると共に、その部分の弾性撓み性を上げる光散乱透過手段を形成したことを特徴とする導光板。
【請求項2】
前記光散乱透過手段は、複数の貫通及び/又は非貫通の孔を分散配置してなることを特徴とする請求項1に記載の導光板。
【請求項3】
前記分散配置される孔の数は、光源に近いほど少なく、遠いほど多くしてあることを特徴とする請求項2に記載の導光板。
【請求項4】
前記分散配置される各孔の間隙は、光源に近いほど広く、遠いほど狭くしてあることを特徴とする請求項2又は3に記載の導光板。
【請求項5】
請求項1〜4の何れか1項に記載の導光板を備えたことを特徴とするプリント配線板。
【請求項6】
請求項5に記載のプリント配線板と、該プリント配線板の導光板に対して光を入射させる光源と、前記プリント配線板の上方に位置し、所定の指令を入力するためのキースイッチと、該キースイッチの下方に位置し、前記キースイッチの動作に従動してスイッチオン、スイッチオフを行うドーム状のスイッチ動作子とから構成されることを特徴とするキーモジュール。
【請求項7】
請求項6に記載のキーモジュールを備えたことを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−44325(P2011−44325A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−191578(P2009−191578)
【出願日】平成21年8月21日(2009.8.21)
【出願人】(000002130)住友電気工業株式会社 (12,747)
【Fターム(参考)】