説明

尿素誘導体、その製造方法、およびその使用

本発明は、式(I)の化合物(式中、R1、R'1、R2、R'2、R3、Y、およびGは明細書に記載の意味を有する)、その調製方法、医薬品としてのその用途、およびそれを含有する医薬組成物を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の化合物:
【化1】

[前記式中、
Yは、酸素または硫黄であり;
R1およびR'1は同じであるか異なり、それぞれ、アリール基、ヘテロアリール基を表し、またはR1およびR'lはそれらが結合している炭素原子と一緒になって、次式の縮合環構造:
【化2】

[前記式中、Aは、単結合、メチレン基、ジメチレン基、酸素、窒素、または硫黄を表し、前記硫黄は任意選択でスルホキシドまたはスルホンの形であってもよい]
を形成し、
R1およびR'1のそれぞれ、またはそれによって形成された前記縮合環構造は、ハロゲン原子、ヒドロキシル、カルボキシル、直鎖状および分枝状のアルキル、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、アルキルチオ、アルケニル、およびアルキニル基;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;直鎖状および分枝状のチオアルキル基;ヒドロキシカルボニルアルキル;アルキルカルボニル;アルコキシカルボニルアルキル;アルコキシカルボニル;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシル;-CN;-NO2;任意選択でスルホキシドまたはスルホンの形であってもよいアルキルスルホニル基(ただし、いずれのアルキル成分も1〜6個の炭素原子を有し、いずれのアルケニルまたはアルキニル成分も2〜6個の炭素原子を有する)からなるc群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよく、
1つを超える置換基が存在する場合、前記置換基はそれぞれ、同じであるか異なり、
同じでも異なってもよいR2およびR'2はそれぞれ、水素原子;1〜6個の炭素原子を含み、少なくとも1つのハロゲン原子、ヒドロキシ基、または1〜6個の炭素原子を含むアルコキシ基によって任意選択で置換されてもよい直鎖状または分枝状のアルキル基;アルキル基がそれぞれ、1〜6個の炭素原子を含むアルキルアミノアルキルまたはジアルキルアミノアルキル基を表し、
あるいはR2およびR'2はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、0、1、または2個の追加のヘテロ原子を含み、5、6、または7個の環原子を有する飽和または不飽和の複素環を形成し、前記複素環は、上記に定義する「c」群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよく、
1つを超える置換基が存在する場合、前記置換基は同じであるか異なり、
R3は、次式の基:
【化3】

[前記式中、Bは酸素原子または硫黄原子を表し、xは0、1、または2であり、yおよびy'は同じであるか異なり、それぞれ、0または1であり、ArおよびAr'は同じであるか異なり、それぞれ、アリール基またはヘテロアリール基を表し、nおよびn'は同じであるか異なり、それぞれ、関連するyまたはy'が0である場合は1であり、あるいは前記yまたはy'が1である場合は関連するArまたはAr'上で置換できる位置の数に等しく、Nxを含む縮合環は、5員または6員のヘテロアリール環であり、同じでも異なってもよいRおよびR'はそれぞれ、水素原子、またはハロゲン原子;ヒドロキシル;カルボキシル;アルデヒド基;直鎖状および分枝状のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルケニル、ヒドロキシアルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、およびハロアルキニル基;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;直鎖状および分枝状のチオアルキル基;アラルコキシ基;アリールオキシ基;アルコキシカルボニル;アラルコキシカルボニル;アリールオキシカルボニル;ヒドロキシカルボニルアルキル;アルコキシカルボニルアルキル;アラルコキシカルボニルアルキル;アリールオキシカルボニルアルキル;パーフルオロアルキル;パーフルオロアルコキシ;-CN;アシル;アミノ、アルキルアミノ、アラルキルアミノ、アリールアミノ、ジアルキルアミノ、ジアラルキルアミノ、ジアリールアミノ、アシルアミノ、およびジアシルアミノ基;アルコキシカルボニルアミノ、アラルコキシカルボニルアミノ、アリールオキシカルボニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ、アラルキルカルボニルアミノ、およびアリールカルボニルアミノ基;アルキルアミノカルボニルオキシ、アラルキルアミノカルボニルオキシ、およびアリールアミノカルボニルオキシ基;アミノ、アルキルアミノ、アラルキルアミノ、アリールアミノ、ジアルキルアミノ、ジアラルキルアミノ、ジアリールアミノ、アシルアミノ、トリフルオロメチルカルボニルアミノ、フルオロアルキルカルボニルアミノ、またはジアシルアミノ基で置換されているアルキル基;CONH2;アルキルアミド、アラルキルアミド、およびアリールアミド基;アルキルチオ、アリールチオ、およびアラルキルチオ、ならびにそれらの酸化されたスルホキシドおよびスルホンの形;スルホニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アリールスルホニル、およびアラルキルスルホニル基;スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、ハロアルキルスルホンアミド、ジ(アルキルスルホニル)アミノ、アラルキルスルホンアミド、ジ(アラルキルスルホニル)アミノ、アリールスルホンアミド、およびジ(アリールスルホニル)アミノ;ならびに飽和および不飽和のヘテロシクリル基からなるa群から選択される置換基を表し、前記ヘテロシクリル基は単環式または二環式であり、かつ、ハロゲン原子;ヒドロキシル;カルボキシル;アルデヒド基;直鎖状および分枝状のアルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシアルキル、ヒドロキシアルケニル、ヒドロキシアルキニル、ハロアルキル、ハロアルケニル、およびハロアルキニル基;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;直鎖状および分枝状のチオアルキル基;アルコキシカルボニル;ヒドロキシカルボニルアルキル;アルコキシカルボニルアルキル;パーフルオロアルキル;パーフルオロアルコキシ;-CN;アシル;アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、およびジアシルアミノ基;アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、またはジアシルアミノ基で置換されているアルキル基;CONH2;アルキルアミド基;アルキルチオとその酸化されたスルホキシドおよびスルホンの形;スルホニル、アルキルスルホニル基;およびスルホンアミド、アルキルスルホンアミド、およびジ(アルキルスルホニル)アミノ基からなるb群から選択される同じでも異なってもよい1つまたは複数の置換基によって任意選択で置換されてもよく、
a群およびb群では、いずれのアルキル成分も1〜6個の炭素原子を含み、いずれのアルケニルまたはアルキニル成分も2〜6個の炭素原子を含み、少なくとも1つのハロゲン原子またはヒドロキシ基によって任意選択で置換されてもよく、いずれのアリール成分も任意選択でヘテロアリール基であってもよい]
を表す]、
ならびにその塩およびそのエステル。
【請求項2】
Yが酸素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
R1およびR'1が同じであるか異なり、それぞれ、単環式アリール基、単環式ヘテロアリール基を表し、あるいはR1およびR'1はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、次式の縮合環構造:
【化4】

[前記式中、Aは請求項1に記載の通りであり、R1およびR'1のそれぞれ、またはそれによって形成された前記縮合環構造は、請求項1に記載の「c」群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよい]
を形成する、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
R1およびR'1がそれぞれ、フェニル、ピリジニル、またはチエニル基を表し、あるいはR1およびR'1が、請求項1に記載の縮合環構造を表し、R1およびR'1のそれぞれ、またはそれによって形成された前記縮合環構造が、請求項1に記載の通り任意選択で置換されてもよい、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
R1およびR'1のそれぞれ、またはそれによって形成された前記縮合環構造が、c'群:
フッ素原子、塩素原子、ヒドロキシル、直鎖状および分枝状のアルキル、アルキルチオ、ヒドロキシアルキル、およびフルオロアルキル基;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシル;-CN;アルキルカルボニル基;アルキルスルホニル基(ただし、いずれのアルキル成分も1〜4個の炭素原子を有する)
から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよく、
1つを超える置換基が存在する場合、前記置換基はそれぞれ、同じであるか異なる、請求項3または4に記載の化合物。
【請求項6】
R1およびR'1のそれぞれ、またはそれによって形成された前記縮合環構造が、フッ素原子、塩素原子、ヒドロキシ基、1〜5個の炭素原子を含む直鎖状または分枝状のアルコキシ基、1〜5個の炭素原子を含む直鎖状または分枝状のアルキル基、トリフルオロメチル基、トリフルオロメトキシ基、および-CN基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよく、
1つを超える置換基が存在する場合、前記置換基はそれぞれ、同じであるか異なる、請求項3または4に記載の化合物。
【請求項7】
R1およびR'1がそれぞれ、任意選択で置換されていてもよいフェニル、ピリジニル、またはチエニル基を表す、請求項1から6のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
R2およびR'2はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、5、6、または7個の環原子を含む飽和複素環を形成し、前記複素環が、請求項1に記載の「c」群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよい、請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
同じでも異なってもよいR2およびR'2がそれぞれ、メチル基またはエチル基を表し、あるいはそれらが結合している窒素原子と一緒になって、塩素原子、ヒドロキシル基、トリフルオロメチル基、アルコキシ基、ヒドロキシアルキル基、およびアルキル基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよいモルホリニル、チオモルホリニル、ピペラジニル、ホモピペラジニル、またはピペリジニル基を形成する、請求項1から7のいずれかに記載の化合物。
【請求項10】
R2およびR'2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、トリフルオロメチル基およびアルキル基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって任意選択で置換されてもよいモルホリニル基を形成する、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
R2およびR'2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、モルホリニル基を形成する、請求項1から10のいずれかに記載の化合物。
【請求項12】
R2およびR'2が、それらが結合している窒素原子と一緒になって、チオモルホリニル基を形成する、請求項1から9のいずれかに記載の化合物。
【請求項13】
R3が、次式の基:
【化5】

[前記式中、Ar、Ar'、n、n'、x、y、y'、R、およびR'は請求項1に記載する通りである]
を表す、請求項1から12のいずれかに記載の化合物。
【請求項14】
R3がチアゾリル基を表し、少なくとも1つのyが0である、請求項1から13のいずれかに記載の化合物。
【請求項15】
AryおよびAr'y'の一方が、フェニル、ナフチル、単環式ヘテロアリール、および二環式ヘテロアリールからなる群から選択されるアリール基またはヘテロアリール基である、請求項14に記載の化合物。
【請求項16】
AryおよびAr'y'の一方が、フェニル、ナフチル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾリル、フラニル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、トリアゾリル、インドリル、ピロリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、およびピリダジニル基からなる群から選択される、請求項15に記載の化合物。
【請求項17】
AryRn基およびAr'y'R'n'基中のRおよびR'のそれぞれの2個以下が、yとy1の一方または両方が1に等しい場合に、前記置換基aから選択される、請求項1から16のいずれかに記載の化合物。
【請求項18】
R3が、次式の基:
【化6】

[前記式中、B、R、およびR'は請求項1に記載する通りである]
を表す、請求項1から13のいずれかに記載の化合物。
【請求項19】
Bが硫黄原子である、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
RおよびR'がそれぞれ、水素および置換基a':
フッ素原子;塩素原子;ヒドロキシル基;カルボキシル基;アルデヒド基;直鎖状および分枝状のアルキル、ヒドロキシアルキル、およびフルオロアルキル基;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;直鎖状および分枝状のチオアルキル基;アルコキシカルボニル基;ベンジルカルボニル基;ヒドロキシカルボニルアルキル基;アルコキシカルボニルアルキル基;トリフルオロメチル基;トリフルオロメトキシ基;-CN基;アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、およびジアシルアミノ基;アルコキシカルボニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ基;アルキルアミノカルボニルオキシ基;アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、またはジアシルアミノ基で置換されているアルキル基;CONH2;アルキルアミド基;アルキルチオ;アルキルスルホキシド;スルホニル、およびアルキルスルホニル基;スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、およびジ(アルキルスルホニル)アミノ基;トリフルオロメチルスルホキシド;トリフルオロメチルスルホニル基;トリフルオロメチルスルホンアミド、およびジ(トリフルオロメチルスルホニル)アミノ基;アルキルカルボニルアルキル;ならびに請求項1に記載のb群から選択される同じでも異なってもよい1つまたは複数の置換基によって任意選択で置換されてもよい飽和単環式ヘテロシクリル基
から選択される、請求項1から19のいずれかに記載の化合物。
【請求項21】
RおよびR'がそれぞれ、水素、および請求項1に記載のb群から選択される同じでも異なってもよい1つまたは複数の置換基によって任意選択で置換されてもよい置換基a":
塩素原子;ヒドロキシル基;カルボキシル基;直鎖状および分枝状のアルキル、ヒドロキシアルキル;直鎖状および分枝状のアルコキシル基;アルコキシカルボニル基;ヒドロキシカルボニルアルキル基;アルコキシカルボニルアルキル基;トリフルオロメチル基;トリフルオロメトキシ基;-CN基;アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノ基;アルコキシカルボニルアミノ、アルキルカルボニルアミノ基;アルキルアミノカルボニルオキシ基;アミノ、アルキルアミノ、またはジアルキルアミノ基で置換されているアルキル基;CONH2;アルキルカルボニルアルキル;アルキルチオ;スルホニルおよびアルキルスルホニル基;スルホンアミド、アルキルスルホンアミド、およびジ(アルキルスルホニル)アミノ基;トリフルオロメチルスルホキシド;トリフルオロメチルスルホニル基;トリフルオロメチルスルホンアミド、およびジ(トリフルオロメチルスルホニル)アミノ基;ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、およびチオモルホリニル基
から選択される、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
置換基bが、塩素原子;ヒドロキシル基;直鎖状および分枝状のアルキル、ヒドロキシアルキル、およびアルコキシル基;トリフルオロメチル基;トリフルオロメトキシ基;-CN基;アミノ、アルキルアミノ、およびジアルキルアミノ基;スルホニル、アルキルスルホニル基;ならびにスルホンアミド、アルキルスルホンアミド、およびジ(アルキルスルホニル)アミノ基からなる置換基b'から選択される、請求項1から21のいずれかに記載の化合物。
【請求項23】
RおよびR'がそれぞれ、水素および請求項22に記載の置換基a"からなる群から選択され、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、およびチオモルホリニル基がいずれも、さらに置換されていない、請求項1から22のいずれかに記載の化合物。
【請求項24】
いずれのアルキル、アルケニル、またはアルキニル成分も4個以下の炭素原子を有する、請求項1から23のいずれかに記載の化合物。
【請求項25】
いずれのアルキルスルホニル置換基もメチルスルホニル置換基である、請求項1から24のいずれかに記載の化合物。
【請求項26】
下記から選択される、請求項1に記載の化合物。
3-(6-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素およびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(6-メトキシベンゾチアゾール-2-イル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(4-メトキシベンゾチアゾール-2-イル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素、
3-(4-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素およびその二塩酸塩、
3-ベンゾチアゾール-2-イル-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素およびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(5-メトキシチアゾロ[5,4-b]ピリジン-2-イル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-(4-オキサゾール-2-イルフェニル)尿素およびその二塩酸塩、
3-[4-(4-クロロフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素およびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-(4-p-トリルチアゾール-2-イル)尿素およびその二塩酸塩、
5-{2-[3-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(2-モルホリン-4-イルエチル)ウレイド]チアゾール-4-イル}-イソオキサゾール-3-カルボン酸エチルエステルおよびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-[4-(4-ピロリジン-1-イルフェニル)-チアゾール-2-イル]尿素およびその三塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-[4-(4-モルホリン-4-イルフェニル)-チアゾール-2-イル]尿素、
3-[4-(4-シアノフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-尿素およびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-(4-ピリジン-2-イルチアゾール-2-イル)尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-(4-ピリジン-3-イルチアゾール-3-イル)尿素およびその三塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-[4-(2-オキソ-2,3-ジヒドロ-ベンゾオキサゾール-6-イル)チアゾール-2-イル]尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(4-(フルオロフェニル)-5-メチルチアゾール-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素およびその塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(4-(フルオロフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(5-メチルフラン-2-イル)チアゾール)-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素およびその二塩酸塩、
N-(4-{2-[3-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(2-モルホリン-4-イルエチル)ウレイド]チアゾール-4-イルフェニル)]メタンスルホンアミドおよびその二塩酸塩、
3-ベンゾチアゾール-2-イル-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-1-(3-フェニル-3-ピリジン-4-イルプロピル)-尿素、
1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-1-(3-フェニル-3-ピリジン-4-イルプロピル)-3-(4-フェニルチアゾール-2-イル)尿素、
N-(4-{2-[3-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(2-モルホリン-4-イルエチル)ウレイド]-[4-チアゾール-4-イル}フェニル)-アセトアミド、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(4-メトキシフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素およびその二塩酸塩、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(4-メタンスルホニルフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素およびその二塩酸塩
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-[4-(4-フルオロフェニル)チアゾール-2-イル]-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素およびその二塩酸塩、
3-ベンゾチアゾール-2-イル-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-1-(2-チオモルホリン-4-イルエチル)尿素、
1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(4-フェニルチアゾール-2-イル)-1-(2-チオモルホリン-4-イルエチル)尿素、
3-ベンゾチアゾール-2-イル-1-[2-(2,6-ジメチルモルホリン-4-イル)エチル]-1-(3,3-ジフェニルプロピル)尿素、
1-[2-(2,6-ジメチルモルホリン-4-イル)エチル]-1-(3,3-ジフェニルプロピル)-3-(4-フェニルチアゾール-2-イル)尿素、
1-(3,3-ジチオフェン-2-イルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)-3-(4-フェニルチアゾール-2-イル)尿素、および
3-ベンゾチアゾール-2-イル-1-(3,3-ジチオフェン-2-イルプロピル)-1-(2-モルホリン-4-イルエチル)尿素。
【請求項27】
請求項1から26のいずれかに記載の化合物の治療における使用。
【請求項28】
請求項1から26のいずれかに記載の化合物を含む医薬として許容可能な組成物。
【請求項29】
無機イオン受容体、特にカルシウム受容体、の異常な生理学的挙動に関係する疾患または障害の治療または予防のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項30】
前記カルシウム受容体が、副甲状腺、甲状腺、骨細胞、腎細胞、肺、脳、脳下垂体、視床下部、胃腸細胞、膵細胞、皮膚細胞、中枢もしくは末梢神経系の細胞、および平滑筋細胞で発現されることを特徴とする、請求項29に記載の使用。
【請求項31】
癌、特に副甲状腺および消化管の癌の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項32】
神経変性疾患の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項33】
骨関節代謝疾患、特に骨粗鬆症、骨減少症、パジェット病、リウマチ様関節炎、および骨関節炎の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項34】
カルシウム恒常性異常の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項35】
過形成および副甲状腺腺腫の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項36】
腸管吸収不良の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項37】
胆結石および腎臓結石の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項38】
副甲状腺機能亢進症の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項39】
二次性副甲状腺機能亢進が腎不全の場合に観察されることを特徴とする、請求項38に記載の使用。
【請求項40】
高カルシウム血症の治療中の血清イオン化カルシウムレベル低下の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項41】
心血管疾患、さらに特に高血圧、の予防または治療のための医薬品の製造における、請求項1から26のいずれかに記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2008−539186(P2008−539186A)
【公表日】平成20年11月13日(2008.11.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−508167(P2008−508167)
【出願日】平成18年4月24日(2006.4.24)
【国際出願番号】PCT/EP2006/004166
【国際公開番号】WO2006/117211
【国際公開日】平成18年11月9日(2006.11.9)
【出願人】(504039580)
【Fターム(参考)】