強化された拡大性と内部官能基性をもった樹枝状ポリマー
強化された拡大性と内部の官能基性をもった樹枝状ポリマーが記載されている。これらの樹枝状ポリマーは反応性をもった速い開環反応(または他の速い反応)の化学を分岐セル試薬と制御された方法で組合せて用い、一つの世代から次の世代へと迅速且つ精密にデンドリマー構造を構築することによってつくられる。この場合、より少ない過剰量の試薬を用い、希釈度を低くし、高い生産能力をもった商業的な規模に適合させ易い方法で、新規範囲内の材料から低コストできれいな化学を伴う精密な構造、即ち典型的には単一の生成物がつくられる。製造されるデンドリマー組成物は、新規の内部官能基性、大きな安定性、例えば熱安定性をもち、逆Michael反応は殆ど或いは全く起こらず、低い世代において内包を起こす表面密度に達する。予想外にも、多官能性の分岐セル試薬と多官能性の表面との反応によりゲル化された材料は生じない。このような樹枝状ポリマーは油/水型の乳化物の脱乳化剤、紙を製造する際の湿潤強度賦与剤、プロトン除去剤、電子顕微鏡の較正標準、サイズ選択性をもった膜の製造、およびペイントのような水性組成物における粘度調節剤用の試薬として有用である。これらの樹枝状ポリマーがその表面および/または内部と連係した担持された材料をもっている場合には、これらの樹枝状ポリマーにはその独特の特性のためにさらに別の性質が賦与される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)
【化1】
ここで、
(C)はコアを意味し;
(FF)はコアの焦点官能基性成分を意味し;
(BR)は分岐セルを意味し、pが1より大きい場合(BR)は同一または相異なる構成部分であることができ;
pはデンドリマーの中の分岐セル(BR)の総数であって、式
【数1】
により導かれる1〜2000の整数であり;
(IF)は内部官能基性を意味し、qが1より大きい場合(IF)は同一または相異なる構成部分であることができ;
qは独立に0または1〜2000の整数であり;
(EX)は延長部分を意味し、mが1より大きい場合(EX)は同一または相異なる構成部分であることができ;
mは独立に0または1〜1000の整数であり;
(TF)は末端の官能基性を意味し、zが1より大きい場合(TF)は同一または相異なる部分であることができ;
zは、1以上で或る与えられた世代(G)に対する(BR)に可能な理論的な数の範囲の表面の基の数を意味し、
z=NcNbG
によって与えられ;
Gはコアを取り囲む同心的な分岐セルの外殻の数であり;
Nbは分岐セルのマルティプリシティであり;
Ncはコアのマルティプリシティであって1〜1000の整数である、
を有することを特徴とする樹枝状ポリマー。
【請求項2】
式(III)
【化2】
ここで
Nb=分岐セルのマルティプリシティ;
Nc=コアのマルティプリシティ;
z=NcNbGi;
G=世代(即ち1,2,3.....i);
TF=末端の官能基性;
R’=(BR);
【数2】
である、
を有することを特徴とする樹枝状ポリマー。
【請求項3】
(C)は単純なコアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項4】
(C)は足場のコアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項5】
(C)はスーパー・コアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項6】
(C)は少なくとも一つの求核性の構成部分または少なくとも一つの求電子性の構成部分であるか:或いは少なくとも二つ配列している樹枝状の分岐に結合した多価のコアであるか:或いは1価のまたは一官能性の構成部分または多価のまたは多官能性の構成部分、好ましくは樹枝状の分岐との結合に利用できる官能性部位の原子価結合を2〜2300個有する多官能性の構成部分であり得る1つのコア原子または分子であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項7】
(C)はトリアクリレート、テトラアクリレート、トリエポキシド、テトラエポキシド、ジグリシジルアニリン、アミノエタノール、エチレンジアミン、トリフェニルメタン、トリグリシジルエーテル、ビス(グリシドオキシフェニル)メタン、メチレンビス(ジグリシジルアニリン)、テトラエピスルフィド、およびトリスグリシジルイソシアヌレート(エポキシプロピル)シアヌレートであることを特徴とする請求項6記載の樹枝状ポリマー。
【請求項8】
(C)はシスタミン、イソシアヌレート、複素環式化合物、マルチ炭素のコア(エチレン、ブタン、ヘキサン、ドデカン)、フォスフィン、または一官能性または多官能性のエ
ポキシドを有する直鎖の、分岐したまたは環式の構成部分であることを特徴とする請求項6記載の樹枝状ポリマー。
【請求項9】
(FF)は1個のデンドロンをコアとして使用できるようにする働きをするか、二つまたはそれ以上のデンドロンを一緒に結合させ得るか、または1個の(BR)との反応を可能にする構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項10】
(FF)はチオール、アミン、カルボン酸、エステル、エーテル、環式エーテル、(例えばクラウンエーテル、クリプタンド)、ポルフィリン、ヒドロキシル、マレイミド、アルデヒド、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリールアルキル、フォスフィン、ボラン、アルコール、アルデヒド、アクリレート、アルケン、環式無水物、アジリジン、ピリジン、ニトリル、イタコネート、環式チオラクトン、チオラン、アゼチジン、環式ラクトン、マクロ環式化合物、キレート化配位子、イソシアネート、イソチオシアネート、アルキン、イミダゾール、アジド、メルカプトアミン、シラン、オキサゾリン、オキシラン、オキセタン、オキサジン、イミン、トシレート、保護基、およびシロキサンまたは誘導体、置換基をもった誘導体、またはそれらの組合せであリ、ここでこれらの構成部分が存在する場合、各構成部分の中に存在する炭素の数は少なくとも2〜18であり;ハロゲンはクロロ、ブロモ、フルオロ、またはヨードを意味し;ヘテロはS、N、O、Si、BまたはPを意味することを特徴とする請求項9記載の樹枝状ポリマー。
【請求項11】
(FF)はメルカプト、アミノ、カルボキシ、オキサゾリン、イソチオシアネート、イソシアネート、ヒドロキシル、エポキシオルトエステル、またはアクリレートであることを特徴とする請求項10記載の樹枝状ポリマー。
【請求項12】
(BR)は(C)、延長部分(EX)、他の分岐セルまたは分岐セル試薬(BR)、または末端の官能基(TF)と反応し、次の世代(G)のための反応性の基を多数生じ得る求核試薬または求電子試薬であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項13】
(BR)を共反応物と共に使用してコア付加物をつくり、これをさらに第2の共反応物と反応させることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項14】
(BR)はトリアクリレート、テトラアクリレート、トリエポキシド、テトラエポキシド、ジアリルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルイミノジアセテート、トリス(ヒドロキシメチルアミン)、ジエチルイミノジアセテート、保護されたDETAであるか、或いはまたその場で使用されることを含めてアクリル酸メチルを使用できるることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項15】
(BR)は環式エーテル(エポキシド)、オキシラン、スルフィド(エピクロロスルフィド)、アジリジン、アゼチジン、シロキサン、オキセタン、オキサゾリン、オキサジン、カルバメート、カプロラクトン、カルボン酸無水物、チオラクトン、およびβ−ラクタムあることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項16】
(IF)は内部の反応部位を生じる開環反応から得られる活性をもった構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項17】
(IF)はヒドロキシル、スルフヒドリル、アミン、アルキルシラン、シラン、ボラン、カルボキシ、またはアミドであることを特徴とする請求項16記載の樹枝状ポリマー。
【請求項18】
(IF)はヒドロキシル、チオール、またはアミンであることを特徴とする請求項16記載の樹枝状ポリマー。
【請求項19】
(EX)は次のGが成長する前に(BR)試薬に対する距離を長くすることができる構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項20】
(EX)はリジン、他のポリ(アミノ酸)、オリゴエチレングリコール、ジエチレンテトラアミンおよび高級アミン類似体、ジ−またはそれ以上の不均一なまたは均一な官能基性、不飽和の脂肪族または芳香族二官能性または多官能性構成部分、および不均一な不飽和の脂肪族および芳香族の二官能性または多官能性構成部分をもった脂肪酸であることを特徴とする請求項19記載の樹枝状ポリマー。
【請求項21】
(EX)はジアミノアルカン、ジフェノール、ジチオフェノール、芳香族ポリ(カルボン酸)、メルカプトアミン、メルカプトエタノール、アリルアミン、ピペラジン、アミノエチルピペラジン、エチル−N−ピペラジンカルボキシレート、エチレンジアミン、ジエチルアミノジアセテート、および超分岐した樹枝状ポリマー、例えばポリリジンであることを特徴とする請求項19記載の樹枝状ポリマー。
【請求項22】
(TF)は樹枝状の分岐を次の世代に伝播し得る官能的に活性をもった構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項23】
(TF)はピペラジン、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、ヒドロキシル、エポキシド、オキサゾリン、アミノ、エチルイミン、ピペラジン、カルボキシレート、アルキル, アジリジン、アルキルエステル、エポキシドおよびアルコール基、チオラン、モルフォリン、アミン、カルボキシル、アリル、ヒドロキシルおよびエポキシド、メチルエステル、保護されたDETA、カルボキシアルキル、ピロリドン、およびエチルピペラジンであることを特徴とする請求項22記載の樹枝状ポリマー。
【請求項24】
(TF)はポリエチレングリコール、ピロリドン、ヘキシルアミド、トリス(ヒドロキシメチル)アミドメタン、アミドエチルエタノールアミン、カルボメトキシピロリジノン、スクシンアミド酸、アミドエタノール、エポキシド、アクリレート、アミン、カルボキシレート、陽イオン性、陰イオン性、中性、芳香族、ビオチン、アビジン、ストレプアビジン、DOTA、DTPA、金属キレート、有機発色団、多価の付加化合物、カーボンナノチューブ、フラーレン、ナノ複合体、すべての金属ナノ粒子、すべての種類のコアおよび外殻を有するすべての半導体ナノ粒子、放射性材料およびそれらのキレート化した類似体、蛍光分子(金属塩、有機化合物)、電気伝導性分子、紫外線、可視光線、および赤外線吸収分子、量子ドット、ポリフルオロ化された分子、表面活性剤、デンドロン、分化したデンドロン、デンドリマー、メトキシエトキシエトキシ化合物、ポリアゾ化合物、ポリフォスファジン、ポリフルオロ化されたスルフォネート、へテロ原子の主鎖および分岐、脂質、澱粉、単純糖類、複合糖類、ビタミン(例えばビタミンE)、補助因子(例えばNADH)、または酸化防止剤であることを特徴とする請求項22記載の樹枝状ポリマー。
【請求項25】
(EX)または(IF)の少なくとも一つが存在することを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項26】
ポリマーは強化された熱安定性、改善された化学的安定性、および狭い多分散度範囲をもっていることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項27】
担持された材料(M)は内部または表面において樹枝状ポリマーと連係していることを特徴とする請求項1または2記載の樹枝状ポリマー。
【請求項28】
担持された材料は樹枝状ポリマーの内部と連係していることを特徴とする請求項27記
載の樹枝状ポリマー。
【請求項29】
担持された材料は医薬品的に活性をもった薬品またはプロドラッグであることを特徴とする請求項27記載の樹枝状ポリマー。
【請求項30】
少なくとも1種の医薬品的に許容できる希釈剤または担体が存在する請求項29記載の樹枝状ポリマーを含んで成ることを特徴とする配合物。
【請求項31】
担持された材料は農業的に活性をもった薬品であることを特徴とする請求項27記載の樹枝状ポリマー。
【請求項32】
少なくとも1種の農業的に許容できる希釈剤または担体が存在する請求項31記載の樹枝状ポリマーを含んで成ることを特徴とする配合物。
【請求項1】
式(I)
【化1】
ここで、
(C)はコアを意味し;
(FF)はコアの焦点官能基性成分を意味し;
(BR)は分岐セルを意味し、pが1より大きい場合(BR)は同一または相異なる構成部分であることができ;
pはデンドリマーの中の分岐セル(BR)の総数であって、式
【数1】
により導かれる1〜2000の整数であり;
(IF)は内部官能基性を意味し、qが1より大きい場合(IF)は同一または相異なる構成部分であることができ;
qは独立に0または1〜2000の整数であり;
(EX)は延長部分を意味し、mが1より大きい場合(EX)は同一または相異なる構成部分であることができ;
mは独立に0または1〜1000の整数であり;
(TF)は末端の官能基性を意味し、zが1より大きい場合(TF)は同一または相異なる部分であることができ;
zは、1以上で或る与えられた世代(G)に対する(BR)に可能な理論的な数の範囲の表面の基の数を意味し、
z=NcNbG
によって与えられ;
Gはコアを取り囲む同心的な分岐セルの外殻の数であり;
Nbは分岐セルのマルティプリシティであり;
Ncはコアのマルティプリシティであって1〜1000の整数である、
を有することを特徴とする樹枝状ポリマー。
【請求項2】
式(III)
【化2】
ここで
Nb=分岐セルのマルティプリシティ;
Nc=コアのマルティプリシティ;
z=NcNbGi;
G=世代(即ち1,2,3.....i);
TF=末端の官能基性;
R’=(BR);
【数2】
である、
を有することを特徴とする樹枝状ポリマー。
【請求項3】
(C)は単純なコアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項4】
(C)は足場のコアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項5】
(C)はスーパー・コアであることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項6】
(C)は少なくとも一つの求核性の構成部分または少なくとも一つの求電子性の構成部分であるか:或いは少なくとも二つ配列している樹枝状の分岐に結合した多価のコアであるか:或いは1価のまたは一官能性の構成部分または多価のまたは多官能性の構成部分、好ましくは樹枝状の分岐との結合に利用できる官能性部位の原子価結合を2〜2300個有する多官能性の構成部分であり得る1つのコア原子または分子であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項7】
(C)はトリアクリレート、テトラアクリレート、トリエポキシド、テトラエポキシド、ジグリシジルアニリン、アミノエタノール、エチレンジアミン、トリフェニルメタン、トリグリシジルエーテル、ビス(グリシドオキシフェニル)メタン、メチレンビス(ジグリシジルアニリン)、テトラエピスルフィド、およびトリスグリシジルイソシアヌレート(エポキシプロピル)シアヌレートであることを特徴とする請求項6記載の樹枝状ポリマー。
【請求項8】
(C)はシスタミン、イソシアヌレート、複素環式化合物、マルチ炭素のコア(エチレン、ブタン、ヘキサン、ドデカン)、フォスフィン、または一官能性または多官能性のエ
ポキシドを有する直鎖の、分岐したまたは環式の構成部分であることを特徴とする請求項6記載の樹枝状ポリマー。
【請求項9】
(FF)は1個のデンドロンをコアとして使用できるようにする働きをするか、二つまたはそれ以上のデンドロンを一緒に結合させ得るか、または1個の(BR)との反応を可能にする構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項10】
(FF)はチオール、アミン、カルボン酸、エステル、エーテル、環式エーテル、(例えばクラウンエーテル、クリプタンド)、ポルフィリン、ヒドロキシル、マレイミド、アルデヒド、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリールアルキル、フォスフィン、ボラン、アルコール、アルデヒド、アクリレート、アルケン、環式無水物、アジリジン、ピリジン、ニトリル、イタコネート、環式チオラクトン、チオラン、アゼチジン、環式ラクトン、マクロ環式化合物、キレート化配位子、イソシアネート、イソチオシアネート、アルキン、イミダゾール、アジド、メルカプトアミン、シラン、オキサゾリン、オキシラン、オキセタン、オキサジン、イミン、トシレート、保護基、およびシロキサンまたは誘導体、置換基をもった誘導体、またはそれらの組合せであリ、ここでこれらの構成部分が存在する場合、各構成部分の中に存在する炭素の数は少なくとも2〜18であり;ハロゲンはクロロ、ブロモ、フルオロ、またはヨードを意味し;ヘテロはS、N、O、Si、BまたはPを意味することを特徴とする請求項9記載の樹枝状ポリマー。
【請求項11】
(FF)はメルカプト、アミノ、カルボキシ、オキサゾリン、イソチオシアネート、イソシアネート、ヒドロキシル、エポキシオルトエステル、またはアクリレートであることを特徴とする請求項10記載の樹枝状ポリマー。
【請求項12】
(BR)は(C)、延長部分(EX)、他の分岐セルまたは分岐セル試薬(BR)、または末端の官能基(TF)と反応し、次の世代(G)のための反応性の基を多数生じ得る求核試薬または求電子試薬であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項13】
(BR)を共反応物と共に使用してコア付加物をつくり、これをさらに第2の共反応物と反応させることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項14】
(BR)はトリアクリレート、テトラアクリレート、トリエポキシド、テトラエポキシド、ジアリルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルイミノジアセテート、トリス(ヒドロキシメチルアミン)、ジエチルイミノジアセテート、保護されたDETAであるか、或いはまたその場で使用されることを含めてアクリル酸メチルを使用できるることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項15】
(BR)は環式エーテル(エポキシド)、オキシラン、スルフィド(エピクロロスルフィド)、アジリジン、アゼチジン、シロキサン、オキセタン、オキサゾリン、オキサジン、カルバメート、カプロラクトン、カルボン酸無水物、チオラクトン、およびβ−ラクタムあることを特徴とする請求項12記載の樹枝状ポリマー。
【請求項16】
(IF)は内部の反応部位を生じる開環反応から得られる活性をもった構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項17】
(IF)はヒドロキシル、スルフヒドリル、アミン、アルキルシラン、シラン、ボラン、カルボキシ、またはアミドであることを特徴とする請求項16記載の樹枝状ポリマー。
【請求項18】
(IF)はヒドロキシル、チオール、またはアミンであることを特徴とする請求項16記載の樹枝状ポリマー。
【請求項19】
(EX)は次のGが成長する前に(BR)試薬に対する距離を長くすることができる構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項20】
(EX)はリジン、他のポリ(アミノ酸)、オリゴエチレングリコール、ジエチレンテトラアミンおよび高級アミン類似体、ジ−またはそれ以上の不均一なまたは均一な官能基性、不飽和の脂肪族または芳香族二官能性または多官能性構成部分、および不均一な不飽和の脂肪族および芳香族の二官能性または多官能性構成部分をもった脂肪酸であることを特徴とする請求項19記載の樹枝状ポリマー。
【請求項21】
(EX)はジアミノアルカン、ジフェノール、ジチオフェノール、芳香族ポリ(カルボン酸)、メルカプトアミン、メルカプトエタノール、アリルアミン、ピペラジン、アミノエチルピペラジン、エチル−N−ピペラジンカルボキシレート、エチレンジアミン、ジエチルアミノジアセテート、および超分岐した樹枝状ポリマー、例えばポリリジンであることを特徴とする請求項19記載の樹枝状ポリマー。
【請求項22】
(TF)は樹枝状の分岐を次の世代に伝播し得る官能的に活性をもった構成部分であることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項23】
(TF)はピペラジン、アクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、ヒドロキシル、エポキシド、オキサゾリン、アミノ、エチルイミン、ピペラジン、カルボキシレート、アルキル, アジリジン、アルキルエステル、エポキシドおよびアルコール基、チオラン、モルフォリン、アミン、カルボキシル、アリル、ヒドロキシルおよびエポキシド、メチルエステル、保護されたDETA、カルボキシアルキル、ピロリドン、およびエチルピペラジンであることを特徴とする請求項22記載の樹枝状ポリマー。
【請求項24】
(TF)はポリエチレングリコール、ピロリドン、ヘキシルアミド、トリス(ヒドロキシメチル)アミドメタン、アミドエチルエタノールアミン、カルボメトキシピロリジノン、スクシンアミド酸、アミドエタノール、エポキシド、アクリレート、アミン、カルボキシレート、陽イオン性、陰イオン性、中性、芳香族、ビオチン、アビジン、ストレプアビジン、DOTA、DTPA、金属キレート、有機発色団、多価の付加化合物、カーボンナノチューブ、フラーレン、ナノ複合体、すべての金属ナノ粒子、すべての種類のコアおよび外殻を有するすべての半導体ナノ粒子、放射性材料およびそれらのキレート化した類似体、蛍光分子(金属塩、有機化合物)、電気伝導性分子、紫外線、可視光線、および赤外線吸収分子、量子ドット、ポリフルオロ化された分子、表面活性剤、デンドロン、分化したデンドロン、デンドリマー、メトキシエトキシエトキシ化合物、ポリアゾ化合物、ポリフォスファジン、ポリフルオロ化されたスルフォネート、へテロ原子の主鎖および分岐、脂質、澱粉、単純糖類、複合糖類、ビタミン(例えばビタミンE)、補助因子(例えばNADH)、または酸化防止剤であることを特徴とする請求項22記載の樹枝状ポリマー。
【請求項25】
(EX)または(IF)の少なくとも一つが存在することを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項26】
ポリマーは強化された熱安定性、改善された化学的安定性、および狭い多分散度範囲をもっていることを特徴とする請求項1記載の樹枝状ポリマー。
【請求項27】
担持された材料(M)は内部または表面において樹枝状ポリマーと連係していることを特徴とする請求項1または2記載の樹枝状ポリマー。
【請求項28】
担持された材料は樹枝状ポリマーの内部と連係していることを特徴とする請求項27記
載の樹枝状ポリマー。
【請求項29】
担持された材料は医薬品的に活性をもった薬品またはプロドラッグであることを特徴とする請求項27記載の樹枝状ポリマー。
【請求項30】
少なくとも1種の医薬品的に許容できる希釈剤または担体が存在する請求項29記載の樹枝状ポリマーを含んで成ることを特徴とする配合物。
【請求項31】
担持された材料は農業的に活性をもった薬品であることを特徴とする請求項27記載の樹枝状ポリマー。
【請求項32】
少なくとも1種の農業的に許容できる希釈剤または担体が存在する請求項31記載の樹枝状ポリマーを含んで成ることを特徴とする配合物。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2007−533838(P2007−533838A)
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−509679(P2007−509679)
【出願日】平成17年4月20日(2005.4.20)
【国際出願番号】PCT/US2005/013864
【国際公開番号】WO2006/065266
【国際公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願人】(506352348)デンドリテイク・ナノテクノロジーズ・インコーポレーテツド (1)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月20日(2005.4.20)
【国際出願番号】PCT/US2005/013864
【国際公開番号】WO2006/065266
【国際公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【出願人】(506352348)デンドリテイク・ナノテクノロジーズ・インコーポレーテツド (1)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]