説明

携帯電話制御システムおよび携帯電話の制御方法

【課題】起動する機能を表面に表示したカードを携帯にかざして、カード内のICチップに付与されたユニークなIDを読み取った携帯電話が、あらかじめ登録された対応する機能を自動的に起動することで、視覚障害者、高齢者などキーでの細かい操作に制約のあるユーザが、簡単に携帯電話を操作できる携帯電話制御システムおよび携帯電話の制御方法を提供する。
【解決手段】起動する機能を表面に表示したカードにユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、IDを携帯電話機で読み取り、あらかじめ登録されたIDに対応する機能を起動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユニークなIDを付与したICチップを内蔵した携帯電話制御システムおよび携帯電話の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話では、アプリケーションなどの機能の起動は、GUIで表現されたメニューをキー操作することなどで実現されていた。
【0003】
しかし、携帯電話のキーは物理的に小さく、操作に慣れていないユーザや、高齢で細かい操作が難しいユーザにとっては操作が難しいという問題があった。
【0004】
また、視覚障害者にとっては、画面が見えないという制約の中で、キーが小さく点字を記載するスペースも限られ、キーのみで操作するのが難しいという問題があった。
【0005】
専用キーの押下や、特定のキーの長押しすることで、対応する機能を起動する方法もあるが、携帯電話ではスペースの関係で配置できるキーの個数には限界があるため、起動できる機能数も少数となってしまう。また、前述の小さいキーで細かい操作を行うという操作性の点では解決にはならない。
【0006】
キー以外の方法で機能を起動する方法としては、携帯電話のカメラ機能で、起動する機能の情報が記録されたバーコード(2次元バーコード)を撮影し、その画像を画像認識して対応する機能を起動する方法がある。
【0007】
また、上記に関連する技術を次に開示する。
【0008】
特許文献1に記載の通信端末装置は、無線タグの情報と前記相手先情報との対応関係を相手先情報記憶部により記憶管理し、携帯電話機に無線タグを埋め込んだカードをかざすことにより該無線タグの情報を受信し、該受信した無線タグの情報に基づき相手先情報記憶部から該無線タグの情報に対応する相手先情報を取得し、該取得した相手先情報に基づき自動発呼して相手先と通信確立を行うことが記載されている。これによって、個人情報の漏洩の虞がなく、かつ簡単な操作で相手先と通信を行うことができるようにする。
【0009】
特許文献2に記載の携帯通信端末は、ICカード部は、非接触ICカードリーダライタとの間で搬送波を用いてデータの送受信を行う。制御部は、ICカード部1が非接触ICカードリーダライタからの搬送波を受信した場合、予め設定した特定のアプリケーションを起動することが記載されている。これによって、非接触ICカードを用いるタイミングで任意のアプリケーションを起動することができ、利便性を向上させ得る。
【特許文献1】特開2007−208916号公報
【特許文献2】特開2007−328624号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、携帯電話のカメラ機能で、起動する機能の情報が記録されたバーコード(2次元バーコード)を撮影し、その画像を画像認識して対応する機能を起動する従来の方法では、目的とする機能の起動のためにカメラ機能を起動する必要があり、また、バーコードを画像認識できる画質で撮影する必要あり、高齢者や視覚障害者にとっては操作が難しいという問題があった。
【0011】
上述した特許文献1に記載の発明は、無線タグの情報に基づいて、相手先情報を取得することで、個人情報漏洩を防止する課題を解決するものであり、高齢者や視覚障害者の操作性向上という課題を解決することには至らない。
【0012】
また、上述した特許文献2は、非接触ICカード携帯端末に搭載し、非接触ICカードをユーザが携帯端末にかざすことでアプリケーションを起動させ、利便性を向上させることが記載されているが、表面に点字、絵、文字などで分りやすく起動する機能を表示したカードを携帯にかざし、その際に、カード内のICチップに付与されたユニークなIDを読み取ること、これによって、高齢者や視覚障害者のような人にとっても簡単に携帯電話を操作できることに関して示唆されていない。
【0013】
そこで、本発明の目的は、起動する機能を表面に表示したカードを携帯にかざして、カード内のICチップに付与されたユニークなIDを読み取った携帯電話が、あらかじめ登録された対応する機能を自動的に起動する携帯電話制御システムおよび携帯電話の制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記の目的を達成するため、本発明にかかる第1の携帯電話制御システムは、起動する機能を表面に表示したカードにユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、前記IDを携帯電話機で読み取り、あらかじめ登録された前記IDに対応する機能を起動することを特徴とする。
【0015】
本発明にかかる第1の携帯電話の制御方法は、起動する機能を表面に表示したカードにユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、前記IDを携帯電話機で読み取り、あらかじめ登録された前記IDに対応する機能を起動することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、起動する機能を点字、絵、文字などで分りやすく表面に表示したカードを携帯にかざして、カード内のICチップに付与されたユニークなIDを読み取った携帯電話が、あらかじめ登録された対応する機能を自動的に起動することにより、視覚障害者、高齢者などキーでの細かい操作に制約のあるユーザが、簡単に携帯電話を操作できる携帯電話制御システムおよび携帯電話の制御方法の提供を可能とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
従来の携帯電話では、アプリケーションなどの機能の起動は、GUIで表現されたメニューをキー操作することなどで実現されていた。しかし、携帯電話のキーは物理的に小さく、操作に慣れていないユーザや、高齢で細かい操作が難しいユーザにとっては操作が難しいという問題があった。また、視覚障害者にとっては、画面が見えないという制約の中で、キーが小さく点字を記載するスペースも限られ、キーのみで操作するのが難しいという問題があった。
【0018】
本発明は、起動する機能を点字、絵、文字などで分りやすく表面に表示したカードに、ユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、携帯電話のID読み取り部でそのIDを読み取り、対応する機能を起動することにより、キー操作なしで簡単に携帯電話の機能を起動できる仕組みを提供する。
【0019】
上記本発明を実施する実施の形態について以下、説明していく。
以下に記載する実施の形態は、本発明が有する上記課題を解決するにあたって好適もしくは最良な構成および処理である。しかし、これに限定されることはなく、この構成および処理は、当業者が容易に想到できる範囲内において修正、変更可能とする。
【0020】
(第1の実施形態)
最初に、実施形態の一態様として携帯電話制御システムの構成、その構成を用いて行う動作について図1を用いて説明する。
図1は、実施形態の一態様として携帯電話制御システムの構成に一例を示す。
【0021】
図1において、本実施形態にかかる携帯電話制御システムは、機能起動用カード1と携帯電話2から構成される。
【0022】
機能起動用カード1の表面には、点字、絵、文字などで起動する機能が分りやすく表現され、カードの内部にはユニークなIDが付与されたICチップ11が内蔵されている。
【0023】
携帯電話2は、機能起動用カード内のICチップに付与されたIDを、無線を利用して非接触で読み出すためのID読み取り部21と、携帯電話の動作を制御するための制御部22と、携帯電話を構成する電話、メールなどの各種機能24と、機能起動用カード内のユニークなIDとそれに対応して起動する機能を記憶する起動機能記憶部23と、起動機能記憶部23に機能起動用カードのIDと対応して起動する機能を登録するためのGUIなどを提供する起動機能登録部25で構成される。
【0024】
携帯電話2は、メーカー出荷時・購入時の窓口での設定、ユーザ操作などにより起動動作設定モードが選ばれると、制御部22はID読み取り部21よりICチップのID読み取りを開始する。
【0025】
ID読み取り部21は、機能起動用カード1のICチップ11からIDを読み出すと、制御部22にIDを通知する。
【0026】
制御部22は、起動機能登録部25により、GUI等を用いてユニークなIDに対応して起動する機能の設定を受け付ける。
【0027】
その後、制御部22は、IDと起動機能登録部25より受け付けた起動する機能を紐付けて起動機能記憶部23に登録する。
【0028】
このようにして起動したい機能を登録した機能起動用カード1を、必要な機能の数だけ準備する。
【0029】
通常動作時は、制御部22は、ID読み取り部21をICチップの情報を読み取り可能な状態とする。
【0030】
ユーザが、起動したい機能に対応した機能起動用カード1を携帯電話2のID読み取り部21に近づけると、ID読み取り部21はICチップ11よりIDを読み出し制御部22に通知する。
【0031】
制御部22は、起動機能記憶部23より、通知されたIDに対応して起動する機能を検索し、検索結果にもとづき各種機能24を起動する。
【0032】
以上より、表面に表示された点字、絵、文字などで判断して、起動したい機能に対応した機能起動用カードを選び出し、それを携帯電話のID読み取り部に近づけることにより、キー操作等の処理を行わないで携帯電話の機能を起動することが可能となる。
【0033】
図1から3を用いて本実施形態にかかる処理について詳細に説明する。
図2は、ユニークなIDの登録時の動作を示すフローチャート図である。
図3は、起動時の動作を示すフローチャート図である。
【0034】
図2を用いて説明する。始めに、メーカー出荷時・購入時の窓口での設定、またはユーザ操作などで機能起動用カード1内のICチップに付与されたユニークなIDと、対応して起動する機能を携帯電話2に登録する。
【0035】
ユーザは、起動機能設定モードを選択する(ステップ101)。ステップ101の処理で、ユーザによって起動機能設定モードが選ばれると、携帯電話機2における制御部22は、ID読み取り部21よりICチップのID読み取りを開始する(ステップ102)。
【0036】
携帯電話2のID読み取り部21にICチップがかざされないと次の処理に進まず(ステップ103/NO)、ステップ102の処理の状態を保ち、ステップ102の処理の読み取り待ち状態において、ユーザが機能起動用カード1を携帯電話2のID読み取り部21にかざすと(ステップ103/YES)、ID読み取り部21は、ICチップ11に付与されたユニークなIDを読み出し、制御部22に通知する(ステップ103)。
【0037】
IDの通知を受けた制御部22は、起動機能登録部25により、GUIなどを用いてIDに対応して起動する機能の設定を受け付ける、制御部22に通知する(ステップ104)。その後、制御部22は、IDと対応して起動する機能を紐付けて起動機能記憶部23に登録する(ステップ105)。
【0038】
次に、本実施形態にかかる携帯電話システムにおける携帯通常時の動作について図3を用いて説明する。
【0039】
携帯電話2において、制御部22はID読み取り部21をICチップに付与されたIDの読み取り待ち状態とする(ステップ201)。ユーザが、起動したい機能に対応した機能起動用カード1を携帯電話2のID読み取り部21に近づけると、ID読み取り部21はICチップ11よりユニークなIDを読み出し制御部22に通知する(ステップ202)。
【0040】
制御部22は、通知されたIDに対応して起動する機能を、起動機能記憶部23より検索し(ステップ203)、対応する機能が存在する場合(ステップ203/YES)、検索結果にもとづき対応する機能を各種機能24より起動する(ステップ205)。制御部22は、通知されたIDに対応して起動する機能がない場合(ステップ203/NO)、そのままステップ205の処理に進む。起動機能記憶部23より検索し(ステップ203)、以降、携帯電話機2が起動中はステップ201から繰り返す。
【0041】
以上より、ユーザは表面に表示された点字、絵、文字などで起動したい機能に対応した機能起動用カードを選択し、それを携帯電話のID読み取り部に近づけることにより、キー操作等の処理を行わないで携帯電話の機能を起動することが可能となる。
次に、具体例を用いて説明する。
【0042】
携帯電話2に、[ABCD1234]というIDをもつ機能起動用カードと、対応して起動する機能として「ミュージックプレーヤーを起動する」を以下のように登録する。
【0043】
まず、携帯電話2を起動機能設定モードにすると、制御部22はID読み取り部21をICチップに付与されたIDの読み取り待ち状態とする。そこで、[ABCD1234]というユニークなIDをもつ機能起動用カード1をID読み取り部21に近づけると、ID読み取り部21は、制御部21に読み取ったID[ABCD1234]を通知する。制御部22は、起動機能設定部25より、設定者に対して例えば図4のようなGUIでIDに対応して起動する機能を問い合わせる。
【0044】
図4において「4.ミュージックプレーヤー」が選択されると起動機能設定部25は制御部22に選択された内容を通知し、制御部22は起動機能記憶部23にID[ABCD1234]と対応して起動する機能「ミュージックプレーヤー」を紐付けて登録する(図5)。
【0045】
機能起動用カード1の表面には、図6のように点字・文字・絵などでカードで起動できる携帯電話の機能を分りやすく表示する。
【0046】
次に通常時の動作について説明する。
【0047】
携帯電話2において、制御部22はID読み取り部21をICチップに付与されたIDの読み取り待ち状態とする。ユーザは、起動したい機能に対応した機能起動用カード1を選び、携帯電話2のID読み取り部21に近づける。例えば、ユーザが前述で設定した図6のカードを近づけると、制御部22はICチップに付与されたID[ABCD1234]を読み取り、制御部22に通知する。
【0048】
通知を受けた制御部22は、ID[ABCD1234]に対応して起動する機能「ミュージックプレーヤーを起動する」を起動機能記憶部23の登録内容(図5)から検索して、検索結果にもとづき各種機能24よりミュージックプレーヤー機能を起動する。
【0049】
以上説明したように、本発明においては、以下に記載するような効果を奏する。
【0050】
第1の効果は、起動したい機能に対応した機能起動用カードを携帯電話にかざし、携帯電話がカードに内蔵されたICチップに付与されたIDを読み出し、IDに対応する機能を自動的に起動することにより、ユーザが面倒な操作なしで目的とする携帯電話の機能を起動できることである。
【0051】
第2の効果は、携帯電話にカードのIDと対応して起動する機能を登録する手段を設けることにより、ユーザに応じて最適に、起動する機能を複数設定できることである。
【0052】
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0053】
本実施形態にかかる携帯電話システムの構成を図7を用いて説明する。
図7は、本実施形態にかかる携帯電話システムの構成を示すものであり、第1の実施形態にかかる携帯電話システムの構成との相違点は、図1の携帯電話機2において、起動機能登録部25を機能利用履歴26に置き換えたものである。
【0054】
機能起動用カード1の表面には、点字、絵、文字などで起動する機能が分りやすく表現され、カードの内部にはユニークなIDが付与されたICチップ11が内蔵されている。
【0055】
携帯電話2は、機能起動用カード内のICチップに付与されたIDを、無線を利用して非接触で読み出すためのID読み取り部21と、携帯電話の動作を制御するための制御部22と、携帯電話を構成する電話、メールなどの各種機能24と、機能起動用カード内のユニークなIDとそれに対応して起動する機能を記憶する起動機能記憶部23と、ユーザがキー操作などで操作して起動した直前の機能を登録する機能利用履歴26で構成される。
【0056】
携帯電話2は、メーカー出荷時・購入時の窓口での設定、ユーザ操作などにより起動動作設定モードが選ばれると、制御部22はID読み取り部21よりICチップのID読み取りを開始する。
【0057】
ID読み取り部21は、機能起動用カード1のICチップ11からIDを読み出すと、制御部22にIDを通知する。
【0058】
本実施形態にかかる携帯電話システムの処理を、図2、および、図7を使用して詳細に説明する。
【0059】
図7において、機能利用履歴26は、ユーザがキー操作などで操作して起動した、直前の機能が登録されている。本実施形態では、通常の動作については、図1を用いて説明した第1の実施形態と同様である。
【0060】
起動機能を登録する動作も基本的には同じであるが、図2のステップ104の処理において起動する機能を選択する際、GUIなどで設定者に問い合わせを行うのではなく、機能利用履歴26から直前の起動操作を選択して自動的に登録する。
【0061】
これにより、1度キー操作などで起動した機能は、対応させたい機能起動用カードをかざすだけで、ユニークなIDと対応して起動する機能の設定が可能となり、設定手順が簡素化される。
【0062】
本実施形態にかかる携帯電話機の処理について、図2、図7から9を使用して詳細に説明する。本実施形態の通常の動作については、第1の実施の態様と同じである。
【0063】
ユーザが、キー操作などで「電話帳のID1番に電話発信」という機能を実行すると機能利用履歴26に図8のように登録される。
【0064】
直前に起動した機能と、機能起動用カード(ICチップのID=BBBB0002)を紐付けたい場合、起動機能設定モードにして紐付けたいカードを携帯電話2のID読み取り部21にかざし、ステップ103まで進める。
【0065】
制御部22は、ステップ103でID読み取り部21からID[BBBB0002]が通知されると機能利用履歴26から直前の起動機能を検索し、「電話帳のID1番に電話発信」を得る。
【0066】
最後に、制御部22は起動機能記憶部23に、ID[BBBB0002]と対応して起動する機能[電話帳のID1番に電話発信」を紐付けて登録する(図9)。
【図面の簡単な説明】
【0067】
【図1】第1の実施形態にかかる携帯電話機の構成の一例を示すブロック図である。
【図2】ユニークなIDの登録時の動作を示すフローチャート図である。
【図3】起動時の動作を示すフローチャート図である。
【図4】機能の選択を示す図である。
【図5】IDと起動する機能とを紐付けし登録したものを示す図である。
【図6】ミュージックプレイヤーにかかるカードの起動の表示を示す図である。
【図7】第2の実施形態にかかる携帯電話機の構成の一例を示すブロック図である。
【図8】直線に起動した機能を示す図である。
【図9】IDと起動する機能とを紐付けし登録したものを示す図である。
【符号の説明】
【0068】
1 機能用カード
2 携帯電話
11 ICチップ
21 ID読み取り部
22 制御部
23 起動機能記憶部
24 各種機能
25 起動機能登録部
26 機能利用履歴

【特許請求の範囲】
【請求項1】
起動する機能を表面に表示したカードにユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、
前記IDを携帯電話機で読み取り、あらかじめ登録された前記IDに対応する機能を起動することを特徴とする携帯電話制御システム。
【請求項2】
前記携帯電話機は、前記IDと対応して起動する機能を用いて、あらかじめ登録可能なGUIを有することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話制御システム。
【請求項3】
前記携帯電話機は、直前に起動した機能に関して登録を行うことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話制御システム。
【請求項4】
起動する機能を表す表面への表示には、点字、絵、および、文字を含むことを特徴とする請求項3に記載の携帯電話制御システム。
【請求項5】
携帯電話機内に登録を行う機能を選択可能なことを特徴とする請求項4に記載の携帯電話制御システム。
【請求項6】
起動する機能を表面に表示したカードにユニークなIDが付与されたICチップを内蔵し、
前記IDを携帯電話機で読み取り、あらかじめ登録された前記IDに対応する機能を起動することを特徴とする携帯電話の制御方法。
【請求項7】
前記携帯電話機は、前記IDと対応して起動する機能を用いて、あらかじめ登録可能なGUIを有することを特徴とする請求項6に記載の携帯電話の制御方法。
【請求項8】
前記携帯電話機は、直前に起動した機能に関して登録を行うことを特徴とする請求項7に記載の携帯電話の制御方法。
【請求項9】
起動する機能を表す表面への表示には、点字、絵、および、文字を含むことを特徴とする請求項8に記載の携帯電話の制御方法。
【請求項10】
携帯電話機内に登録を行う機能を選択可能なことを特徴とする請求項9に記載の携帯電話の制御方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2010−57053(P2010−57053A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−221684(P2008−221684)
【出願日】平成20年8月29日(2008.8.29)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】