説明

操作レバー用スイッチ装置

【課題】防水ブーツの十分な変形を保持させつつ径を小さく設定することができ、装置全体の小型化を図ることができる操作レバー用スイッチ装置を提供する。
【解決手段】本体1と、操作レバーの操作に応じて本体1に対して出没方向に摺動可能とされるプランジャ2と、プランジャ2の摺動に伴って電気的なオン・オフが切換可能なスイッチ手段3と、開口端側が本体1における取り付け部位にシールされつつ取り付けられるとともに挿通孔4aにプランジャ2を挿通させて組み付けられてプランジャ2と本体1との間のシールを図るための防水ブーツ4と、防水ブーツ4における挿通孔4aとプランジャ2との間をシールするカラー5とを備えた操作レバー用スイッチ装置であって、カラー5は、防水ブーツ4の内側に形成されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のハンドルバー先端側に形成された操作レバーの操作に応じて電気的なオン・オフが切換可能な操作レバー用スイッチ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
二輪車や雪上車等の車両は、通常、操舵のためのハンドルバーを具備しており、その両側先端に運転者が走行中において把持するための把持グリップが取り付けられている。かかる把持グリップ近傍には、運転者が握り込むことで操作し得るブレーキ操作レバーが揺動可能に設けられているとともに、当該ブレーキ操作レバーの揺動操作に伴い電気的にオンする操作レバー用スイッチ装置が配設されている。
【0003】
かかる従来の操作レバー用スイッチ装置は、操作レバー近傍に取り付けられる本体と、本体に対して出没方向に摺動するプランジャと、プランジャの摺動に伴って電気的なオン・オフが可能なスイッチ部と、プランジャを挿通させつつプランジャと本体との間のシールを図るための防水ブーツと、防水ブーツとプランジャとの間をシールすべく当該防水ブーツ外側(プランジャの挿通部位)に形成されたカラー(シール手段)とを有していた。
【0004】
而して、ブレーキ操作レバーを中立位置から把持グリップに近接する方向へ揺動させると、防水ブーツを変形させつつプランジャが摺動してスイッチ部のオン・オフ状態を切り換え、車両後部に搭載したブレーキ灯を点灯させるよう構成されていた。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の操作レバー用スイッチ装置においては、防水ブーツとプランジャとの間をシールすべく防水ブーツの外側にカラー(シール手段)を形成していたので、防水ブーツの径を大きくしなければならず、装置全体が大型化してしまうという問題があった。即ち、防水ブーツの外側にカラーを形成した場合、プランジャの摺動に伴う防水ブーツの十分な変形を保持させるためには径方向の寸法を大きく設定しなければならず、結果的に装置全体の大型化を招来してしまうという不具合があったのである。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、防水ブーツの十分な変形を保持させつつ径を小さく設定することができ、装置全体の小型化を図ることができる操作レバー用スイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、車両のハンドルバー先端側に形成された操作レバーの近傍に取り付けられる本体と、該本体に配設されるとともに、前記操作レバーの操作に応じて当該本体に対して出没方向に摺動可能とされるプランジャと、前記本体内に配設されるとともに、前記プランジャの摺動に伴って電気的なオン・オフが切換可能なスイッチ手段と、先端に挿通孔が形成された袋状部材から成り、その開口端側が前記本体における取り付け部位にシールされつつ取り付けられるとともに前記挿通孔に前記プランジャを挿通させて組み付けられ、当該プランジャの摺動動作に追従して変形することにより前記プランジャと本体との間のシールを図るための防水ブーツと、該防水ブーツにおける前記挿通孔とプランジャとの間をシールするシール手段とを備えた操作レバー用スイッチ装置であって、前記シール手段は、前記防水ブーツの内側に形成されたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の操作レバー用スイッチ装置において、前記プランジャにおける前記防水ブーツ内側の所定部位には、前記シール手段の抜け止めのためのリング状部材が係止されることを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の操作レバー用スイッチ装置において、前記防水ブーツの開口端側をシールしつつ前記本体に取り付けるためのキャップ部材と、該キャップ部材に形成された被係止部と、前記本体における前記防水ブーツの取り付け部位に形成され、前記被係止部と係止する係止部とを具備し、前記被係止部に係止部を係止させることにより前記防水ブーツを前記本体にシール状態にて取り付けて成ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、シール手段は、防水ブーツの内側に形成されたので、防水ブーツの十分な変形を保持させつつ径を小さく設定することができ、装置全体の小型化を図ることができるとともに、防水ブーツの内部のスペースを有効活用することができ、外観を簡素化することができる。
【0011】
請求項2の発明によれば、プランジャにおける防水ブーツ内側の所定部位には、シール手段の抜け止めのためのリング状部材が係止されるので、シール手段及びリング状部材の両者を防水ブーツ内側に形成させて外観を更に簡素化させることができる。
【0012】
請求項3の発明によれば、防水ブーツの開口端側をシールしつつ本体に取り付けるためのキャップ部材と、該キャップ部材に形成された被係止部と、本体における防水ブーツの取り付け部位に形成され、被係止部と係止する係止部とを具備し、被係止部に係止部を係止させることにより防水ブーツを本体にシール状態にて取り付けて成るので、防水ブーツを本体にシール状態にて取り付ける際、圧入作業や熱溶着作業などの作業を不要とすることができ、組み付け性を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係る操作レバー用スイッチ装置を示す平面図、正面図及び側面図
【図2】図1におけるII−II線断面図(オン状態)
【図3】図1におけるIII−III線断面図(オン状態)
【図4】図1におけるII−II線断面図(オフ状態)
【図5】図1におけるIII−III線断面図(オフ状態)
【図6】同操作レバー用スイッチ装置を示す分解図
【図7】同操作レバー用スイッチ装置におけるプランジャに防水ブーツ、カラー及びEリングを取り付ける過程を示す模式図
【図8】操作レバーの操作に伴う操作レバー用スイッチ装置の動作を示すための模式図
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る操作レバー用スイッチ装置は、車両(本実施形態においては二輪車)のハンドルバー先端側に形成された操作レバーの操作に応じて電気的なオン・オフが切換可能なものであり、図1〜6に示すように、本体1と、プランジャ2と、スイッチ手段3と、防水ブーツ4と、シール手段としてのカラー5と、リング状部材としてのEリング6と、キャップ部材7とから主に構成されている。
【0015】
本体1は、プランジャ2やスイッチ手段3等、本操作レバー用スイッチ装置の構成要素が配設される筐体から成るもので、図8に示すように、車両のハンドルバー先端側に形成された操作レバーR(本実施形態においてはブレーキレバー)の近傍に取り付けられるもので、当該操作レバーRから突出した操作部Raがプランジャ2に対して押圧又は離間し得るよう構成されている。尚、本体1は、その側面に位置決めボス1aが突出形成されており、当該位置決めボス1aにて位置決めが図られつつネジにより車両の所定部位に固定されるようになっている。
【0016】
プランジャ2は、本体1に配設されるとともに、先端2a及び基端2bを有した棒状部材から成り、操作レバーRの操作に応じて当該本体1に対して出没方向(図8における上下方向)に摺動可能とされたものである。具体的には、プランジャ2は、操作レバーRが中立位置(非操作位置)にあるとき、先端2aが操作レバーRの操作部Raに押圧されて没入状態とされる一方、操作レバーRが握り込まれて揺動した位置(操作位置)にあるとき、先端2aから操作部Raが離間するので、付勢板10の付勢力により突出状態とされるよう構成されている。
【0017】
スイッチ手段3は、本体1内に配設されるとともに、プランジャ2の摺動に伴って電気的なオン・オフが切換可能なものであり、本実施形態においては、図2〜5に示すように、一端に可動接点8aを有した接触板8と、板バネ9と、付勢板10と、固定接点部11と、接続端子部12とから主に構成されている。固定接点部11及び接続端子部12は、それぞれ一部品の部位から成るものである。尚、接続端子部12には、車両側から延びる配線の先端が接続され、本操作レバー用スイッチ装置の電気的なオン・オフの切換を車両側に伝達し得るよう構成されており、オン状態のときに車両後方に搭載されたブレーキ灯を点灯し得るようになっている。
【0018】
接触板8は、その他端に付勢板10が連結されており、当該付勢板10の突端がプランジャ2の基端2bと当接した状態とされている。而して、プランジャ2が図2、3中下方へ摺動すると、一端が固定された付勢板10がプランジャ2からの押圧力にて図2、3の状態から図4、5の状態まで押し下げられるとともに、当該付勢板10の押し下げによって接触板8の一端が引っ張られて下がり、それに伴って板バネ9の撓みが増して、その復元力(弾性)にて当該プランジャ2を突出方向へ付勢し得るようになっている。板バネ9は、プランジャ2の摺動状態(具体的には接触板8の作動状態)に応じて形状変化するもので、当該プランジャ2が突出状態(図2、3参照)のとき、接触板8の可動接点8aを固定接点部11側に押圧させる方向に付勢された形状となるとともに、当該プランジャ2が没入状態(図4、5参照)のとき、接触板8の可動接点8aを固定接点部11から離間させる方向に付勢された形状(図4、5参照)となるよう設定されている。
【0019】
これにより、操作レバーRが中立位置(非操作位置)にあるとき、可動接点8aが固定接点部11から離間してスイッチ手段3がオフとされるとともに、操作レバーRが握り込まれて揺動した位置(操作位置)に至ると、可動接点8が固定接点部11と接触してスイッチ手段3がオンとされるようになっている。尚、スイッチ手段は、プランジャ2の摺動に伴って電気的なオン・オフが切換可能なものであれば、上記の如き形態と異なるものとしてもよい。
【0020】
防水ブーツ4は、図6に示すように、先端(図中上端)に挿通孔4aが形成されるとともに開口端側(図中下端)にフランジ4bが形成された袋状部材から成る。かかる防水ブーツ4は、その開口端側(フランジ4b)が本体1における取り付け部位Aにシールされつつ取り付けられるとともに、挿通孔4aにプランジャ2を挿通させて組み付けられ、当該プランジャ2の摺動動作に追従して変形(図2、3の状態と図4、5の状態との間で変形)することによりプランジャ2と本体1との間のシールを図るためのものである。
【0021】
本実施形態においては、防水ブーツ4を本体1に対してシールしつつ取り付けるべく、キャップ部材7を具備している。かかるキャップ部材7は、防水ブーツ4の開口端側(フランジ4b)をシールしつつ本体1に取り付けるためのものであり、一対の突出部7aと、それぞれの突出部7に形成された孔部7aa(被係止部)とを有している。また、本体1における防水ブーツ4の取り付け部位Aには、孔部7aaと対応した位置に一対の爪部1b(係止部)が形成されている。
【0022】
然るに、防水ブーツ4を取り付け部位Aに位置決めさせつつ、その上からキャップ部材7を挿通させて、孔部7aa(被係止部)に爪部1b(係止部)を嵌合して係止させれば、キャップ部材7が防水ブーツ4のフランジ4bを押圧して圧縮させることができるので、防水ブーツ4を本体1にシール状態にて取り付けることができる。即ち、所謂スナップフィットと称される係止形態と同様、防水ブーツ4を介在させつつキャップ部材7を爪部1bに係止させれば、防水ブーツ4の本体1に対する取り付けとシールとを同時に行わせることができるのである。
【0023】
シール手段としてのカラー5は、防水ブーツ4における挿通孔4aとプランジャ2との間をシールするためのもので、図6に示すように、内周面5aがテーパ状に形成された円環状部材から成る。このカラー5は、防水ブーツ4の挿通孔4a周縁から連なる厚肉部4cに挿通され、当該厚肉部4cの側面が内周面5aと当接しつつテーパ形状にて押圧されることにより、緊迫力を生じさせてシールし得るよう構成されている。
【0024】
ここで、本実施形態におけるカラー5は、防水ブーツ4の内側(防水ブーツ4によりシールされた空間内)に形成されており、リング状部材としてのEリング6にて抜け止めが図られている。このEリング6は、プランジャ2における防水ブーツ4内側の所定部位に形成された溝2cに嵌め込まれて係止され、カラー5(シール手段)の抜け止めを図るためのものである。
【0025】
次に、プランジャ2に対する防水ブーツ4、カラー5及びEリング6の取り付け方法について、図7に基づいて説明する。
まず、プランジャ2にカラー5を挿通させておき(図7(a))、先端2a側から挿通孔4aを介して防水ブーツ4を挿通させる(同図(b))。このとき、プランジャ2に形成された太径部2dに厚肉部4c下端を当接させることによりプランジャ2に対して防水ブーツ4を位置決めする。
【0026】
その後、防水ブーツ4を裏返してカラー5を外部に臨ませ(同図(c)、その状態にてカラー5を厚肉部4c側に移動させて内周面5aに嵌入させる(同図(d))。このとき、カラー5の内周面5aのテーパ形状にて厚肉部4cの側面が内側に押圧されて緊迫力が生じ、挿通孔4aとプランジャ2との間のシールが図られることとなる。尚、厚肉部4cにカラー5が嵌入した状態において、溝2cが外部に臨むよう設定されている。次に、溝2cにEリング6を嵌め込むことによりカラー5の下方への抜け止めを図り(同図(e)、裏返した防水ブーツ4を元に戻す(同図(f))。
【0027】
本実施形態によれば、カラー5は、防水ブーツ4の内側に形成されたので、防水ブーツ4の十分な変形を保持させつつ径を小さく設定することができ、装置全体の小型化を図ることができるとともに、防水ブーツ4の内部のスペース(シールされた空間)を有効活用することができ、外観を簡素化することができる。また、プランジャ2における防水ブーツ4内側の所定部位には、カラー5の抜け止めのためのEリング6(リング状部材)が係止されるので、カラー5(シール手段)及びEリング6(リング状部材)の両者を防水ブーツ4内側に形成させて外観を更に簡素化させることができる。
【0028】
更に、本実施形態によれば、防水ブーツ4の開口端側をシールしつつ本体1に取り付けるためのキャップ部材7と、該キャップ部材7に形成された孔部7aa(被係止部)と、本体1における防水ブーツ4の取り付け部位Aに形成され、孔部7aa(被係止部)と係止する爪部1b(係止部)とを具備し、孔部7aa(被係止部)に爪部1b(係止部)を係止させることにより防水ブーツ4を本体1にシール状態にて取り付けて成るので、防水ブーツ4を本体1にシール状態にて取り付ける際、圧入作業や熱溶着作業などの作業を不要とすることができ、組み付け性を良好にすることができる。
【0029】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば防水ブーツ4の開口端側の本体1に対する取り付けは、所謂スナップフィットの如きものに限定されず、カシメ等にて圧入させるもの或いは溶着して固定させるもの等、何れの形態であってもよい。更に、防水ブーツ4の内側に形成されたシール手段であれば、カラー5に代えて他の汎用的シール手段としてもよい。
【0030】
また、本実施形態においては、キャップ部材7に被係止部としての孔部7aaが形成され、本体1の取り付け部位Aに係止部としての爪部1bが形成されているが、これに代えて、キャップ部材7に爪部を形成するとともに本体1の取り付け部位Aに当該爪部と係止し得る孔部を形成するよう構成してもよい。更に、本実施形態においては、操作レバーがブレーキレバーである場合について説明したが、他の操作レバー(例えば、クラッチレバー等)に適用された操作レバー用スイッチ装置としてもよい。尚、適用し得る車両として、二輪車の他、雪上車等の他の車両に適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0031】
シール手段は、防水ブーツの内側に形成されたシール手段を具備した操作レバー用スイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0032】
1 本体
1b 爪部(係止部)
2 プランジャ
3 スイッチ手段
4 防水ブーツ
5 カラー(シール手段)
6 Eリング(リング状部材)
7 キャップ部材
7aa 孔部(被係止部)
8 接触板
8a 可動接点
9 板バネ
10 付勢板
11 固定接点部
12 接続端子部
R 操作レバー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のハンドルバー先端側に形成された操作レバーの近傍に取り付けられる本体と、
該本体に配設されるとともに、前記操作レバーの操作に応じて当該本体に対して出没方向に摺動可能とされるプランジャと、
前記本体内に配設されるとともに、前記プランジャの摺動に伴って電気的なオン・オフが切換可能なスイッチ手段と、
先端に挿通孔が形成された袋状部材から成り、その開口端側が前記本体における取り付け部位にシールされつつ取り付けられるとともに前記挿通孔に前記プランジャを挿通させて組み付けられ、当該プランジャの摺動動作に追従して変形することにより前記プランジャと本体との間のシールを図るための防水ブーツと、
該防水ブーツにおける前記挿通孔とプランジャとの間をシールするシール手段と、
を備えた操作レバー用スイッチ装置であって、
前記シール手段は、前記防水ブーツの内側に形成されたことを特徴とする操作レバー用スイッチ装置。
【請求項2】
前記プランジャにおける前記防水ブーツ内側の所定部位には、前記シール手段の抜け止めのためのリング状部材が係止されることを特徴とする請求項1記載の操作レバー用スイッチ装置。
【請求項3】
前記防水ブーツの開口端側をシールしつつ前記本体に取り付けるためのキャップ部材と、
該キャップ部材に形成された被係止部と、
前記本体における前記防水ブーツの取り付け部位に形成され、前記被係止部と係止する係止部と、
を具備し、前記被係止部に係止部を係止させることにより前記防水ブーツを前記本体にシール状態にて取り付けて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の操作レバー用スイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−124144(P2011−124144A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−281853(P2009−281853)
【出願日】平成21年12月11日(2009.12.11)
【出願人】(000213954)朝日電装株式会社 (184)
【Fターム(参考)】