説明

操作部材の照明装置

【課題】蓄光材の蓄光を利用して操作部材に設けられた表示部を照明する構成において、表示部の輝度を確保しながら電力消費量を低減することができる操作部材の照明装置を提供する。
【解決手段】ランプスイッチがオンすると、LED11に通電されることにより可視光を導光レンズ12の端面に照射するので、導光レンズ12を通過した光によりノブ6の文字表示部6fが照明される。この導光レンズ12は蓄光顔料13が含有した蓄光材からなり、LED11からの光を受けた状態では、光エネルギーを蓄積し、LED11への通電が停止した状態では蓄積した光エネルギーを消費することにより可視光を放射する。これにより、ノブ6の文字表示部6fの輝度が高くなるので、夜間においてLED11の通電が停止した場合であっても継続して文字表示部6fを視認することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源からの光を導光レンズにより導くことにより操作部材に設けられた表示部を照明する操作部材の照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば車両のインストルメントパネルに設けられたパネルスイッチ表示部(文字、記号など)を夜間時に照明する構成として、蓄光材の蓄光機能を利用し、光源の通電を終了した後であっても、蓄光材からの光の放射によりパネルスイッチ表示部を照明することにより夜間照明時の消費電力を抑制することが提案されている。
【特許文献1】実開平3−57831号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
図9は、特許文献1が提案する構成の一例を示している。この図9において、操作部材101に対する押圧操作に伴ってラバー接点からなるスイッチ102がオンするようになっている。光源103からの光は、直線状導光レンズ104及び屈曲状導光レンズ105を通じて操作部材101に形成された開口部101aから外部に放射される。ここで、屈曲状導光レンズ105の上端面には蓄光部106が設けられており、光源103の通電終了後は、蓄光部106が蓄積した光エネルギーにより可視光を放射して操作部材101を照明するようになるので、電源の電力消費量を低減することができる。
【0004】
しかしながら、特許文献1のものでは、光源103から蓄光部106までの距離が長いと共に途中で折曲され、さらに導光レンズ104,105間に空間部が介在していることから、導光レンズ104,105における光量損失が大きい。このため、蓄光部106に多くの光エネルギーを取込むためには、照明用の電源を長時間オンしていなければならず、電力消費量の削減に対して効率が悪いという問題を生じている。
【0005】
この場合、導光レンズ104,105を蓄光材から形成することにより蓄光部の体積を増大し、蓄光部に多くの光エネルギーを取り込むことが考えられるものの、導光レンズ104,105にあっては、開口部101aまでの距離が長いと共に途中で折曲され、さらに導光レンズ104,105間に空間部が介在しているという構成は同一であるので、結局、導光レンズ104,105における光量損失が大きく効率が悪いという課題は何ら解決されていない。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、蓄光材の蓄光を利用して操作部材に設けられた表示部を照明する構成において、表示部の輝度を確保しながら電力消費量を低減することができる操作部材の照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の発明によれば、表示部への照明が指示された場合は、通電手段から光源に通電されて光源が可視光を発光するので、導光レンズにより光源からの光が案内されて操作部材に設けられた透光性の表示部に照射される。これにより、表示部の輝度が高くなるので、夜間においても表示部を視認することができる。
【0008】
ここで、導光レンズは蓄光材から形成されているので、光源からの光を受けた状態では蓄光材が光エネルギーを蓄積するようになり、通電手段が光源への通電を停止した場合は、蓄光材が蓄積している光エネルギーを消費により可視光を放射するようになる。これにより、導光レンズから操作部材の表示部に可視光が照射されるので、光源の通電停止状態であっても表示部を継続して視認できる。
【0009】
そして、蓄光材から放射される可視光の強度は蓄積した光エネルギーの消費に伴って減少することから、光センサの検出レベルが所定レベル以下となった場合は、通電手段が光源に通電するようになる。
【0010】
以上のような通電制御により、表示部の輝度が設定輝度よりも低くならないように維持された状態で光源への通電制御が行われるので、電力消費量を低減することができる。この場合、導光レンズは一つで済むと共に直線状であるので、導光レンズにおける光量損失が小さくなり、電力消費量を低減することができる。
【0011】
請求項2の発明によれば、蓄光材から放射された可視光は光源の光軸に沿った導光レンズの内面で反射する際に、導光レンズの内面が光源の光軸に沿って平行な構成に比較して操作部材側に反射されるので、蓄光材から発せられた光を導光レンズへ効率よく照射することができる。
【0012】
請求項3の発明によれば、光源からの可視光の照射状態では表示部の下地となる蓄光塗料層にも光エネルギーが蓄積されるので、光源への通電が停止した状態では、蓄光塗料層からも可視光が放射されるようになり、導光レンズからの可視光の照射と合わせて表示部の輝度を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の一実施例について図1ないし図7を参照して説明する。
図3は、車両のインストルメントパネルに設けられた表示装置を示している。この図3において、表示装置1は、パネルケース2に組み込まれた液晶表示器3を主体としてなり、そのパネルケース2において液晶表示器3の周囲となる部位に複数のスイッチ装置4が配置されている。
【0014】
図1は、スイッチ装置4の断面図である。この図1において、スイッチ装置4は、パネルケース2に固定されたスイッチケース5にノブ(操作部材に相当)6を押圧操作可能に装着してなり、それらのノブ6に対する操作により、液晶表示器3にメニューを表示したり、各種設定を切換えたりすることができるようになっている。
【0015】
即ち、スイッチケース5の底面にはスイッチ基板7が装着されており、そのスイッチ基板7の所定部位にチップ状のスイッチ8が実装されている。スイッチ基板7上には弾性を有するゴムシート9が配設されており、そのゴムシート9の所定部位に形成された凸状部9aがスイッチ8を覆っている。これにより、ゴムシート9を介してスイッチ8が押圧された際に、図示上方への弾性力が与えられるようになっている。
【0016】
スイッチケース5には開口部10が形成されており、その開口部10にノブ6が図示下方から装着されている。このノブ6は透光性樹脂であるポリカーボーネートからなる四角容器状の基材6aを主体として形成されており、この基材6aの開口周縁部に形成されたフランジ部6bがスイッチケース5の開口部10の周縁部に係止されている。これによりスイッチケース5に対するノブ6の抜け防止が図られている。フランジ部6bにおいてノブ6の中央に対して点対称となる部位には一対のボス6cが突出形成されており、そのボス6cの先端がゴムシート9を介してスイッチ8に対向している。つまり、1個のノブ6に対して2個のスイッチ8が設けられており、それらの2個のスイッチ8がオンしたことでもって真のオンとなるように構成されている。
【0017】
スイッチ基板7において、ノブ6の中心の下方となる部位にはLED(光源に相当)11が実装されている。このLED11は、スモールランプ或はヘッドランプの点灯に応じて通電されるようになっており、通電により可視光をノブ6に向かって照射するようになっている。
【0018】
ノブ6の主体をなす基材6aの図示上面には蓄光塗料層6dが形成されていると共に、その蓄光塗料層6dを含む表面全体には非透光性樹脂からなる表面層6eが被覆形成されている。表面層6eには、図4に示すような例えば「MENU」という文字を示す文字表示部6fがレーザエッジングにより形成されている。このレーザエッジングとは、文字表示部6fをなす文字の輪郭形状をプログラムしたレーザ加工機にてレーザ光を照射し、文字領域となる表面層6eのみを除去することにより下地としての蓄光塗料層6dを露出させるもので、その蓄光塗料層6dの露出部位が文字表示部6fとなる。
【0019】
図1に戻って、ノブ6の裏側には導光レンズ12が取付けられている。この導光レンズ12は、樹脂基材(例えばアクリル樹脂)に蓄光顔料13(図中に模式的に示す)を含有した蓄光性樹脂(蓄光材に相当)から形成されており、図示下端面から入射した光を図示上端面から出射する導光機能を有すると共に、蓄光顔料13の蓄光機能により受光時に光エネルギーを蓄積し、受光停止状態では蓄光顔料13が蓄積した光エネルギーを消費することにより例えば緑色光或いは白色光などの可視光を放射するようになっている。
【0020】
導光レンズ12においてLED11からの光が入射する端面には複数の膨出部12aが形成されている。これらの膨出部12aは、LED11から導光レンズ12の端面に照射される光強度が均一でないという光強度分布特性に配慮して形成されているもので、導光レンズ12の端面において光強度の高い部位での導光レンズ12への入射角度が大きくなるように形成されている。これにより、導光レンズ12の端面での表面反射による損失を低減するようにしている。
【0021】
図1に戻って、スイッチ基板7には光センサ14が搭載されており、この光センサ14により導光レンズ12から後述するように蓄光された光エネルギーにより放射される光の輝度を検出するようになっている。
一方、スイッチケース5には、ノブ6と同様に蓄光性樹脂からなるインジケータレンズ15が装着されている。スイッチ基板7においてインジケータレンズ15の下方となる部位にはLED16が配置されており、操作可能なノブ6を示す際に通電されるようになっている。
【0022】
図5は、スイッチ装置4の電気的構成うち本発明に関連した電気的構成を示すブロック図である。この図5において、コントローラ(通電手段に相当)17は、ランプスイッチ18からオン信号を入力したときは、ON/OFFタイマー19を駆動する。このON/OFFタイマー19は、スイッチ基板7に点灯指令を出力すると共にタイマー時間が設定時間経過したときは、点灯指令の出力を停止する。スイッチ基板7は、ON/OFFタイマー19から点灯指令を入力した状態ではLED11を点灯し、点灯指令の入力が停止した状態ではLED11を消灯する。また、スイッチ基板7は、光センサ14の検出レベルが所定の設定値を下回ったときは点灯要求信号をコントローラ17に出力するようになっている。
【0023】
次に上記構成の作用について説明する。
図6は、コントローラ17の動作を示すフローチャートである。この図6において、コントローラ17は、ランプスイッチ18がオンするかを監視している(S1)。
夜間の車両走行時に、運転者がスモールランプ或はヘッドランプを点灯すると、コントローラは、ランプスイッチ18がONしたことに応じて(S1:YES)、ON/OFFタイマー19を駆動する(S2)。すると、ON/OFFタイマー19は、スイッチ基板7に点灯信号を出力するので、スイッチ基板7は、LED11に通電する。これにより、LED11が点灯して可視光が導光レンズ12の端面に照射されるので、導光レンズ12の端面から入射した光は、導光レンズ12に導かれて前面からノブ6ひいては文字表示部6fに照射される。これにより、ノブ6に形成された文字表示部6fの輝度が高くなるので、車両の乗員は、夜間であっても文字表示部6fの認識が可能となる。
【0024】
この場合、LED11から照射された光は、一つの導光レンズ12を介して短い距離で文字表示部6fに照射されるので、LED11からの光は減衰することなく文字表示部6fに照射されることになる。また、LED11から光が入射する導光レンズ12の端面の形状は、LED11から導光レンズ12の端面に照射される光強度の大きな部位への入射角度が大きくなるように膨出部12aが形成されているので、LED11からの光を大きく減衰することなく導光レンズ12に入射させることができる。
【0025】
コントローラ17は、タイマー時間が設定時間となったときは(S3:YES)、ON/OFFタイマー19をオフすることによりLED11の通電を停止する(S4)。この場合、設定時間は、蓄光顔料13に期待する蓄光保持時間との関係により設定されている。
図7は、LED11の照射時間と、設定輝度以上の輝度を維持可能な蓄光顔料13の蓄光保持時間との関係を示している。この図7に示すように、LED11の照射時間が長くなるほど蓄光保持時間が長くなることから、蓄光顔料13に期待する蓄光保持時間に基づいてLED11の照射時間を求めることができる。つまり、蓄光顔料13に期待する蓄光保持時間が長くなるほどLED11の通電時間を長く設定する。
【0026】
さて、LED11の点灯状態では、導光レンズ12を形成する蓄光材に含有されている蓄光顔料13がLED11からの光エネルギーを蓄積し、LED11が消灯すると、図2に示すように蓄積した光エネルギーを消費することにより可視光を放射するようになる。同様に、蓄光塗料層6dも蓄積した光エネルギーを消費することにより可視光を放射するようになる。従って、LED11が消灯するにしてもノブ6に形成された文字表示部6fの輝度が高い状態が継続するので、車両の乗員は、文字表示部6fを継続して視認することができる。
【0027】
ここで、導光レンズ12にあっては、ノブ6側に向かって先拡がり形状に形成されているので、導光レンズ12の蓄光顔料13から放射された光がLED11の光軸に沿った導光レンズ12の内面で反射する際に、導光レンズ12の内面がLED11の光軸に沿って平行な構成に比較してノブ6側に反射されるので、蓄光顔料13から発せられた光を導光レンズ12へ効率よく照射することができる。これにより、導光レンズ12から蓄光によって放射された光を効率よく文字表示部6fに照射することができるので、蓄光保持時間の延長を図ることができる。
【0028】
コントローラ17は、図6に示すように所定の時間測定毎に(S5)、光センサ14が検出する明るさに基づいて文字表示部6fの明るさが設定レベル以上かを間接的に判断する(S6)。
導光レンズ12に含まれている蓄光顔料13の蓄光保持時間が経過すると、導光レンズ12から発せられる光強度が低下し、文字表示部6fの明るさが設定レベルを下回るようになるので、スイッチ基板7は、光センサ14の検出レベルが設定レベル以下となったときは、コントローラ17に対して照明要求信号を出力する。コントローラ17は、スイッチ基板7から照明要求信号が入力したときは(S6:YES)、ランプスイッチ18がオンしていることを確認してから(S1:YES)、ON/OFFタイマー19を駆動することによりLED11に通電する(S2)。すると、LED11が点灯して可視光が導光レンズ12を通じてノブ6に再び照射されるようになるので、ノブ6に形成されている文字表示部6fに光が照射されてその輝度が高くなる。
【0029】
以上のような動作が繰り返されることにより、夜間であっても文字表示部6fの輝度が高い状態が継続するので、文字表示部6fを継続して視認することができる。
従って、夜間の走行時に例えば液晶表示器3にメニューを表示したい場合は、上述のように「MENU」という文字を視認可能な「MENU」ノブ6を押圧する。すると、「MENU」ノブ6によりスイッチ8がオンされるので、2個のスイッチ8が同時にオンし、これにより液晶表示器3にメニューを表示させることができる。
尚、インジケータレンズ15に対応したLED16に通電することにより、操作可能なノブ6を示すことができる。
【0030】
このような実施例によれば、LED11の光軸上に沿って、導光レンズ12及びノブ6の文字表示部6fを直線状に配置するようにしたので、図9に示すような構成の従来構成のものと違って、LED11から文字表示部6fまでが直線で且つ距離が短くなり、導光レンズ12における光量損失を低減することができる。この場合、光センサ14により導光レンズ12の蓄光による光照射、ひいては文字表示部6fの輝度を間接的に検出し、その光センサ14の検出に基づいてLED11に対する通電を制御するようにしたので、文字表示部6fの輝度が所定の輝度を下回ることなく電力消費量の低減を図ることができる。
また、導光レンズ12に蓄光顔料13を含有することにより蓄光材の体積を従来のものに比べて大きくするようにしたので、蓄光照射時間が長くなり、総じて節電効果を高めることができる。
【0031】
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
図8に示すように導光レンズ12を複数設けると共に、各導光レンズ12に対応してLED11を設けるようにしてもよい。
導光レンズ12をパネルケース2に固定するようにしてもよい。
ノブ6の蓄光塗料層6dを省略するようにしてもよい。
導光レンズ12として、その内面がLED11の光軸と平行となる形状のものを用いるようにしてもよい。
【0032】
導光レンズ12の端面の膨出部12aを省略するようにしてもよい。
光センサ14を導光レンズ12の側面に取付けるようにしてもよいし、文字表示部6fから車室側に放射される光を検出するように配置してもよい。
LED11の前面にレンズを設け、LED11からの光をレンズにより集光した状態で導光レンズ12の端面に照射するようにしてもよい。
スイッチ8は1個設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施例におけスイッチ装置を示す断面図
【図2】導光レンズの蓄光材からの光の放射状態を示す図1相当図
【図3】表示装置の正面図
【図4】ノブの文字表示部を示す図
【図5】電気的構成を示すブロック図
【図6】コントローラの動作を示すフローチャート
【図7】LEDの照射時間と導光レンズの蓄光保持時間との関係を示す図
【図8】本発明の変形例を示す図1相当図
【図9】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
【0034】
図面中、1は表示装置、4はスイッチ装置、6はノブ(操作部材)、11はLED(光源)、6aは基材、6dは蓄光塗料層、6eは表面層、6fは文字表示部、12は導光レンズ、13は蓄光顔料、14は光センサ、17はコントローラ(通電手段)である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作方向に移動可能に設けられた操作部材と、
この操作部材に設けられた透光性の表示部と、
可視光を発する光源と、
前記表示部への照明が指示された場合に前記光源に通電する通電手段と、
前記光源からの光を前記表示部に照射するように導く導光レンズと、
前記表示部の輝度を直接的或いは間接的に検出する光センサとを備え、
前記導光レンズ及び前記光源は、前記操作部材の操作方向に沿って直線状に配置され、
前記導光レンズは、蓄光材から形成され、
前記通電手段は、前記表示部への照明が指示された場合は前記光源へ所定時間通電してから通電停止すると共に、その通電停止状態で前記光センサの検出レベルが所定レベル以下となった場合は前記光源へ通電する制御を繰返すことを特徴とする操作部材の照明装置。
【請求項2】
前記導光レンズは、前記光源の光軸に沿った内面が前記操作部材に向かって先拡がり形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の操作部材の照明装置。
【請求項3】
前記操作部材は透光性部材から形成され、
前記表示部は、前記操作部材の表面に形成された蓄光塗料層に被覆形成された非透光性の表面層の一部が除去されることにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の操作部材の照明装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−97996(P2008−97996A)
【公開日】平成20年4月24日(2008.4.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−278702(P2006−278702)
【出願日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】