説明

日除け・目隠し及び霜よけ装置

【課題】窓越しの直射日光を避けるため、軒先や庇に、よしずを立て掛けたりたたんだりする装置を提供する。
【解決手段】支柱1の上部横に伸ばした部材アングル2と、別支柱の上部横に伸ばした部材アングル19とを繋ぐ。この繋いだ該アングルに、よしずの引き上げ用と巻き上げ用の滑車16をそれぞれ設置する。次によしずの片方端を紐15でくくり、該ひもを引き上げ用の滑車16に通す、さらに上部滑車設置のアングル2に紐をくくり付け、該紐をよしずの下を回しながら、伸ばして、巻き上げ用の滑車に通す装置である。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【発明が属する技術分野】
【0001】
本発明は、真夏などの窓越しの直射日光を避けるためや、市街地や通りに面した窓の目隠し、さらに、よしずを軒先やひさしに立て掛けたり、たたんだりする手間を省くためと。直射日光を避けるため、一般的には室内のカーテン生地を変えたり、ブラインドを設置してある。また窓やガラス面に、直接すだれを掛けるだけの工夫や、格子枠にすだれをくくり付けてあるだけの日除けである。そこで遮蔽物の種類や構造物設置の応用工夫で、簡単な操作方法で開閉ができ、直射日光よりガラス面が和らげるとともに、冬場の霜よけ、また目隠し、さらに光触媒の効果により、窓越しに入ってくる汚染空気を浄化し、室内の暑い空気を下げることで、エアコンを少なく使用するこにより、電気代や電力発電による環境への負荷を低減し、本発明の構造物格子枠の組み合わせ工夫で、防犯対策を講じることができ、これらを合わせ持つ目的のものである。
【背景技術】
【0002】
従来の直射日光防止対策として、昔の家造りは、屋敷が広く屋敷の回りには大きな樹木や生け垣等で、真夏の直射日光を避け、樹木の木陰を通して日除けと、そよ風を感じていた。また建築資材においても、通気性のある木造建築で、さらに床下を高くして通気性があり、涼しさと、冬場は保温性を感じる建物であった。
人口増加と狭い土地の関係で、一戸建て住宅が普及するなか、建築物資材も変化し、通気性の少ない合板が主流となってきた。また床下も低くなり、庭も狭い住宅地へと変化して行った。また、高層住宅の建築ブームとなり通気性の無いコクリート構造へと変化して行った。しかし日よけ装置としては、以前と変わらない室内のカーテン・ブラィンドが主流である。
これらは、ガラス越しに入ってくる日光を部屋の中で受けるだけで、ガラス面や壁は直射日光をまともに受けている。これでは、夏日の昼間の室内は高温なにり、コンクリート道路は照らされ、ヒートアィランド現象により、夜窓を開けても室内・室外の温度は下がらない。
またマンション等や住宅の、日除け対策としてすだれを、ガラス面や軒先に吊り下げてあり、また平屋建てのガラス面を覆うように、よしずを立て掛けてあるが、すだれやよしずの遮蔽物とガラスおよび壁面との間が狭く、風通しが悪く温度の低下が望めない。さらに、ベランダや庭などに、よしずを立て掛けたことで、人の通りも悪く、居住性が損なわれる。さらに、よしずをやっとのこと立て掛けても、雨や曇りの日でも作業性が悪い為、たたまないでうす暗い中で過ごしている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これらの原因は、遮蔽物をよしずを例にとり説明すれば、立て掛けたよしずが斜めに施してあるため、下の接地面の腐食の原因となり、またよしずと建物との間か狭く人の通りや、風の通りも悪い。
よしずは殆ど丈が長く、一人で立て掛けたり、たたんだりする作業が簡単に行われないため、雨の日や曇りの日でもたたまない状況である。
また、高層住宅や一般住宅の窓は、殆どカーテンで日除けとして使用され、たまに、すだれをガラス面に提げてあるだけの程度である。
よって、昼間の締め切った部屋では、カーテン越しでの温度が上がりムッとする。最近の環境問題になっている、ヒートアィランド現象により、マンションやビルなどの温度が上がり熱帯夜となり、エアコンがフル回転している。
ここで、電気の発電量が上がり、それに伴い環境破壊の発生の原因でもある。また社会現象としての犯罪、のぞき、ガラスを割った住宅侵入などの問題も発生している。
また、大量に増えた車社会に伴い、排気ガスによる環境汚染が騒がれ、市街地など住宅においては、窓を開け、そよ風を通すことは不可能であり、ゼンソク等の原因とも言われています。
【課題を解決するための手段】
【0004】
そこで、本案は上記課題を解決するため、遮蔽物に光触媒を塗布を施しこの遮蔽物の片方を回転棒に設置固定し巻き付ける。この回転棒に軸と軸受けと回転盤を取り付け、支柱数本を並べ、該支柱の上部に設置した横に伸ばしたアングルと補強アングルに、軸受けとともに設置し、回転盤には回転用の紐、若しくはハンドルギアが設置されている。シャッター式の遮蔽開閉方式で、簡単な作業で開閉ができ、また広げる面積も変化すること、さらに覆う箇所へも移動できる。
ベランダに設置する場、コンクリートやタイル等の構造物に、取り付け用のアンカーネジを打ち込むことで、コンクリートや構造物を劣化させ、雨水漏れ、さらなるクラックの原因となる為、本発明においては、支柱の固定にアジャスターボルトを使用し、コンクリート構造物を保護する設置方法であり、遮蔽物とガラス壁との間隔を広くすることで、遮蔽物で直射日光から木陰を造り、ガラス窓・壁面を保護し、一旦温度を和らげることと、陰部分の風通しをすることで、ガラス面の温度を和らげることとなる、よって室内の温度も下がることとなる。
また、設置構造を工夫することで、常時目隠しとなり、つらに防犯対策として、ガラスに手の届かないし、又手が入らない枠を創作することとの組み合わせができる。
以下、解決手段と設置作用を、実施例・図面とともに説明する。
【実施例1】
【0005】
ベランダへの設置作用について(図15参照)
1)前記請求項1構造1・請求項2設置工程1の回転式(シャッター式)
遮蔽物をよしずの例として、図面1を参考にする。
よしず▲10▼の片方端に紐を数箇所、くくりつけ、その紐▲11▼を同等の長さにして、回転棒▲5▼に設置固定する(回転棒によりよしずの端を直接くくりつけてよい)。この回転棒▲5▼の両端に回転軸と回転軸受▲7▼けの組み合わせた型を設置固定する。次ぎに、回転棒▲5▼の片方に回転盤▲6▼を設置固定しこの回転盤▲6▼に、回転棒▲5▼を回転するための紐▲9▼を巻こむ。
これを、セットとして支柱▲1▼の上部横に伸ばした部材アングル▲2▼と、上部に補強された斜め部材アングル▲8▼の軸受け▲7▼とともに付設する。
同支柱の下部分に、ずれ防止のゴム板を敷き、支柱の上部にアジャスターボルト▲3▼と、ずれ防止のゴムを併せて設置し、同ボルトを締め固定する。
設置する場所は、ベランダの手摺り側に付設することで、遮蔽物とガラス窓との間が空間となり、ベランダを日照りから予防でき、また風通しもよい。
さらに、遮蔽物が付設されている、目隠しの効果も十分発揮できる。なお遮蔽物の揺れ防止のアングルを併設するとよい。
開閉は紐を引っ張ることで、回転盤が回転し、遮蔽物を引き出し覆う、また反対に紐を引っ張ることで、回転盤が回転し、遮蔽物を巻き付け遮蔽物をしまう作用である。
2)前記請求項1構造2・請求項2設置工程2の滑車を用いた、
巻き上げ・引き上げ・及び同組み合わせ式
巻き上げ式について
支柱▲1▼の下方接地部にゴムの板を敷き、支柱▲1▼の上部に横に伸ばした部材アングル▲2▼を設置する。次ぎに同支柱▲1▼の上部にアジスターボルト▲3▼を設置し、ボルトの頭部にゴム板を敷き、同ボルトを締め付け付設する。
支柱の上部横に伸ばした部材アングル▲2▼と、部材アングル▲2▼を別支柱▲1▼の上部横に伸ばした部材アングル▲2▼に、繋ぐ縦に伸ばした部材アングル▲17▼に設置する。縦に繋いだアングル▲17▼に、遮蔽物のよしず▲10▼の端をアングル▲17▼に直接設置固定する。次ぎに、該アングルに巻き上げ用の滑車▲16▼を設置、さらに同アングルに紐▲8▼をくくり固定し、この紐を該くくり付けたよしず▲10▼の下を通しながら回し、該紐を該上部の滑車に通す構造である。この紐を引くことで開閉面積を変える事が出来る。
引き上げ式について
支柱▲1▼の設置は前記同様であり、縦に繋いだ部材アングル▲19▼に、引き上げ用の滑車▲20▼を設置する。次ぎに支柱▲1▼の下に置いた、よしず▲10▼の端を紐21でくくり、この紐を該滑車▲20▼に通す方法であるが、よしずを垂らしたまま覆う所を、移動するものである。
巻き上げ・引き上げ式の組み合わせについて
前記、巻き上げ・引き上げ式を組み合わせることで、巻き上げを半分にした場合、覆う面積が一枚分の半分となる。この状態で引き上げ用の紐を上下することで、覆う面積が移動するものである。
3)前記請求項1の滑車を用いた、引き上げ・スライド式
縦の柱と横枠の四角型枠において、縦柱の上下部分を少し伸ばしてある。この下接地部分にずれ防止のゴム板を敷き、縦柱の上部にアジャスターボルトとずれ防止のゴム板を設置し、ボルトを締めて枠を固定する。さらに上部横枠に引き上げ用の滑車を設置する。
次ぎに、穴開きの防風板45(また穴開きアルミ板)の上下を5ミリ程度鋭角46に上下反対に向くように曲げる。これを組み合わせて曲げた角が引っ掛かるように数枚を、溝38の掘ってある縦枠の内側に収納する。引っ掛かる一枚の外側の上部39に紐を設置する。該紐を上部横枠に設置した滑車43に通すものであるが、遮蔽物45を波板や板の格子枠でもよく。これは一枚の大きさが常時隠してあることから、下部は目隠しとし、残りを引き出せば(スライドする)日除けとを、合わせ持つものである。又防風板等を使用すれば風よけにもなる。
4)前記請求項1構造4のカーテン式
レールの渦巻き盤30を、支柱▲1▼の上部に伸ばした横部材アングル▲2▼に設置する。次ぎに別の支柱の上部に伸ばした横部材アングルにレール28を設置し、同レールの溝と渦巻きの盤の溝を合わせる。渦巻きの中心は、遮蔽物(よしず)を吊り下げるフックをもって開閉する、ワィヤーを巻き付ける回転棒32が設置されている。該支柱の下部分はゴム板をずれ防止として敷き、柱の上部はアジャスーボルト▲3▼と、ずれ防止のゴム板を設置し、該ボルトを締め付け固定する。
また、渦巻きの反対側には、フックを引っ張り出すワイヤーを巻き付ける回転棒35があり、同回転棒には回転盤が設置されていて、回転盤には紐で回す方法とハンドル33によるギアが設置されている。
5)同請求項1 カーテン式(たぐし寄せ)
支柱▲1▼の下部分の下にゴムの板を敷き、支柱上部にアジヤースターボルト▲3▼と、ずれ防止のゴム板を設置し同ボルトを締め付け柱を固定する。さらに柱上部には横に伸ばした横部材アングル▲2▼を設置し、この部材アングルにレール28を設置してある。該レールにはフックが提げてあり、フックにはよしず▲10▼をかけてある。これは手動でたぐせ寄せ、また手動で開閉するものである。
6)同請求工1 植物式使用
支柱と横枠の四角枠の、上部横枠に引き上げ用の滑車を設置する。次に枠の下に箱で製作した花壇を設置する。この花壇の端に支柱を固定し、支柱上部にアジャスターボルトを設置し、ずれ防止ゴム板をボルトの頭部に置いて、ボルトを締め付け支柱を固定する。花壇の上部らナイロンネットの片方端を固定し、該ネットの反対側の端を、紐でくくり固定該紐を上部に設置した滑車に通すものである。これは、花壇で生育したつる植物などを、ナイロンネットに這わせていくものであるが、台風の場合下に下ろしたたむことで保護し、物干し等の場合、紐をゆるめて手摺り等に干し物をした後、ネットを引き上げることで、日除けを行うものである。
【実施例2】
【0006】
出窓・小窓設置作用について(遮蔽物をよしずとして・図16参照)
1)請求項1構造1を箱状22〜24のアングル枠に設置する回転式(シャッター式)
よしず▲10▼の端を回転棒▲5▼に設置し、該回転棒に軸と軸受▲7▼けを設置する。さらに回転棒を回転する回転盤▲6▼を併せて設置する。この回転盤には紐▲9▼を巻き付けてある。これを箱状の外向きに位置する内側上部の枠アングルに設置固定する。さらによしずの内側には揺れ防止25が施されている。
この箱状の寸法は窓の大きさよりやや広めがよく、同セットを出窓・小窓の外に付設する。該紐を引くことにより、簡単によしずが上下に開閉するものである。
2)請求項1構造2を箱状のアングル枠に設置する巻き上げ式
箱状の部材アングルの外向きに位置する、内側上部の枠によしずの片方を紐でくくり、設置固定する。次ぎに同上部枠に滑車を設置する。さらに同上部枠に紐をくくり、該ひもをよしずの下を通して回し、該紐を上部に設置した滑車に通す、箱状の装置を出窓・小窓にセットとして付設する。開閉は該紐を引くことで開閉するものである。
3)請求項1構造2を箱状のアングル枠に設置する引き上げ式
箱状のアングルの外向きの内側下によしずを置き、よしずの端を紐でくくる。次ぎに上部枠に滑車を設置し、よしずをくくった該紐を該滑車に通す装置で、箱状の装置を出窓・小窓にセットとして付設する。開閉は紐を引くことにより、よしずが下方から引き上げられ、ゆるめて下がり開閉するものである。
4)請求項1構造3を箱状の部材アングル枠に設置する引き上げ・巻き上げ式の組み合わせ
前2)3)を組み合わせてセットとし、紐を巻き上げで開いている広さを調整し、引き上げ紐でよしずの開いている広さの状態で、移動することが出来る装置である。
5)請求項1構造3を箱状のアングル枠に設置するスライド式
遮蔽部材を防風壁板として説明する。
箱状のアングル枠の外面上部に滑車27を設置し、遮蔽物として穴空きの防風壁板46の上下に上下反対の引っ掛かり47を付け、これを数枚組み合わせて、外面下に設置された枠内に収容する。さらに、この外側の一枚目の上部に紐26を設置し、該紐を上部滑車27に通す。
この場合遮蔽物一枚分は、常に目隠しの作用をし、紐を引っ張ると遮蔽物の防風壁板が引き上げられ、続いて一枚目の下にある引っ掛かりと、二枚目の上にある引っ掛かり引き上げられる。これを数枚繰り返すことで全面の日除けと、目隠し作用であるが、真ん中で止めれば半分の日除けとなる装置である。
この場合、遮蔽物の部材を代えるこが出来るので、景観的にも良いものである。例えば、木質の格子枠・穴の開いた(パンチ板)アルミ板などでも良い。
6)請求項1構造4を箱状のアングル枠に設置するカーテン式
箱状のアングル枠の外側上部の両側の枠に、回転盤を設置し、回転盤と回転盤とをワイヤーでぐるっと回し、たわみがないように設置する。さらに、この横枠にワイヤーとレールが並列になるように設置し、このレールにフックを介してよしずを吊り下げる。次ぎにワイヤーとフックを一箇所固定することで、回転盤が回転する際ワイヤーが動き、それに連れフックと共によしずも移動する。同回転盤は紐で回転しても良いし、ハンドル操作でも良い。
【実施例3】
【0007】
二階建て建物の出窓、小窓及び大窓設置作用について
(支柱使用及び支柱の代用にステンレスワイヤー使用)
1)請求項1構造1の回転式
支柱を数本立て、上部に横部材アングルをボルト等で設置固定し連結する。二階建ての場合や軒や庇が高い位置にあるため、部材アングルを組み立てた支柱の上部に、部材アングルを補強として横に延ばし、該アングルを建物の壁に付設する。
さらに、下部接地部分は建物との間を許す範囲で広くとり固定する。次ぎに上部に連結した横部材アングルに、請求項1の回転式日除け装置を設置する。
この場合、よしずと回転棒と結んである紐の長さ分、よしずを広げられ紐の巻き込み具合いで、広げた面積が移動できるものである。
2)請求項1構造2の巻き上げ・引き上げ・及び組み合わせ式
前1)の建物の壁に付設し、支柱を連結した横部材アングルに、請求項1の巻き込みとして、横部材アングルによしずを直接設置固定し、さらに部材アングルに滑車設置する。次ぎに該部材アングルに紐をくくり固定し、該紐をよしずの下を通した後延ばした紐を上部に設置した滑車に通すものである。この場合紐を緩めることでよしずが下がり、よしずを広げた形を作り出す、紐の緩め具合で広げる面積が変わるものである。
また、前1)2)のアングルに、別滑車を設置し、よしずを下方に置いた状態で、よしずの端を紐でくくり、該紐を上部滑車に通すものであるが、この場合紐を引くことで、下に置かれたよしずを引っ張り上げる方法である。下の方は常時目隠しの状態であり、引き上げられたよしずが日除けを兼ねているものである。
さらに、巻き上げ・引き上げを組み合わせた場合、について
まず、二階建てを実施例に説明すれば、該庇にフックを取り付け、これにワイヤーを結び固定し、ワイヤーを下に伸ばして下部に設置固定する。次ぎに同上庇に滑車を、巻き上げ用と引き上げ用とを設置する。次ぎによしずの端を紐でくくり、該紐を引き上げ用の滑車に通す、次ぎに、庇にフックを取り付け該フックに紐をくくり固定す。該ひもを伸ばしてよしずの下を回し、伸ばした紐を上部の巻き上げ用の滑車に通す。この巻き上げの紐を引っ張る具合で、広げた面積が変わり、さらに引き上げの紐を引っ張り、また下げたりする操作で、広げた面積分で覆う箇所の移動ができる。この際よしずを、二枚繋げて設置したところ、二階から一階の下まで陰で覆うことができた。また必要な半分に広げた面積分に、たたんだ状態で移動することができた。
【実施例4】
【0008】
平屋建て住宅の庇・軒先設置作用について(図14参照)
1)請求項1構造1回転式(シャッター式)
支柱の上部に支柱を繋ぐ部材アングルを設置し、該アングルを庇・軒先に付設固定する。又支柱上部に横に伸ばした部材アングルを設置し、これを庇・軒先に付設する。次ぎに該アングルに、よしずを巻き付けた回転棒と回転軸、紐の付いた回転盤のセットを設置する。この際支柱は壁面・ガラス面とは許す範囲で幅を広く取り設する。この場合回転盤の紐を引くことで、よしずの出し入れ、つまり開閉ができる。
2)請求項1構造 引き上げ・巻き上げ・組み合わせ式
支柱と横の枠で構成された四角の枠において、枠の下部分によしずを置き、該よしずの片方端を紐でくくる。次に上部枠に巻き上げ用の滑車を設置する。先のよしずをくくった紐を、該滑車に通す。紐でよしずを上下開閉する方法である。
次に、同上枠に巻き上げ用の滑車を設置する。さらに、よしずの片方端を、枠上部に設置固定する。次に上部枠に紐をくくり固定し、伸ばした紐を該よしずの下を通しながら回し、上部巻き上げ用の滑車に通す。
次に、組み合わせとして、前同枠を構成し、軒先や庇に上部横枠を直接ボルト等で付設するか、もしくは、支柱の上部に横に伸びる部材アングルを設置し同部材アングルを庇や軒先に付設するものである。
上部枠に引き上げ用の滑車と、巻き上げ用の滑車をそれぞれ設置する。さらに、よしずの片方端わ紐でくくり該紐を引き上げ用の滑車に通す。次に上部枠の巻き上げ用の滑車に、別の紐をくくり、該紐を伸ばして該よしずの下を通しながら回し、上部に設置した巻き上げ用の滑車に通す。もののであるが、これは巻き上げ用の紐を巻くことで、よしずの開き面積が調整され、この状態つまり、開いた状態で、引き上げ用の紐を引いたり、ゆるめたりすることで上下するものである。
3)請求項1構造5の植物式
支柱と横枠からなる構造の上部横枠に滑車を設置する。この場合、支柱上部に横に伸ばした部材アングルを設置した構造で、に伸ばした部材アングルを庇、軒先に付設する。支柱の下に花壇などを利用して、ナイロンネットを花壇にアンカー等で固定し、同ネットの上部の端に紐をくくり固定し、該紐を上部枠に設置した滑車に通すものである。この場合花壇等につた植物を育成し、つたをネットに這わせる方法であるが、同ネットは紐をゆるめてネットを下げ、引っ張ることでネットを張る、この場合植物の葉っぱで日除けを創造するものである。
【実施例5】
【0009】
病院・事務所・学校等の窓側面設置作用について(図17参照)
請求項1至4おいて梯子型のアングル設置組み合わせ式
1)学校のベランダ・窓
回転式・ レール式・ スライド式について
学校のベランダについての設置は、実施例1と殆ど同様であり、回転式(シャッター式)、引き上げ・巻き上げ式と同組み合わせ式、さらにカーテン式の設置が可能である。
しかし、学校の窓においては、建物の柱を除いてガラス面が多い、そこで、建物のコンクリートの柱と、コンクリートの柱の間に、部材アングルで梯子状の枠を製作し、上階より下の階まで付設する。この梯子状の枠に各階ごとに、回転式(シャッター式)又は、スライド式、あるいは、巻き上げ・引き上げ式、同組み合わせ式を付設することで、学校はエアコン設備もなく、真夏など部屋の温度は上がります。そこで、よしず等の遮蔽物を付設することで直射日光を和らげ、また風の通りを良くすることで、室内の環境を保全することとなる。
2)学校・病院・事務所出窓・小窓設置作用について
箱状枠及び梯子併用式
学校・病院・事務所等のベランダも設置については、実施例1と殆ど同様であるが、コンクリートの柱が表に出ず、窓が横長に製作され、各階の窓と窓がコンクリートである建築構造についての、付設について説明すれば、まず各階の窓を中心にし、横長に製作された、窓と窓の間のコンクリート構造物に、梯子状のコの字に製作し、窓を挟むように該枠を付設する。次にスライド式・巻き上げ・引き上げ及び同組み合わせ式・回転式(シャッター式)の梯子状の枠に設置する。作用は学校と同ようである。
小窓において
学校・病院・事務所においても、小窓が多く直射日光を受ける状況は窓と同様であるため、窓の寸法(大きさ)より、より大きめ(寸法)の部材アングルで箱状の枠を製作し、該小窓を覆うようにアンカーボルト等により付設固定する。次に遮蔽物について、説明すればまず、請求工1の回転式(シャッター式)の構造を該枠の外側上部に設置する。開閉は小窓の中から紐を引くことで可能である。
また、スライド式・巻き上げ・引き上げ式同組み合わせ・カーテン式の構造を、前述箱状の枠に設置する。また、開閉は窓の中より紐もしくはハンドル等で簡単に実施できる。
3)事務所等の全面ガラスの設置作用について
最近全面ガラスの事務所・デパート・商店等がありますが、全面ガラスがゆえに、偏光ガラス等にしてありますが、直射日光はガラス面をを直射します、よって事務所内など高温となり、エアコン無しでは仕事ができない。そこでビル全体に屋上から下階まで、部材アングルで梯子状の枠で覆い付設する。この場合遮蔽物の選定が、用途に応じて、太陽電池板もしくはカラフルな生地で、看板併用にすれば、室内の温度を下げた太陽電池による事務所の電気エネルギーとして使用できる。
【実施例6】
【0010】
商店軒先実施の設置作用について(図19参照)
1)請求項1構造1 回転棒式(シヤッター式)及び巻き上げ・引き上げ式
同組み合わせ式、つらにカーテン式も同様出あり、設置について説明する。
商店などの軒先において
商店街の場合特に道路に面した建物が多く、また来客様の駐車場に接しているところが多い、そこで支柱を建物に直接立て掛けるように付設する。次に支柱の上部に横に伸ばした部材アングルを設置し、この伸ばした部材アングルに支柱を繋なぐ部材アングルを設置する。この繋いだ部材アングルに、請求項1の回転棒式(シャッター式)を設置する。また、巻き上げ・引き上げ式同組み合わせ式も同様付設して、紐もしくはハンドルによる開閉を可能とした。
また、レールを使ったカーテン式(渦巻き型・たぐし寄せ式等)においても、現在立て掛けていた、よしずを日光の関係で、一部分をたたんだりする作業を、手作業で行っている。力のある人の場合は良いが、力の無い人には重労働である、そこで軽く紐を引っ張り、またカーテンの様に簡単に開閉ができ、商店等は魚や花や果物物屋など色々な職業があり、匂いも衛生上も違う、そこでよしずに光触媒を塗することで、日除け操作は簡単で、光触媒のもつ効果により、悪臭の減少、細菌の減少期待がある。
これらは、実施施行例に基づいて、設置作用として説明したものであるが、部材の種類や形状また、寸法等、さらに遮蔽物の種類、材質また、設置場所、設置方法や手動操作、電動操作など、これに限定されるものではない。
【発明の効果】
【0011】
本発明には、以上のように構成されたもので、以下の優れた効果がある。
▲1▼よしず使用の場合、立て掛けたりたたんだりする作業が、紐やハンドル若しくは、電動で簡単に開閉できる。
▲2▼よしずを立て掛けいてる現在に比べ、下方が雨や湿気などによる腐食が防止できる。またよしずの紐の所を、ナイロン糸で補強したところ長く使えた。
▲3▼よしずの代わりに、遮光ネット・遮光テントの生地を使用した場合、カラフルな日除け防止と、テナントビルなどにおいては、広告にも使用できる。
▲4▼設置部材が木質・竹材・パイプ・鉄骨材に限らず、ワイヤー等とも併用できる。
▲5▼遮蔽物の面積が自由にでき、さらに開いたままで移動できるため、蔭となる部分を変えることができる。
▲6▼植木鉢や花壇の植物に対する、射光防止、減光対策とともに、霜予防も兼ねている。
▲7▼遮蔽物をツタ植物などを、這わすことが出来るため、葉っぱに含む水分により、水のカーテン効果があり、緑の中で自然な、そよ風を感じる事が出来る。
▲8▼出窓・小窓などに設置してある、格子枠との組み合わせにより、防犯予防ができ、さらに本発明の、箱状のアングル枠の深さを、手の届かない寸法にすることで、ガラスの破壊、施錠の破壊予防効果もある。
▲9▼遮蔽物に光触媒を塗布することで、空気浄化・脱臭効果が望める。
以上のような目的効果があり、直射日光を防止し室内温度の減少、さらに作業性が簡単で、年配者の方にも手軽にでき、空気洗浄効果とともに、防犯効果も役立つものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】 本発明に係る横回転方式(シャッター式)の構造を示す説明図である。
【図2】 本発明に係る横回転棒の遮蔽物設置構造を示す説明図である。
【図3】 本発明に係る回転軸、回転盤設置構造を示す説明図である。
【図4】 本発明に係る横回転方式(シャッター式)の構造を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る巻き上げ式の構造を示す説明図である。
【図6】 本発明な係る引き上げ・巻き上げ式の組み合わせ構造を示す説明図である。
【図7】 本発明に係る引き上げ・巻き上げ式の組み合わせ構造を示す斜視図である。
【図8】 本発明に係る引き上げ式の構造を示す説明図である。
【図9】 本発明に係る渦巻きレール式の構造を示す説明図である。
【図10】 本発明に係るレールのたぐし寄せ式の構造を示す説明図である。
【図11】 本発明に係る引き上げ式(穴開きアルミ板スライド式)の構造を示す説明図である。
【図12】 本発明に係る引き上げ式(板格子スライド式)の構造を示す説明図である。
【図13】 本発明に係る箱状枠に回転式の構造を示す説明図である。
【図14】 本発明に係る平屋建築物に設置を示す説明図である。
【図15】 本発明に係るベランダに設置を示す説明図である。
【図16】 本発明に係る小窓・出窓に設置を示す説明図である。
【図17】 本発明に係るガラス張り面に設置を示す説明図である。
【図18】 本発明に係る校舎のガラス面(柱間設置)に設置を示す説明図である。
【図19】 本発明に係る商店街の軒先設置を示す説明図である。
【符号の説明】
▲1▼ 支柱
▲2▼ 上部部材アングル
▲3▼ 上部アジャスターボルト
▲4▼ 下部アジャスターボルト
▲5▼ 回転棒(軸)
▲6▼ 回転盤
▲7▼ 回転軸受け
▲8▼ 補強部材アングル
▲9▼ 回転用紐
▲10▼ 遮蔽物材(日除け部材・よしず)
▲11▼ 遮蔽部材延長用紐
▲12▼ 遮蔽部材揺れ防止(縦用)
▲13▼ 遮蔽部材揺れ防止(横用)
▲14▼ 上部枠部材アングル(支柱連結部材)
▲15▼ 巻き上げ用(開閉用)紐
▲16▼ 巻き上げ用(開閉用)滑車
▲17▼ 遮蔽部材設・置用枠
▲18▼ 遮蔽用部材・固定ボルト
▲19▼ 上部横枠部材アングル(支柱連結アングル)
▲20▼ 遮蔽物(よしず)引き上げ用滑車
21 遮蔽物(よしず)引き上げ用紐
22 箱状枠の上部枠部材アングル
23 箱状枠の縦枠部材アングル
24 箱状枠の下枠部材アングル
25 箱状枠の遮蔽物揺れ防止
26 引き上げ用紐
27 引き上げ用滑車
28 遮蔽物よしず吊り下げ用レール
29 レール固定ボルト
30 遮蔽物部材巻き込み(渦巻き)レール盤
31 遮蔽物部材渦巻き盤補強板
32 渦巻き回転軸
33 渦巻き回転用ハンドル(回転用紐)
34 渦巻き回転用ベルト
35 ワイヤーを引き出す回転盤・回転棒
36 遮蔽物材(板格子枠)
37 遮蔽物縦枠
38 遮蔽物収納溝
39 遮蔽物上部横枠
40 遮蔽物下部横枠
41 スライド板収納上部枠
42 スライド板収納縦枠
43 スライド板収納下部枠
44 スライド板引き上げ用滑車
45 スライド板引き上げ用紐
46 遮蔽部材(穴空きアルミ板)
47 遮蔽物アルミ板の引っ掛かり角
48 遮蔽物アルミ板の引き上げ用紐の固定

【特許請求の範囲】
【請求項1】
窓や出窓越しの直射日光や、軒先やベランダなどを照らす直射日光を避ける為、及び通りからの目隠し、鉢植物の霜除け、さらに防犯予防を合わせ持つ装置であるが、遮蔽物の組み合わせを、次の様な構造・工程からなることを特徴とする。
構造1,横回転方式(シャッター方式)による構造について
回転棒に遮蔽物の端部分を設置固定し、残りを回転棒に巻き付ける。次に回転棒の端を軸受けに通し固定、さらに同回転棒の片方端部分に、回転棒を回転させるための回転盤を設置固定する。この回転盤に回転用の紐を設置する構造。
また、同回転棒に遮蔽物を固定する場合、直接取り付け固定する方法と遮蔽物の片方端に紐をくくり付け、該紐の反対側端を回転棒に、取り付け固定する構造。つまり、回転棒と遮蔽物との間が、紐の長さの分間隔がある構造である。
構造2,滑車等を用いた、巻き上げ・引き上げ及び、同組み合わせた構造について
まず、巻き上げ式として、縦の支柱と横枠からなる四角型枠の、上部横枠に、巻き上げ用の滑車を設置固定、さらに同横枠に遮蔽物の片方の端を直接設置固定する。次に、紐の片方端を、巻き上げ用の滑車設置付近に設置固定する。この紐を伸ばして、該遮蔽物の下を通し、同上部滑車に通す構造。
引き上げ式として、上部横の枠に、遮蔽物引き上げ用の滑車を設置固定し、次に遮蔽物の端に紐を設置固定、この紐の反対側を引き上げ用の滑車に通す構造。次は組み合わせ式として、遮蔽物の引き上げ用の滑車を、上部横枠に設置固定する。次ぎに遮蔽物の端を紐でくくり固定し該紐を引き上げ用の滑車に通す。
さらに、遮蔽物の巻き上げ用の、滑車を同上部横枠に設置固定する。
この巻き上げ用の滑車付近若しくは同滑車に紐を設置固定、この設置固定した紐を伸ばし、遮蔽物の下を通しながら紐を伸ばす。伸ばした紐を、上部横枠に巻き上げ用として設置した滑車に通す。通した巻き上げ用の紐と引き上げ用の紐は該遮蔽物の外側下方のに伸ばす構造。
構造3,滑車を用いた引き上げ・巻き上げ・スライド式構造について
箱状のアングル枠に、同上部横枠に引き上げ用の滑車を設置固定し、次に遮蔽物を該枠の下方に設置、該遮蔽物の片方端にひもでくくり固定し、該紐を該滑車に通す構造。
また、箱状アングル枠の上部横枠に、巻き上げ用の滑車を設置し、次ぎに上部横枠に遮蔽物の片方の端を設置固定する。次に紐を巻き上げ用の滑車、またその付近に設置固定し、該紐を該遮蔽物の下を通しながら、該巻き上げ用の滑車に通す構造。さらに、同箱状のアングル枠の中において、構造2・3の組み合わせを同様設置固定する構造。
次ぎに、同箱状のアングル枠の、上部横枠に引き上げ用の滑車を設置し、適当な穴空き(パンチ板)のアルミ板の、上部分を5ミリ程度下に向けて鋭角に曲げ、該板の反対側の下部分を5ミリ程度、上部とは反対に向け鋭角に曲げる。この四角型の縦枠の両内側は溝が掘ってあり、枠の上部に滑車を設置する。この溝の中にアルミ板の折れた部分が交合になるように(図面 )収納する。
次に収納したアルミ板の外側一枚の上部に紐を取り付け固定する。この紐を枠の上部に取り付けた、引き上げ用(スライド)滑車に通す式構造。
構造4,回転軸を用いたカーテン方式構造について
レールの渦巻き型盤を、支柱上部の横に伸ばされたアングルに設置し、渦巻き型のレールと、直線のレールの溝が合うように別支柱の上部に直線に伸ばされるレールを、横に伸ばされたアングルに設置する。
このレールの渦巻き型盤の中心は、遮蔽物を吊るすフックを引っ張る、ワィヤーを巻き付ける回転棒があり、同回転棒は回転軸に設置固定されている。さらに、回転棒には回転棒を回転させる為の回転盤を設置し、回転軸受けと回転盤は伸ばされたアングルに設置固定され、回転盤は紐若しくはハンドルで回転する構造である。
また回転棒設置の反対側のレール端には、フックを渦巻きの中より引っ張り出す方法である、ワイヤーを前述とは反対の作用をもつ、回転棒と回転盤が支柱の上部の横に伸ばされたアングルに設置し、同回転盤には回転用の紐若しくはハンドルが設置されている構造である。
構造4において、支柱上部に設置された、横に伸ばされたアングルにカーテン式のレールを設置し、一方の端に遮蔽物を巻き付ける回転棒と、回転軸を設置する。同回転棒の上部と、反対側支柱の上部横アングルには、遮蔽物を吊るすフックを引っ張り、移動するワイヤーを巻き付ける回転盤がそれぞれ設置されている。回転盤は紐又はハンドルで回転し、レールの遮蔽物を吊したまま、フックを移動させる構造。
また、支柱の上部に横伸ばしたアングルを設置し、これに遮蔽物用のレールを取り付け固定、同レールにフックを用い遮蔽物を吊るす設置構造。
構造5,ネットによる植物方式構造について
遮蔽対象に四角型の枠を設置し、さらに補強枠を設置した後、ネットを全面に設置固定する。若しくはネットの下方を固定し、枠上部に滑車を適量に設置固定。このネットの上部に紐を取り付け、紐の反対側を上部滑車に通す構造。
構造6,箱状の枠の上部前面の内側部分に、請求項1構造1及び5以下の回転方式の構造を設置固定する構造。または、箱状の枠上部に滑車を設置し、遮蔽物を枠の内側設置、遮蔽物に紐をつけ、この紐を該滑車に通す構造。
構造7,梯子を長くした形のアングルに、請求項1の構造1以下全てを設置する構造。
【請求項2】
請求項1をもってなす構造は、次のような設置工程を特徴とする。
設置工程1,
請求項1の構造全てにおいて、マンションのコンクリートベランダに設置する場合、支柱数本の下部接地部に、ずれ防止のゴム板を敷き、支柱上部にアジャスターボルトと、ずれ防止のゴム板を設置し同ボルト・ネジで締め付け設置固定する。
この支柱の上部に求項1の横回転棒の軸受け及び、回転盤付きの遮蔽物巻き付け回転棒とともに、これを補強アングルまたは、支柱の上部に取り付けた横アングルに設置する。
設置工程2,
請求項1構造2において、同上ベランダの場合、数本の支柱は前同様の設置方法とし、この支柱の上部に横に伸ばした部材(アングル)を設置し、これに滑車及び遮蔽物を設置する。
設置工程3,
請求項1の構造3において、前マンションベランダにおいての、設置方法については、支柱の下部接地部に滑り止めのゴムと支柱の上部にアジャスターボルトで締め付け固定する。さらに支柱上部に滑車を設置した前述の横に伸ばした部材アングルを設置する。
さらに請求項1の構造3の記述後半スライド式構造について、四角型は縦枠(支柱)と上下枠からなり、縦枠の両端は上下少し伸ばしてあり、下部接地の下にずれ防止のゴムを敷く。枠上部にはアジャスターボルトを設置し、締め付け、枠を固定する。さらに同上部枠に滑車を設置する。
次に上下がそれぞれ、反対になるように曲げてあるアルミ板を、縦枠内側に施してある、溝の中に同アルミ板をそれぞれ曲げが反対になるように収容する。
外側アルミ板の上部に紐をくくり固定し、この紐を上部に設置してある滑車に通す方法。
また、四角型木質枠の場合、ずれ防止設置は前同様で、縦枠の内側に施してある溝に、板の格子組にした枠二・三枚を収容し、外枠の上部に滑車を設置する。板の格子枠組した枠の一枚の上部に紐をくり、この紐を上部滑車に通す設置方法。
設置工程4,
請求項1の造4の構造において、同マンションのベランダにおいて、設置する方法については、数本の支柱の上部に、横伸ばした部材アングルを設置固定する。この伸ばしたアングルにレールの渦巻き盤とレールを連結設置する。
設置工程5,
請求項1の構造5の構造において、同マンションのベランダにおいて、設置する方法については、四角型枠をずれ防止は同様設置であり、また上部枠に滑車を設置するさ。さらに同枠全体にネットを張り付ける。また、ネットの下部分は枠の下に固定し、ネット上部に紐をくくり、同紐の端を滑車に通す設置方法。
【請求項3】
請求項1,2において、マンションのベランダに設置固定する方法は、コンクリートに傷を付けない方法で、アジャスターボルトを使用するものであるが、また反面、軒先に設置する場合は、枠の上部の横部材(アングル)を軒先にボルト等で直接固定する方法。また二階建の場合、二階の軒先に遮蔽物の幅を考慮し、二階部分の軒先にフックを取り付け、これにステンレスワイヤーな等で柱の代用として設置する方法と、合わせて軒先に、引き上げ・巻き上げ用の滑車を取り付ける方法。
さらに小窓・出窓においては、請求項1構造6を箱状の枠に、取り付けた(組み立ててある)構造の枠を設置する方法。病院、事務所、学校などにおいては、梯子の型にしたアングルを、ビルの窓壁面に側して上から下まで、設置しまた学校や病院などの場合、梯子型のアングルを、各階の外にあるベランダや窓の外に横長に設置する。
この梯子型のアングルに遮蔽物が回転式(シャッター式)もしくはスライド式の請求項1を設置する方法である。
【請求項4】
請求項1の遮蔽物に腐食防止剤を塗布、または、光触媒を塗布することで材質の耐久性と光触媒がもつ、効果により部屋に入ってくる空気の浄化が期待でき、さらに病院、学校、市街地の建物に設置することにより設置遮蔽物の光触媒による環境汚染防止策の目的でもある。
また、出窓や小窓の設置使用に関し、箱状の枠の外側が、人の手体が入らないように、狭い幅の格子や、手が入ってもガラスに手の届かない厚みの枠にすること、さらに窓より大きめの枠に製作することで、目隠しとともに防犯対策を合わせ持つ目的である。
さらに、同遮蔽物設置を軒先やベランダ設置した場合、同遮蔽物を寒冷紗などに改良して植木鉢を下に置くことで、冬場の霜よけ予防対策でもある。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2006−257854(P2006−257854A)
【公開日】平成18年9月28日(2006.9.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−118925(P2005−118925)
【出願日】平成17年3月18日(2005.3.18)
【出願人】(592197131)
【出願人】(505141163)
【出願人】(505141174)
【出願人】(505141185)
【Fターム(参考)】