説明

核磁気共鳴技術のための細胞標識を製造するための組成物及び方法

動的な細胞集団は、重大な疾患において鍵となる役割を果たすが、細胞の位置及び動きをin vivoでモニターする現行技術はかなり限られる。典型的には、細胞運動は、組織生検の組織学的解析によって得られる「スナップショット」においてのみモニターされる。しかし、組織試料を採取するプロセスは、細胞の挙動を変化させることが多く、さらに、特定の組織又は臓器からは限定された数の生検しか得られない。in vitroアッセイにおいて、さらに、ex−vivoでの摘出組織において、細胞運動を研究する幾らかの進展がなされたが、生きている生物体の非観血的分析のための既存の機器は、現在、生細胞を追跡するには不適当である。本開示は、一つには、細胞をMRIによって追跡するための細胞標識を製造するための組成物及び方法を提供する。本開示は、一つには、細胞数をin vivoで標識化、検出及び定量化する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式1、2又は6〜8のいずれか1つの化合物であって、
【化59】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、化合物。
【請求項2】
式10〜15のいずれか1つの化合物であって、
【化60】

【化61】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、化合物。
【請求項3】
式16〜17又は40〜41のいずれか1つの化合物であって、
【化62】

【化63】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、化合物。
【請求項4】
式26の化合物であって、
【化64】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項5】
前記化合物が式20の化合物であって、
【化65】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
式27の化合物であって、
【化66】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項7】
前記化合物が式21の化合物であって、
【化67】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
式28の化合物であって、
【化68】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項9】
式29の化合物であって、
【化69】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項10】
前記化合物が式23の化合物であって、
【化70】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
式30の化合物であって、
【化71】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項12】
前記化合物が式24の化合物であって、
【化72】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
式31の化合物であって、
【化73】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項14】
前記化合物が式25の化合物であって、
【化74】

式中、nは各々独立に4から16の整数である、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
式32〜37のいずれか1つの化合物であって、
【化75】

【化76】

式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
Dyeは各々独立に蛍光性検出部分である、化合物。
【請求項16】
式10の化合物と式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項17】
式12の化合物と式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項18】
式14の化合物と式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項19】
式16の化合物と式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項20】
式40の化合物と式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項21】
式10の化合物と式20の化合物とを含む、組成物。
【請求項22】
式10の化合物と、式20の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項23】
式11の化合物と式21の化合物とを含む、組成物。
【請求項24】
式11の化合物と式22の化合物とを含む、組成物。
【請求項25】
式12の化合物と式23の化合物とを含む、組成物。
【請求項26】
式12の化合物と、式23の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項27】
式13の化合物と式24の化合物とを含む、組成物。
【請求項28】
式13の化合物と式25の化合物とを含む、組成物。
【請求項29】
式10の化合物と式26の化合物とを含む、組成物。
【請求項30】
式10の化合物と、式26の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項31】
式11の化合物と式27の化合物とを含む、組成物。
【請求項32】
式11の化合物と式28の化合物とを含む、組成物。
【請求項33】
式12の化合物と式29の化合物とを含む、組成物。
【請求項34】
式12の化合物と、式29の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項35】
式13の化合物と式30の化合物とを含む、組成物。
【請求項36】
式13の化合物と式31の化合物とを含む、組成物。
【請求項37】
式10の化合物と式32の化合物とを含む、組成物。
【請求項38】
式10の化合物と、式32の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項39】
式11の化合物と式33の化合物とを含む、組成物。
【請求項40】
式11の化合物と式34の化合物とを含む、組成物。
【請求項41】
式12の化合物と式35の化合物とを含む、組成物。
【請求項42】
式12の化合物と、式35の化合物と、式1の化合物とを含む、組成物。
【請求項43】
式13の化合物と式36の化合物とを含む、組成物。
【請求項44】
式13の化合物と式37の化合物とを含む、組成物。
【請求項45】
請求項1から15のいずれか一項に記載の1種類以上の化合物と、式1aの化合物とを含み、
【化77】

式中、pは8から13の整数であり、
Rfは2:1の比のCFとCFCFである、組成物。
【請求項46】
前記組成物が式1aの化合物80〜95%v/vを含む、請求項45に記載の組成物。
【請求項47】
請求項1から15のいずれか一項に記載の1種類以上の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルとを含む、組成物。
【請求項48】
前記組成物がペルフルオロ−15−クラウン−5エーテル80〜95%v/vを含む、請求項47に記載の組成物。
【請求項49】
次式の化合物。
【化78】

【請求項50】
請求項1から15若しくは49のいずれか一項に記載の化合物、又は請求項16から48のいずれか一項に記載の組成物を含む、乳濁液。
【請求項51】
ブロック共重合体を更に含む、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項52】
前記ブロック共重合体が、平均分子量1900、2900又は8400を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体である、請求項51に記載の乳濁液。
【請求項53】
脂質を更に含む、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項54】
前記脂質がDMPCである、請求項53に記載の乳濁液。
【請求項55】
ブロック共重合体を更に含む、請求項54に記載の乳濁液。
【請求項56】
前記ブロック共重合体が、平均分子量1900を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体である、請求項55に記載の乳濁液。
【請求項57】
ポリエチルアミンを更に含む、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項58】
硫酸プロタミンを更に含む、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項59】
ブロック共重合体を更に含む、請求項58に記載の乳濁液。
【請求項60】
前記ブロック共重合体が、平均分子量1900を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体である、請求項59に記載の乳濁液。
【請求項61】
前記乳濁液が直径200nM未満の平均粒径を有する、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項62】
前記乳濁液が温度4℃から37℃で安定である、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項63】
前記乳濁液が0.1から0.2の多分散指数を有する、請求項50に記載の乳濁液。
【請求項64】
以下からなる群から選択される乳濁液:
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、硫酸プロタミンとを含む、乳濁液;
ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、ポリエチルアミンとを含む、乳濁液;
ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量8400、平均PEO単位数約153及び平均PPO単位数約29を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体とを含む、乳濁液;
式1aの化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1aの化合物と、式1の化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1aの化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1aの化合物と、式1の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、ペルフルオロ−15−クラウン−5エーテルと、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式16の化合物と、式17の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式18の化合物と、式19の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;
式1の化合物と、式40の化合物と、式41の化合物と、式1aの化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液;及び
式42の化合物と、平均分子量6500、平均PEO単位数約74及び平均PPO単位数約56を有するポリ(エチレンオキシド)−ポリ(プロピレンオキシド)−ポリ(エチレンオキシド)(PEO−PPO−PEO)トリブロック共重合体と、乳化剤とを含む乳濁液であって、前記乳化剤が、グリセロールポリエチレングリコールリシノレアートを含む非イオン性可溶化剤である、乳濁液。
【請求項65】
式1の化合物と式38の化合物とを含む組成物を調製する方法であって、
【化79】

(式中、nは各々独立に4から16の整数であり、
XとYの一方又は両方はジエチルアミド以外のアミドである)
1)2個のメチルエステル末端基を有するペルフルオロポリエーテルメチルエステル(39)を、ジエチルアミン以外の第一級又は第二級脂肪族アミンと反応させること、
【化80】

2)無修飾メチルエステル末端基を過剰のジエチルアミンと反応させること、
3)未反応ジエチルアミンを除去すること、及び
4)場合によっては、フッ素化溶媒中の選択的抽出、又はフルオロプス相固体抽出、及びろ過によって不揮発性未反応アミンを除去すること
を含む、方法。
【請求項66】
PFPE誘導体の乳濁液をブロック共重合体を用いて低エネルギー方法によって調製する方法。
【請求項67】
低エネルギー方法を含む、請求項50から64のいずれか一項に記載の乳濁液を調製する方法。
【請求項68】
前記低エネルギー方法が薄膜法を含む、請求項66又は67のどちらか一項に記載の方法。
【請求項69】
高エネルギー方法を含む、請求項50から64のいずれか一項に記載の乳濁液を調製する方法。
【請求項70】
前記高エネルギー方法が微少溶液操作である、請求項69に記載の方法。
【請求項71】
前記高エネルギー方法が超音波処理である、請求項69に記載の方法。
【請求項72】
細胞を標識する方法であって、請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬と前記細胞を、前記フッ化炭素画像化試薬が前記細胞と会合するような条件下でex vivoで接触させることを含む、方法。
【請求項73】
対象における細胞を検出する方法であって、
a)請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬で標識された細胞を前記対象に投与すること、及び
b)前記対象の少なくとも一部分を核磁気共鳴技術によって検査し、それによって前記対象中の標識された細胞を検出すること
を含む、方法。
【請求項74】
移植レシピエント中の移植細胞を検出する方法であって、
a)請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬でその少なくとも一部が標識された移植細胞を移植レシピエントに投与すること、
b)前記対象の少なくとも一部分を核磁気共鳴技術によって検査し、それによって前記標識された細胞を検出すること
を含む、方法。
【請求項75】
細胞数をin vivoで定量化する方法であって、
a)請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬で標識された細胞を前記対象に投与すること、
b)前記対象の少なくとも一部分を核磁気共鳴技術によって検査し、それによって前記対象中の標識された細胞を検出すること、及び
c)関心領域(ROI)中の標識細胞数を定量化すること
を含む、方法。
【請求項76】
細胞を標識する方法であって、請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬と前記細胞を、前記フッ化炭素画像化試薬が前記細胞と会合するような条件下でin vivoで接触させることを含む、方法。
【請求項77】
対象における細胞を検出する方法であって、
a)請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬を前記対象に投与すること、及び
b)前記対象の少なくとも一部分を核磁気共鳴技術によって検査し、それによって前記対象中の標識された細胞を検出すること
を含む、方法。
【請求項78】
対象に投与するための標識細胞製剤であって、
a)細胞、及び
b)前記細胞と会合する請求項1から15又は49のいずれか一項に記載の化合物を含むフッ化炭素画像化試薬
を含む、標識細胞製剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40A】
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【図40B】
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【図40C】
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【図40D】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44−1】
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【図44−2】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56A】
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【図56B】
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【図56C】
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【図57】
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【図58A】
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【図58B】
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【図58C】
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【図58D】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【公表番号】特表2010−533182(P2010−533182A)
【公表日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−516057(P2010−516057)
【出願日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際出願番号】PCT/US2008/008486
【国際公開番号】WO2009/009105
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(510008927)カーネギー メロン ユニバーシティー (1)
【Fターム(参考)】