説明

治療的活性を有するベンゾフラン誘導体

本発明は、ベンゾフラン誘導体、これを含む薬剤組成物、及びこの使用方法に関する。本発明のある種の化合物は、カンナビノイドといくつかの薬理学的性質を共有し、一般的な広範囲の有益な治療的適応を有する。特に、本発明の化合物は、鎮痛、神経保護、免疫調節及び抗炎症剤として有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)又は(II):
【化1】


[式中、
【化2】


は単結合又は二重結合を表し、
Xは、(CH(ここで、mは0〜2の整数であり、nは0〜4の整数である)であり、
は、各存在において、独立に、
a)ハロゲン、
b)カルボニル、
c)アリール、
d)R(ここで、Rは、R、OR、C(O)OR及びOC(O)R(ここで、Rは、N、O及びSからなる群から選択される1つ又は複数のヘテロ原子で置換された飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜Cアルキルである)からなる群から選択される)、
e)R(ここで、Rは、R、OR、OC(O)OR、C(O)OR、OC(O)R及びOC(O)N(R’)(ここで、Rは、水素、飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜Cアルキル、C〜Cアルキル−OR’、C〜Cアルキル−(OR’)、C〜Cアルキル−C(O)OR’、及びC〜Cアルキル−C(O)N(R’)からなる群から選択され、R’は、各存在において、独立に、水素及び飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜Cアルキルからなる群から選択される)から選択される)、
f)オキシム、及び
g)N(R’)(ここで、R’は、各存在において、先に定義された通りである)
からなる群から選択され、
pは、0〜14の整数であり、
は、
a)水素、
b)R又はR(ここで、R及びRは、先に定義された通りである)、及び
c)OR”Z(ここで、R”は、直接結合、C(O)、R及びC(O)R(ここで、Rは、飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜Cアルキルである)からなる群から選択され、Zは、ONO、ハロゲン、P(O)(OR’)、SR’、S(O)R’、S(O)(O)R’、N(R’)(ここで、R’は、先に定義された通りである)、並びにN、O及びSからなる群から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む6個までの原子の飽和又は不飽和複素環からなる群から選択される)
からなる群から選択され、
は、
a)R(ここで、Rは、水素、C(O)OR”’、C(O)R”’、CN及びNO(ここで、R”’は、水素及び飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)、
b)非置換又は先に定義された通りの飽和若しくは不飽和複素環で置換された、飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキル、
c)アリールで置換された飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜C12アルキル、及び
d)先に定義された通りの飽和又は不飽和複素環(前記環は、非置換であるか又は少なくとも1つの飽和若しくは不飽和、直鎖、分枝若しくは環状C〜Cアルキル(前記アルキルは非置換又はアリールで置換されていてよい)で置換されている)
からなる群から選択され、
は、各存在において、独立に、水素、NO及びNHからなる群から選択され、qは、0〜2の整数である]の化合物、及び前記化合物の立体異性体、薬剤として許容される塩、エステル、多形体又は溶媒和物であって、
但し、Aはフェニル環ではなく、式(I)の化合物において、(a)nが1の場合は、RはC2位置においてフェニルではなく、(b)nが2である場合は、C2におけるRはイソプロピルであり、従ってC5におけるRはメチル以外であり、及び(c)nが2である場合は、RはC3においてメチル及びヒドロキシルであり、C6においてイソプロペニルであり、従ってRは、OH、OCH及びOC(O)CH以外であり、式(II)の化合物において、nが2である場合は、C2におけるRはイソプロピルであり、従ってC5におけるRはメチル以外である化合物。
【請求項2】
式(I):
【化3】


の構造により表される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
nが1〜3の整数であり、pが0〜4の整数であり、qが0〜2の整数であり、環Aが飽和又は不飽和(環Aの任意の二重結合は、C1とC2又はC3とC4の間に位置する)であり、Rが、各存在において、独立に、水素、ハロゲン、カルボニル、オキシム、NH、R、OR及びC(O)ORからなる群から選択され、Rが、水素、R、OR、OR”Z、OC(O)R、OR及びOC(O)Rからなる群から選択され、Rが、C(O)R”’、C(O)OR”’、及び非置換又は複素環若しくはアリールで置換されている飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルからなる群から選択され、Rが、水素及びNOからなる群から選択され、R、R”、R”’、R、複素環及びZが先に定義された通りである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
a)式(I)の化合物(ここで、nは1であり、環Aは飽和であり、Rは、各存在において、独立に、水素及びCHからなる群から選択され、RはOH及びOC(O)CH=CHC(O)OHからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択される)、
b)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和又は不飽和(任意の二重結合は、C1とC2又はC3とC4の間に位置する)であり、Rは、各存在において、独立に、水素、カルボニル、OH、イソプロピリデン、オキシム、ヨウ素及びCHからなる群から選択され、Rは、OH、OCH、OCHC(O)OH、OCHSCH、OP(O)(OH)、OC(O)CH、OP(O)(OC、OCH−テトラゾール、OCHCH−モルホリン、OC(O)−ピペリジン、OC(O)(CHNHCH、OCHCH(OH)CHOH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OC(O)(CHBr及びOC(O)(CHONOからなる群から選択され、Rは、2−フェネチル−[1,3]−ジチオラン、2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル、C(O)CH、C(O)OCH、1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択され、Rは、水素及びNOからなる群から選択される)、及び
c)式(I)の化合物(ここで、nは3であり、環Aは飽和であり、Rは、水素、OH、ヨウ素、オキシム、C(O)OCH、NH、OC(O)CH=CHC(O)OH、C(O)OCH、CHC(O)OCH、C(O)OH、CHOH、CH及びカルボニルからなる群から選択され、Rは、水素、OH、OCHCH−モルホリン、OCHC(O)OH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OCH−テトラゾール、OP(O)(OH)、OCHC(O)N(C、OC(O)CHOCHCHOCHCHOCH及びO(CHC(O)OHからなる群から選択され、Rはペンチル、1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択され、Rは水素及びNOからなる群から選択される)
からなる群から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
a)式(I)の化合物(ここで、nは1であり、環Aは飽和であり、
i)Rは、水素、C2位置におけるCH、C2及びC3位置におけるCHからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)Rは、C2位置におけるCHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、又は
iii)Rは、C2及びC3位置におけるCHであり、Rは、OC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
b)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和であり、
i)Rは、C3位置における水素、OH、カルボニル、ヨウ素又はオキシム、C4位置におけるgem−ジメチル、C2位置におけるCH及びC5位置におけるイソプロピリデンの両方、C3位置におけるカルボニル及びC4位置におけるgem−ジメチルの両方、並びにC3位置におけるOH及びC4位置におけるgem−ジメチルの両方からなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)Rは、C4位置における更なるgem−ジメチルを伴う又は伴わないC3位置における水素、OH、カルボニル又はオキシム、C3位置におけるヨウ素及びC4位置におけるgem−ジメチルからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
iii)RはC4位置における水素又はgem−ジメチルであり、RはOCHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチル又は1,1−ジメチルペンチルである、
iv)Rは水素であり、Rは、OCHCH(OH)CHOH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OC(O)CH、OP(O)(OH)、OP(O)(OC、OCH−テトラゾール、OC(O)−ピペリジン、OC(O)(CHBr及びOC(O)(CHONOからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
v)Rは水素であり、RはOHであり、Rは2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル、C(O)CH、及びC(O)OCHからなる群から選択される、
vi)RはC4位置における更なるgem−ジメチルを伴う又は伴わないC3位置におけるカルボニル又はオキシムからなる群から選択され、RはOCHSCHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
vii)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOC(O)CH=CHC(O)OH又はOC(O)(CHNHCHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
viii)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イルである、又は
ix)RはC3位置におけるOHであり、RはOC(O)CHO(CHO(CHOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
c)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環AはC3とC4の間に位置する二重結合を有する不飽和であり、Rは水素であり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである)、
d)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和であり、Rは水素であり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルであり、Rは、Rに対してオルト、パラ、又はオルト及びパラの両方の位置におけるNOである)、
e)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環AはC1とC2の間に位置する二重結合を有する不飽和であり、
i)Rは水素であり、RはOH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)RはC3位置におけるカルボニル及びC6位置におけるgem−ジメチルであり、RはOH又はOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
iii)RはC3位置におけるカルボニル及びC5位置におけるgem−ジメチルであり、RはOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、又は
iv)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
f)式(I)の化合物(ここで、nは3であり、環Aは飽和であり、
i)Rは水素、カルボニル及びC3位置におけるOHからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチル又はジメチルペンチルである、
ii)RはC3位置におけるカルボニル又はC3及びC4の両方の位置におけるOHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
iii)Rは水素であり、RはOCHCH−モルホリンであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである、
iv)Rは水素であり、RはOCHC(O)OH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
v)RはC3位置におけるOHであり、Rは、OCHC(O)OH、OP(O)(OH)、O(CHC(O)OH、OCHC(O)N(C、O(CH−モルホリン及びOCH−テトラゾールからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
vi)RはC3位置におけるヨウ素又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、RはOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
vii)RはC3位置における水素又はOHであり、RはOHであり、Rはペンチルである、
viii)RはC3位置におけるオキシム、ヨウ素、又はNH、C7位置におけるC(O)OCH、CHOH、CHC(O)OCH又はC(O)OH、並びにC3位置におけるOH及びC7位置におけるC(O)OHの両方からなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ix)RはC3位置におけるNHであり、Rは水素であり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、又は
x)RはC3位置におけるOHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルであり、Rは、Rに対してオルト又はパラ位置におけるNOである)
からなる群から選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
前記化合物が、6−(1,1−ジメチルペンチル)−8a−メチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−8a−メチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−1,8a−ジメチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;ブト−2−エン二酸モノ−[6−(1,1−ジメチルヘプチル)−1,8a−ジメチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6−ヨード−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,8,9,9a−テトラヒドロジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−6−ヨード−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,8,9,9a−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサ−ヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;3−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−プロパン−1,2−ジオール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;4−{2−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−エチル}−モルホリン;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;酢酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;ジエチルリン酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾ−フラン−1−イル]エステル;リン酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−8−イソプロピリデン−5a−メチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;1−(1−ヒドロキシ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−3−イル)−エタノン;1−ヒドロキシ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル;5−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシメチル]−1H−テトラゾール;ピペリジン−3−カルボン酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;4−ブロモ酪酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;4−ニトロオキシ−酪酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−3,3−ジメチル−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−3,3−ジメチル−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;7,7−ジメチル−3−(2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−メチルアミノ−プロピオン酸3−(1,1−ジメチル−ヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;ブト−2−エン二酸モノ−[7,7−ジメチル−3−(2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルペンチル)−2,4−ジニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−2−ニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−4−ニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(.1,1−ジメチル−ヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オン;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オン;4−{2−[2−(1,1−ジメチル−ヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−エチル}−モルホリン;[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酢酸;ブト−2−エン二酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酢酸;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,9a−テトラヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,8,9−トリオール;ブト−2−エン二酸モノ−[9−(3−カルボキシ−アクリロイルオキシ)−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;リン酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;2−ペンチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−ペンチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;4−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酪酸;2−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]N,N−ジエチルアセトアミド;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−(2H−テトラゾール−5−イルメトキシ)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸メチルエステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4,9−ジヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5−ヒドロキシメチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;[2−(1,1−ジメチルヘプ
チル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−イル]−酢酸メチルエステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オンオキシム;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヨード−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エトキシ]−酢酸2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルエステル;ブト−2−エン二酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヨード−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸;9−アミノ−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサベンゾ[α]アズレン−4−オール;9−アミノ−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−デスオキシ−−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−3−ニトロ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−1−ニトロ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,7,8,9−テトラヒドロジベンゾフラン−1−オール;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,7,8,9−テトラヒドロジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルペンチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−メトキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−メトキシ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;及び3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オールからなる群から選択される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
式(II):
【化4】


の構造により表される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
nが1〜3の整数であり、環Aが不飽和であり、Rが水素、カルボニル、及びRからなる群から選択され、RがORであり、Rが飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルであり、Rが先に定義された通りである、請求項7に記載の化合物。
【請求項9】
nが2であり、環Aが不飽和であり、二重結合がC1とC2の間に位置し、Rが水素、カルボニル、及びCHからなる群から選択され、RがOCHであり、Rが1,1−ジメチルヘプチルである、請求項8に記載の化合物。
【請求項10】
nが2であり、環Aが不飽和であり、二重結合がC1とC2の間に位置し、RがC6位置におけるカルボニル及びC3又はC4位置におけるgem−ジメチルであり、RがOCHであり、Rが1,1−ジメチルヘプチルである、請求項9に記載の化合物。
【請求項11】
前記化合物が、9−(1,1−ジメチルヘプチル)−7−メトキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン、及び9−(1,1−ジメチルヘプチル)−7−メトキシ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンからなる群から選択される、請求項10に記載の化合物。
【請求項12】
活性成分として、一般式(I)又は(II):
【化5】


[式中、
【化6】


は単結合又は二重結合を表し、
Xは、(CH(ここで、mは0〜2の整数であり、nは0〜4の整数である)であり、
は、各存在において、独立に、
a)ハロゲン、
b)カルボニル、
c)アリール、
d)R(ここで、Rは、R、OR、C(O)OR及びOC(O)R(ここで、Rは、N、O及びSからなる群から選択される1つ又は複数のヘテロ原子で置換された飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜Cアルキルである)からなる群から選択される)、
e)R(ここで、Rは、R、OR、OC(O)OR、C(O)OR、OC(O)R及びOC(O)N(R’)(ここで、Rは、水素、飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜Cアルキル、C〜Cアルキル−OR’、C〜Cアルキル−(OR’)、C〜Cアルキル−C(O)OR’、及びC〜Cアルキル−C(O)N(R’)からなる群から選択され、R’は、各存在において、独立に、水素及び飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜Cアルキルからなる群から選択される)から選択される)、
f)オキシム、及び
g)N(R’)(ここで、R’は、各存在において、先に定義された通りである)
からなる群から選択され、
pは、0〜14の整数であり、
は、
a)水素、
b)R又はR(ここで、R及びRは、先に定義された通りである)、及び
c)OR”Z(ここで、R”は、直接結合、C(O)、R及びC(O)R(ここで、Rは、飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜Cアルキルである)からなる群から選択され、Zは、ONO、ハロゲン、P(O)(OR’)、SR’、S(O)R’、S(O)(O)R’、N(R’)(ここで、R’は、先に定義された通りである)、並びにN、O及びSからなる群から選択される少なくとも1つのヘテロ原子を含む6個までの原子の飽和又は不飽和複素環からなる群から選択される)
からなる群から選択され、
は、
a)R(ここで、Rは、水素、C(O)OR”’、C(O)R”’、CN及びNO(ここで、R”’は、水素及び飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルからなる群から選択される)からなる群から選択される)、
b)非置換又は先に定義された通りの飽和若しくは不飽和複素環で置換された、飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキル、
c)アリールで置換された飽和又は不飽和、直鎖又は分枝C〜C12アルキル、及び
d)先に定義された通りの飽和又は不飽和複素環(前記環は、非置換であるか又は少なくとも1つの飽和若しくは不飽和、直鎖、分枝若しくは環状C〜Cアルキル(前記アルキルは非置換又はアリールで置換されていてよい)で置換されている)
からなる群から選択され、
は、各存在において、独立に、水素、NO及びNHからなる群から選択され、qは、0〜2の整数である]の化合物、及び前記化合物の立体異性体、薬剤として許容される塩、エステル、多形体又は溶媒和物の有効量を含み、更に、薬剤として許容される希釈剤又は担体を含む薬剤組成物であって、
但し、Aは、フェニル環ではなく、式(I)の化合物において、(a)nが1の場合は、RはC2位置においてフェニルではなく、(b)nが2である場合は、C2におけるRはイソプロピルであり、従ってC5におけるRはメチル以外であり、及び(c)nが2である場合は、RはC3においてメチル及びヒドロキシルであり、C6においてイソプロペニルであり、従ってRは、OH、OCH及びOC(O)CH以外であり、式(II)の化合物において、nが2である場合は、C2におけるRはイソプロピルであり、従ってC5におけるRはメチル以外である薬剤組成物。
【請求項13】
活性成分として、式(I):
【化7】


の構造により表される化合物を含む、請求項12に記載の薬剤組成物。
【請求項14】
nが1〜3の整数であり、環pが0〜4の整数であり、qが0〜2の整数であり、Aが飽和又は不飽和(環Aの任意の二重結合は、C1とC2又はC3とC4の間に位置する)であり、Rが、各存在において、独立に、水素、ハロゲン、カルボニル、オキシム、NH、R、OR及びC(O)ORからなる群から選択され、Rが、水素、R、OR、OR”Z、OC(O)R、OR及びOC(O)Rからなる群から選択され、Rが、C(O)R”’、C(O)OR”’、及び非置換又は複素環若しくはアリールで置換されている飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルからなる群から選択され、Rが、水素及びNOからなる群から選択され、R、R”、R”’、R、複素環及びZが先に定義された通りである、請求項13に記載の薬剤組成物。
【請求項15】
前記活性成分が、
a)式(I)の化合物(ここで、nは1であり、環Aは飽和であり、Rは、各存在において、独立に、水素及びCHからなる群から選択され、RはOH及びOC(O)CH=CHC(O)OHからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択される)、
b)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和又は不飽和(任意の二重結合は、C1とC2又はC3とC4の間に位置する)であり、Rは、各存在において、独立に、水素、カルボニル、OH、イソプロピリデン、オキシム、ヨウ素及びCHからなる群から選択され、Rは、OH、OCH、OCHC(O)OH、OCHSCH、OP(O)(OH)、OC(O)CH、OP(O)(OC、OCH−テトラゾール、OCHCH−モルホリン、OC(O)−ピペリジン、OC(O)(CHNHCH、OCHCH(OH)CHOH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OC(O)(CHBr及びOC(O)(CHONOからなる群から選択され、Rは2−フェネチル−[1,3]−ジチオラン、2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル、C(O)CH、C(O)OCH、1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択され、Rは、水素及びNOからなる群から選択される)、及び
c)式(I)の化合物(ここで、nは3であり、環Aは飽和であり、Rは、水素、OH、ヨウ素、オキシム、C(O)OCH、NH、OC(O)CH=CHC(O)OH、C(O)OCH、CHC(O)OCH、C(O)OH、CHOH、CH及びカルボニルからなる群から選択され、Rは、水素、OH、OCHCH−モルホリン、OCHC(O)OH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OCH−テトラゾール、OP(O)(OH)、OCHC(O)N(C、OC(O)CHOCHCHOCHCHOCH及びO(CHC(O)OHからなる群から選択され、Rはペンチル、1,1−ジメチルペンチル及び1,1−ジメチルヘプチルからなる群から選択され、Rは水素及びNOからなる群から選択される)
からなる群から選択される、請求項14に記載の薬剤組成物。
【請求項16】
前記活性成分が、
a)式(I)の化合物(ここで、nは1であり、環Aは飽和であり、
i)Rは、水素、C2位置におけるCH、C2及びC3位置におけるCHからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)Rは、C2位置におけるCHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、又は
iii)Rは、C2及びC3位置におけるCHであり、Rは、OC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
b)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和であり、
i)Rは、C3位置における水素、OH、カルボニル、ヨウ素又はオキシム、C4位置におけるgem−ジメチル、C2位置におけるCH及びC5位置におけるイソプロピリデンの両方、C3位置におけるカルボニル及びC4位置におけるgem−ジメチルの両方、並びにC3位置におけるOH及びC4位置におけるgem−ジメチルの両方からなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)Rは、C4位置における更なるgem−ジメチルを伴う又は伴わないC3位置における水素、OH、カルボニル又はオキシム、C3位置におけるヨウ素及びC4位置におけるgem−ジメチルからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
iii)RはC4位置における水素又はgem−ジメチルであり、RはOCHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチル又は1,1−ジメチルペンチルである、
iv)Rは水素であり、Rは、OCHCH(OH)CHOH、OC(O)CH=CHC(O)OH、OC(O)CH、OP(O)(OH)、OP(O)(OC、OCH−テトラゾール、OC(O)−ピペリジン、OC(O)(CHBr及びOC(O)(CHONOからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
v)Rは水素であり、RはOHであり、Rは2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル、C(O)CH、及びC(O)OCHからなる群から選択される、
vi)RはC4位置における更なるgem−ジメチルを伴う又は伴わないC3位置におけるカルボニル又はオキシムからなる群から選択され、RはOCHSCHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
vii)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOC(O)CH=CHC(O)OH又はOC(O)(CHNHCHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
viii)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イルである、又は
ix)RはC3位置におけるOHであり、RはOC(O)CHO(CHO(CHOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
c)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環AはC3とC4の間に位置する二重結合を有する不飽和であり、Rは水素であり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである)、
d)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環Aは飽和であり、Rは水素であり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルであり、Rは、Rに対してオルト、パラ、又はオルト及びパラの両方の位置におけるNOである)、
e)式(I)の化合物(ここで、nは2であり、環AはC1とC2の間に位置する二重結合を有する不飽和であり、
i)Rは水素であり、RはOH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである、
ii)RはC3位置におけるカルボニル及びC6位置におけるgem−ジメチルであり、RはOH又はOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
iii)RはC3位置におけるカルボニル及びC5位置におけるgem−ジメチルであり、RはOCHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、又は
iv)RはC4位置におけるgem−ジメチルであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである)、
f)式(I)の化合物(ここで、nは3であり、環Aは飽和であり、
i)Rは水素、カルボニル及びC3位置におけるOHからなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチル又はジメチルペンチルである、
ii)RはC3位置におけるカルボニル又はC3及びC4の両方の位置におけるOHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルペンチルである、
iii)Rは水素であり、RはOCHCH−モルホリンであり、Rは1,1−ジメチルペンチル又は1,1−ジメチルヘプチルである、
iv)Rは水素であり、RはOCHC(O)OH又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
v)RはC3位置におけるOHであり、Rは、OCHC(O)OH、OP(O)(OH)、O(CHC(O)OH、OCHC(O)N(C、O(CH−モルホリン及びOCH−テトラゾールからなる群から選択され、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
vi)Rは、C3位置におけるヨウ素又はOC(O)CH=CHC(O)OHであり、RはOC(O)CH=CHC(O)OHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
vii)RはC3位置における水素又はOHであり、RはOHであり、Rはペンチルである、
viii)RはC3位置におけるオキシム、ヨウ素、又はNH、C7位置におけるC(O)OCH、CHOH、CHC(O)OCH又はC(O)OH、並びにC3位置におけるOH及びC7位置におけるC(O)OHの両方からなる群から選択され、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、
ix)RはC3位置におけるNHであり、Rは水素であり、Rは1,1−ジメチルヘプチルである、又は
x)RはC3位置におけるOHであり、RはOHであり、Rは1,1−ジメチルヘプチルであり、Rは、Rに対してオルト又はパラ位置におけるNOである)
からなる群から選択される、請求項15に記載の薬剤組成物。
【請求項17】
活性成分として、6−(1,1−ジメチルペンチル)−8a−メチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−8a−メチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサシクロペンタ[α]インデン−4−オール;6−(1,1−ジメチルヘプチル)−1,8a−ジメチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−オール;ブト−2−エン二酸モノ−[6−(1,1−ジメチルヘプチル)−1,8a−ジメチル−2,3,3a,8a−テトラヒドロ−1H−8−オキサ−シクロペンタ[α]インデン−4−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6−ヨード−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,8,9,9a−テトラヒドロジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−6−ヨード−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,8,9,9a−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;3−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−プロパン−1,2−ジオール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1,6−ジオール;3−(2−メチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;4−{2−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−エチル}−モルホリン;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;酢酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;ジエチルリン酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾ−フラン−1−イル]エステル;リン酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−8−イソプロピリデン−5a−メチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;1−(1−ヒドロキシ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−3−イル)−エタノン;1−ヒドロキシ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−3−カルボン酸メチルエステル;5−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシメチル]−1H−テトラゾール;ピペリジン−3−カルボン酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;4−ブロモ酪酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;4−ニトロオキシ−酪酸3−(1,1−ジメチルペンチル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−3,3−ジメチル−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルペンチル)−9−ヒドロキシ−3,3−ジメチル−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;7−(1,1−ジメチルペンチル)−3,3−ジメチル−9−メチルスルファニルメトキシ−2,3,4a,9b−テトラヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンオキシム;[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルオキシ]−酢酸;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;7,7−ジメチル−3−(2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−メチルアミノ−プロピオン酸3−(1,1−ジメチル−ヘプチル)−7,7−ジメチル−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イルエステル;ブト−2−エン二酸モノ−[7,7−ジメチル−3−(2−フェネチル−[1,3]ジチオラン−2−イル)−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルペンチル)−2,4−ジニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−2−ニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;3−(1,1−ジメチルペンチル)−4−ニトロ−5a,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチル−ヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルペンチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オン;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オン;4−{2−[2−(1,1−ジメチル−ヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−エチル}−モルホリン;[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酢酸;ブト−2−エン二酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酢酸;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,9a−テトラヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,8,9−トリオール;ブト−2−エン二酸モノ−[9−(3−カルボキシ−アクリロイルオキシ)−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;リン酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;2−ペンチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−ペンチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;4−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]−酪酸;2−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルオキシ]N,N−ジエチルアセトアミド;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−(2−モルホリン−4−イル−エトキシ)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−(2H−テトラゾール−5−イルメトキシ)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸メチルエステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4,9−ジヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5−ヒドロキシメチル−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;[2−(1,1−ジメ
チルヘプチル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−イル]−酢酸メチルエステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−4b,5,6,7,8,9a−ヘキサヒドロ−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−9−オンオキシム;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヨード−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;[2−(2−メトキシ−エトキシ)−エトキシ]−酢酸2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イルエステル;ブト−2−エン二酸モノ−[2−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヨード−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4−イル]エステル;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−4−ヒドロキシ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−5−カルボン酸;9−アミノ−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサベンゾ[α]アズレン−4−オール;9−アミノ−2−(1,1−ジメチルヘプチル)−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−デスオキシ−ベンゾ[α]アズレン−4−オール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−3−ニトロ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;2−(1,1−ジメチルヘプチル)−1−ニトロ−5,6,7,8,9,9a−ヘキサヒドロ−4bH−10−オキサ−ベンゾ[α]アズレン−4,9−ジオール;3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,7,8,9−テトラヒドロジベンゾフラン−1−オール;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルヘプチル)−6,7,8,9−テトラヒドロジベンゾフラン−1−イル]エステル;3−(1,1−ジメチルペンチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オール;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−メトキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−メトキシ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;ブト−2−エン二酸モノ−[3−(1,1−ジメチルペンチル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−イル]エステル;7−(1,1−ジメチルヘプチル)−9−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン;及び3−(1,1−ジメチルヘプチル)−7,7−ジメチル−6,7,8,9−テトラヒドロ−ジベンゾフラン−1−オールからなる群から選択される化合物を含む、請求項16に記載の薬剤組成物。
【請求項18】
活性成分として、式(II):
【化8】


の構造により表される化合物を含む、請求項12に記載の薬剤組成物。
【請求項19】
nが1〜3の整数であり、環Aが不飽和であり、Rが水素、カルボニル、及びRからなる群から選択され、RがORであり、Rが飽和又は不飽和、直鎖、分枝又は環状C〜C12アルキルであり、Rが先に定義された通りである、請求項18に記載の薬剤組成物。
【請求項20】
nが2であり、環Aが不飽和であり、二重結合がC1とC2の間に位置し、Rが水素、カルボニル又はCHであり、RがOCHであり、Rが1,1−ジメチルヘプチルである、請求項19に記載の薬剤組成物。
【請求項21】
nが2であり、環Aが不飽和であり、二重結合がC1とC2の間に位置し、RがC6位置におけるカルボニル及びC3又はC4位置におけるgem−ジメチルであり、RがOCHであり、Rが1,1−ジメチルヘプチルである、請求項20に記載の薬剤組成物。
【請求項22】
活性成分として、9−(1,1−ジメチルヘプチル)−7−メトキシ−1,1−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オン及び9−(1,1−ジメチルヘプチル)−7−メトキシ−2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−ジベンゾフラン−4−オンからなる群から選択される化合物を含む、請求項21に記載の薬剤組成物。
【請求項23】
前記希釈剤が、薬剤として許容される助溶媒を含む水溶液、天然又は合成のイオン又は非イオン界面活性剤で調製されるミセル溶液又はエマルション、又はその様な助溶媒とミセル若しくはエマルション溶液の組合せを含む、請求項12から22までのいずれか一項に記載の薬剤組成物。
【請求項24】
前記担体が、エタノール、界面活性剤及び水の溶液を含む、請求項23に記載の薬剤組成物。
【請求項25】
前記担体が、トリグリセリド、レシチン、グリセロール、乳化剤、及び水を含むエマルションである、請求項23に記載の薬剤組成物。
【請求項26】
単位剤形の形である請求項12から22までのいずれか一項に記載の薬剤組成物。
【請求項27】
経口投与に適した請求項26に記載の薬剤組成物。
【請求項28】
非経口投与に適した請求項26に記載の薬剤組成物。
【請求項29】
請求項1から11までのいずれか一項に記載の化合物の予防的に及び/又は治療的に有効な量を、投与を必要とする対象に投与することを含む、炎症、自己免疫疾患、疼痛、神経障害、神経変性疾患、神経炎症状態、眼障害、骨障害、心血管及び心臓炎症障害、食欲障害、嘔吐状態及びある種の癌の予防、緩和又は治療方法。
【請求項30】
前記炎症及び自己免疫疾患が、関節リウマチ、若年性関節炎、変形性関節症、アレルギー及びアレルギー反応、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、I型糖尿病、肝炎、乾癬、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、臓器移植における組織拒絶、吸収不良症候群、セリアック病、肺疾患、喘息、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患及びシェーグレン症候群を含む群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
疼痛が、急性、慢性、末梢的、内臓、神経性、炎症性及び関連痛を含む群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記神経障害、神経変性疾患及び神経炎症状態が、脳卒中、片頭痛、群発性頭痛、癇癪、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン舞踏病、プリオン随伴疾患、中枢神経系の中毒、筋肉の痙攣及び震え、髄膜炎、脳炎、脳虚血、並びにギランバレー症候群を含む群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
前記心血管及び心臓炎症障害が、アテローム性動脈硬化症、心膜炎、心筋炎、心内膜炎、不整脈、高血圧症及び心筋虚血損傷を含む群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項34】
前記骨、眼、食欲の障害及び嘔吐状態が、骨代謝異常、パジェット病、骨粗鬆症、緑内障、拒食症、悪液質、嘔吐及び悪心からなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項35】
前記癌が、悪性脳腫瘍、皮膚腫瘍、肺腺癌、子宮、胸部及び前立腺の癌、リンパ腫、神経膠腫、甲状腺上皮腫、並びに神経芽細胞腫からなる群から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項36】
炎症、自己免疫疾患、疼痛、神経障害、神経変性疾患、眼障害、骨障害、心血管及び心臓炎症障害、食欲障害、嘔吐状態及びある種の癌を予防、緩和又は治療するための薬剤の調製のための請求項1から11までのいずれか一項に記載の化合物の使用。
【請求項37】
前記炎症及び自己免疫疾患が、関節リウマチ、若年性関節炎、変形性関節症、アレルギー及びアレルギー反応、喘息、多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、重症筋無力症、I型糖尿病、肝炎、乾癬、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、臓器移植における組織拒絶、吸収不良症候群、セリアック病、肺疾患、喘息、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患及びシェーグレン症候群を含む群から選択される、請求項36に記載の使用。
【請求項38】
疼痛が、急性、慢性、末梢的、内臓、神経性、炎症性及び関連痛を含む群から選択される、請求項36に記載の使用。
【請求項39】
前記神経障害、神経変性疾患及び神経炎症状態が、脳卒中、片頭痛、群発性頭痛、癇癪、パーキンソン病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン舞踏病、プリオン随伴疾患、中枢神経系の中毒、筋肉の痙攣及び震え、髄膜炎、脳炎、脳虚血、並びにギランバレー症候群を含む群から選択される、請求項36に記載の使用。
【請求項40】
前記心血管及び心臓炎症障害が、アテローム性動脈硬化症、心膜炎、心筋炎、心内膜炎、不整脈、高血圧症及び心筋虚血損傷を含む群から選択される、請求項36に記載の使用。
【請求項41】
前記骨、眼、食欲の障害及び嘔吐状態が、骨代謝異常、パジェット病、骨粗鬆症、緑内障、拒食症、悪液質、嘔吐及び悪心からなる群から選択される、請求項36に記載の使用。

【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2008−542359(P2008−542359A)
【公表日】平成20年11月27日(2008.11.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−514302(P2008−514302)
【出願日】平成18年5月31日(2006.5.31)
【国際出願番号】PCT/IL2006/000641
【国際公開番号】WO2006/129318
【国際公開日】平成18年12月7日(2006.12.7)
【出願人】(503001735)ファーモス コーポレイション (4)
【Fターム(参考)】