説明

液滴吐出ヘッド、および液滴吐出装置

【課題】吐出された液滴における導電性微粒子等の機能材料の重量含有率を向上させる構造を設けることのできる液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置を提供する。
【解決手段】駆動部と、前記駆動部に接続された基体と、を含む液滴吐出ヘッド1と、前記液滴吐出ヘッドを固定するヘッド固定部2と、前記ヘッド固定部に取り付けられた光照射部3、5と、を備え、前記基体が液体材料を収容する収容室と前記収容室から前記液体材料を吐出する吐出口40とを有し、前記光照射部が前記吐出口から吐出された前記液体材料に光を照射する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液滴吐出ヘッド、および液滴吐出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
配線等のパターニング法のひとつとして、液滴吐出装置を用いた手法が知られている。この種のパターニング法においては、まず、例えば銀粒子等の導電性微粒子を含有する液体材料を、液滴吐出装置から液滴化して吐出して、液滴を基板に塗布する。次いで、基板に塗布された液滴を自然乾燥させた後、基板ごと焼成して、配線を形成する(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開2002−261048号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、液体材料中の導電性微粒子の重量含有率は、おおよそ60%程度と低く、液体材料が乾燥すると、その厚みは乾燥前の厚みから大幅に減少する。このため、液滴の塗布時には、必要十分な厚みを有する配線を形成すべく、図8(a)に示すように、機能膜を形成するためには液滴を重ね打ちする必要があり、含有率が低いと重ね打ちの回数を増やす必要がある。さらに、液滴が重ね打ちされた場合、基板に塗布された液滴群は、表面張力の作用により、図8(b)に示すように部分的に凝集してしまうことがある。このような凝集が生じると、配線の厚みが不均一になるのみならず、断線が生じる可能性があった。なお、このような問題は、液滴を重ね打ちしなくとも、複数の液滴の各々が部分的に接続されるように塗布された場合には生じる可能性がある。また、このような問題は導電性微粒子を用いての配線形成の際に限ったことではなく、液体材料を用いた成膜を行う種々の場面(例えば、カラーフィルタの形成等)においても同様に生じ得ることである。
【0005】
そこで、本発明は、吐出された液滴における導電性微粒子等の機能材料の重量含有率を向上させる構造を設けることで、上記課題を解決することのできる液滴吐出ヘッド、および液滴吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明にかかる液滴吐出ヘッドは、駆動部と、前記駆動部に接続された基体と、前記基体に取り付けられた光照射部と、を含み、前記基体が液体材料を収容する収容室と前記収容室から前記液体材料を吐出する吐出口とを有し、前記光照射部が前記吐出口から吐出された前記液体材料に光を照射することを特徴とする。これにより、吐出口から吐出された液体材料に含まれる溶媒または分散媒を飛翔中に除去することができる。これは、吐出時には液体材料の粘度が小さく保たれるため、吐出動作に支障を与えることがない。さらに、対象物に着弾したときには、液体材料の粘度が大きくなるため、対象物における着弾径を小さくすることができる。すなわち、溶媒または分散媒を除去した分だけ着弾径が小さくなる。また、液体材料に含まれる機能材料の含有率が増加しているため、一回の吐出で形成される機能膜の膜厚が大きくなり、吐出回数を減らすことも可能である。
【0007】
上記の液滴吐出ヘッドにおいては、さらに、前記基体に取り付けられた保護プレートを含み、前記保護プレートが、前記光照射部と前記基体の前記吐出口との間に配置されていることが好ましい。これによれば、吐出口への光の照射を防ぐことが容易となる。吐出口に光が照射されると、吐出口において液体材料が乾燥するおそれがあり、吐出口に液体材料が含む固形成分が析出すると、目詰まり等の原因となるおそれがある。
【0008】
本発明にかかる液滴吐出装置は、上記の液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドを固定するヘッド固定部と、を備えることを特徴とする。これによれば、吐出口から吐出された液体材料に含まれる溶媒または分散媒を飛翔中に除去することが可能な液滴吐出装置が得られる。
【0009】
また、本発明にかかる液滴吐出装置は、駆動部と、前記駆動部に接続された基体と、を含む液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドを固定するヘッド固定部と、前記ヘッド固定部に取り付けられた光照射部と、を備え、前記基体が液体材料を収容する収容室と前記収容室から前記液体材料を吐出する吐出口とを有し、前記光照射部が前記吐出口から吐出された前記液体材料に光を照射することを特徴としてもよい。これにより、吐出口から吐出された液体材料に含まれる溶媒または分散媒を飛翔中に除去することができる。
【0010】
上記の液滴吐出装置においては、さらに、前記光照射部と前記基体の前記吐出口との間に配置される保護プレートを備えることが好ましい。これによれば、吐出口への光の照射を防ぐことができる。
【0011】
上記の液滴吐出装置においては、前記保護プレートが前記基体に取り付けられていることが好ましい。これによれば、液滴吐出ヘッドが駆動部の作用により振動し、光照射部と吐出口との位置関係に大きなズレが生じた場合でも、保護プレートと吐出口との位置関係に大きなズレが生じることがないため、吐出口への光の照射を確実に防ぐことができる。
【0012】
上記の液滴吐出装置においては、前記保護プレートが前記固定部に取り付けられていることが好ましい。これによれば、保護プレートが熱を発生した場合でも、液滴吐出ヘッドに熱が伝わることを防ぐことができるため、液体材料を不必要に乾燥させてしまうことがなくなる。
【0013】
上記の液滴吐出装置においては、前記光照射部に集光レンズが形成されていることが好ましい。これによれば、吐出口への光の照射を防ぐことが容易となる。光エネルギーの利用効率も高まり、溶媒または分散媒の除去に要する電力等を削減することが可能となる。
【0014】
上記の液滴吐出装置においては、前記光と前記吐出口との距離が吐出された前記液体材料の液滴径より大きいことが好ましい。これによれば、吐出された液体材料が液滴吐出ヘッドから完全に分離した状態で光を照射することになるため、粘度の大きくなった液体材料が液滴吐出ヘッドの吐出口から吐出されきれずに戻ってしまうといった不具合が生じることがなくなる。
【0015】
上記の液滴吐出装置においては、前記光がレーザー光であることが好ましい。レーザー光は指向性の強い光であるため、吐出された液体材料をより的確に狙って光を照射することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0017】
図1は、一実施形態の液滴吐出装置の構成を説明する模式図である。図1に示す液滴吐出装置は、液滴吐出ヘッド1と、この液滴吐出ヘッド1を固定するヘッド固定部2と、ヘッド固定部2に取り付けられたレーザー光源3と、レーザー光源3から出力されるレーザー光を導く導光路5と、この導光路5の端部に取り付けられた集光レンズ6と、を含んで構成される。なお、レーザー光源3と導光路5が本発明の「光照射部」に相当する。ヘッド固定部2には、液滴吐出ヘッド1及びレーザー光源3の動作を制御する制御部4が内蔵されている。
【0018】
図示のように、液滴吐出ヘッド1は、液体材料を吐出する吐出口40を有する。液体材料としては、例えば金、銀などの導電体からなる微粒子を含有する液体が用いられる。こような液体材料を基板10上に滴下することにより、配線等として用いることが可能な導電膜を形成することができる。なお、形成対象は導電膜に限定されない。
【0019】
レーザー光源3は、例えば、アルゴンイオンレーザー、エキシマレーザー、YAGレーザー、銅蒸気レーザー、半導体レーザー等である。このレーザー光源3はヘッド固定部2の側面に固定されている。レーザー光源3から出力されて導光路5を通り、集光レンズ6によって集光されたレーザー光7は、液滴吐出ヘッド1の吐出口40から吐出された液体材料の液滴8aに照射される。
【0020】
より詳細に説明すると、液滴吐出ヘッド1は、複数の吐出口40を有する。これらの吐出口40は、図示のY軸方向に沿って配列されている。図示のように、レーザー光7は、吐出口40の配列方向と略直交する方向(図示のX軸方向)に沿って放射される。ここでは、ライン型のパルスレーザー光が用いられている。このレーザー光7が集光レンズ6によって集光され、液滴吐出ヘッド1から吐出される液滴8aの飛行経路中に一定距離照射されるようにする。レーザー光7の照射は、液滴8aの吐出タイミングに合わせて所定時間照射される。このようなレーザー光7の照射タイミングと液滴8aの吐出タイミングとの制御は、制御部4が液滴吐出ヘッド1及びレーザー光源3の各々に制御信号を送ることによって行われる。液滴8aは微小である為、飛翔している間に蒸発していくが、光エネルギーを与えることで蒸発が加速され、基板10上に到達するころには、さらに微小な液滴8bとなる。
【0021】
図2は、液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。図2に示す液滴吐出装置は、上記した液滴吐出ヘッド(図1参照)とほぼ同様な構成を有しているため、それらについては同符号を使用し、詳細な説明は省略する。本例の液滴吐出装置では、ヘッド固定部2の下面に固定され、導光路5(すなわち光照射部)と液滴吐出ヘッド1との間に位置する保護プレート9を更に備える。また、本例の液滴吐出装置では集光レンズ6が省略されている。なお、保護プレート9は液滴吐出ヘッド1に取り付けられていてもよい。
【0022】
図2に示す構成の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッド1の図中左側、すなわち、レーザー光7によるエネルギーが与えられる側に保護プレート9が設けられることにより、エネルギー付与による悪影響から液滴吐出ヘッド1が保護される。この保護プレート9の素材は、使用するレーザー光7の波長に合わせて適宜選択され、例えばポリカーボネート、ガラス等が用いられる。これにより、集光レンズ6を用いない場合でも、液滴吐出ヘッド1に余分なエネルギーが与えられ、液滴の吐出状態が不安定になることを回避しやすい。
【0023】
図3は、液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。図3に示す液滴吐出装置では、レーザー光源3及び導光路5からなる光照射部が液滴吐出ヘッド1に取り付けられている。そして、液滴吐出ヘッド1はヘッド固定部2に固定されている。それ以外については、図3に示す液滴吐出装置は、上記した液滴吐出ヘッド(図1参照)とほぼ同様な構成を有している。共通する構成については同符号を使用し、詳細な説明は省略する。
【0024】
図4は、液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。図4に示す液滴吐出装置においても、レーザー光源3及び導光路5からなる光照射部が液滴吐出ヘッド1に取り付けられている。そして、液滴吐出ヘッド1はヘッド固定部2に固定されている。また、液滴吐出ヘッド1の下面に固定され、導光路5(すなわち光照射部)と液滴吐出ヘッド1の吐出口40との間に位置する保護プレート9を更に備える。また、本例の液滴吐出装置では集光レンズ6が省略されている。それ以外については、図4に示す液滴吐出装置は、上記した液滴吐出ヘッド(図1参照)とほぼ同様な構成を有している。共通する構成については同符号を使用し、詳細な説明は省略する。
【0025】
図5は、液滴に対する光の照射状態についてより詳細に説明する模式図である。上記図1〜図4のいずれかに示した液滴吐出装置における液滴吐出ヘッド1の吐出口40の近傍が拡大して示されている。図5に示すように、上記の各態様の液滴吐出装置では、レーザー光7の外縁7aと液滴吐出ヘッド1の吐出口40との間隙(距離)d1が、吐出口40から吐出される液体材料の液滴8aの液滴径d2よりも大きくなるようにしている。具体的には、レーザー光7の進行方向や幅、液滴8aの大きさ、などの条件を整えることによって上記の条件が実現される。これにより、レーザー光7の外縁7aと吐出口40との間には、最低限、液滴8aが1つ入るだけの隙間が確保される。これによれば、吐出された液体材料が液滴吐出ヘッド1から完全に分離して液滴8aとなった状態でレーザー光7が照射されることになるため、粘度の大きくなった液体材料が液滴吐出ヘッド1の吐出口40から吐出されきれずに戻ってしまうといった不具合が生じることが回避される。吐出口40から吐出された液滴8aは、レーザー光7の照射によってエネルギーが与えられることにより溶媒又は分散媒が減少し、図示のように液滴径がd2から更に小さくなる。そして、最終的にはより微小な液滴8bとなって基板10上に到達する。
【0026】
次に、液滴吐出ヘッド1の詳細構造を説明する。図6は、液滴吐出ヘッドにおいて液体材料が吐出される部分の詳細構造を説明するための部分斜視図である。図7は、液滴吐出ヘッドにおいて液体材料が吐出される部分の詳細構造を説明するための部分断面図である。
【0027】
図6に示すように、液滴吐出ヘッド1は、振動板33と、ノズルプレート34と、流路基板38とを、備えている。振動板33とノズルプレート34とは、相互間に流路基板38を介在させて一体化されている。流路基板38には、共通収容室35と、複数の隔壁31と、複数の収容室30とが形成されている。収容室30は、貫通部41に対応して設けられているため、収容室30の数と貫通部41の数とは同じである。収容室30には、一対の隔壁31間に位置する供給路36を介して、共通収容室35から液体材料が供給される。本例では、流路基板38とノズルプレート34とが本発明における「基体」に相当する。図7に示すように、振動板33の上には、それぞれの収容室30に対応して、圧電素子(駆動部)32が位置する。圧電素子32は、圧電体層32cと、圧電体層32cを挟む1対の電極32a、32bとからなる。この1対の電極32a、32bに駆動電圧を与えることで、対応する貫通部41から液状材料が液滴となって吐出される。なお、圧電素子32は、振動板33の厚さ方向に伸縮するように構成されていれば、電極の位置や圧電体層の材質は任意に設定することができる。ここで、貫通部41とは、収容室30と、液滴吐出面39に設けられた吐出口40と、を連通する部分である。この貫通部41の表面とは、図7ではノズルプレート34の一部の表面であって、圧力室30と吐出口40との間に位置する面を意味する。吐出口40とは、貫通部41と液滴吐出面39との境界部である。
【0028】
以上のように本実施形態によれば、吐出口から吐出された液体材料に含まれる溶媒または分散媒を飛翔中に除去することができる。これは、吐出時には液体材料の粘度が小さく保たれるため、吐出動作に支障を与えることがない。さらに、対象物に着弾したときには、液体材料の粘度が大きくなるため、対象物における着弾径を小さくすることができる。すなわち、溶媒または分散媒を除去した分だけ着弾径が小さくなる。また、液体材料に含まれる機能材料の含有率が増加しているため、一回の吐出で形成される機能膜の膜厚が大きくなり、吐出回数を減らすことも可能である。
【0029】
なお、本発明は上述した内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施することが可能である。
【0030】
例えば、上述した実施形態では、液体材料の一例として導電性微粒子を挙げていたが、吐出対象となる液体材料はこれに限定されない。他の液体材料としては、例えば、液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタを形成するための顔料を含む液体材料などが挙げられる。
【0031】
上述した実施形態では、照射する光の一例としてレーザー光を挙げていたが、用いることのできる光はこれに限定されない。例えば、種々のランプを光源として用いて光を発生させても良い。
【0032】
また、上述した図1、図3に示す各態様の液滴吐出装置においても、集光レンズ6を省略することもできる。特に、上記実施形態において採用されていたレーザー光など、指向性の高い光を用いた場合には、集光レンズ6を用いないとしても、図5に示したような良好な光照射状態を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】一実施形態の液滴吐出装置の構成を説明する模式図である。
【図2】液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。
【図3】液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。
【図4】液滴吐出装置の他の構成例を説明する模式図である。
【図5】液滴に対する光の照射状態についてより詳細に説明する模式図である。
【図6】液滴吐出ヘッドにおいて液体材料が吐出される部分の詳細構造を説明するための部分斜視図である。
【図7】液滴吐出ヘッドにおいて液体材料が吐出される部分の詳細構造を説明するための部分断面図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
【0034】
1…液滴吐出ヘッド、2…ヘッド固定部、3…レーザー光源、4…制御部、5…導光路、6…集光レンズ、7…レーザー光、7a…レーザー光の外縁、8a、8b…液滴、9…保護プレート、10…基板、30…収容室、31…隔壁、32…圧電素子、33…振動板、34…ノズルプレート、35…共通収容室、36…供給路、38…流路基板、39…液滴吐出面、40…吐出口(ノズル口)、41…貫通部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動部と、
前記駆動部に接続された基体と、
前記基体に取り付けられた光照射部と、を含み、
前記基体が液体材料を収容する収容室と前記収容室から前記液体材料を吐出する吐出口とを有し、
前記光照射部が前記吐出口から吐出された前記液体材料に光を照射することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
【請求項2】
請求項1に記載の液滴吐出ヘッドにおいて、
さらに、前記基体に取り付けられた保護プレートを含み、
前記保護プレートが、前記光照射部と前記基体の前記吐出口との間に配置されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
【請求項3】
請求項1または2に記載の液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドを固定するヘッド固定部と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項4】
駆動部と、前記駆動部に接続された基体と、を含む液滴吐出ヘッドと、
前記液滴吐出ヘッドを固定するヘッド固定部と、
前記ヘッド固定部に取り付けられた光照射部と、を備え、
前記基体が液体材料を収容する収容室と前記収容室から前記液体材料を吐出する吐出口とを有し、
前記光照射部が前記吐出口から吐出された前記液体材料に光を照射することを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液滴吐出装置において、
さらに、前記光照射部と前記基体の前記吐出口との間に配置される保護プレートを備えることを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項6】
請求項5に記載の液滴吐出装置において、
前記保護プレートが前記基体に取り付けられていることを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項7】
請求項5に記載の液滴吐出装置において、
前記保護プレートが前記ヘッド固定部に取り付けられていることを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項8】
請求項3ないし7のいずれかに記載の液滴吐出装置において、
前記光照射部に集光レンズが形成されていることを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項9】
請求項3ないし8のいずれかに記載の液滴吐出装置において、
前記光の外縁と前記吐出口との間隙が、前記吐出口から吐出される前記液体材料の液滴径より大きいことを特徴とする液滴吐出装置。
【請求項10】
請求項3ないし9のいずれかに記載の液滴吐出装置において、
前記光がレーザー光であることを特徴とする液滴吐出装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2007−252973(P2007−252973A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−76849(P2006−76849)
【出願日】平成18年3月20日(2006.3.20)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】