説明

液相エピタキシャル成長装置

【課題】 基板上に成長させるエピタキシャル層の膜厚が周辺と中央とで差が生じないようにする。
【解決手段】 液相エピタキシャル成長装置は、基板ホルダとしてのスライダー2と溶液ホルダ8とを備え、スライダー2と溶液ホルダ8とを相対移動させて、スライダー2の基板載置部1に載置されるGaAs基板5の真上に、溶液ホルダ8の溶液溜3を位置させ、溶液溜3に収容した成長溶液6、7をGaAs基板5と接触させ、GaAs基板5上にエピタキシャル層を成長させる。上記溶液溜3は、その溶液溜3の天井の高さが、GaAs基板5の真上に溶液溜3を位置させたときに、GaAs基板5の周辺の真上に位置する部分の高さをaとし、GaAs基板5の中心の真上に位置する部分の高さをbとしたとき、
1.5a≦b≦3a
の関係式を満たすように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、膜厚の面内均一性に優れたエピタキシャル層が得られるスライドボート法による液相エピタキシャル成長装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、AlGaAsを用いた赤色発光ダイオードは、その輝度が向上し、ディスプレイパネルや自動車用ハイマウントストップランプとして用いられるようになってきた。
【0003】
これらの用途に用いるためには白昼でも認識できる程度に輝度が高いことが要求される。この要求に応えるために、構造面では、GaAs基板上にpn接合を有するシングルヘテロ構造(SH構造)、ダブルヘテロ構造(DH構造)、裏面反射型DH構造などの発光ダイオード(LED)が開発されてきた。
【0004】
LEDは、pn界面近傍で発光し、上述したように高出力LEDのpn界面はヘテロ接合で構成されている。しかし、SH構造やDH構造ではGaAs基板側に発光した光の大部分はGaAs基板に吸収されてしまう。一方、裏面反射型DH構造では、GaAs基板側に発光した光の発光波長がGaAs基板を十分透過して裏面で反射され、表面から有効に取り出せるようにして高出力化を実現している。これらのLED用エピタキシャルウェハは、(1)結晶性の優れたエピタキシャル層が得られる、(2)数十μmの厚いエピタキシャル層を容易に得ることができることから、液相エピタキシャル法で製造されることが多い。
【0005】
また、成長条件の面では、成長温度や成長速度などについて高出力化の検討が行われている。
【0006】
さらに、高出力化と共に重要な特性は、各エピタキシャル層の膜厚の面内均一性である。各エピタキシャル層の膜厚にばらつきがあると、面内の結晶性・電気特性等にばらつきができて、特性の面内不均一を引き起こし、デバイス製造工程での素子の歩留が低下するからである。
【0007】
図2にGaAs薄膜を液相エピタキシャル成長させる従来のスライドボートから成る液相エピタキシャル成長装置の概略図を示す。グラファイトで作られたスライドボートは、成長溶液6を入れる溶液溜3を摺動方向に2以上(図2では代表的に1個のみ示す)有する溶液ホルダ8と、表面の一部を掘り込んでGaAs基板5を載置する基板載置部1を形成した基板ホルダ(スライダー)2とから構成される。
【0008】
これら溶液ホルダ8とスライダー2とは、相互に水平方向に移動させることができるようになっている。このスライドボートを炉に入れて昇温し、溶液溜3に入ったGa融液をGaAsで飽和させて成長溶液を作成した後、冷却して成長溶液を過冷却状態にする。その後、徐冷しながらGaAs基板5上に成長溶液6の入った溶液溜3が真上に来るようにスライダー2を移動させ、成長溶液6をGaAs基板5と接触させる。これによりGaAs基板5上にGaAsエピタキシャル層が成長する。所定の厚さの薄膜が成長した後、スライダー2を移動させることにより成長溶液6の入った溶液溜3をGaAs基板5上から移動させ、成長を停止させる。
【0009】
従来装置で成長したエピタキシャルウェハのエピタキシャル層の膜厚は、炉およびスライドボートの構造にもよるが、一般的に、周辺が厚く、中央が薄くなりやすい。これは冷却そのものが、スライドボートの外側から内側に向かう輻射と伝熱により行われるためであり、冷却過程でGaAs基板5上の周辺と中央で温度差が生じるためである。
【0010】
そこで、スライダー2の材質の熱伝導度よりも基板載置部1の材質の熱伝導度を高くすることで、GaAs基板5上の面内の温度の不均一を改善することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9−221388号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、近年、発光素子製造のコスト低減のために基板の大面積化が進んでいる。そのため、基板が大面積化することで、冷却過程でGaAs基板上の周辺と中央の温度差がより大きくなり、スライダーの材質の熱伝導度よりも基板保持部の材質の熱伝導度を高くするだけでは、使用できる材質の熱伝導度にも限界があり、エピタキシャル層の膜厚を均一にすることが困難である。
【0012】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、基板上に成長させるエピタキシャル層の膜厚が周辺と中央とで差が生じないようにした液相エピタキシャル成長装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
鋭意研究の結果、本発明者は、液相エピタキシャル成長装置において、基板上の成長溶液の高さが高いほど、エピタキシャル層の膜厚が厚くなる傾向にあることを見い出し、さらに溶液ホルダの溶液溜の形状と大きさを工夫すれば、上記目的を達成することができるとの知見を得て、本発明を創案するに至ったものである。
【0014】
請求項1の発明に係る液相エピタキシャル成長装置は、基板を載置する基板載置部を有する基板ホルダと、成長溶液を収容する溶液溜を有する溶液ホルダとを備え、上記基板ホルダと上記溶液ホルダとを相対移動させて上記基板載置部に載置される基板の真上に上記溶液溜を位置させ、上記溶液溜に収容した成長溶液を上記基板と接触させ、基板上にエピタキシャル層を成長させる液相エピタキシャル成長装置において、
上記溶液溜は、該溶液溜の天井の高さが、上記基板の真上に上記溶液溜を位置させたときに、上記基板の周辺の真上に位置する部分の高さをaとし、上記基板の中心の真上に位置する部分の高さをbとしたとき、
1.5a≦b≦3a
の関係式を満たすように構成されていることを特徴とする。
【0015】
溶液ホルダの溶液溜を、その天井の高さが上記関係式を満たすように構成すると、基板上の周辺の成長溶液の高さが低く、基板上の中心の成長溶液の高さが高くなるので、基板上に形成されるエピタキシャル層の膜厚が周辺で薄くなり、中央で厚くなる。したがって、基板上に形成されるエピタキシャル層の膜厚が周辺で厚くなり、中心で薄くなる傾向を抑制することができる。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1記載の液相エピタキシャル成長装置を用いてエピタキシャル層を成長させる液相エピタキシャル成長方法において、上記基板の最大外径が150mm以下であり、成長溶液全体の体積の80%以上がガリウムであることを特徴とする。ここで、最大外径とは、基板の平面形状が矩形の場合はその対角線上の長さであり、基板の平面形状が円形の場合はその直径をいう。
【0017】
上記のような大面積の基板上でも、この上に成長するエピタキシャル層の膜厚が周辺で厚くなり、中心で薄くなる傾向を抑制することができる。
【発明の効果】
【0018】
請求項1の発明によれば、基板上に成長されるエピタキシャル層の膜厚について周辺と中央とで差を少なくすることができる。
【0019】
請求項2の発明によれば、最大外径150mmの大面積の基板上でも、この上に成長するエピタキシャル層の膜厚について、周辺と中央とで差を少なくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
【0021】
図1は本実施形態に係る液相エピタキシャル成長装置を示したもので、従来のものと基本的に同じ構成のグラファイトで作られたスライドボートから成る。すなわち、このスライドボートは、成長溶液6又は7を入れる溶液溜3を摺動方向に2以上(図1では3A、3Bの2個)有する溶液ホルダ8と、表面の一部を掘り込んで基板、例えば化合物半導体基板であるGaAs基板5を載置する基板載置部1を形成した基板ホルダとしてのスライダー2とから構成される。
【0022】
これら溶液溜3A、3Bを有する溶液ホルダ8と、基板載置部1を有するスライダー2とは、相互に水平方向に移動させることができるようになっている。このスライドボートを炉に入れて昇温し、例えば溶液溜3Aに入ったGa融液をGaAsで飽和させて成長溶液6を作成した後、冷却して成長溶液6を過冷却状態にする。その後、徐冷しながらGaAs基板5上に成長溶液6の入った溶液溜3Aがくるようにスライダー2を移動させ、成長溶液6をGaAs基板5と接触させる。これによりGaAs基板5上に第一層目のGaAsエピタキシャル層が成長する。
【0023】
溶液溜3Bについても同様に操作される。すなわち、溶液溜3Bに入ったGa融液をGaAsで飽和させて成長溶液7を作成した後、冷却して成長溶液7を過冷却状態にする。その後、徐冷しながらGaAs基板5上に成長溶液7の入った溶液溜3Bがくるようにスライダー2を移動させ、成長溶液7をGaAs基板5と接触させる。これによりGaAs基板5上に第二層目のGaAsエピタキシャル層が成長する。
【0024】
それぞれにつき所定の厚さの薄膜が成長した後、スライダー2を移動させることにより、成長溶液6又は7の入った溶液溜3A又は3Bの位置からGaAs基板5を移動させ、成長を停止させる。
【0025】
本実施形態の場合、上記2つの溶液溜3A、3Bは、各溶液溜3A、3Bの天井の高さが、GaAs基板5の真上に溶液溜3A、3Bを位置させたときに、GaAs基板5の周辺の真上に位置する部分の高さをaとし、GaAs基板5の中心の真上に位置する部分の高さをbとしたとき、
1.5a≦b≦3a
の関係式を満たすように構成されている。これにより溶液溜3A、3Bの直下のGaAs基板5上に成長されるエピタキシャル層の膜厚が、GaAs基板5の周辺と中央とで差が生じないようになっている。これを以下に説明する。
【0026】
溶液ホルダ8の溶液溜3A、3Bを、その天井の高さが上記関係式を満たすように構成すると、GaAs基板5上の周辺の成長溶液6、7の高さが低く、GaAs基板5上の中心の成長溶液6、7の高さが高くなるので、GaAs基板5上に形成されるエピタキシャル層の膜厚が周辺で薄くなり、中央で厚くなる。したがって、GaAs基板5上に形成されるエピタキシャル層の膜厚が周辺で厚くなり、中央で薄くなる傾向を抑制することができる。その結果、GaAs基板5上に成長されるエピタキシャル層の膜厚が、GaAs基板5の周辺と中央とで差が生じないようになり、基板面内で膜厚を均一にすることができる。
【0027】
本発明の液相エピタキシャル成長装置の効果を確認するため、次の実施例1、2及び比較例1、2のような成長装置による試作を行った。
【0028】
<実施例1>
実施例1として、図4に示すような中心部分の高さbが75mm、周囲部分の高さ(以下、端の高さという)aが50mmの形状寸法の溶液溜3A、3Bを有するグラファイト製のスライドボート(本発明の成長装置例1)を用いて、シングルヘテロ構造のAlGaAsのエピタキシャル成長を行った。ここでの溶液溜3A、3Bは、それぞれ底面が50mm正方、内周面の高さ50mmの角筒部と、角筒部の上部開口を覆い底面が50mm正方、天井頂部までの高さ75mmの角錐部とから成る形状とした。
【0029】
また比較例1として、図3に示すような中心の高さbと端の高さaが同じ天井がフラットな63mmの溶液溜3A、3Bを有するグラファイト製のスライドボート(従来の成長装置例1)を用いて、シングルヘテロ構造のAlGaAsのエピタキシャル成長を行った。
【0030】
上記実施例1及び比較例1の成長条件は次の通りである。基板載置部1に50×50mmの矩形状のGaAs基板5をセットする。溶液溜3Aに全体体積の80%のGa、GaAs、Al、Teをチャージし、また溶液溜3Bに全体体積の80%のGa、GaAs、Al、Znをチャージした。スライドボートを炉内に入れ、水素ガス雰囲気中で、900℃から650℃まで徐冷することにより、エピタキシャル成長させ、その後急冷し、炉から取り出した。
【0031】
得られたエピタキシャルウェハをスクライブし、図5に示すように、10mm間隔で16点エピタキシャル層の膜厚を測定した。エピタキシャル層の膜厚測定結果を図6、図7に示す。
【0032】
図6に示すように、図3のスライドボート(従来の成長装置例1)を用いたときの測定結果は、溶液溜3Aにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが10%、溶液溜3Bにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが11%であった。これに対し、図7に示すように、図4のスライドボート(本発明の成長装置例1)を用いたときの測定結果は、溶液溜3Aにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが4.9%、溶液溜3Bにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが5.6%であった。
【0033】
よって、図4(本発明の成長装置例1)に示すような、中心の高さ75mmより、端の高さ50mmと低くした溶液溜3を用いることで、GaAs基板5の膜厚のばらつきが少なくなった。
【0034】
<実施例2>
実施例2として、図9に示すような中心の高さbが150mm、端の高さaが50mmの溶液溜3A、3Bを有するグラファイト製のスライドボート(本発明の成長装置例2)を用いて、シングルヘテロ構造のAlGaAsのエピタキシャル成長を行った。ここで溶液溜3A、3Bは、それぞれ底面が150mm正方、周面の高さ50mmの角筒部と、角筒部の上部開口を覆い底面が150mm正方、天井頂部までの高さ100mmの角錐部とから成る形状とした。
【0035】
また比較例2として、図8に示すような中心の高さbと端の高さaが同じ天井がフラットな100mmの溶液溜3A、3Bを有するグラファイト製のスライドボート(従来の成長装置例2)を用いて、シングルヘテロ構造のAlGaAsのエピタキシャル成長を行った。
【0036】
実施例2及び比較例2の成長条件は次の通りである。基板載置部1に150×150mmのGaAs基板5をセットする。溶液溜3Aに全体体積の80%のGa、GaAs、Al、Teをチャージし、また溶液溜3Bに全体体積の80%のGa、GaAs、Al、Znをチャージした。スライドボートを炉内に入れ、水素ガス雰囲気中で、900℃から650℃まで徐冷することにより、エピタキシャル成長させ、その後急冷し、炉から取り出した。
【0037】
得られたエピタキシャルウェハをスクライブし、図10の如く30mm間隔で16点エピタキシャル層の膜厚を測定した。エピタキシャル層の膜厚測定結果を図11、図12に示す。
【0038】
図8に示すスライドボート(従来の成長装置例2)を用いたときの測定結果は、図11(a)、(b)に示すように、溶液溜3Aにより成長したエピタキシャル層の膜厚のばらつきが17%、溶液溜3Bにより成長したエピタキシャル層の膜厚のばらつきが17%であった。これに対し図9に示すスライドボート(本発明の成長装置例2)を用いたときの測定結果は、図12(a)、(b)に示すように、溶液溜3Aにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが6.2%、溶液溜3Bにより成長したエピタキシャルの膜厚のばらつきが7.6%であった。
【0039】
よって図9(本発明の成長装置例2)に示すような、中心の高さ150mmより端の高さ50mmと低くした溶液溜3を用いることで膜厚のばらつきが少なくなった。
【0040】
前述の実施形態では、GaAs基板5上にGa1-xAlxAsエピタキシャル層を2層成長させるSH構造の成長例について述べたが、本発明はこれに限らず、DH構造や裏面反射型DH構造を成長する場合にも用いることができ、また、成長溶液全体の体積の80%以上がGaであれば、化合物半導体結晶の種類、組成はこれに限定されない。
【0041】
また、本実施の形態では矩形状の基板を用いたが、円形の基板を用いることも可能であり、その場合、溶液溜は円筒部と円筒部を覆う円錐部からなる形状となる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の液相エピタキシャル成長装置たるスライドボートを説明するための概略図である。
【図2】従来技術のスライドボートを説明するための概略図である。
【図3】比較例1として用いた従来の成長装置例1のスライドボートの概略図である。
【図4】実施例1として用いた本発明の成長装置例1のスライドボートの概略図である。
【図5】実施例1及び比較例1においてエピタキシャル層の膜厚を測定した位置(10mm間隔で16点)を示した図である。
【図6】比較例1のスライドボート(従来の成長装置例1)で成長したエピタキシャル層の膜厚の測定結果を示す図である。
【図7】実施例1のスライドボート(本発明の成長装置例1)で成長したエピタキシャル層の膜厚の測定結果を示す図である。
【図8】比較例2として用いた従来の成長装置例2のスライドボートの概略図である。
【図9】実施例2として用いた本発明の成長装置例2のスライドボートの概略図である。
【図10】実施例2及び比較例2においてエピタキシャル層の膜厚を測定した位置(30mm間隔で16点)を示した図である。
【図11】比較例2のスライドボート(従来の成長装置例2)で成長したエピタキシャル層の膜厚の測定結果を示す図である。
【図12】実施例2のスライドボート(本発明の成長装置例2)で成長したエピタキシャル層の膜厚の測定結果を示す図である。
【符号の説明】
【0043】
1 基板載置部
2 スライダー
3 溶液溜
3A 溶液溜
3B 溶液溜
4 操作棒
5 GaAs基板
6、7 成長溶液
8 溶液ホルダ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板を載置する基板載置部を有する基板ホルダと、成長溶液を収容する溶液溜を有する溶液ホルダとを備え、上記基板ホルダと上記溶液ホルダとを相対移動させて上記基板載置部に載置される基板の真上に上記溶液溜を位置させ、上記溶液溜に収容した成長溶液を上記基板と接触させ、基板上にエピタキシャル層を成長させる液相エピタキシャル成長装置において、
上記溶液溜は、該溶液溜の天井の高さが、上記基板の真上に上記溶液溜を位置させたときに、上記基板の周辺の真上に位置する部分の高さをaとし、上記基板の中心の真上に位置する部分の高さをbとしたとき、
1.5a≦b≦3a
の関係式を満たすように構成されていることを特徴とする液相エピタキシャル成長装置。
【請求項2】
請求項1記載の液相エピタキシャル成長装置を用いてエピタキシャル層を成長させる液相エピタキシャル成長方法において、
上記基板の最大外径が150mm以下であり、成長溶液全体の体積の80%以上がガリウムであることを特徴とする液相エピタキシャル成長方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2006−190786(P2006−190786A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−970(P2005−970)
【出願日】平成17年1月5日(2005.1.5)
【出願人】(000005120)日立電線株式会社 (3,358)
【Fターム(参考)】