説明

温水暖房装置

【課題】 建築時に各部屋の床暖房に係る工事を一括して行なうようにして、温水床暖房装置の使用を望まない入居者によっては温水床暖房装置の使用ができないようにすること。
【解決手段】 アパート等の入居にあたって、入居者が温水床暖房装置の使用を望む場合には使用の契約を大家等と結び、遠隔操作器10が入居者に渡される。入居者は渡された遠隔操作器10を用いて、温度設定をする場合には運転スイッチ15を押圧操作した後、降温スイッチ16や昇温スイッチ17等の設定手段を操作する。すると、この運転スイッチ15が操作されたこと及びこの設定された設定温度データはマイコン21内の記憶部に格納されると共に記憶装置36にも格納される。従って、中継器11は電源投入後に、遠隔操作器10から受信データである運転スイッチ15の操作データを受信することとなるので、本床暖房装置は運転を開始する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行う温水床暖房装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の温水床暖房装置は、例えば特許文献1などに開示されており、熱源機への制御信号の伝達は、直接前記熱源機を制御する遠隔操作器(リモートコントローラ)が行っている。
【特許文献1】特開2004−20008号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そして、例えばアパートや、ウィークリーマンション等にあっては、利用する部屋には床暖房の設備がなされてあっても、入居者(利用者)によっては温水床暖房装置の使用を望まない方もいる。このため、使用を望まない入居者に対しては、中継器の一部の配線を外して本床暖房装置の使用をできないように施工業者が特別な作業をする必要があった。
【0004】
そこで本発明は、建築時に各部屋の床暖房に係る工事を一括して行なうようにして、温水床暖房装置の使用を望まない入居者(利用者)によっては温水床暖房装置の使用ができないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このため第1の発明は、床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、運転スイッチを有し室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、前記運転スイッチの操作がされた後に前記遠隔操作器から所定データを受信すると本床暖房装置の運転を開始可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする。
【0006】
第2の発明は、床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、運転スイッチを有し室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、前記運転スイッチの操作がされた後に前記遠隔操作器から所定データを受信したか否かを判定する判定装置と、この判定装置が前記受信をしたものと判定したときには本床暖房装置の運転を開始可能に制御すると共に前記受信をしていないものと判定したときには報知手段にて使用できない旨を報知するように制御する制御装置とを前記中継器に設けたことを特徴とする。
【0007】
第3の発明は、床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、本床暖房装置の使用許可に関するデータを格納する記憶装置及び前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用可能又は使用不可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする。
【0008】
第4の発明は、床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、管理者が前記遠隔操作器及び中継器を操作することにより本床暖房装置の使用許可に関するデータを格納する記憶装置及び前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用可能又は使用不可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする。
【0009】
第5の発明は、第3又は第4の発明において、前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用不可能に制御する場合には、前記制御装置は報知手段にて使用できない旨を報知するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、温水床暖房装置の使用を望まない入居者によっては温水床暖房装置の使用ができないようにすることができる。従来は、使用を望まない入居者に対しては中継器の一部の配線を外して本床暖房装置の使用をできないように施工業者が特別な作業をしていたが、本発明によれば、使用を望む入居者と望まない入居者に対しても、建築時に各部屋の床暖房に係る工事を一括して行なうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本発明に係る温水床暖房装置のシステム構成図、図2は制御ブロック図を示したものであり、以下説明する。先ず、1は室外である屋外に設置され、ガスや石油等をバーナBで燃焼させて、その燃焼熱により加熱される熱交換機2が組み込まれると共にこの熱交換機2につながれた往き管7Aと戻り管7Bとを有する熱源機、3は温水配管が配設され居間などの床に敷設される床暖房パネル、4,5は前記熱源機1と床暖房パネル3との間で温水を循環させるための温水循環用配管、6は前記熱源機1内の戻り管7Bの途中に設けられる循環ポンプ、7Cはバイパス管、8は流量調整弁である熱動弁(開閉弁)、9はマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)41などが配置された制御盤、10は利用者により操作されて前記熱源機1を制御するための遠隔操作器(リモートコントローラ)、11は室内の壁面に設置されて前記遠隔操作器10からの制御信号を無線(赤外線)で受信して前記熱源機1へ伝達するための中継器である。
【0012】
次に、前記遠隔操作器10について詳述すると、この遠隔操作器10にはマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)13が設けられ、このマイコン13には設定温度や時刻などを表示する表示部14や、運転スイッチ15、設定温度を設定する際に使用する降温スイッチ16や昇温スイッチ17などのキー入力部18や、このキー入力部18の操作による命令を前記中継器11に送信するための赤外線発光部19等が接続される。
【0013】
また前記中継器11について詳述すると、この中継器11にはマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という)21が設けられ、このマイコン21には前記床暖房パネル3が設置される室内の温度を検出する室温検出センサである室温検出サーミスタ22や、運転中に点灯する運転表示ランプ23、試運転中に点灯する試運転表示ランプ24及び各スイッチが操作できないロック状態のときにキーマークを表示するロックキー表示部25等を有する表示部26や、運転スイッチ27や運転停止中に3秒間以上押圧すると遠隔操作器10の全てのキー入力ができないようにロックするためのロックスイッチ28などのキー入力部29や、前記遠隔操作器10の前記赤外線発光部19からの制御信号を受光する赤外線受光部32や、この赤外線受光部32が受光した制御信号やキー入力部29の操作による命令等を通信線34を介して前記熱源機1の通信回路38に伝達するための通信回路33や、不揮発性メモリであるEEPROMから構成された記憶装置36や、非契約である旨を報知する報知手段であるブザー37等が接続される。
【0014】
なお、前記遠隔操作器10の降温スイッチ16や昇温スイッチ17などの設定手段の操作により利用者が設定した設定温度データは、マイコン13内の記憶部に格納されると共に赤外線発光部19が発光することにより赤外線受光部32が受光して前記中継器11のマイコン21内の記憶部にも格納される。そして、前記室温検出サーミスタ22により検出された室内温度データと利用者により設定されてマイコン21に格納された設定温度データとの偏差に基づき、前記熱源機1をマイコン21が制御するものである。
【0015】
前記熱源機1の制御盤9には、マイコン41が搭載され、このマイコン41には通信線34を介して前記中継器11の通信回路33に接続される通信回路38や、前記循環ポンプ6や熱動弁8を駆動するための駆動回路39や、バーナBのガス弁42や点火器43を制御するための燃焼制御回路40等が接続される。
【0016】
以上のような構成により、図3に示すフローチャートに基づき第1の実施形態の動作を説明する。先ず、例えばアパートや、ウィークリーマンション等の入居にあたって、入居者(利用者)が温水床暖房装置の使用を望む場合にはその使用の契約を大家等と結び、入居の際に遠隔操作器10が入居者に渡される。
【0017】
そして、入居者は渡された遠隔操作器10を用いて、温度設定をする場合には初めに運転スイッチ15を押圧操作した後、降温スイッチ16や昇温スイッチ17などの設定手段を操作する。すると、この運転スイッチ15が操作されたこと及びこの設定された設定温度データは赤外線発光部26が発光することにより前記中継器11の赤外線受光部32が受光してマイコン21内の記憶部に格納されると共に記憶装置36にも格納される。
【0018】
従って、前述したように、中継器11は電源投入後に、遠隔操作器10から受信データである運転スイッチ15の操作データを受信することとなるので、運転スイッチ27の押圧操作後、マイコン21は遠隔操作器10から受信データを受信したかどうかを判定する際に、既に操作データを受信して記憶装置36に格納しているので受信データを受信したものと判定し、本温水床暖房装置は運転を開始することとなる。
【0019】
即ち、マイコン21は通信回路33に通信線34を介して通信回路38へ制御信号を出力するように制御する。そして、この制御信号を熱源機1の通信回路38が入力するので、マイコン41は燃焼制御回路40を介してバーナBのガス弁42や点火器43等を制御すると共に駆動回路39を介して循環ポンプ6や熱動弁8等を制御し、燃焼が開始される。
【0020】
従って、循環ポンプ6により熱源機1と床暖房パネル3との間を温水循環用配管4及び5を介して温水が循環するが、室温検出サーミスタ22により検出された室内温度データと利用者により設定されて記憶装置36に格納された設定温度データとの偏差に基づき、前記熱源機1をマイコン21が制御するものである。即ち、設定温度と室内温度との偏差によって、マイコン21が熱動弁8のオン時間とオフ時間とを計算してマイコン41を介して制御することで、床暖房パネル3への温水供給量を制御して、室温が設定温度となるように制御することとなる。
【0021】
しかし、中継器11は電源投入後に、遠隔操作器10から前記受信データを受信していない場合には、中継器11の運転スイッチ27の操作がなされても、マイコン21は記憶装置36内に受信データが格納されているかを判定した際に格納されていないと判定し運転は開始されず、非契約である旨をブザー37により所定時間だけ警報報知する。これにより、契約無しでは温水床暖房装置が使用できないこととなる。
【0022】
即ち、入居者のうち温水床暖房装置の使用の契約をした者は、大家から遠隔操作器10が入居者に渡されるが、その操作の仕方について教えてもらう。即ち、大家から中継器11の運転スイッチ27の押圧操作後に、遠隔操作器10を操作して何らかの受信データを中継器11に送信して記憶装置36内に受信データを格納させることにより、使用が可能となるものである。
【0023】
従って、非契約者が市販されている汎用のマルチリモートコントローラを使用しても、その隠された(秘密の)操作の仕方を知らないので、温水床暖房装置を使用しようとしても使用できないこととなる。
【0024】
次に、図4及び図5のフローチャートに基づき、温水暖房装置を使用するための設定動作について説明する。先ず、例えばアパート等の入居にあたって、入居者が温水床暖房装置の使用を望む場合にはその使用の契約を大家等と結び、入居に際に遠隔操作器10が入居者に渡される。
【0025】
そして、当該温水床暖房装置の工場からの製品出荷の際に、中継器11の記憶装置36には当該温水床暖房装置の使用が可能なように契約(契約済み)データが既に設定格納されているので、その使用の契約を大家等と結んで渡された遠隔操作器10の必要な遠隔操作器10の操作を入居者は行なうことにより、当該温水床暖房装置の使用が可能となる。
【0026】
即ち、入居者は渡された中継器11の運転スイッチ27を押圧操作すると、マイコン21は記憶装置36に契約データが格納されているかどうかを判定し、ここでは既に格納されているので、本温水床暖房装置は前述したような運転を開始することとなる。
【0027】
しかし、仮にマイコン21が契約データが格納されているか否かを判定した際に格納されていないと判定した場合には、運転は開始されず、非契約である旨をブザー37により所定時間だけ警報報知する。ところで、このように現実には、記憶装置36に誤った使用に関するデータが格納されている(契約データが格納されていない)場合もあるので、入居者では容易に契約又は非契約の設定変更ができないような、契約をした入居者のみが温水暖房装置を使用できるよう、以下のような特殊な設定動作を管理者が行なう(図5参照)。
【0028】
即ち、管理者が中継器11の運転スイッチ27を5秒間以上押圧操作して当該運転スイッチ27から指を離すと、運転表示ランプ23が10秒間点滅する。そして、この運転表示ランプ23の点滅中に受信データ、例えばロックスイッチ28を押圧するとこのロックスイッチ28が操作されたことの操作データは赤外線発光部26が発光することにより中継器11の赤外線受光部32が受光してマイコン21内の記憶部に格納されると共に記憶装置36にも格納されるので、マイコン21は受信データ有りと判定し、3秒間以上の押圧操作があると、マイコン21は各スイッチが操作できない状態であるキーマークをロックキー表示部25に表示しているロック状態(非契約)からこの表示が消えてロック解除状態(契約)に設定してその内容である契約データを記憶装置36に格納する。
【0029】
従って、運転スイッチ27等の操作の有効状態となり、温水床暖房装置使用の「契約設定」状態となり、前述したような必要な操作を行なうことにより、温水床暖房装置が使用できることとなる。このように、「契約設定」されると、受け付け音としてブザー37が10回鳴り、運転表示ランプ23の点滅は終了することとなる。
【0030】
なお、再度「非契約設定」にする場合には、管理者が中継器11の運転スイッチ27を5秒間以上押圧操作して当該運転スイッチ27から指を離すと、運転表示ランプ23が10秒間点滅するが、この点滅中にロックスイッチ28を押圧操作すると、この操作データは赤外線発光部26が発光することにより中継器11の赤外線受光部32が受光してマイコン21内の記憶部に格納されると共に記憶装置36にも格納されるので、マイコン21は受信データ有りと判定し、3秒間以上の押圧操作があると、マイコン21はロック解除状態(契約)からロック状態(非契約)に設定してその内容である非契約データを記憶装置36に格納する。
【0031】
従って、運転スイッチ27等の操作の無効状態となり、温水床暖房装置使用の「非契約設定」状態となり、温水床暖房装置の使用ができないこととなる。
【0032】
以上のような複雑な設定動作のみによって契約又は非契約に設定できるようにしたので、非契約者が市販されている汎用のマルチリモートコントローラを使用して契約設定しようとしても、そのように設定できず、温水床暖房装置を使用しようとしても使用できないこととなる。
【0033】
以上のように、本発明は、温水床暖房装置の使用を望まない入居者によっては温水床暖房装置の使用ができないようにすることができる。従来は、使用を望まない入居者に対しては中継器の一部の配線を外して本床暖房装置の使用をできないように施工業者が特別な作業をしていたが、本発明によれば、使用を望む入居者と望まない入居者に対しても、建築時に各部屋の床暖房に係る工事を一括して行なうことができる。
【0034】
なお、以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】温水床暖房装置のシステム構成図である。
【図2】制御ブロック図である。
【図3】第1の実施形態のフローチャートを示す図である。
【図4】第2の実施形態のフローチャートを示す図である。
【図5】温水床暖房装置の使用の契約に係る設定動作の説明のためのフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
【0036】
1 熱源機
3 床暖房パネル
10 遠隔操作器
11 中継器
15 運転スイッチ
21 マイコン
33 通信回路
34 通信線
36 記憶装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、運転スイッチを有し室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、前記運転スイッチの操作がされた後に前記遠隔操作器から所定データを受信すると本床暖房装置の運転を開始可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする温水床暖房装置。
【請求項2】
床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、運転スイッチを有し室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、前記運転スイッチの操作がされた後に前記遠隔操作器から所定データを受信したか否かを判定する判定装置と、この判定装置が前記受信をしたものと判定したときには本床暖房装置の運転を開始可能に制御すると共に前記受信をしていないものと判定したときには報知手段にて使用できない旨を報知するように制御する制御装置とを前記中継器に設けたことを特徴とする温水床暖房装置。
【請求項3】
床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、本床暖房装置の使用許可に関するデータを格納する記憶装置及び前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用可能又は使用不可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする温水床暖房装置。
【請求項4】
床暖房パネルと熱源機との間で循環ポンプを介して温水を循環させて暖房を行なう温水床暖房装置において、前記熱源機を制御するための遠隔操作器と、室内の壁面に設置され前記遠隔操作器からの制御信号を無線で受信して前記熱源機へ伝達するための中継器とを備え、管理者が前記遠隔操作器及び中継器を操作することにより本床暖房装置の使用許可に関するデータを格納する記憶装置及び前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用可能又は使用不可能に制御する制御装置を前記中継器に設けたことを特徴とする温水床暖房装置。
【請求項5】
前記記憶装置に格納された前記データに基づいて本床暖房装置を使用不可能に制御する場合には、前記制御装置は報知手段にて使用できない旨を報知するように制御することを特徴とする請求項3又は4に記載の温水床暖房装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−17391(P2006−17391A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−196280(P2004−196280)
【出願日】平成16年7月2日(2004.7.2)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【出願人】(503358732)三洋エアコンディショナーズ株式会社 (46)
【Fターム(参考)】