説明

点検操作ガイダンスシステム

【課題】 点検操作対象の機器を容易に、かつ誤りなく見付け出すことができる点検操作等のガイダンスシステムを実現する。
【解決手段】 点検操作対象の複数の機器の点検操作手順と点検操作内容と各機器の識別情報とが格納された携帯型の操作手順ガイド端末101と、各機器104にそれぞれ対応させて設けられた機器RFID102とを備え、各機器にそれぞれ対応させて機器の位置を示す明示手段103を設け、操作手順ガイド端末は、点検操作対象の機器の識別情報を付して呼出信号201を出力する端末無線通信手段を有し、機器RFID102は、受信したと呼出信号に付された機器識別情報が自己に対応する機器のとき対応する明示手段103に明示指令を出力することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、点検操作ガイダンスシステムに係り、例えば、プラントに設置される計器等の点検操作等における誤操作防止に好適な点検操作ガイダンスシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
発電所等のプラントでは、日常の巡視点検や定期点検において、発電設備の点検、校正、特性確認、修理、及び交換等の保守作業(以下、点検操作と総称する。)を行って、発電設備の維持、管理と稼働率向上を図っている。例えば、点検操作対象の一つである計器は、1プラント当たり数千台以上にも及ぶため、計器の点検操作は多大な作業となるから作業効率向上が求められる。また、一方で、点検操作内容の信頼性と、点検操作データを適切に管理することが要求される。
【0003】
このような点検操作を支援する方法として、従来、点検操作及び操作手順のチェックリストなどを電子化して携帯型の操作手順ガイド端末に格納し、その端末を操作者が持ち歩きながら点検操作を行う。つまり、操作者は、ディスプレイ上のチェックリストを見ながら点検操作を行い、点検操作を終える度に点検結果を端末に入力する。そして、全ての点検操作が終了したら、端末をパソコン等に接続して、点検操作結果を転送して記録として残すようにしている(特許文献1)。
【0004】
特に、特許文献1によれば、熟練した操作者であっても全ての点検操作の対象機器の配置を予め理解しておくのは困難であることに鑑み、対象機器に設けられた無線タグ(RFID)を利用して操作者の現在位置を割り出し、次に点検操作する機器の位置までの移動経路をディスプレイ上に表示することが提案されている。これによって、操作者は、次に点検操作しなければならない機器の位置を容易に把握することができ、点検作業性が向上する。
【0005】
【特許文献1】特開2001−118177号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に記載の発明は、多数の点検操作対象の機器が同じ位置に近接して設けられている場合について配慮されていないことから、次の点検操作対象の機器の近くに到達した後、機器に設けられた計器番号など識別符号などを確認しながら、次の点検操作対象の機器を見付け出す必要がある。この確認作業に時間を要すとともに、その確認作業を誤ると、異なる機器を異なる操作内容に従って点検操作してしまうというおそれがある。
【0007】
また、操作者が点検操作結果などを操作手順ガイド端末に入力するようにしているから、入力ミスの可能性を排除することができないという問題がある。
【0008】
本発明は、点検操作対象の機器を容易に、かつ誤りなく見付け出すことができる点検操作等のガイダンスシステムを実現することを第1の課題とする。
【0009】
また、この課題に加えて、点検操作内容等の入力ミスを回避できる点検操作ガイダンスシステムを実現することを第2の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記第1の課題を解決するため、本発明は、点検操作対象の複数の機器の点検操作手順と点検操作内容と各機器の識別情報とが格納された携帯型の操作手順ガイド端末と、前記各機器にそれぞれ対応させて設けられた機器無線通信手段とを備えた点検操作ガイダンスシステムにおいて、前記各機器にそれぞれ対応させて機器の位置を示す明示手段を設け、前記操作手順ガイド端末は、点検操作対象の機器の識別情報を付して呼出信号を出力する端末無線通信手段を有し、前記機器無線通信手段は、前記呼出信号を受信したとき、該呼出信号に付された機器識別情報が自己に対応する機器のとき、該機器に対応する前記明示手段に明示指令を出力する手段を有して構成したことを特徴とする。
【0011】
このように、各機器の位置を示す明示手段と機器無線通信手段を設け、操作手順ガイド端末から次の点検操作対象の機器識別情報を付した呼出信号を送信すると、その機器識別情報に対応する機器の位置を示す明示手段が駆動されるから、近くに到達した操作者は、容易に、かつ誤りなく、次に点検操作すべき機器を確認することができる。
【0012】
この場合において、明示手段は、入力される明示指令に応じて動作される発光手段、音発生手段、振動発生手段、臭気発生手段のいずれか一つを適用することができるが、発光手段の場合は位置の確認を極めて容易にできる。
【0013】
また、本発明は、第2の課題を解決するため、上記の点検操作ガイダンスシステムにおいて、前記機器無線通信手段は、対応する機器の機器識別情報を送信可能に形成され、前記機器の点検操作者に着用され操作者識別情報を送信可能な操作者無線通信手段と、前記機器から出力される操作情報が入力されたとき前記機器識別情報及び前記操作者識別情報の読取要求信号を送信する操作情報読取要求手段と、該読取要求信号に応答して前記機器無線通信手段及び前記操作者無線通信手段から送信される前記機器識別情報及び前記操作者識別情報を受信して点検操作された機器及びその操作者を識別する識別手段と、該識別手段により識別された機器及び操作者に対応付けて前記機器から出力される操作情報を記録する操作記録手段とを備える構成とする。
【0014】
これによれば、操作者が点検操作した内容が、各機器から操作情報として出力され、かつ識別手段を介して機器及び操作者に対応付けて操作記録手段に直接記録されるから、点検操作内容等の入力ミスを回避できる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、点検操作対象の機器を容易に、かつ誤りなく見付け出すことができる。
【0016】
また、本発明の他の発明によれば、上記効果に加えて、点検操作内容等の入力ミスを回避できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の点検操作ガイダンスシステムを、図示実施形態に基づいて説明する。
【0018】
図1に、本発明の一実施形態の点検操作ガイダンスシステムのブロック構成図を示す。先ず、本実施形態の第1の特徴について説明する。図に示すように、携帯型の操作手順ガイド端末である操作手順ガイド手段101には、点検操作対象の複数の機器104の機器名称、点検操作手順、機器識別情報、操作内容とを対応付けてなる図2に示すような点検操作スケジュールが格納されている。また、本実施形態の操作手順ガイド手段101には、点検操作対象の機器104の機器識別情報を付して呼出信号201を出力する端末無線通信機能が設けられている。
【0019】
各機器104には、機器無線通信手段としての機器RFID102が設けられている。機器RFID102は、周知の無線識別装置であるRFIDを用いることができ、ポジティブRFID又はパッシブRFIDを適用することができる。一般に、RFIDは、無線通信手段と、識別情報等の情報を記憶するメモリと、無線通信手段やメモリを制御するマイコンなどを備えるとともに、識別情報等の情報を無線通信手段を介して送信したり、外部からの読取要求などを受信するためのアンテナを備えて構成される。
【0020】
また、各機器104には、それぞれ対応させて機器104の位置を示す明示手段103が設けられている。この明示手段103としては、入力される明示指令202に応じて動作される発光手段、音発生手段、振動発生手段、臭気発生手段のいずれか一つ、あるいはこれらを組合せて適用することができるが、発光手段の場合は機器104の位置の確認を極めて容易にできる。操作機器104と機器RFID102、及び明示手段103は必ずしも一体である必要はない。あるいは、機器RFID102と明示手段103を一体化して構成することができる。
【0021】
このように構成されることから、本実施形態の第1の特徴によれば、図3に示すように、操作者001が操作手順ガイド手段101に次の点検対象機器を点検する旨の指令を入力すると(S1)、操作手順ガイド手段101は図2の点検操作スケジュールに従って、次の点検操作対象の機器104を選択し、その機器識別情報を付して呼出信号201を発信する(S2)。機器RFID102は、呼出信号201を受信したとき、その呼出信号201に付された機器識別情報が自己に対応する機器104であるか否か判別し、自己に対応する機器104のときは対応する明示手段103に明示指令202を出力する。この明示指令202を受けた明示手段103は、例えば発光などにより、操作手順ガイド手段101によって選択された機器104の位置を明示する。これにより、操作者001は、現場において明示手段103が動作している機器104を探すことにより、次の点検操作対象の機器104を容易に、かつ誤りなく見付け出すことができる。特に、機器104の識別番号や符号などの識別情報を読み取り確認する必要がないから、誤って他の機器の点検操作を行うなどの誤操作を回避することができる。点検操作作業の効率を向上できる。
【0022】
次に、本実施形態の第2の特徴について、図1を参照して説明する。機器RFID102は、対応する機器104の機器識別情報を送信可能に形成されている。また、機器104は、操作者001によって点検操作された内容の操作情報301を機器情報読取手段105、操作者情報読取要求手段107、機器識別手段106及び操作者識別手段109に出力するようになっている。特に、操作情報301の信号伝送路は、複数の機器104をいわゆる渡り配線、又は1系統の無線伝送路により、機器情報読取手段105、操作者情報読取要求手段107、機器識別手段106及び操作者識別手段109に接続する方式を適用することにより、信号伝送路を簡素化できる。この場合、機器104は、機器情報読取要求信号203の通信と機器識別情報204の通信の両方、あるいは一方を、機器104が操作された一定時間のみ許可する機能を有する必要がある。この機能は、機器RFID102のアンテナの方向を変えたり、あるいは受信と送信回路を開閉したり、あるいは通信の電磁波の通過、遮断を行うことにより実現できる。
【0023】
また、操作者001は、操作者識別情報を送信可能な操作者RFID108を着用又は携帯している。機器情報読取要求手段105と操作者情報読取要求手段107は、機器104から出力される操作情報301が入力されたとき、機器識別情報読取要求信号203及び操作者識別情報読取要求信号205を送信するようになっている。この読取要求信号203、205に応答して、機器RFID102と操作者RFID108は、それぞれ機器識別情報204と操作者識別情報206を送信するようになっている。ここで、他の操作者RFIDに、操作者情報読取要求信号205を受信させないようにする混信回避機能を設ける。すなわち、操作者情報読取要求信号205を他の操作者のRFIDに受信させない機能を設ける必要がある。この機能は、機器104と他の操作者のRFIDが離れている場合が多いから、他の操作者RFIDが受信できないように、操作者情報読取要求信号205の強度を制限するか、あるいは操作者情報読取要求信号205を発信する方向を制限することにより実現できる。
【0024】
また、機器104から出力される操作情報301は、機器識別手段106と操作者識別手段109にも入力されるようになっている。一方、機器識別手段106と操作者識別手段109は、それぞれ機器識別情報204と操作者識別情報206を受信し、機器104を識別するとともに操作者001を識別して、機器識別情報204を含む機器情報302と、操作者情報303を操作記録手段110に出力するようになっている。また、操作記録手段110は、入力される機器情報302と操作者情報303を対応付けた操作記録情報304を、操作記録データベース111に転送するようになっている。操作記録データベース111は、操作記録情報304を受信して操作記録を管理する機能を有している。なお、機器情報読取要求手段105と機器識別手段106は必ずしも一体である必要はない。
【0025】
このように構成されることから、本実施形態の第2の特徴によれば、図4に示すように、操作者001が明示手段103により明示された機器104を操作すると、機器104から操作情報301が発信される(S4)。この操作情報301を機器情報読取要求手段105が受信すると、機器情報読取要求信号203が発信される(S5)。機器情報読取要求信号203を受信した機器RFID102は、機器識別情報204を発信する(S6)。この機器識別情報204を機器識別手段106が受信し、機器104を識別して機器識別情報204を操作情報301にに加え、機器情報302として操作記録手段110に発信し、操作記録データベース111に転送して格納する(S7)。
【0026】
一方、図4に示すように、操作者情報読取要求手段107も操作情報301を受信して、操作者情報読取要求信号205を発信する(S11)。操作者RFID108は、操作者情報読取要求信号205を受信して操作者識別情報206を発信する(S12)。操作者識別手段109は、操作者識別情報206を受信して操作者001を識別して操作者情報303を操作記録手段110に発信し、操作記録手段110は、操作者情報303と前述の機器情報302に対応付けた操作記録情報304を作成して、操作記録データベース111に転送して格納する(S13)。
【0027】
上述したように、本発明の第2の特徴によれば、機器104を操作したタイミングで、機器104とこれを操作した操作者001を同時に識別し、一対のデータとして扱って、操作記録情報304を操作記録データベース111に記録するので、操作記録情報304を入力する際の記録ミスや、操作記録情報304を操作記録データベース111に転記する際の転記ミスを防止できる。
【0028】
なお、RFIDの情報読取に要する時間は数十ミリ秒程度であり、機器104の操作から操作記録情報304を発信するまでの時間を短時間で実現できる。
【0029】
このように、本実施形態の第2の特徴によれば、操作者001が点検操作した内容が、各機器から操作情報301として出力され、かつ識別手段を介して機器及び操作者に対応付けて操作記録手段110を介して操作記録データベース111に直接記録されるから、点検操作内容等の入力ミスを回避できる。
【0030】
以上説明したように、本実施形態によれば、各機器と各操作者の識別にRFIDを適用し、操作したい機器のRFIDを呼び出して機器の位置を明示させ、かつ機器を操作したタイミングで、操作機器情報と操作者情報を瞬時に取得、識別して、操作内容を自動記録するようにしているから、機器の確認時間を短縮し、かつ機器取り違えなどの誤操作を防止できる。また、多数の機器の点検操作における誤操作防止と操作内容の自動記録を、小規模なシステム構成で実現できる。
【0031】
また、上記実施形態では、点検操作スケジュールに従って操作手順ガイド手段101から次の機器の呼出信号を出すようにしたが、これに限らず、操作手順ガイド手段101に入力手段を設け、操作者が任意に選択した機器を指定できるようにしてもよい。
【0032】
また、本実施形態において、機器104は、操作された時のみ機器RFID102の通信を許可する機能を設けている。この機能の実現手段としては、前述した方法が適用できるが、機器104が操作されたことを検知する手段として、例えば、機器104の操作の動きに連動して変位する歪センサやスイッチ等を設け、その検知手段に連動させて機器RFID102の通信機能を有効にすることができる。
【0033】
また、操作者RFID108は、機器RFID102のように機器104に連動させることができないから、機器104の操作時に操作者情報読取要求信号205を受信可能な状態にセットすることはできない。一方、常時受信できるようにすると、近くにいる他の操作者RFIDが操作者情報読取要求信号205を受信して、正しい操作者とは異なるの操作者識別情報が発信され、操作者識別手段109が誤った識別をすることが考えられる。
【0034】
そこで、正しい操作者に対する操作者情報読取要求信号205が、他の操作者RFIDに受信できないようにする必要がある。このような混信回避機能は、前述した方法があるが、それらに代えて、次に述べる混信回避機能を設けることができる。例えば、操作者001の指、手首、肘、肩等の動きを検知可能な部位に操作者RFID108を着用させ、操作者RFID108に歪センサなどを設けて操作者001の動きを検知し、その検知信号により操作者RFID108の通信機能を有効にすることができる。また、操作者001が、操作時に操作者RFID108の通信機能を有効にするように操作してもよい。さらに、機器RFID102の通信機能を有効にする信号、又は機器RFID102から送信される明示指令202を無線信号にして、操作者RFID108の通信機能を有効にするようにしてもよい。このようにすることにより、操作者と機器の一対一の関係を一層確保することができ、点検操作の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の一実施形態の点検操作ガイダンスシステムのブロック構成図である。
【図2】点検操作スケジュールの一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態の点検操作ガイダンスシステム第1の特徴に係る動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態の点検操作ガイダンスシステム第2の特徴に係る動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0036】
001 操作者
101 操作手順ガイド手段
102 機器RFID
103 明示手段
104 機器
105 機器情報読取要求手段
106 機器識別手段
107 操作者情報読取要求手段
108 操作者RFID
109 操作者識別手段
110 操作記録手段
111 操作記録データベース
201 呼出信号
202 明示指令
203 機器情報読取要求信号
204 機器識別情報
205 操作者情報読取要求信号
206 操作者識別情報
301 操作情報
302 機器情報
303 操作者情報
304 操作記録情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
点検操作対象の複数の機器の点検操作手順と点検操作内容と各機器の識別情報とが格納された携帯型の操作手順ガイド端末と、前記各機器にそれぞれ対応させて設けられた機器無線通信手段とを備えた点検操作ガイダンスシステムにおいて、
前記各機器にそれぞれ対応させて機器の位置を示す明示手段を設け、
前記操作手順ガイド端末は、点検操作対象の機器の識別情報を付して呼出信号を出力する端末無線通信手段を有し、
前記機器無線通信手段は、前記呼出信号を受信したとき、該呼出信号に付された機器識別情報が自己に対応する機器のとき、該機器に対応する前記明示手段に明示指令を出力する手段を有してなる点検操作ガイダンスシステム。
【請求項2】
請求項1に記載の点検操作ガイダンスシステムにおいて、前記明示手段は、入力される前記明示指令に応じて動作される発光手段、音発生手段、振動発生手段、臭気発生手段のいずれか一つであることを特徴とする点検操作ガイダンスシステム。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の点検操作ガイダンスシステムにおいて、
前記機器無線通信手段は、対応する機器の機器識別情報を送信可能に形成され、前記機器の点検操作者に着用され操作者識別情報を送信可能な操作者無線通信手段と、前記機器から出力される操作情報が入力されたとき前記機器識別情報及び前記操作者識別情報の読取要求信号を送信する操作情報読取要求手段と、該読取要求信号に応答して前記機器無線通信手段及び前記操作者無線通信手段から送信される前記機器識別情報及び前記操作者識別情報を受信して点検操作された機器及びその操作者を識別する識別手段と、該識別手段により識別された機器及び操作者に対応付けて前記機器から出力される操作情報を記録する操作記録手段とを備えてなることを特徴とする点検操作ガイダンスシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−222553(P2006−222553A)
【公開日】平成18年8月24日(2006.8.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−31993(P2005−31993)
【出願日】平成17年2月8日(2005.2.8)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】