説明

燃料噴射弁及び2部品の結合方法

【課題】部品単品の精度の影響がなく、結合工程で2部品の位置を高精度に結合する。
【解決手段】結合する2部品15,17のうち、位置決めの必要なお互いの部分をマンドレル31で位置決めした状態で、硬い方の部材15に設けた角部15cで軟らかい方の部材17をせん断加工し、かつ、せん断しながら角部15cの側面と軟らかい部品17のせん断された面17cとを嵌合させ、続いて2部品の嵌合面を塑性結合や圧入、または溶接して結合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2部品を位置出しして結合する方法、及びこれを利用した燃料噴射弁に関する。
【背景技術】
【0002】
複数部材からなる部品の同芯結合方法として、特公平7−10471号公報(特許文献1)に記載された方法が知られている。特許文献1の第1図において、ノズル本体(外筒状部品)10のオリフィス11が設けられた内底にテーパ孔(弁シート)10cを形成し、このノズル本体10内に貫通孔12a付きのスワラー(内筒状部品)12をクリアランスを確保しつつ設置し、位置決め用ガイドピン14でテーパ孔10cとスワラー12の貫通孔12aの芯出しをしたまま、パンチ16でスワラー12とノズル本体10の嵌合部近傍(スワラー12側)を局部的塑性流動が生じるよう押圧し、この塑性流動の力により両部品を同芯状に塑性結合させるものであった。
【0003】
また、特許第3931143号公報(特許文献2)に記載された方法も知られている。
【0004】
特許文献2では、特許文献1に加えてノズル本体10の底面に突起10dを設け、スワラー12が突起10dに食込むことにより径方向のずれを機械的に抑え、同軸度が悪化するのを防止するものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特公平7−10471号公報
【特許文献2】特許第3931143号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1において、塑性流動の力でスワラーとノズル本体を同芯状に結合させる際、スワラー内外径の同軸度が0、且つノズル本体の内径とテーパ孔の同軸度が0であれば、ノズル内径とスワラー外径のクリアランスが全周均一になる。しかし、ノズルとスワラーのいずれか一方でも同軸度が0でない場合は、ノズル内径とスワラー外径のクリアランスが不均一になるため、結合時に発生する応力はクリアランスの小さい側が大きく、軸対象となるクリアランスの大きい側が小さくなる。このため結合後にガイドピンを取り外すと、残留力が全周均一になるようにスプリングバックが発生する。つまり、クリアランスの小さい方から大きい方へスワラーが動き、テーパ孔とスワラー内径の同軸ずれが発生する。また、その量は部品の同軸度精度に影響されるものであり、ずれ量が規定値以上になると可動弁のスムーズな動作を阻害したり、最悪はシート部から燃料洩れが発生する。
【0007】
一方、特許文献2においては、スワラー12を突起10dに食込ませることで特公平7−10471号公報の問題点の改善を図っている。しかし、図3のパンチ15の先端に設けた突起15aによりスワラー12の上端面外周近傍を押圧し、塑性結合すると、特許文献1と同じようにスワラー12の押圧側に部品精度の影響でスプリングバックが発生し、スワラー内径部12aが傾き、同軸度が悪化する可能性がある。
【0008】
以上のように、従来の技術では結合後のスワラー内径とシート面の同軸度は部品精度に影響され、各部品をそれぞれ高精度に加工しないと高精度に組み立てできないため、加工コストが高いばかりかシート部からの燃料洩れや可動弁の動作に悪影響を及ぼすという課題があった。
【0009】
本発明の目的は、部品単品の精度の影響を受けにくく、結合後の同軸度を高精度に保つことができる2部品の結合方法、及びこれを利用した油密性に優れ、可動弁を高精度にガイドできる燃料噴射弁を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明では、結合する2部品のうち、位置決めの必要なお互いの部分を治具で位置決めした状態で、硬い方の部材に設けた角部で軟らかい方の部材をせん断加工し、かつ、せん断しながら角部の側面と軟らかい部品のせん断された面とを嵌合させ、続いて2部品の嵌合面を塑性結合や圧入、または溶接して結合し、前記嵌合面で結合し、硬い方の部材が内面に複数段の段部と内底の中心部にストレート部のある穴とを有する底付きの外筒状部品であり、軟らかい方の部材が中心に貫通孔を有する内筒状部品であり、内筒状部品を外筒状部品の複数段の段部に載置した状態で、内筒状部品の貫通孔に位置決め用のガイドピンを外筒状部品の前記穴のストレート部でガイドされるまで挿入して、内筒状部品と外筒状部品の同芯的な仮位置決めを行い、内筒状部品を押圧することにより外筒状部品の複数段の段部に食い込ませ、複数段の段部のうち少なくとも一つの段部の側面に発生する残留応力である自緊力により、内筒状部品と外筒状部品とを結合する。
【0011】
また、せん断した嵌合部以外の側面には隙間を設け、精度に影響する外力が加わらないようにする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、位置決めした部分を基準に2部品を全周均一な状態(ギャップ0)で嵌合でき、嵌合面で結合することによりスプリングバックや隙間等による精度悪化が無いため、位置決めした状態を維持したまま2部品を高精度に結合できる。また、部品精度に影響されず、結合することで2部品の組立て精度を出すことができる。
【0013】
本発明を使った燃料噴射弁では、ガイド部とシート面との同軸度が良く弁体が滑らかに作動するため、応答性が良く燃料を安定して精度良く噴射することができる。また、組立て精度に関係するシート部からの燃料洩れをなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の一実施例となる燃料噴射弁の縦断面図。
【図2】ノズルとガイドのセット状態と組立て治具を示す縦断面図。
【図3】ノズルとガイドの位置決め状態を示す縦断面図。
【図4】ノズルとガイドのせん断加工状態を示す縦断面図。
【図5】ノズルとガイドの結合状態を示す縦断面図。
【図6】ノズルとガイドの結合工程を示すフローチャート。
【図7】組立終了後の燃料噴射弁のノズルとガイド部を示す拡大図。
【図8】ノズルとガイドの結合状態を示す縦断面図。
【図9】ノズルとガイドの結合状態を示す縦断面図。
【図10】本発明の一実施例となる軸受け構造を示す縦断面図。
【図11】第2実施例となるハウジングと軸受けの結合方法を示す縦断面図。
【図12】ハウジングと軸受けの結合構造(溶接)を示す縦断面図。
【図13】ハウジングと軸受けの結合構造(圧入)を示す縦断面図。
【図14】第1実施例におけるノズルとガイドの同芯度と従来法による同芯度の比較。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
【実施例1】
【0016】
図1は、本発明の一実施例である燃料噴射弁の全体構成を示す縦断面図である。
【0017】
燃料噴射弁本体1は、コア2,ヨーク3,ハウジング4,可動子5からなる磁気回路,磁気回路を励磁するコイル6、及びコイル6に通電する端子部7から構成されている。コア2とハウジング4の間にはシールリング8が結合され、コイル6に燃料が流入するのを防いでいる。
【0018】
ハウジング4の内部にはバルブ部品が収納され、可動子5,ノズル9,可動子5のストローク量を調整するリング10が配置されている。可動子5は、弁体11と可動コア12をジョイント13で結合したものであり、可動コア12とジョイント13の間にはパイプ18と共同して可動子5が閉弁した時のバウンドを抑えるプレート14を備えている。
【0019】
外套部材を構成するハウジング4とノズル9は、可動子5の周囲を覆ってなり、ノズル9は、先端にシート面15a,オリフィス54を有しカップ形状をしたノズル15と、ガイドプレート16と共に可動子5を摺動可能に保持するガイド17を備えている。
【0020】
コア2の内部には弁体11をシート面15aにパイプ18とプレート14を介して押圧するスプリング19,スプリング19の押圧荷重を調整するアジャスタ20,外部からのコンタミの進入を防ぐフィルター21が配置されている。
【0021】
次に、上記燃料噴射弁本体1の動作について詳細に説明する。
【0022】
コイル6に通電すると、可動子5がスプリング19の付勢力に抗してコア2の方向に吸引され、可動子5の先端の弁シート部11aとシート面15aとの間に隙間ができる(開弁状態)。加圧されている燃料はまずコア2,アジャスタ20,パイプ18から可動子5内の燃料通路13aを経てノズル9内に入る。次にガイドプレート16の燃料通路16a,ノズルの通路9aからガイド17の通路17aを通り、弁シート部11aとシート面15aの隙間からオリフィス54を経て噴射される。
【0023】
一方、コイル6の電流を遮断した場合には、可動子5の弁シート部11aがスプリング19の力でシート面15aに当接し、閉弁状態となる。
【0024】
次にノズル15とガイド17の結合方法について図2〜図7に基づいて説明する。図2はノズルとガイドのセット状態と組立て治具を示す縦断面図、図3はノズルとガイドの位置決め状態を示す縦断面図、図4はノズルとガイドのせん断加工状態を示す縦断面図、図5はノズルとガイドの結合状態を示す縦断面図、図6はノズルとガイドの結合工程を示すフローチャート、図7は組立終了後の燃料噴射弁のノズルとガイド部を示す拡大図である。
【0025】
ノズル15とガイド17の結合の目的は、弁体11がガイド17のガイド中心孔17bで摺動可能に保持され、更に弁シート部11aがシート面15aと密着し燃料をシールするために、ガイド中心孔17bとシート面15aは例えば同芯度10μm以下に結合する必要がある。また、ノズル15の硬さはHRC52以上であり、ガイド17の硬さはHv130〜350である。
【0026】
まず、図2に示すようにノズル15の内部にガイド17をセットする。これは図6の「ワーク挿入」の工程に相当する。
【0027】
この状態で、図3に示すようにマンドレル31のガイド部31aをガイド中心孔17bに挿入し、球面部31bをシート面15aに当接させ、シート面15a基準でガイド中心孔17bの芯出しをする。これは図6の「芯出し位置決め」の工程に相当する。この時、例えばガイド17の外径とガイド中心孔17b、またはノズル内径15bとシート面15aに芯ずれがある場合は、クリアランスaとクリアランスbに差が発生する。
【0028】
次に、パンチ32を下降させ、パンチ32がガイド17に当接する。更にパンチ32を下降させると、図4に示すようにガイド17の端部が段部A15cに食込み、ガイド17の角部がせん断加工される。この時、せん断部17cは段部A15cの側面にギャップが無く嵌合されていく。これは図6の「加圧」,「せん断加工」及び「2部品嵌合」の工程に相当する。一方、せん断された余肉17dは逃げ部15d内に押出されるがノズル15の内径とは当接しない。
【0029】
続けてパンチ32を下降させていくと、図5に示すようにガイド17の角部は段部B15eに食込み、せん断部17cは加圧方向に対して約90°方向、つまり段部A15cの側面側に塑性流動して圧着され、自緊力(残留応力)で結合する。これは図6の「嵌合面で結合」の工程に相当する。
【0030】
図7に示すように、組立終了後は、図5でマンドレル31が挿入されていた部分に弁体11が挿入され、弁体11はガイド17によってガイドされる。
【0031】
以上説明したように、シート面15aとガイド中心孔17bを芯出ししたままの状態で、せん断部17cと段部A15cの側面をギャップなく嵌合したまま、嵌合面だけで2部品を結合するので、結合後の残留応力は全周均一になりマンドレル31を取り除いた後でもガイド17がずれることなく、高精度な結合ができる。
【0032】
図14にガイド17の外径とガイド中心孔17bの同軸度が5〜25μmの部品を結合した実験結果を示す。結合後のシート面15aとガイド中心孔17bの同芯度は、特許文献2のような従来法では通常、平均14.1μmであったものが、本実施例では平均3μmに向上でき、精度,ばらつきとも大幅に向上できた。
【0033】
更に付け加えるならば、マンドレル31のガイド部31aをガイド中心孔17bに対してギャップなく挿入することが望ましく、圧入することが望ましい。また、結合部以外はガイド17の外径とノズル内径15bが当接しないことが望ましく、ガイド17の外径とノズル内径15bはクリアランスを設ける寸法関係とする。
【0034】
図5に対してノズルとガイドとの結合強度を向上させるために、図8及び図9に示すように、段部A15cの側面に塑性流動部を設けてもよい。
【0035】
図8では段部A15cの側面にアンダーカット部15fを設け、ガイド17の角部が段部B15eに食込んだときに発生する塑性流動で、アンダーカット部15f内に材料を流し込み、結合強度をより向上させたものである。
【0036】
結合の方法は図2〜図5で説明したものと同一であり、結合後の同芯度も同等である。
【0037】
また、図9ではアンダーカット部15fの代わりに結合溝15gを設けたものである。
【0038】
尚、結合溝15gは複数本設けても良い。
【0039】
アンダーカット部15fや結合溝15gを設けることにより、図5に示した自緊力による結合より結合強度を2〜5倍向上することができるため、必要強度に応じて設定する。
【実施例2】
【0040】
本発明の第2実施例となる軸受け構造を図10に示す。
【0041】
ホルダ51内に軸受けA52,軸受けB53が同軸上に固定され、軸54が2点支持されている。
【0042】
本軸受け構造の組立て方法は、図11に示すように軸受けA52が圧入等で固定されたホルダ51内の内径部51aに軸受けB53を組み込み、マンドレル54で軸受けB53の内径を位置出ししながら芯出し部54aで軸受けA52の内径基準で仮組みする。
【0043】
次に、図2〜図5と同様にパンチ55で軸受けB53を押圧し、軸受けB53の角部を段部A51bでせん断加工しながらその側面に嵌合し、続いて段部B51cに食込ませ、そのときの塑性流動で軸受けB53を嵌合面となる段部A51bの側面に結合する。
【0044】
図12は塑性結合の代わりに溶接した例であり、図11と同様に、軸受けB53の角部を段部A51bでせん断加工しながらホルダ51に必要長さ分嵌合させ、嵌合面で溶接部51dのようにレーザー溶接等により結合したものである。
【0045】
溶接による結合では芯ずれを防止するために圧入することが必要条件になるが、圧入するとマンドレル54で芯出しができないため、結合に関係する部分の同軸度を全て0に近づけなければならなかった。
【0046】
図13は圧入して結合した例である。段部A51bの(図の方向で)下側の内径51eを、圧入強度を得るために必要なだけ段付き(小径)にし、かつ同軸状に加工したホルダ51を用い、軸受けB53の角部を段部A51bでせん断加工しながら嵌合し、そのまま軸受けB53を内径51e内に押し込むことで同時に圧入するものである。圧入の場合、圧入代を厳密に管理するため2部品の内径と外径を精密に加工しなければならないが、本実施例の場合は、ホルダ51の内径の段差を管理するだけで済むので、結合強度のばらつきを低減でき部品加工,寸法管理とも容易に、安価にできる。
【0047】
以上、図11〜図13で軸受け構造の組立て方法について説明したが、何れの結合方法でもマンドレルで軸受けAを基準にして軸受けBを芯出ししたままの状態にして段部Aで軸受けBの外径をせん断加工し、ギャップなく2部品を嵌合できるので、結合方法に拘らず結合後に芯ずれすることが無く、また部品精度の影響を受けることなく軸受けAと軸受けBを同軸度良く高精度に結合できる。
【0048】
以上のように本発明の実施例を具体的に説明したが、本発明はこれに限られることなく、発明思想の範囲内で種々の変更が可能である。例えば本発明では同軸度について説明したが、位置精度についても同じ効果があり、高精度に位置決め・組立てできる。また、せん断加工したときに発生する余肉部は、更に軸受けBを深く押し込むことで、取り除くこともできる。
【0049】
更に、第2の実施例では硬い部品であるホルダに段部を設けたが、軸受けにベアリングを用いる場合は、ホルダを軟らかくして硬いベアリングの外径に段差を設けても良い。
【0050】
本発明に係る実施例によれば、2部品を位置精度良く結合する場合に、部品の単品精度の影響がなく、位置出ししたままの精度で結合後の精度を保つことができる。また、溶接や圧入で位置精度良く組立てる場合には、単品精度を向上させるしか手段がなかったが、本発明に係る実施例により、組立て時に精度を上げることができる。よって、単品精度が良くない安価な部品でも高精度な組立てが可能になる。
【符号の説明】
【0051】
15 ノズル
15a シート面
15b ノズル内径
15c 段部A
15d 逃げ部
15e 段部B
15f アンダーカット部
15g 結合溝
17 ガイド
17b ガイド中心孔
17c せん断部
17d 余肉
31 マンドレル
31a ガイド部
31b 球面部
32 パンチ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2部品の結合方法において、
位置決めの必要なお互いの部分を治具で位置決めした状態で、
前記2部品のうち硬い方の部材に設けた角部で軟らかい方の部材をせん断加工し、かつ、前記角部の側面と前記せん断した面とで前記2部品を嵌合させた嵌合面を有し、
前記嵌合面で結合し、
硬い方の部材が内面に複数段の段部と内底の中心部にストレート部のある穴とを有する底付きの外筒状部品であり、軟らかい方の部材が中心に貫通孔を有する内筒状部品であり、
前記内筒状部品を前記外筒状部品の複数段の段部に載置した状態で、前記内筒状部品の貫通孔に位置決め用のガイドピンを前記外筒状部品の前記穴のストレート部でガイドされるまで挿入して、前記内筒状部品と前記外筒状部品の同芯的な仮位置決めを行い、前記内筒状部品を押圧することにより前記外筒状部品の複数段の段部に食い込ませ、前記複数段の段部のうち少なくとも一つの段部の側面に発生する残留応力である自緊力により、前記内筒状部品と前記外筒状部品とを結合することを特徴とする2部品の結合方法。
【請求項2】
請求項1に記載の2部品の結合方法において、
前記外筒状部品の複数段の段部のうち少なくとも一つの段部の側面にアンダーカット部を設け、前記アンダーカット部に発生する残留応力である自緊力とアンダーカット部に塑性流動させた前記軟らかい部材とにより、前記内筒状部品と前記外筒状部品とを結合することを特徴とする2部品の結合方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2012−157972(P2012−157972A)
【公開日】平成24年8月23日(2012.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−112941(P2012−112941)
【出願日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【分割の表示】特願2008−227720(P2008−227720)の分割
【原出願日】平成20年9月5日(2008.9.5)
【出願人】(509186579)日立オートモティブシステムズ株式会社 (2,205)
【Fターム(参考)】