説明

物品搬送装置

【課題】 物品にダメージを与えることなく高速搬送を行うこと
【解決手段】 複数の押送フィンガー14を備えたフィンガーコンベアである第1搬送装置11と、第1搬送装置に物品を供給する供給ベルトコンベア21と、を備える。第1搬送装置の搬送方向と、供給ベルトコンベアの搬送方向のなす角は鋭角とし、物品は、搬送面内で斜めに傾斜した姿勢で第1搬送装置へ供給される。供給ベルトコンベアの搬出側外側であって、第1搬送装置の搬送方向下流側に、第1搬送装置に向けてエアを噴射する噴射ノズル31を設け、その噴射ノズルから噴射されるエアは、押送フィンガー14で搬送途中の傾斜した姿勢の物品に当たり、搬送路13に向けて付勢することで、物品が回転して搬送路上に位置する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品搬送装置に関し、より具体的には、例えば、包装機に対して物品の供給を行うフィンガーコンベア等の物品搬送装置に関連する。
【背景技術】
【0002】
包装機本体は、その上流側に配置される物品搬送供給装置から搬出される被包装物である物品を一定間隔ごとに受け取り、その受け取った物品を包装用フィルムで包み込むと共に、所定位置をシールし、カットすることで、当該物品を収納した包装体が製造される。係る物品搬送供給装置は、包装機本体側の動作にあわせて、タイミング良く一定間隔ごとに物品を包装機本体側に供給することから、複数の押送フィンガーを備えたフィンガーコンベアが用いられる(特許文献1)。
【0003】
この種のフィンガーコンベアを用いると、前後の押送フィンガー間に確実に物品が供給されていれば、前後の物品は、押送フィンガーのピッチ間隔で搬送される。そのため、図1に示すように、このフィンガーコンベア1の上流側には、押送フィンガー2間に物品4を供給する供給装置3が配置される。この供給装置3は、例えば、フィンガーコンベア1の搬送面と略同一の平面上であって、フィンガーコンベア1の横に斜めに配置されるベルトコンベア等で構成される。ベルトコンベア等からなる供給装置3の搬送方向(矢印A)は、フィンガーコンベアの搬送方向(矢印B)と斜めに交差するようになり、物品4は、供給装置3上で前後に接触した状態で搬送される物品4の先頭から順に1つずつ、押送フィンガー2間に供給される。
【0004】
つまり、供給装置3とフィンガーコンベア1の搬送方向が、所定角度で傾斜しているため、物品4は、フィンガーコンベア1に対して斜めに供給されることから、物品4が順次搬送されると、先頭の物品4の一端(フィンガーコンベア1の搬送方向後方側)が、フィンガーコンベア1の搬送路、つまり、押送フィンガー2の通路上に突出した状態となる(図1(a)参照)。この状態で、供給装置3は一時停止する。
【0005】
ついで、押送フィンガー2が前進移動すると、供給装置3上の先頭の物品3の一端に接触し、フィンガーコンベア1の搬送方向前方に付勢する。これにより、図1(b)に示すように、先頭の物品3は、押送フィンガー2に押されてフィンガーコンベア1の前方(供給装置3の搬送方向横方)に移動する(図1(b))。
【0006】
ところで、このようにフィンガーコンベアへの物品供給が横方向から行われている場合、図1に示すように、フィンガーコンベア1の物品受取部6は、供給された物品4が押送フィンガー2によってスムーズに押送されるようにするため、受取口の下流側においてサイドガイド5の幅を供給装置側に拡大し、且つ下流側に向かって緩やかに設定幅に戻るように供給装置側のサイドガイド5に傾斜部5aを設けている。これにより、図1(c),(d)に示すように、供給された物品4が受取口6と押送フィンガー2との間に挟まるトラブルを回避することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2009−203056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上述した従来技術では、以下に示す課題を有する。すなわち、通常、フィンガーコンベア1に供給された物品4は、後方から押送フィンガー2で押送されつつ先端部を前記サイドガイド5の傾斜部5aに沿わせながら搬送される。そのため、押送フィンガー2の押送速度が速い場合には、物品4がサイドガイド5の傾斜部5aに強く押し付けられるので、特に物品4がやわらかいものの場合にはダメージを受け易い。そのため、処理対象の物品4の種類に制限を受けたり、処理速度の高速化ができないなどの課題を有する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明に係る物品搬送供給装置は、(1)複数の押送フィンガーを備えたフィンガーコンベアと、そのフィンガーコンベアの前記押送フィンガー間に物品を供給する供給コンベアと、を備え、前記フィンガーコンベアの搬送方向と、前記供給コンベアの搬送方向のなす角は鋭角とし、前記供給コンベアから搬出される物品は、搬送面内で斜めに傾斜した姿勢となり、前記フィンガーコンベアの押送フィンガーは、前記搬送路上に位置した物品の端部を押送し、そのフィンカーの搬送方向前方に搬送させるものであり、前記供給コンベアの搬出側に隣接し、前記フィンガーコンベアの搬送方向下流側には、前記フィンガーコンベアに向けて気体を噴射する噴射装置を設け、その噴射装置から噴射される気体は、前記押送フィンガーで搬送途中の傾斜した姿勢の物品に当たり、前記フィンガーコンベアの搬送路に向けて付勢するように設定されるようにした。気体は、実施形態ではエア(空気)であるが、その他の気体でも良い。傾斜した姿勢の物品は、噴射された気体の付勢力によりフィンガーコンベア側に移動するように回転し、最終的には、フィンガーコンベアの搬送路上に位置する。気体の噴射圧により物品の姿勢を変換するので、物品が柔らかくても損傷することなくスムーズに回転させることができ、高速運転が可能となる。なお、実施形態では、供給コンベア(供給ベルトコンベア)は、物品の、フィンガーコンベアの搬送方向の後側の端部が、そのフィンガーコンベアの搬送路上に位置した状態で一時停止するようにしているが、必ずしも一時停止しなくても良い。押送フィンガーの搬送とタイミングが合っていれば、スムーズに押送することができるし、実施形態のように、ガイド板15を設けることで、そこに突き当たるとそれ以上の前進が抑止される。
【0010】
(2)前記噴射装置の噴射口を複数設け、一部の噴射口から噴射される気体の噴射圧を他と異ならせるようにするとよい。噴射口から噴射される気体の噴射圧を異ならせることで物品の向きを段階的に変えて、風圧による反対側のサイドガイドへの衝突によるダメージを回避することができる。
【0011】
(3)前記噴射装置は、前記物品の上方から前記気体を噴射するようにするとよい。そのようにすると、物品の浮きや飛び出しを防止することができる。
【0012】
(4)前記供給コンベアの搬出側に隣接し、前記フィンガーコンベアの搬送方向下流側には、記押送フィンガーで搬送途中の傾斜した姿勢の物品に接触し、前記フィンガーコンベアの搬送路に向けて案内する物品ガイドを備えるとよい。たとえば、より高速処理をしたり、物品の形状・重量・材質等によっては、気体の噴射圧のみでは物品の姿勢を一定時間以内にフィンガーコンベアの搬送方向に沿うように変換することができないおそれもある。係る場合には、物品ガイドを設けることで、この物品ガイドに沿って物品の姿勢を変換することができる。この場合に、気体の噴射圧によって物品の姿勢を変換する力が加わっているので、仮に物品が物品ガイドに接触したとしても、接触したときの衝撃を緩和することができる。
(5)前記噴射装置の噴射口は、前記物品ガイドと一体に形成してもよい。この発明は、図6に示す実施形態で実現されている。
【発明の効果】
【0013】
本発明は、物品にダメージを与えることなく高速搬送が行える。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】従来例を説明する図である。
【図2】本発明の物品搬送装置が組み込まれる包装機全体の一例を示す平面図である。
【図3】本発明に係る物品搬送装置の好適な一実施形態を示す平面図である。
【図4】図3中の、A−A線矢視断面図である。
【図5】作用を説明する図である。
【図6】別の実施形態の要部を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図2は、本発明に係る物品搬送装置を含む包装機全体を示している。図2に示すように、包装機本体7の上流側に、物品搬送装置10が配置される。包装機本体7は、原反ロール8から連続して引き出される帯状フィルムを用い、物品搬送装置10から順次供給される物品を包み込むと共に、所定位置をシール処理・カット処理をすることで、包装体を製造する。
【0016】
図3に示すように、物品搬送装置10は、包装機本体7の搬送ラインと同一直線上に配置され、包装機本体7(製袋器9)に対して被包装物となる物品20を所定間隔ごとに供給する第1搬送装置(物品搬送供給装置)11と、その第1搬送装置11に物品20を供給する第2搬送装置(供給装置)12 とを備えている。第1搬送装置11と第2搬送装置12の搬送面は、(ほぼ)同一の水平平面内で、第1搬送装置11の搬送方向と、第2搬送装置12の搬送方向のなす角は鋭角としている(所定角度で傾斜させる)。つまり、第2搬送装置12は、第1搬送装置11の横に配置し、第1搬送装置11に対して横(斜め後方)から物品20を1つずつ供給する。
【0017】
第1搬送装置11は、フィンガーコンベアであり、搬送路13の中央のスリットから上方に突出する多数の押送フィンガー14を備えている。押送フィンガー14は、図4に示すように、エンドレスチェーン17に連結される。このエンドレスチェーン17に対する押送フィンガー14の取り付け位置は、一定間隔ごとにしている。また、搬送路13の上面両サイドには、ガイド板15が配置され、搬送路13上に供給された物品20の横方向の移動を規制する。これにより、搬送路13上の前後の押送フィンガー14間に供給された物品20は、その後端に接触する押送フィンガー14によって前方へ押送される。
【0018】
第2搬送装置12は、第1搬送装置11側に配置された供給ベルトコンベア21と、その供給ベルトコンベア21の上流側に配置したプールコンベア22と、を備えている。供給ベルトコンベア21とプールコンベア22は、その搬送方向が同一直線上に配置される。供給ベルトコンベア21は、その搬送面上で物品20が前後に接触した状態で搬送され、その連続した物品20の先頭から順に1つずつ第1搬送装置11の押送フィンガー14間に供給される。すなわち、供給ベルトコンベア21の搬出側近傍であって、第1搬送装置11の搬送路13の上方所定位置には、反射式のセンサ16が配置される。このセンサ16は、下方が検知領域となっており、その検知領域内に物品20が位置すると、検知信号が出力される。具体的には、図3に示すように、供給ベルトコンベア21上の先頭の物品20の一端が第1搬送装置11の搬送路13上に位置した場合に、検知信号が出力されるように調整されている。そして、この検知信号が出力されると、供給ベルトコンベア21は一時停止する。
【0019】
これにより、係る先頭の物品20が、第1搬送装置11側へ移し替えられ、第1搬送装置11上を搬送してセンサ16の検知領域から離れると、検知信号が出力されなくなり、供給ベルトコンベア21は運転再開して、物品20を前進し移動させる。そして、先頭の物品20がセンサ16の検知領域に入ると、再び供給ベルトコンベア21は一時停止する。このようにして、供給ベルトコンベア21は、1つずつ第1搬送装置11へ物品を供給する。
【0020】
また、プールコンベア22では、物品が貯留されており、上記のように供給ベルトコンベア21から物品20が搬出されて供給ベルトコンベア21上の物品20があくと、逐次補充する。
【0021】
供給ベルトコンベア21の搬出側であって、第1搬送装置11の搬送方向下流側には、物品ガイド30を設けている。この物品ガイド30は、第1搬送装置11の搬送方向の上流側端部が、供給ベルトコンベア21に近接し、係る上流側端部の幅(奥行き)を狭くしている。そして、物品ガイド30の第1搬送装置11側の側面は、当該上流側端部が最も第1搬送装置11の後述するガイド板15から離反し、搬送方向下流側に進むにつれて徐々に接近する傾斜部30aを形成している。そして、この傾斜部30aに続く物品ガイド30の第1搬送装置11側の側面となる直線部30bは、搬送路13上の側縁に位置する。つまり、直線部30bは、下流側に設置された物品20の横方向の移動を規制するガイド板15と略同一面に形成される。また、本実施形態では、図4に示すように、物品ガイド30は、ガイド板15とほぼ同じ高さに設定している。
【0022】
物品ガイド30に傾斜部30aを設けたことで、その傾斜部30aと、第1搬送装置11の搬送路13との間には、所定の空間が確保される。そして、その空間が、第1搬送装置11に対して斜めに供給される物品20の姿勢を回転して、物品20の向きが第1搬送装置11の搬送方向に一致するための空間として利用される。
【0023】
ここで本発明では、物品ガイド30の下方に、エアを噴射するエア噴射装置を構成する噴射ノズル31を配置した。この噴射ノズル31は、傾斜部30aに対向する位置にノズル孔32を備えており、そのノズル孔32から第1搬送装置11側に向けてエアが噴射される。図示省略するが、噴射ノズル31には、エアを供給するためのポンプ等が連係されており、連続或いは所定のタイミングでエアがノズル孔32から噴射される。
【0024】
次に、図5を参照しながら、第2搬送装置12(供給ベルトコンベア21)から第1搬送装置11への物品20の供給動作を説明する。まず、供給ベルトコンベア21と第1搬送装置11(フィンガーコンベア)の搬送方向が、所定角度で傾斜しているため、物品20は、第1搬送装置11に対して斜めに供給され、先頭の物品20の一端(第1搬送装置11の搬送方向後方側)が、第1搬送装置11の搬送路13、つまり、押送フィンガー14の通路上に突出した状態となる(図5(a)参照)。この状態になると、センサ16から検知信号が出力されるため、供給ベルトコンベア21は一時停止する。
【0025】
ついで、押送フィンガー14が、前進移動すると、供給ベルトコンベア21上の先頭の物品20の一端に接触し、押送フィンガー14は、物品20を第1搬送装置11の搬送方向前方に付勢する。これにより、図5(b)に示すように、先頭の物品20は、押送フィンガー14に押されて第1搬送装置11の前方(供給ベルトコンベア21の搬送方向横方)に移動する。
【0026】
そして、そのまま押送フィンガー14が前進移動すると、押送フィンガー14に押送される物品20は、第1搬送装置11の前方(供給ベルトコンベア21の搬送方向横方)にさらに移動する。すると、噴射ノズル31のノズル孔32から噴射されるエアにより、第1搬送装置11側に付勢される。その結果、そのエアによる付勢力を受けて、物品20は、第1搬送装置11の前方(供給装置3の搬送方向横方)側が、第1搬送装置11のガイド板15側に移動するように回転し、図5(c),(d)に示すように、第1搬送装置11の搬送方向と沿うようになり、搬送路13上に位置する。
【0027】
物品20の姿勢変換(回転)は、ノズル30から噴射されるエアを利用しているため、物品20は、物品ガイド30(傾斜部30a)との接触を回避するか、若しくは接触したときの衝撃が緩和される。よって、物品20が損傷することなく、確実に第1搬送装置11側へ供給できる。
【0028】
また、このように物品20が第1搬送装置11上を移動することでセンサ16の検知領域内に物品が存在しなくなると、供給ベルトコンベア21は再始動して次の先頭の物品20の一端を第1搬送装置11上にまで前進移動し、一時停止する(図5(c),(d))。
【0029】
さらにまた、本実施形態では、供給ベルトコンベア21からの物品の供給を、第1搬送装置11の搬送方向に対して後方斜め方向から行うようにしている。これにより、物品が略四角形の場合、押送フィンガー14が物品後部の奥側角部に当接すると、次の物品を供給することができるため高速運転が可能になる。つまり、図5(c)に示すように、押送フィンガー14で搬送される供給直後の物品20の全体が、供給ベルトコンベア21上の物品の前方から外れる前に、供給ベルトコンベア21の再始動により供給ベルトコンベア21上の物品20を移動させることができる。仮に、搬送方向に対して直行する方向から物品を供給するとすれば、押送フィンガー14により押送される物品20の全体が供給ベルトコンベア21上搬送面の延長領域から外れる位置(例えば図5(d)に示す位置)までこないと次の物品を第1搬送装置11上へ供給することができない。
【0030】
また、本実施形態では、第1搬送装置11の搬送方向に沿ってノズル孔32を2個配置している。この2個のノズル孔32からは、同じ噴射圧のエアを噴射しても良いし、各噴射ノズルの噴射圧を異ならせてもい。特に、異ならせることで物品の向きを段階的に変えて、風圧による反対側のガイド板15への衝突によるダメージを回避することができるので好ましい。また、ノズル孔32の設置数は任意であり、1個でも良いし、多数設けても良い。特に、エアの噴射圧を異ならせる場合には、設置数が多い方がより好適な効果が得られる。
【0031】
また、ノズル孔32からの噴射されるエアは、例えば、物品のやや上方から噴射するようにノズル孔32(噴射ノズル31)の向きを調整すると良い。これにより、物品の浮きや飛びを防止することができる。
【0032】
図6は別の実施形態を示している。この実施形態では、物品ガイド30′に一体的に複数(多数)のノズル孔32を設けている。その他の構成並びに作用効果は、上記の実施形態と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【符号の説明】
【0033】
10 物品搬送装置
11 第1搬送装置
12 第2搬送装置
30,30′ 物品ガイド
31 噴射ノズル
32 ノズル孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の押送フィンガーを備えたフィンガーコンベアと、
そのフィンガーコンベアの前記押送フィンガー間に物品を供給する供給コンベアと、を備え、
前記フィンガーコンベアの搬送方向と、前記供給コンベアの搬送方向のなす角は鋭角とし、前記供給コンベアから搬出される物品は、搬送面内で斜めに傾斜した姿勢となり、
前記フィンガーコンベアの押送フィンガーは、前記搬送路上に位置した物品の端部を押送し、そのフィンカーの搬送方向前方に搬送させるものであり、
前記供給コンベアの搬出側に隣接し、前記フィンガーコンベアの搬送方向下流側には、前記フィンガーコンベアに向けて気体を噴射する噴射装置を設け、
その噴射装置から噴射される気体は、前記押送フィンガーで搬送途中の傾斜した姿勢の物品に当たり、前記フィンガーコンベアの搬送路に向けて付勢するように設定されることを特徴とする物品搬送装置。
【請求項2】
前記噴射装置の噴射口を複数設け、一部の噴射口から噴射される気体の噴射圧を他と異ならせることを特徴とする請求項1に記載の物品搬送装置。
【請求項3】
前記噴射装置は、前記物品の上方から前記気体を噴射するものであることを特徴とする請求項1または2に記載の物品搬送装置。
【請求項4】
前記供給コンベアの搬出側に隣接し、前記フィンガーコンベアの搬送方向下流側には、
記押送フィンガーで搬送途中の傾斜した姿勢の物品に接触し、前記フィンガーコンベアの搬送路に向けて案内する物品ガイドを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の物品搬送装置。
【請求項5】
前記噴射装置の噴射口は、前記物品ガイドと一体に形成したことを特徴とする請求項4に記載の物品搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−84392(P2011−84392A)
【公開日】平成23年4月28日(2011.4.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−240618(P2009−240618)
【出願日】平成21年10月19日(2009.10.19)
【出願人】(000206093)大森機械工業株式会社 (138)
【Fターム(参考)】