説明

画像形成装置

【課題】高速・低速モードを有する画像形成装置において、FG出力方式のモータを駆動源とする場合であっても、駆動源の噛合周波数に起因する騒音を低減できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】高速モード時には、FG出力方式のモータの回転軸に固定された駆動ギヤ5が時計回り方向に回転し、揺動ギヤ17がガイド溝43を移動して減速ギヤ21に噛み合い、マゼンタの感光体ドラムと一体化されたドラムギヤ23が回転する。低速モード時には、駆動ギヤ5が反時計回り方向に回転し、揺動ギヤ19が減速ギヤ22に噛み合い、ドラムギヤ23が低速で回転する。モータの回転方向を変えることにより、回転速度を一定の制御可能な速度にした状態で、高速と低速を切替えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッタ、これらのうち少なくとも1つを備えた複合機等の画像形成装置に関し、詳しくは、複数の画像形成速度モード(高速モードと低速モード)を有する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の画像形成装置では、ユーザの要求の多様性に対応すべく、画質を優先する低速モードと、スピード(生産性)を優先する高速モードとに任意に切替えることが可能な方式のものが知られている。
この方式では、駆動対象である像担持体と駆動源との間に駆動ギヤ列を配置し、駆動源の回転数を変化させて高速モードと低速モードを切替えるようになっている。
このような複数の画像形成速度モードを有する画像形成装置において、高速モード時には騒音が大きくなる。画像形成時の騒音には、駆動源ギヤの噛合周波数の騒音レベルが大きく影響していることが判っている。
噛合周波数は1秒間に歯車が噛み合う回数であり、駆動源の噛合周波数は、モータギヤと伝達ギヤとが1秒間に噛み合う回数である。
したがって、駆動源としてのモータの回転数を下げれば噛合周波数を低く抑えることができ、騒音を低減させることができる。また、静音化のためには、人間の聴感で聞き取り難い低周波音である100Hz以下にすることが望まれる。
【0003】
この種の画像形成装置の駆動源としては、従来から、周波数発電機(Frequency Generator)を備え、回転速度を検知してフィードバックする回転制御機能を有する、いわゆるFG出力方式のモータが用いられている(特許文献3参照)。モータの回転部のマグネットに対向する部分にパルス形状のFGパターンが設けられており、モータ回転時にマグネットとFGパターン間で電磁誘導が発生してパルス電流を出力し、それを用いてフィードバック制御を行う方式のモータで、安価な回転制御方式のモータとして多用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
駆動源ギヤの噛合周波数の騒音レベルを改善するために、駆動源の高速モード時の回転速度を下げると、従来においては上記のように、一定の駆動ギヤ列構成下において、駆動源の回転数を変化させて高速モードと低速モードを切替える方式であるため、低速モード時にはより低い回転数に設定せざるを得ない。すなわち、駆動ギヤ列の減速比が一定であるため、高速モードの減速量はそのまま低速モードに平行シフトされる。
FG出力方式のモータを駆動源とする画像形成装置において、静音化のための高速モード時における駆動源の回転数低減に対応して、低速モード時の駆動源の回転速度を下げると、駆動源の速度フィードバックに使用する電磁パターン発電力が弱くなり、駆動源がパルス信号を検知できなくなり、回転制御ができなくなるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような現状に鑑みてなされたもので、高速・低速モードを有する画像形成装置において、FG出力方式のモータを駆動源とする場合であっても、駆動源の噛合周波数に起因する騒音を低減でき、静音化に寄与できるとともにFG出力方式の駆動源の利点を十分に活かせる画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、駆動源により回転駆動される像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像を可視像化した後、該可視像を直接に又は間接的に記録媒体に転写する画像形成装置であって、高速モードと低速モードにて画像形成可能な画像形成装置において、前記駆動源は第1方向とこれとは逆の第2方向に回転可能であり、前記駆動源の回転軸に設けられた駆動ギヤと、前記駆動源の第1方向の回転を前記像担持体に伝達する第1駆動ギヤ列と、第1駆動ギヤ列よりも減速比が大きく、前記駆動源の第2方向の回転を前記像担持体に伝達する第2駆動ギヤ列と、を備え、前記駆動ギヤを第1駆動ギヤ列と第2駆動ギヤ列とに選択的に接続可能であり、前記駆動源の回転方向を切替えることにより高速モードと低速モードを切替えることを特徴とする。
【0007】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、第1駆動ギヤ列と第2駆動ギヤ列における前記駆動ギヤに噛み合う最上流ギヤが共に揺動可能に設けられ、前記駆動源が第1方向に回転した場合第1駆動ギヤ列の前記最上流ギヤが揺動して第1駆動ギヤ列は前記駆動ギヤと駆動伝達可能に接続され、前記駆動源が第2方向に回転した場合第2駆動ギヤ列の前記最上流ギヤが揺動して第2駆動ギヤ列は前記駆動ギヤと駆動伝達可能に接続されることを特徴とする。
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の画像形成装置において、第2駆動ギヤ列は第1駆動ギヤ列よりも伝達ギヤの数が1つ多いことを特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明では、請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、前記駆動源が、周波数発電機を備え、回転速度を検知してフィードバックする回転制御機能を有するモータであることを特徴とする。
請求項5記載の発明では、請求項4記載の画像形成装置において、前記駆動源の回転数が、前記回転制御が可能で且つ前記駆動源のギヤ噛合音の周波数が100Hz未満となる回転数に設定されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明では、請求項5記載の画像形成装置において、高速モードと低速モードにおける前記駆動源の回転数は同じであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、FG出力方式のモータを駆動源とする場合であっても、駆動源の噛合周波数に起因する騒音を低減でき、静音化に寄与できるとともに安価な制御方式であるFG出力方式の駆動源の利点を十分に活かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置の駆動機構の概要構成図で、駆動ギヤが第1方向(時計回り方向)に回転した状態を示す図である。
【図2】揺動ギヤの揺動機構を示す図である。
【図3】図1において、駆動ギヤが第2方向に回転した状態を示す図である。
【図4】トルクと音、回転数と音との関係を示すグラフである。
【図5】画像形成装置の概要構成図である。
【図6】従来の駆動機構の概要構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態を図を参照して説明する。
まず、図5に基づいて本実施形態に係る画像形成装置としてのレーザカラープリンタの概要構成を説明する。このレーザカラープリンタでは、支持ローラ102a、102b、102c間に張設された中間転写ベルト21の展張面に沿って像担持体としての感光体ドラム20Y(イエロー)、20M(マゼンタ)、20C(シアン)、20K(ブラック)が並設されている。
感光体ドラム20Yの周囲には、反時計回り方向に順に、図示しない帯電手段、露光手段としての共通の光走査装置105、現像手段106Y、中間転写ベルト21の内側に設けられる図示しない1次転写ローラ、図示しないクリーニング手段、図示しない除電手段等が配置されている。感光体ドラム20M、20C、20Kにおいても同様の構成を有している。
【0012】
各色の画像情報に基づいて各々レーザビームL1、L2、L3、L4で各感光体ドラム20Y、20M、20C、20K上に各色成分画像の静電潜像が形成され、各現像手段106Y、106M、106C、106Kにより可視像化される。
各色のトナー像は中間転写ベルト21上に順次重ね合わせて転写される。重ね合わせ画像は、給紙カセット111から所定のタイミングで給紙される転写紙(記録媒体)に2次転写ローラ102dにより一括転写される。カラー画像転写後、中間転写ベルト21は図示しないクリーニング手段で清掃される。転写紙は定着装置114へ送られてここで熱と圧力によりカラー画像を定着される。
定着を終えた転写紙は、装置本体を略垂直に搬送されて装置上面の排紙トレイ110に排出される。
【0013】
図1に基づいて、本実施形態に係る画像形成装置の駆動機構について説明する。なお、図1では分かりやすいように、中間転写ベルト21は2つのローラ間に支持された形状として示している。
駆動機構1は、黒色の感光体ドラムを駆動する駆動ギヤ3と、カラーの感光体ドラムを駆動する駆動ギヤ5を有しており、これらの駆動ギヤ3、5はそれぞれ駆動源としてのFG出力方式のモータ6(図2参照)の回転軸6aに固定されている。
駆動ギヤ3は減速ギヤ7に噛み合っており、減速ギヤ7は黒色の感光体ドラム20Kと一体化されたドラムギヤ9と噛み合っている。減速ギヤ7は減速ギヤ11に噛み合っており、減速ギヤ11はアイドラギヤ13を介して支持ローラと一体化されたベルトギヤ15に接続されている。
駆動ギヤ3に対応した駆動源が第2方向(反時計回り方向)に回転すると、減速ギヤ7を介してドラムギヤ9が矢印方向(反時計回り方向)に回転し、同時にベルトギヤ15も矢印方向(時計回り方向)に回転する。
【0014】
カラーの感光体ドラムを駆動する駆動ギヤ5は、2つの揺動可能な揺動ギヤ17、19に噛み合っている。揺動ギヤ17は減速ギヤ21に接続可能に設けられており、揺動ギヤ19は減速ギヤ21に噛み合っている減速ギヤ22に接続可能に設けられている。
減速ギヤ21はマゼンタの感光体ドラム20Mと一体化されたドラムギヤ23と噛み合っている。
減速ギヤ21の入力側には、アイドラギヤ25、27が噛み合っている。アイドラギヤ25はさらに減速ギヤ29を介してイエローの感光体ドラム20Yと一体化されたドラムギヤ31に接続されている。
アイドラギヤ27はさらに減速ギヤ33を介してシアンの感光体ドラム20Cと一体化されたドラムギヤ35に接続されている。
図1において、符号36は支持ローラ102aと一体化されたベルトギヤを示している。また、符号38Y、38M、38C、38Kは現像手段へトナーを補給するトナー補給ユニットを示している。
減速ギヤ22はマゼンタの感光体ドラム20Mの中心線、換言すればドラムギヤ23の中心線よりも上に配置されており、これにより、トナー補給ユニットの存在によって形成される感光体ドラム間の空間を有効利用して高速モード時と低速モード時の切り替えを行う構成を嵩張ることなく配置している。
【0015】
図2は、モータ6と駆動ギヤ5及び揺動ギヤ17、19の組み付け構成を示している。駆動ギヤ3、5が固定された駆動源としてのFG出力方式のモータ6は、周波数発電機を備え、回転速度を検知してフィードバックする機能を持っており、回転速度検知手段として、駆動源回転部と、駆動源固定部の間に配置された電磁パターンにより、駆動源が一定角回転した際に、パルス信号を発電させ、その発電時間間隔を速度として検出し、フィードバックする電磁パターン発電方式を用いている。
図2(b)に示すように、モータ6は駆動源固定部としてのモータ回路基板37と、フレーム39に支持されており、モータ回路基板37には上記電磁パターンの一方をなすFGパターンが形成されている。
揺動ギヤ17、19はフレーム39とフレーム41間に支持されており、これらのフレームに形成されたガイド溝43、45を移動可能に設けられている。揺動ギヤ17、19は、スラストバネ47、49によってスラスト方向に与圧のかけられた軸と一体化されている。ガイド溝43、45は実際には滑らかな円弧形状を有し、それぞれの両端は揺動ギヤ17、19の軸の周面に沿った形状を有している。
モータ6が回転すると、その回転押圧力によって揺動ギヤ17、19はそれぞれ、回転押圧力がかかる方向にガイド溝43、45を移動(変位)し、ガイド溝43、45の端部に軸が当接して摺動しながら回転する。
図2(a)は、モータ6が第2方向(反時計回り方向)に回転した場合の揺動状態を示している。
【0016】
モータ6が高速モード時の回転方向である第1方向(時計回り方向)に回転すると、図1に示すように、揺動ギヤ17が減速ギヤ21に噛み合い、カラーの感光体ドラム20M、20Y、20Cが高速回転数で回転する。
この場合、揺動ギヤ17、減速ギヤ21及びドラムギヤ23は第1駆動ギヤ列を構成し、揺動ギヤ17はその最上流ギヤとしてなる。
一方、揺動ギヤ19、減速ギヤ22、減速ギヤ21及びドラムギヤ23は第2駆動ギヤ列を構成し、揺動ギヤ19はその最上流ギヤとしてなる。
モータ6が第1方向に回転した場合、揺動ギヤ19は減速ギヤ22から離間するので、第2駆動ギヤ列はその駆動伝達を絶たれる。
モータ6が低速モードの回転方向である第2方向(反時計回り方向)に回転すると、図3に示すように、揺動ギヤ19が減速ギヤ22に噛み合い、カラーの感光体ドラム20M、20Y、20Cが低速回転数で回転する。
低速モード時には、揺動ギヤ17は減速ギヤ21から離間するので、第1駆動ギヤ列はその駆動伝達を絶たれる。
上記駆動ギヤ5、第1駆動ギヤ列及び第2駆動ギヤ列からなる構成を以下「減速切替ユニット」という。
表1は、本実施形態に係る駆動機構の仕様を示している。
【0017】
【表1】

【0018】
本実施形態では、高速モード時のモータ6の回転数を、表2に示すように、FG出力方式のモータとして制御可能な低速で、且つ、噛合周波数が人間の聴感で聞き取り難い低周波音である100Hz以下の条件を満たす700rpmに設定している。このときの噛合周波数は93.3Hzであり、静音化を実現している。
低速モード時の回転数は、上述のようにモータ6の回転数を直接下げられないため、本実施形態では、モータ6を第2方向に回転させ、揺動ギヤ19及び増速ギヤとしての減速ギヤ22を介してから減速ギヤ21に連結させることにより、第1方向に回転させた時に比べて減速比を大きく取る構成により回転数を下げている。
すなわち、モータ6の回転数そのものは高速モード時と低速モード時で一定(700rpm)とし、駆動ギヤ列の減速比の違いによって高速モードと低速モードの実質的な回転数の違いを確保している。
これにより、モータ6の回転速度を変更しなくても、複数の速度モードを成立させることができ、モータ6の回転速度を常に静音化に寄与する低速に設定でき、いずれの像担持体速度モード時においても駆動ギヤ5の噛合周波数を低周波音である100Hz以下とすることが可能となる。
【0019】
【表2】

【0020】
表2では、黒の感光体ドラム20Kについては、駆動ギヤ3に対する上記減速切替ユニットを適用しない状態の数値を示しているが、実際には、駆動ギヤ3に対しても駆動ギヤ5と同様の減速切替ユニットを適用し、静音化を図るものである。
図4は、トルクと音、回転数と音との関係を示している。回転数における最初の700は、高速モード時の回転数であり、次の700は低速モード時の回転数を示している。高速モード時には、減速比の関係でトルクは大きくなる。
表3にその数値を示す。
【0021】
【表3】

【0022】
図6は、上記減速切替ユニットを適用しない従来の駆動機構の構成を示している。
図6に示すように、駆動ギヤ5は減速ギヤ21に噛み合っており、駆動源からの駆動力を伝達する駆動ギヤ列は、駆動ギヤ5、減速ギヤ21及びドラムギヤ23からなる構成に固定され、モータ6の回転方向は第2方向(反時計回り方向)のみとなる。
例えば、低速モード時にはモータ6の回転数は700rpmに設定され、高速モード時にはモータ6の回転速度を大きくして2倍の1400rpmに設定される。
この場合、高速モード時には、表4に示すように、駆動ギヤ5の噛合周波数は186.7Hzとなり、低周波音である100Hzを大きく上回って騒音レベルが大きくなる。この騒音を低減すべく、高速モード時の回転速度を下げると、駆動ギヤ列すなわち減速比が一定であるために、低減量が平行シフトして低速モード時の回転速度が大きく低下し、FG出力方式のモータ6の制御ができなくなる。
【0023】
【表4】

【符号の説明】
【0024】
3、5 駆動ギヤ
6 駆動源としてのFG出力特性を有するモータ
17、19 最上流ギヤとしての揺動ギヤ
20Y、20M、20C、20K 像担持体としての感光体ドラム
【先行技術文献】
【特許文献】
【0025】
【特許文献1】特開2002−089638号公報
【特許文献2】特開2007−212806号公報
【特許文献3】特開平09−46995号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動源により回転駆動される像担持体に静電潜像を形成し、該静電潜像を可視像化した後、該可視像を直接に又は間接的に記録媒体に転写する画像形成装置であって、高速モードと低速モードにて画像形成可能な画像形成装置において、
前記駆動源は第1方向とこれとは逆の第2方向に回転可能であり、
前記駆動源の回転軸に設けられた駆動ギヤと、
前記駆動源の第1方向の回転を前記像担持体に伝達する第1駆動ギヤ列と、
第1駆動ギヤ列よりも減速比が大きく、前記駆動源の第2方向の回転を前記像担持体に伝達する第2駆動ギヤ列と、
を備え、前記駆動ギヤを第1駆動ギヤ列と第2駆動ギヤ列とに選択的に接続可能であり、前記駆動源の回転方向を切替えることにより高速モードと低速モードを切替えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像形成装置において、
第1駆動ギヤ列と第2駆動ギヤ列における前記駆動ギヤに噛み合う最上流ギヤが共に揺動可能に設けられ、前記駆動源が第1方向に回転した場合第1駆動ギヤ列の前記最上流ギヤが揺動して第1駆動ギヤ列は前記駆動ギヤと駆動伝達可能に接続され、前記駆動源が第2方向に回転した場合第2駆動ギヤ列の前記最上流ギヤが揺動して第2駆動ギヤ列は前記駆動ギヤと駆動伝達可能に接続されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の画像形成装置において、
第2駆動ギヤ列は第1駆動ギヤ列よりも伝達ギヤの数が1つ多いことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像形成装置において、
前記駆動源が、周波数発電機を備え、回転速度を検知してフィードバックする回転制御機能を有するモータであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項4記載の画像形成装置において、
前記駆動源の回転数が、前記回転制御が可能で且つ前記駆動源のギヤ噛合音の周波数が100Hz未満となる回転数に設定されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項5記載の画像形成装置において、
高速モードと低速モードにおける前記駆動源の回転数は同じであることを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−48284(P2011−48284A)
【公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−198660(P2009−198660)
【出願日】平成21年8月28日(2009.8.28)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】