説明

画像表示装置

【課題】電力が非供給時であっても表示しているコンテンツをメインディスプレイに保持
し、他方で、ユーザインターフェイスのような高速の応答性が必要な情報を、表示させる
必要がある場合に限りサブディスプレイに表示することで、画像表示装置の消費電力を低
く抑える。
【解決手段】画像表示装置1は、電力非供給時に表示内容を保持するメインディスプレイ
10と、電力が供給される場合に限りメインディスプレイ10で表示する内容に関する情
報を表示するサブディスプレイ20と、前記第2の表示手段で表示される情報に対する指
示を入力すべく操作される操作部35と、メインディスプレイ10およびサブディスプレ
イ20への電力の供給を制御する電力制御部55とを備え、前記電力制御部55は、前記
入力された指示に応じて、メインディスプレイ10、またはサブディスプレイ20の何れ
かに電力を供給する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンテンツを表示する画像表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、表示記憶性を有する表示画面を備えた画像表示装置が用いられている。このよう
な表示画面は、リフレッシュの必要がないことから、画面上にフリッカーが発生しないた
め、表示画面を見るユーザの目に優しく、紙に近い表示品質が得られることが知られてい
る。他方で、このような表示画面は、表示を書き換える速度が遅いため、動きのあるユー
ザインターフェイス画像を表示させると、スムーズに操作できないという問題を有した。
このような問題に対処するために、下記特許文献1に記載されている表示媒体は、表示
画面とは独立して、表示の応答速度が高速な表示非記憶性のサブディスプレイを設け、ユ
ーザインターフェイス画像等のコンテンツに関する情報を、このサブディスプレイに表示
させていた。
【0003】
【特許文献1】特開2004−102661号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、表示媒体が稼動されている間は、サブディスプレイで表示すべき情報の
有無に依らず、サブディスプレイには常に電力が供給され、サブディスプレイは、この電
力を消費する表示状態であったため、表示媒体の消費電力を低く抑えることはできなかっ
た。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、電力非供給時に表示内容を
保持する第1の表示手段と、電力が供給される場合に限り前記表示内容に関する情報を表
示する第2の表示手段と、前記第2の表示手段で表示される情報に対する指示を入力すべ
く操作される操作部と、前記第1の表示手段および前記第2の表示手段への電力の供給を
制御する電力制御部とを備え、前記電力制御部は、前記入力された指示に応じて、前記第
1の表示手段、または前記第2の表示手段の何れかに電力を供給することを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、操作部で入力された指示に応じて、第1の表示手段、または第2の
表示手段の何れか一方にのみ電力が供給されることから、入力された指示に係らない表示
手段には電力が供給されない。従って、電力非供給時に表示内容を保持する第1の表示手
段は、入力された指示に係るか、否かに関係無く、表示内容を保持する一方で、電力が供
給される場合に限り表示可能な第2の表示手段は、入力された指示に係らない場合、非表
示状態になるため、画像表示装置の消費電力を抑えることができる。
【0007】
本発明では、前記電力制御部は、前記操作部での操作の開始を受けて、前記第2の表示
手段への電力の供給を開始することが好ましい。
【0008】
また、本発明では、前記電力制御部は、前記操作部での操作の終了を受けて、前記第2
の表示手段への電力の供給を休止することが好ましい。
【0009】
この発明によれば、第2の表示手段は、表示が必要になった場合に電力が供給されるこ
とに加え、表示が不要になった場合に電力の供給が休止されるため、画像表示装置の消費
電力を抑えることができる。
【0010】
本発明では、前記電力制御部は、更に、前記第2の表示手段で表示すべき情報の有無に
応じて、前記第2の表示手段への電力の供給を制御することが好ましい。
【0011】
この発明によれば、第2の表示手段で表示すべき情報が無い場合は、第2の表示手段に
電力が供給されないため、画像表示装置の消費電力を抑えることができる。
【0012】
本発明では、前記第2の表示手段は、前記第1の表示手段の近傍に配置されると共に、
前記第1の表示手段よりも表示可能な領域が狭くても良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、携帯可能な電子機器装置である画像表示装置1を用
いて説明する。
(実施形態)
【0014】
図1は、本実施形態における画像表示装置1の外観を示す図である。この画像表示装置
1は、電子書籍等の表示に使用される電子ペーパとして使用される。この画像表示装置1
の表面には、広範な表示領域を有するメインディスプレイ10と、このメインディスプレ
イ10よりも狭い表示領域を有するサブディスプレイ20と、ユーザが操作可能な操作ボ
タン30とが近接して配置されている。
【0015】
メインディスプレイ10には、電子書籍等のコンテンツ画像100が表示される。また
、サブディスプレイ20には、表示するコンテンツ画像100や画像表示装置1の機能が
メニュー画像120で表示される。操作ボタン30は、この画像表示装置1の操作や、メ
ニュー画像120の中から所望する項目を選択すべく使用される。例えば、ユーザが「M
ENU」ボタン30Dを押下すると、サブディスプレイ20には、メニュー画像120が
表示される。また、ユーザが方向ボタン30Aを操作することで、メニュー画像120の
中の選択フレーム125は、方向ボタン30Aに応じて移動される。ここで、ユーザが「
SET」ボタン30Bを押下することで、選択フレーム125が示す項目に決定され、こ
の項目に応じたコンテンツ画像100がメインディスプレイ10に表示される。
【0016】
また、ユーザが「EXIT」ボタン30Cを押下すると、現在実行されている処理は中
止され、一つ前の状態に戻る。また、図示は略すが、この画像表示装置1の側面や裏面に
は、外部の機器との間で種々の情報を授受する通信ポートや、メモリカードのような脱着
可能なフラッシュメモリ64を装着できるドライブや、外部から電源を取込むコネクタ等
を備える。
【0017】
図2は、画像表示装置1のハードウェア構成を示す図である。この画像表示装置1は、
CPU60と、RAM62と、フラッシュメモリ64と、ROM66と、メインディスプ
レイコントローラ70と、サブディスプレイコントローラ72と、入力I/F68と、出
力I/F74とを備え、これらのハードウェアは、バス78により各信号が授受可能に接
続されている。尚、これらのハードウェアは、所定のオペレーティングシステム(OS)
により管理され、これらの管理下で、ROM66やフラッシュメモリ64に記憶されたド
ライバを含む種々のソフトウェアにより、所定の機能が実行される。
【0018】
CPU60は、基本ソフトウェア、接続された周辺機器のデバイスドライバなどの各種
プログラム、およびコンテンツ等の各種のデータを、ROM66やフラッシュメモリ64
から読み込み、これらをRAM62内に設けられるメインメモリ領域に展開して実行する
。尚、このCPU60は、通常時には休止状態であるパワーダウンモードに遷移されるこ
とに加え、ユーザにより「MENU」ボタン30Dが押下されると、パワーアップモード
に遷移されるように構成されている。メインディスプレイコントローラ70は、CPU6
0の指示に従い、コンテンツ画像100をメインディスプレイ10に表示する。また、サ
ブディスプレイコントローラ72は、CPU60の指示に従い、メニュー画像120をサ
ブディスプレイ20に表示する。
【0019】
メインディスプレイ10は、解像度が200dpi程度であり、電力非供給時において
も表示内容を保持する記憶性を有する表示体である。このような表示体は、例えば、コレ
ステリック液晶パネルや電気泳動方式の表示体を採用できる。また、サブディスプレイ2
0は、表示の応答速度が速く、表示内容の保持に電力を要するディスプレイであれば、ど
のような方式でも良く、例えば、液晶パネルを採用できる。
【0020】
出力I/F74には、メインディスプレイ電源On/Off回路56と、サブディスプ
レイ電源On/Off回路58が所定の規格に従い接続されている。メインディスプレイ
電源On/Off回路56は、電源回路52からメインディスプレイコントローラ70と
、メインディスプレイ10とに供給される電力を制御する。同様に、サブディスプレイ電
源On/Off回路58は、電源回路52からサブディスプレイコントローラ72と、サ
ブディスプレイ20とに供給される電力を制御する。また、入力I/F68には、操作ボ
タン30が所定の規格に従い接続されている。尚、本実施形態では、メインディスプレイ
電源On/Off回路56とサブディスプレイ電源On/Off回路58は、CPU60
に制御される構成であるが、これに限定されるものでは無く、図示は略すが、メインディ
スプレイ電源On/Off回路56とサブディスプレイ電源On/Off回路58は、C
PU60と連携したサブのCPUに制御される構成であっても良い。
【0021】
図3は、画像表示装置1の機能構成を示す機能ブロック図である。この中で、画像表示
装置1は、操作部35と、コンテンツデータ取得部40と、電力供給部50と、電力制御
部55と、電子ペーパ機能制御手段110と、コンテンツ画像生成手段105と、ユーザ
インターフェイス画像生成手段115と、第1の表示手段15と、第2の表示手段25と
を備える。
【0022】
コンテンツデータ取得部40は、電子ペーパ機能制御手段110からの指示に従い、電
子書籍等のコンテンツデータを取得する。具体的には、脱着可能なフラッシュメモリ64
や、通信ポート(図示せず)を介して外部の機器から、電子書籍のファイルデータを取得
する。
【0023】
操作部35は、ユーザの操作により、表示に関する指示が入力される。具体的には、ボ
タン(30B,30C,30D)が押下されたり、サブディスプレイ20に表示されたメ
ニュー画像120の中から、所望する項目が方向ボタン30Aで選択される。操作部35
で選択された指示に関する情報は、電子ペーパ機能制御手段110と、電力制御部55に
送られる。
【0024】
電子ペーパ機能制御手段110は、画像表示装置1が電子ペーパとして機能すべく各機
能部を制御する。具体的には、この電子ペーパ機能制御手段110は、予め画像表示装置
1にインストールされたアプリケーションプログラムである。このアプリケーションプロ
グラムは、操作部35等の各機能部から送られるメッセージに従い駆動するメッセージ駆
動型のプログラムである。従って、操作部35から送られる指示に関するメッセージを受
けて、コンテンツデータ取得部40にコンテンツデータの取得指示を与え、コンテンツデ
ータ取得部40が取得したコンテンツのデータの中から画像を生成するためのデータを、
コンテンツ画像生成手段105に送る。また、メニュー画像120や、ユーザへのメッセ
ージを示す画像を生成するためのデータを、ユーザインターフェイス画像生成手段115
に送る。更に、コンテンツ画像生成手段105や、ユーザインターフェイス画像生成手段
115に送られたデータに関する情報を電力制御部55に送る。
【0025】
コンテンツ画像生成手段105は、電子ペーパ機能制御手段110から送られるデータ
に基き、コンテンツ画像100のデータを生成する。生成された画像のデータは、第1の
表示手段15に送られる。
【0026】
第1の表示手段15は、前記画像のデータを受け、電力制御部55から送られる電力を
得て、コンテンツ画像100をメインディスプレイ10に表示する。
【0027】
ユーザインターフェイス画像生成手段115は、電子ペーパ機能制御手段110から送
られるデータに基き、メニュー画像120のようなGUI(Graphical User Interface)
画像のデータを生成する。生成された画像のデータは、第2の表示手段25に送られる。
【0028】
第2の表示手段25は、表示すべき画像のデータを受け、電力制御部55から送られる
電力を得て、この画像をサブディスプレイ20に表示する。
【0029】
電力供給部50は、第1の表示手段15、および第2の表示手段25が稼動可能な電力
を供給する。この電力供給部50から供給された電力は、電力制御部55に送られる。
【0030】
電力制御部55は、操作部35から送られる情報や、電子ペーパ機能制御手段110か
ら送られる情報に基いて、電力供給部50から送られた電力を制御する。具体的には、電
力制御部55は、ユーザの操作指示や、表示すべき情報の有無に応じて、第1の表示手段
15、または第2の表示手段25の何れかに対して、電力の供給を許可する。
【0031】
例えば、「MENU」ボタン30Dがユーザにより押下され、操作部35での操作が開
始された場合、電力制御部55は、第2の表示手段25に対して電力の供給を開始する。
この結果、サブディスプレイ20上に選択枝を有するメニュー画像120が表示される。
続いて、ユーザにより、表示されたメニュー画像120の中から、所望するコンテンツフ
ァイルが選択され、操作部35での操作が終了された場合、電力制御部55は、第2の表
示手段25に対して電力の供給を停止すると共に、第1の表示手段15に対して電力の供
給を開始する。この結果、サブディスプレイ20には何も表示されない状態に遷移される
と共に、メインディスプレイ10には、選択されたコンテンツの画像が表示される。続い
て、電力制御部55は、第1の表示手段15に対して電力の供給を停止するが、メインデ
ィスプレイ10は表示に対して記憶性を有するため、現在表示しているコンテンツの画像
は継続して表示される。
【0032】
また、例えば、ユーザの誤操作に対して、画像表示装置1がユーザにメッセージを示す
必要が生じた場合、電子ペーパ機能制御手段110は、このメッセージを示す画像を生成
してユーザインターフェイス画像生成手段115に送ると共に、生成した画像に関する情
報を電力制御部55に送る。電力制御部55は、この情報を受けて、第2の表示手段25
に対して電力の供給を開始する。この結果、サブディスプレイ20上にメッセージを示す
画像が表示される。この場合も、ユーザにより所定の操作ボタン30が押下されるのを受
けて、電力制御部55は、第2の表示手段25に対して電力の供給を停止する。
【0033】
以上、画像表示装置1の各機能部を説明したが、これらの機能は、前記したハードウェ
ア資源と、ソフトウェアとが有機的に協働することで実現される。
【0034】
図4は、画像表示装置1の「MENU」ボタン30Dが押下された場合の処理の流れを
示すフローチャートであり、この図に従い、画像表示装置1の処理の流れを説明する。
【0035】
最初に、「MENU」ボタン30Dが押下されると、ユーザインターフェイス画像生成
手段115は、サブディスプレイ20で表示するメニュー画像120を生成する(ステッ
プS150)。
【0036】
続いて、電力制御部55は、サブディスプレイ20を有する第2の表示手段25に対し
て電力の供給を開始する(ステップS152)。
【0037】
この結果、サブディスプレイ20には、メインディスプレイ10で表示するコンテンツ
を選択するメニュー画像120が表示される(ステップS154)。
【0038】
続いて、ユーザによりメニュー画像120の中から所定のメニューが選択され、操作ボ
タン30が押下されたか、否かが判定される(ステップS156)。ここで、操作ボタン
30が押下されない場合(ステップS156でNo)、操作ボタン30が押下されるまで
前記判定(ステップS156)を繰り返す。他方で、何れかの操作ボタン30が押下され
た場合(ステップS156でYes)、次の工程(ステップS158)に進む。
【0039】
次に、ユーザが選択した操作が、画像表示装置1の稼動を終了する操作であったか、否
かが判定される(ステップS158)。ここで、ユーザが選択した操作が、画像表示装置
1の稼動を終了する操作であった場合(S158でYes)、全ての機能部に対して終了
指示を送る(ステップS170)。この結果、画像表示装置1は休止の状態になり、操作
ボタン30の押下を待つ状態に戻る。
【0040】
他方で、ユーザが選択した操作が、画像表示装置1の稼動を終了する操作でなかった場
合(S158でNo)、電力制御部55は、第2の表示手段25に対する電力の供給を停
止する(ステップS160)。この結果、サブディスプレイ20に表示されていたメニュ
ー画像120は消去され、サブディスプレイ20は、何も表示しない状態に遷移する。
【0041】
続いて、コンテンツ画像生成手段105は、メニュー画像120で選択されたコンテン
ツの画像を生成する(ステップS162)。
【0042】
次に、電力制御部55は、第1の表示手段15に対して電力の供給を開始する(ステッ
プS164)。
【0043】
この結果、メインディスプレイ10には、コンテンツ画像100が表示される(ステッ
プS166)。
【0044】
続いて、電力制御部55は、第1の表示手段15に対する電力の供給を停止した(ステ
ップS168)後、操作ボタン30の押下を待つ状態に戻る。尚、電力の供給が停止され
た状態でも、メインディスプレイ10に表示されていたコンテンツ画像100は、継続し
て表示される。
【0045】
以上述べた実施形態によれば、以下のような効果を奏する。
(1)メインディスプレイ10とサブディスプレイ20の内、ユーザの操作に基き、ユ
ーザが注視すべき一方のディスプレイには、電力が供給されると共に、ユーザが注視する
必要が無い他方のディスプレイには、電力の供給が停止されるため、電力が効率的に消費
される。
(2)サブディスプレイ20は、表示の応答性が高速であるため、ユーザとの情報の授
受をスムーズに実現できる。
【0046】
以上、本発明を図示した実施形態に基づいて説明したが、本発明は、本実施形態に限定
されるものではなく、以下に述べるような変形例も想定できる。
(1)画像表示装置1のサブディスプレイ20は、1つに限定されず、複数あっても良
い。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の実施形態に係る画像表示装置の外観を示す図。
【図2】本発明の実施形態に係る画像表示装置のハードウェア構成を示す図。
【図3】本発明の実施形態に係る画像表示装置の機能構成を示す機能ブロック図。
【図4】本発明の実施形態に係る画像表示装置の処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
【0048】
1…画像表示装置、10…メインディスプレイ、15…第1の表示手段、20…サブデ
ィスプレイ、25…第2の表示手段、30…操作ボタン、30A…方向ボタン、30B…
「SET」ボタン、30C…「EXIT」ボタン、30D…「MENU」ボタン、35…
操作部、40…コンテンツデータ取得部、50…電力供給部、52…電源回路、55…電
力制御部、56…メインディスプレイ電源On/Off回路、58…サブディスプレイ電
源On/Off回路、60…CPU、62…RAM、64…フラッシュメモリ、66…R
OM、68…入力I/F、70…メインディスプレイコントローラ、72…サブディスプ
レイコントローラ、74…出力I/F、78…バス、100…コンテンツ画像、105…
コンテンツ画像生成手段、110…電子ペーパ機能制御手段、115…ユーザインターフ
ェイス画像生成手段、120…メニュー画像、125…選択フレーム。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力非供給時に表示内容を保持する第1の表示手段と、
電力が供給される場合に限り前記表示内容に関する情報を表示する第2の表示手段と、
前記第2の表示手段で表示される情報に対する指示を入力すべく操作される操作部と、
前記第1の表示手段および前記第2の表示手段への電力の供給を制御する電力制御部とを
備え、
前記電力制御部は、前記入力された指示に応じて、前記第1の表示手段、または前記第2
の表示手段の何れかに電力を供給することを特徴とする画像表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像表示装置において、
前記電力制御部は、
前記操作部での操作の開始を受けて、前記第2の表示手段への電力の供給を開始すること
を特徴とする画像表示装置。
【請求項3】
請求項1乃至2のいずれかに記載の画像表示装置において、
前記電力制御部は、
前記操作部での操作の終了を受けて、前記第2の表示手段への電力の供給を休止すること
を特徴とする画像表示装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
前記電力制御部は、
更に、前記第2の表示手段で表示すべき情報の有無に応じて、前記第2の表示手段への電
力の供給を制御することを特徴とする画像表示装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像表示装置において、
前記第2の表示手段は、
前記第1の表示手段の近傍に配置されると共に、前記第1の表示手段よりも表示可能な領
域が狭いことを特徴とする画像表示装置。




【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−114543(P2007−114543A)
【公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−306734(P2005−306734)
【出願日】平成17年10月21日(2005.10.21)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】