移動体通信システム
【課題】マクロセル領域1301内に、加入者が利用できるCSG(Closed Subscriber Group cell)セル1303が設置されると、その領域1304内では、マクロセル1302とCSGセル1303間の干渉により通信が不可能になるという問題があった。
【解決手段】CSGセル1303は、CSGセル領域1304に設けられ、所定の個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて制御信号を送信する。マクロセル1302は、マクロセル領域1301に設けられ、CSGセル1303が送信する無線フレームと同じ個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて制御信号を送信する。CSGセル1303とマクロセル1302とは、同一のフレーム構成のコンポーネントキャリア毎に、サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる制御信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、制御信号の送信を行う。
【解決手段】CSGセル1303は、CSGセル領域1304に設けられ、所定の個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて制御信号を送信する。マクロセル1302は、マクロセル領域1301に設けられ、CSGセル1303が送信する無線フレームと同じ個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて制御信号を送信する。CSGセル1303とマクロセル1302とは、同一のフレーム構成のコンポーネントキャリア毎に、サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる制御信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、制御信号の送信を行う。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下りアクセス方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を使用し、上りアクセス方式としてSC―FDMA(Single Career Frequency Division Multiple Access)方式を用いてデータの送受信を行う移動端末と、特定の前記移動端末ないし加入者に対してのみ開放された第一のセルに設けられ、前記移動端末に対して、所定の個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて下り同期信号を含む制御信号を送信する第一の基地局と、不特定の前記移動端末ないし利用者が利用可能な第二のセルに設けられ、前記移動端末に対して、前記第一の基地局が送信する前記無線フレームと同じ個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて下り同期信号を含む制御信号を送信する第二の基地局とを含む移動体通信システムにおいて、
前記第一の基地局および前記第二の基地局は、それぞれ、複数のコンポーネントキャリアをサポートし、
前記第一の基地局で用いられる前記無線フレームと、前記第二の基地局で用いられる前記無線フレームとは、前記コンポーネントキャリア毎に、同一のフレーム構成を有し、
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記コンポーネントキャリア毎に、前記制御信号のうち、少なくとも前記サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする移動体通信システム。
【請求項2】
前記第一の基地局で用いられる前記無線フレームと、前記第二の基地局で用いられる前記無線フレームとは、前記コンポーネントキャリアを集合させた集合キャリア毎に、同一の構成を有し、
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記集合キャリア毎に、前記制御信号のうち、少なくとも前記サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
【請求項3】
前記第一のセルおよび前記第二のセルのうち、一方のセルは、
他方のセルの前記制御信号が割り当てられない物理リソースの周波数帯域を用いて、前記制御信号を割り当てるか、または、
前記他方のセルの前記制御信号が割り当てられる物理リソースの周波数帯域を用いて、前記制御信号を割り当てない物理リソースの周波数帯域とすることを特徴とする請求項1または2に記載の移動体通信システム。
【請求項4】
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記所定の時間間隔をずらした時間領域と、前記所定の時間間隔をずらしていない時間領域との双方で、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の移動体通信システム。
【請求項1】
下りアクセス方式としてOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式を使用し、上りアクセス方式としてSC―FDMA(Single Career Frequency Division Multiple Access)方式を用いてデータの送受信を行う移動端末と、特定の前記移動端末ないし加入者に対してのみ開放された第一のセルに設けられ、前記移動端末に対して、所定の個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて下り同期信号を含む制御信号を送信する第一の基地局と、不特定の前記移動端末ないし利用者が利用可能な第二のセルに設けられ、前記移動端末に対して、前記第一の基地局が送信する前記無線フレームと同じ個数のサブフレームを含む無線フレームを用いて下り同期信号を含む制御信号を送信する第二の基地局とを含む移動体通信システムにおいて、
前記第一の基地局および前記第二の基地局は、それぞれ、複数のコンポーネントキャリアをサポートし、
前記第一の基地局で用いられる前記無線フレームと、前記第二の基地局で用いられる前記無線フレームとは、前記コンポーネントキャリア毎に、同一のフレーム構成を有し、
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記コンポーネントキャリア毎に、前記制御信号のうち、少なくとも前記サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする移動体通信システム。
【請求項2】
前記第一の基地局で用いられる前記無線フレームと、前記第二の基地局で用いられる前記無線フレームとは、前記コンポーネントキャリアを集合させた集合キャリア毎に、同一の構成を有し、
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記集合キャリア毎に、前記制御信号のうち、少なくとも前記サブフレームの全周波数帯域にわたって割り当てられる信号の送信タイミングが重ならないように所定の時間間隔ずらして、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする請求項1に記載の移動体通信システム。
【請求項3】
前記第一のセルおよび前記第二のセルのうち、一方のセルは、
他方のセルの前記制御信号が割り当てられない物理リソースの周波数帯域を用いて、前記制御信号を割り当てるか、または、
前記他方のセルの前記制御信号が割り当てられる物理リソースの周波数帯域を用いて、前記制御信号を割り当てない物理リソースの周波数帯域とすることを特徴とする請求項1または2に記載の移動体通信システム。
【請求項4】
前記第一の基地局と前記第二の基地局とは、前記所定の時間間隔をずらした時間領域と、前記所定の時間間隔をずらしていない時間領域との双方で、前記制御信号の送信を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の移動体通信システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図2】
【図3】
【図4】
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【図6】
【図7】
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【図9】
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【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
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【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【公開番号】特開2013−70409(P2013−70409A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−250570(P2012−250570)
【出願日】平成24年11月14日(2012.11.14)
【分割の表示】特願2010−548422(P2010−548422)の分割
【原出願日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年11月14日(2012.11.14)
【分割の表示】特願2010−548422(P2010−548422)の分割
【原出願日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】
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