説明

立体映像結像装置

【課題】立体映像結像装置を提供する。
【解決手段】液晶層と、カラーフィルタと、レンズアレイと、複数の遮光素子と、光学シートとを備える。レンズアレイ単元は複数のカラーフィルタの表面に設けられたレンズ素子を備え、遮光素子の設置位置は実務の需要に応じて、カラーフィルタの表面、レンズ素子の表面またはカラーフィルタの内部に直接成形することができる。遮光素子はレンズ素子の隙間に対応して間隔を置いて設置される。前述構造の組み合わせにおいて、液晶層とカラーフィルタと、光学シートとの組み合わせは液晶表示パネルの構造と見なし、レンズアレイと遮光素子を直接液晶表示パネルに取付ければ、散乱光の発生を防止し、立体映像の鮮明度が向上され、高輝度の表示効果等の効果のほか、重ね合わせた厚みを有効に軽減でき、生産プロセスを簡素化できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は映像の結像分野に関し、特にプロセスを簡素化でき、装置全体の厚みを軽減し立体映像の鮮明度が向上される立体映像の結像装置に関する。
【背景技術】
【0002】
公知の立体映像表示技術の原理は両眼の像差(Binocular disparity)を利用し、右目と左目それぞれが映像を受信して、脳内にて一つの立体映像に統合される。現在の3D表示技術はたいていメガネ式立体ディスプレイ(Stereoscopic Display)と裸眼立体ディスプレイ(Autostereoscopic Display)の2種類に分けられる。そのうち、メガネ式は偏光法と時間分割法を含む。一方、裸眼立体デ表示技術は構造によりレンチキュラー(または円筒レンズ)(Lenticular)と光学バリア(Barrier)の2種類に分けられる。前述2種の構造にそれぞれの長短所がある。そのち、レンチキュラーレンズは多くの細長いレンズを一つの軸方向に沿って連続に配列され、光学の屈折原理により左目と右目にそれぞれの像が形成される。光バリア式に対して、光の屈折によって分光するため、光の損失は少なく明るさが優れている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、レンズ構造の縁部に屈折の制限があり、屈折の効果が良くない。さらに、円筒レンズの製作誤差と、レンズ表面の平坦度が取りにくいことから散乱光が形成され、立体映像に一部にぼけを発生し3D映像全体の表示効果が影響される。さらに、光学バリア式は整列されたバリアによって、ある角度の光の出射が制限され、ある角度の画像を左目と右目に伝送して立体映像が形成される。円筒レンズに対して一眼の画像の明るさは良いが、構造の特性から全体映像の明るさが低くなり、映像の解像度が低下するなどの欠点を有する。
【0004】
その他、前述の立体映像の表示方式は、主な構造は既存の表示装置、たとえば、陰極線管表示装置(Cathode Ray Tube, CRT)、液晶表示装置(Liquid Crystal Display, LCD)、プラズマディスプレイパネル(Plasma Display Panel, PDP)、表面伝導電子エミッタディスプレイ(Surface conduction Electron−emitter Display, SED)、フィールドエミッションディスプレイ(Field Emission Display, FED)、真空蛍光表示装置(Vacuum Fluorescent Display, VFD)、有機発光ダイオード表示装置(Organic Light−Emitting Diode, OLED)または電子ペーパー(E−Paper)等の外層に外付け方式で円筒レンズ(Lenticular)または光学バリア(Barrier)を表示装置に取り付ける。よって、全体の立体映像の厚みを有効に軽減することができなく、光出射率が低化される。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述のニーズに応えるため、発明者が鋭意に研究すると共に、長年にこの分野における経験を蓄積した結果、本発明の立体映像結像装置を発明した。
【0006】
本発明の一つの目的は、一種の鮮明な立体映像を形成できる立体映像の結像装置を提供する。
【0007】
本発明の一つの目的は、一種の鮮明な立体映像を低下しない立体映像の結像装置を提供する。
【0008】
本発明の一つの目的は、一種の装置全体の厚みを薄くできる立体映像の結像装置を提供する。
【0009】
本発明の一つの目的は、一種の生産プロセスを簡素化できる立体映像の結像装置を提供する。
【0010】
前記目的を達成するため、本発明の立体映像結像装置は、立体映像の多重映像を形成する液晶層と化学接着部材によって、液晶層の上方に貼り付けるカラーフィルタと、カラーフィルタの表面に取り付けるレンズアレイと、複数のカラーフィルタまたはレンズアレイの表面に取り付ける遮光素子と、レンズアレイの上方に取り付ける光学シートとを備える。
【0011】
前記立体映像結像装置において、液晶層、カラーフィルタと光学シートとの構造組合せは、従来の液晶パネル生産プロセスにおいて、レンズアレイと遮光素子とを直接液晶表示パネルに取付け、従来の技術に比べ、全体構造の厚みを有効に軽減でき、生産プロセスの簡素化ができる。
【0012】
レンズアレイに備えるレンズ素子をカラーフィルタに取り付けるときは、光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)をカラーフィルタの表面に貼り付けるほか、UV硬化等の方式によって、レンズアレイを直接カラーフィルタの表面に成形することができる。
【0013】
このほか、遮光素子の取付位置は実務要求によりカラーフィルタの表面またはカラーフィルタの内部に直接成形することができる。さらに、遮光素子はレンズ素子の隙間に間隔を置いて配列し設置される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の好ましい実施例による側面構造を示す図である。
【図2】本発明の好ましい実施例による一部素子を示す立体断面視図である。
【図3】本発明の好ましい実施例による局所の側面構造を示す図である。
【図4】本発明の実施例2による側面構造を示す図である。
【図5】本発明の実施例3による側面構造を示す図である。
【図6】本発明の実施例4による側面構造を示す図である。
【図7】本発明の実施例5による側面構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下にて図面と合わせて説明する。
【実施例】
【0016】
図1ないし3はそれぞれ本発明の好ましい実施例の側面構造を示す図と、局所素子の立体図と局所の側面構造を示す図である。図示のように、本発明の立体映像結像装置は光学シート11と、液晶層12と、カラーフィルタ13と、レンズアレイ14と、複数の遮光素子15を組み合わせてなる。
【0017】
液晶層12によって、生成された立体映像の多重映像が表示される。
【0018】
カラーフィルタ13は光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)等の光学用接着部材によって液晶層12の上方に貼り付ける。
【0019】
複数の遮光素子15はスパッターリング、シルクスクリーン印刷、塗布または接着等の方式によって、カラーフィルタ13の表面に設ける。本実施例において、遮光素子15はカラーフィルタ13上方の表面に取り付けられているが、実際の製造には、カラーフィルタ13下方の表面に取り付けることもできる。
【0020】
レンズアレイ14は複数のレンズ素子141を備え、レンズ素子141の材質はテレフタル酸ポリエチレン(Polyethylene Terephthalate, PET)、ポリカーボネート(Poly Carbonate, PC)、ポリエチレン(polyethylene, PE)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride, PVC)、ポリプロピレン(Poly Propylene, PP)、ポリスチレン(Poly Styrene, PS)、ポリメタクリル酸メチル(Polymethylmethacrylate, PMMA)、シクロオレフィン共重合体(cyclo olefin coplymer, COC)より組み合わせたグループのいずれから選択する。さらに、レンズアレイ14のレンズ素子141をカラーフィルタ13に結合するときに、光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)等の光学用接着物質によりカラーフィルタ13の表面に貼り付けすることができる。本実施例において、レンズアレイ14をカラーフィルタ13の表面に貼り付けて、遮光元件15の上方に被せる。遮光元件15はレンズ素子141の配列の間隔位置によって設けられている。特に注意すべきことは、前述の貼り付け方式のほか、レンズアレイ14をカラーフィルタ13上方の表面に直接成形することができ、レンズアレイ14の材質選択に当たり、UV硬化特性を備える光学物質を選択しても良い。よって、本実施例において、遮光素子15をカラーフィルタ13の表面に取り付けた後に、UV硬化された光学物質をカラーフィルタ13の表面に塗布することによって、遮光素子15を被せておき、その後は以下に例示する方式によりレンズアレイ14を成形することができる。
【0021】
イ、UV硬化された光学物質を紫外光などの光線によって硬化させた上、マイクロカッティングツールを用いてレンズ素子141を裁断する。
【0022】
ロ、UV硬化された光学物質を紫外光などの光線によって硬化させた上、レーザー光カッティングツールを用いてレンズ素子141を裁断する。
【0023】
ハ、超音波振動光によって固化された化学物質の表面に一定のしまを形成し紫外光などの光線によって硬化しレンズ素子141を成形する。
【0024】
この種の手段はすでに公開されかつ長年に実行してきた技術であり、しかもプリズムレンズなどの光学シートで幅広く応用されている。この種の技術は本発明の特徴でないため、ここでの詳細説明を省略する。ただし、透明光学シートの表面にレンズを形成する技術は、本発明記載のレンズアレイ14をカラーフィルタ13の表面に直接成形する範疇に含まれるものとする。
【0025】
光学シート11は偏光板、保護シ―ト、透明基板(またはカーバーレンズ)(Cover Lens)あるいは保護働きを有する偏光板等の光学接着物質によりレンズアレイ14の上方に貼り付ける。
【0026】
本発明の立体映像の結像原理は、液晶層12によって処理された多重映像Lはレンズ素子141の光学屈折原理を利用し、当該映像の光源をあらかじめに設定された方向へそれぞれ視聴者Eの左目と右目に入射させ、脳内にて立体映像の効果を形成する。しかし、レンズは光学構造の欠点により、レンズ同士の隙間部分または単一レンズの縁部、つまり谷底の位置は光線の屈折効果が悪く、これらの位置より屈折された光線の方向性は制御しにくい、かつ散乱される。このような光学構造の欠点を改善するため、各レンズの隙間部に散乱光線を除去するための遮光素子15を設けられ、映像をより鮮明に、ひずみはなく、かつ立体映像を表示するときに高輝度が維持される。
【0027】
さらに、本発明による構造では、液晶層12と、カラーフィルタ13と、光学シート14との構造組合せは、現行の液晶表示パネルの基礎構造である。液晶表示パネルは公開されかつ長年に実施された技術であり、この種の技術は本発明の特徴でないため、液晶表示パネルの細部構造はここでの詳細説明を省略する。本発明の目的はレンズアレイ14と遮光素子15を液晶パネルに直接取付けることによって、散乱光の発生が避けられるほか、立体映像の鮮明度を向上し高輝度の表示効果を維持できる等の効果のほか、重ね合わせた厚みの軽減と生産プロセスを簡素化できる特徴がある。
【0028】
図4の本発明の実施例2の側面構造を示す図を参照する。図示のように、本実施例は前述実施例1との異なる点は、遮光素子15をカラーフィルタ13下方の表面に取り付けられている。その他各素子の設置方式、各素子の特性と構造は前述実施例1と同じであるため、ここでの詳細説明を省略する。
【0029】
図5、6の本発明の実施例3、4の側面構造を示す図を参照する。図示のように、本実施例は前述実施例との違いは、遮光素子15はレンズアレイ14のレンズ素子141に取り付けられている。よって、各レンズ素子141隣接場所の表面に直接取り付けることができるほか、レンズ素子141上方の平面に直接取り付けることができる。一例として、図5において、遮光素子15はレンズ素子141の波底の表面に取り付けられている。すなわち、隣接するレンズ素子141の波底位置にレンズ素子141が取り付けられている。さらに、図6において、レンズ素子141同士の隙間を光透過性接着剤で平らに充填した後レンズアレイ14上に平面が成形され、遮光素子15をレンズ素子141の表面位置に取り付ける。その他素子の設置方式と、各素子の特性と構造は前述実施例に同様のため、ここでの詳細説明を省略する。
【0030】
図7の本発明の実施例5の側面構造を示す図を参照する。図示のように、本実施例は前述実施例との違いは、遮光素子15をカラーフィルタ13の内部に一体化成形されている。カラーフィルタ13にR、G、Bの色彩分光機能を有し、この3原色は一つのサイクルであるため、遮光素子15を各サイクルの配列に装入すれば、全体の厚みを軽減できる。その他素子の設置方式と、各素子の特性と構造は前述実施例に同様のため、ここでの詳細説明を省略する。
【0031】
特に注意すべきことは前述各実施例によるレンズ素子141は軸方向に沿って水平に配列するほか、ある角度に傾斜して連続配列することができる。前述実施例に遮光素子15が取り付けられているものは、遮光素子15はレンズ素子141の配列間隔に対応して取付け、かつレンズ素子141と同じの傾斜方向に向かって設置されている。(図示していない)
【0032】
以上に説明したものは、本発明の好ましい実施例であり、本発明の実施範疇に制限を加わるものではない。当技術に熟知するものは、本発明の精神と範疇を逸脱されない、いかなる等効果変化と修飾とも、本発明の特許申請範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0033】
1 立体映像の結像装置
11 光学シート
12 液晶層
13 カラーフィルタ
14 レンズアレイ
141 レンズ素子
15 遮光素子
E 視聴者
L 多重映像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶層と、カラーフィルタと、レンズアレイと、光学シートとを備えた立体映像結像装置であって、
前記液晶層によって、生成された立体映像の多重映像が表示され、
前記カラーフィルタは前記液晶層の上方に設けられ、
前記レンズアレイは複数のレンズ素子を備え、前記カラーフィルタの上方に設けられ、
前記光学シートは、前記レンズアレイの上方に設けられることを特徴とする、
立体映像結像装置。
【請求項2】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)によって前記カラーフィルタの表面に貼り付けることを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項3】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形することを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項4】
前記カラーフィルタの表面はさらに複数の遮光素子が設けられ、前記遮光素子の設置位置は前記レンズ素子の配列間隔に対応されていることを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項5】
前記遮光素子を前記カラーフィルタに取り付ける方式はスパッターリング、シルクスクリーン印刷、塗布または接着のいずれであることを特徴とする請求項4記載の立体映像結像装置。
【請求項6】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形され、前記遮光素子を前記カラーフィルタの下方に取り付けることを特徴とする請求項4記載の立体映像結像装置。
【請求項7】
前記遮光素子は前記カラーフィルタ上方の表面に設けられ、前記レンズアレイの前記レンズ素子はそのまま前記遮光素子に被せて、前記カラーフィルタの下方に成形されることを特徴とする請求項4記載の立体映像結像装置。
【請求項8】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項4記載の立体映像結像装置。
【請求項9】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項4記載の立体映像結像装置。
【請求項10】
前記レンズ素子はさらに複数の遮光素子が設けられ、前記遮光素子の設置位置は前記レンズ素子の配列間隔に対応されていることを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項11】
前記遮光素子を前記カラーフィルタに取り付ける方式はスパッターリング、シルクスクリーン印刷、塗布または接着のいずれであることを特徴とする請求項10記載の立体映像結像装置。
【請求項12】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形され、前記遮光素子を前記レンズ素子の中間に取り付けることを特徴とする請求項11記載の立体映像結像装置。
【請求項13】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項11記載の立体映像結像装置。
【請求項14】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項11記載の立体映像結像装置。
【請求項15】
前記カラーフィルタの内部はさらに複数の遮光素子が設けられ、前記遮光素子の設置位置は前記レンズ素子の配列間隔に対応されていることを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項16】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項15記載の立体映像結像装置。
【請求項17】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項15記載の立体映像結像装置。
【請求項18】
前記光学シートは偏光板、保護シート、カバーレンズ(Cover Lens)または保護働きを備えた偏光板であることを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項19】
前記レンズ素子の材質はテレフタル酸ポリエチレン(Polyethylene Terephthalate, PET)、ポリカーボネート(Poly Carbonate, PC)、ポリエチレン(polyethylene, PE)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride, PVC)、ポリプロピレン(Poly Propylene, PP)、ポリスチレン(Poly Styrene, PS)、ポリメタクリル酸メチル(Polymethylmethacrylate, PMMA)、シクロオレフィン共重合体(cyclo olefin coplymer, COC)より組み合わせたグループのいずれから選択することを特徴とする請求項1記載の立体映像結像装置。
【請求項20】
液晶層と、カラーフィルタと、レンズアレイと、複数の遮光素子と、光学シートとを備えた立体映像結像装置であって、
前記液晶層によって、生成された立体映像の多重映像が表示され、
前記カラーフィルタは前記液晶層の上方に設けられ、
前記レンズアレイは複数のレンズ素子を備え、前記カラーフィルタの上方に設けられ、
複数の前記遮光素子は前記カラーフィルタの表面に設けられ、かつ前記遮光素子の設置位置は前記レンズ素子の配列間隔に対応され、
前記光学シートは、前記レンズアレイの上方に設けられることを特徴とする立体映像結像装置。
【請求項21】
前記遮光素子を前記カラーフィルタに取り付ける方式はスパッターリング、シルクスクリーン印刷、塗布または接着のいずれであることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項22】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)によって前記カラーフィルタの表面に貼り付けることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項23】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形され、前記遮光素子を前記カラーフィルタの下方に取り付けることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項24】
前記遮光素子は前記カラーフィルタ上方の表面に設けられ、前記レンズアレイの前記レンズ素子はそのまま前記遮光素子に被せて、前記カラーフィルタの下方に成形されることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項25】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項26】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項27】
前記光学シートは偏光板、保護シート、カバーレンズ(Cover Lens)または保護働きを備えた偏光板であることを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項28】
前記レンズ素子の材質はテレフタル酸ポリエチレン(Polyethylene Terephthalate, PET)、ポリカーボネート(Poly Carbonate, PC)、ポリエチレン(polyethylene, PE)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride, PVC)、ポリプロピレン(Poly Propylene, PP)、ポリスチレン(Poly Styrene, PS)、ポリメタクリル酸メチル(Polymethylmethacrylate, PMMA)、シクロオレフィン共重合体(cyclo olefin coplymer, COC)より組み合わせたグループのいずれから選択することを特徴とする請求項20記載の立体映像結像装置。
【請求項29】
液晶層と、カラーフィルタと、レンズアレイと、複数の遮光素子と、光学シートとを備えた立体映像結像装置であって、
前記液晶層によって、生成された立体映像の多重映像が表示され、
前記カラーフィルタは前記液晶層の上方に設けられ、
前記レンズアレイは複数のレンズ素子を備え、前記カラーフィルタの上方に設けられ、
複数の前記遮光素子は前記レンズ素子の配列間隔に対応して、前記レンズ素子の表面に取り付けられ、
前記光学シートは、前記レンズアレイの上方に設けられることを特徴とする立体映像結像装置。
【請求項30】
前記遮光素子を前記カラーフィルタに取り付ける方式はスパッターリング、シルクスクリーン印刷、塗布または接着のいずれであることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項31】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)によって前記カラーフィルタの表面に貼り付けることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項32】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形され、前記遮光素子を前記レンズ素子の中間に取り付けることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項33】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項34】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項35】
前記光学シートは偏光板、保護シート、カバーレンズ(Cover Lens)または保護働きを備えた偏光板であることを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項36】
前記レンズ素子の材質はテレフタル酸ポリエチレン(Polyethylene Terephthalate, PET)、ポリカーボネート(Poly Carbonate, PC)、ポリエチレン(polyethylene, PE)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride, PVC)、ポリプロピレン(Poly Propylene, PP)、ポリスチレン(Poly Styrene, PS)、ポリメタクリル酸メチル(Polymethylmethacrylate, PMMA)、シクロオレフィン共重合体(cyclo olefin coplymer, COC)より組み合わせたグループのいずれから選択することを特徴とする請求項29記載の立体映像結像装置。
【請求項37】
液晶層と、カラーフィルタと、レンズアレイと、複数の遮光素子と、光学シートとを備えた立体映像結像装置であって、
前記液晶層によって、生成された立体映像の多重映像が表示され、
前記カラーフィルタは前記液晶層の上方に設けられ、その内部は間隔を置いて複数の前記遮光素子が配列され、
前記レンズアレイは、前記カラーフィルタ一の上方に設けられ、前記遮光素子の間隔に対応して配列された複数の前記レンズ素子を備え、
複数の前記遮光素子は、前記レンズ素子の位置に対応して、前記カラーフィルタに内設され、
前記光学シートは、前記レンズアレイの上方に設けられることを特徴とする立体映像結像装置。
【請求項38】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は光透過性接着剤(Optically Clear Adhesive, OCA)によって前記カラーフィルタの表面に貼り付けることを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。
【請求項39】
前記レンズアレイの前記レンズ素子は前記カラーフィルタの上方に直接成形することを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。
【請求項40】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、互いに平行に設けられていることを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。
【請求項41】
前記レンズ素子と前記遮光素子は、同じ傾斜方向に向かって設けることを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。
【請求項42】
前記光学シートは偏光板、保護シート、カバーレンズ(Cover Lens)または保護働きを備えた偏光板であることを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。
【請求項43】
前記レンズ素子の材質はテレフタル酸ポリエチレン(Polyethylene Terephthalate, PET)、ポリカーボネート(Poly Carbonate, PC)、ポリエチレン(polyethylene, PE)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride, PVC)、ポリプロピレン(Poly Propylene, PP)、ポリスチレン(Poly Styrene, PS)、ポリメタクリル酸メチル(Polymethylmethacrylate, PMMA)、シクロオレフィン共重合体(cyclo olefin coplymer, COC)より組み合わせたグループのいずれから選択することを特徴とする請求項37記載の立体映像結像装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−221479(P2011−221479A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−165003(P2010−165003)
【出願日】平成22年7月22日(2010.7.22)
【出願人】(507294753)介面光電股▲ふん▼有限公司 (29)
【Fターム(参考)】