説明

脂質代謝異常の治療ための化合物及び方法

アテローム性動脈硬化症、及びその続発症の治療に有用な式I(式中、n、m、p、q、Y、R、R、R、R、R、及びRは、本願に定義した通りである)の化合物、並びにその医薬組成物及び使用方法を開示する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iの化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー若しくはジアステレオマー混合物。
式I
【化1】

(式中、
nは、0、1、2、又は3であり、
mは、0、1、2、又は3であり、
pは、1又は2であり、
qは、0、1、2、又は3であり、
Yは、結合、C=O、又はS(O)であり、ここでtは、0、1、又は2であり、
は、ヒドロキシ、C−Cアルキル、アリール、C−Cアルケニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルキル複素環、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cアルキルアリール、ヘテロシクリル、C−Cアルキルアルコール、C−Cアルコキシ、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−OC−Cアルキル複素環、−OC−Cシクロアルキル、−OC−Cアルキルシクロアルキル、−NR並びに−OC−Cアルキルアリール、−O−複素環、及び−OC−Cアルキル複素環からなる群から選択されるが、但し、YがS(O)、COであるか、又はn及びyが双方とも0である場合、Rはヒドロキシではないものとし、ここで各シクロアルキル、アリール及び複素環基は、オキソ、ヒドロキシ、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケン、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルキルアルコール、CONR1112、NR11SO12、NR11COR12、C−CアルキルNR1112、C−CアルキルCOR11、C−CアルキルCOOR11、シアノ、C−Cアルキルシクロアルキル、フェニル、−OC−Cアルキルシクロアルキル、−OC−Cアルキルアリール、−OC−Cアルキル複素環、及びC−Cアルキルアリールから独立して選択された1〜3個の基で任意に置換されていてもよく、
は、炭素原子のみに結合し、かつ水素、ヒドロキシ、ハロ、C−Cアルキル、C−Cアルケン、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、CONR1112、NR11SO12、NR11COR12、C−CアルキルNR1112、C−CアルキルCOR11、C−CアルキルCOOR11、シアノ、ニトロ、C−Cアルキルシクロアルキル、フェニル、及びC−Cアルキルアリールヘテロシクリル、C−Cシクロアルキル、及びC−Cハロアルキルから独立して選択され、
は水素であり、
は、式−NR10で示される基であり、
は、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキルアリール、C−Cアルキル複素環、アリール、複素環、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−CアルケニルC−Cアルコキシ、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−C−CアルキルNR、C−CアルキルCOR、C−CアルキルCO、C−CアルキルCONR、CONRSO、NRSO、NRCOR、N=CR、℃ONR、S(O)、SONR、C−Cアルキルアルコール、−OC−Cアルキル複素環、及び−OC−Cアルキルアリールからなる群から選択され、ここで各アルキル、シクロアルキル、アリール及び複素環基は、オキソ、アルキルオキシ、アリールオキシで任意に置換されていてもよく、またR基の任意の2つは一緒になって、それらが結合するA環に縮合した任意に置換された5〜7員環の飽和、又は不飽和の炭素環又は複素環を形成してもよく、
は、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、ヒドロキシ、COR、C−Cアルコキシ、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、C−CアルキルNR1112、C−Cシクロアルキル、複素環、アリール、及びC−Cアルキルシクロアルキルからなる群から独立して選択され、
各Rは、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、−OC−Cアルキル、C−Cハロアルキル、−O−アリール、−OC−Cシクロアルキル、−O−複素環、−NR1112、−C−Cアルキルシクロアルキル、−OC−Cアルキルシクロアルキル、−OC−Cアルキル複素環、C−Cアルキル複素環、−OC−Cアルキルアリール、C−Cシクロアルキル、複素環、アリール及びC−Cアルキルアリールからなる群から独立して選択され、ここで各アルキル、シクロアルキル、複素環又はアリール基は、ヒドロキシ、ハロゲン、オキソ、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、SO11、SONR1112、C−CアルキルSONR1112、COOR11、C−Cハロアルキル、及びNR1112から独立して選択された1〜3個の基で任意に置換されるか、又はR11及びR12が一緒になって、酸素、窒素及び硫黄から選択された0、1又は2個の更なるヘテロ原子を有する窒素含有複素環を形成し、ここで窒素含有複素環はオキソ、又はC−Cアルキルで任意に置換されていてもよく、
各Rは、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、−OC−Cアルキル、C−Cハロアルキル、−O−アリール、−OC−Cシクロアルキル、−O−複素環、−NR1112、−C−Cアルキルシクロアルキル、−OC−Cアルキルシクロアルキル、−OC−Cアルキル複素環、C−Cアルキル複素環、−OC−Cアルキルアリール、C−Cシクロアルキル、複素環、アリール、及びC−Cアルキルアリールからなる群から独立して選択され、ここで各アルキル、シクロアルキル、複素環又はアリール基は、ヒドロキシ、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、及びNR1112から独立して選択された1〜3個の基で任意に置換されるか、又はR11及びR12が一緒になって、酸素、窒素及び硫黄から選択された0、1、又は2個の更なるヘテロ原子を有する窒素含有複素環を形成し、ここで窒素含有複素環はオキソ、又はC−Cアルキルで任意に置換されていてもよく、
はCOR又はS(O)であり、ここでRは上記に定義した通りであり、
10は、アリール、C−Cアルキルアリール、C−Cアルケニルアリール、C−Cアルキニルアリール、C−Cアルキル複素環、C−Cアルケニル複素環、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cアルキル−O−C−Cアルキルアリールからなる群から選択され、ここで各シクロアルキル、アリール、又は複素環基は、ヒドロキシ、オキソ、−SC−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、ハロゲン、C−Cアルコキシ、アリールオキシ、C−Cアルケニルオキシ、C−Cハロアルコキシアルキル、C−CアルキルNR1112、−OC−Cアルキルアリール、ニトロ、シアノ、C−Cハロアルキルアルコール、及びC−Cアルキルアルコールからなる群から独立して選択された1〜3個の基で任意に置換されていてもよく、
11及びR12は、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cシクロアルキル、複素環、アリール、C−Cアルキルアリールからなる群から独立して選択され、ここで各アリール、シクロアルキル及び複素環基は、ハロゲン、C−Cアルキル複素環、及びC−Cハロアルキルから独立して選択された1〜3個の基で任意に置換されるか、又はR11及びR12が一緒になって、酸素、窒素又は硫黄から選択された0、1又は2個の更なるヘテロ原子を有してもよくかつオキソ、C−Cアルキル、COR、及びSOで任意に置換されてもよい窒素含有複素環を形成する。)
【請求項2】
前記Rが、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル複素環、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−OC−Cシクロアルキル、−OC−Cアルキルアリール、℃−C複素環、及び−OC−Cアルキル複素環からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記Rが、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキル複素環、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−OC−Cシクロアルキル、−OC−Cアルキルアリール、℃−C複素環、及び−OC−Cアルキル複素環からなる群から選択され、前記RがNR10基であり、ここで前記Rは、任意に置換された複素環、又はアルキル複素環から選択される請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記Rが、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cアルキル複素環、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキルアリール、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−OC−Cシクロアルキル、℃−C複素環、−OC−Cアルキルアリール、及び−OC−Cアルキル複素環からなる群から選択され、RがNR10であり、ここでRはCOR.である請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記nが0であり、前記yが結合であり、前記Rがアルキルアリール、アルキル複素環、アルキルシクロアルキルであり、ここでアルキル、アリール、シクロアルキル及び複素環基は、各々、ヒドロキシ、オキソ、−COOH、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルシクロアルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cアルキルアリール、アリールオキシ、−OC−Cアルケニル、−OC−Cハロアルキル、−OC−Cシクロアルキル、及び−OC−Cアルキルアリールから独立して選択された1、2又は3個の基で任意に置換されてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
前記pが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
前記pが2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
前記pが1又は2であり、前記nが0又は1であり、前記mが0であり、前記qが1〜3である請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
前記n及び前記mが独立して0又は1であり、qが2又は3である請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
前記qが2であり、前記R基が一緒になって、前記A環に縮合した任意に置換された5又は6員環を形成し、該縮合した環は、酸素又はN若しくはNHから独立して選択された1、2、又は3個のヘテロ原子リンカーを有していてもよい、請求項1又は3に記載の化合物。
【請求項11】
が、以下からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。
【化2】

【請求項12】
以下からなる群から選択される化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ジアステレオマー若しくはその混合物。
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸エチルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸エチルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル、
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸エチルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−7−ブロモ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸エチルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−7−メトキシ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸エチルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−8−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−8−フルオロ−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−2−メチル−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−4、4−ジメチル7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
6−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−8−トリフルオロメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ベンゾ[b]アゾシン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
6−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−9−トリフルオロメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ベンゾ[b]アゾシン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−9−トリフルオロメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−ベンゾ[b]アゾシン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
4−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−7−トリフルオロメチル−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[アセチル−(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−アミノ]−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
5−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンジル)−メトキシカルボニル−アミノ]−8−クロロ−2,3,4,5−テトラヒドロ−ベンゾ[b]アゼピン−1−カルボン酸イソプロピルエステル
【請求項13】
CETP活性の拮抗方法であって、該CETP活性の拮抗を必要とする患者に式Iの化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー若しくはジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項14】
脂質代謝異常の治療又は予防方法であって、該治療又は予防を必要とする患者に式Iの化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、若しくはジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項15】
心血管疾患の治療方法であって、該治療を必要とする患者に薬剤的有効量の式Iの化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、若しくはジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項16】
アテローム性動脈硬化症の治療又は予防方法であって、式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を患者に投与することを含む方法。
【請求項17】
CETP活性を下方調節することによりLDL−コレステロールが減少する、請求項10に記載の方法。
【請求項18】
哺乳動物の血漿LDL−コレステロールを減少させる方法であって、該血漿コレステロールの減少を必要とする患者に治療的有効用量の式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項19】
哺乳動物の高濃度の血漿LDL−コレステロールを原因とする病理学的続発症を治療及び/又は予防する方法であって、該治療及び/又は予防を必要とする患者に、有効用量の式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項20】
哺乳動物の低濃度の血漿HDL−コレステロールを原因とする病理学的続発症を治療及び/又は予防する方法であって、該治療及び/又は予防を必要とする患者に、薬剤的有効量の式Iの化合物、又はその製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、若しくはジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項21】
肥満症の治療及び/又は予防方法であって、該治療及び/又は予防を必要とする患者に、有効用量の式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を投与することを含む方法。
【請求項22】
請求項1に記載の化合物、並びに担体、希釈剤及び/又は賦形剤を含有する薬物製剤。
【請求項23】
請求項1に記載の化合物、並びに担体、希釈剤及び/又は賦形剤を含有する薬物製剤。
【請求項24】
哺乳動物のアテローム性動脈硬化症を治療及び/又は予防する医薬の製造における式Iの化合物の使用であって、該治療及び/又は予防を必要とする患者に有効用量の式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を投与することを含む、使用。
【請求項25】
哺乳動物のアテローム性動脈硬化症を治療及び/又は予防する医薬の製造における請求項1〜10のいずれか一項に記載の化合物の使用であって、該治療及び/又は予防を必要とする患者に有効用量の式Iの化合物、その製薬的に許容し得る塩、溶媒和物、エナンチオマー、ラセミ化合物、ジアステレオマー、又はジアステレオマー混合物を投与することを含む、使用。

【公表番号】特表2007−508301(P2007−508301A)
【公表日】平成19年4月5日(2007.4.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−533949(P2006−533949)
【出願日】平成16年10月7日(2004.10.7)
【国際出願番号】PCT/US2004/030907
【国際公開番号】WO2005/037796
【国際公開日】平成17年4月28日(2005.4.28)
【出願人】(594197872)イーライ リリー アンド カンパニー (301)
【Fターム(参考)】