説明

臨床的に潜伏性の微生物を死滅させるピロロキノリン化合物の使用

臨床的に潜伏性の微生物を死滅させるための薬剤の調製のための、式(I)


(式中、R1R2R3およびXは、明細書で示した意味を有する)の化合物の使用が提供される。微生物感染を治療するための式(I)の化合物の使用、ならびに式(I)自体の特定の化合物も提供される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
臨床的に潜伏性の微生物を死滅させるための薬剤の調製のための、式Iの化合物またはその薬学的に許容される誘導体の使用であって、式Iの化合物が、構造
【化1】

によって表される使用
(式中、
R1は、
(a)H;
(b)C1〜12アルキル、C3〜12シクロアルキル、C3〜12シクロアルケニル(この後者の3個の基は、ハロ、ニトロ、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルケニル、C1〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル(この後者の3個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、OR4a、S(O)nR4b、S(O)2N(R4c)(R4d)、N(R4e)S(O)2R4f、N(R4g)(R4h)、B1-C(O)-B2-R4i、アリールおよびHet1から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(c)アリールまたは
(d)Het2
を表し;
R2は、
(a)H;
(b)C1〜12アルキル、C1〜12アルケニル、C1〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキルまたはC4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、ニトロ、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルケニル、C1〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル(この後者の3個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、OR5a、S(O)pR5b、S(O)2N(R5c)(R5d)、N(R5e)S(O)2R5f、N(R5g)(R5h)、B3-C(O)-B4-R5i、アリールおよびHet3から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(c)アリールまたは
(d)Het4
を表し;
R3は、Hまたは
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1〜12アルキル、C1〜12アルケニル、C1〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキルまたはC4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、ニトロ、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルケニル、C1〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル(この後者の3個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、OR6a、S(O)qR6b、S(O)2N(R6c)(R6d)、N(R6e)S(O)2R6f、N(R6g)(R6h)、B5-C(O)-B6-R6i、アリールおよびHet5から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)
(d)OR7a
(e)S(O)rR7b
(f)S(O)2N(R7c)(R7d)、
(g)N(R7e)S(O)2R7f
(h)N(R7g)(R7h)、
(i)B7-C(O)-B8-R7i
(j)アリールまたは
(k)Het6
から選択される縮合ベンゼン環上の1個から4個の置換基を表し;
R4aからR4i、R5aからR5i、R6aからR6iおよびR7aからR7iは、出現するごとに、独立して、
(a)H、
(b)C1〜10アルキル、C2〜10アルケニル、C2〜10アルキニル(この後者の3個の基は、ハロ、OH、C1〜6アルコキシ、アリールおよびHet7から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、
(c)C3〜10シクロアルキル、C4〜10シクロアルケニル(この後者の2個の基は、ハロ、OH、=O、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、アリールおよびHet8から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、
(d)アリールまたは
(e)Het9
を表し、
ただし、n、p、qまたはrがそれぞれ1または2である場合、R4b、R5b、R6bまたはR7bはHを表さず;
Xは、
(a)-C(R8a)(R8b)-C(R8c)(R8d)-または
(b)-C(R8e)=C(R8f)-
を表し;
R8aからR8fは、独立して、H、ハロまたはC1〜4アルキルを表し;
各アリールは、独立して、C6〜10炭素環式芳香族基を表し、この基は1個または2個の環のいずれかを含んでもよく、
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1〜12アルキル、C1〜12アルケニル、C1〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキルまたはC4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、ニトロ、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルケニル、C1〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル(この後者の3個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、OR9a、S(O)tR9b、S(O)2N(R9c)(R9d)、N(R9e)S(O)2R9f、N(R9g)(R9h)、B9-C(O)-B10-R9i、フェニル、ナフチル(この後者の2個の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)およびHet10から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(d)OR10a
(e)S(O)uR10b
(f)S(O)2N(R10c)(R10d)、
(g)N(R10e)S(O)2R10f
(h)N(R10g)(R10h)、
(i)B11-C(O)-B12-R10i
(j)フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)または
(k)Het11
から選択される1個または複数の置換基によって置換されていてもよく;
R9aからR9iおよびR10aからR10iは、出現するごとに、独立して、
(a)H、
(b)C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、OH、C1〜6アルキル、C3〜12シクロアルキル、C4〜12シクロアルケニル(この後者の2個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換によって場合によって置換されている)、C1〜6アルコキシ、NH2、N(H)-C1〜6アルキル、N(C1〜6アルキル)2、フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)およびHet12から選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキルまたはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(c)フェニル(この後者の基は、OH、CN、ハロ、C1〜6アルキルおよびC1〜6アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)または
(d)Het13
を表し、
ただし、tまたはuがそれぞれ1または2である場合、R9bまたはR10bはHを表さず;
Het1からHet13は、独立して、酸素、窒素および/または硫黄から選択される1個または複数のヘテロ原子を含む4員から14員のヘテロ環式基を表し、このヘテロ環式基は1個、2個または3個の環を含んでもよく、
(a)ハロ、
(b)CN、
(c)C1〜12アルキル、C1〜12アルケニル、C1〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキルまたはC4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、ニトロ、CN、C1〜6アルキル、C1〜6アルケニル、C1〜6アルキニル、C3〜8シクロアルキル(この後者の3個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキル、およびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、OR11a、S(O)vR11b、S(O)2N(R11c)(R11d)、N(R11e)S(O)2R11f、N(R11g)(R11h)、B13-C(O)-B14-R11i、フェニル、ナフチル(この後者の2個の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)およびHetaから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(d)OR12a
(e)=O、
(f)S(O)wR12b
(g)S(O)2N(R12C)(R12d)、
(h)N(R12e)S(O)2R12f
(i)N(R12g)(R12h)、
(j)B15-C(O)-B16-R12i
(k)フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)または
(l)Hetb
から選択される1個または複数の置換基によって置換されていてもよく;
R11aからR11iおよびR12aからR12iは、出現するごとに、独立して、
(a)H、
(b)C1〜12アルキル、C2〜12アルケニル、C2〜12アルキニル、C3〜12シクロアルキル、C4〜12シクロアルケニル(この後者の5個の基は、ハロ、OH、C1〜6アルキル、C3〜12シクロアルキル、C4〜12シクロアルケニル(この後者の2個の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、C1〜6アルコキシ、フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)およびHetcから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されており、このC3〜12シクロアルキル基またはC4〜12シクロアルケニル基は、=Oによってさらに置換されていてもよい)、
(c)フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)または
(e)Hetd
を表し、
ただし、vまたはwが、それぞれ1または2である場合、R11bまたはR12bはHを表さず;
B1からB16は、独立して、直接の結合、O、S、NHまたはN(R13)を表し;
n、p、q、r、s、t、u、vおよびwは、独立して、0、1または2を表し;
R13は、
(a)C1〜6アルキル、
(b)フェニル(この後者の基は、OH、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)、
(c)C3〜7シクロアルキル(この後者の基は、OH、=O、ハロ、C1〜4アルキルおよびC1〜4アルコキシから選択される1個または複数の置換基によって場合によって置換されている)または
(e)Hete
を表し;
HetaからHeteは、独立して、酸素、窒素および/または硫黄から選択される1個から4個のヘテロ原子を含む5員または6員のヘテロ環式基を表し、このヘテロ環式基は、ハロ、=OおよびC1〜6アルキルから選択される1個または複数の置換基によって置換されていてもよく;
他に特記されない限り、
(i)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキルおよびシクロアルケニルの基、ならびにアルコキシ基のアルキル部分は、1個または複数のハロ原子によって置換されていてもよく、
(ii)シクロアルキルおよびシクロアルケニルの基は、1個または2個の環を含んでもよく、1個または2個のベンゼン環にさらに環縮合してもよい)。
【請求項2】
式Iの化合物が、
(i) 4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(ii) 1,4-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(iii) 1-[2-ヒドロキシエチル]-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(iv) 4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(v) 4-メチル-1-(4-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(vi) 4-メチル-1-(4-メトキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(vii) 4-メチル-1-(2-クロロフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(viii) 6-メトキシ-4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(ix) 6-ヒドロキシ-1,4-ジメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(x) 6-ヒドロキシ-1-[2-ヒドロキシエチル]-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;または
(xi) 6-ヒドロキシ-4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン。
ではない、請求項1に記載の使用。
【請求項3】
式Iの化合物が、
(1) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(3-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(2) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(2-フェノキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(3) 1-シクロプロピル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(4) 8-メトキシ-4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(5) {2-[4-(8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)-フェノキシ]エチル}ジメチルアミン;
(6) 8-メトキシ-4-メチル-1-[4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(7) 4-メチル-8-フェノキシ-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(8) 1-ベンジル-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン
(9) 1-(インダン-2-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン
(10) 4-メチル-6-フェノキシ-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(11) 1-ベンジル-4-メチル-6-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(12) 1-(インダン-2-イル)-4-メチル-6-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(13) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(14) 8-メトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-6-オール;
(15) 1-(1-ベンジル-ピペリジン-4-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(16) 1-(インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(17) 1-(ベンゾジオキサン-2-イルメチル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(18) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(19) 1-シクロヘキシル-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(20) 8-エトキシ-4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(21) 1-(4-メトキシフェニル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(22) 4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(23) 4-メチル-1-(2-メチルフェニル)メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(24) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(25) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(1-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(26) 8-メトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(27) 6,8-ジメトキシ-1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(28) 6,8-ジメトキシ-1-(3-ヒドロキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(29) 6,8-ジメトキシ-1-(3-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(30) 8-メトキシ-1-(4-メトキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(31) 8-トリフルオロメトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(32) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-[4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(33) 1-ベンジル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(34) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(35) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-8-トリフルオロメトキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(36) 6,8-ジメトキシ-1-(インダン-1-イル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(37) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-[(6-フェノキシ)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(38) 6,8-ジメトキシ-1-[(6-メトキシ)ピリジン-3-イル]-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(39) 1-(ベンゾジオキソール-5-イルメチル)-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(40) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(3-メチルブチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(41) 1-シクロプロピルメチル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(42) 4-メチル-8-(モルホリン-4-イル)-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(43) 8-メトキシ-4-メチル-1-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(44) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(45) 4,6-ジメチル-1-(2-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(46) 4,6-ジメチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(47) 4-メチル-8-(ピペリジン-1-イル)-1-[4-(ピペリジン-1-イル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(48) 4-メチル-8-(ピペリジン-1-イル)-1-(3-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(49) 1-{4-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(50) 1-[4-(4-フルオロフェノキシ)フェニル]-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(51) 1-(ベンゾジオキサン-2-イルメチル)-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(52) 1-シクロヘキシル-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(53) 8-メトキシ-4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(54) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[4-(3-ピリジル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(55) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[2-(3-ピリジル)エチル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(56) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(2-ピリジルメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(57) 4-メチル-1-(5-メチルピラジン-2-イルメチル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(58) 8-クロロ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(59) メチル 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-8-カルボキシレート;
(60) 4-メチル-8-(モルホリン-1-イル)-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(61) エチル[4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-8-イル]アセテート;
(62) 1-[3-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピル]-ピロリジン-2-オン;
(63) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[2-(2-ピリジル)エチル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(64) エチル 3-(8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピオネート;
(65) エチル 4-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)ブタノエート;
(66) メチル 4-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)ブタノエート;
(67) エチル (4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)アセテート;
(68) 4-メチル-1-(1-メチルピペリジン-4-イル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(69)1-(1-ベンジルピロリジン-3-イル)-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(70) メチル 3-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピオネート;
(71) 1-((S)-インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(72) 1-((R)-インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(73) 1-(3-メトキシプロピル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(74) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(75) 1-[2-(4-クロロフェニル)エチル]-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(76) 1-[2-(4-メトキシフェニル)エチル]-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(77) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(2-フェニルプロピル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(78) 8-シアノ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(79) 8-ヒドロキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(80) 8-フェノキシ-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(81) 6,8-ジメトキシ-1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチルピロロ[3,2-c]キノリン;
(82) 8-メトキシ-4-メチル-1-[4-(4-メチルピペラジン-1-イル)-3-フルオロフェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(83) 4-メチル-8-フェニルアミノ-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(84) [4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]キノリン-8-オイル]-ピペリジン;
(85) 6,8-ジメトキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(86) 6-メトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(87) 6-メトキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(88) 6,8-ジメトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(89) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(90) 1-(4-イソ-プロピルフェニル)-6-フェノキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(91) 4,6-ジメチル-1-(4-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
から選択される任意の化合物ならびにその薬学的に許容される塩および/または溶媒和物である、請求項1または2に記載の使用。
【請求項4】
式Iの化合物が、
(1) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(3-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(2) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(2-フェノキシエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(3) 1-シクロプロピル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(4) 8-メトキシ-4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(5) {2-[4-(8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)-フェノキシ]エチル}ジメチルアミン;
(6) 8-メトキシ-4-メチル-1-[4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(7) 4-メチル-8-フェノキシ-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(8) 1-ベンジル-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン
(9) 1-(インダン-2-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン
(10) 4-メチル-6-フェノキシ-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(11) 1-ベンジル-4-メチル-6-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(12) 1-(インダン-2-イル)-4-メチル-6-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(13) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(14) 8-メトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-6-オール;
(15) 1-(1-ベンジル-ピペリジン-4-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(16) 1-(インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(17) 1-(ベンゾジオキサン-2-イルメチル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(18) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(19) 1-シクロヘキシル-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(20) 8-エトキシ-4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(21) 1-(4-メトキシフェニル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(22) 4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(23) 4-メチル-1-(2-メチルフェニル)メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(24) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(25) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(1-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(26) 8-メトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(27) 6,8-ジメトキシ-1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(28) 6,8-ジメトキシ-1-(3-ヒドロキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(29) 6,8-ジメトキシ-1-(3-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(30) 8-メトキシ-1-(4-メトキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(31) 8-トリフルオロメトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(32) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-[4-(ピリジン-3-イルオキシ)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(33) 1-ベンジル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(34) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(35) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-8-トリフルオロメトキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(36) 6,8-ジメトキシ-1-(インダン-1-イル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(37) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-[(6-フェノキシ)ピリジン-3-イル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(38) 6,8-ジメトキシ-1-[(6-メトキシ)ピリジン-3-イル]-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(39) 1-(ベンゾジオキソール-5-イルメチル)-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(40) 6,8-ジメトキシ-4-メチル-1-(3-メチルブチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン ;
(41) 1-シクロプロピルメチル-6,8-ジメトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(42) 4-メチル-8-(モルホリン-4-イル)-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(43) 8-メトキシ-4-メチル-1-(1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(44) 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(46) 4,6-ジメチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(47) 4-メチル-8-(ピペリジン-1-イル)-1-[4-(ピペリジン-1-イル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(48) 4-メチル-8-(ピペリジン-1-イル)-1-(3-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(49) 1-{4-[2-(N,N-ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル}-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(50) 1-[4-(4-フルオロフェノキシ)フェニル]-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(51) 1-(ベンゾジオキサン-2-イルメチル)-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(52) 1-シクロヘキシル-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(53) 8-メトキシ-4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(54) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[4-(3-ピリジル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(55) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[2-(3-ピリジル)エチル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(56) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(2-ピリジルメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(57) 4-メチル-1-(5-メチルピラジン-2-イルメチル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(58) 8-クロロ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(59) メチル 4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-8-カルボキシレート;
(60) 4-メチル-8-(モルホリン-1-イル)-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(61) エチル[4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-8-イル]アセテート;
(62) 1-[3-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピル]-ピロリジン-2-オン;
(63) 4-メチル-8-フェノキシ-1-[2-(2-ピリジル)エチル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(64) エチル 3-(8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピオネート;
(65) エチル 4-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)ブタノエート;
(66) メチル 4-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)ブタノエート;
(67) エチル (4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)アセテート;
(68) 4-メチル-1-(1-メチルピペリジン-4-イル)-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(69) 1-(1-ベンジルピロリジン-3-イル)-8-メトキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(70) メチル 3-(4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン-1-イル)プロピオネート;
(71) 1-((S)-インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(72) 1-((R)-インダン-1-イル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(73) 1-(3-メトキシプロピル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(74) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(テトラヒドロフラン-2-イルメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(75) 1-[2-(4-クロロフェニル)エチル]-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(76) 1-[2-(4-メトキシフェニル)エチル]-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(77) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(2-フェニルプロピル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(78) 8-シアノ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(79) 8-ヒドロキシ-4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(80) 8-フェノキシ-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(81) 6,8-ジメトキシ-1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチルピロロ[3,2-c]キノリン;
(82) 8-メトキシ-4-メチル-1-[4-(4-メチルピペラジン-1-イル)-3-フルオロフェニル]-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(83) 4-メチル-8-フェニルアミノ-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン;
(84) [4-メチル-1-(2-フェニルエチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[2,3-c]キノリン-8-オイル]-ピペリジン、
から選択される任意の化合物ならびにその薬学的に許容される塩および/または溶媒和物である、請求項3に記載の使用。
【請求項5】
式Iの化合物が、8-メトキシ-4-メチル-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリンあるいはその薬学的に許容される塩および/または溶媒和物である、請求項4に記載の使用。
【請求項6】
式Iの化合物が、1-インダン-2-イル-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ-[3,2-c]キノリンあるいはその薬学的に許容される塩および/または溶媒和物である、請求項4に記載の使用。
【請求項7】
式Iの化合物が、以下の式
【化2】

(式中、
R1およびR2は、請求項1に定義したとおりであり;
R3a1は、Hを表し、R3c1は、フェノキシを表し、
またはR1
場合によって置換されたフェニルによって置換されたC1〜2アルキル、
ベンゼン環に縮合したC5〜6シクロアルキル、もしくは
フェノキシによって置換されたフェニル
を表す場合、
R3a1は、メトキシもしくはフェノキシをさらに表すことができ、R3c1は、H、メトキシ、トリフルオロメトキシもしくはエトキシをさらに表すことができ、
ただし、R3a1およびR3c1が両方フェノキシを表さない)
によって表される、請求項1から6のいずれか一項に記載の使用。
【請求項8】
式Iの化合物において、Xが-(R8a)(R8b)-C(R8c)(R8d)-を表し、ここで、R8aからRdは、請求項1に定義したとおりである、請求項1から6のいずれか一項に記載の使用。
【請求項9】
式Iの化合物において、R3が、H、または2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン環系の6位で単一のOHもしくはメトキシの置換基以外を表す、請求項8に記載の使用。
【請求項10】
臨床的に潜伏性の細菌に感染した哺乳動物のこのような潜伏性の微生物を死滅させる方法であって、前記哺乳動物に請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物を投与する段階を含む方法。
【請求項11】
臨床的に潜伏性の微生物を死滅させるための、請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項12】
微生物感染の治療のための薬剤の調製のための、請求項2から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項13】
哺乳動物における微生物感染を治療または予防する方法であって、前記哺乳動物に請求項2から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物を投与する段階を含む方法。
【請求項14】
微生物を死滅させるための、請求項2から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項15】
生体外である、請求項11または14に記載の使用。
【請求項16】
殺菌剤または保存剤としての、請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項17】
対象を殺菌する方法であって、前記対象に請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物に適用する段階を含む方法。
【請求項18】
無機または有機の物質を保存する方法であって、前記物質を請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物と接触させる、組み合わせるまたは混合する段階を含む方法。
【請求項19】
式Iの化合物が、薬剤における単独の殺菌剤または抗菌剤である、請求項1または12に記載の使用。
【請求項20】
(A)請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物、および
(B)従来の抗菌剤
を含む組合せ製品であって、成分(A)および(B)のそれぞれが、薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して製剤される組合せ製品。
【請求項21】
従来の抗菌剤が、ペニシリン(β-ラクタマーゼ阻害剤と場合によって組み合わされる)、セファロスポリン、モノバクタム、カルバペネム(腎酵素阻害剤と場合によって組み合わされる)、1-オキサ-β-ラクタム、テトラサイクリン、アミノグリコシド、マクロライド、ケトライド、リンコサミン、クリンダマイシン、クリンダマイシン2-ホスフェート、フェニコール、ステロイド、グリコペプチド、オキサゾリジノン、ストレプトグラミン(またはストレプトグラミンの組合せ)、ポリミキシン、リソスタフィン、アクチノマイシン、アクチノニン、7-アミノアクチノマイシンD、アンチマイシンA、アンチペイン、バシトラシン、シクロスポリンA、エキノマイシン、グラミシジン、ミクソチアゾール、ニシン、パラセルシン、バリノマイシン、ビオマイシン、リポペプチド、スルホンアミド(場合によってトリメトプリムと併用)、トリメトプリム、イソニアジド、リファンピシン、リファブチン、ピラジナミド、エタムブトール、ストレプトマイシン、ダプソン、クロファジミン、ニトロイミダゾール、ニトロフラン、キノロン、アザセリン、ベスタチン、D-シクロセリン、1,10-フェナンスロリン、6-ジアゾ-5-オキソ-L-ノルロイシン、L-アラニル-L-1-アミノエチルホスホン酸、オーレオリック酸、ベンゾキノイド、クマリン-グリコシド、イルガサン、エピポリチオジオキソピペラジン、セルレニン、グルコサミン、スタウロスポリン、マクロラクタム、タキソイド、スタチン、ポリフェノール酸、ラサロシドA、ロノマイシンA、モネンシン、ニゲリシン、サリノマイシン、フザリン酸、ブラスチシジンS、ニッコマイシン、ナルセオスリシン、ピュロマイシン、アデニン9-β-D-アラビノフラノシド、5-アザシチジン、コルディセピン、フォルマイシンA、ツベルシジン、ツニカマイシン、メテナミン(ヘキサミン)、ピエリシジンA、スチグマテリン、アクチジオン、アニソマイシン、アプラマイシン、クメルマイシンA1、L(+)-乳酸、サイトカラシン、エメチン、イオノマイシン、アゾール系抗真菌薬、ポリエン抗真菌薬、グリセオフルビン、カスポフンギンもしくはフルシトシン(この後者の2つの薬剤は、場合によって組み合わせて用いられる)またはアリルアミン系抗真菌薬である、請求項20に記載の組合せ製品。
【請求項22】
従来の抗菌剤が、コアモキシクラブである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項23】
従来の抗菌剤が、アジスロマイシンである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項24】
従来の抗菌剤が、テリスロマイシンである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項25】
従来の抗菌剤が、リネゾリドである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項26】
従来の抗菌剤が、ダプトマイシンである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項27】
従来の抗菌剤が、レボフロキサシンである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項28】
従来の抗菌剤が、モキシフロキサシンである、請求項21に記載の組合せ製品。
【請求項29】
薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物および請求項20から28のいずれか一項に記載の従来の抗菌剤、またはその薬学的に許容される誘導体を含む医薬製剤である、請求項20から28のいずれか一項に記載の組合せ製品。
【請求項30】
組合せ製品が、以下の成分:
(I)薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物を含む医薬製剤;および
(II)薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項20から28のいずれか一項に記載の従来の抗菌剤、またはその薬学的に許容される誘導体を含む医薬製剤
含むキットオブパーツであり、
この成分(I)および(II)が、それぞれ他方と併用投与のために好適な形態で提供される、請求項20から28のいずれか一項に記載の組合せ製品。
【請求項31】
請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物ならびに従来の殺菌剤、あるいはその塩および/または溶媒和物を含む製剤。
【請求項32】
臨床的に潜伏性の微生物を死滅させるための薬剤の調製のための、請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品の使用。
【請求項33】
哺乳動物における臨床的に潜伏性の微生物を死滅させる方法であって、前記哺乳動物に請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品を投与する段階を含む方法。
【請求項34】
微生物感染を治療するための薬剤の調製のための、請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品の使用。
【請求項35】
哺乳動物における微生物感染を治療または予防する方法であって、前記哺乳動物に請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品を投与する段階を含む方法。
【請求項36】
医薬における使用のための請求項1から9のいずれか一項に記載の式Iの化合物であって、ただし、
(a)以下の式
【化3】

(式中、
(i)RAは、メチル、ベンジルまたはCH2CH2N(C1〜2アルキル)2を表し、
RBはHを表し、
RCは、H、またはメチルを表し、
RDは、H、またはCl、OH、C1〜2アルコキシおよびC(O)N(H)CH3から選択される1個もしくは2個の置換基を表し、
(ii)RAは、CH(C2H5)2またはCH(C2H5)(CH2OCH3)を表し、
RBはHを表し、
RCは、メチルまたは2,4,6-トリメチルフェニルを表し、
RDは、2,4,6-トリメチルフェニルおよびヨードから選択される単一の置換基を表し、
(iii)RAは、ベンジル、1-フェニルエチルまたはフェニルを表し、この後者の基は、メチルまたはメトキシによって2位で置換されており、フルオロ、OH、メチル、メトキシもしくはベンジルオキシによって4位で、またはメチルによって6位で場合によってさらに置換されおり、
RBは、H、メチル、エチルもしくはイソプロピル、またはOHによって終端されるC1〜2アルキルを表し、
RCは、H、メチルまたはヒドロキシメチルを表し、
RDは、H、またはF、OH、メチル、メトキシ、トリフルオロメトキシ、OCH2CH2OHもしくはOCH2CF3から選択される6位での単一の置換基を表し、
(iv)RAは、メチル、2-ヒドロキシエチルまたはフェニルを表し、この後者の基は、クロロによって2位で、またはメチルもしくはメトキシによって4位で場合によって単独で置換されており、
RBは、Hを表し、
RCは、メチルを表し、
RDは、H、またはOHおよびメトキシから選択される6位での単一の置換基を表し、
(v)RAは、単一のOHまたはメトキシ基によって置換されたフェニルを表し、
RBは、Hを表し、
RCは、メチルを表し、
RDは、Hを表し、
(vi)RAは、Hあるいは、メチル、クロロもしくはフルオロから選択される4位での単一の置換基または3位での単一のトリフルオロメチルの置換基によって場合によって置換されたフェニルを表し、
RBは、Hを表し、
RCは、メチルを表し、
RDは、8位での単一のクロロもしくはフルオロの置換基あるいは双方がクロロもしくはメトキシのいずれかである6位および8位、または6位および9位での2個の置換基を表し);または
(b)以下の式
【化4】

(式中、
(i)RA1は、2-エトキシエチルまたはCH(Ralk1)(Ralk2)を表し、ここで、Ralk1およびRalk2は、独立して、エチル、n-プロピルまたはメトキシメチルを表し、
RB1およびRB2は、両方Hを表し、
RC1は、メチルまたは2,4,6-トリメチルフェニルを表し、
RD1は、ヨード、メチル、アリールまたはHet6から選択される6位または7位での単一の置換基を表し、ここで、アリールおよびHet6は請求項1に定義したとおりであり、あるいはRD1は、6位でのメチルの置換基および7位でのメシチルの置換基を表し、
(ii)RA1は、C1〜2アルキル、1-フェニルエチルまたはフェニルを表し、この後者の基は、メチルまたはメトキシによって2位で置換されており、F、OH、メトキシ、アセトキシまたはベンジルオキシによって4位で場合によってさらに置換されており、
RB1はHを表し、
RB2は、H、C1〜3アルキル、またはOHによって終端されるC1〜2アルキルを表し、
RC1は、Hまたはメチルを表し、
RD1は、Cl、OH、メトキシ、トリフルオロメトキシ、OCH2CH2OHまたはOCH2CF3から選択される6位での単一の置換基を表し、
(iii)RA1は、メチル、n-ブチル、ベンジルまたはフェニルを表し、この後者の基は、メチルによって2位で置換されており、F、メトキシ、OC(O)O-i-ブチルまたはOC(O)-i-ブチルによって4位で場合によってさらに置換されており、
RB1は、H、メチル、ヒドロキシメチル、n-プロピルまたはフェニルを表し、
RB2は、H、C1〜3アルキル、ヒドロキシメチルまたはフェニルを表し、
RC1は、Hまたはメチルを表し、
RD1は、Clおよびメトキシから選択される6位での単一の置換基を表し、
(iv)RA1は、フェニルを表し、この基は、Fまたはメトキシによって場合によって置換されており、
RB1、RB2およびRC1はすべて、トリフルオロメチルを表し、
RD1は、HまたはFおよびメトキシから選択される単一の置換基を表し、
(v)RA1、RB1、RB2およびRC1はすべて、メチルを表し、
RD1は、Cl、メチルおよびメトキシから選択される1個または2個の置換基を表し、
(vi)RA1は、メチル、エチル、2-エトキシエチル、2-イソプロポキシエチル、3-メトキシプロピル、n-ブチルまたはフェニルを表し、
RB1は、メチル、ヒドロキシメチルまたはn-プロピルを表し、
RB2は、Hまたはフェニルを表し、
RC1は、Hまたはメチルを表し、
RD1は、Cl、メトキシおよび2,4,6-トリメチルフェニルから選択される6位での単一の置換基を表し、あるいは
(vii)RA1は、フェニルを表し、
RB1およびRB2は、両方Hを表し、
RC1は、メチルを表し、
RD1は、Hまたは8位での単一のメトキシの置換基を表す)
ではない化合物。
【請求項37】
請求項36に記載の式Iの化合物であって、ただし、
(a)以下の式
【化5】

(式中、
(i)RAは、2-(ジメチルアミノ)エチルを表し、
RBは、Hを表し、
RCは、メチルを表し、
RDは、Cl、OHおよびメトキシから選択される1個または2個の置換基を表し、
(ii)RAは、4位でのエチル基あるいは2位および/または4位での1個または2個のメトキシ基からなる1個または2個の置換基によって置換されたフェニルを表し、
RBは、Hを表し、
RCは、メチルを表し、
RDは、トリフルオロメチルおよびメトキシから選択される、6位および/または8位での1個または2個の置換基を表し、または
(iii)RAは、メチルまたはフェニルを表し、この後者の基は、Cl、F、メチル、トリフルオロメチルおよびメトキシから選択される単一の置換基、または2個のメチル基(2位および6位で)によって場合によって置換されており、
RBは、Hを表し、
RCは、Hまたはメチルを表し、
RDは、H、またはCl、F、メチルおよびメトキシから選択される1個もしくは2個の置換基を表す);または
(b)
(i) 7,9-ジブロモ-6-ヒドロキシ-4-メチル-1-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(ii) 6-メトキシ-4,5-ジメチル-1-(2-メチルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリニウム ヨージド;
(iii) 1-エチル-5-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリニウム ヘキサフルオロホスフェート;
(iv) 6,8-ジメトキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(v) 6-メトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(vi) 6-メトキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(vii) 6,8-ジメトキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(viii) 6,8-ジメトキシ-1-(4-ヒドロキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(ix) 6,9-ジメトキシ-1,2,3,4-テトラメチル-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(x) 6,9-ジメトキシ-1,2,3,4,8-ペンタメチル-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xi) 2,3-ジフルオロ-1-フェニル-2,3,4-トリス(トリフルオロメチル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xii) 6,9-ジメトキシ-2,3,4,8-テトラメチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xiii) 7-クロロ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xiv) 8-クロロ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xv) 7-フルオロ-3-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xvi) 7-クロロ-3-フェニル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xvii) 4-フェニル-2,3-ジヒドロ--1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
ではない化合物。
【請求項38】
請求項37に記載の式Iの化合物であって、ただし、さらに、
(xi) 1-(4-メトキシフェニル)-4-メチル-8-フェノキシ-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xii) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xiii) 4-メチル-8-フェノキシ-1-(4-イソ-プロピルフェニル)-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xiv) 1-(4-イソ-プロピルフェニル)-6-フェノキシ-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、
(xv) 6-フェノキシ-1-(4-フェノキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン、または
(xvi) 6-フェノキシ-1-(4-トリフルオロメトキシフェニル)-4-メチル-2,3-ジヒドロ-1H-ピロロ[3,2-c]キノリン
ではない化合物。
【請求項39】
薬学的に許容されるアジュバント、希釈剤または担体と混合して、請求項4から7、37または38のいずれか一項に記載の式Iの化合物を含む医薬製剤。
【請求項40】
請求項4から7、37または38のいずれか一項に記載の式Iの化合物の調製のための方法であって、
(a)Xが-C(R8a)(R8b)-C(R8c)(R8d)-を表す式Iの化合物について、式II
【化6】

(式中、L1およびL2は、脱離基を独立して表し、R2、R3、R8a、R8b、R8cおよびR8dは、請求項4から7、37または38のいずれか一項に記載したとおりである)
の化合物と、式III
R1-NH2 III
(式中、R1は、請求項4から7、37または38のいずれか一項に記載したとおりである)
の化合物との反応;
(b)Xが-C(R8e)=C(R8f)-を表す式Iの化合物について、Xが-C(H)(R8a)-C(H)(R8c)-を表す式Iの対応する化合物の脱水素;または
(c)請求項4から7、37または38のいずれか一項に記載の式Iの化合物の保護化された誘導体の脱保護
を含む方法。
【請求項41】
結核、炭疽、膿瘍、尋常性座瘡、放線菌症、細菌性赤痢、細菌性結膜炎、細菌性角膜炎、ボツリヌス中毒、ブルーリ潰瘍、骨関節感染、気管支炎(急性または慢性)、ブルセラ症、熱傷創、ネコひっかき病、蜂巣炎、軟性下疳、肝管炎、胆嚢炎、皮膚ジフテリア、嚢胞線維症、膀胱炎、びまん性汎細気管支炎、ジフテリア、う歯、上気道疾患、蓄膿、心内膜炎、子宮内膜炎、腸熱、腸炎、精巣上体炎、喉頭蓋炎、丹毒、類丹毒、紅色陰癬、眼感染症、せつ、ガードネレラ膣炎、胃腸感染症、性器感染症、歯肉炎、淋病、鼠径肉芽腫、ヘーバヒル熱、感染性熱傷、歯科手術後感染症、口部感染症、プロテーゼ関連感染症、腹内膿瘍、レジオネラ症、ハンセン病、レプトスピラ症、リステリア症、肝膿瘍、ライム病、鼠径リンパ肉芽腫、乳腺炎、乳様突炎、神経系の髄膜炎および感染症、菌腫、ノカルジア症、非特異性尿道炎、眼炎、骨髄炎、耳炎、精巣炎、膵炎、爪周囲炎、骨盤腹膜炎、腹膜炎、虫垂炎を伴う腹膜炎、喉頭炎、フレグモーネ、ピンタ、悪疫、胸膜滲出液、肺炎、術後創感染、術後ガス壊疽、前立腺炎、偽膜性大腸炎、オウム病、肺気腫、腎盂腎炎、膿皮症、Q熱、鼠咬症、細網症、リッター病、サルモネラ症、耳管炎、化膿性関節炎、敗血症性感染、敗血症、副鼻腔炎、皮膚感染、梅毒、全身感染、扁桃炎、毒素性ショック症候群、トラコーマ、野兎病、チフス、発疹チフス、尿道炎、創傷感染、いちご腫、アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症、黄癬、ヒストプラスマ症、間擦疹、ムーコル症、輪癬、爪真菌症、癜風、白癬、スポロトリクム症、またはMSSA、MRSA、Staph. epidermidis、Strept. agalactiae、Strept. pyogenes、Escherichia coli、Klebs. pneumoniae、Klebs. oxytoca、Pr. mirabilis、Pr. rettgeri、Pr. vulgaris、Haemophilis influenzae、Enterococcus faecalisもしくはEnterococcus faeciumの感染の治療のための薬剤の調製のための、請求項1から9または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物、あるいは請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品の使用。
【請求項42】
哺乳動物における結核、炭疽、膿瘍、尋常性座瘡、放線菌症、細菌性赤痢、細菌性結膜炎、細菌性角膜炎、ボツリヌス中毒、ブルーリ潰瘍、骨関節感染、気管支炎(急性または慢性)、ブルセラ症、熱傷創、ネコひっかき病、蜂巣炎、軟性下疳、肝管炎、胆嚢炎、皮膚ジフテリア、嚢胞線維症、膀胱炎、びまん性汎細気管支炎、ジフテリア、う歯、上気道感染症疾患、蓄膿、心内膜炎、子宮内膜炎、腸熱、腸炎、精巣上体炎、喉頭蓋炎、丹毒、類丹毒、紅色陰癬、眼感染症、せつ、ガードネレラ膣炎、胃腸感染症、性器感染症、歯肉炎、淋病、鼠径肉芽腫、ヘーバヒル熱、感染性熱傷、歯科手術後感染症、口部感染症、プロテーゼ関連感染症、腹内膿瘍、レジオネラ症、ハンセン病、レプトスピラ症、リステリア症、肝膿瘍、ライム病、鼠径リンパ肉芽腫、乳腺炎、乳様突炎、神経系の髄膜炎および感染症、菌腫、ノカルジア症、非特異性尿道炎、眼炎、骨髄炎、耳炎、精巣炎、膵炎、爪周囲炎、骨盤腹膜炎、腹膜炎、虫垂炎を伴う腹膜炎、喉頭炎、フレグモーネ、ピンタ、悪疫、胸膜滲出液、肺炎、術後創感染、術後ガス壊疽、前立腺炎、偽膜性大腸炎、オウム病、肺気腫、腎盂腎炎、膿皮症、Q熱、鼠咬症、細網症、リッター病、サルモネラ症、耳管炎、化膿性関節炎、敗血症性感染、敗血症、副鼻腔炎、皮膚感染、梅毒、全身感染、扁桃炎、毒素性ショック症候群、トラコーマ、野兎病、チフス、発疹チフス、尿道炎、創傷感染、いちご腫、アスペルギルス症、カンジダ症、クリプトコックス症、黄癬、ヒストプラスマ症、間擦疹、ムーコル症、輪癬、爪真菌症、癜風、白癬、スポロトリクム症、またはMSSA、MRSA、Staph. epidermidis、Strept. agalactiae、Strept. pyogenes、Escherichia coli、Klebs. pneumoniae、Klebs. oxytoca、Pr. mirabilis、Pr. rettgeri、Pr. vulgaris、Haemophilis influenzae、Enterococcus faecalisもしくはEnterococcus faeciumの感染を治療するための方法であって、前記哺乳動物に請求項1から9または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物、あるいは請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品を投与する段階を含む方法。
【請求項43】
微生物感染を治療するのに必要とされる従来の抗菌剤の用量を減少させる方法であって、請求項1から9または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物を共投与する段階を含む方法。
【請求項44】
請求項35に記載の微生物感染を治療または予防する方法であって、微生物感染を治療するのに必要とされる従来の抗菌剤の用量が、式Iの化合物の不在下で必要とされるものに比較して減少している方法。
【請求項45】
原虫症の治療のための薬剤の調製のための、請求項4から7または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項46】
哺乳動物における原虫症を治療する方法であって、前記哺乳動物に請求項4から7または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物を投与する段階を含む方法。
【請求項47】
マラリアまたはアメーバ症以外の原虫症の治療のための薬剤の調製のための、請求項1から9または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物の使用。
【請求項48】
原虫症がマラリアまたはアメーバ症以外である、哺乳動物における原虫症を治療する方法であって、前記哺乳動物に請求項1から9または36から38のいずれか一項に記載の式Iの化合物を投与する段階を含む方法。
【請求項49】
局所用投与のためである、請求項20から30のいずれか一項に記載の組合せ製品、または請求項39に記載の医薬製剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2009−514936(P2009−514936A)
【公表日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−539493(P2008−539493)
【出願日】平成18年11月8日(2006.11.8)
【国際出願番号】PCT/GB2006/004178
【国際公開番号】WO2007/054693
【国際公開日】平成19年5月18日(2007.5.18)
【出願人】(508136434)ヘルパーバイ・セラピューティクス・リミテッド (2)
【Fターム(参考)】