説明

複数のマスキングステップを用いて微小寸法を低減する方法

【課題】エッチングレイヤ中にフィーチャを形成する方法を提供する。
【解決手段】エッチングレイヤ上に第1マスクが形成され、第1マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する。第1マスク上に側壁レイヤが形成され、側壁レイヤは、第1マスクによって規定されるスペースの幅を低減する。側壁レイヤを通してエッチングレイヤにフィーチャがエッチングされ、フィーチャは、第1マスクによって規定されるスペースの幅よりも小さい幅を有する。マスクおよび側壁レイヤが除去される。エッチングレイヤ上に追加マスクが形成され、追加マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する。追加マスク上に側壁レイヤが形成され、側壁レイヤは、追加マスクによって規定されるスペースの幅を低減する。側壁レイヤを通してエッチングレイヤにフィーチャがエッチングされ、フィーチャは、追加マスクによって規定されるスペースの幅よりも小さい幅を有する。マスクおよび側壁レイヤが除去される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体デバイスの形成に関する。
【背景技術】
【0002】
半導体ウェーハ処理のあいだ、半導体デバイスのフィーチャ(features)は、よく知られたパターン付けおよびエッチングプロセスを用いてウェーハ内に規定される。これらプロセスにおいて、フォトレジスト(PR)材料がウェーハ上に堆積され、それからレチクルによって濾過された光に曝される。このレチクルは一般には、光がレチクルを通して伝搬することを阻止する個別フィーチャの幾何学的模様(exemplary feature geometries)でパターン付けされたガラス板である。
【0003】
レチクルを通った後、光はフォトレジスト材料の表面に達する。この光は、フォトレジスト材料の化学組成を変化させることによって、現像剤がフォトレジスト材料の一部を取り除けるようにする。ポジフォトレジスト材料の場合、露光された領域が除去され、ネガフォトレジスト材料の場合、露光されなかった領域が除去される。その後、ウェーハはエッチングされて、下層にある材料が、フォトレジスト材料によってもはや保護されない領域から除去され、それによって所望のフィーチャがウェーハ中に規定される。
【0004】
フォトレジストのさまざまな世代が知られる。深紫外(DUV)フォトレジストは、248nm光によって露光される。理解を深めるために、図1Aは、積層物100を形成するようエッチングされるべきレイヤ108上にあるARL(反射防止膜)110上にあるパターン付けされたフォトレジストレイヤ112を持つ基板104上のレイヤ108の概略断面図である。フォトレジストパターンは、微小寸法(CD)を有し、これは、最も小さいフィーチャの幅116でありえる。波長に依存する光学特性のために、より長い波長の光によって露光されるフォトレジストは、より大きな理論上の最小微小寸法を有する。
【0005】
フィーチャ120は、図1Bに示されるようにフォトレジストパターンを通してそれからエッチングされえる。理想的には、フィーチャのCD(フィーチャの幅)は、フォトレジスト112中のフィーチャのCD116に等しい。実際には、フィーチャ116のCDは、ファセッティング(faceting)、フォトレジストのエロージョン、またはアンダーカッティング(undercutting)のために、フォトレジスト112のCDよりも大きいかもしれない。このフィーチャは、先細りになる(テーパーが付けられる、tapered)かもしれず、この場合、フィーチャのCDは、少なくともフォトレジストのCDと同じくらい大きいが、フィーチャはフィーチャの底部に近いところではより小さい幅を持つようにテーパーを有する。このようなテーパリング(tapering)は信頼性が低いフィーチャを作りえる。
【0006】
より小さいCDを持つフィーチャを作るために、より短い波長の光を用いて形成されたフィーチャが追求されている。193nmフォトレジストは、193nm光によって露光される。フェーズシフトレチクルおよび他の技術を用いて、90〜100nmCDのフォトレジストパターンが193nmフォトレジストを用いて形成されえる。これだと90〜100nmのCDを持つフィーチャを提供できよう。157nmフォトレジストは157nm光によって露光される。フェーズシフトレチクルおよび他の技術を用いて、サブ90nmのCDのフォトレジストパターンが形成されえる。これだとサブ90nmのCDを持つフィーチャを提供できよう。
【0007】
より短い波長のフォトレジストの使用は、より長い波長を用いるフォトレジストに対して、さらなる問題を引き起こしえる。理論限界に近いCDを得るためには、リソグラフィ装置はより精密でなければならず、これはより高価なリソグラフィ機器を必要とする。現在、193nmフォトレジストおよび157nmフォトレジストは、より長い波長のフォトレジストほど高い選択性(selectivities)を有さないかもしれず、プラズマエッチング条件下ではより簡単に歪みえる。
メモリデバイスの形成におけるような、導電層のエッチングにおいては、パフォーマンスを落とすことなくデバイス密度を増すことが望ましい。
【0008】
図2Aは、導電性ライン(conductive lines)を作るためのフォトレジストマスクの断面図であり、ここでライン間の間隔は従来技術によれば狭すぎる。ウェーハのような基板204上には、バリアレイヤ206が配置されえる。バリアレイヤ206上には、金属レイヤまたはポリシリコンレイヤのような誘電体レイヤ208が形成される。誘電体レイヤ208上には、DARCレイヤのような反射防止レイヤ(ARL)210が形成される。フォトレジストマスク212aがARL210上に形成される。この例では、ラインマスク214aは、示されるようにライン幅「L」で定義される幅を有する。スペース222は、示されるように幅「S」を有する。ピッチ長「P」は、示されるようにライン幅およびスペース幅の和P=L+Sとして定義される。このピッチ長を減らすことが望ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2004−6930号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ピッチ長を減らす一つの方法は、スペース幅を減らすことである。図2Bは、導電性または誘電体トレンチラインを作るためのフォトレジストマスクの断面図であり、従来技術によればライン間の間隔が狭すぎる。ウェーハのような基板204上には、バリアレイヤ206が配置されえる。バリアレイヤ206上には、金属レイヤまたはポリシリコンレイヤまたは誘電体レイヤのような導電性または誘電体レイヤ208が形成される。レイヤ208上には、DARCレイヤのような反射防止レイヤ(ARL)210が形成される。フォトレジストマスク212がARL210上に形成される。この例では、フォトレジストマスク212bは、ラインマスク214b間の空間に形成されたフォトレジスト残渣(photoresist residue)218を持つラインマスク214bを形成する。フォトレジスト残渣218の存在は、ラインマスク214b間の空間が狭すぎることによって引き起こされるが、これは小さい空間から残渣を除去することがより困難だからである。これは、提供されえる導電性ラインの密度を制限しえる。
【課題を解決するための手段】
【0011】
前述のことを達成するために、本発明の目的にしたがい、エッチングレイヤ中にフィーチャを形成する方法が提供される。前記エッチングレイヤ上に第1マスクが形成され、前記第1マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する。前記第1マスク上に側壁レイヤが形成され、前記側壁レイヤは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する。前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャがエッチングされ、前記フィーチャは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅よりも小さい幅を有する。前記マスクおよび側壁レイヤが除去される。以下のステップを実行することによって、追加フィーチャステップが実行される。前記エッチングレイヤ上に追加マスクが形成され、前記追加マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する。前記追加マスク上に側壁レイヤが形成され、前記側壁レイヤは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する。前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャがエッチングされ、前記フィーチャは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅よりも小さい幅を有する。前記マスクおよび側壁レイヤが除去される。
【0012】
本発明の他の形態においては、エッチングレイヤ中にフィーチャを形成する方法が提供される。前記エッチングレイヤ上に第1マスクが形成され、前記第1マスクは幅を持つ複数のスペースを規定し、前記複数のスペースは微小寸法およびピッチを有する。前記第1マスク上に側壁レイヤが形成され、前記側壁レイヤは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する。前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャがエッチングされ、前記フィーチャは、幅および微小寸法を有し、前記フィーチャの幅は、前記第1マスク中の前記スペースの前記幅より少なくとも50%小さく、前記フィーチャの微小寸法は、前記第1マスク中の前記スペースの前記微小寸法より少なくとも50%小さい。前記マスクおよび側壁レイヤが除去される。以下のステップを実行することによって、追加フィーチャステップが実行される。前記エッチングレイヤ上に追加マスクが形成され、前記追加マスクは幅を持つ複数のスペースを規定し、前記複数のスペースは微小寸法およびピッチを有する。前記追加マスク上に側壁レイヤが形成され、前記側壁レイヤは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する。前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤに追加フィーチャがエッチングされ、前記追加フィーチャは、幅および微小寸法を有し、前記追加フィーチャの前記幅は、前記追加マスク中の前記スペースの前記幅より少なくとも50%小さく、前記追加フィーチャの前記微小寸法は、前記追加マスク中の前記スペースの前記微小寸法より少なくとも50%小さく、前記フィーチャおよび追加フィーチャは、前記第1マスク中の前記スペースの前記ピッチおよび前記追加マスク中の前記スペースの前記ピッチより少なくとも50%小さいピッチを有する。前記マスクおよび側壁レイヤが除去される。追加マスクは、CDをさらに多く低減しえる。例えば、3つのマスクは約65%の減少を、4つのマスクは75%の減少を提供しえるなどのようである。
本発明のこれらのおよび他の特徴は、以下の発明の詳細な説明において以下の図面とあわせてより詳細に説明される。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1A】従来技術によってエッチングされた積層物の概略断面図である。
【図1B】従来技術によってエッチングされた積層物の概略断面図である。
【図2A】従来技術によって形成されたマスクの概略断面図である。
【図2B】従来技術によって形成されたマスクの概略断面図である。
【図3】本発明の実施形態において用いられえるプロセスの高レベルフロー図である。
【図4A】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4B】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4C】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4D】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4E】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4F】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4G】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図4H】本発明の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5A】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5B】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5C】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5D】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5E】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図5F】本発明の他の実施形態によって処理された積層物の概略断面図である。
【図6】側壁レイヤを堆積させるステップのさらに詳細なフロー図である。
【図7】本発明を実施するのに用いられえるプラズマプロセスチャンバの概略図である。
【図8A】本発明の実施形態において用いられるコントローラを実現するのに適するコンピュータシステムの図である。
【図8B】本発明の実施形態において用いられるコントローラを実現するのに適するコンピュータシステムの図である。
【図9A】堆積の断面図である。
【図9B】堆積の断面図である。
【図9C】堆積の断面図である。
【図10】導電性レイヤをエッチングするために本発明を実施するのに用いられえる装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は、添付の図面において限定によってではなく、例示によって示され、ここで同様の参照番号は同様の要素を表す。
【0015】
本発明は、そのいくつかの好ましい実施形態を参照して添付の図面に示されるように説明される。以下の記載において、本発明の完全な理解を提供するために多くの具体的な詳細が述べられる。しかし、本発明はこれら特定の詳細の一部または全てがなくても実施されえることが当業者には明らかだろう。あるいは、よく知られたプロセスステップおよび/または構成は、本発明を不必要にぼかさないために詳細には記載されていない。
【0016】
本発明は、小さい微小寸法(CD)を持つフィーチャ(feature)を提供する。より具体的には、本発明は、フィーチャをエッチングするのに用いられるフォトレジストパターンのCDより小さいCDを持つフィーチャを提供する。
【0017】
理解を深めるために、図3は、本発明の実施形態において用いられえるプロセスの高レベルのフロー図である。第1フィーチャステップが実行される(ステップ302)。パターン付けされた第1マスクが提供される(ステップ304)。図4Aは、本発明の実施形態におけるパターン付けされたマスクの断面図である。ウェーハのような基板404上には、バリアレイヤ406が配置されえる。バリアレイヤ406上には、導電性金属レイヤまたはポリシリコンレイヤのようなエッチングレイヤ(etch layer)408が形成される。エッチングレイヤ408上には、DARCレイヤのような反射防止レイヤ(ARL)410が形成される。パターン付けされた第1マスク412がARL410上に形成される。この例において、ラインマスク414は、示されるようにライン幅「Lp」で定義される幅を有する。フォトレジストマスク中のスペース422は、示されるように幅「Sp」を有する。フォトレジストマスクのピッチ長「Pp」は、示されるようにライン幅およびスペース幅の和Pp=Lp+Spとして定義される。これらの幅は、フォトレジストマスクを形成するのに用いられるリソグラフィ技術の解像度によって決定される。このピッチ長を減らすことが望ましい。
【0018】
CDを減らすために側壁レイヤがマスク上に形成される(ステップ308)。図4Bは、第1マスクの側壁上に堆積された側壁レイヤ420を持つパターン付けされた第1マスク412の概略断面図である。側壁レイヤ420は、マスクスペース内に側壁レイヤフィーチャ424を形成し、ここで側壁レイヤフィーチャ424は、第1マスクのスペースCDより小さい低減されたスペースCDを有する。好ましくは、堆積された第1マスクの低減されたスペースCDは、第1マスクフィーチャのスペースCDより50%小さい。側壁レイヤは、示されるように高度に相似形である(conformal)、実質的に垂直な側壁428を有することも望ましい。実質的に垂直な側壁の例は、底部から頂部へフィーチャの底部に対して88°から90°の角をなす側壁である。相似形な側壁は、フィーチャの頂部から底部へ実質的に同じ厚さを有する堆積レイヤを有する。非相似形な側壁は、ファセッティング(faceting)またはブレッド・ローフィング(bread-loafing)形状を形成しえ、これは実質的に垂直ではない側壁を与える。テーパーが付けられた(先細りの、tapered)側壁(ファセッティング形状から)またはブレッド・ローフィング側壁は、堆積されたレイヤのCDを増し、不良なエッチングマスクを与えうる。好ましくは、側壁上の堆積は、第1マスクフィーチャの底部上の堆積より厚い。より好ましくは、第1マスクフィーチャの底部上にはレイヤが堆積されない。
【0019】
フィーチャの第1セットは、それから側壁レイヤスペースを通してエッチングされて、エッチングレイヤ408になる(ステップ312)。図4Cは、エッチングレイヤ408にエッチングされる第1セットのフィーチャ432を示す。この例では、エッチングレイヤ408中にエッチングされた第1セットのフィーチャ432は、堆積されたレイヤのフィーチャのスペースCDに等しいCD幅を有する。実際には、第1セットのフィーチャ432のフィーチャのCDは、堆積されたレイヤ420のフィーチャのCDよりわずかに大きいかもしれない。しかし、堆積されたレイヤのフィーチャのCDは、フォトレジスト412のCDよりも大幅に小さいので、エッチングレイヤ408中のフィーチャのCDは、フォトレジスト412のCDよりも依然として小さい。もし堆積されたレイヤのCDがフォトレジストのCDよりもわずかだけ小さいなら、またはもし堆積されたレイヤにファセットが付けられ(faceted)、またはブレッド・ローフィング(bread loafed)が付けられたなら、エッチングされるべきレイヤのCDは、フォトレジストのCDよりも小さくないかもしれない。加えて、ファセットが付けられ、またはブレッド・ローフィングが付けられた堆積されたレイヤは、エッチングされるべきレイヤ中にファセットが付けられた、または不規則な形状のフィーチャを発生しえる。フォトレジストフィーチャの底部上の堆積を最小化することも望ましい。この例では、エッチングされるべきレイヤ408中にエッチングされたフィーチャのCDは、フォトレジストフィーチャのCDより約50%小さい。
【0020】
フォトレジストおよび堆積されたレイヤは、それから剥離される(ステップ316)。これは、単一のステップ、または別個の堆積レイヤ除去ステップおよびフォトレジスト剥離ステップを持つ2つの別個のステップとしてなされえる。アッシングが剥離プロセスのために用いられえる。図4Dは、堆積されたレイヤおよびフォトレジストマスクが除去された後の基板400を示す。これで第1フィーチャステップ(302)が完了する。
【0021】
追加のフィーチャステップ(ステップ318)がそれから実行される。パターン付けされた追加のマスクがエッチングされたフィーチャ上に形成され(ステップ320)、この場合、これがエッチングされたフィーチャの第1セットである。図4Eは、基板404を示し、ここで第2フォトレジストマスク442は、エッチングレイヤ408上に形成され、第2フォトレジストマスク442は、第1セットのフィーチャ432を覆い、第2フォトレジストマスク中のスペース444は、第1セットのエッチングされたフィーチャ432の間に形成される。
【0022】
CDを低減するために、側壁レイヤが追加のマスクフィーチャの側壁上にそれから堆積される(ステップ324)。図4Fは、追加のマスク442の側壁上に堆積された側壁レイヤ450を持つ追加のマスク442の概略断面図である。側壁レイヤ450は、マスクスペース内に側壁レイヤフィーチャ454を形成し、ここで側壁レイヤフィーチャ454は、追加マスクのスペースCDよりも小さい低減されたスペースCDを有する。好ましくは、側壁レイヤフィーチャの低減されたスペースは、追加マスクフィーチャのスペースCDよりも50%小さい。マスクレイヤフィーチャ422が、示されるように高度に相似形である実質的に垂直な側壁を有することも望ましい。実質的に垂直な側壁の例は、底部から頂部へフィーチャの底部に対して88°から90°の角をなす側壁である。好ましくは、側壁上の堆積は、フォトレジストフィーチャの底部上の堆積よりも厚い。より好ましくは、フォトレジストフィーチャの底部上にはレイヤが堆積されない。
【0023】
図4Gに示されるように、フィーチャがエッチングレイヤにエッチングされ(ステップ324)、第1セットのエッチングフィーチャ432間に第2セットのエッチングフィーチャ452を形成する。図4Hに示されるように、フォトレジストおよび堆積されたレイヤがそれから剥離される(ステップ332)。エッチングレイヤのライン幅はLfとして示される。エッチングレイヤ中のフィーチャのスペース幅はSfとして示される。フィーチャのピッチ長はPfとして示され、ここでPf=Lf+Sfである。比較のために、図4AからのフォトレジストマスクピッチPp、フォトレジストライン幅Lp、およびフォトレジストスペーシングSpが、フィーチャピッチPf、フィーチャライン幅Lf、およびフィーチャスペース幅Sfとの比較のために図4Gに示される。この実施形態において、フィーチャについてのピッチの長さPfは、フォトレジストマスクPpのピッチの長さの半分であるが、これはフィーチャ間のライン幅Lfがフォトレジストマスクのライン幅Lpの半分であり、フィーチャスペース幅Sfがフォトレジストマスク中のスペースSpの半分であるからである。したがって、本発明のプロセスは、同じフォトレジストリソグラフィプロセスを用いつつ、ピッチ長、ライン幅、およびフィーチャ幅を半分に減らすことによって、2つのマスキングステップを用いて、エッチングフィーチャ解像度を2倍にすることができる。
【0024】
この実施形態は2つのマスクしか用いないので、反復ステップ(ステップ336)において、プロセスは反復されないと決定される。
【0025】
3マスクの例
他の例において、ピッチ長、ライン幅、およびフィーチャサイズを67%に減らすために、3マスクプロセスが用いられえる。第1フィーチャステップが実行される(ステップ302)。パターン付けされたフォトレジストマスクが作られる(ステップ304)。図5Aは、本発明の実施形態におけるフォトレジストマスクの断面図である。ウェーハのような基板504上には、バリアレイヤ506が配置されえる。バリアレイヤ506上には、金属レイヤまたはポリシリコンレイヤまたは誘電体レイヤのようなエッチングレイヤ508が形成される。エッチングレイヤ508上には、DARCレイヤのような反射防止レイヤ(ARL)510が形成される。フォトレジストマスク512がARL510上に形成される。この例において、ラインマスク514は、示されるようにライン幅「Lp」として定義される幅を有する。フォトレジストマスク中のスペース522は、示されるように幅「Sp」を有する。フォトレジストマスクのピッチ長「Pp」は、示されるようにライン幅およびスペース幅の和Pp=Lp+Spとして定義される。これらの幅は、フォトレジストマスクを形成するのに用いられるリソグラフィ技術の解像度によって決定される。このピッチ長を減らすことが望ましい。
【0026】
CDを減らすために側壁レイヤがフォトレジストマスクの側壁上に形成される(ステップ308)。図5Bは、フィーチャ514の側壁上に堆積された側壁レイヤ520を持つパターン付けされたフォトレジストマスク512の概略断面図である。側壁レイヤ520は、フォトレジストフィーチャ514内に側壁レイヤフィーチャ524を形成し、ここで側壁レイヤフィーチャ524は、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも小さい低減されたスペースCDを有する。好ましくは、側壁レイヤフィーチャの低減されたスペースは、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも少なくとも66%小さい。側壁レイヤフィーチャは、示されるように高度に相似形である(conformal)、実質的に垂直な側壁を有することも望ましい。
【0027】
フィーチャの第1セットは、それから側壁レイヤフィーチャを通してエッチングされて、エッチングレイヤ508になる(ステップ512)。図5Bは、エッチングレイヤ508にエッチングされる第1セットのフィーチャ532を示す。この例では、エッチングレイヤ508中にエッチングされた第1セットのフィーチャ532は、側壁レイヤのフィーチャのスペースCDに等しいCD幅を有する。実際には、第1セットのフィーチャ432のフィーチャのCDは、堆積されたレイヤ420のフィーチャのCDよりわずかに大きいかもしれない。この例では、エッチングされるべきレイヤ508中にエッチングされたフィーチャのCDは、フォトレジストフィーチャのCDより約67%小さい。
【0028】
フォトレジストおよび側壁レイヤは、それから剥離される(ステップ316)。これは、単一のステップ、または別個の堆積レイヤ除去ステップおよびフォトレジスト剥離ステップを持つ2つの別個のステップとしてなされえる。アッシングが剥離プロセスのために用いられえる。これで第1フィーチャステップ(302)が完了する。
【0029】
追加のフィーチャステップ(ステップ318)がそれから実行される。パターン付けされたフォトレジストマスクがエッチングされたフィーチャ上に形成され(ステップ320)、この場合、これがエッチングされたフィーチャの第1セットである。図5Cは、基板504を示し、ここで第2フォトレジストマスク542は、エッチングレイヤ508上に形成され、第2フォトレジストマスク542は、第1セットのフィーチャ532を覆い、第2フォトレジストマスク中のスペース544は、第1セットのエッチングされたフィーチャ532の間に形成される。
【0030】
CDを低減するために、側壁レイヤ550が第1フォトレジストフィーチャの側壁上にそれから堆積される(ステップ324)。側壁レイヤ550は、フォトレジストフィーチャ内に側壁レイヤフィーチャを形成し、ここで側壁レイヤフィーチャ554は、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも小さい低減されたスペースCDを有する。好ましくは、側壁レイヤフィーチャの低減されたスペースは、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも約66%小さい。堆積されたレイヤフィーチャが、示されるように高度に相似形である実質的に垂直な側壁を有することも望ましい。
【0031】
フィーチャがエッチングレイヤ中にエッチングされ(ステップ324)、図5Dに示されるように第2セットのエッチングフィーチャ552を形成する。第2セットのフィーチャ552のそれぞれのフィーチャは、第2セットのフィーチャ552のフィーチャがフィーチャの端部にない限り、第1セットのフィーチャ532の2つのフィーチャの間にある。フォトレジストおよび堆積されたレイヤはそれから剥離される(ステップ332)。追加のフィーチャステップ(ステップ318)が完了する。
【0032】
それから追加のフィーチャステップ(ステップ336)を反復するかについて決定がなされる。このプロセスは3つのマスクを用い、2つしか作られていないので、追加のフィーチャステップ(ステップ318)が反復される。パターン付けされたフォトレジストマスクがエッチングされたフィーチャ上に形成され(ステップ320)、この場合、これが第1セットおよび第2セットのエッチングされたフィーチャである。図5Eは、基板504を示し、ここで第3のフォトレジストマスク562は、エッチングレイヤ508上に形成され、第3のフォトレジストマスク562は、第1セットのフィーチャ532および第2セットのフィーチャ552を覆い、第3フォトレジストマスク中のスペース564は、第1セットのフィーチャ532および第2セットのフィーチャ552の間に形成される。
【0033】
CDを低減するために、側壁レイヤ570が第2フォトレジストフィーチャの側壁上にそれから堆積される(ステップ324)。側壁レイヤ570は、フォトレジストフィーチャ内に側壁レイヤフィーチャを形成し、ここで側壁レイヤフィーチャは、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも小さい低減されたスペースCDを有する。好ましくは、側壁レイヤフィーチャの低減されたスペースは、フォトレジストフィーチャのスペースCDよりも約66%小さい。堆積されたレイヤフィーチャが、示されるように高度に相似形である実質的に垂直な側壁を有することも望ましい。
【0034】
フィーチャがエッチングレイヤ中にエッチングされ(ステップ324)、図5Fに示されるように第3セットのエッチングフィーチャ572を形成する。第3セットのフィーチャ572のそれぞれのフィーチャは、第3セットのフィーチャが端部にない限り、第2セットのフィーチャ552のフィーチャ、および第1セットのフィーチャ532のフィーチャの間にある。フォトレジストおよび堆積されたレイヤはそれから剥離される(ステップ332)。追加のフィーチャステップ(ステップ318)が完了する。これは3マスクプロセスの第3のマスクであるから、反復条件(ステップ336)の答は「いいえ」となり、プロセスは終了する。
【0035】
エッチングレイヤのライン幅はLfとして示される。エッチングレイヤ中のフィーチャのスペース幅はSfとして示される。フィーチャのピッチ長はPfとして示され、ここでPf=Lf+Sfである。比較のために、図5AからのフォトレジストマスクピッチPp、フォトレジストライン幅Lp、およびフォトレジストスペーシングSpが、フィーチャピッチ長Pf、フィーチャライン幅Lf、およびフィーチャスペース幅Sfとの比較のために図5Gに示される。この実施形態において、フィーチャについてのピッチの長さPfは、フォトレジストマスクPpのピッチの長さの1/3であるが、これはフィーチャ間のライン幅Lfがフォトレジストマスクのライン幅Lpの1/3であり、フィーチャスペース幅Sfがフォトレジストマスク中のスペースSpの1/3だからである。したがって、本発明のプロセスは、同じフォトレジストリソグラフィプロセスを用いつつ、ピッチ長、ライン幅、およびフィーチャ幅を1/3に減らすことによって、3つのマスキングステップを用いて、エッチングフィーチャ解像度を3倍にすることができる。
【0036】
理論的には、解像度をn倍に増すために、n個のマスクが用いられえる。
【0037】
側壁を形成するためのガス変調の使用
好ましい実施形態において、相似形の側壁を形成するためにガス変調が用いられる。好ましくは、側壁は、ポリマー材料から形成され、マスクはフォトレジストポリマーであり、それにより側壁レイヤの堆積は、エッチングおよび剥離が行われるのと同じチャンバ内においてin situで実行されえ、剥離はマスクおよび側壁レイヤの両方を除去しえる。
【0038】
図6は、CDを低減するためにマスク上に側壁レイヤを形成すること(ステップ308および324)のより詳細なフロー図であり、ガス変調を用いる。この実施形態においては、CDを低減するために側壁レイヤをマスク上に形成すること(ステップ308および324)は、堆積フェーズ604およびプロファイル整形フェーズ608を含む。堆積フェーズは、第1ガス化学物質を用いてプラズマを形成し、これが側壁レイヤをマスクの側壁上に堆積する。
【0039】
本発明は、誘電体レイヤまたは導電性レイヤをエッチングするのに用いられえる。誘電体または導電性レイヤについて本発明を実施するのに用いられえる例示的レシピが以下に説明される。
【0040】
誘電体エッチングの例
図7は、側壁レイヤを堆積し、エッチングし、および剥離するのに用いられえるプラズマプロセスチャンバ700の概略図である。プラズマプロセスチャンバ700は、閉じ込めリング702、上部電極704、下部電極708、ガス源710、および排気ポンプ720を備える。ガス源710は、堆積ガス源712およびプロファイル整形ガス源716を備える。ガス源710は、エッチングガス源718のような追加ガス源を備えうる。プラズマプロセスチャンバ700内において、基板404は、下部電極708の上に配置される。下部電極708は、基板404を支持するための適切な基板チャッキング機構(例えば静電的、機械的クランピングなど)を有する。リアクタトップ728は、下部電極708に直近に対向して配置された上部電極704を有する。上部電極704、下部電極708、および閉じ込めリング702は、閉じ込めプラズマ容積を規定する。ガスは、ガス源710によって閉じ込めプラズマ容積に供給され、閉じ込めリング702および排気ポートを通して排気ポンプ720によって閉じ込めプラズマ容積から排気される。第1RF源744は、上部または下部電極704に電気的に接続される。第2RF源748は、下部電極708に電気的に接続される。チャンバ壁752は、閉じ込めリング702、上部電極704、および下部電極708を囲む。第1RF源744および第2RF源748は、高周波(27から300MHz)の電力源および低周波(2から14MHz)の電力源を備えうる。RF電力源を電極に接続するための異なる組み合わせが可能である。コントローラ735は、RF源744、748、排気ポンプ720、およびガス源710に制御可能に接続される。
【0041】
図8Aおよび8Bは、本発明の実施形態において用いられるコントローラ735を実現するのに適したコンピュータシステム1300を示す。図8Aは、このコンピュータシステムの一つの可能な物理的形態を示す。もちろんコンピュータシステムは、集積回路、プリント基板、および小型携帯機器から、大型のスーパーコンピュータに至るまで多くの物理的形態をとりえる。コンピュータシステム1300は、モニタ1302、ディスプレイ1304、筐体1306、ディスクドライブ1308、キーボード1310、およびマウス1312を含む。ディスク1314は、データをコンピュータシステム1300に転送し、かつデータをコンピュータシステム1300から転送するために用いられるコンピュータ読み取り可能な媒体である。
【0042】
図8Bは、コンピュータ1300のブロック図の例である。システムバス1320に接続されているのは、さまざまなサブシステムである。プロセッサ(群)1322(中央処理装置、すなわちCPUとも呼ばれる)は、メモリ1324を含む記憶装置に結合されている。メモリ1324は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読み出し専用メモリ(ROM)を含む。この技術ではよく知られるようにROMは、データおよび命令を単一方向にCPUおよびRAMに転送するようにはたらき、RAMは、典型的にはデータおよび命令を双方向に転送するのに用いられる。メモリのこれら両方のタイプは、以下に述べるコンピュータ読み出し可能な適当な媒体を含みえる。固定ディスク1326はまた、双方向でCPU1322に結合され、追加のデータ記憶容量を提供し、また以下に述べるコンピュータ読み出し可能な適当な媒体を含みえる。固定ディスク1326は、プログラム、データなどを記憶するのに用いられえて、典型的には一次記憶よりも低速な二次記憶媒体(ハードディスクのような)である。固定ディスク1326内に保持された情報は、適切な場合においては、メモリ1324の仮想メモリとして標準的なかたちで統合されえることが理解されよう。取り外し可能なディスク1314は、以下に説明するコンピュータ読み出し可能な媒体のいかなる形態をも取りえる。
【0043】
CPU1322はまた、ディスプレイ1304、キーボード1310、マウス1312およびスピーカ1330のようなさまざまな入力/出力装置に結合される。一般に入力/出力装置は、ビデオディスプレイ、トラックボール、マウス、キーボード、マイク、タッチパネルディスプレイ、トランスデューサカードリーダ、磁気または紙テープリーダ、タブレット、スタイラス、音声または手書き認識機、生体情報読み取り機、または他のコンピュータのいずれでもよい。CPU1322は追加で、ネットワークインタフェース1340を用いて他のコンピュータまたは通信ネットワークに結合されてもよい。そのようなネットワークインタフェースによりCPUは、上述の方法ステップを実行する過程で、ネットワークから情報を受け取り、または情報をネットワークに出力してもよい。さらに本発明の方法の実施形態は、CPU1322上だけで実行されてもよく、またはインターネットのようなネットワーク上で、処理の一部を担当する遠隔地にあるCPUと協働して実行されてもよい。
【0044】
さらに本発明の実施形態は、コンピュータによって実現できるさまざまな操作を実行するコンピュータコードを格納した、コンピュータによって読み出し可能な媒体を持つコンピュータ記憶製品に関する。媒体およびコンピュータコードは、本発明の目的のために特別に設計され構築されたものでもよく、またはコンピュータソフトウェア技術の当業者に既知の利用可能なものであってもよい。コンピュータ読み出し可能な媒体の例としては、これらに限定はされないが、ハードディスク、フレキシブルディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD−ROMおよびDVDおよびホログラフィックデバイスのような光媒体、フロプティカルディスクのような光磁気媒体、特定アプリケーション向け集積回路(ASIC)、プログラム可能な論理デバイス(PLD)、およびROMおよびRAMデバイスのように、プログラムコードを記憶し実行するために特別に構成されたハードウェアデバイスが挙げられる。コンピュータコードの例としては、コンパイラによって生成される機械語、およびインタープリタを用いてコンピュータによって実行可能なより高いレベルのコードを含むファイルが挙げられる。コンピュータで読み取り可能な媒体は、搬送波中で実現される、プロセッサによって実行される一連の命令を表すコンピュータデータ信号によって搬送されるコンピュータコードでありえる。
【0045】
他の例は、他の堆積装置を用いえる。
【0046】
堆積フェーズ605は、ターボポンプのVatバルブを1000に設定することによって確立された60mTorrの圧力において250sccm(標準立方センチメートル毎分)のArおよび50sccmのCH3Fの化学物質を用いたCH3F堆積でありえる。27MHzのRF源は、500ワットの電力を供給し、一方、2MHzのRF源は、100ワットの電力を供給する。チャンバ温度は、20℃に維持される。基板を冷却するためのヘリウム冷却圧力は15Torrである。このようなレシピは、ポリマー側壁レイヤの形成をおこなう。
【0047】
プロファイル整形フェーズ608の一例は、ターボポンプのVatバルブを1000に設定することによって確立された50mTorrの圧力において270sccmのAr、12sccmのC46、8sccmのO2、および100sccmのCOの化学物質を用いたC46/O2/CO堆積でありえる。27MHzのRF源は、1500ワットの電力を供給し、一方、2MHzのRF源は、480ワットの電力を供給する。チャンバ温度は、20℃に維持される。基板を冷却するためのヘリウム冷却圧力は15Torrである。
【0048】
図9Aは、堆積フェーズからの堆積レイヤ920の断面図である。堆積レイヤ920は、マスク912上に形成される。この例では、堆積フェーズは、輪郭924によって示される「ブレッド・ローフィング(bread-loafing)」堆積レイヤを形成する。このブレッド・ローフィング堆積レイヤは、フィーチャの頂部に近い所でのより厚い側壁堆積、およびフィーチャの底部に近い所でのより薄い(または存在しない)側壁堆積によって特徴付けられる。加えて、この例でのブレッド・ローフィングは、示されるようにフィーチャのいちばん底の表面上にレイヤを形成する。したがって、この堆積は、非相似形側壁堆積を与える。このような堆積は、望ましい実質的に垂直な側壁を提供しない。結果としてブレッド・ローフィングは頂部を切り取り、これはマスキングレイヤとして用いることはできないが、それはコンタクトが閉じられ、エッチングがなされえないからである。
【0049】
図9Bは、プロファイル整形フェーズだけが用いられる場合の堆積レイヤ930の断面図である。この例では、プロファイル整形フェーズは、輪郭934によって示されるように「ファセッティング(faceting)」堆積レイヤを形成する。このファセッティング堆積レイヤは、フィーチャの頂部に近い所でのより薄い(または存在しない)側壁堆積、およびフィーチャの底部に近い所でのより厚い側壁堆積によって特徴付けられる。「ファセッティング」堆積は、フィーチャのいちばん底の表面には堆積しない。したがって、この堆積も非相似形側壁堆積を与える。もし頂部付近の側壁が薄すぎると、フォトレジストマスクのファセッティングが起こりえる。このような堆積は、望ましい実質的に垂直な側壁を提供しない。フォトレジストマスクのコーナーのファセッティングは、より低いエッチング選択性および速いマスクエロージョンを起こしえる。マスクのファセッティングは、エッチングされたプロファイルのファセッティングにもつながる。ほとんど全ての場合において、いったんマスクにファセットが付けられると、最終エッチングプロファイルもファセットが付けられるが、これはマスクの垂直プロファイルが一般にエッチングされた材料にも移るからである。
【0050】
図9Cは、2秒の堆積および25秒のプロファイル整形の6サイクルによって形成された堆積レイヤ940の断面図である。見られるように、堆積レイヤは垂直側壁を有し、フィーチャの底部表面においては堆積が少ないか、全く堆積がない。複数のフェーズの6サイクルプロセスを提供するために、ガスレシピを素早く変えることができるガス変調装置が好ましい装置であろう。
【0051】
堆積フェーズ604およびプロファイル整形(profile shaping)フェーズ608の時間の比を制御できる能力は、他の制御変数を与える。適切な比は、図9Cに示される実質的に垂直で相似形な側壁を与える。このような堆積レイヤは、エッチング選択性を増すためにフォトレジストマスクを保護することもできる。堆積プロファイルを制御するのに用いられえる本発明によって提供される他の制御パラメータは、サイクルの回数、総堆積時間、堆積/整形フェーズ時間比、ガス化学物質の種類および比(CH3F/O2、C4F6/O2 、CH2F2、CHF3、CF4、H2、CH4、C2H4、SiH4などのような)である。好ましくは、堆積フェーズは、炭化水素およびフッ化炭素の化学物質を用いる。好ましくは、炭化水素は、CH4およびC2H4のうちの少なくとも1つである。フッ化炭素は、好ましくはCH3F、CH2F2、CHF3、C4F6、およびC4F8のうちの少なくとも1つである。堆積フェーズのあいだに好ましくは用いられえる他のガス混合物は、CF4およびH2である。好ましくは、プロファイル整形フェーズは、他の付加物を持つ、または持たないフッ化炭素の化学物質を用いる。好ましくは、フッ化炭素は、CH2F2、CHF3、およびCF4のうちの少なくとも1つである。好ましくは、他の付加物は、Ar、Xe、He、Ne、O2、N2、およびH2のうちの少なくとも1つである。
【0052】
複数フェーズの堆積は、プロファイル整形ステップが不要な堆積を除去することを可能にする。加えて、単一の長い堆積はブリスタリング(blistering)を起こしえる。好ましくは、プロファイル整形ステップもポリマーにイオンをあてることによってポリマーを高密度化する。堆積レイヤを形成するのに複数のサイクルを用いることは、より細かいCD制御も提供する。加えて、複数サイクル複数フェーズの堆積は、プロファイル制御を提供する。ブレッドローフィングの低減は、シェーディング(shading)を低減し、これはエッチングプロファイルを改善する。加えて、複数サイクル、複数フェーズの堆積は、ラインウィグリング(line wiggling)を低減する。これは堆積レイヤのストレスによって引き起こされ、フォトレジストラインを蛇行させる。加えて、プロファイル整形ステップは、マスクフィーチャの底部上の堆積を阻止または低減することで、堆積からの残渣を防ぐ。この残渣は、マスクフィーチャの底部にある堆積レイヤから再スパッタリングされた材料から生じる。
【0053】
好ましくは、堆積レイヤを形成するのには、少なくとも2つのサイクルが用いられる。より好ましくは、堆積レイヤを形成するのには、少なくとも6つのサイクルが用いられる。サイクルの回数は、CD低減の量に依存し、2または6に限定されない。
【0054】
フォトレジストを変えることなく、より小さい微小寸法を持つフィーチャを形成する能力は、新しいリソグラフィ機器を購入することなく、より小さいフィーチャを可能にする。もしより新しい世代のフォトレジストが用いられるなら、本発明は、フォトレジストのより新しい世代について小さいCDを提供し、これはより新しいリソグラフィおよびフォトレジストシステムの拡張を可能にする。
【0055】
他の実施形態において、3以上の異なるガス化学物質が用いられて、側壁レイヤを形成するのに、3以上の異なる堆積またはエッチングフェーズを提供しえる。
【0056】
導電性レイヤエッチングの例
例示的レシピ、および側壁レイヤおよび導電性レイヤに堆積およびエッチングの両方を行うのに用いられえる装置が図10に示される。図10は、堆積レイヤに堆積および整形の両方を行うのに用いられるそのような装置1000の概略図である。プラズマプロセスチャンバ1000は、誘導性アンテナ(またはコイル)1002、ガス分配板(GDP)1004、基板支持1008、ガス源1010、および排気ポンプ1020を備える。ガス源1010は、ガス分配板1004と流体連通し、堆積ガス源1012およびエッチングガス源1016を備える。ガス源1010は、第2エッチングまたは堆積ガス源のような追加のガス源を備えうる。プラズマプロセスチャンバ1000内において、基板404は、基板支持1008の上に配置される。基板支持1008は、基板404を支持するための適切な基板チャッキング機構(例えば静電的、機械的クランピングなど)を有する。リアクタトップ1028は、石英誘電体窓1076を有し、これはアンテナ1002からチャンバ内へのエネルギーの伝達を可能にする。誘電体窓1076、基板支持1008、および陽極処理アルミニウムチャンバ壁1052は、閉じ込めプラズマ容積を規定する。ガスは、ガス源1010によって閉じ込めプラズマ容積に供給され、排気ポートを通して排気ポンプ1020によって閉じ込めプラズマ容積から排気される。第1RF源1044は、アンテナに電気的に接続される。第2RF源1048は、基板支持1008に電気的に接続される。この例では、第1RF源1044は、13.56MHzの周波数の信号を提供し、第2RF源1048は、13.56MHzの周波数の信号を提供する。
【0057】
他の実施形態は、マスクとしてハードマスクを用いえる。そのような実施形態においては、フォトレジストマスクは、ハードマスクを開けるために用いられえる。側壁レイヤは、スペーシングを低減するためにハードマスク上に配置されえる。代替として、側壁レイヤは、ハードマスクをエッチングする前にフォトレジスト上に配置されえる。
【0058】
本発明は、現在のデバイスより数世代先のデバイスに関する研究を可能にする。リソグラフィシステムは、そのようなデバイスを作るのには利用可能ではないかもしれない。本発明は、現在のリソグラフィシステムが、現在のリソグラフィデバイスより数世代小さいデバイスを提供することを可能にすることによって、現在のリソグラフィデバイスが届かないと考えられていた微小寸法を持つデバイスの製造を可能にする。
【0059】
マスク中のスペースは、エッチングレイヤ中にホールまたはトレンチをエッチングするのに用いられえる。
【0060】
本発明は、ExelenおよびTCPタイプのエッチャー、ハイブリッドPVD、CVD、MW、RIE、MORIE、TCP、ICPなど多くの異なる種類のプラズマプロセスツールで用いられえる。
【0061】
本発明は、いくつかの好ましい実施形態について説明されてきたが、本発明の範囲に含まれる変更、組み合わせ、およびさまざまな代替の等価物が存在する。また本発明の方法および装置を実現する多くの代替手段が存在ことにも注意されたい。したがって添付の特許請求の範囲は、全てのそのような変更、組み合わせ、改変、およびさまざまな代替等価物を本発明の真の精神および範囲に含まれるものとして解釈されるべきであることが意図されている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エッチングレイヤ中にフィーチャを形成する方法であって、
前記エッチングレイヤ上に第1マスクを形成することであって、前記第1マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する、第1マスクを形成すること、
前記第1マスク上に側壁レイヤを形成することであって、前記側壁レイヤは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する、側壁レイヤを形成すること、
前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャをエッチングすることであって、前記フィーチャは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅よりも小さい幅を有する、エッチングすること、
前記マスクおよび側壁レイヤを除去すること、および
追加フィーチャステップを実行することであって、
前記エッチングレイヤ上に追加マスクを形成することであって、前記追加マスクは幅を持つ複数のスペースを規定する、追加マスクを形成すること、
前記追加マスク上に側壁レイヤを形成することであって、前記側壁レイヤは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する、側壁レイヤを形成すること、
前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャをエッチングすることであって、前記フィーチャは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅よりも小さい幅を有する、エッチングすること、および
前記マスクおよび側壁レイヤを除去すること
を含む追加フィーチャステップを実行すること
を含む方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法であって、前記追加フィーチャステップを少なくとも1回反復することをさらに含む方法。
【請求項3】
請求項1〜2のいずれかに記載の方法であって、前記第1マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも1サイクルであり、
第1ガス化学物質で堆積プラズマを形成することによって前記第1マスクの前記側壁上に堆積を形成する堆積フェーズ、および
第2ガス化学物質で前記第1マスクの前記側壁上の前記堆積の前記プロファイルを整形するプロファイル整形フェーズであって、前記第1ガス化学物質は、前記第2ガス化学物質と異なる、プロファイル整形フェーズ
を含み、
前記追加マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも1サイクルであり、
第3ガス化学物質で堆積プラズマを形成することによって前記追加マスクの前記側壁上に堆積を形成する堆積フェーズ、および
第4ガス化学物質で前記追加マスクの前記側壁上の前記堆積の前記プロファイルを整形するプロファイル整形フェーズであって、前記第3ガス化学物質は、前記第4ガス化学物質と異なる、プロファイル整形フェーズ
を含む方法。
【請求項4】
請求項3に記載の方法であって、前記第1マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも2サイクル行われ、前記追加マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも2サイクル行われる方法。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれかに記載の方法であって、前記側壁レイヤを形成することは、実質的に垂直な側壁を形成する方法。
【請求項6】
請求項1〜5のいずれかに記載の方法であって、前記エッチングレイヤをプラズマプロセスチャンバ内に置くことをさらに含み、前記側壁レイヤを形成することおよびエッチングすることは、前記プラズマプロセスチャンバ内でなされる方法。
【請求項7】
請求項1〜5のいずれかに記載の方法であって、前記第1マスクおよび追加マスクは、フォトレジストマスクであり、前記側壁レイヤはポリマー材料から形成される方法。
【請求項8】
請求項7に記載の方法であって、前記フォトレジストマスクおよび側壁レイヤを単一の剥離ステップで剥離することをさらに含む方法。
【請求項9】
請求項8に記載の方法であって、前記フォトレジストマスクおよび側壁レイヤを前記剥離することは、前記フォトレジストマスクおよび側壁レイヤをアッシングすることを含む方法。
【請求項10】
請求項9に記載の方法であって、前記フォトレジストマスクおよび側壁レイヤを前記アッシングすることは、前記側壁レイヤを形成およびエッチングするのと同じプラズマプロセスチャンバ中で行われる方法。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれかに記載の方法であって、前記側壁レイヤを形成することは、側壁厚さおよびフォトレジストフィーチャ底部厚さを有する側壁レイヤを形成し、前記側壁厚さは、フォトレジストフィーチャ底部厚さより大きい方法。
【請求項12】
請求項3〜11のいずれかに記載の方法であって、前記堆積フェーズは、ブレッドローフィング堆積である方法。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれかに記載の方法であって、前記フィーチャの前記幅は、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅より少なくとも50%小さい方法。
【請求項14】
請求項1〜13のいずれかに記載の方法であって、前記第1マスク中の前記スペースは、ピッチ長を有し、前記エッチングレイヤ中に形成された前記フィーチャは、前記第1マスクによって規定された前記スペースの前記ピッチ長より50%小さいピッチ長を有する方法。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれかに記載の方法によって形成された半導体デバイス。
【請求項16】
エッチングレイヤ中にフィーチャを形成する方法であって、
前記エッチングレイヤ上に第1マスクを形成することであって、前記第1マスクは幅を持つ複数のスペースを規定し、前記複数のスペースは微小寸法およびピッチを有する、第1マスクを形成すること、
前記第1マスク上に側壁レイヤを形成することであって、前記側壁レイヤは、前記第1マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する、側壁レイヤを形成すること、
前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤにフィーチャをエッチングすることであって、前記フィーチャは、幅および微小寸法を有し、前記フィーチャの幅は、前記第1マスク中の前記スペースの前記幅より少なくとも50%小さく、前記フィーチャの微小寸法は、前記第1マスク中の前記スペースの前記微小寸法より少なくとも50%小さい、エッチングすること、
前記マスクおよび側壁レイヤを除去すること、および
追加フィーチャステップを実行することであって、
前記エッチングレイヤ上に追加マスクを形成することであって、前記追加マスクは幅を持つ複数のスペースを規定し、前記複数のスペースは微小寸法およびピッチを有する、追加マスクを形成すること、
前記追加マスク上に側壁レイヤを形成することであって、前記側壁レイヤは、前記追加マスクによって規定される前記スペースの前記幅を低減する、側壁レイヤを形成すること、
前記側壁レイヤを通して前記エッチングレイヤに追加フィーチャをエッチングすることであって、前記追加フィーチャは、幅および微小寸法を有し、前記追加フィーチャの前記幅は、前記追加マスク中の前記スペースの前記幅より少なくとも50%小さく、前記追加フィーチャの前記微小寸法は、前記追加マスク中の前記スペースの前記微小寸法より少なくとも50%小さく、前記フィーチャおよび追加フィーチャは、前記第1マスク中の前記スペースの前記ピッチおよび前記追加マスク中の前記スペースの前記ピッチより少なくとも50%小さいピッチを有する、エッチングすること、および
前記マスクおよび側壁レイヤを除去すること
を含む追加フィーチャステップを実行すること
を含む方法。
【請求項17】
請求項16に記載の方法であって、前記第1マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも2サイクルを含み、それぞれのサイクルは、
第1ガス化学物質で堆積プラズマを形成することによって前記第1マスクの前記側壁上に堆積を形成する堆積フェーズ、および
第2ガス化学物質で前記第1マスクの前記側壁上の前記堆積の前記プロファイルを整形するプロファイル整形フェーズであって、前記第1ガス化学物質は、前記第2ガス化学物質と異なる、プロファイル整形フェーズ
を含み、
前記追加マスク上に前記側壁レイヤを形成することは、少なくとも2サイクルを含み、それぞれのサイクルは、
第3ガス化学物質で堆積プラズマを形成することによって前記追加マスクの前記側壁上に堆積を形成する堆積フェーズ、および
第4ガス化学物質で前記追加マスクの前記側壁上の前記堆積の前記プロファイルを整形するプロファイル整形フェーズであって、前記第3ガス化学物質は、前記第4ガス化学物質と異なる、プロファイル整形フェーズ
を含む方法。
【請求項18】
請求項16〜17のいずれかに記載の方法であって、前記エッチングレイヤをプラズマプロセスチャンバ内に置くことをさらに含み、前記側壁レイヤを形成すること、前記マスクおよび側壁レイヤをエッチングおよび除去することは、前記プラズマプロセスチャンバ内でなされる方法。
【請求項19】
請求項16〜18のいずれかに記載の方法であって、前記第1マスクは、フォトレジストマスクであって、前記側壁レイヤはポリマー材料である方法。
【請求項20】
請求項19に記載の方法であって、ハードマスクが前記フォトレジストマスクおよび前記エッチングされるべきレイヤの間に置かれる方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図4C】
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【図4D】
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【図4E】
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【図4F】
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【図4G】
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【図4H】
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【図5A】
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【図5B】
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【図5C】
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【図5D】
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【図5E】
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【図5F】
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【図6】
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【図7】
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【図8A】
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【図8B】
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【図9A】
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【図9B】
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【図9C】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−124535(P2012−124535A)
【公開日】平成24年6月28日(2012.6.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−63753(P2012−63753)
【出願日】平成24年3月21日(2012.3.21)
【分割の表示】特願2007−554124(P2007−554124)の分割
【原出願日】平成18年1月20日(2006.1.20)
【出願人】(592010081)ラム リサーチ コーポレーション (467)
【氏名又は名称原語表記】LAM RESEARCH CORPORATION
【Fターム(参考)】