説明

調整可能なバルブ

バルブハウジングと、ねじ込み結合を介して該バルブハウジング内に回転可能に受けられる回転ノブを有するスピンドルと、を具備し、螺旋ばねにより該バルブハウジングのバルブシートに対し偏倚されるバルブを更に具備しており、該螺旋ばねは、該ばね長さが該ノブの回転により該バルブ上への閉じ力を制御するためにセットされるように、該ノブのアクスルに結合された調整可能なバルブ。該ねじ込み結合は可変ピッチを備える。該螺旋ばねは非線形ばね特性を有する、一方連続ねじ山のピッチの変化は、該閉じ力が該回転ノブの回転に対し線形的に変化するよう、該ばね特性と同調させられている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は請求項1の導入部分に依る調整可能なバルブに関する。
【0002】
本発明は又ガス圧力を制御するバルブ装置に関する。
【0003】
本発明は更にバルブ装置内のガス圧力を制御する方法に関する。
【背景技術】
【0004】
この様なバルブは、圧力、特に呼吸装置の助けを借りて人又は動物へガスが投与される圧力、を制御するため用いられてもよい。
【0005】
この様なバルブは実用上公知である。特許文献1はガスを投与する調整可能な装置を説明しており、そこではピーク吸息圧力(PIP)及び正の終了呼息圧力(PEEP)と呼吸休止時プラトー圧力との両者がこの様な調整可能なバルブで設定され得る。その目的で、回転ノブは、バルブハウジング内の対応する連続ねじ山と協力する線形の左又は右連続ねじ山を備えるアクスルを操作する、一方該回転ノブと該バルブの間に螺旋ばねが配置され、該螺旋ばねは該回転ノブをそれぞれ右又は左へ回すことによりそれぞれ引っ張られ又は弛められる。この様なバルブは又気道圧力制限(APL)バルブとも呼ばれる。
【0006】
この様な構造の利点は望ましい圧力値が無限に調整可能なことである。それの欠点は圧力を最小及び最大の間に設定することが該回転ノブの数回の回転を要することである。更に不利な欠点は該回転ノブの変位がばね引っ張り力の変化に直接比例しないことである。結果として、どんな圧力が設定されたかを一瞥して決定出来る便利な尺度を提供することが実際は不可能である。又これはガスの投与時に簡単な仕方で設定圧力が変えられることを難しくする。
【0007】
この様な調整可能なバルブの使用では、バルブハウジング及び呼吸装置の出口の中に無用な容積があり、該容積は患者が吐息する前に患者により押し出される必要がある。この無用な容積は、圧力−容積関係により提供される最小の力が非常に速く消耗される、新生児の様な、小肺容積を有する患者用には特に問題を構成する。
【0008】
現在の調整可能なバルブの欠点は更に空気漏洩が起こることである。結果として、例えばPEEPバルブの場合、呼気作用後の残留圧力はゆっくり減少する。これを避けるために、該バルブは通常接着性を有する設計とされるが、この仕方では患者に追加のしきいが形成される。
【0009】
現在のバルブシステムのもう1つの欠点は、バルブハウジングを通るガス流れがバルブの閉じ圧力に影響することである。結果として、例えばAPLバルブの場合、開き圧力はノブを廻すことにより予め設定した値から20%まで外れ、指示された尺度値を信頼されなくする。この様な圧力の揺れは患者の安全を危うくする。
【特許文献1】国際公開第WO 01/66175号パンフレット
【発明の概要】
【0010】
本発明の目的は、その利点を保存しながら、既述の欠点の少なくとも1つを防止する調整可能なバルブを提供することである。
【0011】
その目的に向けて、本発明は請求項1に依るバルブを提供する。
【0012】
可変ピッチ、すなわち非線形変位を提供することにより、ばね特性は連続ねじ山の形状を介して補償されるので、回転ノブの回転とバルブ上への閉じ力の変化の間の関係が、設計でもっと自由に選択出来る。該ばね特性は1つの螺旋ばねに関係するが、又該バルブ上の閉じ力用の螺旋ばねが、例えば該バルブを制動する螺旋ばねと協力する、螺旋ばね組立体の最終結果と成ってもよい。
【0013】
該螺旋ばねは例えば非線形ばね特性を有してもよい。ねじ山のピッチの変化を該非線形ばね特性と同調させることにより、該閉止力が回転ノブの変位に線形に変化することが達成され得る。好ましくは、連続ねじ山は機能的には1未満の回りを有するので、実際には、回転ノブの1未満のターンで、例えば270°の回りで、バルブの閉じ圧力は調整範囲に亘り線形に設定され得る。
【0014】
この様な調整可能なバルブは種々の仕方で設計され得て、簡単な仕方で、ガス投与用の現在の装置と、通気バルーン(酸素吸入器)の両方に適合されることを可能にする。好ましくは、該バルブは、該バルブの開き位置で、空気が自由にそして制限無しに、開いたバルブを流れ通り得るよう寸法取りされるのがよい。本発明のバルブは、ピーク吸息圧力(PIP)と呼息後残留圧力(PEEP)の両者を制御するよう使われてもよい。本発明に従って最大圧力を制御することは、呼吸装置のみに於けるよりもっと広く応用可能であり、又ガスパイプ、呑み口設備等で最大圧力を制御するために使われてもよい。
【0015】
有利な実施例では、該調整可能なバルブは逆止めバルブ、フロースルーバルブ、背圧バルブ又はこれらのバルブの組み合わせと一体化される。該調整可能なバルブは更に通気バルーン(酸素吸入器)の入り口ポート内に一体化されてもよい。
【0016】
本発明のもう1つの目的は、比較的広いガス流れ範囲に亘り、比較的安定した閉じ圧力を有するバルブ装置を提供することである。
【0017】
本目的及び/又は他の目的は請求項16のバルブ装置により達成される。
【0018】
少なくとも閉じ位置で、バルブシートの外側を越えて延びるフラップをバルブに提供することにより、特に比較的低いガス流量で、バルブのリフトが増加し、比較的大きなガス流れ範囲に亘り、比較的安定したバルブの閉じ圧力に帰着する。
【0019】
上に述べた目的及び/又は他の目的は請求項29に従ってガス圧力を制御する方法により達成される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本発明は更に図面に表された例示的実施例に基づいて解明される。図面では下記の様である:
【図1】本発明の調整可能な最大圧力を有する双方向バルブの断面図の略図を示す。
【図2】図1の調整可能な双方向バルブの組立分解図を示す。
【図3a】バルブのロック機構の詳細部を伴うスピンドルの略図を示す。
【図3b】図3aのロック機構の対応する詳細部を有するガイドの略図を示す。
【図4】調整可能でない双方向バルブの略図を示す。
【図5】本発明の調整可能なPEEPバルブの断面図の略図を示す。
【図6】酸素吸入器のヘッド内に一体化された本発明のPEEPバルブの断面図の略図を示す。
【図7】吸息時の図6のPEEPバルブの断面図の略図を示す。
【図8】呼息時の図6のPEEPバルブの断面図の略図を示す。
【図9】PEEPバルブの第2実施例の断面図の略図を示す。
【図10】PEEPバルブの断面図の略図を示す。
【図11】図10の断面図の詳細を示す。
【図12】開いた状態のバルブの断面図の略図を示す。
【図13】患者の吐き出し時の流量に対しプロットされたバルブ上の圧力のグラフ線図の略図を示す。
【実施例1】
【0021】
図面は本発明の単なる好ましい実施例の限定しない略図表現である。
【0022】
図1は調整可能な最大圧力を有する調整可能な双方向バルブ1を示しており、該バルブ1はバルブハウジング10と、ねじ込み結合部3A、4Aにより該バルブハウジング10内に回転可能に受けられた回転ノブ5を備えたスピンドル3と、を有する。ここで該スピンドル3は続いたねじ山3Aを有する連続ねじ山を備えるよう、そしてスラストナット4は該連続ねじ山3Aと協力する中断されたねじ山4Aを有する連続ねじ山を備えるよう、設計される。
【0023】
ここで該中断されたねじ山4Aは多数のサポートを有する。該サポートはスピンドル3の連続ねじ山3Aとの協力用の契合点として機能する。オプションでは、該中断されたねじ山は脚部又は舌部をも有してもよい。この例示用実施例の契合点4Aは一緒に協力する連続ねじ山3Aの溝内で受けられるガイド部分を形成する。
【0024】
この例示用実施例の連続ねじ山3Aは、ねじ山に沿って変化するピッチを有し、機能として1未満回りを有する。該連続ねじ山3Aは多条ねじ山を備えてもよい。
【0025】
該スピンドル3はガイド2内で回転されるので、スラストナット4はねじ込み結合を介して動かされるが、該結合はスピンドル3Aの相互に契合する連続ねじ山と、スラストナット4Aの契合点と、を含む。結果として、螺旋ばね6はバルブシート10A上に静止するバルブ7に対しクランプされる。バルブ7には、逆止めバルブ9が配置される。螺旋ばね6はここでは非線形ばね特性を有し、回転ノブ5のアクスルに結合される。該回転ノブ5のアクスルはここでスピンドル3と一致する。
【0026】
直線状に変位出来て、回転を拘束されるように線形ガイド2Aを介してガイド2に結合されたスラストナット4上に契合点4Aが配置される。その目的で、該スラストナット4は線形ガイド2Bと協力するガイド用凹部4Bを備える。該線形ガイド2Bを介して、ノブ5の回転動作は、螺旋ばね6を圧縮、弛緩させるための直線動作に変換される。
【0027】
既述の部品は例えばプラスチック材料で製造されてもよい。例えば螺旋ばね用に金属が選ばれた時、磁気的影響を避けるため例えばリン青銅が使われてもよい。この仕方で、MRIの中及び上では頂部ピースが使われてもよい。
【0028】
逆止めバルブ9は、例えば接触面に於ける汚染、消毒及び/又は湿気の乾燥で生じる接着を避けるために、バルブ7上に静止するその外側縁のみを有するのが好ましい。接着を避けるために、該バルブは更にセラミックコーティングされるよう、又は固体セラミック材料で、設計されてもよい。面の境界をセットバックさせることにより、自吸バルブの接触面が減じられる。これはバルーン内の減圧した圧力とは別の開き力が働くのを防止する。
【0029】
開いた時に過大に圧縮された空気が低抵抗で該バルーンから通って逃げられる比較的大きな通路が創られように、バルブ7は比較的大直径で設計されるのが好ましい。更に、バルブ7の比較的大きい面は患者により成就される吸息圧力の精密制御を提供する。
【0030】
図2は該調整可能なバルブ1の組立分解図を示し、スピンドルの連続ねじ山3A、契合点4A、スラストナット4のガイド用凹部4Bそしてガイド2の線形ガイド2Bを可視化する。
【0031】
該連続ねじ山は4条ねじ山としてセットアップされ、該4条ねじ山の1つは他の3つのねじ山より幅広設計になっている。この仕方で、バルブハウジング10内でノブ5を1つの仕方で受けるために、スピンドル3がスラストナット4内で1つの仕方でのみ受けられよう、キーを提供することが出来る。
【0032】
例えば、相互に異なるピッチ及び/又は相互に異なる厚さを用いる、各々が異なる設計の4つのねじ山を作ることにより、4つのキーが形成され得る。各キーは異なる尺度に対応する。各キーは、1つの仕方でのみスラストナット内に受けられ得る異なるスピンドルと協力する。かくして、この例では1つのスラストナットを用いて、対応する尺度を有する4つの異なるスピンドルがバルブ1に装備され得て、各々が回転動作対直線動作の固定比を有する4つの調整可能な範囲を規定する。調整範囲間の差は、引っ張りばねのばね力とスピンドル3のピッチにより決定される。この仕方で、使われる尺度を有するスピンドルに依って、1つの設計のバルブが異なる応用に使われ得る。
【0033】
その目的で、スラストナット4には、契合点4Aの番号が提供され、その番号の連続ねじ山3Aのねじ山と、それらのねじ山の各々の寸法と、に対応する。ガイド2内に配置された線形ガイド2Bと協力する凹部4Bを介して、スラストナット4のガイド作用が提供される。時計回り回転変位がばね力の線形増加に対応し、反時計回り回転がばね力の線形減少に対応するよう、ねじ込み結合のピッチは好ましくは、ばね特性に対し相補的にされるのがよい。その時該契合点4Aは、スラストナット4のねじ山が現実に提供される位置を形成する。スラストナット4内に提供されるこの中断ねじ山4Aはスピンドル3の非線形連続ねじ山3Aが該ナット内で動かなくなることを防止する。ねじ込み結合3A、4Aのピッチの変化は、バルブ7上の閉じ力が、調整範囲の少なくとも1部に亘り、回転ノブ5の回転に線形に変化するよう、ばね特性に同調させられる。有利な実施例では、回転ノブ5の調整範囲は360°より小さく、略270°であるのが好ましい。スピンドル3の連続ねじ山3Aは、回転ノブの完全な調整を有する全調整範囲に亘り、バルブ7上の閉じ圧力設定用に1未満の回りを有する。連続ねじ山3Aの1回りに亘るピッチを例えば、約15mmにすることにより、270°のアクスルの回転によるスラストナット4の変位は略11.25mmに等しい。バルブハウジング10の高さはスラストナット4がこの距離に亘り変位することを可能にするよう寸法取りされねばならない。
【0034】
キーで実現される位置のコーディングが回転ノブ5への尺度分割の提供を可能にする。ガイド2上に、バルブ上への閉じ力に直接比例する尺度が提供され、ノブ5上にポインターを有する。又、ノブ5のスピンドル3上に尺度分割が提供され、ガイド2上にポインターを有してもよい。好ましくは、該尺度は校正済み尺度であるのがよい。該尺度は頂部又は側面に位置付けられてもよい。
【0035】
スラストナット4及びスピンドル3上の該ねじ込み結合は、右への回転でばね負荷の増加が実現されるよう、連続左ねじ山を備えるのが好ましい。
【0036】
装着用ガイドを用いて、自然発生の回転による設定圧力値の紛失が防止され得る。これは又、自然発生の回転を防止するOリングの配置を通しても実行可能である。図2は自然発生の回転に対する防護配備の実用的実施例を示すが、該配備ではガイド2が、間に規則的に隔てられたカム2Dが提供される凹部2Cを備える。凹部2Cとカム2Dは或る予め規定された圧力値でノブ5をロックするロック機構を提供する。
【0037】
該凹部2Cは、例えば、初期位置の20ヘクトパスカル、中間位置の35及び45ヘクトパスカル、そして終了位置の60ヘクトパスカルの様な、該バルブのロックされた好ましい設定に対応する。該凹部間の間隔はカム2Dで実質的に等しい段階、例えば1ヘクトパスカルに分割される。該スピンドル3はその内側にカム(図では見えない)を備え、該カムは凹部2C内に填り、かくして該バルブの好ましい設定がロックされることを可能にする。例えば、レバー3Bを用いて、このロックは除かれ得て、その後該スピンドル3は次の好ましい設定へ回転されてもよい。該ロックは、該ロック位置を通るようスピンドルを回す時は、より大きな力の印加により手動で除かれてもよい。回転時、スピンドル3のカムはカム2Dと接触するので、何等かの望ましい、又は自然発生の、回転の可聴指示として機能するラチェット効果が起こる。バルブ7は、例えば図2に示す様に、円形バルブハウジング10と協力する正方形テーブルとして設計されてもよい。結果として、バルブ7がバルブシート10Aからリフトされた時、4つのアーチ型スリットが形成され、調整バルブ1の配向に無関係に制約無く空気が解放されることを可能にする。
【0038】
該バルブハウジングの設置はバルーン上のクランプ用デバイスによりもたらされてもよい。その目的で、図2では連続ねじ山11Aを有するクランプ用リング11が視認可能であり、該連続ねじ山11Aはクランプ用リングとガイドの間に該バルーンの出口をクランプするためにガイド2の連続ねじ山2Aと協力する。
【0039】
調整可能なバルブ1は更に、図3a及び図3bで示す様に、手動式優先機能を有するロック機構を備える。例えば、該ロック機構は線形ガイド2Bのアーム2Eと協力するノッチ3Eを有してもよい。例えば時計回りの方向でのスピンドル3の回転時、アーム2Eはスピンドル3のベース3D上を移動する。ばね6のばね力に対しスピンドル3を押し、該スピンドル3を時計回り方向に回すことにより、アーム2Eはスピンドル3のノッチ3E内にロックする。該ガイド2と該スピンドル3は次いで回転可能に結合され、バルブ1の調整機能を排除する。バルブ7は次いでバルブシート10Aに対し閉じ位置でロックされ、該ロックは尺度上のロックサインにより示される。該アーム2Eは、スピンドル3を反対方向、例えば反時計回り方向にツイストすることによりノッチ3Eから解除されてもよい。該ロック機構は、熟練ユーザーがバルブシート10A上の閉じ位置でのバルブ7の設定をロックすることを可能にする。バルブ7がこの仕方でロックされると、例えば熟練ユーザーによりバルーン上に印加された力が、ばね6のばね力に無関係に、吸息圧力を決定する。
【0040】
回転の確実な拘束を備えた左ねじのスラストナット、幾つかの点でサポートを提供する粗いピッチのコード化された多条ねじ山、そしてスピンドル上のポインター又は尺度のロ
ック位置、の組み合わせは種々のバルブ機能に配置され得る多機能の校正された設定を可能にする。基本的に、この構造は気道圧力限界バルブ、又はPEEPバルブの様な、何等かの調整可能なバルブに提供され得る。
【0041】
バルブ1は又固定値を有する非調整バルブとして設計されてもよい。図4はバルブハウジング及びノブを有する非調整バルブを示すが、該バルブは更に螺旋ばねによりバルブハウジングのバルブシートに対し偏倚されたバルブを有し、該螺旋ばねは肩部を介して該ノブのアクスルに結合されており、該バルブ上への閉じ力は該肩部の高さに左右される。この様な非調整又は固定値バルブでは、例えば連続ねじ山と、それと協力するスラストナットは無い。ガイド2とスピンドル3は1つの部品18を形成するため組み合わされてもよく、尺度分割は省略される。ノブ18上では、例えば圧力値のみが提供される。固定値バルブのばね6はノブ18の肩部19上に静止する。該肩部19の高さHにより、ばね6は多く又は少なく圧縮されてもよい。肩部19の高さは特定の圧力値に対応する。例えば、肩部19の高さH0は20ヘクトパスカルの圧力値に対応し、肩部19の高さH1は35ヘクトパスカルの圧力値に対応し、肩部19の高さH2は45ヘクトパスカルの圧力値に対応する。該圧力値はノブ18上に提供されるが、それは、例えば、該ノブ18を特定のカラーでデザインする、及び/又は、該ノブ18上に圧力値を示す、ことによる。かくして、バルブ1は使われるノブ18に依り種々の固定圧力値を有する。これは例えば、経験の少ないユーザーが該バルブを使おうとする緊急状況用に好都合である。その圧力値が該肩部の高さに依る固定値バルブを提供することにより、比較的簡単で信頼性のある非調整式バルブが提供され得る。
【0042】
図5はバルブハウジング10、ガイド2、スピンドル3及びスラストナット4を有する調整可能なPEEPバルブ1を示す。連続ねじ山3Aは該ねじ山に沿い変化するピッチを有し、1未満の回りを有する。ここで該連続ねじ山は多条ねじ山を有する。
【0043】
図1を参照して前に説明したと同じ仕方で、スピンドル3はガイド2内で回転されるので、スラストナット4が動かされる。結果として、螺旋ばね6は、バルブシート10A上に静止するバルブ7に対しクランプされる。可能な最小の接触面によりバルブシート上に静止する図1の逆止めバルブと対照的に、この場合のバルブ7は、比較的大きい接触面がバルブシート10Aで得られるよう設計されるので、閉止条件の該バルブは流出開口部10Bを実質的に密封式にシールし、それにより形成圧力は実質的に一定に留まる。かくして成就されることは、患者の肺内に比較的一定の残留圧力(PEEP)が広まり、それは肺胞虚脱を防止する。更に、バルブ7は、バルブ7の横方向動作を防止するためにガイド10Cと協力するガイドロッド7Aを備える。
【0044】
述べられた部品は、例えばプラスチック材料で製造されてもよい。例えば、螺旋ばね用に金属が選ばれる時は、磁気的影響を避けるために例えばリン青銅が使われてもよい。この仕方で、該頂部ピースがエムアールアイの中及び上で使われてもよい。
【0045】
図6は該バルブが通気用バルーン(酸素吸入器)のヘッド内に一体化され、バルブハウジング10、動作制限ボデイ12、スピンドル3そしてスラストナット4を有する、静止した調整可能なPEEPバルブ1を示す。連続ねじ山3Aは該ねじ山に沿って変わるピッチを有し、機能的には1未満の回りを有する。ここで該連続ねじ山は多条ねじ山を備える。
【0046】
図1を参照して前に説明したと同じ仕方で、スピンドル3が回転されるのでスラストナット4が移動する。結果として、螺旋ばね6は接触シート6Aにより自由に移動可能なバルブ7をバルブシート8Aに対しクランプするので、患者接続部8と出口開口部8Cの間のチャンネルは閉鎖される。
【0047】
図7はバルーンを絞ることによりバルブハウジング10内の圧力は上がり、バルブ7のくちばし7Bが開くので、空気は該バルーンから患者へ流れる。フラップバルブ8Dは自然発生的呼吸時の吐き出し空気の再使用を妨げる。該バルーンが最早絞られなくなるや否や、該くちばし7Bは閉じ、呼息が始まる。
【0048】
図8で示される様に、呼息時、バルブ7は動作制限ボデイ12に対しクランプされるが、それは患者の肺内の圧力が螺旋ばね6によりバルブ7に印加される力より高いからである。結果として、患者接続部8と出口開口部8Cとフラップバルブ8Dの間のチャンネルが開かれ、空気が患者から周囲へ流れる。患者の肺内の圧力が周囲圧力に等しくなるや否や、バルブ7は再びバルブシート8Aに対しクランプされ、患者接続部8と出口開口部8Cとフラップバルブ8Dの間のチャンネルは閉じられる。その後呼吸小休止が続き、その後上記説明のサイクルが繰り返される。
【0049】
PEEPバルブ1の通気バルーンのヘッド内への一体化により、出口チャンネルの容積は可成り減じられる。この利点は、新生児に於ける様に、通気が非常に小容積のストロークで行われる時、特に活かされる。該容積は、バルブハウジング10内に閉じた中空空間を形成する動作制限ボデイ12を提供することにより更に減じられ得る。
【0050】
該PEEPバルブ1は又、固定値を有する調整可能でないPEEPバルブとして設計されてもよい。この目的で、この様なバルブでは、例えば、該連続ねじ山とそれに協力するスラストナットは無い。該動作制限ボデイ12とスピンドル3は1つの部品を形成するよう組み合わされ、尺度分割は省略される。この様な組み合わせスピンドルでは、例えばPEEP値のみが提供される。固定値PEEPバルブ内のばねは、例えば、スピンドルの肩部上又はばねシート上に静止する。該肩部の高さに依り、ばねはより多く又はより少なく圧縮される。該肩部の高さは、例えば特定の圧力値に対応する。該圧力値は、例えば、該スピンドルを特定のカラーで設計することにより及び/又は該スピンドル上にPEEP値を示すことにより、該スピンドル上に提供されてもよい。かくして、PEEPバルブは使われるスピンドルにより種々の固定PEEP値を有する。これは例えば、経験が少ないユーザーが該PEEPバルブを使おうとする緊急状況用に好都合である。調整可能でないバルブに関する本発明は、調整可能でない双方向バルブ及び調整可能でないPEEPバルブの例示的実施例に限定されない。多くの変更品が可能である。
【0051】
図9では、調整可能なPEEPバルブ1の第2の例示的実施例が示される。この例示的実施例の動作制限ボデイ12は、出口チャンネルの容積を更に減じるために凹部を備えている。
【0052】
更に、この例示的実施例では、圧力を測定するために測定チューブ13が提供される。この仕方で、例えば、設定された圧力が現実に達成されるかが検証されてもよい。測定チューブ13はバルブ7を通るよう延びるが、該バルブ7はここでは該測定チューブ13により中部近くで支持されるリング型バルブとして設計されている。測定チューブ13は又CO含有量を測定するために使用されてもよい。
【0053】
実際には、例えば、種々の調整範囲を有する種々の種類のバルブが提供される。かくして、APLバルブは例えばそれぞれ約20−60ヘクトパスカル及び40−120ヘクトパスカルの間で調整可能である。PEEPバルブは例えば約0−20ヘクトパスカルの間で調整可能である。有利なことに、種々の種類のバルブの部品は、不適当な組立を排除するためにわざわざ両立しない設計で作られてもよい。
【0054】
図10では、図5に示した実施例と同様な、ガス圧力制御用バルブ装置のもう1つの実
施例が示される。特に、患者にガスを投与する呼吸装置の部分が示されている。該バルブ装置はバルブハウジング10とバルブ7を有するが、該バルブ7は少なくとも閉じ位置でバルブシート10Aにより支持されている。該バルブシート10Aは円周形の形状を有する。好ましくは、該バルブ7は、該バルブ7の外側エッジの円周形フランジにより形成されるフラップ14を備えている。該バルブ7を開閉位置間で該バルブ7の動作Mの主方向にガイドするために、ガイド要素7A、特定的にはロッド、が提供される。該ガイド要素7Aは例えば、該バルブ7の中央軸線Cを通るように、及び/又はCに平行に、延びる。該ガイド要素7Aはバルブハウジング10内に提供される対応するガイド10Cと協同作用する。該ガイド要素7Aと対応するガイド10Cは、該バルブ7が直線方向に沿い、特に動作Mの前記主方向に開閉するよう配置される。既に上で説明した様に、螺旋ばねが好ましいばね6が提供され、該ばねにより該バルブ7はバルブシート10Aの方向にばね偏倚される。例えば、スピンドル3の使用による様に、ばね圧力を調整することにより、バルブ7上への圧力が調整されてもよい。
【0055】
バルブ7及びバルブシート10Aは図11で詳細に示される。見られる様に、バル7はフラップ14を有するが、該フラップは、少なくとも該バルブ7が閉じ位置にある時には、該バルブシート10Aの外側を越えて、特にばねシート17の外側リム15の外側の隣まで延びる。該フラップ14は該バルブ7の閉じ位置に向かう方向にカーブしているので、該フラップ14はバルブシート10Aの外側の隣まで延びる。フラップ14の内面16は約30°と約85°の間、特定的には約45°と約80°の間、より特定的には約55°と約75°の間の角度αで、そしてバルブ7の閉じ及び開き状態の間の動作Mの主方向に対し好ましい約65°で延びるのがよい。好ましくは、閉じた位置で、実質的に気密封止が得られるよう、比較的大きな接触面が該バルブ7とバルブシート10Aの間に提供されるのがよい。
【0056】
1実施例では、バルブ7は、ばね6との契合用に、ばねシート17を有するのが好ましい。好ましくは、ばね6は、例えば、ばねシート17の外側リム15と内側リムの間の、ばねシート17内に、少なくとも僅かに、クランプされるか又は加圧されるのがよい。
【0057】
1実施例では、バルブ7のフラップ14を除く直径Dは、例えば略5と80mmの間、特定的には10と60mmの間、より特定的には15と45mmの間にあるのがよく、好ましくは約30mm、であるのがよい。この直径Dは例えばバルブシート10Aの外側リム15の直径と略等しくてもよい。フラップ14は例えば、1と20mmの間の、特定的には1.5と10mmの間の、より特定的には2と6mmの間の、そして好ましくは約3mmの、幅Wを有するのがよい。フラップ14の内面はバルブ7の境界線から直線で、かつ予め設定された好ましい角度αで延びるか、又は好ましい角度αに達するまで下方へ徐々にカーブしてもよい。
【0058】
1実施例では、フラップ14の内面は、フラップ14の内面がバルブシート10A上で漏れなく閉じるよう、ポリッシ面仕上げ、又は比較的柔軟な面仕上げの様な、特定の面仕上げを備える。
【0059】
バルブ7のリフト特性はフラップ14により提供される面積と、フラップ14に沿うがガス速度と、に比例する。バルブ7の開き位置では、フラップ14に沿うガス流れはバルブ7がバルブシート10A上で閉じるのを妨げるリフト力を作る。該ガス流れは流れ抵抗を受けるが、該抵抗は主として、図12に示される様に、バルブ7とバルブシート10Aの間の流れ開口部の面積Oと、バルブハウジング10を通るガス流れの曲がりAと、に比例する。該ガス流れ曲がりAの特定の曲がり形状はフラップの上述の角度αにより影響される。バルブ7は、特にフラップ14により提供されるリフト力が、流出開口部O及びガス流れの曲がりAにより提供される流れ抵抗とうまくバランスした場合、比較的安定した
リフト特性を持つことを示した。結果として、閉じ圧力の揺れは限定される。
【0060】
図12に示される様に、フラップ14は、ガスがバルブ7に沿い開口部Oを通って流れることを可能にする。比較的低流量では、該流出開口部Oは比較的狭く、フラップ14に沿う速度を増す喉部又はベンチュリーとして作用し、それによりバルブ7に印加されるリフト力を増す。結果として、バルブ7に印加されるリフト力は、流体流量から比較的独立的になり、バルブ7の振動を防止し、かくして比較的連続的で、より良く制御可能な閉じ圧力を提供する。該流れ抵抗は低流量のみならず高流量でも実質的に同じに留まるので、比較的低圧力値でも圧力の揺れは限定される。減じられた揺れの故に、例えば低流量でバルブシート10Aに対しカチカチ叩く作用による等、バルブ7により引き起こされるノイズも減じられる。フラップ14の角度αは例えば、比較的低速度で飛行体に連続した安定リフト力を提供し、飛行体の上下動を避けるために、例えば、飛行機の翼フラップ及び/又はハンググライダー翼の角度と同様になるよう選ばれてもよい。
【0061】
図13は簡単な例示グラフ線図を図解しており、患者の吐息動作時の、バルブ7上の圧力Pと対応するバルブ7を通るガス流量Fがプロットされている。圧力Pは垂直軸により示され、流量Fは水平軸により示される。吐息作用がスタートする瞬間は、バルブ7上の圧力Pはゼロであり、一方流量Fもゼロである。吐息時流量Fは急激にピーク値まで増加し、一方圧力Pは例えば、スタート点G1まで立ち上がる。G1から吐息作用の終点G2の方へ、流量Fはゼロに向かって減少する一方、圧力Pは比較的一定に留まり、それはスタート点G1と終点G2の間の比較的フラットな直線により図解される。かくしてバルブ7の比較的流量から独立した閉じ圧力Pが得られる。理想的に、流量Fがゼロに近付く又は略ゼロになる時、バルブ7は閉じる。単に図解目的であるが、該グラフのそれぞれ圧力Pと流量Fは、例えばスタート点G1での約14ヘクトパスカルと毎分約28リッター、終点G2での約13ヘクトパスカルと毎分約0リッターに対応する。
【0062】
バルブ7は例えば比較的軽い設計であってもよい。例えば、バルブ7はプラスチック製で、例えば、部分的に堅く、部分的に柔軟である様に、堅く及び/又は柔軟である。バルブ7は、該バルブ7が閉じた位置にある時、実質的に流体密閉シーリングが得られるよう、柔軟な部品を備える。該柔軟な部品はバルブ7とバルブシート10Aの間のより大きな接触面を提供する。該柔軟な部品はシーリングリングの様なシール用要素を有し、バルブ7と共に一体にモールドされてもよい。この様な柔軟な部品で、バルブ7とバルブシート10Aの間の空気漏洩が避けられる。
【0063】
フラップ14を有するバルブ7は何れの応用品にも好適であるが、特にガス流れを制御する応用品に好適である。特に、比較的低流量でのその圧力制御能力のために、それは呼吸装置に応用される。
【0064】
本発明はここで説明した例示実施例に限定されない。下記請求項で規定される本発明の範囲内で多くの変型が可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バルブハウジングと、ねじ込み結合を介して該バルブハウジング内に回転可能に受けられている回転ノブを有するスピンドルと、を具備し、螺旋ばねにより該バルブハウジングのバルブシートに対して偏倚されるバルブを更に具備している調整可能なバルブであって、該螺旋ばねは、該ノブの回転により該ばねの長さが該バルブ上への閉じ力を制御するよう設定され得るよう該ノブのアクスルに結合されており、該ねじ込み結合が可変ピッチを有している調整可能なバルブ。
【請求項2】
該螺旋ばねが非線形ばね特性を有する請求項1記載の調整可能なバルブ。
【請求項3】
該ねじ込み結合の該ピッチの変化が、該バルブ上の該閉じ力が、該調整範囲の少なくとも1部分に亘り、該回転ノブの回転で線形に変化するよう、該ばね特性に同調させられている請求項1又は2に記載の調整可能なバルブ。
【請求項4】
該ねじ込み結合が中断されたねじ山と協力する連続ねじ山を有する請求項1−3の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項5】
該中断されたねじ山が多数のサポートを有する請求項4に記載の調整可能なバルブ。
【請求項6】
該中断されたねじ山が、該中断されたねじ山と協力する連続ねじ山の溝内で受けられるガイド部分を有する請求項4又は5の何れかに記載の調整可能なバルブ。
【請求項7】
該バルブハウジングが該ノブの回転動作を該螺旋ばねの圧縮又は弛め用の直線動作に変換する線形ガイドを有する請求項1−6の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項8】
該ねじ込み結合が該バルブハウジング内で該ノブを1つの仕方で受けるためのキーを有する請求項の1−7の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項9】
該回転ノブが尺度分割部を備えており、該尺度分割部の尺度が該バルブ上の閉じ力に直接比例する請求項1−8の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項10】
該回転ノブの調整範囲が360°より小さく、約270°であるのが好ましい請求項1−9の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項11】
該連続ねじ山が、該回転ノブの完全な調整を有する全調整範囲に亘り、該バルブ上の閉じ圧力を設定するために、1未満の回りを有する請求項10に記載の調整可能なバルブ。
【請求項12】
該ねじ込み結合の部品の少なくとも1つが多条ねじ山を備える請求項1−11の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項13】
該ねじ込み結合の該連続ねじ山が左ねじの連続ねじ山として設計される前記請求項の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項14】
該バルブが通気バルーンのヘッド内に一体化されている請求項1−13の何れか1つに記載の調整可能なバルブ。
【請求項15】
該バルブハウジング内に動作制限ボデイが設けられている請求項14記載の調整可能なバルブ。
【請求項16】
バルブシートを有するバルブハウジングと、バルブと、を具備しており、該バルブが、閉じ位置で該バルブシートの外側を越えて延びるフラップを備える、ガス圧力制御用バルブ装置。
【請求項17】
閉じ位置で、該フラップが該バルブシートの外側の隣まで延びる請求項16記載のバルブ装置。
【請求項18】
該フラップが、該バルブの境界線から延びる円周状で嶺形のボデイにより形成される請求項16又は17に記載のバルブ装置。
【請求項19】
該フラップの内面が、30°と85°の間の、特定的には45°と80°の間の、より特定的には55°と75°の間の角度で、そして該バルブの閉じ及び開き条件の間の動作の主方向に対し好ましくは65°の角度で、延びている請求項16−18の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項20】
該バルブが該バルブシートの方向に偏倚されるばねが設けられている請求項16−19の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項21】
該閉じ圧力が、該ばね力の調整により調整可能である請求項16−20の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項22】
該バルブが、螺旋ばねと契合するシートを有する請求項16−21の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項23】
該ばねが該バルブ内にクランプされる請求項22に記載のバルブ装置。
【請求項24】
該バルブが、実質的に直線的な動作方向に該バルブをガイドするガイド要素を有する請求項16−23の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項25】
該ガイド要素が、概略該バルブの中部の中に及び/又は該中部を通るようロッドを有する請求項24に記載のバルブ装置。
【請求項26】
閉じ位置で実質的に気密の閉じ作用が得られるよう該バルブと該バルブシートの間に比較的大きな接触面が設けられる請求項16−25の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項27】
該バルブが閉じ位置で該バルブシートと接触するよう配置された柔軟な要素を有している請求項16−26の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項28】
該バルブ装置が患者にガスを投与する呼吸装置である請求項16−27の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項29】
該バルブ装置が通気バルーンのヘッド内に一体化されている請求項16−28の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項30】
該バルブハウジング内に動作制限ボデイが設けられている請求項29記載のバルブ装置。
【請求項31】
請求項1−15と請求項16−30の何れか1つに記載のバルブ装置。
【請求項32】
ガスが、バルブとバルブシートの間を、該バルブシートの外側を越えて延びている該バ
ルブのフラップに沿って流れる、バルブ装置内のガス圧力を制御する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3a】
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【図3b】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2010−537148(P2010−537148A)
【公表日】平成22年12月2日(2010.12.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−522836(P2010−522836)
【出願日】平成20年8月25日(2008.8.25)
【国際出願番号】PCT/NL2008/050568
【国際公開番号】WO2009/028938
【国際公開日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【出願人】(506071667)
【Fターム(参考)】