説明

警備装置

【課題】利用者が前回通話した相手先にリダイアル機能によって通信回線を接続することにより、利用者にとって操作性の高い警備装置を提供する。
【解決手段】リダイアル電話番号記憶部106は、前回通話した電話番号の通信機器に再接続するリダイアルに用いるリダイアル電話番号を記憶し、通信制御部104は、接続を指示された電話番号の通信機器に通信回線を接続するとともに、電話番号と監視センタ電話番号記憶部102に格納された監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ電話番号をリダイアル電話番号記憶部106に格納し、リダイアル入力部105は、リダイアルの指示を受付けるとともに、リダイアル電話番号記憶部106に格納されているリダイアル電話番号を取得し、通信制御部104に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、警備装置に関するものであり、特に電話機能の利用に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、警備装置と監視センタが通信回線(電話回線)を介して接続されている警備システムが一般に知られている。かかる警備装置は各種センサが監視領域内の異常を検知すると警報情報を監視センタに送信するものであり、確実に警報情報を監視センタに送信するためには、頻繁に通信回線の断線確認が必要であり、接続操作が煩雑であるいう問題があった。
【0003】
このような問題を解決するものとして、断線監視システムが開示されている(特許文献1参照)。かかる断線監視システムでは、警備装置側で監視システムの電話番号を予め記憶しておき、所定時間内に監視センタに発呼信号と警備装置の電話番号を送信し、接続されている電話網を介して送出予告信号、監視装置の電話番号を監視センタが受信することによって、電話回線が接続されていることを確認するものである。
【0004】
【特許文献1】特開平11−136357号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、警備装置から所定時間内に監視センタに通信回線を接続させることによって通信回線が断線しているか否かを監視するものであり、警備装置自体で電話回線を通じて通話することはできなかった。近年、警備装置に電話機能を持たせるものが開発、販売されている。しかし、電話機能を有する警備装置においては、上記特許文献1に記載された技術のように監視センタとの通信回線の断線監視を自動的に行っている場合に、利用者が意識することなく通信回線の接続が行われている。よって、通常の電話において提供されているリダイアル機能を警備装置で実現しようとすると、利用者が前回通話した後に断線監視のために監視センタへの通信回線の接続を行った場合には、リダイアル機能を使用すると監視センタへ通信回線が接続されるという不具合が生じるという問題があった。
【0006】
また、警備装置は電話回線の接続状態の確認のみならず、当該警備装置自体の故障により警報情報を監視センタに送信できない不具合を当該監視センタで確認する目的で、所定時間毎に監視センタへの通信回線の接続が行われている。この場合も、利用者が前回通話した後に警備装置自身の故障確認のために監視センタへの通信回線の接続を行った場合には、リダイアル機能を使用すると監視センタへ通信回線が接続されるという不具合が生じるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が前回通話した相手先にリダイアル機能によって通信回線を接続することにより、利用者にとって操作性の高い警備装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、通信回線で接続されている監視センタに対して通信回線の接続および自装置の故障の少なくともいずれか一方を一定間隔で確認する確認情報を送信する警備装置において、前記監視センタの電話番号を記憶する監視センタ電話番号記憶手段と、前回通話した電話番号の通信機器に再接続するリダイアルに用いるリダイアル電話番号を記憶するリダイアル電話番号記憶手段と、接続を指示された電話番号の通信機器に通信回線を接続するとともに、前記電話番号と前記監視センタ電話番号記憶手段に格納された前記監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ前記電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納する通信制御手段と、前記リダイアルの指示を受付けるとともに、前記リダイアル電話番号記憶手段に格納されている前記リダイアル電話番号を取得し、前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示するリダイアル入力手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として1つの電話番号を記憶すること、を特徴とする。
【0010】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、前記リダイアル入力手段は、さらに前記リダイアルの指示を受付けた場合に、前記リダイアル電話番号記憶手段によって記憶されている前記リダイアル電話番号の中で最も新しく格納された前記リダイアル電話番号を取得し、前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示すること、を特徴とする。
【0011】
また、請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、前記通信制御手段は、さらに接続を指示された総ての電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納し、前記リダイアル入力手段は、さらに前記リダイアルの指示を受付けた場合に、前記リダイアル電話番号記憶手段に格納されている前記リダイアル電話番号を最も新しく格納した順に取得し、取得された前記リダイアル電話番号と前記監視センタ電話番号記憶手段に格納された前記監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示すること、を特徴とする。
【0012】
また、請求項5にかかる発明は、請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置において、前記警備装置は、さらに有線または無線で通信機器と接続され、前記通信制御手段は、さらに接続された前記通信機器によって入力を受付けた電話番号の通信機器に通信回線を接続し、前記電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納すること、を特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1にかかる発明によれば、リダイアル電話番号記憶手段によって、前回通話した電話番号の通信機器に再接続するリダイアルに用いるリダイアル電話番号を記憶し、通信制御手段によって、接続を指示された電話番号の通信機器に通信回線を接続するとともに、電話番号と監視センタ電話番号記憶手段に格納された監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ電話番号をリダイアル電話番号記憶手段に格納し、リダイアル入力手段によって、リダイアルの指示を受付けるとともに、リダイアル電話番号記憶手段に格納されているリダイアル電話番号を取得し、通信制御手段に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示することにより、利用者が前回通話した電話番号の通信機器に再接続できるため、利用者は操作性の高い警備装置を使用することができるという効果を奏する。
【0014】
また、請求項2にかかる発明によれば、リダイアル電話番号記憶手段は、さらにリダイアル電話番号として1つの電話番号を記憶することにより、利用者が前回通話した電話番号の通信機器に再接続できるため、利用者は操作性の高い警備装置を使用することができるという効果を奏する。
【0015】
また、請求項3にかかる発明によれば、リダイアル電話番号記憶手段は、さらにリダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、リダイアル入力手段は、さらにリダイアルの指示を受付けた場合に、リダイアル電話番号記憶手段によって記憶されているリダイアル電話番号の中で最も新しく格納されたリダイアル電話番号を取得し、前記通信制御手段に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示することにより、利用者が前回通話した電話番号の通信機器に再接続できるため、利用者は操作性の高い警備装置を使用することができるという効果を奏する。
【0016】
また、請求項4にかかる発明によれば、リダイアル電話番号記憶手段は、さらにリダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、通信制御手段は、さらに接続を指示された総ての電話番号をリダイアル電話番号記憶手段に格納し、リダイアル入力手段は、さらにリダイアルの指示を受付けた場合に、リダイアル電話番号記憶手段に格納されているリダイアル電話番号を最も新しく格納した順に取得し、取得されたリダイアル電話番号と監視センタ電話番号記憶手段に格納された監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ前記通信制御手段に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示することにより、利用者が前回通話した電話番号の通信機器に再接続できるため、利用者は操作性の高い警備装置を使用することができるという効果を奏する。
【0017】
また、請求項5にかかる発明によれば、通信制御手段は、さらに接続された通信機器によって入力を受付けた電話番号の通信機器に通信回線を接続し、電話番号をリダイアル電話番号記憶手段に格納することにより、利用者が警備装置または通信機器からのいずれの通話に関しても利用者が前回通話した電話番号の通信機器に再接続できるため、利用者は操作性の高い警備装置を使用することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる警備装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第1の実施の形態にかかる警備装置は、警備装置が備える電話機能によって通信回線と接続した電話番号を記憶し、リダイアル機能によって記憶されている電話番号に通信回線を再接続するものである。
【0020】
まず、本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる警備装置を含む監視システムの構成を示すブロック図である。監視システム10は、警備装置100と、監視センタ200と、通信機器300とから構成されており、警備装置100と、監視センタ200と、複数の通信機器300a〜nとは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク400を介して接続されている。
【0021】
監視センタ200は、警備装置100の図示しない異常検知部が異常を検知した場合に送信する警報情報を受信し、警備装置100が警備している警備領域の監視を行うものである。また、警備装置100から定期的に送信される確認情報を受信して、警備装置100との通信回線の接続および警備装置100の故障を確認するものである。
【0022】
通信機器300は、ネットワーク400に接続されている電話機などの通信機器であり、電話回線に接続されている通常の電話機などのほか、IP(Internet Protocol)ネットワークで接続されて通信を行うIP電話なども含まれる。
【0023】
本実施の形態にかかる警備装置100は、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、通信制御部104と、リダイアル入力部105と、リダイアル電話番号記憶部106とから構成されている。
【0024】
定時情報送信部101は、警備装置100と監視センタ200とを接続している通信回線が断線しているか否かおよび警備装置100が正常に機能しているか否かを確認するための情報を後述する監視センタ電話番号記憶部102に格納されている監視センタ200の電話番号に定期的に送信することを指示し、通信回線が接続しているか否かを判断するものである。
【0025】
監視センタ電話番号記憶部102は、異常を検知した際に警報情報を送信する送信先、および定時情報送信部101が接続確認をするための確認情報の送信先である監視センタ200の電話番号を記憶しておくものである。
【0026】
電話番号入力部103は、電話番号の入力を受付けるものである。具体的には、利用者が操作パネルに設置してある数字のボタンを押下するなどによって電話番号の入力を受付けるものである。
【0027】
通信制御部104は、定時情報送信部101によって監視センタ200への通信回線の接続、電話番号入力部103によって入力された電話番号に対応する通信機器、具体的には電話機300への通信回線の接続、または後述するリダイアル入力部105によって指示されたリダイアル番号記憶部106に格納されている電話番号の通信機器への通信回線の接続を行うものである。また、接続を行った電話番号の中で監視センタ200以外の電話番号を後述するリダイアル電話番号記憶部106に格納するものである。
【0028】
リダイアル入力部105は、リダイアルの入力を受付け、リダイアルの入力を受付けた場合には、リダイアル電話番号記憶部106に格納しているリダイアル電話番号を取得し、通信制御部104に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示するものである。リダイアルの入力の受付けは、具体的には操作パネルなどに設置しているリダイアルボタンなどを押下することによって行うものである。ここで、リダイアル機能とは、前回通話した通話先の電話番号の通信機器に対して通信回線の再接続を行う機能をいう。
【0029】
リダイアル電話番号記憶部106は、電話番号入力部103によって入力された電話番号およびリダイアル入力部105によって入力された電話番号を記憶するものである。本実施の形態において、リダイアル電話番号記憶部106は1つの電話番号のみを格納する。
【0030】
次に、以上のように構成されている警備装置100によるリダイアル電話番号格納処理について説明する。図2は、通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【0031】
まず、通信制御部104は、通信回線との接続を行ったか否かを判断する(ステップS2001)。具体的には、定時情報送信部101によって監視センタ200と通信回線を接続する場合、電話番号入力部103によって入力された電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合、またはリダイアル入力部105によってリダイアル電話番号記憶部106に格納されている電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合について接続を行ったか否かを判断するものである。
【0032】
通信回線との接続を行っていないと判断した場合には(ステップS2001:No)、ステップS2001に戻る。通信回線との接続を行ったと判断した場合には(ステップS2001:Yes)、通信制御部104は監視センタ電話番号記憶部102から監視センタ200の電話番号を取得する(ステップS2002)。
【0033】
通信制御部104は、接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一であるか否かを判断する(ステップS2003)。接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一であると判断した場合には(ステップS2003:Yes)処理を終了し、接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一でないと判断した場合には(ステップS2003:No)、接続した電話番号をリダイアル電話番号記憶部に格納する(ステップS2004)。具体的に図を用いて説明する。図4−1は、リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。通信回線と接続した電話番号“03−AAAA−AAAA”を1つの電話番号を格納できるリダイアル電話番号記憶部106に格納する。
【0034】
次に、警備装置100によるリダイアル処理について説明する。図3は、リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【0035】
まず、リダイアル入力部105は、リダイアルの入力を受付けたか否かを判断する(ステップS3001)。リダイアルの入力を受付けていないと判断した場合には(ステップS3001:No)、ステップS3001に戻る。リダイアルの入力を受付けたと判断した場合には(ステップS3001:Yes)、リダイアル入力部105はリダイアル電話番号記憶部106からリダイアル電話番号を取得する(ステップS3002)。具体的に図を用いて説明する。図4−2は、リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。リダイアル電話番号記憶部106に格納された前回通信回線を接続した電話番号“03−AAAA−AAAA”を取得する。リダイアル入力部105は、取得したリダイアル電話番号の通信回線への接続を通信制御部104に指示する(ステップS3003)。通信制御部104は、指示されたリダイアル電話番号で通信回線を接続する(ステップS3004)。
【0036】
このように、警備装置から接続した電話番号のうち、監視センタ以外の電話番号をリダイアル電話番号として格納し、リダイアルの入力を受付けた場合に当該リダイアル電話番号の通信機器に通信回線を接続することができるため、利用者が意識している前回通話した通話先に再度通信回線を接続することができる。
【0037】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第2の実施の形態にかかる警備装置は、警備装置が備える電話機能によって通信回線と接続した電話番号を複数記憶し、リダイアル機能によって記憶されている電話番号に通信回線を再接続するものである。
【0038】
本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図5は、第2の実施の形態にかかる警備装置を含む監視システムの構成を示すブロック図である。監視システム50は、警備装置500と、監視センタ200と、通信機器300とから構成されており、警備装置500と、監視センタ200と、複数の通信機器300a〜nとは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク400を介して接続されている。ここで、監視センタ200と、通信機器300の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0039】
本実施の形態の警備装置500は、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、通信制御部504と、リダイアル入力部105と、リダイアル電話番号記憶部506とから構成されている。ここで、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、リダイアル入力部105の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0040】
リダイアル電話番号記憶部506は、電話番号入力部103によって入力された電話番号およびリダイアル入力部105によって入力された電話番号を記憶するものである。本実施の形態では、リダイアル電話番号記憶部506は複数の電話番号をLIFO(Last In First Out)方式でRead/Writeするメモリである。よって、格納されたリダイアル電話番号は新しく格納されたリダイアル電話番号から先に取り出される。
【0041】
通信制御部504は、第1の実施の形態の通信制御部104の構成、機能に加えて、接続を行った電話番号の中で、監視センタ200以外の電話番号を接続した順にリダイアル電話番号記憶部506に格納するものである。
【0042】
次に、以上のように構成されている警備装置500によるリダイアル電話番号格納処理について説明する。図6は、通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【0043】
まず、通信制御部504は、通信回線との接続を行ったか否かを判断する(ステップS6001)。具体的には、定時情報送信部101によって監視センタ200と通信回線を接続する場合、電話番号入力部103によって入力された電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合、またはリダイアル入力部105によってリダイアル電話番号記憶部506に格納されている電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合について接続を行ったか否かを判断するものである。
【0044】
通信回線との接続を行っていないと判断した場合には(ステップS6001:No)、ステップS6001に戻る。通信回線との接続を行ったと判断した場合には(ステップS6001:Yes)、通信制御部504は監視センタ電話番号記憶部102から監視センタ200の電話番号を取得する(ステップS6002)。
【0045】
通信制御部504は、接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一であるか否かを判断する(ステップS6003)。接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一であると判断した場合には(ステップS6003:Yes)処理を終了し、接続した電話番号と監視センタ200の電話番号は同一でないと判断した場合には(ステップS6003:No)、接続した電話番号をリダイアル電話番号記憶部506に接続した順に格納する(ステップS6004)。
【0046】
具体的に図を用いて説明する。図8−1、図8−2は、リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。まず、最初に通信回線を接続した電話番号“03−AAAA−AAAA”をリダイアル電話番号記憶部506の先頭に格納する(図8−1)。次に電話番号“03−BBBB−BBBB”で通話した場合には、電話番号“03−BBBB−BBBB”をリダイアル電話番号記憶部506先頭に格納する(図8−2)。
【0047】
警備装置500によるリダイアル処理について説明する。図7は、リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【0048】
まず、リダイアル入力部105は、リダイアルの入力を受付けたか否かを判断する(ステップS7001)。リダイアルの入力を受付けていないと判断した場合には(ステップS7001:No)、ステップS7001に戻る。リダイアルの入力を受付けたと判断した場合には(ステップS7001:Yes)、リダイアル入力部105はリダイアル電話番号記憶部506から先頭に格納されているリダイアル電話番号を取得する(ステップS7002)。
【0049】
具体的に図を用いて説明する。図8−3は、リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。リダイアル電話番号記憶部506に格納された先頭の電話番号“03−BBBB−BBBB”を取得する。すなわち、リダイアル電話番号記憶部506に最も新しく格納されたリダイアル電話番号が取得されることとなる。リダイアル入力部105は、取得したリダイアル電話番号の通信回線への接続を通信制御部504に指示する(ステップS7003)。通信制御部504は、指示されたリダイアル電話番号で通信回線を接続する(ステップS7004)。
【0050】
このように、警備装置から接続した電話番号のうち、監視センタ以外の電話番号をリダイアル電話番号として格納し、リダイアルの入力を受付けた場合に格納されているリダイアル電話番号のうち、最新のリダイアル電話番号の通信機器に通信回線を接続することができるため、利用者が意識している前回通話した通話先に再度通信回線を接続することができる。
【0051】
なお、リダイアル電話番号記憶部506は、上述したLIFOのデータ形式でなく、リスト構造などの他のデータ形式を用いてもよい。
【0052】
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第3の実施の形態にかかる警備装置は、警備装置が備える電話機能によって通信回線と接続した電話番号を複数記憶し、リダイアル機能によって記憶されている電話番号に通信回線を再接続するものである。
【0053】
本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図9は、第3の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。監視システム90は、警備装置900と、監視センタ200と、通信機器300とから構成されており、警備装置900と、監視センタ200と、複数の通信機器300a〜nとは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク400を介して接続されている。ここで、監視センタ200と、通信機器300の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0054】
本実施の形態の警備装置900は、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、通信制御部904と、リダイアル入力部905と、リダイアル電話番号記憶部506とから構成されている。ここで、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。また、リダイアル電話番号記憶部506の構成、機能は、第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0055】
通信制御部904は、定時情報送信部101によって監視センタ200への通信回線の接続、電話番号入力部103によって入力された電話番号に対応する通信機器、具体的には電話機300への通信回線の接続、または後述するリダイアル入力部905によって指示されたリダイアル電話番号記憶部506に格納されている電話番号の通信機器への通信回線の接続を行うものである。また、接続を行った総ての電話番号をリダイアル電話番号記憶部506に格納するものである。
【0056】
リダイアル入力部905は、リダイアルの入力を受付け、リダイアルの入力を受付けた場合には、リダイアル電話番号記憶部506に格納しているリダイアル電話番号を取得し、監視センタ電話番号記憶部102から取得した監視センタ200の電話番号と同一でない場合に通信制御部904に対して取得したリダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示するものである。リダイアルの入力の受付けは、具体的には操作パネルなどに設置しているリダイアルボタンなどを押下することによって行うものである。
【0057】
次に、以上のように構成されている警備装置900によるリダイアル電話番号格納処理について説明する。図10は、通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【0058】
まず、通信制御部904は、通信回線との接続を行ったか否かを判断する(ステップS10001)。具体的には、定時情報送信部101によって監視センタ200と通信回線を接続する場合、電話番号入力部103によって入力された電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合、またはリダイアル入力部905によってリダイアル電話番号記憶部506に格納されている電話番号の通信機器に通信回線を接続する場合について接続を行ったか否かを判断するものである。
【0059】
通信回線との接続を行っていないと判断した場合には(ステップS10001:No)、ステップS10001に戻る。通信回線との接続を行ったと判断した場合には(ステップS10001:Yes)、通信制御部904は接続した電話番号をリダイアル電話番号記憶部506に接続した順に格納する(ステップS10002)。
【0060】
具体的に図を用いて説明する。図12−1、図12−2は、リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。まず、電話番号入力部103によって入力された電話番号“03−AAAA−AAAA”をリダイアル電話番号記憶部506の先頭に格納する(図12−1)。次に、定時情報送信部101が通信回線の確認情報の送信を指示した監視センタ200の電話番号“03−XXXX−XXXX”をリダイアル電話番号記憶部506の先頭に格納する(図12−2)。
【0061】
次に、警備装置900によるリダイアル処理について説明する。図11は、リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【0062】
まず、リダイアル入力部905は、リダイアルの入力を受付けたか否かを判断する(ステップS11001)。リダイアルの入力を受付けていないと判断した場合には(ステップS11001:No)、ステップS11001に戻る。リダイアルの入力を受付けたと判断した場合には(ステップS11001:Yes)、リダイアル入力部905は監視センタ電話番号記憶部102から監視センタ200の電話番号を取得する(ステップS11002)。
【0063】
リダイアル入力部905は、リダイアル電話番号記憶部506から新しく格納された電話番号から順にリダイアル電話番号を取得する(ステップS11003)。すなわち、リダイアル電話番号記憶部506の先頭に格納されているリダイアル電話番号を取得する。リダイアル入力部905は、指示されたリダイアル電話番号が監視センタ200の電話番号と同一か否かを判断する(ステップS11004)。
【0064】
取得したリダイアル電話番号が監視センタ200の電話番号と同一であると判断した場合には(ステップS11004:Yes)、ステップS11003に戻る。取得したリダイアル電話番号が監視センタ200の電話番号と同一でないと判断した場合には(ステップS11004:No)、リダイアル入力部905は、取得したリダイアル電話番号の通信回線への接続を通信制御部904に指示する(ステップS11005)。通信制御部904は、取得したリダイアル電話番号で通信回線を接続する(ステップS11006)。
【0065】
具体的に図を用いて説明する。図12−3、図12−4は、リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。まず、リダイアル電話番号記憶部506に格納された先頭の電話番号“03−XXXX−XXXX”を取得する。ここでは、監視センタ200の電話番号が取得されたため、通信回線の接続は行わない。次に、リダイアル電話番号記憶部506に格納された“03−XXXX−XXXX”の次の電話番号“03−AAAA−AAAA”を取得する。当該リダイアル電話番号は監視センタ200の電話番号ではないため、通信制御部904は取得したリダイアル電話番号で通信回線を接続する。
【0066】
このように、警備装置から接続した総ての電話番号をリダイアル電話番号として格納し、リダイアルの入力を受付けた場合に格納されているリダイアル電話番号のうち、監視センタの電話番号ではない最も新しく格納されたリダイアル電話番号の通信機器に通信回線を接続することができるため、利用者が意識している前回通話した通話先に再度通信回線を接続することができる。
【0067】
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。第4の実施の形態にかかる警備装置は、警備装置と接続している通信機器または警備装置の電話機能によって通信回線と接続した電話番号を複数記憶し、リダイアル機能によって記憶されている電話番号に通信回線を再接続するものである。
【0068】
本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図13は、第4の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。監視システム130は、警備装置1300と、電話機1400と、監視センタ200と、通信機器300とから構成されており、警備装置1300と、監視センタ200と、複数の通信機器300a〜nとは電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク400を介して接続されている。また、警備装置1300と、電話機1400とは接続ケーブルで接続されている。ここで、監視センタ200と、通信機器300の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0069】
電話機1400は、通常の電話機またはIP電話などであり、警備装置1300に接続され、警備装置1300の通信制御部1304を介して通信回線に接続するものである。
【0070】
本実施の形態の警備装置1300は、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、通信制御部1304と、リダイアル入力部105と、リダイアル電話番号記憶部106とから構成されている。ここで、定時情報送信部101と、監視センタ電話番号記憶部102と、電話番号入力部103と、リダイアル入力部105と、リダイアル番号記憶部106の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0071】
通信制御部1304は、電話機1400からの通信回線の接続、定時情報送信部101によって監視センタ200への通信回線の接続、電話番号入力部103によって入力された電話番号に対応する通信機器、具体的には通信機器300への通信回線の接続、またはリダイアル入力部105によって指示されたリダイアル電話番号記憶部106に格納されている電話番号の通信機器への通信回線の接続を行うものである。また、接続を行った電話番号で、監視センタ200の電話番号以外の電話番号をリダイアル電話番号記憶部106に格納するものである。
【0072】
以上のように構成されている警備装置1300によるリダイアル電話番号格納処理については、図2の通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートと同様であるので、図2および図2の説明を参照し、ここでの説明を省略する。
【0073】
また、警備装置1300によるリダイアル処理については、図3のリダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートと同様であるので、図3および図3の説明を参照し、ここでの説明を省略する。
【0074】
このように、警備装置に接続されている電話機からの通話についても、通信回線に接続した電話番号をリダイアル電話番号として格納し、リダイアルの入力を受付けた場合には格納されているリダイアル電話番号のうち、最も新しく格納されたリダイアル電話番号の通信機器に通信回線を接続することができるため、警備装置と電話機のいずれから通話した場合であっても利用者が意識している前回通話した通話先に再度通信回線を接続することができる。
【0075】
なお、第1〜第4の実施の形態(以下、本実施の形態という)の警備装置で実行される警備プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
【0076】
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0077】
さらに、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
【0078】
本実施の形態の警備装置で実行される警備プログラムは、上述した各部(電話番号入力部、通信制御部、リダイアル入力部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから警備プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、電話番号入力部、通信制御部、リダイアル入力部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】第1の実施の形態にかかる警備装置を含む監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【図3】リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【図4−1】リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。
【図4−2】リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる警備装置を含む監視システムの構成を示すブロック図である。
【図6】通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【図7】リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【図8−1】リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。
【図8−2】リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。
【図8−3】リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。
【図9】第3の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
【図10】通信制御部が行うリダイアル電話番号格納処理手順を示すフローチャートである。
【図11】リダイアル入力部、通信制御部が行うリダイアル処理手順を示すフローチャートである。
【図12−1】リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。
【図12−2】リダイアル電話番号記憶部にリダイアル電話番号を格納する例を示す説明図である。
【図12−3】リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。
【図12−4】リダイアル電話番号記憶部からリダイアル電話番号を取得する例を示す説明図である。
【図13】第4の実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0080】
10 50 90 130 監視システム
100 500 900 1300 警備装置
101 定時情報送信部
102 監視センタ電話番号記憶部
103 電話番号入力部
104 504 904 1304 通信制御部
105 905 リダイアル入力部
106 506 リダイアル電話番号記憶部
200 監視センタ
300 通信機器
400 ネットワーク
1400 電話機

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信回線で接続されている監視センタに対して通信回線の接続および自装置の故障の少なくともいずれか一方を一定間隔で確認する確認情報を送信する警備装置において、
前記監視センタの電話番号を記憶する監視センタ電話番号記憶手段と、
前回通話した電話番号の通信機器に再接続するリダイアルに用いるリダイアル電話番号を記憶するリダイアル電話番号記憶手段と、
接続を指示された電話番号の通信機器に通信回線を接続するとともに、前記電話番号と前記監視センタ電話番号記憶手段に格納された前記監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ前記電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納する通信制御手段と、
前記リダイアルの指示を受付けるとともに、前記リダイアル電話番号記憶手段に格納されている前記リダイアル電話番号を取得し、前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示するリダイアル入力手段と、
を備えることを特徴とする警備装置。
【請求項2】
前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として1つの電話番号を記憶すること、を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
【請求項3】
前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、
前記リダイアル入力手段は、さらに前記リダイアルの指示を受付けた場合に、前記リダイアル電話番号記憶手段によって記憶されている前記リダイアル電話番号の中で最も新しく格納された前記リダイアル電話番号を取得し、前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示すること、を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
【請求項4】
前記リダイアル電話番号記憶手段は、さらに前記リダイアル電話番号として複数の電話番号を記憶し、
前記通信制御手段は、さらに接続を指示された総ての電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納し、
前記リダイアル入力手段は、さらに前記リダイアルの指示を受付けた場合に、前記リダイアル電話番号記憶手段に格納されている前記リダイアル電話番号を最も新しく格納した順に取得し、取得された前記リダイアル電話番号と前記監視センタ電話番号記憶手段に格納された前記監視センタの電話番号とが同一でない場合にのみ前記通信制御手段に対して取得した前記リダイアル電話番号の通信機器への通信回線の接続を指示すること、を特徴とする請求項1に記載の警備装置。
【請求項5】
前記警備装置は、さらに有線または無線で通信機器と接続され、
前記通信制御手段は、さらに接続された前記通信機器によって入力を受付けた電話番号の通信機器に通信回線を接続し、前記電話番号を前記リダイアル電話番号記憶手段に格納すること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の警備装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4−1】
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【図4−2】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8−1】
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【図8−2】
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【図8−3】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12−1】
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【図12−2】
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【図12−3】
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【図12−4】
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【図13】
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【公開番号】特開2006−279875(P2006−279875A)
【公開日】平成18年10月12日(2006.10.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−99826(P2005−99826)
【出願日】平成17年3月30日(2005.3.30)
【出願人】(000202361)綜合警備保障株式会社 (266)
【Fターム(参考)】