説明

農用作業車の操作装置

【課題】農用作業車の操作レバーの操作感覚を良くし、操作性の向上によって作業能率を高める。
【解決手段】スプリング支持軸32の一側に第1左右トルクスプリング33及を他側に第2左右トルクスプリング34を巻装し、左右連係部33a,33b、34a,34bを上方へ所定間隔隔てて延出し、スプリング連係アーム22aに小径の可動ピン36を取り付けて左右連係部33a,33b、34a,34bの間隔部に配置し、フレーム部21の可動ピン36の下方部位に軸心一致状態の固定ピン37及び大径の調整ピン38を設け、固定ピン37を第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33bの間隔部に配置し、調整ピン38の周面を第2トルクスプリング34の左右連係部34a,34bの間隔部に接触状態で配設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバイン等の農用作業車の操作装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
コンバイン等の農用作業車において、運転席の前方中央から右側に偏位して配置した操作レバーを、走行機体を操向する機構部に連動連結し、操作レバーの中立位置Nから進行左右方向L,Rへの傾倒操作で走行機体の操向を行なうにあたり、操作レバーの左側への傾倒操作力FLに比較して右側への傾倒操作力FRを小とし、左右の操作のフィーリングを等しくしたものは、公知である(特許文献1)。
【特許文献1】特開2001−222333号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来技術の操作レバーには単一のスプリングを装着し、傾倒操作位置から中立位置にスプリングにより復帰させる構成であり、中立位置から左右方向に操作レバーを回動操作する際に、スプリングは中立位置に近い操作領域では中立位置復帰作用が弱く、中立位置から遠い操作領域になると急に強くなる傾向があり、適切な操作領域に操作しにくいという不具合があった。そこで、本発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
この発明は、操縦部(3)のフレーム部(21)に作動体(22)を前後方向軸(23)回りに回動自在に軸支し、該作動体(22)に操作レバー(11)を左右方向軸(24)回りに回動自在に軸支し、該操作レバー(11)を左右方向軸(24)回りに前後方向に回動すると刈取搬送部(7)を昇降させ、該前後方向軸(23)回りに左右方向に回動すると機体走行方向を左右に操舵する構成とし、前記作動体(22)には下方に突出するスプリング連係アーム(22a)を設け、前記フレーム部(21)には前記スプリング連係アーム(22a)の下方に位置するようにスプリング支持軸(32)を前後方向に沿わせて設け、該スプリング支持軸(32)の一側に第1左右トルクスプリング(33)を他側に第2左右トルクスプリング(34)を巻装してその左右連係部(33a,33b、34a,34b)を上方へ所定間隔隔てて延出し、前記スプリング連係アーム(22a)には前後方向に沿うように小径の可動ピン(36)を取り付け、該スプリング連係アーム(22a)を前記第1左右トルクスプリング(33)及び第2左右トルクスプリング(34)の左右連係部(33a,33b、34a,34b)の間隔部に配置し、前記フレーム部(21)の前記可動ピン(36)の下方部位には前後方向に沿わせて軸心一致状態の固定ピン(37)及び大径の調整ピン(38)を設け、前記固定ピン(37)を前記第1左右トルクスプリング(33の)の左右連係部(33a,33b)の間隔部に左右に等しい空間を介在させて配置し、前記調整ピン(38)の周面を前記第2左右トルクスプリング(34)の左右連係部(34a,34b)の間隔部に接触状態で配設したことを特徴とする農用作業車の操作装置とする。
【0005】
前記構成によると、操作レバー11の左右小回動操作領域では、第1左右トルクスプリング33だけの押圧作用を受けながら回動操作して左右に操舵し、次いで、左右大回動操作領域では、第1左右トルクスプリング33に加えて第2左右トルクスプリング34の押圧作用を受けながら回動操作し左右に操舵する。
【発明の効果】
【0006】
この発明によると、操作レバー11の左右操作時には、左右の操作加重を順次増大させながら左右操作量と操作加重を合致させ、操作感覚を良くすることができ、操作性の向上によって作業能率を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
まず、図1及び図2により本発明を備えたコンバインの全体構成について説明する。図1はコンバインの全体側面図、図2にはその平面図である。
【0008】
コンバインの走行車体1の下方には左右走行クローラ2,2を配設し、走行車体1上には、右側前部に座席付きの操縦部3を、その後方にはエンジン(図示省略)及び穀粒収納用のグレンタンク4を配設し、走行車体1の左側部に脱穀部5を配設し、走行車体1の前側部には刈取搬送部7を昇降自在に設けている。また、脱穀部5及びグレンタンク4の後方に排稾処理装置8を設けている。
【0009】
操縦部3は、図3に示すように、後側部に座席3aを設け、座席3aの前方にフロント操作ボックス3bを、左側部にサイド操作ボックス3cを設けている。フロント操作ボックス3bの右側端部にはパワーステアリングレバー(操作レバー)11を、正面部にはモニタ表示器12を設けている。サイド操作ボックス3cには、前側から後側にかけてスイッチ及びその入切を表示するスイッチパネル13、エンジンの燃料噴射量を調節するアクセルレバー14、無段変速装置(図示省略)変速用の主変速レバー15、副変速装置(図示省略)変速用の副変速レバー16、刈取脱穀クラッチレバー17を配設している。
【0010】
前記パワーステアリングレバー11は、機体の進行方向を操舵したり、あるいは、刈取搬送部7を昇降するもので、パワーステアリングレバー11を左右方向に回動すると、回動操作量に応じて左右ブレーキ装置(図示省略)を作動し走行方向が左右に修正される。また、パワーステアリングレバー11を前方に回動すると、刈取搬送部7が下降し、後方に回動すると上昇するように構成している。
【0011】
次に、図4及び図5に基づきパワーステアリングレバー11の具体構成について説明する。
フロント操作ボックス3bの右側端部のフレーム部21には、作動体22の下部を前後方向軸23により左右方向に回動自在に軸支している。作動体22の上部にはパワーステアリングレバー11を左右方向軸24により前後方向に回動自在に軸支し、フレーム部21の一側にはブレーキバルブ26を設け、左右の走行伝導経路中に設けた左右ブレーキ装置を作動するように構成している。しかして、パワーステアリングレバー11を前後方向軸23回りに左右に回動すると、ブレーキ連係装置27を介してブレーキバルブ26のスプールを作動し、左右ブレーキ装置が作動し、機体を左右に操舵するように構成している。
【0012】
また、作動体22の一側には刈取搬送部7昇降用の昇降バルブ28を設け、パワーステアリングレバー11を左右方向軸24回りに前後に回動すると、昇降連係装置29を介して昇降バルブ28のスプールを作動し、昇降シリンダ(図示省略)に油圧を給排し、刈取搬送部7を昇降するように構成している。また、左右方向軸24には前後トルクスプリング31を巻装し、前後トルクスプリング31の一端を作動体22に係止し、他端を昇降連係装置29に係止し、パワーステアリングレバー11を前後方向中立位置に復帰させるように構成している。
【0013】
また、作動体22の下部からスプリング連係アーム22aを下方に延出し、フレーム部21にはスプリング連係アーム22aの下方部位にスプリング支持軸32を前後方向に沿わせて配設し、スプリング支持軸32の一側には第1左右トルクスプリング33を、他側には第2左右トルクスプリング34を巻装している。この第1左右トルクスプリング33は、パワーステアリングレバー11の中立位置に近い左右操作領域で中立位置復帰作用をし、第2左右トルクスプリング34は中立位置から遠い左右操作領域で中立位置復帰作用をするものである。
【0014】
スプリング連係アーム22aには小径の可動ピン36を前後方向に沿わせて取り付け、第1、第2左右トルクスプリング33,34から上方へ延出している左右連係部33a,33b、34a,34bの間隔部に可動ピン36を配置している。
【0015】
また、フレーム部21の可動ピン36の下方部位には、前後方向の固定ピン37を可動ピン36と平行状に配設している。そして、図4(B)、図5(B)に示すように、この固定ピン37の一端側のねじ部37aをフレーム部21のねじ穴21aにねじ嵌合して取り付け、固定ピン37には大径部37bと小径部37cを設け、フレーム部21に対して固定ピン37を軸心回りに回動調整して取り付けることにより、第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33b間に左右に同じ大きさの空間を形成できるように構成している。
【0016】
また、固定ピン37のねじ部37aには、断面円形の大径の調整ピン38をねじ嵌合して取り付け、この調整ピン38の周面を第2左右トルクスプリング34の左右連係部34a,34bに接触させて、第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33bの左右間隔よりも第2左右トルクスプリング34の左右連係部34a,34bの左右間隔を幅広に設定している。
【0017】
前記構成によると、パワーステアリングレバー11側の可動ピン36により、第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33bを当接支持し、可動ピン36を第2左右トルクスプリング34の幅広の左右連係部34a,34bに対して左右に等しい空間を形成しながら対向配置することにより、パワーステアリングレバー11の左右小回動操作領域では第1左右トルクスプリング33だけの押圧作用を受けながら回動操作し、左右大回動操作領域に移行すると、第1左右トルクスプリング33に加えて第2左右トルクスプリング34の押圧作用を受けながら回動操作することになり、左右方向の操作加重を順次増大させ操作感覚を良くすることができる。
【0018】
また、フレーム部21に固定ピン37を軸心回りに回動調整してセットし、固定ピン37の大径部37b及び小径部37cの周面を第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33bに左右に同じ大きさの空間を形成することにより、可動ピン36の周面が第1左右トルクスプリング33の左右連係部33a,33bに接触し、ガタをなくすことができる。
【0019】
次に、図6乃至図8に基づき脱穀部5の揺動選別棚58の後部下方に配置した燃料タンク71について説明する。
扱室50には前後方向の扱胴軸により扱胴51を軸架し、扱胴51の外周面には多数の扱歯51a,…を取り付け、扱胴51の下部外周を受網52で覆っている。扱室50の右側方前側部には、二番処理胴53aを内装した二番処理室53を、右側方後側部には排塵処理胴54aを内装した排塵処理室54をそれぞれ設けている。また、扱室50の左側方にはフィードチエン(図示省略)を設けている。
【0020】
また、扱室50の下方から後方にかけて選別部55を配設し、選別部55の前側部の唐箕56から選別風路57の後側に向かうように選別風を送り、選別風路57には揺動選別棚58を配設し、前後方向斜め上下に往復揺動するように構成している。
【0021】
揺動選別棚58の上側部には、前側から後側に向けてグレンパン59、グレンシーブ60、チャフシーブ61及びストローラック62からなる粗選別部を構成し、揺動選別棚58の下側部には前側から後側に向けて下部グレンパン63及び網体の下部グレンシーブ64からなる精選別部を構成している。しかして、扱室50、排塵処理室54及び二番処理室53から落下する脱穀処理物を揺動選別棚58により受けて、後側に揺動移送しながら比重選別する構成である。
【0022】
選別風路57の底部前側部に一番ラセン65a付きの一番受樋65を設け、底部後側部に二番ラセン66a付きの二番受樋66を設け、選別風路57の後側終端部における揺動選別棚58の後端部左側上方部位に排塵ファン67を配設し、揺動選別棚58上を選別されながら後側に送られる軽い藁屑類、及び、排塵処理室54から排出される軽い藁屑類を機外に吸引排出するように構成している。
【0023】
揺動選別棚58の二番受樋66の後側下部右側に燃料タンク71を配設している。この燃料タンク71の前側上部の前下がり傾斜面部71aを二番受樋66の後側傾斜面に接近して配置し、後側下部には後上り傾斜面部71bを構成し、燃料供給パイプ71dを右側面後側部から右側方へ後上り傾斜状に延出している。
【0024】
燃料タンク71の前側部を前側タンクカバー72fで覆い、中間部及び後側部を後側タンクカバー72rで覆っている。分割構成している前側タンクカバー72fは前下がり傾斜状にして燃料タンク71の前側部を接近して覆い、また、後側タンクカバー72rは、燃料タンク71の中間部を覆う平板部及び後側部を覆う後下がり斜状部により構成されていて、これらは走行車体1の後側部及び脱穀部5のフレーム後部に、ボルト・ナットで分割して着脱できるように取り付けている。
【0025】
また、揺動選別棚58の二番受樋66の後側上部にシールカバー73の前側端部を取り付けてその後側部を後方に延出し、揺動するシールカバー73の後側端部を前側タンクカバー72fの後側端部、及び、後側タンクカバー72rの前側端部にボルト・ナットで共締めして取り付けている。また、シールカバー73の前側には防塵カバー74を設けて、二番受樋66の後側傾斜板と前側タンクカバー72fとの間に垂下し、揺動選別棚58から燃料タンク71への塵埃類の飛散を防止している。
【0026】
前記構成によると、燃料タンク71のカバーを前側、後側タンクカバー72f,72rに分割構成しているので、後側タンクカバー72rだけを取り外すことにより、燃料タンク71を後側へ取り外すことができる。また、燃料タンク71の上部前側に前下がり傾斜面部71aを形成しているので、藁屑類を下方に流下案内し藁屑類の溜りを防止することができる。また、二番受樋66から後方に二番物がオーバーフローしても、揺動するシールカバー73により後側タンクカバー72r上を後側に流れ、二番受樋66と燃料タンク71との間に詰まるのを防止することができる。
【0027】
次に、図9によりコンバインの車体自動水平制御について説明する。
コントローラ81の入力側には、車体自動水平制御装置の入切をする車体水平自動スイッチSW1、刈取搬送部7の昇降位置を検出する刈高さポテンショメータ83、及び、湿田スイッチSW2を接続している。コントローラ81の出力側には、車体水平バルブソレノイド84を接続し、車体水平ローリングバルブ及び車体水平ピッチングバルブ(図示省略)を作動し、ローリングシリンダ及びピッチングシリンダ85を伸縮するように構成している。
【0028】
前記構成によると、車体水平自動スイッチSW1を入りにすると、車体自動水平制御装置が立ち上がり、湿田などで機体が傾斜した場合に、左右方向と前後方向の傾斜を自動的に修正し、水平状態に復帰させる制御がなされる。
【0029】
また、車体自動水平制御中には刈高さポテンショメータ83により刈取搬送部7の昇降位置を検出し、刈取搬送部7が所定高さ以上に上昇すると、車体自動水平制御が停止される。
【0030】
コンバインの刈取作業中において畔際で旋回中に、慣性により車体が傾くと、車体自動水平制御装置により車体を水平に復帰させる自動水平制御がなされる。すると、旋回終了後に刈取搬送部7で刈取作業を開始する際に、車体を水平に戻したときに、前回の水平状態と異なる状態になることがあり、左右の刈高さが相違するという不具合が発生することがある。しかし、前記構成によると、刈取搬送部7を上昇した旋回時には車体自動水平制御が停止されるので、このような不具合を解消し、旋回時間を短くしながら刈取作業能率を高めることができる。
【0031】
また、車体水平自動スイッチSW1が入り、湿田スイッチSW2が入りの場合には、刈取搬送部7の上昇時における車体自動水平制御の停止が解除されて、車体自動水平制御が実行される。このようにすると、湿田において旋回中の車体傾斜が自動的に水平状態に修正され、旋回終了後の刈取作業を円滑に再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】コンバインの側面図
【図2】コンバインの平面図
【図3】操縦部の平面図
【図4】操作レバーの側面図、要部の側面図
【図5】操作レバーの背面図、要部の正面図
【図6】脱穀部の切断側面図
【図7】脱穀部の背面図
【図8】燃料タンクの側面図
【図9】制御ブロック図
【符号の説明】
【0033】
1 走行車体
3 操縦部
3a 座席
3b フロント操作ボックス
3c サイド操作ボックス
7 刈取搬送部
11 パワーステアリングレバー(操作レバー)
21 フレーム部
22 作動体
22a スプリング連係アーム
23 前後方向軸
24 左右方向軸
32 スプリング支持軸
33 第1左右トルクスプリング
33a 左右連係部
33b 左右連係部
34 第2左右トルクスプリング
34a 左右連係部
34b 左右連係部
36 可動ピン
37 固定ピン
38 調整ピン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
操縦部(3)のフレーム部(21)に作動体(22)を前後方向軸(23)回りに回動自在に軸支し、該作動体(22)に操作レバー(11)を左右方向軸(24)回りに回動自在に軸支し、該操作レバー(11)を左右方向軸(24)回りに前後方向に回動すると刈取搬送部(7)を昇降させ、該前後方向軸(23)回りに左右方向に回動すると機体走行方向を左右に操舵する構成とし、前記作動体(22)には下方に突出するスプリング連係アーム(22a)を設け、前記フレーム部(21)には前記スプリング連係アーム(22a)の下方に位置するようにスプリング支持軸(32)を前後方向に沿わせて設け、該スプリング支持軸(32)の一側に第1左右トルクスプリング(33)を他側に第2左右トルクスプリング(34)を巻装してその左右連係部(33a,33b、34a,34b)を上方へ所定間隔隔てて延出し、前記スプリング連係アーム(22a)には前後方向に沿うように小径の可動ピン(36)を取り付け、該スプリング連係アーム(22a)を前記第1左右トルクスプリング(33)及び第2左右トルクスプリング(34)の左右連係部(33a,33b、34a,34b)の間隔部に配置し、前記フレーム部(21)の前記可動ピン(36)の下方部位には前後方向に沿わせて軸心一致状態の固定ピン(37)及び大径の調整ピン(38)を設け、前記固定ピン(37)を前記第1左右トルクスプリング(33の)の左右連係部(33a,33b)の間隔部に左右に等しい空間を介在させて配置し、前記調整ピン(38)の周面を前記第2左右トルクスプリング(34)の左右連係部(34a,34b)の間隔部に接触状態で配設したことを特徴とする農用作業車の操作装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−232758(P2009−232758A)
【公開日】平成21年10月15日(2009.10.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−83708(P2008−83708)
【出願日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願人】(000000125)井関農機株式会社 (3,813)
【Fターム(参考)】