説明

透明導電性薄膜積層体のエッチング液

【課題】透明導電性薄膜又は透明導電性薄膜積層体の従来のエッチング液は、導電性薄膜等のアンダーカットを生じる問題があるので、これを解決できるエッチング液を提供することを課題とする。
【解決手段】硫酸、過酸化水素及び含窒素化合物を含有する、透明導電性薄膜及び透明導電性薄膜積層体をエッチングに用いられるpH7.0未満のエッチング液。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、透明導電性薄膜積層体のエッチング液及びそのエッチング液を使用するエッチング方法に関する。
【背景技術】
【0002】
透明導電性薄膜は、透明であるにもかかわらず導電性を有する薄膜であり、インジウムとスズの酸化物(ITO)を代表例とする薄膜である。
ITOの様な透明導電性薄膜は可視光線透過率が高く、抵抗値が比較的低いことが特徴であるが、近年透明導電性薄膜を利用した回路の高密度化への要求が高くなると、可視光線透過率を維持しつつ、抵抗値のより低い透明金属薄膜との積層体が必要となり、銀又は銀合金を使用した特開2001−52529のような積層体が開発されている。
ITOの様な透明導電性薄膜のエッチング液としては、例えば特開2000−309888のような塩酸、りん酸、カルボン酸及び界面活性剤からなる組成や、特開2003−306676のようなシュウ酸及びカルボン酸からなる組成が公開されている。しかし、このような処理液では、前述した透明金属薄膜のエッチングは困難であり、透明金属薄膜を用いた透明導電性積層体のエッチングは不可能である。
また、透明導電性積層体のエッチングとしては、特開2004−156070のような、りん酸、硝酸、酢酸を含有するエッチング液や、特開2002−157929のようなドライエッチング法が紹介されている。
しかし、りん酸や酢酸は排水処理性に大きな問題を抱えており、硝酸によるエッチングではエッチング速度が速いため、エッチングレジスト下の透明導電性薄膜を浸食するいわゆるアンダーカットが発生しやすい。
一方ドライエッチングは装置が高価で、毒性の強いガスを使用し、また大量生産に不向きであるという欠点を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−52529号公報
【特許文献2】特開2000−309888号公報
【特許文献3】特開2003−306676号公報
【特許文献4】特開2004−156070号公報
【特許文献5】特開2002−157929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題は、透明導電性薄膜積層体をエッチングする際に、アンダーカット無くエッチングでき、排水処理性に負担のかからないウェットエッチング液を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは上記課題を解決すべく、鋭意検討を重ねた結果、硫酸、過酸化水素、および含窒素化合物を含有するエッチング液により、アンダーカット無くエッチングでき、排水処理性に負担のかからないことを見いだすことができた。
すなわち、本発明は硫酸、過酸化水素および含窒素化合物を含有する透明導電性薄膜及び透明導電性薄膜と金属薄膜を含む積層膜のエッチング液組成物に関する。また、透明性導電性薄膜が、スズドーピングのインジウム酸化物(ITO)、亜鉛ドーピングのインジウム酸化物(IZO)、ガリウムドーピングの酸化亜鉛(GZO)、及びアルミニウムドーピングの酸化亜鉛(AZO)である、前記エッチング液に関する。
また、透明導電性薄膜積層体が、前記透明性導電薄膜および金属薄膜による積層体である前記エッチング液に関する。
また、銀又は銀合金からなる金属薄膜を使用した透明導電性薄膜積層体の前記エッチング液に関する。
また、前記エッチング液を使用して、エッチングする方法に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明のエッチング液の組成物は、透明導電性薄膜及び透明導電性積層体をアンダーカット無くエッチングすることができる。また、酢酸やシュウ酸などキレート性の有機酸を使用しなくともよいため、排水処理性が良好である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、本発明の実施の形態について詳述する。
本発明のエッチング液の組成物は、硫酸、過酸化水素、含窒素化合物の含有を特徴としているpH7.0未満の処理液であり、透明導電性薄膜はこのような液によってエッチングされるものであればいずれを用いても良い。好適にはITO、IZO、GZO及びAZOが挙げられる。
より具体的には次のエッチング液、及びエッチング方法を提供する。
(1)硫酸、過酸化水素及び含窒素化合物を含有することを特徴とする、透明導電性薄膜及び透明導電性薄膜積層体のエッチングに用いられるpH7.0未満のエッチング液。
(2)上記(1)において含窒素化合物がR123Nで表されるアミン(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、−Cn2n-1(n=5〜8)で表されるシクロアルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基若しくはシクロアルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、5〜8員環を有するラクタム(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、R1−CONR23で表されるアミド(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、R12N−〔(CH2m−NH−〕n−(CH2m−NR34(m:2〜5、n:0〜8、R1〜R4はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜6)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜6)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基および分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したものから選択される)で表されるポリアルキレンポリアミン、R1−CNで表されるニトリル(R1は−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHまたは−CNに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、オキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、テトラヒドロオキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)から選択される少なくとも1種であるエッチング液。
(3)上記(1)又は(2)において、フッ化物イオン以外のハロゲン化物イオンを含まないことを特徴とするエッチング液。
(4)上記(1)〜(3)の何れかにおいて、フッ化物イオンを含まないことを特徴とするエッチング液。
(5)上記(1)〜(4)の何れかにおいて、透明導電性薄膜が、スズドーピングのインジウム酸化物(ITO)、亜鉛ドーピングのインジウム酸化物(IZO)、ガリウムドーピングの酸化亜鉛(GZO)、又はアルミニウムドーピングの酸化亜鉛(AZO)であるエッチング液。
(6)上記(1)〜(4)の何れかにおいて、透明導電性薄膜積層体が、上記(5)で示される透明導電性薄膜および金属薄膜による積層体であるエッチング液。
(7)上記(1)〜(6)の何れかにおいて、金属薄膜が、銀又は銀合金である、エッチング液。
(8)上記(1)〜(7)の何れかのエッチング液を使用してエッチングを行う方法。
【0008】
透明導電性膜と共に積層体を構成する金属薄膜は、単体としての比抵抗が低い銀またはその合金が好適である。銀合金としてはAg−Pd−Cu、Ag−Pd、Ag−Cu−Au、Ag−Ru−Cu、Ag−Ru−Auなどがあり、特にAg−Pd−Cu(APC)が好適である。
【0009】
本発明のエッチング液の組成の濃度は以下の通りである。
硫酸の濃度は、好ましくは0.01〜5.0重量%、さらに好ましくは0.05〜1.0重量%である。硫酸濃度が高い場合は透明導電性膜のアンダーカットの進行が懸念され、低い場合はエッチング速度が極端に低下する。
過酸化水素濃度は、好ましくは0.05〜5.0重量%、さらに好ましくは0.1〜1.0重量%である。
過酸化水素濃度が高い場合はアンダーカットの進行が懸念され、低い場合はエッチング速度が極端に低下する。
含窒素化合物の濃度は、好ましくは0.01〜5.0重量%である。含窒素化合物が低い場合はアンダーカット抑制効果が充分得られない。含窒素化合物濃度がこれ以上に上昇しても、効果は大きく得られないばかりか、コスト面で不利が生ずる。
【0010】
含窒素化合物は、R123Nで表されるアミン(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n-1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、−CnH2n−1(n=5〜8)で表されるシクロアルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基若しくはシクロアルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、5〜8員環を有するラクタム(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、R1−CONR23で表されるアミド(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、R12N−〔(CH2m−NH−〕n−(CH2m−NR34(m:2〜5、n:0〜8、R1〜R4はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜6)で表されるアルキル基、−CnH2n+1(n=3〜6)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基および分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したものから選択される)で表されるポリアルキレンポリアミン、R1−CNで表されるニトリル(R1は−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を-OHまたは−CNに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、オキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、テトラヒドロオキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)が好適である。具体的にはアセトアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、アセトニトリル、アミルアミン、アリルアミン、イソブチルアミン、イソプロパノ−ルアミン、イソプロピルアミン、N−エチルエタノールアミン、モルホリン、N−エチルモルホリン、エチレンジアミン、カプロラクタム、ジアミルアミン、ジエタノールアミン、ジエチルアミン、ジエチレントリアミン、シクロヘキシルアミン、ジメチルアミン、テトラエチレンペンタミン、N,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン、トリエタノールアミン、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、N−メチルホルムアミド、モノエタノールアミン、モノメチルアミン及びモノエチルアミンが挙げられるがこれに限定されるものではない。アミン、アミド及びラクタムが好ましく、特に好ましくはカプロラクタム、シクロヘキシルアミン、2−ピロリドンである。
含窒素化合物の含有により、過酸化水素の分解反応が抑制されると共に、アンダーカットの抑制が出来る。
【0011】
処理液のpHは7.0未満が好適である。pHが7.0以上のアルカリ性では、透明導電性薄膜のエッチングが困難である。
【0012】
本発明の処理液には、公知の過酸化水素を分解抑制させる添加剤を加えることも可能である。添加剤の例として、フェナセチン、芳香族スルホン酸、芳香族カルボン酸、グリコールエーテル、アゾール類などがあるが、これらに特に限定されるわけではない。
本発明のエッチング液においては、フッ化物イオンを除くハロゲン化物イオンは金属薄膜に使用される銀、又は銀合金と不溶性のハロゲン化銀を形成し、エッチング反応中に下層の透明導電性薄膜のエッチングを直接阻害し、及びエッチング液中で固形物となるため、混入を避けることが望ましい。フッ化物イオンについても、エッチング処理自体には悪影響を与えないものの排水処理性に問題があり環境に負荷を与えるため、やはり混入を避けることが望ましい。
【0013】
本発明のエッチング液の使用方法としてはバッチ式による浸漬や、スプレー処理などが挙げられるが、これらに特に限定されるものではない。
エッチング液の使用温度は50℃以下が好ましい。高温では、エッチング速度が過剰になり、アンダーカットのおそれがある上に、過酸化水素の分解が促進される。
【実施例】
【0014】
<エッチング試験>
以下に、実施例と比較例を挙げて本発明を詳細に説明する。本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
ガラス基材上の透明導電性薄膜及び透明導電性積層体にドライフィルムフォトレジストを塗布し、現像によりパターン作成して試験片を作成した。その後、エッチング液に浸漬してエッチングした。エッチング液の組成(残部は水)、pH及び温度を表1に示す。エッチング時間を表2に示す。
【0015】
【表1】

【0016】
評価 ドライフィルムに覆われていない部分の導電率の変化よりエッチング完了時間を測定し、エッチング完了時間の2倍時間におけるドライフィルムパターンの残存率をもって、アンダーカットの評価を行った。結果を表2に示す。○はアンダーカットなし、△はわずかにアンダーカットあり、×は大きいアンダーカットがあったことを示す。なお−ははく離できなかったことを示す。
【0017】
【表2】

【0018】
以上の結果から、硫酸(好ましくは0.01〜5.0重量%、さらに好ましくは0.05〜1.0重量%)、過酸化水素(好ましくは0.05〜5.0重量%、さらに好ましくは0.1〜1.0重量%)、含窒素化合物(好ましくは0.01〜5.0重量%)を含有し、かつpH7.0未満のエッチング液は、透明導電性薄膜及び透明導電性薄膜積層体のエッチングにおいて、アンダーカットを生じない優れたエッチング液であることがわかる。
【0019】
<排水処理試験>
硫酸0.2重量%、過酸化水素水0.5重量%、εカプロラクタム0.5重量%の本発明処理液に銀イオンを1000mg/L添加した廃液を作成した。この液を10倍希釈してから、水酸化カルシウムでpHを12.5に調整し、重亜硫酸ナトリウムを0.2g/L添加して24時間常温で放置した。その後、硫酸にてpHを10.5に調整し、高分子凝集剤(日本表面化学(株)製W−836)を添加して凝集させ、ろ過を行って排水処理液を作成した。この廃液と排水処理液の分析をおこなった。結果は表3のとおりである。
【0020】
【表3】

【0021】
比較例として、以下のエッチング液の例を考察する。
即ち、特開2004−156070に記されているりん酸54.0質量%、硝酸2.2質量%、酢酸33.0質量%の排水処理を行う場合は、水酸化カルシウムの添加により不溶性のりん酸カルシウムを生成させて、沈降分離させる必要があり、りん酸量の約1.63倍にあたるりん酸カルシウムを生成させる事になる。これは、大量の希釈水とスラッジの処理が必要になるため、排水処理は甚だ困難である。
以上より、本発明の処理液は廃水処理性が良好である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
硫酸、過酸化水素及び含窒素化合物を含有することを特徴とする、透明導電性薄膜及び透明導電性薄膜積層体のエッチングに用いられるpH7.0未満のエッチング液。
【請求項2】
含窒素化合物がR123Nで表されるアミン(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、−Cn2n-1(n=5〜8)で表されるシクロアルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基若しくはシクロアルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、5〜8員環を有するラクタム(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、R1−CONR23で表されるアミド(R1〜R3はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、R12N−〔(CH2m−NH−〕n−(CH2m−NR34(m:2〜5、n:0〜8、R1〜R4はそれぞれ水素、−Cn2n+1(n=1〜6)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜6)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基および分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHに置換したものから選択される)で表されるポリアルキレンポリアミン、R1−CNで表されるニトリル(R1は−Cn2n+1(n=1〜8)で表されるアルキル基、−Cn2n+1(n=3〜8)で表される分岐アルキル基、前記アルキル基、分岐アルキル基の1つまたは複数の水素を−OHまたは−CNに置換したもの、1つまたは複数のC−C単結合を二重結合または三重結合に置換したものから選択される)、オキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)、テトラヒドロオキサジン(Nと結合する水素が前記アルキル基または分岐アルキル基で置換されているものを含む)から選択される少なくとも1種以上である請求項1記載のエッチング液。
【請求項3】
フッ化物イオン以外のハロゲン化物イオンを含まない請求項1又は2記載のエッチング液。
【請求項4】
フッ化物イオンを含まない請求項1〜3のいずれか1項に記載のエッチング液。
【請求項5】
透明導電性薄膜が、スズドーピングのインジウム酸化物(ITO)、亜鉛ドーピングのインジウム酸化物(IZO)、ガリウムドーピングの酸化亜鉛(GZO)、又はアルミニウムドーピングの酸化亜鉛(AZO)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のエッチング液。
【請求項6】
透明導電性薄膜積層体が、請求項5で示される透明導電性薄膜および金属薄膜による積層体である請求項1〜4のいずれか1項に記載のエッチング液。
【請求項7】
金属薄膜が、銀又は銀合金による請求項1〜6のいずれか1項に記載のエッチング液。
【請求項8】
請求項1〜7のいずれか1項に記載のエッチング液を使用してエッチングを行う方法。

【公開番号】特開2013−84680(P2013−84680A)
【公開日】平成25年5月9日(2013.5.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−222136(P2011−222136)
【出願日】平成23年10月6日(2011.10.6)
【出願人】(000232656)日本表面化学株式会社 (29)
【Fターム(参考)】