説明

遊技機

【課題】乱数発生装置の異常を正確に判別することができるとともに、遊技の途中で乱数装置に異常が生じた場合でも、その遊技の抽選に使用される乱数が正常であったときは、遊技を継続して行うことができる遊技機を提供すること。
【解決手段】異常検出用乱数取得手段422は、乱数発生装置112が発生する乱数の更新周期よりも長く、かつ、連続する2つの乱数周期内に乱数を少なくとも3回取得できるタイミングで乱数発生装置112から逐次乱数を取得し、3回連続して取得した乱数値が一致したときに、乱数に異常が生じたと判定する。このとき、抽選用乱数判定手段4324が、抽選用乱数取得手段4322が取得した乱数が正常であると判定しているときは、そのときの遊技状態などに応じて遊技に関する制御を続行する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
予め定められた数値範囲内で生成される1つの乱数を用いて行われる抽選に基づいて遊技の結果を定める遊技機であって、
予め定められた乱数周期ごとに、前記数値範囲内の各数値が重複せずに一通り生成されるように前記生成する乱数の値を順次更新する乱数更新手段と、
前記抽選に用いる抽選用乱数として、外部からの操作に応じて前記乱数更新手段によって更新された乱数を取得する抽選用乱数取得手段と、
前記乱数更新手段による前記乱数の値の更新間隔よりも長く、かつ、2つの連続する前記乱数周期内に少なくとも3回取得できる時間間隔で、前記乱数更新手段によって更新される乱数を、異常検出用乱数として定期的に取得する異常検出用乱数取得手段と、
前記異常検出用乱数が取得されるごとに、該異常検出用乱数の値に基づいて前記乱数更新手段によって乱数の値が正常に更新されているか否かを判定する第一の乱数判定手段と、
前記抽選用乱数が取得されるごとに、該抽選用乱数の値に基づいて前記乱数更新手段によって乱数の値が正常に更新されているか否かを判定する第二の乱数判定手段と、
前記第一の乱数判定手段によって、前記乱数の値が正常に更新されていないと判定された時点において、前記第二の乱数判定手段が、前記乱数の値が正常に更新されていると判定していたときは遊技を継続させ、正常に更新されていないと判定していたときは遊技を停止させる遊技進行制御手段と、
を備えることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記第二の乱数判定手段は、
前記抽選用乱数取得手段によって前記抽選用乱数が取得されると、該抽選用乱数と、該抽選用乱数とは各々異なるタイミングで前記乱数更新手段によって更新された少なくとも2つの乱数と、からなる少なくとも3つの乱数のうち、いずれか2つの乱数の値が一致しなかったときに、前記乱数更新手段によって乱数の値が正常に更新されていると判定し、
前記少なくとも3つの乱数は、最初の乱数が取得されてから最後の乱数が取得されるまでの期間が、前記2つの連続する乱数周期よりも短く、かつ、各々の乱数は、前記乱数更新手段による前記乱数の値の更新間隔よりも長い時間間隔で取得されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第一の乱数判定手段は、
前記抽選用乱数取得手段によって取得された前記抽選用乱数の値と、該抽選用乱数が取得された直後に前記異常検出用乱数取得手段によって取得された、時系列で連続する2つの前記異常検出用乱数の値とが、すべて一致したときに、前記乱数更新手段によって乱数の値が正常に更新されていないと判定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第一の乱数判定手段は、
前記抽選用乱数取得手段によって前記抽選用乱数が取得された直後に、前記異常検出用乱数取得手段によって取得された、時系列で連続する3つの前記異常検出用乱数の値がすべて一致したときに、前記乱数更新手段によって乱数の値が正常に更新されていないと判定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項5】
前記外部からの操作を契機として複数の図柄が変動を開始してから、該図柄の変動がすべて停止するまでを1回の単位とする単位遊技を実行する単位遊技実行手段と、
前記複数の図柄の変動が停止したときに特定の図柄組合せが停止表示されると、遊技者に対して特典が付与される確率が高くなる特別遊技を実行し、該特別遊技が終了すると前記単位遊技を再開させる特別遊技実行手段と、を備え、
前記単位遊技実行手段は、
前記外部からの操作に応じて取得された前記抽選用乱数に基づいて、特別役に当選したか否かを決定する役抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選において前記特別役が当選したときに、前記特定の図柄組合せが停止表示されるように、前記複数の図柄の変動を停止させる停止制御手段と、を含み、
前記遊技進行制御手段は、
前記第一の乱数判定手段および前記第二の乱数判定手段の判定に基づいて遊技を継続させると判断した場合、前記特別遊技中だったときは、該特別遊技を継続して実行し、該特別遊技が終了すると、前記単位遊技の再開を禁止し、
前記特別遊技中ではなく、かつ、前記単位遊技中だったときは、該単位遊技が終了すると、次の単位遊技の開始を禁止する
ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項に記載の遊技機。
【請求項6】
前記役抽選の結果を記憶する役抽選結果記憶手段を備え、
前記遊技進行制御手段は、
前記第一の乱数判定手段および前記第二の乱数判定手段の判定に基づいて遊技を継続させると判断した場合、前記役抽選結果記憶手段に前記特別役に当選したことが記憶されていたときは、該特別役に基づく前記特別遊技が開始されて終了するまで、前記単位遊技および前記特別遊技を継続して実行し、
前記役抽選結果記憶手段に前記特別役に当選したことが記憶されておらず、かつ、前記単位遊技中だったときは、該単位遊技が終了すると、次の単位遊技の開始を禁止する
ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記単位遊技実行手段は、所定数の遊技媒体が投入されたことによって、前記単位遊技の実行が可能となるとともに、前記特別遊技中においても前記単位遊技を実行し、
前記役抽選手段は、前記特別役と、対応する図柄組合せが停止表示されると予め定められた数の前記遊技媒体が払い出されることとなる複数の小役と、を含む複数種類の役のうち、少なくとも1つの役を当選役とするか否かを決定する役抽選を行い、
前記停止制御手段は、前記役抽選により少なくとも1つの当選役が定められると、1つの当選役のみに対応する図柄組合せが停止表示されるように、前記複数の図柄の変動を停止させ、
前記単位遊技実行手段は、
前記特別遊技中に行われる前記単位遊技において、前記外部からの操作がなされたときに、前記役抽選に依らずに強制的に前記複数の小役をすべて当選役と定める強制当選手段を有する
ことを特徴とする請求項5または6に記載の遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【公開番号】特開2012−40139(P2012−40139A)
【公開日】平成24年3月1日(2012.3.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−183242(P2010−183242)
【出願日】平成22年8月18日(2010.8.18)
【出願人】(390031783)サミー株式会社 (5,279)
【Fターム(参考)】