説明

遠隔動作機能を備えた移動通信端末及び装置

【課題】
遠隔操作できるようにした移動通信端末及びこれに関連する装置を提供する。
【解決手段】
携帯電話(移動通信端末)30を、指令発信源10からの音声、信号、光、気温、圧力等の形式で与えられる直接指令と基地局20を介した間接指令のいずれかにより遠隔動作させる。携帯電話(移動通信端末)30は、指令と該指令に対する応答動作を登録する指令登録部と、電源のオンオフ状態や動作モードに拘わりなく動作する指令入力部と、を備える。前記指令入力部に、直接指令や間接指令が入力されると、携帯電話(移動通信端末)30は、前記指定登録部にて各指令に対応する動作を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信端末に関し、特に、離れた位置から各種動作を実行させることができるようにした移動通信端末に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の移動通信端末は、ユーザが手元で操作することを考えて作られており、ユーザの手元を離れてしまうと特定の動作しかできないようになっている。例えば、携帯電話では、ハンズフリー機能により、会話やメニュー操作等ができるに止まっている。
【0003】
上記ハンズフリー機能とは別に、携帯電話が手元に見当たらない場合などに、着信音等により携帯電話の所在を確かめるべく、他の電話より発呼する用法が広く知られている。また、特開2002−57749号公報には、携帯電話や各種リモコン等に呼び名を与えておき、持ち主が呼び名を発すると、応答できるようにした携帯型通信装置が提案されている。
【0004】
図6は、これら従来の移動通信端末の指令経路を表した図である。図6を参照すると、指令発信源(ユーザ)が、基地局に対し、目当ての携帯電話に対して受信要求を発信すると、基地局が、指令発信源からの要求を受けて、携帯電話に対して着呼信号を送信し、受信動作を行わせるという経路がある。また、指令発信源(ユーザ)が、言葉(音声)によって直接指令して、特開2002−57749号公報に記載のように応答動作を行ったり、ハンズフリー機能にて、通話や操作項目の選択を行うことのできる経路が用意されていることになる。
【特許文献1】特開2002−57749号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上のとおり、従来の携帯電話等の移動通信端末では、その所在が不明であるとき、他の電話が身近にない場合には、所在確認をすることはできない。また、特開2002−57749号公報に記載の携帯型通信装置をもってしても、電源オフの場合やマナーモードになっている場合には、応答が得られなかったり、応答を検知できないことが容易に予想される。
【0006】
ところで、移動通信端末は、その特性上所有者に携行されることから、高温や低温の悪環境下に置かれてしまう場合がある。所有者が気づかなければ、機能の低下を引き起こし、故障に至ってしまう場合もある。
【0007】
本発明は、上記した観点に沿ってなされたものであって、容易な手段で確実に遠隔操作できるようにした移動通信端末及びこれに関連する装置を提供することを目的とする。また、本発明は、上記遠隔操作の指令として各種事象を設定し、移動通信端末の周囲の状況を報知させる構成を提案することも副次的な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、認識すべき指令の内容と該指令に対する応答動作を登録する指令登録部と、少なくとも移動通信端末の主電源のオフ時に動作する指令入力部と、を備える移動通信端末が提供される。この移動通信端末は、主電源がオフ時であっても前記指令入力部に前記指令登録部に登録された指令が入力されると、前記指定登録部にて該指令に関連付けて登録された応答動作を実行する。
【0009】
また、本発明の第2の視点によれば、予め定められた内容の指令を送出する指令送出部と、前記指令送出部を操作する操作部とを備えて、上記した移動通信端末に応答動作させることができる遠隔操作装置が提供される。
【0010】
また、本発明の第3の視点によれば、上記した移動通信端末に与える指令と該指令に対する応答動作の組み合わせデータを蓄積するデータ蓄積部と、前記データ蓄積部に蓄積された組み合わせデータ一覧を上記した移動通信端末に送信するとともに、前記移動通信端末からの要求に応じて、前記組み合わせデータを送信するデータ送信部と、を備える情報配信装置が提供される。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る移動通信端末によれば、予め指令内容と該指令に対応する動作を定めておくことで、紛失・盗難した際に、確実に移動通信端末を発見できることになる。その理由は、他の電話等を必要としない構成を採用したこと、携帯電話の電源がオフである場合にも応答可能とする構成を採用したことにある。
【0012】
また、本発明に係る遠隔操作装置によれば、上記紛失・盗難した際の移動通信端末の検出装置としての用法はもちろんのこととして、複数の端末を集中的に管理すること等が可能となる。
【0013】
また、本発明に係る情報配信装置によれば、上記移動通信端末に与える指令と該指令に対応する動作の設定を容易化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
続いて、本発明の好ましい実施の形態について説明する。本実施の形態は、本発明を携帯電話に適用した例であり、遠隔指令を検知し、該遠隔指令に応じた動作を即座に又は時間をおいて実行するよう設定したものである。以下、携帯電話に本来の通信機能に加え、自ら存在を周囲に知らしめたりする機能や、自ら故障を回避する動作を行う機能を具備可能となること、また同時にそのようなサービスをも提供可能となることを、詳細に説明する。
【0015】
図1は、本実施の形態に係る移動通信端末(携帯電話)遠隔動作システムの概略構成を表した図である。図1を参照すると、この移動通信端末(携帯電話)遠隔動作システムは、携帯電話30と、遠隔操作装置40と、情報配信装置50とから構成されている。
【0016】
携帯電話30は、携帯電話全体の制御を行う制御部31、液晶表示装置等で構成される表示部32、ボタン等で構成される操作部33、記憶部34、無線通信部35、これらの電源のオンオフ状態に拘わりなく動作するよう電源部38と接続された指令登録部36、指令入力部37から構成されている。
【0017】
指令登録部36は、指令の内容と応答動作の組み合わせを記憶保持する手段である。ここで、指令の内容とは、携帯電話30側で認識又は観測可能な音声、信号、光、温度、圧力等の条件等である。また、応答動作の種類としては、特定の言葉や効果音などの音声を出力する、搭載されている発光素子を点灯する、表示部32に指定の画像を表示する、通話機能をオンオフする、携帯電話30をバイブレータにより振動させる等を選択することができる。
【0018】
このほか携帯電話30には、上記指令の内容と応答動作の組合せとして、後述する基地局を介した間接的に送られる指令と応答動作の組合せ(図4左側参照)等が登録されているものとする。もちろん、携帯電話30の所有者自身が気に入ったものを情報配信装置50からダウンロードしたり、自身の声や顔等を登録しこれに対応する応答動作を登録することもできる。また、より好ましくは、これらの登録の際には、指令登録部36が、パスワード等の入力を要求する。
【0019】
指令入力部37は、内蔵されたセンサや認識装置等と接続され、携帯電話30周囲の事象を観測し、指令登録部36に記憶保持された指令の内容として定められた条件が成立したか否かを監視・判定する手段である。
【0020】
電源部38は、主電池と予備電池を含んで構成され、表示部32、操作部33、記憶部34、無線通信部35のオンオフ状態とは関係なく、指令登録部36、指令入力部37を駆動可能となっている。
【0021】
遠隔操作装置40は、指令送出部41と、操作部42とを備え、携帯電話30に対して、予め定めた指令内容を送出できるように構成された携帯電話、リモートコントローラー、屋内無線機器等である。
【0022】
情報配信装置50は、ネットワーク上に設定されたサーバ装置である。情報配信装置50は、指令内容と応答動作とを組み合わせたデータを蓄積するデータ蓄積部51と、携帯電話30からの要求に応じてデータ蓄積部51に蓄積された指令内容と応答動作の組み合わせデータの一覧を生成・送信するとともに、選択されたデータを送信するデータ送信部52とを備えている。
【0023】
図2は、上述した携帯電話30の指令経路を表した図である。図2を参照すると、指令発信源10と、基地局経由形式の指令を送信する基地局20と、携帯電話30とが示されている。
【0024】
なお、指令発信源10とは、上述した遠隔操作装置40等の携帯電話30に対して希望する動作を発動させる装置、携帯電話30の所有者本人やその家族等の人物、若しくは、気温や圧力等の周囲環境等である。
【0025】
指令発信源10が人物である場合、公衆回線等を介して他の電話から所定の番号(該当する携帯電話30の発番号や共通のセンタ番号)にダイヤルすると基地局20に接続することができる。また、端末等から所定のアドレスにアクセスしても、基地局20に接続することができる。基地局20は、各種応答動作の選択肢を保持しており(図4左側参照)、応答動作の選択入力を受け付けて、所定の携帯電話30に対して当該応答動作に対応する指令を生成・送信する指令発信装置としての機能を有している。このように、動作させたい携帯電話30を指定して指令を間接的に送ることもできる。また、基地局20は、該携帯電話の所有者以外の者に悪用されないために、基地局へのアクセスや動作させたい携帯電話の選択の際には、パスワード等を確認する。
【0026】
携帯電話30は、基地局20を介して間接的に送られる指令や指令発信源10からの直接的な指令を、指令入力部37で受け取り、指令登録部36に定義された内容を参照して、指令内容に応じた動作を即時又は時間をおいて実行する。また、上記処理は、携帯電話30の電源状態やマナーモード(着信音等を非出力とする等により周囲に配慮するための特別なモード)であるか否かに拘わらず実行される。例えば、マナーモード下で特定の音声を出力すべき指令を受信した場合には、携帯電話30は、マナーモードを解除し動作する。
【0027】
続いて、上記した指令発信源10、基地局20、携帯電話30の動作の流れを図面を参照して詳細に説明する。図3は、直接乃至間接に携帯電話30が指令を受け付けて動作するまでの流れを表したフローチャートである。同図中左側のステップS001〜S004が基地局20を介して間接的に指令を送る場合の流れであり、直接指令発信源10から直接指令を受け取る場合は、同図中右上のステップS101から開始する。
【0028】
始めに、基地局20を介して間接的に指令を送る場合の動作について説明すると、指令発信源10である者が、任意の機器を利用して、所定の発番号にて基地局20にアクセスすると、基地局20は、セキュリティー確保のため、パスワードの要求等により指令権限の確認を行う(ステップS001)。指令権限の確認に成功すると、基地局20は、携帯電話30にて実行できる応答動作の選択メニューを、画面表示、項目の順次読み上げ等の利用機器に応じた形態で出力する(ステップS002)。指令発信源10である者が、任意の応答動作項目を選択すると、基地局20は、選択された動作項目に対応する指令を生成・送信する(ステップS004)。
【0029】
一方、携帯電話30は、所定の時間間隔で指令入力部37にて検知される入力値を監視し(ステップS101)、指令発信源10や基地局20からの指令と認識できた場合には(ステップS102のYes)指令に応じた応答動作を読み出し(ステップS103)、実行する(ステップS104)。
【0030】
図4は、指令と応答動作の組合せの具体例を表した図である。基地局20を介した間接的な指令と応答動作は、移動通信事業者等のサービス提供者等が予め設定しておくものであり、応答動作選択時にメニューとして提示可能となっている。図4の例では、「001#」で発光素子の全点灯動作を行わせることができ、「002#」でバイブレーション振動動作を行わせることができるようになっている。また、「012#」では、「おーい!ここだよ。早く見つけてよー!」との音声を出力させることが可能となっている。また、外出先で紛失した場合等を想定して、「電話を落としてしまいました。お気づきの方はお手数ですがお近くの○○まで届けてください」との音声を出力するといった応答動作を用意してもよい。
【0031】
また、図4の右側に示されたように、直接的な指令とこれに対する応答動作は、携帯電話30に基本的なもの(例えば、電話番号の問いかけに対し自機番号を応答する等)を用意しておくとともに、ユーザが好みの言葉・音声、画像等を記憶させ、対応する応答動作を登録して用意される。図4の例では、「おはよう」との音声による問いかけに対し、「今日も頑張ろう!」との音声による応答、「おーい三郎!」との音声による問いかけに対し、「ここに居るよー」との音声による応答がなされるように設定されている。また、携帯電話30が高温環境に置かれた場合には、「暑いよー!」との音声とともにバイブレータを振動させる動作が行われるようになっている。
【0032】
また、遠隔操作装置40にユニークな音声、信号や光を送出できる指令送出部41を備えさせ、これに対応する動作を携帯端末30の共通設定として登録しておくようにすれば、汎用の携帯電話30検出装置や管理装置として、遠隔操作装置40を用いることができる。このような遠隔操作装置40は、移動通信事業者から携帯電話を一時的に紛失した者や統合管理を行いたい事業者等に貸し出すための単独機能の機器として構成してもよいし、住宅等の無線ネットワーク機器に付随させて構成してもよい。
【0033】
また、携帯電話30の用途や使用者の属性によって、上記直接的な指令とこれに対する応答動作は大きく変動してくることに鑑みれば、これら携帯電話30の用途や使用者の属性に応じた設定パターンを情報配信装置50に用意しておき、ダウンロードして設定できるようにしても良い。
【0034】
図5は、以上を整理し、携帯電話30の動作概要をまとめた図である。図5に示されたように、携帯電話30は、指令入力部37により、指令発信源から直接乃至間接的に入力される電波・信号、言葉・音声、光・温度・湿度・圧力等の任意の内容の指令を認識する。そして、携帯電話30は、指令登録部36に予め登録されている指令内容に該当する応答動作を選択し実行することができるようになっている。
【0035】
以上説明したように、本実施の形態の携帯電話30によれば、手元に携帯電話30がない場合でも、予め定めた言葉・フレーズによる指令と応答動作を登録しておくことにより、簡単に携帯電話を操作することができる。例えば、特定の音声フレーズが認識されたならば、特定の音声フレーズを返す、予め登録しておいた番号にダイヤルする、予め登録しておいたアドレスに電子メールを送信する、録音機能をオンにする等といった諸動作を携帯電話30に行わせることができる。もちろん、携帯電話30が紛失した場合には、そのために用意(登録)しておいた指令、或いは、その用途にも使える指令によって、携帯電話30の所在発見を促す動作をさせることができる。
【0036】
また、遠隔操作装置40に、多彩な指令を送出する機能を備えることで、手元にない携帯電話30に複雑な操作を行わせることもできる。例えば、電源のオンオフ、スピーカのオンオフ、録音メッセージの再生、録音機能のオンオフ、電子メールの操作、カメラ機能の操作等を行うことが可能となる。例えば、カメラ機能に着目した場合、この遠隔操作装置は、シャッターリモートコントローラーとして用いることができ、「チーズ!」との音声で撮像動作を行わせることができる。
【0037】
また、予想される周囲環境の条件、事象等を、指令という形で設定しておくことにより、携帯電話30をして、当該事象に応じた応答動作をさせることもできる。例えば、所定炎天下にさらされる等して高温が検知された場合には、ユーザの手元から離れたものと判断して警報音を出力させたり、室内の気温が下がった場合には、携帯電話30から、暖房をつけることを促すメッセージを出力させる等することもできる。
【0038】
同様に、携帯電話30にとって好ましくない条件とそれに対応する非常時の動作の組み合わせを登録することもできる。このようにすれば、携帯電話30自らが、危険を察知して、故障が予想される部位を保護する、電源を遮断する、周囲にアラームを報知する、大切なデータを所定のアドレスに退避させる等の措置を採る等のフェイルセーフ・フェイルソフト思想に則った諸動作を行わせることができる。
【0039】
また上記した実施の形態では、指令登録部36、指令入力部37は、無線通信部35のオンオフ状態とは関係なく、駆動されるものとして説明したが、指令登録部36、指令入力部37が、携帯電話30の主電源がオフであるとき、オンとなって動作するようにしても良い。このようにすれば、主電源がオンである場合や電池残量がまだ残っていると思われる場合は、従来通りに他の電話から発呼する用法を用い、それでも見つからない場合に、指令を送るという用法を採ることができる。
【0040】
また上記した実施の形態では、間接的に指令を送る場合において、基地局20が選択された動作項目に対応する指令を生成・送信し(ステップS004)、携帯電話30が、指令と認識した後に、指令登録部36から応答動作を読み出して実行するものとして説明したが(ステップS101〜S104)、着信時と同様の動作等の基地局20から直接携帯電話30を駆動できるような応答動作については、そのような動作を起こさせる信号を送信するものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施の形態に係る移動通信端末(携帯電話)遠隔動作システムの概略構成を表したブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る移動通信端末(携帯電話)の指令経路を表した図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る移動通信端末(携帯電話)の動作例を説明するためのフローチャートである。
【図4】指令と応答動作の具体例を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る移動通信端末(携帯電話)の動作概要を説明するための図である。
【図6】従来の移動通信端末の指令経路を表した図である。
【符号の説明】
【0042】
10 指令発信源
20 基地局
30 移動通信端末(携帯電話)
31 制御部
32 表示部
33 操作部
34 記憶部
35 無線通信部
36 指令登録部
37 指令入力部
38 電源部
40 遠隔操作装置
41 指令送出部
42 操作部
50 情報配信装置
51 データ蓄積部
52 データ送信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
認識すべき指令の内容と、該指令に対する応答動作を登録する指令登録部と、
少なくとも移動通信端末の主電源のオフ時に動作する指令入力部と、を備え、
前記指令入力部に前記指令登録部に登録された指令が入力された場合に、該指令に応じた応答動作を実行すること、
を特徴とする移動通信端末。
【請求項2】
認識すべき指令の内容と、該指令に対する応答動作を登録する指令登録部と、
電源のオンオフ状態や動作モードに拘わりなく動作する指令入力部と、を備え、
前記指令入力部に前記指令登録部に登録された指令が入力された場合に、該指令に応じた応答動作を実行すること、
を特徴とする移動通信端末。
【請求項3】
前記指令登録部には、ユーザが選択した応答動作を指令信号に変換して送信する指令発信装置から送信される指令の内容と、応答動作が登録されていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の移動通信端末。
【請求項4】
請求項1乃至3いずれか一に記載の移動通信端末に対して、予め定められた内容の指令を送出する指令送出部と、
前記指令送出部を操作する操作部と、を備えて、
前記移動通信端末を遠隔操作可能としたこと、
を特徴とする移動通信端末の遠隔操作装置。
【請求項5】
請求項1乃至3いずれか一に記載の移動通信端末に与える指令の内容と該指令に対する応答動作の組み合わせデータを蓄積するデータ蓄積部と、
前記移動通信端末に対して、前記データ蓄積部に蓄積された組み合わせデータ一覧を送信するとともに、前記移動通信端末からの要求に応じて、前記組み合わせデータを送信するデータ送信部と、を備えたこと、
を特徴とする情報配信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−128797(P2006−128797A)
【公開日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−311065(P2004−311065)
【出願日】平成16年10月26日(2004.10.26)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【Fターム(参考)】