説明

電子キー登録システム

【課題】電子キー登録システムにおいて、電子キーの追加本数に制限を設けることなく、セキュリティ性を向上させることにある。
【解決手段】車載装置20に記憶されるIDコードID1〜ID5が全て「使用済」となったとき、新たなIDコードID6を記憶させることが可能となる。このため、全てのIDコードID1〜ID5が「使用済」となっていないのにも関わらず、不正に新たなIDコードが記憶されることが防止される。また、全てのIDコードID1〜ID5が「使用済」となったときには、新たなIDコードの記憶、すなわち新たな電子キーの登録が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子キー登録システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両と、同車両に登録される電子キーとの無線通信を通じて車両ドアの施解錠等を許可する電子キーシステムが知られている。電子キーには、自身に固有のIDコードが記憶されている。一方、車両には、電子キーのIDコードと同一のIDコードが記憶されている。電子キーは、車両からの要求に応じて自身のIDコードを含む無線信号を送信する。車両は、受信した無線信号に含まれるIDコードと、自身に記憶されるIDコードとの照合を行い、その照合が成立したとき車両ドアの施解錠等を許可する。
【0003】
電子キーシステムにおいて、登録済みの電子キーとは別に新たな電子キーを車両に追加登録可能とされる構成が考えられている(例えば特許文献1参照。)。これにより、1台の車両を大人数で共有したい場合や、電子キーを紛失した場合に、車両に新たな電子キーを追加することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平9−256702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の構成においては、電子キーの追加登録が可能であるところ、ユーザの知らない間に不正に電子キーが登録されるおそれがある。これを防止するべく、車両に予め追加登録用のIDコードを記憶させておき、新たなIDコードの追加を禁止する構成が検討されている。この場合、新たな電子キーを登録するときには、例えば、工場において追加登録用のIDコードを電子キーに記憶させたうえで出荷する。この電子キーにおけるIDコードは予め車両に記憶されたものであるので、車両への登録作業を行うことなく使用することができる。しかし、本構成においては、予め車両に記憶されるIDコードの数を超えて電子キーを追加することができないため、電子キーの追加本数に制限があった。
【0006】
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電子キーの追加本数に制限を設けることなく、セキュリティ性を向上させた電子キー登録システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、電子キーを制御対象に登録する電子キー登録システムにおいて、前記電子キーは自身のIDコードを含む無線信号を送信し、前記制御対象は、前記無線信号に含まれるIDコードと、自身に記憶される複数のIDコードのうち何れかとの照合を行い、前記IDコードの照合が成立した際に、そのIDコードが初めて利用された旨判断したとき未使用から使用済とし、自身に記憶される前記複数のIDコードが全て使用済である旨判断した場合、新たな電子キーにおける新たなIDコードの記憶を許可することをその要旨としている。
【0008】
同構成によれば、全てのIDコードが使用済となっていないのにも関わらず、不正にIDコードが記憶されることが防止される。また、全てのIDコードが使用済となったときには、新たなIDコードの記憶、すなわち新たな電子キーの登録が可能である。これにより、電子キーの追加本数に制限を設けることなく、セキュリティ性を向上させることができる。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子キー登録システムにおいて、前記制御対象は、前記IDコードの照合が成立した場合であって、かつ自身に記憶される前記複数のIDコードが全て使用済である旨判断した場合には、新たな電子キーからの無線信号に含まれる新たなIDコードを記憶することをその要旨としている。
【0010】
同構成によれば、電子キーとの間でIDコードの照合が成立したときに、制御対象に記憶される複数のIDコードが全て使用済であれば、新たなIDコードの記憶が可能となる。すなわち、登録済みの電子キー及び新たに登録したい電子キーを制御対象との間で通信可能な位置に持ち込むだけで、容易に新たなIDコードの記憶が可能となる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、電子キー登録システムにおいて、電子キーの追加本数に制限を設けることなく、セキュリティ性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】電子キーシステムの構成図。
【図2】第3〜第6のキーの追加登録の説明図。
【図3】車載制御部並びに、第1のキー及び第6のキーの電子キー制御部の処理手順を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を電子キーシステムに具体化した一実施形態について図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、電子キーシステム1は、車両2のユーザによって所持される電子キー10と、車両2に搭載される車載装置20とを備えている。電子キーシステム1においては、電子キー10と車載装置20との間で自動的に相互通信が行われ、その相互通信が成立したことを条件として車両ドアの施解錠が許可される。以下、電子キーシステム1の具体的な構成について説明する。
【0014】
<電子キー>
図1に示すように、電子キー10は、電子キー制御部11と、UHF(Ultra High Frequency)送信部13と、LF(low frequency)受信部14と、を備える。
【0015】
電子キー制御部11は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ11aを備える。このメモリ11aには電子キー10に固有のIDコードが記憶されている。
【0016】
LF受信部14は、その受信アンテナ14aを介して車載装置20から送信されるLF帯の要求信号を受信すると、同要求信号をパルス信号に復調し、それを電子キー制御部11へ出力する。電子キー制御部11は、要求信号である旨認識すると、メモリ11aに記憶されるIDコードを含む応答信号を生成し、それをUHF送信部13へ出力する。UHF送信部13は応答信号を変調し、それを自身の送信アンテナ13aを介してUHF帯の無線信号として送信する。
【0017】
本実施形態においては、図1に示すように、電子キー10は、第1のキー10a及び第2のキー10bの2つ存在する。第1のキー10a及び第2のキー10bは同様に構成される。なお、第1のキー10aのメモリ11aにはIDコードID1が記憶されるとともに、第2のキー10bのメモリ11aにはIDコードID2が記憶されている。
【0018】
また、電子キー10を使用して新たなキーを登録可能とされている。両キー10a,10bの何れを通じても新たな電子キーを車両に追加登録することができる。この追加登録方法については後述する。
【0019】
<車載装置>
図1に示すように、車載装置20は、車載制御部21と、LF送信部22と、車載受信部24とを備える。また、車載制御部21には、ドアロック装置34と、ロックスイッチ32とが電気的に接続されている。
【0020】
ドアロック装置34は車両ドアの施解錠を実行する。ロックスイッチ32は、車外側のドアハンドルに設けられるとともに、操作されるとその旨を示す操作信号を車載制御部21に出力する。
【0021】
車載制御部21は、コンピュータユニットによって構成されるとともに、不揮発性のメモリ21aを備える。このメモリ21aには、IDコードID1〜ID5と、各IDコードID1〜ID5の使用状況とが記憶されている。IDコードID1は第1のキー10aとの通信時におけるIDコードの照合の際、IDコードID2は第2のキー10bとの通信時におけるIDコードの照合の際にそれぞれ利用される。IDコードID3〜ID5は、追加される電子キーとの通信時におけるIDコードの照合の際に利用される。
【0022】
また、IDコードID1〜ID5の使用状況は、図1の下側に示すように、「未使用」及び「使用済」で表される。1度もそのIDコードを通じて照合が成立したことがない場合にはそのIDコードは「未使用」となり、1度でもそのIDコードを通じて照合が成立したときにはそのIDコードは「使用済」となる。なお、IDコードID1,ID2は、予め第1のキー10a及び第2のキー10bに記憶されているため、最初から「使用済」とされる。なお、「未使用」及び「使用済」には、例えば「0」及び「1」等の符号が割り当てられていて、その符号が記憶されている。
【0023】
LF送信部22は、車両2の車外側の各ドアハンドルに設けられる。また、車載受信部24は車内に設けられる。
車載制御部21は、一定周期毎に要求信号を生成し、それをLF送信部22に出力する。LF送信部22は、要求信号を変調して、それを送信アンテナ22aを介して車両周辺にLF帯の無線信号として送信する。電子キー10は、要求信号を受信すると、IDコードを含む応答信号を送信する。
【0024】
車載受信部24は、その受信アンテナ24aを介して電子キー10から送信される応答信号を受信すると、この信号をパルス信号に復調し、これを車載制御部21へ出力する。
車載制御部21は、応答信号を認識すると、その応答信号に含まれるIDコードとメモリ21aに記憶される各IDコードID1〜ID5との照合を行う。車載制御部21は、IDコードの照合が成立したとき施解錠許可状態となる。このとき、車載制御部21は、何れかのIDコードID1〜ID5を通じて照合が成立した旨判断したとき、そのIDコードにおける使用状況が「未使用」であれば、それを「使用済」に書き換える。一度、「使用済」となると、「未使用」に戻ることはない。従って、「使用済」の数に応じて存在する電子キーの数を判断できる。
【0025】
施解錠許可状態において、車載制御部21はロックスイッチ32が操作された旨認識すると、ドアロック装置34を介して車両ドアの施解錠状態を切り替える。
また、車載制御部21は、上記IDコードの照合が成立した状態において、ディーラ等の操作に基づき動作モードを通常の動作モードから登録モードに切り替える。車載制御部21は、登録モードにおいて、全てのIDコードID1〜ID5の使用状況が「使用済」であるか否かを判断し、全て「使用済」である旨判断したときには新たな電子キーのIDコードの記憶を許可し、「使用済」でないIDコードが存在する旨判断したときには新たな電子キーのIDコードの記憶を規制する。
【0026】
次に、電子キーの追加方法について図2を参照しつつ説明する。
例えば、電子キーを紛失した場合や、1台の車両を大人数で共有したい場合には、電子キーの追加登録が行われる。詳しくは、図2に示すように、追加登録される第3のキー10cは工場にて製造される。この第3のキー10cも第1のキー10a等と同様に構成される。ここで、工場における例えばコンピュータに内蔵されるメモリ41には、IDコードID3〜ID5が記憶されている。工場において、第3のキー10cのメモリ11aに、メモリ41に記憶される現在利用されていないIDコードID3を書き込む。この状態で、第3のキー10cを出荷する。このとき、工場において、利用されたIDコードを記憶して、次回は異なるIDコードを出荷する電子キーに記憶させる。
【0027】
ユーザは、第3のキー10cを車両2の周辺に持ち込む。これにより、上述と同様に、車載装置20及び第3のキー10c間で無線通信が行われる。詳しくは、車載制御部21は、第3のキー10cからの応答信号に含まれるIDコードID3と、メモリ21aに記憶される各IDコードID1〜ID5との照合を行う。車載制御部21は、IDコードID3の照合が成立したとき、施解錠許可状態となるとともに、メモリ21aに記憶されるIDコードID3の使用状況を「未使用」から「使用済」に書き換える。
【0028】
第3のキー10cと同様に、第4及び第5のキー10d,10eも工場にて製造される。第4のキー10dのメモリ11aにはIDコードID4が、第5のキー10eのメモリ11aにはIDコードID5が工場にてそれぞれ書き込まれる。第4のキー10d及び第5のキー10eが使用されると、上記同様に、メモリ21aに記憶されるIDコードID4,ID5の使用状況が「未使用」から「使用済」に書き換えられる。
【0029】
第6のキー10fも、上記同様に工場にて製造されるものの、それに書き込まれるIDコードID6は工場のメモリ41に記憶されていない。従って、工場において新たにIDコードID6を生成して、それを第6のキー10fに書き込む。第7以降のキーも同様である。
【0030】
このため、第6のキー10fは、第3〜第5のキー10c〜10eと異なって、そのまま車両2の周辺に持ち込むだけでは施解錠許可状態とはならない。これは、車両2のメモリ21aには、IDコードID6が記憶されていないからである。
【0031】
従って、第6のキー10fを車両に登録するために、第6のキー10fと、すでにメモリ21aに記憶されるIDコードID1〜ID5を持つ第1〜第5のキー10a〜10eの何れかとを同時に車両2の周辺に持ち込む。ここでは、第1のキー10aと第6のキー10fとを同時に車両2の周辺に持ち込んだ場合について、図3のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0032】
車載制御部21は一定周期毎に要求信号を送信する(S101)。第1のキー10a(正確にはその電子キー制御部11、以下同様)は、要求信号を受信すると、自身のIDコードID1を含む応答信号を送信する(S102)。車載制御部21は、応答信号に含まれるIDコードID1と、自身のメモリ21aに記憶されるIDコードID1との照合が成立した状態において(S103)、ディーラ等の操作に基づき動作モードを通常の動作モードから登録モードに切り替える(S104)。
【0033】
要求信号は一定周期毎に送信されるため、第6のキー10f(正確にはその電子キー制御部11、以下同様)は、登録モードにおいても要求信号に対して自身のIDコードID6を含む応答信号を送信する(S105)。車載制御部21は、登録モードにおいて、第6のキー10fから応答信号を受けると、自身のメモリ21aを参照して全てのIDコードID1〜ID5の使用状況が「使用済」であるか否かを判断する(S106)。
【0034】
車載制御部21は、全てのIDコードID1〜ID5の使用状況が「使用済」である旨判断すると(S106でYES)、第6のキー10fからの応答信号に含まれるIDコードID6をメモリ21aに記憶する(S107)。このIDコードID6における使用状況は最初から「使用済」とされる。そして、車載制御部21は、登録モードを解除して(S108)、フローチャートを終了する。これにより、第6のキー10fの車両2への登録が完了して、第6のキー10fを使用して車両ドアの施解錠を行うことが可能となる。第7以降のキーも上記同様の登録作業が必要となる。
【0035】
一方、車載制御部21は、全てのIDコードID1〜ID5の使用状況が「使用済」でない、すなわち、「未使用」のIDコードが存在する旨判断すると(S106でNO)、第6のキー10fからの応答信号に含まれるIDコードID6をメモリ21aに記憶することなく、登録モードを解除する(S108)。そして、フローチャートを終了する。この場合には、不正に第6のキー10fが登録されるおそれがあるとして、車両ドアの施解錠を行うことはできない。
【0036】
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)車載装置20に記憶されるIDコードID1〜ID5が全て「使用済」となったとき、新たなIDコードID6を記憶させることが可能となる。このため、全てのIDコードID1〜ID5が「使用済」となっていないのにも関わらず、不正に新たなIDコードが記憶されることが防止される。また、全てのIDコードID1〜ID5が「使用済」となったときには、新たなIDコードの記憶、すなわち新たな電子キーの登録が可能である。これにより、電子キーの追加本数に制限を設けることなく、セキュリティ性を向上させることができる。
【0037】
(2)電子キー10との間でIDコードの照合が成立したときに、車載装置20に記憶される複数のIDコードID1〜ID5が全て「使用済」であれば、新たなIDコードID6の記憶が可能となる。すなわち、登録済みの電子キー及び新たに登録したい電子キーを車載装置20との間で通信可能な位置に持ち込むだけで、上記図3のフローチャートに示した処理を通じて容易に新たなIDコードID6の記憶が可能となる。
【0038】
(3)第6のキー10fにおけるIDコードID6は、第6のキー10f及び車載装置20間での無線通信を通じて車両2のメモリ21aに追加的に記憶されるため(S107)、それを工場におけるメモリ41に予め記憶する必要がない。従って、工場におけるメモリ41の記憶容量の圧迫を抑制することができる。
【0039】
(4)上記「発明が解決しようとする課題」において説明したIDコードの追加を禁止する構成においては、登録が予想される電子キーの最大本数分のIDコードを記憶させておく必要がある。すなわち、電子キーの追加登録が不能とならないように、IDコードの数を増やす必要がある。その点、上記実施形態においては、IDコードが全て「使用済」となったとしても追加可能である。よって、初期状態において車両2のメモリ21aに記憶されるIDコードの数は少なくて済む。これにより、車両2におけるメモリ21aの記憶容量の圧迫を抑制することができる。
【0040】
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態においては、全てのIDコードが「使用済」であれば、追加登録された第3〜第6のキー10c〜10fを含む全ての電子キーを利用して新たに電子キーを追加登録可能であった。しかし、例えば、第1のキー10aを利用した場合にのみ追加登録を可能にしてもよい。この場合、車載制御部21は、IDコードID1の照合が成立したときにのみ、動作モードを登録モードに切り替え可能とする。
【0041】
・上記実施形態においては、登録済みの電子キーとの間でIDコードの照合が成立したとき(S103)、ディーラ等の操作に基づき登録モードに切り替え可能であった。しかし、IDコードの照合が成立することなく、登録モードに切り替えられてもよい。この場合、セキュリティ性を確保するために、登録モードに切り替える際に、例えば暗証番号の入力を求めることが望ましい。
【0042】
・上記実施形態においては、新たな電子キーからの応答信号に基づき、そのキーのIDコードが記憶されていた(S105、S107)。しかし、応答信号に限らず、例えば専用のツールを通じて新たな電子キーのIDコードをメモリ21aに記憶させてもよい。この場合であっても、メモリ21aに新たな電子キーのIDコードが記憶される条件として、全てのIDコードが「使用済」であること(S106)が課される。
【0043】
・上記実施形態においては、電子キー10を通じて車両2の施解錠状態を制御可能であった。しかし、制御対象はこれに限らず、例えば、住宅用のドアロック装置であってもよい。
【符号の説明】
【0044】
1…電子キーシステム、2…車両、10(10a〜10f)…電子キー(第1〜第6のキー)、11…電子キー制御部、11a…メモリ、20…車載装置(制御対象)、21…車載制御部、21a…メモリ。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子キーを制御対象に登録する電子キー登録システムにおいて、
前記電子キーは自身のIDコードを含む無線信号を送信し、
前記制御対象は、前記無線信号に含まれるIDコードと、自身に記憶される複数のIDコードのうち何れかとの照合を行い、前記IDコードの照合が成立した際に、そのIDコードが初めて利用された旨判断したとき未使用から使用済とし、
自身に記憶される前記複数のIDコードが全て使用済である旨判断した場合、新たな電子キーにおける新たなIDコードの記憶を許可する電子キー登録システム。
【請求項2】
請求項1に記載の電子キー登録システムにおいて、
前記制御対象は、前記IDコードの照合が成立した場合であって、かつ自身に記憶される前記複数のIDコードが全て使用済である旨判断した場合には、新たな電子キーからの無線信号に含まれる新たなIDコードを記憶する電子キー登録システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2012−162914(P2012−162914A)
【公開日】平成24年8月30日(2012.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−24065(P2011−24065)
【出願日】平成23年2月7日(2011.2.7)
【出願人】(000003551)株式会社東海理化電機製作所 (3,198)
【Fターム(参考)】