説明

駆動伝達装置、および画像形成装置

【課題】画像形成装置等で駆動伝達装置を安価につくることができるようにするとともに、樹脂製カバーや側板フレーム等が振動することによる騒音の発生を低減する。
【解決手段】画像形成装置の構造体を構成する樹脂製フレーム70の板面に、駆動モータ60を設けるとともに、一体成形でそれぞれ複数のギヤ軸71とスタッド72を形成する。ギヤ軸71には、ギヤ列Gの第1のギヤ61と第2のギヤ62を回転自在に取り付ける。スタッド72には、ねじ73を用いて板金製フレーム74を取り付ける。このとき、板金製フレームの板面をギヤ軸71の先端に押し当ててその振動をなくし、樹脂製フレーム70の振動を防いで騒音の発生を防止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、この発明は、たとえば複写機・プリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置に関する。および、そのような画像形成装置における画像形成用駆動系などに適用し、駆動モータの回転をギヤ列を介して、像担持体や給紙ローラや定着ローラなどに伝達する駆動伝達装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタ装置の中には、たとえば特許文献1に記載されるように、樹脂製カバーに一体成形でギヤ軸を形成し、そのギヤ軸でギヤ列のギヤを回転自在に支持し、そのギヤを支持した樹脂製カバーを、プリンタ装置本体内の構造体を構成する側板フレームに取り付ける駆動伝達装置を備えるものがある。
【0003】
【特許文献1】特開平7−304233号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このような駆動伝達装置では、側板フレームを板金製とすると、高価となる。また、樹脂成形品とすると、剛性が不十分となってギヤ軸が振動し、樹脂製カバー自体とともに側板フレームも振動してその振動がたとえばプリンタ装置の樹脂製外装カバーにまで伝播し、ギヤの擦れ音やたたき音等とともに、樹脂製カバーや側板フレームの振動に基づき騒音を発生する問題もあった。
【0005】
そこで、この発明の第1の課題は、上述した駆動伝達装置において、安価につくることができるようにするとともに、樹脂製カバーや側板フレーム等が振動することによる騒音の発生を低減することにある。
【0006】
第2の課題は、加えて、部品点数を少なくして一層のコストダウンを図ることにある。
【0007】
第3の課題は、部品点数を少なくして一層のコストダウンを図ることに加え、さらに組立て性を向上することにある。
【0008】
第4の課題は、画像形成装置に適用して同様に安価にして騒音の発生を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
そのため、この発明は、上述した第1の課題を解決すべく、
駆動モータの回転をギヤ列を介して伝達する駆動伝達装置において、
樹脂製フレームの板面に、前記駆動モータを設けるとともに、一体成形でギヤ軸を形成し、
そのギヤ軸で前記ギヤ列のギヤを回転自在に支持するとともに、
その樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けてなる、
ことを特徴とする。
【0010】
また、駆動モータの回転をギヤ列を介して伝達する駆動伝達装置において、
構造体を構成する樹脂製フレームの板面に一体成形でギヤ軸を形成し、
そのギヤ軸で前記ギヤ列のギヤを回転自在に支持するとともに、
その樹脂製フレームに板金製フレームを取り付け、前記樹脂製フレームと前記板金製フレームとの間であって、かつ前記板金製フレーム側に前記駆動モータを設けてなる、
ことを特徴とする。
【0011】
第3の課題を解決すべく、樹脂製フレームの板面に一体成形でスタッドを形成し、そのスタッドにねじ止めして、樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けるとよく、また樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けたとき、その板金製フレームの板面をギヤ軸に押し当てまたはギヤ軸にはめ付けるとよい。
【0012】
第2の課題を解決すべく、駆動モータの放熱用ブラケットを板金製フレームとして利用するとよい。
【0013】
また、第4の課題を解決すべく、画像形成装置において、上述したような駆動伝達装置を備えるとよい。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、構造体を構成する複雑で比較的大きなフレームを安価な樹脂製とし、それに取り付ける単純で比較的小さなフレームを高価な板金製とするから、全体として安価につくることができる。
【0015】
また、樹脂製フレームの板面に一体成形でギヤ軸を形成し、そのギヤ軸でギヤ列のギヤを回転自在に支持するから、ギヤの支持を安価に行うことができる。
【0016】
さらに、樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けるから、より剛性が高く強固な板金製フレームで樹脂製フレームの振動を押さえ、樹脂製外装カバーなどに伝播することにより生ずる騒音の発生を防止することができる。
【0017】
請求項3に係る発明によれば、樹脂製フレームの板面に一体成形でスタッドを形成するから、別途スタッドを設ける必要なく、部品点数を削減してコストダウンを図り、しかもそのスタッドにねじ止めして樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けるから、樹脂製フレームとの間にギヤを収納する空間を保持して板金製フレームを簡易に取り付けることができる。
【0018】
請求項4および5に係る発明によれば、樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けたとき、板金製フレームの板面をギヤ軸に押し当て、またはギヤ軸にはめ付けるから、簡易に係合してギヤ軸の振動を確実に押さえ、樹脂製フレームの振動を防止して振動が樹脂製外装カバーに伝播することを防ぐことができる。
【0019】
請求項6に係る発明によれば、駆動モータの放熱用ブラケットを板金製フレームとしても利用するから、上記効果に加え、部品点数を削減して一層のコストダウンを図ることができる。
【0020】
請求項7に係る発明によれば、画像形成装置本体内の構造体を樹脂材料を用いてつくってコストダウンを図ったとき、その構造体の一部を、ギヤ列を支持する樹脂製フレームとしてそれに板金製フレームを取り付けることにより、樹脂製フレームの振動をなくして外装カバーへの振動の伝播を防ぎ、騒音の発生を確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき詳細に説明する。
図1には、この発明による駆動伝達装置を備える画像形成装置の全体概略構成を示す。
【0022】
図中符号10は、画像形成装置本体である。装置本体10は、画像形成部20と、その上の画像読取部40とからなる。
【0023】
画像形成部20内には、作像ユニット21を設ける。作像ユニット21には、ユニットケース22内に、その開口から一部を露出してドラム状の像担持体23を有し、そのまわりにローラ状の帯電手段24、現像ローラ25等を有する現像手段26、クリーニング手段27などを備えてなる。
【0024】
画像形成部20には、右側に給紙トレイ28を取り付け、左側に排紙トレイ29を取り付けてなる。
【0025】
作像ユニット21の下には、記録紙搬送路30を形成する。そして、その記録紙搬送路30に沿って右側に給紙ローラ31を、像担持体23下にローラ状の転写手段32を、左横には定着手段33を設ける。定着手段33には、定着ローラ34と加圧ローラ35とを有し、出口に排紙ローラ対36を備える。作像ユニット21の上方には、書込み手段37を設けてなる。
【0026】
他方、画像読取部40には、光学系収納装置41上に自動原稿搬送装置42を上下に開閉自在に備える。光学系収納装置41には、図示省略した光学系とともに、CCDユニット43を収納してなり、上面にはコンタクトガラス44を設けてなる。
【0027】
自動原稿搬送装置42には、原稿載置台45を設け、それから繰り出した原稿を搬送する原稿搬送路46を形成する。その原稿搬送路46に沿って読み取り位置Rの左側には原稿ピックアップローラ47、原稿分離パッド48、原稿フィードローラ49、前原稿搬送ローラ対50を設ける。読み取り位置Rの右側には、後原稿搬送ローラ対51を設け、原稿受け52を取り付けてなる。
【0028】
そして、いまコピーを取るときは、不図示の電源スイッチを入れる。自動原稿搬送装置42を用いるときは原稿載置台45上に原稿をセットし、用いないときは自動原稿搬送装置42を開いてコンタクトガラス44上に原稿をセットする。次いで、図示しないスタートスイッチをオンし、画像形成部20を駆動するとともに、画像読取部40を作動する。
【0029】
これにより、自動原稿搬送装置42を用いるときは、原稿ピックアップローラ47で繰り出してセット原稿を原稿搬送路46に送り込み、原稿分離パッド48で1枚ずつに分離して原稿フィードローラ49で搬送し、前原稿搬送ローラ対50で読み取り位置Rへと送り込む。
【0030】
読み取り位置Rでは、光学系収納装置41内の光学系で光を照射してその反射光をCCDユニット43に入れ、画像読取部40で原稿を搬送しながら原稿面上の画像情報を順次読み取る。画像読み取り後の原稿は、後原稿搬送ローラ対51で原稿受け52上に排出する。
【0031】
自動原稿搬送装置42を用いないときは、光学系収納装置41内の光学系をコンタクトレンズ44に沿って移動し、画像読取部40でコンタクトガラス44上のセット原稿を読み取る。
【0032】
他方、画像形成部20では、像担持体23の回転とともに、まずその像担持体23の表面を帯電手段24で一様に帯電し、次いで画像読取部40での読み取り内容に応じて書込み手段37でたとえばレーザ光を照射して書込みを行うことにより該像担持体23上に静電潜像を形成する。続いて、現像手段26の現像ローラ25でトナーを付着し、その静電潜像を可視像化して該像担持体23上に画像を形成する。
【0033】
また、一方では、給紙ローラ31を回転して給紙トレイ28上の記録紙を記録紙搬送路30に送り込み、像担持体23上に形成した上記画像にタイミングを合わせ、該像担持体23の下方に向けて搬送する。そして、転写手段32を用い、同記録紙に像担持体23上の画像を転写する。画像転写後の記録紙は、定着手段33で転写画像を定着後、画像形成部20外に排出して排紙トレイ29上にスタックする。
【0034】
画像転写後の像担持体23は、回転とともに、表面上の残留トナーをクリーニング手段27で除去して後、表面を不図示の除電手段で除電し、再度の画像形成に備える。
【0035】
さて、上述した画像形成装置では、像担持体23、給紙ローラ31、転写手段32、定着ローラ34、排紙ローラ36に、図1では図示省略したが、図2に示すようにこの発明による駆動伝達装置Aを用いて回転を伝達する。
【0036】
駆動伝達装置Aには、駆動モータ60と、その回転を伝達するギヤ列Gを設ける。ギヤ列Gは、第1から第7のギヤ61ないし67で構成する。
【0037】
そして、図3に示すように、駆動モータ60の回転を第1のギヤ61および第2のギヤ62を介して第3のギヤ63に伝達し、第3のギヤ63と像担持体ギヤ23aとの噛み合いを介して像担持体23に伝達する。さらに、像担持体23の回転は、別の像担持体ギヤ23bと転写手段ギヤ32aとの噛み合いを介して転写手段32に伝達する。
【0038】
また、第2のギヤ62の回転は、第4のギヤ64および第5のギヤ65を介して第6のギヤ66に伝達し、定着ローラギヤ34aとの噛み合いを介して定着ローラ34に伝達する。さらに、定着ローラ34の回転は、別の定着ローラギヤ34bと排紙ローラギヤ36aとの噛み合いを介して排紙ローラ36に伝達する。
【0039】
第2のギヤ62の回転は、また、第7のギヤ67などを介して給紙ローラ31にも伝達する。
【0040】
ところで、上述した駆動モータ60およびギヤ列Gは、図4に示すように、樹脂製フレーム70で支持する。樹脂製フレーム70は、画像形成装置の画像形成部20の構造体を構成してなる。
【0041】
つまり、駆動モータ60は、樹脂製フレーム70の内側に設け、そのモータギヤ60aのみを外側に設ける。
【0042】
一方、ギヤ列Gは、樹脂製フレーム70の外側に設ける。樹脂製フレーム70には、一体成形で板面に複数のギヤ軸71を形成し、そのギヤ軸71でギヤ列Gの第1から第7のギヤ61ないし67のいくつかを回転自在に支持する。特に、駆動モータ60近くの第1のギヤ61および第2のギヤ62は、樹脂製フレーム70の板面に一体成形で形成したギヤ軸71に取り付けることが好ましい。
【0043】
樹脂製フレーム70には、また、一体成形で板面に複数のスタッド72を形成し、そのスタット72にねじ73でねじ止めして樹脂製フレーム70に板金製フレーム74を取り付ける。このとき、板金製フレーム74の板面をギヤ軸71の先端に押し当てるようにし、ギヤ軸71を押さえて回転伝達時のギヤ軸71の揺れを防止する。揺れ防止を効果的に行うためには、ギヤ軸71の近くにスタッド72を設けることが好ましい。
【0044】
そして、板金製フレーム74の外側を、画像形成部20に取り付ける樹脂製外装カバー75で被う。
【0045】
上述した例では、樹脂製フレーム70に板金製フレーム74を取り付けたとき、板金製フレーム74の板面をギヤ軸71に押し当てるようにしたが、板金製フレーム74の板面をギヤ軸71に、たとえば凹凸によりはめ付けて回転伝達時のギヤ軸71の揺れを防止するようにしてもよい。
【0046】
さて、上述した例では、この発明を画像形成装置の画像形成用駆動系に適用した場合について説明した。しかし、この発明は、画像形成用駆動系に限らず、画像形成装置の他の駆動系にも適用することができる。
【0047】
たとえば図5に示すように、機器の構造体を構成する樹脂製フレーム70の板面に、図6に示すように一体成形でギヤ軸71を形成し、そのギヤ軸71でギヤ列Gの第1のギヤ61を回転自在に支持する。この例では、ギヤ列Gは、第1のギヤ61と第2のギヤ62と第3のギヤ63とで構成する。
【0048】
そして、この例でも、樹脂製フレーム70の板面に一体成形でスタッド72を形成し、そのスタッド72にねじ73でねじ止めして樹脂製フレーム70に板金製フレーム74を取り付け、その板金製フレーム74の板面をギヤ軸71の先端に押し当ててなる。
【0049】
なお、この例でも、樹脂製フレーム70の内側に駆動モータ60を取り付け、樹脂製フレーム70を貫通して設けるそのモータ軸に取り付けたモータギヤ60aを表側に設け、第1のギヤ61と噛み合うようにする。
【0050】
ところで、上述した例では、それぞれ樹脂製フレーム70に駆動モータ60を取り付けて設けた。しかし、図7に示すようにねじ76を用いて駆動モータ60に、モータ熱を発散する放熱用ブラケットを取り付け、その放熱用ブラケットを板金製フレーム74として利用し、それを図8に示すようにねじ73を用いて、構造体を構成する樹脂製フレーム70に取り付けるようにしてもよい。複数のねじ73は、樹脂製フレーム70の板面に一体成形で形成したスタッド72にねじ止めしてなる。
【0051】
この例でも、図9に示すように、樹脂製フレーム70の板面に一体成形でギヤ軸71を形成し、そのギヤ軸71でギヤ列Gの第1のギヤ61と第2のギヤ62を回転自在に支持する。
【0052】
同様に、図10に示すように、駆動モータ60に放熱用ブラケットを取り付け、その放熱用ブラケットを板金製フレーム74として利用し、それをねじ73を用いて、構造体を構成する樹脂製フレーム70に取り付けるようにしてもよい。なお、図中使用する符号は、上述した例において、対応する部分に使用した符号をそのまま使用し、重複説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】この発明による駆動伝達装置を備える画像形成装置の全体概略構成図である。
【図2】その駆動伝達装置の説明斜視図である。
【図3】回転伝達フローチャートである。
【図4】画像形成装置の画像形成部の斜視図である。
【図5】この発明による駆動伝達装置の他例の斜視図である。
【図6】その第1ギヤの取り付けを説明する斜視図である。
【図7】この発明による駆動伝達装置のさらに他例を示す駆動モータの分解斜視図である。
【図8】その駆動モータの取り付け状態を示す斜視図である。
【図9】その取り付け後の状態を示す斜視図である。
【図10】この発明による駆動伝達装置のさらに他例の斜視図である。
【符号の説明】
【0054】
10 画像形成装置本体
20 画像形成部
40 画像読取部
60 駆動モータ
61 第1のギヤ
62 第2のギヤ
63 第3のギヤ
64 第4のギヤ
65 第5のギヤ
66 第6のギヤ
67 第7のギヤ
70 樹脂製フレーム
71 ギヤ軸
72 スタッド
73 ねじ
74 板金製フレーム
A 駆動伝達装置
G ギヤ列




【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動モータの回転をギヤ列を介して伝達する駆動伝達装置において、
構造体を構成する樹脂製フレームの板面に、前記駆動モータを設けるとともに、一体成形でギヤ軸を形成し、
そのギヤ軸で前記ギヤ列のギヤを回転自在に支持するとともに、
その樹脂製フレームに板金製フレームを取り付けてなる、駆動伝達装置。
【請求項2】
駆動モータの回転をギヤ列を介して伝達する駆動伝達装置において、
構造体を構成する樹脂製フレームの板面に一体成形でギヤ軸を形成し、
そのギヤ軸で前記ギヤ列のギヤを回転自在に支持するとともに、
その樹脂製フレームに板金製フレームを取り付け、前記樹脂製フレームと前記板金製フレームとの間であって、かつ前記板金製フレーム側に前記駆動モータを設けてなる、駆動伝達装置。
【請求項3】
前記樹脂製フレームの板面に一体成形でスタッドを形成し、そのスタッドにねじ止めして前記樹脂製フレームに前記板金製フレームを取り付けてなる、請求項1、または2に記載の駆動伝達装置。
【請求項4】
前記樹脂製フレームに前記板金製フレームを取り付けたとき、その板金製フレームの板面を前記ギヤ軸に押し当ててなる、請求項1、2、または3に記載の駆動伝達装置。
【請求項5】
前記樹脂製フレームに前記板金製フレームを取り付けたとき、その板金製フレームの板面を前記ギヤ軸にはめ付けてなる、請求項1、2、または3に記載の駆動伝達装置。
【請求項6】
前記駆動モータの放熱用ブラケットを前記板金製フレームとして利用してなる、請求項1ないし5のいずれか1に記載の駆動伝達装置。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1に記載の駆動伝達装置を備えてなる、画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−68629(P2008−68629A)
【公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−246753(P2007−246753)
【出願日】平成19年9月25日(2007.9.25)
【分割の表示】特願平11−286165の分割
【原出願日】平成11年10月7日(1999.10.7)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】