説明

LED光照射装置

【課題】照射ヘッドを大型化することなく、LED光源の冷却を行うことができるLED光照射装置を提供する。
【解決手段】LED光源22を有する照射ヘッド12と、LED光源の給電及び/又は制御を行う制御部32が配置される制御装置14と、LED光源22を冷却する冷却手段とを備え、制御装置14と照射ヘッド12との間には連結管16が設けられて、該連結管16内を通過する電気ケーブル36,38を介して制御部32とLED光源22が接続される。冷却手段は、照射ヘッド12においてLED光源22に近接して設けられてLED光源から伝熱がされるヒートシンク40と、該ヒートシンク40が晒される風を強制的に発生させるファン42と、を備えており、ヒートシンク40とファン42とは、連結管16を介して隔てられて配置されて、連結管16を風が流通する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED光源からの光を照射するLED光照射装置に関し、特に、LED光源の冷却手段を備えるLED光照射装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、発光ダイオードであるLED光源からの光を照射するLED光照射装置が知られており、例えば、紫外線LEDを光源として備えるLED光照射装置として、紫外線硬化型樹脂の硬化などに使用される紫外線硬化装置が知られている。紫外線硬化装置は、紫外線LEDが形成する紫外線照射領域に被処理部分を位置づけることで、部品接着処理を行っている。このような紫外線LEDは、紫外線ランプに比較して、紫外線硬化に不要な余計なスペクトル線がなく、低コストで電力消費が少ないといった利点を有している。
【0003】
このようなLED光源を用いたLED光照射装置においては、LED光源からの光を伝達する光ファイバを用いて、光ファイバの先端である照射ヘッドから光を照射するタイプが知られている。しかしながら、LED光源の出力に制限があるために、光ファイバを用いる場合には、ファイバカップリングにおいて損失の無いようにしなければならず、ファイバカップリングに対するコストが高くなるという問題がある。
【0004】
その他のLED光照射装置としては、光ファイバを用いずに、照射ヘッドにLED光源を配置したタイプも知られている(例えば、特許文献1)。このタイプの場合には、LED光源の温度の上昇を防ぐための冷却手段を照射ヘッドに設けなければならないために、照射ヘッドが大型化・重量化するという問題がある。よって、取扱いが制限されるという問題がある。
【0005】
または、冷却手段として、照射ヘッドにヒートシンクのみを設けた例も知られているが(例えば、特許文献2,3)、強制的に風を発生させない自然対流だけでは、十分に冷却することができないという問題がある。
【0006】
【特許文献1】特開2006−228694号公報
【特許文献2】特開2006−281130号公報
【特許文献3】特開2005−181878号公報(段落0035)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はかかる問題に鑑みなされたもので、照射ヘッドを大型化することなく、LED光源の冷却を行うことができるLED光照射装置を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、LED光源を有する照射ヘッドと、LED光源の給電及び/又は制御を行う制御部が配置される制御装置と、LED光源を冷却する冷却手段とを備えるLED光照射装置において、
前記制御装置と前記照射ヘッドとの間には連結管が設けられて、該連結管内を通過する電気ケーブルを介して制御部とLED光源が接続されており、
前記冷却手段は、照射ヘッドにおいてLED光源に近接して設けられてLED光源から伝熱がされるヒートシンクと、該ヒートシンクが晒される風を強制的に発生させるファンと、を備えており、ヒートシンクとファンとは、連結管の少なくとも一部を介して隔てられて配置されて、該連結管の少なくとも一部を風が流通することを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の前記ファンが、前記制御装置内に配置されることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の前記照射ヘッドの側面を、前記強制的に発生される風が通過することを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の前記風が、前記連結管内をヒートシンクからファンの方に向かって流れることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記ヒートシンクが、連結管に連結されると共に、内筒部と、該内筒部の周面から放射状に延びる複数の放熱フィンと、を備え、該放熱フィンは、外部に露出していることを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の前記ヒートシンクが、連結管に連結されるスリーブを有しており、該スリーブはその周面に貫通孔を備え、該貫通孔は外部に露出していることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項6記載の前記スリーブ内には螺旋突条が挿入されており、該螺旋突条に沿って風が流通することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、ファンと照射ヘッドとが隔てられて配置され、風は連結管の少なくとも一部を介して強制的に流通されるために、効果的にヒートシンクの冷却を行うことができ、且つ照射ヘッドが大型化することを避けることができる。
【0016】
また、ファンと照射ヘッドとが隔てられて配置されるために、ファンによる振動・乱流・電磁誘導等の影響を照射ヘッドが受けないようにすることができる。
【0017】
連結管は、風を流通させるのみならず、電気ケーブルを通すために、電気ケーブルを覆い隠すことができて、装置全体の見栄えを良好にすることができる。
【0018】
請求項2記載の発明によれば、ファンを制御装置内に配置することで、装置全体を小型に構成することができる。
【0019】
請求項3記載の発明によれば、照射ヘッドの側面に風を通過させることで、照射ヘッドからの光の照射に影響を与えないようにすることができる。
【0020】
請求項4記載の発明によれば、照射ヘッドの周囲からの空気を吸入することになるために、照射先に粉塵等の影響を与えることがなく、LED光源からの照射に対する影響をより少ないものとすることができる。
【0021】
請求項5記載の発明によれば、放熱フィンが外部に露出しており、放熱しやすく、ヒートシンクを効果的に冷却することができる。
【0022】
請求項6記載の発明によれば、貫通孔を風が流通することで、熱交換を行い、ヒートシンクを効果的に冷却することができる。また、貫通孔を備えたヒートシンクの外径を小さく構成することができるので、照射ヘッドを小型に構成することができる。
【0023】
請求項7記載の発明によれば、螺旋突条に沿って風が流通するために、風とヒートシンクとの接触時間及び接触面積を大きくとることができるために、より高い冷却効果を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るLED光照射装置としての紫外線照射装置の全体構成図であり、図2は、その断面図である。
【0025】
図示したように、本発明の紫外線照射装置10は、大別して、照射ヘッド12と、制御装置14と、照射ヘッド12と制御装置14とを繋ぐ連結管16とを備える。
【0026】
照射ヘッド12には、ホルダ20と、ホルダ20内で固定されるLED光源である紫外線LED光源22と、ホルダ20内で固定されて紫外線LED光源22からの紫外線を集光して外部に紫外線ビームを放出するための光学系レンズ24とが設けられる。ここで、照射ヘッド12とは、紫外線照射装置10のフロントエンド、即ち、最先端の部分である。紫外線LED光源22は、LEDパッケージ26に形成された凹部26a内に配置されている。紫外線LED光源22は、多数のLED素子が電極を介して並設されたアレイで構成されることができ、多数のLED素子が同時に発光することにより高出力ビームを得ることができる。光学系レンズ24は、適宜、1個または複数のレンズから構成することができ、紫外線LED光源22からのビームを集光して外部へと放出する。
【0027】
制御装置14は、ハウジング30を備えており、該ハウジング30内には、制御部32となる制御基板が配置される。制御部32には、LED光源22の給電を行う給電部、LED光源における温度に応じた温度制御を行う温度制御部、LED光源22の照射時間を決めるタイマの設定を行うタイマ制御部が集積されている。さらに、ハウジング30の表面には、適宜電源ON/OFFを操作する電源スイッチ、タイマの設定、その他の照射出力の調整のための操作スイッチや表示ランプといったスイッチ/表示部34が配置される。
【0028】
任意には、制御装置14には、外部へのコネクタを設けることができ、該コネクタを介して足での操作を可能とするフットスイッチを取付けることもできる。
【0029】
照射ヘッド12と制御装置14とは、連結管16を介して互いに連結される。連結管16内には、紫外線LED光源22への給電を行う給電ケーブル36、照射ヘッド12内に配置される温度センサからの信号を制御装置14へと送る信号ケーブル38等からなる複数の電気ケーブルが配索される。
【0030】
紫外線LED光源22は、LED素子の温度の上昇により効率が悪化するために、冷却する必要がある。このため、紫外線照射装置10には、紫外線LED光源22の冷却を行うための冷却手段が設けられる。冷却手段は、照射ヘッド12において、紫外線LED光源22に近接して設けられて、紫外線LED光源22から伝熱されるヒートシンク40と、ヒートシンク40を通過してヒートシンク40が晒される風を強制的に発生させるモータ付きファン42と、を有する。
【0031】
ヒートシンク40は、紫外線LED光源22が配設されるLEDパッケージ26に密着するスリーブ44と、スリーブ44に固着される導入筒46とからなり、両者は、熱伝導性の良い銅、アルミニウム等の金属で構成することができる。
【0032】
導入筒46は、図3に示すように、内筒部46aと、内筒部46aの周面において周方向に適宜間隔にあけて該周面から放射状に延びる複数の放熱フィン46bと、放熱フィン46bの外側に設けられた外側リング46cとを備える。導入筒46の一部は、連結管16に挿入されて外側リング46cが連結管16の先端面に当接しており、導入筒46の残りの部分にある放熱フィン46bは外部に露出している。そして、隣接する放熱フィン46b同士の間の隙間が連結管16の内部に連通している。また、内筒部46a内には前記電気ケーブルが挿通する。
【0033】
ファン42は、制御装置14内に配置されて、制御部32の温度制御部と接続される。ヒートシンク40とファン42とは連結管16を介して隔てられて配置され、連結管16内を風が流れるようになっており、このために、連結管16は、気密性のある配管の機能を有している。さらに、連結管16は、複数の連結管片16aが互いに屈曲可能に且つその屈曲状態を維持可能に接続されて成り、全体としてフレキシブルに且つ、その屈曲状態を自立的に保持可能となっている。
【0034】
以上のように構成される紫外線照射装置10においては、紫外線LED光源22からの紫外線光が、光学系レンズ24によって集束されて所定の領域を照射する。所定の領域に紫外線硬化樹脂を含む被処理部分を配置することにより、接着処理を行うことができる。
【0035】
照射が開始されると自動的に、または、温度センサからの温度が所定温度を超えると温度制御部の制御により、ファン42が作動される。ファン42によって連結管16内が負圧となり、照射ヘッド12の周囲にある空気が導入筒46に導入されて、連結管16内を通過して、ファン42へと吸引されて、制御装置14から導出される。こうして強制的に発生された風に放熱フィン46bが晒されることによって、導入筒46に形成された放熱フィン46bからの放熱が促進されて、紫外線LED光源22の冷却が行われる。
【0036】
このように本装置によれば、ファン42が照射ヘッド12とは離間して配置されるために、照射ヘッド12が大型化することを避けることができる。また、ファン42と照射ヘッド12とが離間して配置されるために、ファン42による振動・乱流・電磁誘導等の影響を照射ヘッド12が受けることを回避することができる。
【0037】
ファンによって強制的に発生された風は連結管16を介して流通されるために、効果的にヒートシンク40の放熱を促進して冷却を行うことができる。風は、照射ヘッド12の側面に相当する導入筒46から導入されるために、照射ヘッド12からの照射には影響を与えることはない。ヒートシンク40の導入筒46に形成された放熱フィン46bは、外側に向いて外部に露出しているために、導入筒46を通過する風によって効果的に冷却されることになる。
【0038】
また、連結管16は、風を流通させるのみならず、電気ケーブルを通すために、電気ケーブルを覆い隠すことができて、装置全体の見栄えを良好にすることができる。
【0039】
図4は、本発明の第2実施形態に係るLED光照射装置を表す正面図、図5はその断面図である。図において、同一の符号を付した部材は第1実施形態と同一の機能を持ち、その形状・構成において若干の差異はあるものの同じ機能を果たすために、その詳細説明を省略する。
【0040】
この例では、紫外線LED光源22が配置されるLEDパッケージ26に密着するヒートシンク40がスリーブ48から構成される。スリーブ48の周面には、周方向に適宜間隔をあけて複数の貫通孔48aが形成され、貫通孔48aは外部に露出している。このスリーブ48は、銅またはアルミニウムといった熱伝導性の良い金属で構成されるとよい。スリーブ48のLEDパッケージ26と反対側の端部は、連結管16に連結されており、スリーブ48の内部が連結管16の内部と連通し、スリーブ48内には電気ケーブルが挿通している。
【0041】
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、紫外線LED光源22の冷却を行う必要が生じると、ファン42が作動される。ファン42によって連結管16内が負圧となり、照射ヘッド12の周囲にある空気が貫通孔48aからスリーブ48内に導入されて、連結管16内を通過して、ファン42へと吸引されて、制御装置14から導出される。こうして強制的に発生された風がスリーブ48内の貫通孔48aを通過することによって熱交換が行われ、スリーブ48からの放熱が促進されて紫外線LED光源22の冷却が行われる。
【0042】
このように第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0043】
また、風は、ヒートシンク40としてのスリーブ48の周面に形成された貫通孔48aを通過していくために、ヒートシンク40は効果的に冷却されることになる。また、貫通孔48aを備えたスリーブ48の外径は小さく構成することができるので、結果として、照射ヘッド12自体をより小型化することが可能となる。
【0044】
図7は、第2実施形態のヒートシンクの変形例を表しており、ヒートシンク40がスリーブ48’と、スリーブ48’の内側に挿入されスリーブ48’とは別体の螺旋体50とから構成される。
【0045】
スリーブ48’の一端側の周面には、周方向に適宜間隔をあけて複数の貫通孔48’aが形成され、貫通孔48’aは外部に露出する。また、スリーブ48’の他端は連結管16と連結される。
【0046】
螺旋体50は、基部50aと、基部50aから軸方向に延びる軸部50bと、軸部50bの周囲に形成された螺旋突条50cとを有する。螺旋体50の螺旋突条50cはスリーブ48’内に挿入され、連結管16の内側まで延びており、基部50aがスリーブ48’外にあって、LEDパッケージ26に密着される。
【0047】
これらのスリーブ48’及び螺旋体50は、銅またはアルミニウムといった熱伝導性の良い金属で構成されるとよい。
【0048】
以上のように構成されるヒートシンク40では、貫通孔48’からスリーブ48’に導入された空気は、螺旋体50の螺旋突条50cに沿って流れ、連結管16内を通過してファン42へと吸引される。このとき、空気と螺旋突条50cとの接触時間及び接触面積を大きくとることができるために、より高い冷却効果を得ることができる。
【0049】
尚、以上の各例では、ファン42の吸引作用により、連結管16には、ヒートシンク40からファン42の方向へと風が流れるようになっていたが、これに限るものではなく、ファン42の送風作用により、ファン42からヒートシンク40の方向に風が流れるようにしてもよい。しかしながら、前者の構成をとることによって、照射ヘッド12の周囲からの空気を吸入することになるために、照射先に粉塵等の影響を与えることがなく、紫外線LED光源22からの照射に対する影響をより少ないものとすることができ、より好都合となる。
【0050】
また、以上の各例では、ファン42が制御装置14内に配置されているために、連結管16全体に風が流通するようになっていたが、これに限るものではなく、ファン42は制御装置14とは別の、連結管16の途中位置から分岐する部分に配置することもできる。この場合には、風は、連結管16の少なくとも一部を流通することになる。この構成であっても、ファン42とヒートシンク40とは離間しているために、照射ヘッド12の大型化を防ぐことができ、ファン42による振動の影響を防ぐことができる。
【0051】
また、以上の各例では、紫外線照射装置について説明したが、これに限るものではなく、紫外線以外の波長の光(可視光または赤外線)を発光するLED照射装置についても同様に適用可能である。また、以上の例では、紫外線硬化装置に適用される紫外線照射装置について説明したが、これに限るものではなく、任意の用途に適用されるLED照射装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の第1実施形態に係るLED光照射装置の全体斜視図である。
【図2】図1の装置の内部構造を表す断面図である。
【図3】導入筒の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るLED光照射装置を表す正面図である。
【図5】図4の装置の内部構造を表す断面図である。
【図6】図5の6−6線に沿って見た断面図である。
【図7】第2実施形態のヒートシンクを変形例を表す斜視図である。
【符号の説明】
【0053】
10 LED光照射装置(紫外線照射装置)
12 照射ヘッド
14 制御装置
16 連結管
22 LED光源
32 制御部
36 給電ケーブル
38 信号ケーブル
40 ヒートシンク
42 ファン
46a 内筒部
46b 放熱フィン
48、48’ スリーブ
48a、48’a 貫通孔
50c 螺旋突条

【特許請求の範囲】
【請求項1】
LED光源を有する照射ヘッドと、LED光源の給電及び/又は制御を行う制御部が配置される制御装置と、LED光源を冷却する冷却手段とを備えるLED光照射装置において、
前記制御装置と前記照射ヘッドとの間には連結管が設けられて、該連結管内を通過する電気ケーブルを介して制御部とLED光源が接続されており、
前記冷却手段は、照射ヘッドにおいてLED光源に近接して設けられてLED光源から伝熱がされるヒートシンクと、該ヒートシンクが晒される風を強制的に発生させるファンと、を備えており、ヒートシンクとファンとは、連結管の少なくとも一部を介して隔てられて配置されて、該連結管の少なくとも一部を風が流通することを特徴とするLED光照射装置。
【請求項2】
前記ファンは、前記制御装置内に配置されることを特徴とする請求項1記載のLED光照射装置。
【請求項3】
前記照射ヘッドの側面を、前記強制的に発生される風が通過することを特徴とする請求項1または2記載のLED光照射装置。
【請求項4】
前記風は、前記連結管内をヒートシンクからファンの方に向かって流れることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のLED光照射装置。
【請求項5】
前記ヒートシンクは、連結管に連結されると共に、内筒部と、該内筒部の周面から放射状に延びる複数の放熱フィンと、を備え、該放熱フィンは、外部に露出していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のLED光照射装置。
【請求項6】
前記ヒートシンクは、連結管に連結されるスリーブを有しており、該スリーブはその周面に貫通孔を備え、該貫通孔は外部に露出していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のLED光照射装置。
【請求項7】
前記スリーブ内には、螺旋突条が挿入されており、該螺旋突条に沿って風が流通することを特徴とする請求項6記載のLED光照射装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2010−46566(P2010−46566A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−210697(P2008−210697)
【出願日】平成20年8月19日(2008.8.19)
【出願人】(592168511)有限会社牛方商会 (5)
【Fターム(参考)】