説明

MEKの阻害剤としての多形体を含む、N−(アリールアミノ)スルホンアミドの誘導体、および組成物、使用方法、ならびにその調製方法

【解決課題】本発明は、特定の粉末X線回折プロファイルおよび/または特定の示差走査熱量測定プロファイルを呈する、結晶多形相を含むMEKの阻害剤である、N−(2−アリールアミノ)アリールスルホンアミド化合物に関する。
【解決手段】本発明はまた、本明細書に記載の化合物を含む薬剤組成物、ならびに癌、過剰増殖性疾病、および炎症状態の治療および/または防止における使用を含む、本明細書に記載の化合物および組成物の使用方法にも関する。本発明はまた、本明細書に記載の化合物および組成物の作製方法にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
【化1】

から選択される化合物を含む、組成物。
【請求項2】
前記化合物上の2−OH炭素は、R構造にある、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記化合物上の2−OH炭素は、S構造にある、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
前記組成物は、実質的に前記化合物のS異性体がない、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記組成物は、実質的に前記化合物のR異性体がない、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記化合物は、前記化合物の10%未満のS異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記化合物は、前記化合物の10%未満のR異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項8】
前記化合物は、前記化合物の5%未満のS異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記化合物は、前記化合物の5%未満のR異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項10】
前記化合物は、前記化合物の1%未満のS異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
前記化合物は、前記化合物の1%未満のR異性体を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
構造
【化2】


を有する約1〜100mgの化合物を含む、前記請求項のいずれかに記載の組成物。
【請求項13】
前記組成物は、前記化合物の調節放出を可能にする、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
前記組成物は、前記化合物の持続放出を可能にする、請求項12に記載の組成物。
【請求項15】
前記組成物は、前記化合物の遅延放出を可能にする、請求項12に記載の組成物。
【請求項16】
前記化合物は、約1〜50mgの量で存在する、請求項12に記載の組成物。
【請求項17】
前記化合物は、約1〜10mgの量で存在する、請求項12に記載の組成物。
【請求項18】
前記化合物は、約10〜20mgの量で存在する、請求項12に記載の組成物。
【請求項19】
前記化合物は、約20〜40mgの量で存在する、請求項12に記載の組成物。
【請求項20】
前記化合物は、約40〜50mgの量で存在する、請求項12に記載の組成物。
【請求項21】
構造
【化3】


を有する約1〜50mgの化合物を含み、前記組成物は薬の調節放出を可能にする、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項22】
微結晶セルロースをさらに含む、請求項1〜21のいずれかに記載の組成物。
【請求項23】
クロスカルメロースナトリウムをさらに含む、請求項1〜22のいずれかに記載の組成物。
【請求項24】
ラウリル硫酸ナトリウムをさらに含む、請求項1〜23のいずれかに記載の組成物。
【請求項25】
ステアリン酸マグネシウムをさらに含む、請求項1〜24のいずれかに記載の組成物。
【請求項26】
構造
【化4】


の約1mgの化合物と、
約222.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項27】
構造
【化5】

の約10mgの化合物と、
約213.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項28】
構造
【化6】


の約20mgの化合物と、
約203.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項29】
構造
【化7】

の約40mgの化合物と、
約183.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項30】
構造
【化8】


の約0.4重量%の化合物と、約99.6重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項31】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項30に記載の組成物。
【請求項32】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約92.6重量%である、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
約5重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約1重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約1重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項32に記載の組成物。
【請求項34】
構造
【化10】


の約4.2重量%の化合物と、約95.8重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項35】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項34に記載の組成物。
【請求項36】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約88.8重量%である、請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
約5重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約1重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約1重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項36に記載の組成物。
【請求項38】
構造
【化11】


の約2重量%から約10重量%の化合物と、約98重量%から約90重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項39】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項38に記載の組成物。
【請求項40】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約85重量%から約95重量%である、請求項39に記載の組成物。
【請求項41】
約1重量%から約6重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約0.1重量%から約2重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約0.25重量%から約1.5重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項40に記載の組成物。
【請求項42】
構造
【化12】

の約1mgの化合物と、
約222.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項43】
構造
【化13】

の約10mgの化合物と、
約213.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項44】
構造
【化14】

の約20mgの化合物と、
約203.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項45】
構造
【化15】

の約40mgの化合物と、;
約183.2mgの微結晶セルロースと、
約12.0mgのクロスカルメロースナトリウムと、
約2.4mgのラウリル硫酸ナトリウムと、
約2.4mgのステアリン酸マグネシウムと、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項46】
構造
【化16】

の約0.4重量%の化合物と、約99.6重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項47】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項46に記載の組成物。
【請求項48】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約92.6重量%である、請求項47に記載の組成物。
【請求項49】
約5重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約1重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約1重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項48に記載の組成物。
【請求項50】
構造
【化17】

の約4.2重量%の化合物と、約95.8重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項51】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項50に記載の組成物。
【請求項52】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約88.8重量%である、請求項51に記載の組成物。
【請求項53】
約5重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約1重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約1重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項52に記載の組成物。
【請求項54】
構造
【化18】


の約2重量%から約10重量%の化合物と、約98重量%から約90重量%の薬学的に許容可能な担体または媒体と、を含む、請求項1〜15のいずれかに記載の組成物。
【請求項55】
前記薬学的に許容可能な担体または媒体は、微結晶セルロースを含む、請求項54に記載の組成物。
【請求項56】
前記微結晶セルロースは、前記組成物の約85重量%から約95重量%である、請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
約1重量%から約6重量%のクロスカルメロースナトリウムと、約0.1重量%から約2重量%のラウリル硫酸ナトリウムと、約0.25重量%から約1.5重量%のステアリン酸マグネシウムと、をさらに含む、請求項56に記載の組成物。
【請求項58】
少なくとも1つの許容可能な担体をさらに含む、前記請求項のいずれかに記載の組成物。
【請求項59】
図5に示す粉末X線回折パターンで特定されるピークの、少なくとも50%を含む粉末X線回折パターンを呈する、N−(−)−(3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メトキシフェニル)−l−(2,3−ジヒドロキシプロピル)シクロプロパン−1−スルホンアミドの結晶多形相A。
【請求項60】
前記粉末X線回折パターンは、図5に示す粉末X線回折パターンで特定されるピークの、少なくとも70%を含む、請求項59に記載の結晶多形相A。
【請求項61】
前記粉末X線回折パターンは、図5に示す粉末X線回折パターンで特定されるピークの、少なくとも90%を含む、請求項59に記載の結晶多形相A。
【請求項62】
前記粉末X線回折パターンは、図5に示す粉末X線回折パターンと実質的に同一である、請求項59に記載の結晶多形相A。
【請求項63】
前記結晶多形は、示差走査熱量測定により決定される約143℃の融点開始点を有する、請求項59〜62のいずれかに記載の結晶多形。
【請求項64】
前記結晶多形は、実質的に水を含まない、請求項59〜62のいずれかに記載の結晶多形。
【請求項65】
前記結晶多形は、実質的に溶媒を含まない、請求項59〜62のいずれかに記載の結晶多形。
【請求項66】
効果的な量の、請求項59〜62のいずれかに記載の結晶多形、および少なくとも1つの賦形剤または担体を含む、薬剤組成物。
【請求項67】
図6に示す示差走査熱量測定パターンと実質的に同一の示差走査熱量測定パターンを呈する、N−(−)−(3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メトキシフェニル)−l−(2,3−ジヒドロキシプロピル)シクロプロパン−1−スルホンアミドの結晶多形相A。
【請求項68】
前記結晶多形は、示差走査熱量測定により決定される約143℃の融点開始点を有する、請求項67に記載の結晶多形。
【請求項69】
前記結晶多形は、実質的に水を含まない、請求項67または68に記載の結晶多形。
【請求項70】
前記結晶多形は、実質的に溶媒を含まない、請求項67〜69のいずれかに記載の結晶多形。
【請求項71】
効果的な量の、請求項67〜70のいずれかに記載の結晶多形、および少なくとも1つの賦形剤または担体を含む、薬剤組成物。
【請求項72】
非結晶質のN−(3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−4−ヨードフェニルアミノ)−6−メトキシフェニル)−l−(2,3−ジヒドロキシプロピル)シクロプロパン−1−スルホンアミドを結晶化するステップを含む方法により作製された、N−(3,4−ジフルオロ−2−(2−フルオロ−ヨードフェニルアミノ)−6−メトキシフェニル)−l−(2,3−ジヒドロキシプロピル)シクロプロパン−1−スルホンアミドの多形相。
【請求項73】
前記結晶化するステップは、酢酸エチルおよびヘプタンの混合物からの結晶化を含む、請求項72に記載の多形相。
【請求項74】
前記酢酸エチルおよびヘプタンの混合物は、ヘプタン約2〜10部に対して酢酸エチル約1〜4部の比率である、請求項73に記載の多形相。
【請求項75】
前記酢酸エチルおよびヘプタンの混合物は、ヘプタン約5部に対して酢酸エチル約2部の比率である、請求項73に記載の多形相。
【請求項76】
MEK酵素を阻害する方法であって、前記MEKを、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物と接触させるステップを含み、前記化合物は、前記酵素を少なくとも25%阻害するのに十分な量で存在する、方法。
【請求項77】
前記MEK酵素は、MEKキナーゼである、請求項76に記載の方法。
【請求項78】
前記接触させるステップは、細胞内で行われる、請求項76に記載の方法。
【請求項79】
MEK媒介性疾患に罹患する個人における、前記疾患の治療方法であって、効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物を前記個人に投与するステップを含む、治療方法。
【請求項80】
付加療法と組み合わせた、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記付加療法は、放射線療法、非MEKキナーゼ阻害剤療法、化学療法、外科処置、グルココルチコイド、メトトレキサート、生物反応修飾物質、またはそれらの任意の組み合わせである、請求項80に記載の方法。
【請求項82】
前記MEK媒介性疾患は、炎症性疾病、感染、自己免疫疾患、脳卒中、虚血、心疾患、神経系疾患、繊維形成性疾患、増殖性疾患、過剰増殖性疾患、腫瘍、白血病、新生物、癌、癌腫、代謝性疾患、および悪性疾患から成る群から選択される、請求項79に記載の方法。
【請求項83】
前記MEK媒介性疾患は、過剰増殖性疾病である、請求項79に記載の方法。
【請求項84】
前記MEK媒介性疾患は、癌、腫瘍、白血病、新生物、または癌腫である、請求項79に記載の方法。
【請求項85】
前記MEK媒介性疾患は、炎症性疾病である、請求項79に記載の方法。
【請求項86】
前記炎症性疾病は、関節リウマチまたは多発性硬化症である、請求項85に記載の方法。
【請求項87】
個人における増殖性疾病の治療または予防方法であって、効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物を前記個人に投与するステップを含む、方法。
【請求項88】
前記増殖性疾病は、癌、乾癬、再狭窄、疾病、またはアテローム性動脈硬化である、請求項87に記載の方法。
【請求項89】
前記増殖性疾病は、癌である、請求項87に記載の方法。
【請求項90】
前記癌は、脳腫瘍、乳癌、肺癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、腎臓癌、結腸直腸癌、白血病、骨髄性白血病、膠芽細胞腫、濾胞性リンパ腫、前駆B細胞急性白血病、慢性Bリンパ球性白血病、胃癌、中皮腫、または小細胞肺癌である、請求項89に記載の方法。
【請求項91】
少なくとも1つの治療薬を投与するステップをさらに含む、請求項87〜90のいずれかに記載の方法。
【請求項92】
少なくとも1つの付加癌療法を実施するステップをさらに含む、請求項87〜90のいずれかに記載の方法。
【請求項93】
前記付加療法は、放射線療法、非MEKキナーゼ阻害剤療法、化学療法、外科処置、グルココルチコイド、メトトレキサート、生物反応修飾物質、またはそれらの任意の組み合わせである、請求項92に記載の方法。
【請求項94】
個人における炎症性疾病の治療または予防方法であって、効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物を含む組成物を前記個人に投与するステップを含む、方法。
【請求項95】
前記炎症性疾病は、関節リウマチまたは多発性硬化症である、請求項94に記載の方法。
【請求項96】
癌細胞を分解、その成長を阻害、または殺すための方法であって、癌細胞を分解、その成長を阻害、または殺すのに効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物に、前記細胞を接触させるステップを含む、方法。
【請求項97】
前記癌細胞は、脳、乳腺、肺、卵巣、膵臓、前立腺、腎臓、肝臓、胃、または結腸直腸の癌細胞を含む、請求項96に記載の方法。
【請求項98】
個人における、腫瘍の大きさの増大を阻害、腫瘍の大きさを減少、腫瘍の増殖を低減、または腫瘍の増殖を防止するための方法であって、腫瘍の大きさの増大を阻害、腫瘍の大きさを減少、腫瘍の増殖を低減、または腫瘍の増殖を防止するのに効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物を、前記個人に投与するステップを含む、方法。
【請求項99】
腫瘍の大きさの増大を阻害、または腫瘍の大きさを減少させるための方法であって、前記腫瘍は、脳、乳腺、肺、卵巣、膵臓、前立腺、腎臓、肝臓、胃、結腸、または直腸で発生する、請求項98に記載の方法。
【請求項100】
前記個人は哺乳類である、腫瘍の大きさの増大を阻害、または腫瘍の大きさを減少させるための、請求項98に記載の方法。
【請求項101】
強直性脊椎炎、痛風、腱炎、滑液包炎、または坐骨神経痛の治療または防止方法であって、それを必要としている対象に、効果的な量の式(I)の化合物、またはその薬剤塩を投与するステップを含み、
【化19】


式中、
Zは、HまたはFであり、
Xは、F、Cl、CH、CHOH、CHF、CHF、またはCFであり、
Yは、I、Br、Cl、CF、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、シクロプロピル、OMe、OEt、SMe、フェニル、またはHetであり、該Hetは、飽和、オレフィン、または芳香族である、5員から10員の単環式または二環式複素環基であり、N、0、およびSから独立して選択される1〜5個の環ヘテロ原子を含み、
すべての前記フェニルまたはHet基は、F、Cl、Br、I、アセチル、メチル、CN、NO、COH、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルキル−C(=O)−、C−Cアルキル−C(=S)−、C−Cアルコキシ−C(=S)−、C−Cアルキル−C(=O)O−、C−Cアルキル−0−(C=O)−、C−Cアルキル−C(=O)NH−、C−Cアルキル−C(=NH)NH−、C−Cアルキ−NH−(C=O)−、ジ−C−Cアルキル−N−(C=O)−、C−Cアルキル−C(=O)N(C−Cアルキル)−、C−Cアルキル−S(=O)NH−、またはトリフルオロメチルで任意に置換され、
すべての前記メチル、エチル、C−Cアルキル、およびシクロプロピル基は、OHで任意に置換され、
すべての前記メチル基は、1つ、2つ、または3つのF原子で任意に置換され、
は、H、F、Cl、Br、I、CHNH−、(CHN−、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cシクロアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、フェニル、一置換フェニル、O(C−Cアルキル)、
O−C(=O)(C−Cアルキル)、またはC(=O)O(C−Cアルキル)であり、
前記アルキル、アルコキシ、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、およびフェニル基は、F、Cl、Br、I、OH、CN、シアノメチル、ニトロ、フェニル、およびトリフルオロメチルから独立して選択される1〜3の置換基で任意に置換され、
前記C−CアルキルおよびC−Cアルコキシ基はまた、OCHまたはOCHCHで任意に置換され、
Gは、G、G、R1a、R1b、R1c、R1d、R1e、Ar、Ar、またはArであり、式中、
は、1つのアミノ、C−Cアルキルアミノ、またはジアルキルアミノ基で任意に置換されたC−Cアルキルであり、前記ジアルキルアミノ基は、同一または非同一であってよい2つのC−Cアルキル基を含み、または
は、C−Cジアミノアルキル基であり、
は、飽和、不飽和、または芳香族である、5員または6員環であり、N、O、およびSから独立して選択される1〜3個の環ヘテロ原子を含み、F、Cl、OH、O(C−Cアルキル)、OCH、OCHCH、CHC(=O)NH、CHC(=)O、CN、CF、およびN、O、およびSから独立して選択される1〜4個の環ヘテロ原子を含む、5員の芳香族複素環基から独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され、
1aは、メチルであり、1〜3個のフッ素原子もしくは1〜3個の塩素原子で、またはOH、シクロプロポキシ、またはC−Cアルコキシで任意に置換され、前記シクロプロポキシ基または前記C−Cアルコキシ基のC−Cアルキル部分は、1個のヒドロキシまたはメトキシ基で任意に置換され、前記C−Cアルコキシ内のすべてのC−アルキル基は、第2のOH基でさらに任意に置換され、
1bは、CH(CH)−C1−3アルキルまたはC−Cシクロアルキルであり、前記アルキルおよびシクロアルキル基は、F、Cl、Br、I、OH、OCH3、およびCNから独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され、
1cは、(CHR´であり、式中、
mは、0または1であり、
mが0である場合、nは、1または2であり、
mが1である場合、nは、2または3であり、
R´は、C−Cアルキルであり、F、Cl、OH、OCH、OCHCH、およびC−Cシクロアルキルから独立して選択される1〜3個の置換基で任意に置換され、
1dは、C(A)(A´)(B)−であり、式中、
Bは、HまたはC1−4アルキルであり、1個または2個のOH基で任意に置換され、
AおよびA´は独立して、HまたはC1−4アルキルであり、1個または2個のOH基で任意に置換され、または
AおよびA´は、それらが結合される炭素原子とともに、3員から6員の飽和環を形成し、
1eは、
【化20】


1e
であり、式中、
qは、1または2であり、
およびRはそれぞれ独立して、H、F、Cl、Br、CH、CHF、CHF、CF、OCH、OCHF、OCHF、OCF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、またはメチルスルホニルであり、
は、H、F、Cl、Br、CH、CHF、CHF、CF、OCH、OCHF、OCHF、OCF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、メチルスルホニル、ニトロ、アセトアミド、アミジニル、シアノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール、1,3,4−チアジアゾール、5−メチル−1,3,4−チアジアゾール1H−テトラゾリル、N−モルフォリルカルボニルアミノ、N−モルフォリルスルホニル、およびN−ピロリジニルカルボニルアミであり、
は、H、F、Cl、またはメチルであり、
は、H、F、Cl、またはメチルであり、
Arは、
【化21】


Ar
であり、式中、
UおよびVは独立して、N、CRまたはCRであり、
、RおよびRは独立して、H、F、Cl、Br、CH、CHF、CHF、CF、OCH、OCHF、OCHF、OCF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、シクロプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、アセトアミド、アミジニル、シアノ、カルバモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル、5−メチル−1,3,4−オキサジアゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、5−メチル−1,3,4−チアジアゾリル、1H−テトラゾリル、N−モルフォリルカルボニルアミノ、N−モルフォリルスルホニル、N−ピロリジニルカルボニルアミノ、およびメチルスルホニルであり、
およびRは独立して、H、F、Cl、またはメチルであり、
Arは、
【化22】

Ar
であり、式中、
破線は、第2の環の2重結合の、代替の形式上の位置を示し、
Uは、−S−、−O−、または−N=であり、
Uが−O−または−S−である場合、Vは、−CH=、−CCl=、または−N=であり、
Uが−N=である場合、Vは、−CH=、−CCl=、または−N=であり、
は、Hまたはメチルであり、
は、H、アセトアミド、メチル、F、またはClであり、
Arは、
【化23】

Ar
であり、式中、
Uは、−NH−、−NCH−、または−O−であり、
およびRは独立して、H、F、Cl、またはメチルである、方法。
【請求項102】
前記式(I)の化合物またはその薬剤塩は、
【化24】

から選択される、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
前記式(I)の化合物またはその薬剤塩は、
【化25】

から選択され、2−OH炭素は、R構造にある、請求項101に記載の方法。
【請求項104】
前記式(I)の化合物またはその薬剤塩は、
【化26】

から選択され、2−OH炭素は、S構造にある、請求項101に記載の方法。
【請求項105】
前記式(I)の化合物またはその薬剤塩は、
【化27】


である、請求項167に記載の方法。
【請求項106】
前記式(I)の化合物またはその薬剤塩は、
【化27】


である、請求項167に記載の方法。
【請求項107】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、胃癌の治療法。
【請求項108】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、白血病、メラノーマ、またはヘパトーマの治療法。
【請求項109】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、非小細胞肺癌の治療法。
【請求項110】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、結腸癌の治療法。
【請求項111】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、CNS癌の治療法。
【請求項112】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、卵巣癌の治療法。
【請求項113】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、腎臓癌の治療法。
【請求項114】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、前立腺癌の治療法。
【請求項115】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、乳癌の治療法。
【請求項116】
少なくとも1つの治療薬を投与するステップをさらに含む、請求項107〜115のいずれかに記載の方法。
【請求項117】
少なくとも1つの付加癌療法を実施するステップをさらに含む、請求項107〜115のいずれかに記載の方法。
【請求項118】
前記付加癌療法は、放射線療法、化学療法、外科処置、またはそれらの任意の組み合わせである、請求項117に記載の方法。
【請求項119】
前記化合物または組成物は、経口投与される、請求項76〜118のいずれかに記載の方法。
【請求項120】
前記化合物または組成物は、1日に1回、または1日に2回投与される、請求項76〜118のいずれかに記載の方法。
【請求項121】
前記化合物または組成物は、少なくとも1週間、1日に1回投与される、請求項76〜118のいずれかに記載の方法。
【請求項122】
治療上効果的な量の、局所剤形である、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、乾癬の治療または防止方法。
【請求項123】
前記化合物のTmaxは、絶食した対象への前記組成物の投与後、1時間から3時間の間で達成される、請求項76〜121のいずれかに記載の方法。
【請求項124】
対象へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.01μg/mlから約1.0μg/mlの間のCmaxに到達する、前記請求項のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項125】
対象へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.01μg/mlから約0.8μg/mlの間のCmaxに到達する、請求項124に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項126】
対象へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.03μg/mlから約0.5μg/mlの間のCmaxに到達する、請求項124に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項127】
10人の対象群へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.01μg/mlから約1.0μg/mlの間の平均Cmaxに到達する、前記請求項のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項128】
10人の対象群へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.01μg/mlから約0.8μg/mlの間の平均Cmaxに到達する、請求項127に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項129】
10人の対象群へ投与されると、前記化合物は、1日目に、約0.03μg/mlから約0.5μg/mlの間の平均Cmaxに到達する、請求項127に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項130】
前記化合物は、0〜12時間の、約0.1μg時間/mLから約5.0μg時間/mLの間のAUCを有する、請求項124〜126のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項131】
前記化合物は、約0.1μg時間/mLから約4.0μg時間/mLの間のAUCを有する、請求項130に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項132】
前記化合物は、約0.5μg時間/mLから約3.0μg時間/mLの間のAUCを有する、請求項130に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項133】
前記化合物は、約0.1μg時間/mLから約5.0μg時間/mLの間の平均AUCを有する、請求項127〜129のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項134】
前記化合物は、約0.1μg時間/mLから約4.0μg時間/mLの間の平均AUCを有する、請求項134に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項135】
前記化合物は、約0.5μg時間/mLから約3.0μg時間/mLの間の平均AUCを有する、請求項134に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項136】
前記化合物は、0.5から5.0時間の間のTmaxを有する、請求項124〜126および130〜132のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項137】
前記化合物は、1.0から3.0時間の間のTmaxを有する、請求項133に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項138】
前記化合物は、1.0から2.5時間の間のTmaxを有する、請求項133に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項139】
前記化合物は、0.5から5.0時間の間の平均Tmaxを有する、請求項127〜129および133〜135のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項140】
前記化合物は、1.0から3.0時間の間の平均Tmaxを有する、請求項139に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項141】
前記化合物は、1.0から2.5時間の間の平均Tmaxを有する、請求項139に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項142】
前記化合物は、単回投与から5時間後に、約0.01mg/mLを上回る血漿濃度を有する、請求項124〜126、130〜132、および136〜138のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項143】
前記化合物は、単回投与から10時間後に、約0.01mg/mLを上回る血漿濃度を有する、請求項124〜126、130〜132、および136〜138のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項144】
前記化合物は、単回投与から15時間後に、約0.01mg/mLを上回る血漿濃度を有する、請求項124〜126、130〜132、および136〜138のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項145】
前記薬を5日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約25%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項146】
前記薬を5日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約50%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項147】
前記薬を5日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約20〜70%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項148】
前記薬を15日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約25%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項149】
前記薬を15日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約50%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項150】
前記薬を15日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約20〜70%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項151】
前記薬を30日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約25%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項152】
前記薬を30日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約50%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項153】
前記薬を30日間連日投与後、前記腫瘍は、体積で少なくとも約20〜70%縮小する、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項154】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、少なくとも約20%阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項155】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、少なくとも約40%阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項156】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、少なくとも約60%阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項157】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、少なくとも約80%阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項158】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、約20%から約100%の間で阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項159】
前記薬の投与後、前記腫瘍成長は、実質的に阻害される、請求項76〜141のいずれかに記載の方法。
【請求項160】
前記薬は、1日に2回投与される、請求項145〜159のいずれかに記載の方法。
【請求項161】
前記薬は、1日に1回投与される、請求項145〜159のいずれかに記載の方法。
【請求項162】
前記MEK阻害剤は、第2の腫瘍抑制剤の同時投与を妨げない、請求項76〜157のいずれかに記載の方法。
【請求項163】
前記組成物は、錠剤、カプセル、ジェルカプセル、カプレット、ペレット、またはビーズ状である、前記請求項のいずれかに記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項164】
前記組成物は、約50mgから約1000mgの総重量を有するカプセルまたは錠剤剤形である、請求項163に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項165】
前記組成物は、50mg、75mg、100mg、150mg、200mg、250mg、300mg、350mg、400mg、450mg、および500mgから成る群から選択される総重量を有するカプセルまたは錠剤剤形である、請求項163に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項166】
前記組成物は、約240mgの総重量を有するカプセルまたは錠剤状である、請求項163に記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項167】
前記組成物は、微結晶セルロース、珪化セルロース、ラクトース、圧縮糖、キシリトール、ソルビトール、マンニトール、アルファ化デンプン、マルトデキストリン、リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、デンプン、およびケイ酸カルシウムから選択される少なくとも1つの充填剤をさらに含む、請求項1〜58、66、71、または76〜166のいずれかに記載の組成物または方法。
【請求項168】
前記組成物は、クロスカルメロースナトリウム、デンプングリコール酸、クロスポビドン、メチルセルロース、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、ベトナイト(betonite)、およびビーガムから選択される少なくとも1つの崩壊剤をさらに含む、請求項1〜58、66、71、または76〜166のいずれかに記載の組成物または方法。
【請求項169】
前記組成物は、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸金属塩、滑石、フマル酸ステアリルナトリウム、およびステアリン酸から選択される少なくとも1つの潤滑剤をさらに含む、請求項1〜58、66、71、または76〜166のいずれかに記載の組成物または方法。
【請求項170】
前記組成物は、ラウリル硫酸ナトリウム、グリセロール、オレイン酸ソルビタン、ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン化ラウリン酸ソルビタン、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸またはヘキサオレート(hexaolate)、ポリオキシエチレンステアリルアルコール、およびモノラウリン酸ソルビタンから選択される少なくとも1つの湿潤剤または界面活性剤をさらに含む、請求項1〜58、66、71、または76〜166のいずれかに記載の組成物または方法。
【請求項171】
前記組成物は、カプセルまたは錠剤の製剤であり、前記カプセルまたは錠剤は、1%のラウリル硫酸ナトリウム液を溶出溶媒として、50rpmで米国薬局方(USP)装置IIを使用し、前記薬の少なくとも60パーセントを30分以内に放出する、請求項1〜58、66、71、または76〜170のいずれかに記載の組成物または方法。
【請求項172】
前記組成物は、カプセルまたは錠剤の製剤であり、前記カプセルまたは錠剤は、1%のラウリル硫酸ナトリウム液を溶出溶媒として、50rpmで米国薬局方(USP)装置IIを使用し、前記薬の約60〜100パーセントを30分以内に放出する、請求項171記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項173】
前記組成物は、カプセルまたは錠剤の製剤であり、前記カプセルまたは錠剤は、1%のラウリル硫酸ナトリウム液を溶出溶媒として、50rpmで米国薬局方(USP)装置IIを使用し、前記薬の約60〜90パーセントを30分以内に放出する、請求項171記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項174】
前記組成物は、カプセルまたは錠剤の製剤であり、前記カプセルまたは錠剤は、1%のラウリル硫酸ナトリウム液を溶出溶媒として、50rpmで米国薬局方(USP)装置IIを使用し、前記薬の約60〜80パーセントを30分以内に放出する、請求項171記載の化合物、組成物、または方法。
【請求項175】
それぞれ約1から約50mgの、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物を含み、約15未満の、含量均一性に関するUSP承認値を有する、一組のカプセルまたは錠剤。
【請求項176】
治療上効果的な量の、請求項1〜75のいずれかに記載の化合物または組成物の投与による、肝癌の治療法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10A】
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【図10B】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15A】
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【図15B】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【図20C】
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【図20D】
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【図20E】
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【図20F】
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【図20G】
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【図20H】
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【図20I】
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【図21】
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【図22】
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【図23A】
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【図23B】
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【図24】
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【公表番号】特表2010−535232(P2010−535232A)
【公表日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−520118(P2010−520118)
【出願日】平成20年7月28日(2008.7.28)
【国際出願番号】PCT/US2008/071392
【国際公開番号】WO2009/018233
【国際公開日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【出願人】(509097389)アルディア バイオサイエンス,インク. (5)
【Fターム(参考)】