説明

TIM−1、TIM−2、およびTIM−4の機能を調節することによって免疫応答を調節する方法

本発明は、例えば、tim−1、tim−2もしくはtim−4の活性を調節する因子またはtim−1とtim−4との間もしくはtim−2とtim−2リガンドとの間の物理的相互作用を調節する因子を被験体に投与することにより、被験体における免疫応答を調節する方法に関する。免疫応答としては、自己免疫障害、移植寛容、ならびにTh1媒介性の応答および障害およびTh2媒介性の応答および障害が挙げられるがこれらに限定されない。本発明はまた、tim−1とtim−4との間の物理的相互作用を調節する因子を同定するための新規アッセイに関する。さらに、本発明は、新規可溶性tim−4ポリペプチドおよびこれをコードする核酸に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
Th1媒介性障害を処置する必要のある被験体においてTh1媒介性障害を処置または予防する方法であって、該方法は、該被験体におけるtim−1、tim−2またはtim−4の発現または活性を低減する因子の治療有効量を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項2】
前記Th1媒介性障害が自己免疫疾患である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記自己免疫疾患が、多発性硬化症、1型糖尿病、橋本甲状腺炎、クローン病、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、胃炎、自己免疫肝炎、溶血性貧血、自己免疫性血友病、自己免疫性リンパ増殖性症候群(ALPS)、自己免疫性ブドウ膜網膜炎(autoimmune uveoretinitis)、糸球体腎炎、ギヤン−バレー症候群、乾癬および重症筋無力症からなる群より選択される、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記Th1媒介性障害が、対移植片性宿主病(host versus graft disease;HVGD)である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記Th1媒介性障害が、対宿主性移植片病(GVHD)である、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記被験体が、器官移植レシピエントである、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記被験体が、同種異系細胞のレシピエントである、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記因子が、tim−1ポリヌクレオチド、tim−2ポリヌクレオチドまたはtim−4ポリヌクレオチドに特異的なRNAiアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記因子が、tim−1のtim−4に対する結合を低減する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記因子が、tim−1のtim−4に対する結合を競合的に阻害する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記因子が、
(i)tim−1もしくはtim−4に特異的に結合し得る、抗体;または
(ii)tim−1もしくはtim−4に特異的に結合し得る、そのフラグメント
を含む、請求項9に記載の方法。
【請求項12】
前記因子が、
(i)tim−1もしくはtim−4に特異的に結合し得る、抗体;または
(ii)tim−1もしくはtim−4に特異的に結合し得る、そのフラグメント
のいずれも含まない、請求項9に記載の方法。
【請求項13】
前記因子が、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含むポリペプチドを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項14】
前記因子が、
(a)ヒト血清アルブミン;または
(b)免疫グロブリンのFcドメイン
をさらに含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記因子が、
(i)配列番号1のアミノ酸21〜126;
(ii)配列番号2のアミノ酸21〜129;
(iii)配列番号1のアミノ酸21〜126と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(iv)配列番号2のアミノ酸21〜129と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含むポリペプチドを含む、請求項9に記載の方法。
【請求項16】
前記因子が、tim−2のセマホリン4A(semaphorin4A)に対する結合を競合的に阻害する、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記因子が、
(i)配列番号13のアミノ酸25〜127;または
(iii)配列番号13のアミノ酸25〜127と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含むポリペプチドを含む、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記因子が、
(a)ヒト血清アルブミン;または
(b)免疫グロブリンのFcドメイン
をさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
Th2媒介性障害を処置する必要のある被験体においてTh2媒介性障害を処置または予防する方法であって、該方法は、該被験体におけるtim−1、tim−2またはtim−4の発現または活性を増加させる因子の治療有効量を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項20】
前記Th2媒介性障害が、アトピー性障害である、請求項19に記載の方法。
【請求項21】
前記Th2媒介性障害が、喘息、アレルギー、アレルギー性鼻炎、胃腸のアレルギー、食物アレルギー、好中球増加症、結膜炎または糸球体腎炎である、請求項19に記載の方法。
【請求項22】
前記因子が、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含むポリペプチドを含む、請求項19に記載の方法。
【請求項23】
前記因子が、
(a)ヒト血清アルブミン;または
(b)免疫グロブリンのFcドメイン
をさらに含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記因子が、tim−1の細胞内ドメインのリン酸化を増加させる、請求項19に記載の方法。
【請求項25】
Th1免疫応答を促進する必要のある被験体においてTh1免疫応答を促進する方法であって、該方法は、tim−1、tim−2またはtim−4の活性を上昇させる因子の治療有効量を該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項26】
前記被験体が過形成性状態に罹患している、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記過形成性状態が、腎臓ガン、カポージ肉腫、慢性白血病、前立腺ガン、乳ガン、肉腫、膵臓ガン、白血病、卵巣癌腫、直腸ガン、咽喉ガン、黒色腫、結腸ガン、膀胱ガン、リンパ腫、肥満細胞腫、肺ガン、乳腺腺癌(mammary adenocarcinoma)、咽頭扁平上皮ガン、精巣ガン、胃腸ガン、もしくは胃ガン、またはそれらの組合せである、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
被験体における移植寛容を増加させるための方法であって、tim−1、tim−2またはtim−4の活性を低減する因子の治療有効量を該被験体に投与し、それにより被験体における移植寛容を増加させる工程を包含する、方法。
【請求項29】
前記因子が、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一である、アミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含むポリペプチドを含む、請求項28に記載の方法。
【請求項30】
前記因子が、
(a)ヒト血清アルブミン;または
(b)免疫グロブリンのFcドメイン
をさらに含む、請求項21に記載の方法。
【請求項31】
tim−1ポリペプチドとtim−4ポリペプチドとの間の結合を調節する因子を同定する方法であって:
(a)該tim−1ポリペプチドと該tim−4ポリペプチドとを、試験因子の存在下で接触させる工程;および
(b)該tim−1ポリペプチドと該tim−4ポリペプチドとの結合に対する該試験因子の影響を決定する工程
を包含し、それにより、該tim−1ポリペプチドと該tim−4ポリペプチドとの間の結合を調節する因子が同定される、方法。
【請求項32】
免疫応答を調節する因子を同定する方法であって、該方法は、
(a)tim−1ポリペプチドとtim−4ポリペプチドとを、試験因子の存在下で接触させる工程;および
(b)該tim−1ポリペプチドと該tim−4ポリペプチドとの結合に対する該試験因子の影響を決定する工程
を包含し、それにより、免疫応答を調節する因子が同定される、方法。
【請求項33】
工程(b)が、前記試験因子の存在下でのtim−1/tim−4複合体の形成を、適切なコントロールと比較する工程を包含する、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項34】
前記適切なコントロールが、前記試験因子の非存在下での第一のポリペプチドと第二のポリペプチドとの間での複合体の形成を含む、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記因子が、tim−1とtim−4との間での結合を増加させる、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項36】
前記因子が、tim−1とtim−4との間での結合を減少させる、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項37】
前記因子が、低分子化合物、抗体またはポリペプチドである、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項38】
第一のポリペプチドもしくは第二のポリペプチドまたはその両方が、細胞において発現される、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項39】
前記複合体の形成を検出する工程が、レポーター遺伝子の発現を検出することを包含し、ここで、該レポーター遺伝子の発現は、該複合体の形成に依存する、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
第一のポリペプチドもしくは第二のポリペプチドまたはその両方が、蛍光分子で標識される、請求項31または32に記載の方法。
【請求項41】
前記tim−4ポリペプチドが、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項42】
前記tim−1ポリペプチドが、
(i)配列番号1のアミノ酸21〜126;
(ii)配列番号2のアミノ酸21〜129;
(iii)配列番号1のアミノ酸21〜126と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(iv)配列番号2のアミノ酸21〜129と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
を含む、請求項31または請求項32に記載の方法。
【請求項43】
tim−4のtim−1に対する結合に寄与する、tim−4中のアミノ酸残基を同定する方法であって、該方法は、
(a)(i)tim−4 IgVドメインを含むポリペプチドであって、ここで該tim−4 IgVドメインが、配列番号4の残基31〜134に示すtim−4 IgVドメインに対して1と10との間のアミノ酸残基置換を有する、ポリペプチドと
(ii)tim−4に結合し得る、tim−1ポリペプチドと
を接触させる工程
(b)該ポリペプチドと該tim−1ポリペプチドとの間の複合体の形成を検出する工程;および
(c)該複合体の形成を適切なコントロールに対して比較する工程
を包含し、ここで、該複合体の形成の程度が、該適切なコントロールと異なるならば、アミノ酸は、tim−1への結合に寄与すると同定される、方法。
【請求項44】
前記適切なコントロールが、
(i)前記tim−1ポリペプチドと、
(ii)配列番号3のアミノ酸31〜133または配列番号4のアミノ酸31〜134を含む、コントロールポリペプチドと
の間での複合体の形成を含む、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記tim−1ポリペプチドが、
(i)配列番号1のアミノ酸21〜126;
(ii)配列番号2のアミノ酸21〜129;
(iii)配列番号1のアミノ酸21〜126と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(iv)配列番号2のアミノ酸21〜129と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、請求項43に記載の方法。
【請求項46】
試験ポリペプチドがtim−1ポリペプチドに結合するか否かを決定する方法であって、該試験ポリペプチドが、配列番号3のアミノ酸31〜133に少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、該方法が、
(a)該試験ポリペプチドをtim−1ポリペプチドと接触させる工程;および
(b)該試験ポリペプチドと該tim−1ポリペプチドとの間での複合体の形成を検出する工程
を包含し、ここで、複合体が形成されるならば、該試験ポリペプチドは、該tim−1ポリペプチドに結合すると決定される、方法。
【請求項47】
前記tim−1ポリペプチドが、
(i)配列番号1のアミノ酸21〜126;
(ii)配列番号2のアミノ酸21〜129;
(iii)配列番号1のアミノ酸21〜126と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(iv)配列番号2のアミノ酸21〜129と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
試験ポリペプチドがtim−4ポリペプチドに結合するか否かを決定する方法であって、該試験ポリペプチドが、配列番号1のアミノ酸21〜126に少なくとも90%同一であるアミノ酸配列を含み、該方法が、
(a)該試験ポリペプチドをtim−4ポリペプチドと接触させる工程;および
(b)該試験ポリペプチドと該tim−4ポリペプチドとの間での複合体の形成を検出する工程
を包含し、ここで、複合体が検出されるならば、該試験ポリペプチドは、該tim−4ポリペプチドに結合すると決定される、方法。
【請求項49】
前記tim−4ポリペプチドが、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
被験体におけるアトピー性疾患を予防する方法であって、該方法は、治療有効量のポリペプチドを該被験体に投与する工程を包含し、該ポリペプチドは、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、方法。
【請求項51】
A型肝炎感染を処置または予防する必要のある被験体におけるA型肝感染を処置または予防する方法であって、該方法は、治療有効量のポリペプチドを該被験体に投与する工程を包含し、該ポリペプチドは、
(i)配列番号3のアミノ酸31〜133;
(ii)配列番号4のアミノ酸31〜134;
(iii)配列番号3のアミノ酸31〜133と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;
(iv)配列番号4のアミノ酸31〜134と少なくとも90%同一であるアミノ酸配列;または
(v)配列番号3、配列番号4、配列番号9、配列番号10、配列番号11および配列番号12からなる群より選択されるアミノ酸配列を含むtim−4ポリペプチドと少なくとも90%同一であるアミノ酸配列
を含む、方法。
【請求項52】
前記被験体が、A型肝炎に罹患していない、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記被験体が、A型肝炎ウイルスに感染していない、請求項51に記載の方法。
【請求項54】
前記被験体が、抗A型肝炎抗体についてセロネガティブである、請求項51に記載の方法。
【請求項55】
前記被験体が小児である、請求項51に記載の方法。
【請求項56】
前記アトピー性疾患が、喘息、鼻炎、湿疹および枯草熱からなる群より選択される、請求項51に記載の方法。
【請求項57】
tim−4 IgVドメイン、tim−4細胞内ドメイン、および短縮型tim−4ムチンドメインを含む単離されたポリペプチドであって、該ポリペプチドは、tim−4膜貫通ドメインを含まない、ポリペプチド。
【請求項58】
前記ポリペプチドが、ヒトポリペプチドまたはマウスポリペプチドである、請求項57に記載のポリペプチド。
【請求項59】
前記tim−4 IgVドメインが、配列番号3のアミノ酸31〜133を含む、請求項57に記載のポリペプチド。
【請求項60】
前記tim−4 IgVドメインが、配列番号4のアミノ酸31〜134を含む、請求項57に記載のポリペプチド。
【請求項61】
配列番号9に示すアミノ酸配列を含む、請求項57に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項62】
配列番号11に示すアミノ酸配列を含む、請求項57に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項63】
免疫グロブリンのFcドメインまたはアルブミンポリペプチドをさらに含む、請求項57に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項64】
組成物であって、請求項57に記載の単離されたポリペプチドおよび薬学的に受容可能なキャリアを含む、組成物。
【請求項65】
請求項57に記載のポリペプチドをコードする、単離された核酸。
【請求項66】
tim−4 IgVドメインおよび短縮型tim−4ムチンドメインを含む単離されたポリペプチドであって、該ポリペプチドは、tim−4膜貫通ドメインもtim−4細胞内ドメインも含まない、ポリペプチド。
【請求項67】
配列番号10に示すアミノ酸配列を含む、請求項66に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項68】
免疫グロブリンのFcドメインまたはアルブミンポリペプチドをさらに含む、請求項66に記載の単離されたポリペプチド。
【請求項69】
組成物であって、請求項66に記載の単離されたポリペプチドおよび薬学的に受容可能なキャリアを含む、組成物。
【請求項70】
請求項66に記載のポリペプチドをコードする、単離された核酸。
【請求項71】
T細胞増幅の増強を必要とする被験体におけるT細胞増幅を増強する方法であって、該方法は、T細胞増幅を増強するに十分な量のtim−4ポリペプチドを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項72】
前記被験体が病原体に罹患している、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
T細胞増幅の抑制を必要とする被験体においてT細胞増幅を抑制する方法であって、該方法は、T細胞増幅を抑制するに十分な量のtim−4ポリペプチドを該被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項74】
前記被験体がTh1媒介性障害またはTh2媒介性障害に罹患している、請求項73に記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12A】
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【図12B】
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【図12C】
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【図12D】
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【図12E】
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【図13】
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【図14A】
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【図14B】
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【図15A】
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【図15B】
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【図15C】
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【図15D】
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【図16】
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【図17A】
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【図17B】
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【図18A】
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【図18B】
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【図18C】
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【図19A】
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【図19B】
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【図20】
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【公表番号】特表2007−529204(P2007−529204A)
【公表日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−503106(P2007−503106)
【出願日】平成17年3月14日(2005.3.14)
【国際出願番号】PCT/US2005/008423
【国際公開番号】WO2005/090573
【国際公開日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(504412945)ザ ブライハム アンド ウイメンズ ホスピタル, インコーポレイテッド (54)
【出願人】(305049506)ベス イスラエル デアコネス メディカル センター (8)
【Fターム(参考)】