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Fターム[2G001NA08]の内容

Fターム[2G001NA08]に分類される特許

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【課題】結晶ウェハにより製造した3次元湾曲型X線反射レンズによる分光光学系により測角器を必要としない小型化に適した蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】X線源とX線結晶分光器とX線検出器によってなる蛍光X線分析装置であって、1方向の長さが25mm以上300mm以下で板状単結晶からなる3次元形状に湾曲した1枚のX線結晶分光器と、位置敏感かつエネルギー分解能力のあるX線検出器の少なくとも何れか一方を用いることにより、結晶分光器の角度走査をすることなくX線の分光波長帯域の蛍光X線分析を行う。 (もっと読む)


【課題】測定時間を短くすることができ、且つ簡易な構成で完全分光を実現することができるX線分光検出装置を提供する。
【解決手段】X線分光検出装置1Aは、X線若しくは電子線の照射によって該試料10表面における直径100μm以下の微小分析点Pから放射された特性X線2を波長毎に分光して検出する。X線分光検出装置1Aは、分光結晶20及び二次元X線検出器30を備える。分光結晶20は、微小分析点Pから放射された特性X線2を受ける平坦な回折反射面20aを有し、特性X線2に含まれる波長成分のうち該回折反射面20aへの入射角に応じた波長成分を回折反射することにより、特性X線2を波長毎に分光する。二次元X線検出器30は、分光結晶20において回折反射した特性X線2を受ける受光面30aを有し、該受光面30aに入射した特性X線2の入射位置および強度に関するデータを生成する。 (もっと読む)


【課題】鋼中介在物の組成や大きさを迅速に測定すること。
【解決手段】鋼中介在物の分析方法は、鋼片試料に電子線を第1の加速電圧で照射することによって反射電子像を取得し、取得した反射電子像から鋼組織と鋼中介在物とを識別するステップと、鋼中介在物と判定された鋼片試料領域に電子線を第1の加速電圧とは異なる第2の加速電圧で照射することによって発生する特性X線を検出し、検出された特性X線から鋼中介在物の組成に関する情報を取得するステップと、を含む。これにより、鋼中介在物の組成や大きさを迅速に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】屋外に配置されている構造物の表面に付着している物質の正確な量がより簡便に分析できるようにする。
【解決手段】ステップS101で、屋外に配置された測定対象となる構造物の表面に直接X線を照射する。次に、ステップS102で、元素の蛍光X線測定を行い元素の第1蛍光X線強度を得る。次に、ステップS103、X線の吸収量が既知の基材に対象となる元素が既知の含有量で含まれている内標準試料を構造物に重ねた状態で、内標準試料を通して構造物の表面にX線を照射する。次に、ステップS104で、元素の蛍光X線測定を行い上記元素の第2蛍光X線強度を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は、全反射蛍光X線分析装置を用いた検査結果に基づいて、ミネラルの充足、不足を簡便に、正確に判別する方法を提供する。また、体内に蓄積した有害な重金属を簡便に検査する方法を提供する。
【解決手段】本発明の第1の形態は、蛍光X線分析により、被検者の前頭部、側頭部又は頂頭部の毛髪に含まれるミネラル金属の含有比率及び/又は含有量を測定し、前記含有比率及び/又は前記含有量が正常値を超える場合に生体内のミネラル金属量が異常であると判断する生体内金属元素検査方法であり、本発明の他の形態は、蛍光X線分析により、皮膚、爪、歯又は骨からなる生体内固形物や血液、尿、涙、汗又は唾液からなる生体液に含まれるミネラル金属量又は重金属量の含有比率及び/又は含有量を測定することを特徴とする生体内ミネラル検査方法である。 (もっと読む)


【課題】石灰中の強熱減量の含有率を短時間で精度よく求めることができるX線分析方法およびその装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線分析方法は、強熱減量の含有率が既知の石灰からなる標準試料Sに1次X線2を照射し、前記標準試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、検出したコンプトン散乱線6の強度と強熱減量の含有率との相関を示す強熱減量の検量線を作成し、石灰からなる未知試料Sに1次X線2を照射し、前記未知試料Sから発生するコンプトン散乱線6の強度を検出し、前記強熱減量の検量線を用いて前記未知試料S中の強熱減量の含有率を求める。 (もっと読む)


【課題】
X線マイクロビーム分析装置において、より簡便な方法でX線マイクロビームの試料上での照射位置を目視観察しながらX線マイクロビーム分析を行えるX線分析装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
X線源とX線が照射される試料台との間にX線透過部を有する反射ミラーを有し、前記X線源と反射ミラーの間に、X線集光用光学素子を有するX線分析装置。 (もっと読む)


【課題】試料が軽量な小片である場合でも外部から伝わる振動による試料の移動を防止し、試料の蛍光X線分析を精度良く行うことができる試料ホルダ及び試料分析方法を提供する。
【解決手段】上側チャンバ41と下側チャンバ31とを上下に仕切るベース板32に形成された照射窓36を塞ぐように2枚のフィルム11bを載置するとともに、X線管33により励磁X線が照射される試料100を2枚のフィルム11bで挟持した。 (もっと読む)


【課題】 フレッシュコンクリートやフレッシュモルタルに含まれるセメントの質量を、特に単位セメント量として簡易かつ一定の精度で推定する。
【解決手段】本発明においては、まず、採取されたフレッシュコンクリートから粗骨材を除去し、該粗骨材の質量Mgと残りのフレッシュモルタルの質量Mとをそれぞれ計測し、フレッシュモルタルから水分を除去する(101〜103)。次に、モルタル乾燥試料の質量MTを計測して水分除去前後の質量差を(1)式で算出し(104)、モルタル乾燥試料に対して蛍光X線分析を行う一方、セメント単体及び細骨材単体に対して個別に蛍光X線分析を行う(106,107)。次に、(2a)及び(3a)を用いて、モルタル乾燥試料中のセメントの質量Mc及び細骨材の質量Msを算出し(108)、Mc及びMsを、粗骨材の質量Mg及び水の質量Mwとともに、(4a′)に代入することで、フレッシュコンクリートの単位セメント量Mcuを得る(109)。 (もっと読む)


【課題】試料が搭載される基板(基材)の元素と、試料に含まれる元素が同一でも、安定して、微小部分の成分計測が可能な微小部X線計測装置を提供する。
【解決手段】X線発生装置と、放出されるX線を50μm径以下の断面積に収束照射するX線光学素子と、蛍光X線を検出するX線検出器と、光学像を撮像可能な光学顕微鏡と画像認識機能を備え、試料を二次元で移動して位置決めが可能で、かつ、高さ方向にその位置調整が可能な試料相対移動機構とを備え、試料の特定位置における蛍光X線計測が可能であり、かつ、基材の上に置かれた測定試料からの蛍光X線も計測可能な微小部X線計測装置では、X線の照射位置と前記X線検出器との間の蛍光X線の光路を蛍光X線の減衰を抑制する構造(真空又はヘリウム置換)とし、かつ、基材上の測定試料が基材と同一の金属元素を含んでも、測定試料の同一の金属元素の含有が判定可能なデータ処理機能を備えたデータ処理部を備えている。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュ、シリカフューム等の混和材や石灰岩からなる骨材が含まれている可能性のあるセメント系硬化体であっても、結合材全体の化学組成を高い精度で簡易に推定することのできる方法を提供する。
【解決手段】(A)セメント系硬化体において適宜定めた二次元領域をピクセル単位に区画した後、電子線マイクロアナライザーを用いて、ピクセル毎に化学組成を分析する工程と、(B)工程(A)で得られた分析結果に基いて、上記二次元領域内のピクセルから、特定のしきい値を基準として、結合材に相当するピクセル群を選択する工程と、(C)工程(B)で得られた、結合材に相当するピクセル群を対象として、該ピクセル群に属するピクセルの化学組成の平均値を算出することによって、セメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定値を得る工程と、を含むセメント系硬化体中の結合材の化学組成の推定方法。 (もっと読む)


【課題】優れた測定精度を有するとともに、耐久性および保守性に優れた蛍光X線液分析計を提供する。
【解決手段】一次X線31を発生するX線発生部26と、一次X線31が入射する部分に装着されるセル窓25aを有する測定セル25と、測定セル25からの蛍光X線32を検出するX線検出部27と、水頭差を利用した測定セル25への液体試料の供給、および測定セル25からの液体試料の排出を行う液体試料供給系35とを備える蛍光X線液分析計21である。X線発生部26と測定セル25との位置関係、および測定セル25とX線検出部27との位置関係はいずれも不変である。セル窓25aは親水処理されたポリエチレンテレフタレート製の膜からなり、X線発生部26に装着される、ポリイミド製の膜からなる保護膜26aを備えるとともに、X線検出部27に装着される、ポリエチレンテレフタレート製の膜からなる保護膜27aを備える。さらに、液体試料供給系35における液体試料の排出側が大気開放される。 (もっと読む)


【課題】試料の組成が異なる場合でも蛍光X線分析を利用して試料中の測定対象物の濃度を計測することができる濃度計測方法、及び蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明では、硫黄等の測定対象成分を含む液体燃料等の試料に対して蛍光X線分析を行い、蛍光X線分析により取得したスペクトルから求められる測定対象成分の蛍光X線強度から、散乱X線及びシステムピークによるバックグラウンドを減算し、バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対し、試料の組成に起因する蛍光X線強度変化の補正を行う。バックグラウンドを減算した蛍光X線強度に対して補正を行った後の値と測定対象成分との関係を示す検量線を予め定めておき、検量線に基づいて、試料中の測定対象成分の濃度を計算する。 (もっと読む)


【課題】散乱線内標準法を用いる蛍光X線分析方法において、油類、有機溶媒、水溶液などの液体試料における軽元素の濃度を正確に算出できる方法を提供する。
【解決手段】炭素、酸素および窒素のうちの少なくとも1元素と水素を主成分とする液体試料3Aに1次X線2を照射し、液体試料3A中の原子番号9〜20の各元素から発生する蛍光X線4の強度と、液体試料3Aで散乱する1次X線の連続X線の散乱線12の強度とを測定し、各元素から発生する蛍光X線4の測定強度と1次X線の連続X線の散乱線12の測定強度との比に基づいて、液体試料3Aにおける元素の濃度を算出する蛍光X線分析方法であり、1次X線の連続X線の散乱線12の波長を、各元素から発生する蛍光X線4の波長よりも短く、かつ、液体試料3Aにおける組成の変動範囲内で、1次X線の連続X線の散乱線12についての測定強度と質量吸収係数とが反比例するように、設定する。 (もっと読む)


【課題】複雑な波形分離を用いることなく、固体材料の表面に存在する官能基をより幅広く且つより正確に測定できるようにする。
【解決手段】官能基の測定する方法は、炭素質膜からなる複数の評価用試料を準備する工程(a)と、各官能基に対する反応率をあらかじめ測定した複数の標識試薬を準備する工程(b)と、評価用試料と標識試薬とをそれぞれ反応させる工程(b)と、工程(b)よりも後に、評価用試料のそれぞれについてその表面に導入された標識試薬の導入量をX線光電子分光測定法により測定する工程(c)と、炭素質膜の表面に存在する各官能基の量を、G=R-1Qに基づいて算出する工程(d)とを備えている。但し、Gは各官能基の量を示す行列であり、Rは各標識試薬の各官能基に対する反応率を示す行列であり、Qは各標識試薬の導入量を示す行列である。 (もっと読む)


【課題】改善された出力安定性を有するX線源アセンブリおよび動作方法を提供する。
【解決手段】アセンブリ2700は、電子2120が上に当たるソーススポットを有するアノード2125、および出力構造に対するアノードソーススポットの位置を制御する制御システム2715,2720を含む。制御システムは、X線ソースアセンブリの1つまたは複数の動作条件にもかかわらず、出力構造2710に対するアノードソーススポットの位置を維持することができる。開示する一態様は、石油をベースとする燃料の硫黄の分析に最も適している。 (もっと読む)


【課題】 難燃剤などの由来の無機成分に含まれる微量な成分であっても、その組成分析を迅速かつ高精度に定量分析することによって、金型成形用のハロゲン系難燃剤含有樹脂を選択する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 ハロゲン系難燃剤を含有する樹脂を凍結粉砕して微粒化する工程と、前記微粒化された樹脂に対して、加圧成形して無機成分の定性分析、および純水と混合して得られる抽出液のイオン成分の濃度の測定を行う工程とを含んでなり、前記無機成分の定性分析および前記イオン成分の濃度の測定結果に基づき、前記無機成分および/または前記イオン成分の濃度が低い樹脂を選択する、金型成形用のハロゲン系難燃剤含有樹脂を選択する方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 セルを解体する作業を簡素化できるセル解体装置を提供する。
【解決手段】 X線透過性を有するフィルム32が液状の試料Sを収容する試料室3aの少なくとも一部を形成する蛍光X線分析装置のセル3を、解体するためのセル解体装置1であって、フィルム32を下方側に向けた状態でセル3を保持する保持部11と、セル3が保持部11で保持される際にフィルム32を切断する刃部121と、刃部121よりも下方側に配置され、切断されたフィルム32から流下する試料Sを受ける試料受部13とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 弾性膜の試料室を形成する部位に、しわや弛み(撓み)を確実に無くすことができる蛍光X線分析装置のセルを提供する。
【解決手段】 弾性膜11がセル本体12と膜固定体13との間に固定される際に、弾性膜11の外周部がセル本体12に係止されるように構成される蛍光X線分析装置のセル1において、セル本体12は、外周部が係止された弾性膜11を平面状にして支持すべく、凹部121aの周りに環状の支持部121bを備え、膜固定体13は、平面状にして支持された弾性膜11における支持部121bよりも内方且つ開口部132よりも外方の部位を押圧すべく、環状の押圧部131cを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、液体試料の元素成分の分析方法として通常行われるICP分析方法に比べ、多くの元素を対象に簡便な操作で液体試料中の元素成分を同時分析することが可能であり、検出された元素成分の価数等の化学状態についても解析することが可能な分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明よる分析方法は、液体試料を清浄な基材面に滴下して、乾燥させた後の基材面を表面分析することにより達成される。表面分析方法としては、XPS分析法等が挙げられ、ICP−AES分析と併用すれば、ICP−AES分析では測定不可能だった結果を補足することも出来る。 (もっと読む)


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