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Fターム[2G001NA13]の内容

Fターム[2G001NA13]に分類される特許

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【課題】測定時間を短くすることができ、且つ簡易な構成で完全分光を実現することができるX線分光検出装置を提供する。
【解決手段】X線分光検出装置1Aは、X線若しくは電子線の照射によって該試料10表面における直径100μm以下の微小分析点Pから放射された特性X線2を波長毎に分光して検出する。X線分光検出装置1Aは、分光結晶20及び二次元X線検出器30を備える。分光結晶20は、微小分析点Pから放射された特性X線2を受ける平坦な回折反射面20aを有し、特性X線2に含まれる波長成分のうち該回折反射面20aへの入射角に応じた波長成分を回折反射することにより、特性X線2を波長毎に分光する。二次元X線検出器30は、分光結晶20において回折反射した特性X線2を受ける受光面30aを有し、該受光面30aに入射した特性X線2の入射位置および強度に関するデータを生成する。 (もっと読む)


【課題】前置増幅部前段の性能特性の変動による影響が抑制されたX線分析装置を提供する。
【解決手段】標準サンプルから放出された蛍光X線を検出する半導体X線検出素子、及び半導体X線検出素子の出力信号を受信する初段FET回路を含む前置増幅部前段と、前置増幅部前段を冷却する冷却装置と、前置増幅部前段から出力される検出信号を分析する信号分析装置と、検出信号を分析して得られる前置増幅部前段の性能特性を示す性能値、及び前置増幅部前段の温度をリアルタイムで監視し、冷却装置を制御して性能値が規定値を満たすように前置増幅部前段の温度を調整させる制御装置とを備え、前置増幅部前段が調整された温度において、測定対象物から放出された蛍光X線を分析する。 (もっと読む)


【課題】X線に基づいた分析の際に対象物にビームをマッチングさせる際の問題点を解決する。
【解決手段】検査方法は、サンプルの表面上においてスポットを画定するべく合焦されるX線ビームを使用してサンプルを照射する段階を含んでいる。表面上の特徴部を横断するスキャン経路に沿ってスポットをスキャンするべく、サンプル及びX線ビームの中の少なくとも1つをシフトさせる。スポットが異なる個々の程度の特徴部とのオーバーラップを具備しているスキャン経路に沿った複数の場所において、X線ビームに応答してサンプルから放射される蛍光X線の個々の強度を計測する。スキャン経路における放射蛍光X線の調節値を演算するべく、複数の場所において計測された強度を処理する。調節済みの値に基づいて、特徴部の厚さを推定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、試料の中央が凸状になる場合や、凹状になる場合であっても、試料を短時間で簡単に精度よく測定することができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置は、試料SにX線源1から1次X線2を照射して発生する2次X線4の強度をX線検出器7で測定し、1次X線2および2次X線4の光路上の光学素子について、第1の光学素子31または第2の光学素子32を選択する光学素子選択手段3と、第1の光学素子での2次X線の強度対第2の光学素子での2次X線の強度の強度比と試料高さとの、あらかじめ求められた相関を記憶する強度比/試料高さ記憶手段8と、未知試料Sについて、第1の光学素子での2次X線の強度対第2の光学素子での2次X線の強度の強度比を記憶手段8が記憶した相関に適用して、試料高さを算出して第1の光学素子31での2次X線の強度を補正する強度補正手段9とを備える。 (もっと読む)


【課題】ZnやAl等の第三元素を含むMg−Li合金の強化機構を解明可能であり、Mg−Li系合金を適切に評価することが可能な方法を提供する。
【解決手段】少なくともMgとLiと第三元素とを含んでなるMg−Li系合金の評価方法であって、高角度円環状検出器暗視野走査型透過電子顕微鏡法(HAADF−STEM法)によって、Mg−Li系合金のHAADF−STEM像を取得し、当該Mg−Li系合金の構造、及び/又は、当該Mg−Li系合金における重・軽元素(ZnやLi)の偏在状態を確認することを特徴とする、Mg−Li系合金の評価方法とする。 (もっと読む)


【課題】極めて容易に短時間で軟質合金の分析用試料を作製することを可能とする。
【解決手段】成型容器1に入れられた軟質合金2を表面3Aが鏡面仕上げされた成型部材3の表面3Aに接した状態で加圧成型することにより、軟質合金2の分析用試料2を作製する。成型部材1は、表面の凹凸が1μm以下に鏡面仕上げされている。軟質合金2を加圧成型する際の加圧力が、60kg重/cm2以上である。軟質合金2は、展性を有する金属材料である。 (もっと読む)


【課題】真贋判定を短時間で容易に可能な真贋判定方法、及び偽造が困難なセキュリティ媒体を製造することができるセキュリティ媒体の製造方法を提供する。
【解決手段】第1のサンプル及び第2のサンプルに含有される元素のピーク強度を蛍光X線分析装置を用いてそれぞれ測定し、測定されたピーク強度と該ピーク強度に対応する元素の含有量とから検量線を作成する工程と、真贋判定に供するセキュリティ媒体のピーク強度を測定して、該ピークを有する波長を検出することにより該真贋判定に供するセキュリティ媒体に含有された元素の種別を識別するとともに、測定されたピーク強度と前記検量線とから該識別された元素の含有量を算出し、これを真であるセキュリティ媒体と比較することで真贋判定を行う工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】3元系の酸化物の組成比を容易に測定することができる方法を提供する。
【解決手段】第1元素および第2元素の双方または何れか一方と酸素元素とからなる2元系または3元系の酸化物であって各々の組成比が既知であり互いに異なる複数の標準試料それぞれに対してEPMA測定を行って特性X線スペクトルを求め、これら複数の標準試料それぞれの特性X線スペクトルにおけるエネルギー範囲519〜522eV内のピーク位置に基づいて、このピーク位置と組成比との間の関係式を作成する。この関係式を用いることで、第1元素,第2元素および酸素元素からなる3元系の酸化物である対象物の特性X線スペクトルにおけるエネルギー範囲519〜522eV内のピーク位置から、該対象物の組成比を求める。 (もっと読む)


【課題】非破壊かつオンラインで金属層の結晶粒径及び粒径分布を評価する方法を実現する。
【解決手段】結晶組織を有し特定の面方位においてX線に対して回折ピークを持つ金属層にX線を照射して得られる回折ピークを入手するステップA、回折ピークに基づいて面積平均コラム長及び体積平均コラム長を求めるステップB、面積平均コラム長及び体積平均コラム長から結晶粒径の対数正規分布を求めるステップCを具備する。 (もっと読む)


【課題】屋外に配置されている構造物の表面に付着している物質の正確な量がより簡便に分析できるようにする。
【解決手段】ステップS101で、屋外に配置された測定対象となる構造物の表面に直接X線を照射する。次に、ステップS102で、元素の蛍光X線測定を行い元素の第1蛍光X線強度を得る。次に、ステップS103、X線の吸収量が既知の基材に対象となる元素が既知の含有量で含まれている内標準試料を構造物に重ねた状態で、内標準試料を通して構造物の表面にX線を照射する。次に、ステップS104で、元素の蛍光X線測定を行い上記元素の第2蛍光X線強度を得る。 (もっと読む)


【課題】本発明は水中の重金属イオンを検出する方法及び装置について開示したものである。
【解決手段】当該方法は、以下のステップを含むものである。(a)検出用材料を提供するステップ、上記検出用材料は親水層を備え、上記親水層の少なくとも一部は疎水層によって覆われ、上記疎水層は長鎖チオール、長鎖脂肪酸及びそれらの組み合わせから選択される長鎖化合物によって形成され、上記疎水層によって覆われた領域を検出区域とし、上記検出区域の表面と水との初期接触角は約120°以上であり、(b)上記検出用材料の検出区域と検出対象水溶液とを接触させるステップ、(c)検出対象水溶液と接触した後の上記検出用材料の検出区域の表面に疎水性―親水性変化が起きているかを判断するステップ、及び(d)上記判断に基づき検出対象水溶液中において重金属イオンが存在するかを判断するステップ。 (もっと読む)


【課題】本発明は、全反射蛍光X線分析装置を用いた検査結果に基づいて、ミネラルの充足、不足を簡便に、正確に判別する方法を提供する。また、体内に蓄積した有害な重金属を簡便に検査する方法を提供する。
【解決手段】本発明の第1の形態は、蛍光X線分析により、被検者の前頭部、側頭部又は頂頭部の毛髪に含まれるミネラル金属の含有比率及び/又は含有量を測定し、前記含有比率及び/又は前記含有量が正常値を超える場合に生体内のミネラル金属量が異常であると判断する生体内金属元素検査方法であり、本発明の他の形態は、蛍光X線分析により、皮膚、爪、歯又は骨からなる生体内固形物や血液、尿、涙、汗又は唾液からなる生体液に含まれるミネラル金属量又は重金属量の含有比率及び/又は含有量を測定することを特徴とする生体内ミネラル検査方法である。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵材料の中性子回折に使用することができる中性子による散乱が無い、若しくは散乱が少ない耐水素性及び耐圧性の中性子回折測定用セル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】水素吸蔵材料を中性子回折測定する際の試料として保持するセルであって、中性子散乱の無い金属若しくは中性子散乱の少ない金属の内面に、水素吸蔵性の無い材料又は水素吸蔵性の小さい材料からなる耐水素性の層を設けたことを特徴とする。この耐水素性の層の厚さは、0.1μ〜100μmがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】合金系別にアルミニウム合金を判別する方法と、それを利用したアルミ合金選別設備を提供する。
【解決手段】回収する複数の校正用試料(第1アルミ合金)と排除する対比用試料(第2アルミ合金)のエネルギーの異なるX線の単位面積毎の透過X線強度測定結果を測定平面にプロットし、校正用試料の測定結果の分布を上側曲線と下側曲線で挟んだ判別帯を画定し、判別帯により測定平面を中密度領域と高密度領域と低密度領域に分け、対比用試料の測定結果分布と対比して高密度領域内または低密度領域内の校正用試料の測定結果に関する第1閾値を決め、中密度領域内の校正用試料の測定結果から第2閾値を決めておき、被選別試料に係る単位面積毎の透過X線強度測定値が高密度領域または低密度領域に含まれる割合が第1閾値より小さく、中密度領域に含まれる割合が第2閾値より大きいときに、回収対象品と判定する判別方法。 (もっと読む)


【課題】銅を高濃度に含有する溶液であっても、蛍光X線分析装置によって正確に銅を定量することができる銅の定量方法を提供する。
【解決手段】銅を含有する硫酸酸性溶液を、吸湿性を有する吸湿性部材に滴下して蛍光X線分析装置を用いて銅を定量する分析方法であって、硫酸酸性溶液は、銅濃度が、硫酸酸性溶液を吸湿性部材に滴下して乾燥させたときに、吸湿性部材表面に銅化合物が析出しない濃度となるように希釈されている。硫酸酸性溶液中の銅濃度が、吸湿性部材の表面に銅化合物が析出しない濃度に調整されているので、吸湿性部材の表面に銅化合物が存在することに起因する測定誤差や析出した銅化合物の剥離等に起因する測定誤差の発生を防ぐことができる。吸湿性部材の表面に銅化合物が析出しないので、同一の吸湿性部材を繰り返し測定する場合において、定量される銅の測定値が変化することを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】結晶構造が回転対称の試料だけでなく、回転対称でない試料であっても、簡単に精度のよい分析をすることができるコンパクトな蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の蛍光X線分析装置は、結晶構造を有する試料Sが載置される試料台8と、試料Sに1次X線2を照射するX線源1と、試料Sからの2次X線4を検出する検出手段7と、試料台8を回転させる回転手段11と、試料台8を平行移動させる平行移動手段12と、試料Sの回転角度とその角度で発生する2次X線4の強度とを対応させて取得した回折パターンに基づいて、隣り合う間隔が180°未満であって、回折X線を回避できる回避角度を少なくとも3つ選択するための選択手段17とを備え、制御手段15が、試料台8、回転手段11および平行移動手段12が当該装置の他の構造物と干渉しない回避角度に試料Sを設定するように回転手段11を制御する。 (もっと読む)


【課題】薄膜状元素の種類と厚さに対して、輝度コントラストが最大となり且つ再現性よく計測することができるSEM反射電子計測の観測条件を決定する方法および、SEM反射電子計測により識別することが可能な元素種類組み合わせを予測する方法を用いて異種元素が付加された微粒子セットを識別する観察方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、支持体表面の異なる領域を3種類以上の元素で薄膜状に被覆してなる微粒子標識であって、各元素の全反射係数ηの値に基づいて昇順または降順で並べたときに隣接する元素間での全反射係数ηの差が、0.02以上となるような3種類以上の元素の組合せを用いて、前記支持体表面の異なる領域が薄膜状に被覆されている、微粒子標識を提供する。 (もっと読む)


【課題】試料が搭載される基板(基材)の元素と、試料に含まれる元素が同一でも、安定して、微小部分の成分計測が可能な微小部X線計測装置を提供する。
【解決手段】X線発生装置と、放出されるX線を50μm径以下の断面積に収束照射するX線光学素子と、蛍光X線を検出するX線検出器と、光学像を撮像可能な光学顕微鏡と画像認識機能を備え、試料を二次元で移動して位置決めが可能で、かつ、高さ方向にその位置調整が可能な試料相対移動機構とを備え、試料の特定位置における蛍光X線計測が可能であり、かつ、基材の上に置かれた測定試料からの蛍光X線も計測可能な微小部X線計測装置では、X線の照射位置と前記X線検出器との間の蛍光X線の光路を蛍光X線の減衰を抑制する構造(真空又はヘリウム置換)とし、かつ、基材上の測定試料が基材と同一の金属元素を含んでも、測定試料の同一の金属元素の含有が判定可能なデータ処理機能を備えたデータ処理部を備えている。 (もっと読む)


【課題】4以上の多数の元素の中から相解析を行う3元素を簡便に且つ的確に選択できるようにする。
【解決手段】分析者により指定された6元素をx、y、z軸の原点を中心とする+x、+y、+z、−x、−y、−zの各方向に割り当て、8個の象限の各空間に、分析した各微小領域の3元素のX線強度データをプロットした3次元散布図(XYZ表示)を表示部の画面上に表示させる。3次元散布図上で分析者が任意の位置をクリック操作すると、その位置に応じた3元素が選択され、3次元散布図は、選択された3元素の3元散布図を底面としそれに直交する方向に3元素の強度和をとった三角柱状のグラフ(トライアングル表示)に変更される。同時に、相解析画面には選択された3元素の3元散布図が表示され、該散布図を用いて相解析が可能となる。これにより、簡便な操作で6元素中の任意の3元素の組み合わせを選択することができる。 (もっと読む)


【課題】優れた測定精度を有するとともに、耐久性および保守性に優れた蛍光X線液分析計を提供する。
【解決手段】一次X線31を発生するX線発生部26と、一次X線31が入射する部分に装着されるセル窓25aを有する測定セル25と、測定セル25からの蛍光X線32を検出するX線検出部27と、水頭差を利用した測定セル25への液体試料の供給、および測定セル25からの液体試料の排出を行う液体試料供給系35とを備える蛍光X線液分析計21である。X線発生部26と測定セル25との位置関係、および測定セル25とX線検出部27との位置関係はいずれも不変である。セル窓25aは親水処理されたポリエチレンテレフタレート製の膜からなり、X線発生部26に装着される、ポリイミド製の膜からなる保護膜26aを備えるとともに、X線検出部27に装着される、ポリエチレンテレフタレート製の膜からなる保護膜27aを備える。さらに、液体試料供給系35における液体試料の排出側が大気開放される。 (もっと読む)


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