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Fターム[2G041EA01]の内容

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本発明は、a)分析される少なくとも一つの無機又は有機試料(3)を超高真空下で与え、b)少なくとも一つのコレクタ(5)を超高真空下で与え、c)前記試料(3)をイオン又は中性子衝撃(1)に供し、d)前記衝撃に供された試料(3)によって放出される粒子(2)を前記コレクタ(5)上に収集し、e)前記少なくとも一つのコレクタ(5)上に収集された粒子(6)を二次イオン質量分析等によって分析することを含む方法であって、前記工程は、試料粒子(2)の放出が分析工程から切り離されるように実施され、コレクタ(5)、試料(3)、又はそれらの両方が工程c)及び/又はd)中に互いに独立して移動する。 (もっと読む)


【課題】従来の金ナノ微粒子分散基板においては、ミクロな立場で基板表面を観察すると、表面プラズモン励起効率が非常に不均一になってしまう。例えば、金ナノ微粒子が存在する場所、存在しない場所、共鳴的に高まった場所、そうでない場所が存在する。このような不均一性は、質量分析測定において再現性を損なわせるものである。
【解決手段】上記課題を解決するためには、均一な表面プラズモン励起が基板表面上で展開する必要がある。本願発明においては、粒子径の揃った金属ナノ微粒子の分散溶液を用いて、金属ナノ微粒子を2次元最密充填させることにより上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】測定スループットを低減することなく、また、多成分の標準化合物を添加することなく、正確な定量を行う方法、手段を提供する。
【解決手段】測定試料に特定の化合物を添加した混合物をイオン化し、生成したイオンを質量分析する手段を有し、上記測定試料中に含まれる測定対象化合物の濃度を定量する分析装置において、測定対象化合物および添加化合物、各々に対し、あるマトリックス成分の濃度に対する信号強度依存性を格納するデータベースを有し、質量分析手段により得られた測定対象化合物由来の信号と添加化合物由来の信号から、データベースを用いて測定対象化合物の濃度を補正する。
【効果】 従来技術に比べ、低コストでスループットの高い質量分析を用いた多成分分析装置が実現できる。 (もっと読む)


【課題】二次イオン質量分析法において、二次イオン強度の変化を簡便に抑制できる技術を提供する。
【解決手段】一次イオンの試料表面への照射中に、試料電流値の変化に応じて、一次イオンの入射方向に対する試料ステージの角度を変更することにより、一次イオンの試料表面への入射角度を補正する。 (もっと読む)


【課題】試料面が、ある自転軸に直交する同一面上にあることを容易に確認できる技術を提供する。
【解決手段】鏡面の試料面を持った複数の試料を取り付けた複数の試料取り付け窓を有する試料ホルダーを、これら複数の試料取り付け窓が同一の軌跡を持つように回転させて、個々の試料取り付け窓をある配置場所に順次配置し、その配置場所にある試料取り付け窓を自転させて、その試料面を観察し、試料面が自転軸に直交する同一面上にあることを確認する。 (もっと読む)


【課題】異なる個体から採取した同一部位の試料の比較を、分析担当者が煩雑な操作や面倒な判断を行うことなく効率よく行えるようにする。
【解決手段】複数の試料の顕微観察画像に基づいて試料又はその中の特定の部位の形状を把握し、その形状が揃うように一方の画像を、移動、回転、拡大・縮小など、変形操作する(S2)。その変形操作情報に基づいて、同一座標を持つ微小領域に対する質量スペクトルデータの比較が可能となるように、変形させた画像に対応した微小領域の座標情報を変更する(S3)。その後に、同一座標の微小領域の質量スペクトルを比較するように主成分分析を行い、差異などに関する情報を取得する(S4)。 (もっと読む)


【課題】光学的な顕微観察画像で試料上の各組織が明瞭でなく、組織の有無や組織を構成する分子等についての予見がない場合でも、煩雑な手間を要することなく、組織のマッピング画像を提示する。
【解決手段】試料上の所定の二次元範囲内に設定された多数の微小領域の質量スペクトルデータが得られると(S1)、このデータを主成分分析することにより二次元範囲に特徴的な質量ピークを抽出する(S2)。そして、特定の質量ピークが観察される微小領域の二次元的な集中の度合いを例えば座標の分散値などを算出することで調査し(S3)、集中度が高い場合に、それら微小領域が同一組織を形成しているとみなし、各組織を識別可能なマッピング画像を作成して表示する(S4、S5)。 (もっと読む)


【課題】無機微粒子をマトリクスとするMALDI質量分析法において、妨害イオンピークの原因となる物質を介在させることなく、試料物質をマトリクス粒子に直接保持させて、特に低分子量の有機化合物が精度良く分析できる質量分析技術を提供する。
【解決手段】平均粒子径100nm以下のCuO一次粒子が集合してなる二次粒子であって、最表層を構成する一次粒子の形状に起因した凹凸表面を有するCuO二次粒子を、レーザー光吸収マトリクスとして備えたMALDI質量分析用の試料ホルダを使用する。前記CuO二次粒子は、炭酸水素アンモニウム水溶液と硝酸銅水溶液を混合する工程で生成する塩基性炭酸銅を、200〜300℃で大気焼成することにより合成されるCuO粉末に由来するものが使用でき、そのCuO二次粒子は例えば平均粒子径が0.3〜10μmである。 (もっと読む)


【課題】二次イオン質量分析方法で実施される、信頼性の高い、試料ステージの傾斜角度の較正方法を提供することである。また、信頼性の高い、二次イオン質量分析方法を提供することである。
【解決手段】本発明では、過去に含有元素の濃度を測定した試料(濃度標準試料)を再度測定し(S2)、過去に算出した濃度と同じ値が得られる傾斜位置を特定する(S3)。この特定された傾斜位置が、過去に濃度を測定した時の傾斜位置に一致することを利用して、試料ステージ8の傾斜角度を較正する(S4)。ここで、濃度標準試料に含有される元素(例えば、N)の濃度は、感度係数(S1)に基づいて算出する。感度係数に基づいて導出される元素濃度は、二次イオン検出器の検出感度には左右されないので、信頼性の高い傾斜角度の較正が可能になる。 (もっと読む)


【課題】分析対象を簡易にかつ十分に濃縮して試料プレート上に供給する。
【解決手段】1又は2以上の分析対象を含む質量分析用の試料の調製装置10であって、前記分析対象を含有する試料液が供給される試料プレート20と、前記試料プレート20上の所定部位22に前記試料液を供給するとき前記所定部位22に形成される前記試料液の液滴を維持しながら当該液滴に前記試料液を供給する試料液供給手段30と、前記所定部位22に形成される前記液滴中の溶媒を蒸発させる蒸発手段40と、を備えるようにする。 (もっと読む)


【課題】デバイス等の不良原因となる数μm以下の微小異物の質量分析を行う。
【解決手段】異物採取プローブ先端へレーザを照射する機構を持たせ、微小異物の採取と異物の加熱が同一のプローブで行える。レーザ照射で加熱するため、採取プローブ自体に特別な加熱機構を持たせることなく、採取に適したプローブを使用できる。また、レーザ光を微小異物に直接照射し脱離させるのではなく、レーザ照射により加熱された採取プローブからの熱伝導により異物を気化、熱分解する機構を持ち、加熱、分解気化の過程が安定しており、再現性の高いデータを得る。該プローブは直接質量分析装置に装着できるためコンタミレスで分析を行え、レーザでプローブ先端部の異物のみを加熱することにより、仮にプローブの先端部以外にコンタミ物質が付着したとしても先端部以外は加熱されずS/Nの良好なマススペクトルが得られる。 (もっと読む)


【課題】生体組織および細胞等を含む検体中に含まれる対象物質を高感度に検出して、この対象物質の二次元分布情報を精度良く取得する方法を提供する。
【解決手段】(1)基板上に規則的に設けた複数の突起物上に、検体を固定化する工程と、(2)固定化した検体上に試薬を滴下することにより、検体から下記工程(3)の質量分析法で分析可能な対象物質を生じさせる工程と、(3)質量分析法により、対象物質を測定する工程と、を有することを特徴とする情報取得方法。 (もっと読む)


【課題】パルスレーザー光と基板の表面または試料と基板の界面との相互作用により発生するイオン(指標イオン)の信号を利用してパルス毎のスペクトルに分類または演算などの操作を施し、望ましい信号の抽出や望ましくないバックグラウンドノイズの除去を行うようにしたレーザーイオン化質量分析法及びその試料用の基板を実現する。
【解決手段】基板の上にスペクトル解析を行う対象である試料を支持し、レーザーを照射し発生するイオンに基づいてレーザーイオン化質量分析を行うレーザーイオン化質量分析方法において、レーザーと基板表面、又はレーザーと基板及び試料の界面の相互作用からイオンを発生させ、該イオンを指標イオンとしてその信号を利用し、レーザーイオン化質量分析方法におけるノイズとなる信号を明確にして、ノイズに影響されないスペクトルの解析を行う。 (もっと読む)


【課題】
サブピコモルオーダの濃度のRNAの質量分析を可能とする質量分析サンプルの調製方法を提供する。
【解決手段】
10乃至50mg/mlの濃度で3-ヒドロキシピコリン酸を含むマトリックス溶液をサンプルプレート上に供給し乾燥させるステップS106、マトリックス溶液が乾燥した部分にマトリックス溶液を更に供給し乾燥させるステップS107、マトリックス溶液が2回供給され乾燥した部分にリボ核酸を含むサンプル溶液を供給し乾燥させるステップS108、及びサンプル溶液が乾燥した部分にクエン酸アンモニウムを含む添加剤溶液を供給し乾燥させるステップS109を含む。 (もっと読む)


【課題】分析対象物からの情報取得方法に関し、TOF−SIMSにより、分析対象物の種類ごとに空間分解能の高い二次元分布像を得る方法、更には前記対象物の組成分析方法を提供すること。
【解決手段】以下の工程により、分析対象物を構成する構成物の質量に関する情報を、飛行時間型質量分析計を用いて取得し、取得した質量情報に基づいて前記構成物の分布状態に関する情報を得る。
(1)基体上の前記分析対象物に前記構成物のイオン化を促進するために自己反応性の物質を付与する工程。
(2) 前記自己反応性の物質の存在下で、前記分析対象物に一次ビームを照射して該構成物をイオン化して飛翔させる工程。
(3) 前記飛翔したイオンの質量に関する情報を、飛行時間型質量分析計を用いて取得する工程。
(4) 前記質量に関する情報に基づいて、前記構成物の前記基体上での分布状態に関する情報を得る工程。 (もっと読む)


【課題】イオンの解離効率を高め、従来、解離しにくい分子量の大きなイオンも解離して質量分析する。
【解決手段】イオントラップ1内にイオンを捕捉してプリカーサイオンを選別した後、被励起ガス導入部23よりエチレンガスをイオントラップ1内に導入し、該ガス分子を振動励起させる所定波長(10.6μm)のレーザ光を励起レーザ照射源22から照射する。ガス分子は光子を吸収して振動励起され高い振動エネルギーを持ち、この振動励起状態にあるガス分子が捕捉領域Aに捕捉されているプリカーサイオンに接触すると、振動エネルギーがプリカーサイオンに移動する。プリカーサイオンが振動励起状態にあるガス分子に接触する度にプリカーサイオンが持つ振動エネルギーは増加し、該エネルギーが解離するのに十分な大きさに達するとプリカーサイオンは解離してプロダクトイオンを生成する。 (もっと読む)


【課題】試料から2次イオンを効率良く発生させて、試料を高感度で分析する。
【解決手段】(1)イオン発生源と、パルス化手段と、ON状態の時にクラスターイオンの中から特定の質量数のイオンからなる測定用1次イオンを選別し、OFF状態の時にクラスターイオンを通過させる選別手段であって、ON状態とOFF状態を切り替えることが可能な選別手段とを有するイオン照射手段と、(2)試料台と、(3)試料から生じた2次イオンの飛行時間を測定する飛行時間型質量分析部と、を備えたことを特徴とする飛行時間型2次イオン質量分析装置。 (もっと読む)


【課題】タンパク質同定精度を向上させる。
【解決手段】タンパク質を消化酵素でフラグメント化してペプチド群にし、内部標準法で高い質量精度を達成できる質量分析計を用いてそのマススペクトルを測定し、得られたマススペクトルデータを外部標準法で質量校正した後、タンパク質データベースに収められた各種タンパク質フラグメントのマススペクトルデータと比較して、より多くのペプチドピークがマッチするタンパク質をリストアップ出力表示するように構成されたタンパク質データベース検索法において、リストアップされた各タンパク質に対して、マッチしたペプチド群の観測値の理論値からの質量誤差を規格化されたヒストグラムに変換する工程、該ヒストグラムの最大値Rがある閾値T1より高い値であるか否かに基づいてタンパク質の類似度の高低を判断する工程、を備えた。 (もっと読む)


【課題】測定対象試料の質量に対し検出感度特性が一次関数になり、かつ優れた直線性を有する検量線が得られる薄層クロマトグラフ用水素炎イオン化検出器を提供する。
【解決手段】
水素バーナー1は、水素ガス噴出用の細管1aと、前記細管の外周に沿って同軸方向に開口した空気噴出口3を具備した構造をもち、空気噴出口3から噴出する空気は、空気制御バルブ2にて線速度0から2.125m/secの範囲に調整され水素炎4を形成する。薄層クロマトグラフィー要素5上の分析対象成分を水素炎によって順次イオン化が可能なように、前記要素を移動可能な手段11;イオンを捕獲するコレクタ電極6;水素バーナー1とコレクタ電極6間に電圧を印加するための電源7;イオン電流を検出するための電流計8を含む。 (もっと読む)


【課題】大きさが10〜数10μm径の細胞の一つ一つに含まれるタンパク質の種類を高感度で同定する方法を提供すること。また、これを達成するために必要となる検体の処理液を提供すること。
【解決手段】(1)病変組織の切片を、金粒子と消化酵素を含む水溶液で処理し、注目するタンパク質を限定分解分解する工程、(2)TOF−SIMSを用い、断片化したペプチドの二次元分布を測定する工程、(3)プロテオーム解析結果と数値解析的手法を用いることにより、病変組織の切片における注目タンパク質の二次元分布を可視化する工程、の三工程により上記の課題を解決する。 (もっと読む)


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