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Fターム[2G041GA06]の内容

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【課題】質量分析によるタンパク質の新規な定量方法の提供。
【解決手段】本発明は、サンプル中の標的タンパク質を定量的に検出するための方法であって、二次フラグメントイオンを検出し、一連の定量的測定値を得、少なくとも1つの上記定量的測定値を、生成したプロテオタイピックペプチドの量及び上記サンプル中に存在する上記標的タンパク質の量と相関付けを行い、ここで、選択された質量(m/z)の一次フラグメントイオンは、プロリン及び/又はヒスチジンを1番目に有する二価ペプチドであることを特徴とする、方法に関する。 (もっと読む)


【課題】TLCでは分離しにくい脂質の包括的な解析を、簡便且つ高スループットで行えるようにする。
【解決手段】試料に含まれる複数の脂質をTLCで分離し(S1)、成分分離されたTLCプレートからPVDF膜へ転写を行う(S2)。転写されたPVDF膜を導電性テープによりMALDIターゲットプレートに貼着し(S3)、その表面に均一にマトリックスを塗布する(S4)。こうして調製したサンプル上の二次元範囲をイメージング質量分析装置により測定し、多数の測定点毎のマススペクトルを取得する(S5)。このマススペクトルに基づいて、特定のm/zの二次元分布画像を作成することで、TLCでは分離できなかった同種で構造が異なる分子種の脂質の分布も可視化することができる。 (もっと読む)


【解決手段】質量分析計からデータを取得し、コンピュータシステム(7)に伝達する装置(6)及び方法を開示する。装置は、データ取得エンジン(9)と、ネットワークインターフェース(11)と、リングバッファ(13)及びプロトコルスタック(14)を有するスループット最適化モジュール(10)と、を備える。圧縮エンジン(12)を取得エンジンとリングバッファとの間に備えるようにしてもよく、この圧縮エンジンは多段階の圧縮を実施可能なものでもよい。リングバッファは、取得エンジンからのデータワードの大きさに適合するメモリー部分を含む多数のセグメントとして構成される。1つのセグメントが、ワードに対応するデータで完全に充填されるか、又は、部分的にデータが充填された状態でスキャン終了マーカーを含むデータを受信すると、このセグメント内のワード数をこのセグメントのヘッダーワードに書き込み、このセグメント内のデータをプロトコルスタックに移動させる。以降のデータは、バッファ内の次のセグメントが受信する。 (もっと読む)


【解決手段】開示される飛行時間取得システムにおいて、デジタイザー(6)を用いて、飛行時間型質量分析計の加速電極に印可される加速パルス(2)をデジタル化する。次に、デジタイザー(6)を切り替えて、イオン検出器(5)から出力されるイオン到達信号をデジタル化する。 (もっと読む)


【課題】顕微質量分析により収集されたMSイメージングデータに対する統計的な解析処理により、試料を特徴付けるm/zの分布などの有用な情報を提供しつつ、その解析結果の信頼度などをユーザが容易に評価・検証できるようにする。
【解決手段】試料上の2つの関心領域に含まれる画素のMSイメージングデータに対し統計的仮説検定を実施してm/z毎のp値を算出し、p値が設定された有意水準以上となるm/zを求める。この特定のm/zにおけるp値、該m/zにおける二次元強度分布画像、該m/z付近の平均マススペクトル拡大図、該m/zの強度分布を示す箱髭図、正規確率プロット図などを同一の解析画面内に表示するとともに、実測による平均マススペクトルにおけるm/z付近のピークが理論的な同位体ピーククラスタに適合するか否かを示す指標値を算出し、それを同じ画面内に表示し、検定結果の信頼度の検証に利用できるようにする。 (もっと読む)


【課題】腫瘍組織などに発現しているタンパク質を、細胞レベルで網羅的に可視化する画像の形成方法で、詳しくは定量性の高い二次元画像の形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】細胞または組織を含む生体組織切片を対象とした質量分析法において、生体切片の測定範囲における各画素に対し、その領域に存在量が既知の生体分子を内部標準として用い、得られる測定スペクトルについて(対象分子の強度)/(内部標準物質の強度)値を算出して用いることにより、測定範囲における対象分子の分布像を得るものである。本発明により、検体における対象構成物の質量分析情報に基づく二次元分布画像を取得する際、測定範囲内での各画素間での感度差を補正でき、画像の定量性が向上する。これにより、特に組織切片上のタンパク質について、細胞レベルでの定量的可視化が可能となる。 (もっと読む)


【課題】目的の糖ペプチド由来のイオンをプリカーサイオンとしたMS/MSスペクトルに基づくデータベース検索により、糖ペプチドを構成するペプチドのアミノ酸配列と糖鎖結合部位とを高い信頼度で推定する。
【解決手段】MSスペクトルから糖ペプチド由来のイオンを見つけてMS/MSスペクトルを取得し(S1〜S3)、該スペクトルから全ての糖鎖が脱離したペプチドに帰属される、及び、糖による単純な修飾を受けたペプチドに帰属されるプロダクトイオンを抽出し、各プロダクトイオン以下のm/zを持つピークのリストをそれぞれ作成する(S4,S5)。S4で判明する修飾条件(糖の種類)を検索条件としピークリストをデータベース検索に供し、一致度の高いペプチドの候補をリスト化する(S6〜S8)。各ピークリストの検索結果を総合的に判定し、アミノ酸配列及び糖鎖結合部位の候補のリストを表示する(S9)。 (もっと読む)


【課題】イオン分布画像の画質を保持しつつ、飛行時間を収束させる。
【解決手段】試料18をパルス的にイオン化するレーザー光源15と、試料18の上流に位置するサンプルプレート11と、試料18の下流に位置し、レーザー光源15が試料18をイオン化した時点において、サンプルプレート11と自身との電位差により、生成されたイオンを試料18の表面から引き出す引き出し電極12と、引き出し電極12よりも下流に位置し、当該引き出し電極12と自身との電位差により、引き出し電極12によって引き出されたイオンを加速する引き込み電極13とを備えている。引き出し電極12は、自身と引き込み電極13との電位差によってイオンが加速されている間に、当該イオンが正イオンの場合には自身の電位を所定量上げ、当該イオンが負イオンの場合には自身の電位を所定量下げる。 (もっと読む)


【課題】標識試薬を用いた質量分析による検体の決定に関する方法、混合物、キットおよび組成物を提供する。
【解決手段】この標識試薬は、検体の官能基と反応して、標識された検体を形成する求核性反応基を含む。この標識試薬は、同重体化合物標識のセット、質量の異なる標識のセットであってもよく、同重体化合物標識と質量の異なる標識とを組み合わせたセットとして使用してもよい。また種々の一般式を有する化合物(同じ一般構造式を有するが、同位体によってコードされる化合物を含むセットを含む)を、同重体化合物のセットおよび/または質量が異なるセットの両方の形態で調製することができる。 (もっと読む)


【課題】微量の糖鎖を検出することができる、質量分析を用いた糖鎖の高感度測定法を提供する。
【解決手段】(i)糖鎖分子を含む解析すべき試料と、アミノキノリンと酸性基含有物質とを含む液体物質である液体マトリックスと、添加剤としてのアンモニウム塩と、を溶媒中に含む混合液の液滴をターゲットプレート上に形成する工程と;(ii)前記混合液の液滴から前記溶媒を除去して、前記液滴の体積の減少とともに、前記ターゲットプレートと前記混合液の液滴とが接する面積を縮小させることによって、前記混合液中に含まれる前記解析すべき試料と前記イオン性液体と前記添加剤とを前記面積の一部へ集め、前記解析すべき試料と前記イオン性液体と前記添加剤とを含む混合物のフォーカススポットを得る工程と;(iii)前記混合物のフォーカススポットをMALDI質量分析測定に供する工程と、を含む、糖鎖の高感度MALDI質量分析法。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスや大気中ガスの成分組成を測定する際に、オンサイト・リアルタイムでターゲット分子を異性体識別を含め、完全に特定してpptレベルの高感度で測定し、ほぼ同じタイミングで試料中に存在する他のターゲット分子群の質量数分布を把握することが可能な分析装置及び分析方法を提供する。
【解決手段】ターゲット分子群を一括して1光子でイオン化して分析するイオン化分析装置1は、イオン化部20、レーザー照射系30、分析検出部(質量分析部40、イオン検出部50)を具備し、イオン化部20は、レーザー照射系30の紫外レーザー光33及び真空紫外レーザー光34をほぼ同時に照射することにより、ターゲット分子の異性体識別を行いながら、所定のターゲット分子群をイオン化する。そして、イオン化部20によりイオン化されたイオンを、分析検出部で質量分析して検出する。 (もっと読む)


【課題】複数のポリペプチド種を含むサンプルからのハイスループット、高分解能および感受性タンパク質発現プロファイリングおよび関連局面のための組成物、方法、装置等を提供すること。
【解決手段】本発明は、生物学的サンプルに対してプロテオミクスおよび代謝プロファイルを行うための、方法、組成物、装置、およびコンピューターデータ検索システムを提供する。1つの装置は、サンプル容器(50)、複数の分離キャピラリー(54、64、74)、複数の画分収集デバイス(60、70)、検出器(78)、および分析機(82)を備える。また本発明は、複数のポリペプチド種を含むサンプル溶液からポリペプチド種を分離し、そして該ポリペプチド種を同定するための方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 デオキシリボ核酸(DNA)上に存在する一塩基多型(SNP)を簡便,迅速,安価に検出できる一斉分析法を提供する.
【解決手段】 DNA上にある多数のSNPを増幅するために,対応するアリル特異的プライマーを合成し,多数のプライマーを含む反応液を用いてポリメラーゼ連鎖反応(PCR)を行った後に,反応液中に残存しているアリル特異的プライマーの量をマトリックス支援レーザー脱着イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI−TOF−MS)によって分析し,反応前の量と比較することで,反応に利用されたアリル特異的プライマーを同定し,対応する塩基置換の有無を一斉に検査する方法. (もっと読む)


【課題】 3次元アトムプローブ構造データ解析方法に関し、処理が複雑で大きなリソースが要求されない簡便な方法で欠落している原子を補完して3次元的に構造を探索する。
【解決手段】 3次元アトムプローブ装置を用いて取得した試料の原子レベル微細構造データにおける原子間距離に基づいて、参照データなしに実際の試料の微細構造から欠落している原子の位置を求め、前記位置に前記原子を補完する。 (もっと読む)


【課題】涙液中のタンパク質の質量分布を測定することで、シェーグレン症候群であるかどうかを的確かつ簡易に検定する、同症候群の診断用マーカーを提供する。
【解決手段】本発明は、涙液中の質量数2094Da、2743Da、3483Da、4972Da、10860Da、14191Da、14702Da、16429Da、17453Daおよび17792Daのタンパク質を検定指標とするシェーグレン症候群診断用マーカーである。 (もっと読む)


【課題】
【解決手段】本発明は、サンプル中の修飾ペプチド類の定量化方法を提供する。本発明は、a) サンプルからペプチド類を得る;(b) 工程(a)で得られたペプチド類に参照修飾ペプチドを追加して、ペプチド類と参照修飾ペプチドとの混合物を形成する;(c) ペプチド類と参照修飾ペプチドとの混合物について質量分析(MS)を行い、サンプル中のペプチド類に関するデータを得る;および(d) サンプル中のペプチド類に関するデータを、修飾ペプチドに関するデータベース内のデータと、コンピュータプログラムを使用して比較する;ここで、ペプチドに関するデータベースは、以下を含む方法によってコンパイルされる:(i) サンプルからペプチド類を得る;(ii) 工程(i)で得られたペプチド類から修飾ペプチドを富化する;(iii) 工程(ii)で得られた富化された修飾ペプチドについて液体クロマトグラフ−タンデム質量分析法(LC−MS/MS)を行う;(iv)修飾ペプチドを同定するために工程(iii)で検出された修飾ペプチドを既知のリファレンスデータベースと比較する;(v) 工程(iv)で同定された修飾ペプチドに関連するデータをデータベースにコンパイルすることを含む。 (もっと読む)


【課題】侵襲的でないリン脂質症を検出するための方法を提供する。
【解決手段】試験化合物が標的被験者にリン脂質症を誘発する活性を評価する方法は、(1)試験化合物を投与された被験者から採取された試験試料、(2)試験化合物と接触した試験細胞の集団、または(3)試験試料または試験細胞から単離されたエンドサイトーシス小胞を含む溶液を得る工程と、試験試料、細胞、またはエンドサイトーシス小胞中の、2,2’−ジ−22:6−BMP、3,2’−ジ−22:6−BMP、2,3’−ジ−22:6−BMP、ジ−22:6−PG、2−モノ−22:6−BMP、および3−モノ−22:6−BMPからなる群から選択される第1バイオマーカーのレベルを決定する工程と、を有し、試験化合物は、第1バイオマーカーのレベルが、所定のレベル以上であるとき、標的被験者にリン脂質症を誘発する活性を有すると判定される。 (もっと読む)


【課題】衝突室中での減衰を伴うタンデム飛行時間型質量分析計およびその使用のための方法を提供すること。
【解決手段】第一の飛行時間型質量分析計の、衝突減衰を伴う衝突室の使用によって、直交加速を伴う時間飛行型質量分析計を含む、種々のタイプのいずれか1つの第2の質量分析計への有効な結合を提供する。本発明のタンデム質量分析計の一般的な好ましい実施態様は以下を備える:飛行時間型質量分析計に連結されたイオンのパルス発生器;時限式イオンセレクタ;投入されたイオンビームを衝突によって減衰させるため、そして飛行時間型質量分析計および時限式イオンセレクタと連絡してフラグメンテーションを誘起するために、十分に高圧の気体で充填された衝突室;ならびにフラグメントイオンを分析するための第二の質量分析計。 (もっと読む)


質量分析計において使用するレンズアセンブリ内のイオン光学構成要素上に蓄積される汚染物質を減少させるために、質量分析法および方法において使用するレンズアセンブリが本明細書に開示される。レンズアセンブリは、イオンレンズおよびヒータを形成するように組み立てられる複数のイオン光学構成要素を備える。複数のイオン光学構成要素は、概して類似の膨張係数を有する。ヒータは、イオン光学構成要素に動作可能に連結される。ヒータは、イオン光学構成要素を加熱し、イオン光学構成要素上の残屑の集積を減少させる。種々の実施形態では、方法は、レンズアセンブリ内でイオン源からイオンを受容することを含む。レンズアセンブリは、イオンレンズを形成するように組み立てられる複数のイオン光学構成要素を含み、複数のイオン光学構成要素は、概して類似の膨張係数を有する。また方法は、イオン光学構成要素を第1の温度に加熱することを備える。
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【課題】ポリペプチドやタンパク質、糖などの高分子物質を、マトリックス物質と混合することなく質量分析により解析する手段を提供する。
【解決手段】 タンパク質やポリペプチドあるいはこれら含む細胞や生体組織などの被分析物を、例えば環状ポリオレフィンや芳香族ナイロン、ポリカーボネートなどからなる樹脂シートに載置し、前記樹脂シートに載置した被分析物へ赤外光レーザを照射し、被分析物をイオン化させて質量分析により検出する。 (もっと読む)


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