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Fターム[2G052AA37]の内容

サンプリング、試料調製 (40,385) | 対象試料 (4,333) | 生物材料(生体) (2,019) | 植物 (22)

Fターム[2G052AA37]に分類される特許

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【課題】凍結材料、特に凍結された植物組織・細胞の氷結晶形態の痕跡及びその周辺組織の破壊状態の観察を可能にすると共に、浸漬置換・固定工程に要する時間を大幅に短縮でき、かつ凍結時の氷結晶の状態を正確に観察可能にする。
【解決手段】凍結材料10を凍結温度下で凍結用包埋材120を用いて包埋処理した後、プラスチック製のフィルム124に貼着する。次に凍結材料10を刃126で3〜10μmの厚さに薄切し、薄切片に凍結温度条件下で静置乾燥するか又は冷風を当てて乾燥し、氷結晶を昇華する。次に薄切片を常温下で有機溶剤に浸漬して固定処理し、その後染色して薄切試料24を作製する。フィルム124に貼着して薄切した薄切片を有機溶剤で浸漬固定しているため、浸漬固定工程20に要する時間を大幅に短縮できる。 (もっと読む)


【課題】植物組織成分による目詰まり、判定結果の信頼性低下を防止し、かつ余分な手間がかからないイムノクロマトキットを提供する。
【解決手段】本イムノクロマトキットは、磨砕容器と、植物病原体を検出する検出装置とを備える。検出装置は、滴下部11と、標識区域12と、検出区域14と、対照区域15とを備え、試料磨砕液の流動方向において摩砕容器内がイムノクロマトキットにおいて最も上流側であり、滴下部11、標識区域12及び検出区域14が検出装置内において、流動方向の上流側から下流側へと向けて順次連設される。糖鎖分解酵素が、検出装置内の検出区域14より上流側か、あるいは、摩砕容器の濾過部に乾燥状態で保持される。 (もっと読む)


【課題】イオン液体の表面を浮遊する微細試料を、イオン液体に覆われることなく走査電子顕微鏡で観察する。
【解決手段】浮遊性あるいは疎水性の試料を親水性のイオン液体水溶液の表面に浮かべることで、微細試料がイオン液体に覆われることを防止する。親水性の試料の場合には、疎水性のイオン液体を使用する。粘性が低く、流動性が大きいイオン液体水溶液を用いることで、微細試料がイオン液体の表面で自由に凝集,分散,整列できるようにし、さらにはイオン液体中に沈降した微細試料の再浮上を可能にする。微細試料の形態が安定した後、走査電子顕微鏡下での観察を容易にするために、電子顕微鏡観察前にイオン液体水溶液を乾燥させることで、イオン液体水溶液の流動性を低下させる。 (もっと読む)


【課題】試料台とその上に被せられる蓋体を有する試料導入用ホルダーであって、分析の際に、分析装置の外部からの操作を要せずに、蓋を取外して試料を開放することができる試料導入用ホルダーを提供する。
【解決手段】分析用試料を保持する試料台及びこの試料台に被せられる蓋体を有し、前記試料台と蓋体により試料及びガスを包含する空間を形成し、前記空間内と蓋体外部との圧力差が所定値以下では、前記空間内と蓋体外部間が雰囲気遮断状態となるように、試料台と蓋体がかん合しており、かつ前記かん合における試料台と蓋体間の接着力が、前記圧力差が前記所定値を超えたとき前記圧力差により蓋体が試料台上から除去される大きさであることを特徴とする試料導入用ホルダー。 (もっと読む)


【課題】実験室等で分析試料を得るための環境・生物試料を、迅速かつ効率的に微粉砕することができ、取り扱いが容易で安価な装置の開発。
【解決手段】手動で用いられ取っ手部と取っ手支持部と底部に溝が形成されたキネ本体部から構成される粗粉砕用キネと、円筒部と皿部から構成される粗粉砕用ウスからなる前処理用の粗粉砕器と、卓上ボール盤30のチャック38に取り付けられ底部に溝が形成されたシャフト付きキネ80と該シャフト付きキネに取り付けられる飛散防止カサ90と卓上ボール盤のワークテーブル36に定置される底部に溝が形成された微粉砕用ウス40と該微粉砕用ウスに取り付けられる飛散防止カバー60とウス固定用ガイド70とからなる後処理用の微粉砕器とからなる粉砕器。 (もっと読む)


試料処理のためのデバイスは、出口を有する少なくとも1つのチャンバであって、処理用の試料を受け取るように構成されたチャンバと、少なくとも1つのチャンバ内の少なくともいくつかの試料部分が通過して流動するフィルタと、少なくとも1つのチャンバ内の試料を収容する第1の状態で配置されたバリア部材とを含み得る。十分な条件になると、バリア部材は、チャンバ内に収容される少なくともいくつかの試料部分を、出口に向かう流動方向にフィルタを通して流動させる第2の状態に変化可能であり得る。
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【課題】破砕媒体及び被破砕物を収容した破砕容器を冷却して破砕動作を行っても、動作完了後に破砕容器を容器ケースから容易に取り出すことができる破砕装置を提供すること。
【解決手段】回転軸2と、回転軸2の軸芯に対して傾斜した軸芯を有する傾斜軸体4と、傾斜軸体4に相対回転自在に連結された環状保持体14と、環状体10の回転を弾性的に拘束する拘束部と、環状保持体14の外周部に保持された容器ケース15と、容器ケース15内に収容された破砕容器30を備える。環状保持体14の保持部14bに設けられた回動軸22に第1アーム23の一端を枢着し、第1アーム23の他端に設けられた揺動軸24に第2アーム25の一端を枢着する。第1アーム23に螺着したボルト27で第2アーム25を揺動させ、先端部25aを蓋体16のフランジ16aに係合させて、破砕容器30を蓋体16と容器ケース15の間に固定する。 (もっと読む)


【課題】 可撓性を有する容器を外側から加圧し摩砕する方式において、効率的かつ安価に良好な摩砕結果が得られる摩砕方法を提供する。
【解決手段】 可撓性を有し試料抽出に使用される容器1に緩衝液と対象4とを入れたものを用意し、容器1内の対象4を外部から容器1を加圧することにより、自動的に摩砕する。加圧子6、7により容器1を加圧して対象を摩砕する。摩砕の途中で加圧子6、7による加圧を緩和する。一旦加圧子6、7から逃げた対象が再度加圧子6、7による力を受ける位置へ戻る機会を設ける。対象をまんべんなく摩砕し、良好な摩砕結果を得ることができる。 (もっと読む)


物質を収容する容器に角度回転の振動をさせることにより、物質を分離し得る。意外なことに、より高密度又はより重い物質は回転軸に相対的に近くに集まり、より低密度又はより軽い物質は回転軸から相対的に遠くに集まり得る。アーチ状経路に沿う振動は、高い溶解効率を提供する。代替的に、マイクロモータが容器に取り外し可能に収容された羽根車を駆動し得る。溶解はバッチ式、流通停止又はセミバッチ式、又は、連続流通式で行い得る。溶解の効率を高めるために、溶解用粒子物質を溶解すべき物質又は溶解された物質よりも多くし、及び/又は、空気をチャンバーから実質的に除去し得る。 (もっと読む)


【課題】FISH法などの核酸のハイブリダイゼーションにおいて、通常一晩の処理を必要とするハイブリダイゼーション反応を短時間で済ませ、かつ安定性・再現性の高い処理方法を提供する。
【解決手段】標的核酸を固定した反応基板に検出用核酸を含むハイブリダイゼーション液を接触させることにより標的核酸と検出用核酸とをハイブリダイズさせる方法において、該ハイブリダイゼーション液の温度を調節して、該ハイブリダイゼーション液の温度を該標的核酸の温度に対して高い温度でハイブリダイズさせることを特徴とする、前記方法。 (もっと読む)


【課題】 ミクロトーム等の薄切装置によって、試料を常温で簡単に且つ均一な所定の厚さに高精度な平滑面を形成しながら迅速に薄切することのできる試料保持部材及び薄切方法の提供。
【解決手段】 ショアA硬度75以上の有機弾性重合体から作製した薄切する試料を収容・保持するためのセル、或いはショアD硬度30以上のエチレン系重合体又は四弗化エチレン系重合体から作製した薄切する試料を収容・保持するためのセル、当該セルを用いて試料を薄切する方法、薄切した試料を観察、分析して、試料に係る二次元及び/又は三次元の情報を取得する方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、簡素な構造で、かつ外気に影響されることなく、高精度に、水蒸気、水分蒸散量、二酸化炭素等のガス収支を測定する、汎用性のある測定装置を提供することを目的とする。【解決手段】上記課題を解決するために、測定物を覆い又は格納する測定チャンバーに、給気管と排気管により、バッファーチャンバーを連結し、両チャンバー内部のガスをファンを用いて循環させ、測定物がターゲットガスを放出ないしは吸収することによる、チャンバー内のターゲットガスの濃度の変化を測定するセンサからなることを特徴とするガス収支測定装置を構成した。前記装置は、従来、測定チャンバーのデッドスペースを小さくすることに伴って生じる、ガス濃度変化が測定物に影響する問題に対して、ガス濃度変化速度を緩和し、安定した計測ができる測定時間を確保できるよう、バッファーチャンバーの容積を調節することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】抽出処理の速度を早くする濾過方法を提供する。
【解決手段】マイクロ波透過マトリクス除去工具をマイクロ波透過反応容器内に配置する段階と、マトリクスベースの組成物を、除去工具の入ったマイクロ波反応容器に加える段階と、マイクロ波を、反応容器、マトリクスベースの組成物、及びマトリクス除去工具に照射する段階と、マトリクスベースの組成物を、反応容器からマトリクス除去工具を使って取り出す段階を含んでいる。別の態様では、少なくとも幾らかの液体を含んでいるマトリクスベースの組成物をフィルター容器内に配置する段階と、フィルターの上流で、組成物に中程度の過剰圧力を掛けて、液体がフィルターを通って移動するのを加速する段階を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 表面放出ガスの放出を阻害させず、かつ表面放出ガスのサンプリング結果について従来よりも精度を高められるようにする。
【解決手段】 少なくとも物体の表面の一部を覆うかまたは内部に入れた状態で容器内外のガスが流出入しないように出入口部で密着する保持部材(バッグ固定部48)を備えた貯留用容器(サンプリングバッグ34)と、保持部材による密着の圧力を検出する圧力センサ46と、当該密着の圧力を制御する圧力制御手段(プログラマブルコントローラ12)と、クリーンガスを貯留用容器に通気して残留ガスを追い出して洗浄するガス洗浄手段(12)と、残留ガスを追い出してから所定期間内に表面から放出された表面放出ガスを貯留用容器で貯留するガス貯留手段(12)と、所定期間を経過した後に貯留用容器から保存用容器(保存バッグ52)に表面放出ガスを導出するガス導出手段(12)とを有する。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造の撮像装置で花粉粒子を撮像し、花粉粒子が重なった状態で捕集された場合にも高い精度で計数することが可能な花粉粒子計数システム、およびこれに用いる花粉粒子撮像装置、花粉粒子計数装置、花粉粒子計数方法を提供する。
【解決手段】 スライドガラス42上に捕集された花粉粒子から自家蛍光を発生させるために紫外線光源11から紫外線44を照射し、スライドガラス42を透過した紫外線44を短波長光カットフィルタ13で遮断し、花粉粒子よりも小さい画素を用いて自家蛍光を発した花粉粒子を撮像してCPU22の前処理手段22bで予め設定された1花粉粒子面積あたりの撮像素子の画素数を基に2値化処理およびノイズ除去処理を施し、画像データ中の花粉粒子数をCPU22の計数手段22cで算出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】湖沼水又は河川水においてアオコ発生時のアオコ毒素であるシリンドロスパーモプシン(CYN)を検出又は定量可能なように簡便に精製する方法を提供する。
【解決手段】被検試料をアルカリ性した後、疎水性物質を選択に吸着する固相で処理し、次に陰イオン交換能を持つ固定相で処理した後、目的物を陰イオン交換能を持つ固定相から酸性液で溶出することにより、簡易に、紫外光吸収スペクトル分析法でCYNを検出・定量測定できるようになる。 (もっと読む)


【課題】 試料ブロックから皺や丸みが生じることを極力防止しつつ、それぞれ完全に独立した状態で容易に極薄のシート状試料を作製すること。
【解決手段】 試料1と、該試料1の周囲を覆うと共に特定溶液に浸漬したときに溶解する包理剤2とからなる柱状の試料ブロック3を切断して、シート状の試料を作製するシート状試料作製方法であって、柱状の試料ブロック3の上面に、予め決められた厚さに形成され、特定溶液に浸漬したときに溶解するブロック5を貼り付ける貼付工程と、該貼付工程後、柱状の試料ブロック3を上面3aから所定距離t離間した位置で該上面3aに平行な面で切断し、ブロック5にシート状の試料ブロックが貼り付いた切片試料を作製する切断工程と、該切断工程後、切片試料を特定溶液に浸漬して包理剤3及びブロック5を溶解させる浸漬工程とを有するシート状試料作製方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 試料ブロックから皺や丸みが生じることを極力防止しつつ、それぞれ完全に独立した状態で容易に極薄のシート状の試料を作製すること。
【解決手段】 柱状の試料ブロック3の上面3aに露出した試料1の端面を少なくとも囲むように開口5aが形成され、表面に粘着剤が塗布されたテープ5を、開口5aが試料1の端面を囲むように柱状の試料ブロック3の上面3aに貼り付ける貼付工程と、該貼付工程後、柱状の試料ブロック3を上面3aから所定距離離間した位置で該上面3aに平行な面で切断し、テープ5の表面にシート状の試料1’及び包理剤2’からなるシート状の試料ブロック3’が貼り付いた試料付きテープ3’を作製する切断工程と、該切断工程後、開口5aを通してシート状の試料1’を打ち抜き、試料付きテープ5’から該シート状の試料1’を分離させる分離工程とを有するシート状試料作製方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 人体に悪影響を及ぼすアレルゲンを、直接、容易に、高精度に定量することができるアレルゲン検出測定方法及びアレルゲン検出測定装置を提供する。
【解決手段】 開口部が封口部材により封口されその内部にアレルゲンに対する抗体が固定されたマイクロセルがプレート上に複数配置されてなるマイクロセルアレイプレートの前記複数のマイクロセルの1つについて、マイクロセルの封口を解除し、当該マイクロセル内に注液器を用いてアレルゲン含有溶液を注液する注液工程と、前記注液工程でアレルゲン含有溶液が注液されたマイクロセルに対して、当該マイクロセル内で抗原抗体反応が完了するまでの時間を与える反応工程と、前記反応工程の後、前記マイクロセル内の未反応物質を洗い出す洗浄工程と、前記洗浄工程が終了したマイクロセルについて、アレルゲンの種類と量を測定するアレルゲン検出測定工程と、を備えることを特徴とするアレルゲン検出測定方法。 (もっと読む)


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