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Fターム[2G088KK28]の内容

放射線の測定 (34,480) | 検出回路又は信号の処理 (4,721) | 複数の信号の処理 (551) | 複数の放射線(ベータ線、ガンマ線等) (85)

Fターム[2G088KK28]に分類される特許

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【課題】コストの上昇を招くことなく、得られる放射線画像の品質を向上させることのできる放射線検出器および放射線画像撮影装置を提供する。
【解決手段】放射線検出器20において、一方の面から放射線が照射され、他方の面から光が照射されると共に、前記光に応じた電荷を発生する光電変換素子、および前記光電変換素子により発生された電荷を読み出すためのスイッチング素子を有するTFT基板30の前記他方の面に、TFT基板30を介して照射された放射線に応じた光を発生する柱状結晶を含んで構成されたシンチレータ8Aを積層し、シンチレータ8AのTFT基板30とは反対側の面に、シンチレータ8Aを介して照射された放射線に応じた光を発生すると共に、シンチレータ8Aとは吸収する放射線のエネルギー特性が異なるシンチレータ8Bを積層する。 (もっと読む)


【課題】高バックグラウンドでの微量放射能測定を実現するための放射線核種分析装置及びその偶発同時計数抑制方法を提供する。
【解決手段】2台の放射線検出器と、2つの異なるゲート時間幅を備える同時計数回路と、2つの同時計数回路から同時計数値を導出する同時計数処理装置を備え、測定対象であるカスケードγ線が計測回路から見て同時に放射されるとみなすことができ、同時計数ゲート時間幅の長短に依らず同時計数値が一定であること、及び同時計数ゲート時間幅の長短で線形的に偶発同時計数が変動することを利用して、2つの同時計数回路における同時計数ゲート時間幅をδt1及びδt2(δt1<δt2)とし、2つの同時計数ゲート時間幅に基づき、2つの同時計数回路による2つの同時計数値を差分することで、2つの同時計数ゲート時間幅で得られた同時計数値に基づいて、偶発同時計数の寄与を抑制し、カスケードγ線による同時計数成分を抽出する。 (もっと読む)


【課題】
浮遊粒子状物質を微小粒子状物質と粗大粒子状物質とに分けて、微小粒子状物質および粗大粒子状物質それぞれから放射される放射線を検出することができる放射性浮遊粒子状物質測定装置および放射性浮遊粒子状物質測定方法を提供する。
【解決手段】
放射性浮遊粒子状物質測定装置100に、格納壁部1と、ポンプ2と、浮遊粒子状物質を粗大粒子状物質と微小粒子状物質とに分級する分級器3と、テープ供給部4と、第1検出器51および第2検出器52を備える放射線検出部5とを設ける。 (もっと読む)


【課題】従来のNaI(Tl)検出器のようにγ線のスペクトルを分析できる上に、速中性子の測定も可能であり、また、検出器の価格が、NaI(Tl)検出器に比較して安価であり、軽量大型の検出器を提供する。
【解決手段】検出部は、PS31・36と、ライトガイド33a・33bと、PM部35a・35bと、プリアンプ部37a・37bと、を有している。PS(プラスチックシンチレータ)31・36は、それぞれγ線と中性子とを光エネルギーに変換する。ライトガイド33a・33bは、検出された光を光電子増倍管35a・35bへと導く機能を有する。光電子増倍管35a・35bは、光信号を電気信号に変換する。プリアンプ部37a・37bは、光電子増倍管からの電気信号を増幅する機能を有する。ホウ素入りパラフィン32は、5mm検出器36を通過した中性子を吸収させる機能を有する。 (もっと読む)


【課題】 PET装置において複数分子同時イメージングを行う。
【解決手段】 ベータ崩壊後にガンマ崩壊によって固有ガンマ線を放出する核種含む第1プローブ第2プローブとの双方が撮像対象に投与され複数プローブのPET装置100により撮像される。複数プローブのPET装置100は、PET用ガンマ線検出器10の群とエネルギー分解型ガンマ線検出器20とを備え、イメージング処理部30が、PET用ガンマ線検出器10の群からの対消滅検出信号から画像の再構成処理を行なう際に、固有ガンマ線のエネルギーによって画像を別々に再構成する。固有ガンマ線を放出しない核種と固有ガンマ線を放出する核種を用いたイメージングも行なわれる。 (もっと読む)


【課題】アルファ線、ベータ線、ガンマ線など放射線の種類が不明の現場であっても、1つの放射線検出器でこれらの放射線の種類を弁別し、個別の計数率を高精度で出力可能な放射線検出器を提供する。
【解決手段】アルファ線は飛程が短いので1層目の厚さ0.1mm以下の第1のシンチレータですべて検出する。ベータ線は1層目の第1のシンチレータではごく一部のエネルギーのみ失い、そのほとんどのエネルギーを2層目の厚さ0.1〜1mmの第2のシンチレータで失う。2層目の厚さは目標とする2〜3MeVのベータ線のエネルギーをほぼすべて失うものを選択する。ガンマ線は透過力が高いので3層目の厚さ0.1〜50mmの第3のシンチレータで検出する。各層のシンチレータにおいて、発光減衰時間の異なるものを用いて、その発光減衰時間の違いを電子回路で計測し、波形解析することで高い精度で弁別する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、腐食、化学物質、又は放射性物質の警告方法に関する。
【解決手段】 本発明による方法は、示唆物質を含む塗料又はコーティングで表面を塗装する工程、及び、腐食、化学物質、又は放射性物質について表面を観察する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】H15Oとは異なる薬剤を用いて撮影したRI画像データからH15Oを用いて測定した測定結果を推定する。
【解決手段】H15Oを用いて測定した、複数の第1の被験者の所定部位の血流量を示す測定値を記憶する記憶部13と、複数の第1の被験者及び第2の被験者の所定部位のRI画像を記憶する記憶部11と、各RI画像をそれぞれ代表する代表値を算出する算出部35と、複数の第1の被験者の血流量を示す測定値及び代表値を用いて、第2の被験者の代表値から第2の被験者の所定部位の血流量を示す測定値を推定するための関数を導出する変換関数導出部41と、導出された関数及び第2の被験者の代表値を用いて、第2の被験者の所定部位の血流量を示す測定値を推定する推定部45と、を備える。 (もっと読む)


【課題】高価な装置を必要とすることなく、Ca-41を精度良く分析できる放射性核種Ca-41の分析方法を提供することである。
【解決手段】試料媒体をシュウ酸カルシウムとし水酸化鉄を含んだFe-55標準試料を作成し、Ge検出器でFe-55標準試料のX線の計数値を測定し、Ge検出器で測定したX線の計数値及びFe-55とCa-41とのX線減弱係数に基づいてCa-41に対する計数効率を求め、試料媒体をシュウ酸カルシウムとしたCa-41測定試料を作成し、Ge検出器で前記Ca-41測定試料のX線の計数値を計測し、Ca-41測定試料のX線の計数値及びCa-41に対する計数効率に基づいてCa-41の放射能濃度を求める。 (もっと読む)


【課題】原子力発電所における高いバックグラウンド下で、多核種分析に好適な放射線検出器および検出方法を提供することである。
【解決手段】複数(3台以上)の核種分析可能な放射線検出器を用い、複数の放射線検出器のうち、対向位置に設置した検出器組と非対向位置に設置した検出器組で放射線検出装置を構成し、各放射線検出器でガンマ線の測定時刻と波高値を測定する機能を有し、各検出器によりガンマ線の測定時刻と波高値を測定し、対向位置に設置した検出器組及び非対向位置に設置した検出器組で、それぞれ同時計数及び非同時計数の判定を行い、同時計数及び非同時計数判定の情報と、波高値情報から求めるガンマ線エネルギー情報をもとに、放射性核種分析を行う。 (もっと読む)


【課題】逆コンプトン散乱により放射線を照射する放射線源を用いた場合でも良好なエネルギーサブトラクション画像を得ることができる放射線撮影装置、放射線撮影システム、画像処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】撮影された高エネルギーの放射線による放射線画像及び低エネルギーの放射線による放射線画像を対応する画素毎に、放射線源から照射される放射線の中心位置からの距離に応じて重み付けを変え、高エネルギーの放射線による放射線画像の重み付けを小さくして高エネルギーの放射線による放射線画像から低エネルギーの放射線による放射線画像を減算する重み付け演算を行って軟部画像を生成する。 (もっと読む)


【課題】電界電子放出型の放射線源を用いて短いSIDで被写体の撮影を行う場合に、放射線の照射範囲を容易に拡大できると共に、被写体に最適な線量の放射線を照射する。
【解決手段】放射線撮影システム及び放射線撮影方法では、少なくとも2つの放射線源(18a〜18c)のうち、少なくとも一方の放射線源(18b)から被写体(14)に放射線(16b)を照射するプレ曝射を行うことによりプレ曝射画像を取得し、該プレ曝射画像に基づいて、少なくとも2つの放射線源(18a〜18c)から出力される各放射線(16a〜16c)の線量の重み付けを行い、該重み付けに従って少なくとも2つの放射線源(18a〜18c)から被写体(14)に放射線(16a〜16c)を照射する本曝射を行うことにより本曝射画像を取得する。 (もっと読む)


【課題】放射線管理が不要な法規制対象外の低放射能の線源を用いて、γ線を測定対象に含むサーベイメータなどの放射線量(率)測定器の確認校正を可能とする。
【解決手段】γ線を測定対象に含む放射線量(率)測定器の確認校正に際して、前記放射線量(率)測定器の放射線感知部(電離箱式サーベイメータ本体10、GM計数管プローブ20)がβ線を測定可能な所定位置に確認校正用のβ線線源32、33を配置し、該β線線源32、33から放射されるβ線を、γ線の代わりに前記放射線感知部(10、20)に入射させることにより、前記放射線量(率)測定器の指示値を変化させる。 (もっと読む)


【課題】エネルギーが異なるカスケードγ線の同時計数を精度良く行うことができる放射線計測方法及び放射線計測装置を提供する。
【解決手段】カスケードγ線を検出した放射線検出器1Aから出力されたγ線検出信号が波高弁別器5A及び遅延回路6Aに入力される。波高弁別器5Aは、設定エネルギーよりエネルギーが大きいγ線検出信号を除去し、エネルギーが設定エネルギー以下のγ線検出信号(例えば、カスケードγ線の検出信号)をリニアゲート7Aに出力する。リニアゲート7Aは、波高弁別器5Aからγ線検出信号を入力したときに、遅延回路6Aからのγ線検出信号を加算増幅器8に出力する。放射線検出器1Bから出力されたγ線検出信号が、波高弁別器5B及びリニアゲート7Bで同様に処理され、加算増幅器8に入力される。多チャンネル波高分析装置10が加算増幅器8の出力でカスケードγ線の同時計数を行う。 (もっと読む)



【課題】核医学撮像システムを較正するための較正線源及び較正方法を提供する。
【解決手段】核医学(NM)撮像システムに用いられる放射線検出器のエネルギーを較正するための較正線源20は、少なくとも1つのエネルギーピークを有する放射線を放出する同位体線源22と、該同位体線源22から放出された放射線によって蛍光X線が発生可能な蛍光層24を隣接配置し、その蛍光X線によって、較正すべきエネルギースペクトル内に少なくとも1つの追加的なエネルギーピークを生成することで、複数エネルギーピークでエネルギー較正が可能となる。 (もっと読む)


本発明は、高中性子吸収性能を有する少なくとも一つの第一セクション(102)及び低中性子吸収性能を有する少なくとも一つの第二セクション(101)を備えた中性子、好ましくは熱中性子検出用装置に関し、第二セクションはガンマ線シンチレータを備え、ガンマ線シンチレータ物質は、第二セクション内部のエネルギーガンマ線に対する高ガンマ線阻止能を提供するために5MeVのエネルギーのガンマ線に対して10cm以下、好ましくは5cm以下の減衰長を有する無機物質を備え、第一セクションの物質は、主にガンマ線を介して中性子捕獲によって第一セクションに付与されるエネルギーを放出する物質の群から選択され、第二セクションが、第一セクションの大部分が第二セクションによって覆われるように第一セクションを取り囲み、第二セクションにおける光量を検出するために第二セクションに光学的に結合された評価デバイスを更に備える。
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本発明は、中性子放射、好ましくは熱中性子を検出するための装置に関する。本装置はガンマ線シンチレータを備える。ガンマ線シンチレータは、ガンマ線シンチレータ内部のエネルギーガンマ線に対する高ガンマ線阻止能を提供するために、5MeVのエネルギーのガンマ線に対して10cm以下、好ましくは5cm以下の減衰長Lを有する無機物質を備える。ガンマ線シンチレータは、0.5cm以上であるが、ガンマ線シンチレータにおける5MeVのガンマ線に対する減衰長Lの五倍以下、好ましくは減衰長Lの二倍以下の熱中性子に対する吸収長Lをもたらす中性子捕獲断面積及び濃度を有する成分を備える。ガンマ線シンチレータの中性子吸収成分は、主にガンマ線を介して中性子捕獲後に励起核に付与されたエネルギーを放出する。ガンマ線シンチレータは、Lの少なくとも50%の、好ましくは少なくともLの直径又は縁長さを有する。
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本発明は、少なくとも二つの電離箱を含む、ソースからのエネルギー粒子ビーム用の線量測定デバイスに関し、各電離箱は収集電極及び分極電極を備え、各電離箱の電極は流体を含むギャップによって離隔されていて、単一のソースからのエネルギービームが電離箱を通過する。本デバイスは、電離箱が異なる電荷収集効率係数を有することを特徴とする。ビームによって付与された線量率用の計算アルゴリズムは、本デバイスの各電離箱の出力信号の測定、及び第一の電離箱に対する利得係数に基づき、その利得係数は、電離箱の内部パラメータ及び/又は外部パラメータに基づいて理論的に予め求められる。
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【課題】環境β線の影響を受けることなく測定対象のβ線を高感度かつ高精度で安定して測定できる放射線測定システムを得る。
【解決手段】被測定体1側から順に、被測定体1から放射される放射線および環境γ線と反応する第1のシンチレーションファイバー層21a、被測定体1から放射されるβ線を遮断する第1のβ線遮蔽体層22a、環境γ線と反応する第2のシンチレーションファイバー層21b、第2のシンチレーションファイバー層21bへの環境β線を遮断する第2のβ線遮蔽体層22bの順に配列し、第2のシンチレーションファイバー層21bで検出された放射線の測定結果に基づきγ線の影響を推定し、第1のシンチレーションファイバー層21aで検出された放射線の測定結果から上記γ線の影響を補償して被測定体から放出されるβ線を測定する。 (もっと読む)


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