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Fターム[3J048BD04]の内容

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【課題】物理的に安定しており、簡単な構成で、交通振動などの小さな変形域と大地震などの大きな変形域との両方に対して大きな減衰力が得られる制振用ダンパーを提供する。
【解決手段】第1の板材と、該第1の板材の一部の領域に固着する、線形機能を発揮する粘弾性部材とを有する第1の複合部材、第2の板材と、該第2の板材の一部の領域に固着する、非線形機能を発揮する粘弾性部材とを有する第2の複合部材、及び、前記第1の複合部材の粘弾性部材と、前記第2の複合部材の粘弾性材料とが固着する第3の板材、を有することを特徴とする制振用ダンパーである。 (もっと読む)


【構成】制振システム10は、枠12、およびその高さ方向に取り付けられる2つの制振ユニット14を備える。各制振ユニット14は2つの伝達部32a、32b、およびその間に配置される制振デバイス34を有する。伝達部32a、32bは、剛性材で形成され、2つ重ねて配置され、その端部は枠12に接続されて、変形せずに枠12の振動を制振デバイス34に伝える。制振デバイス34は2つの伝達部32a、32bに接続される連結部材42、46および、連結部材42、46に挟まれる高減衰ゴム部材48を有し、伝達部32a、32bに伴い動く連結部材42、46の相対変位を高減衰ゴム部材48で低減する。これにより、制振システム10は、2つの制振ユニット14のそれぞれで地震などによる振動を減衰する。
【効果】制振システム10は、優れた制振機能を果たすとともに、軽量化により施工性に優れ、また、減衰ゴムの数を減らし、経済性に優れる。 (もっと読む)


【課題】硬質板と軟質板との積層ゴムに空洞部を設け、この空洞部に充填材料を充填することにより減衰特性を高めた免震装置を提供する。
【解決手段】複数個の剛性を有する硬質板2と粘弾性的性質を有する軟質板3とを交互に貼り合わせてなる積層ゴム4に空洞部5を設け、この空洞部5に充填材料6を充填した免震装置1。充填材料6は非鉛系低融点合金材料、好ましくは錫42〜43重量%、ビスマス57〜58重量%を含む錫−ビスマス合金よりなる。 (もっと読む)


【課題】 制振部材が熱で溶けるという不具合を解消し、溶接による熱の影響性を排除することが可能な粉体塗装による制振鋼板製パイプ。
【解決手段】 内層パイプ11aと外層パイプ12aを各別に準備し、内層パイプ11aの外表面に樹脂粉体13の静電塗装13aを施すると共に、外表面に樹脂粉体13が施された内層パイプ11aに外層パイプ12aを外嵌して互いに重なり合わせ、制振部材である樹脂粉体13が内層パイプ11aと外層パイプ12aの間に介在された3層構造の制振鋼板製パイプ10を得る。また、3層の制振鋼板製パイプ10を形成した後にベローズ加工する。 (もっと読む)


【課題】従来の振動吸収シートでは、家具などの転倒が防げたとしても、家具が予期せぬ方向へ移動し、避難の際の妨げになる可能性がある。また、大地震の場合、家具や家財道具が大量に散乱した室内では、暗闇の中を非難するのは、非常に危険であった。
【解決手段】本件発明では、振動吸収シートに発光性を備えた振動吸収シートを提供する。すなわち、弾性材料に蓄光性蛍光体を含有し、床面に接するべき第一面と、室内に配置する家具底面に接するべき第二面とを有する振動吸収シートを提供する。 (もっと読む)


粘弾性ポリウレタンフォームは、少なくとも1種の天然油由来ポリオールと平均で1つより多くのイソシアネート基を有する少なくとも1種の芳香族化合物との反応生成物である。粘弾性ポリウレタンフォームは、少なくとも約0.5L/秒の通気量を有し、前記フォームは、コポリマーポリオールが実質的に存在しない状態で作られ、(未だ)機械で網状化されておらず、および好ましくは、少なくとも1種の天然油由来ポリオールを使用して、さらに好ましくは使用されるポリオールの少なくとも約20重量パーセントの量で、使用して作製される。粘弾性フォームの製造方法は、(A)少なくとも1種のポリオールと少なくとも1種のポリイソシアネートと水と少なくとも1種の触媒とを含む反応混合物を作る段階(この場合、前記ポリオールは、少なくとも1種の天然油由来ポリオールを含む)と;(B)前記反応混合物を、発泡および硬化させるために十分な条件に付して、粘弾性ポリウレタンフォームを作る段階と、を含む。もう1つの実施形態において、製造方法は、(a)少なくとも1種の天然油由来ポリオールおよび水を含む、天然油由来ポリオール組成物を作る段階と;(b)少なくとも1種のゲル化触媒および少なくとも1種の発泡触媒と前記天然油由来ポリオール組成物を混合して、触媒ポリオール混合物を作る段階と;(c)pMDIの場合には少なくとも約65および多くとの約95、あるいはそのイソシアネートがTDIもしくはMDIまたはその組み合わせであるときには少なくとも約80および多くとも約105、のイソシアネート指数に相当する量でイソシアネートを供給する段階と;(c)前記イソシアネートと前記触媒ポリオール混合物を混合する段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】安価で取扱いの容易なジイソシアネート化合物を原料としながらも、高い耐久性、特に高荷重時の高い耐久性を達成せしめる自動車弾性体部品用発泡ポリウレタンエラストマーの製造法を提供する。
【解決手段】平均官能基数2〜3のポリオールおよび3,3′-ジメチルビフェニル-4,4′-ジイソシアネートを反応させて得られる末端イソシアネート基含有プレポリマーに、水およびグリコールの混合物よりなる発泡剤を撹拌混合し、発泡反応を行うことにより自動車弾性体部品用発泡ポリウレタンエラストマーを製造する方法。 (もっと読む)


【課題】水平方向の剛性(剪断弾性率)の面圧依存性が低く、高面圧下、特に150kg/cm2超の高面圧下でも剪断弾性率の低下が少ない免震積層体のゴム層として好適な免震積層体用ゴム組成物を得るための評価方法および調製方法の提供。
【解決手段】オートグラフによる100%繰り返し変形引張試験での3回目のモジュラスM100と、静的剪断弾性率Gsとの比(M100/Gs)が1.4以上であることを、150kg/cm2超の高面圧用免震積層体用ゴム組成物を得るための評価基準として用いる。 (もっと読む)


【課題】 粘着力が強く、柔軟かつ強度が高く、かつ高い制振・防振・緩衝・衝撃吸収・低反発・転倒防止・免震・防震性能などを有するスチレンゲルを提供すること。
【解決手段】 水添スチレンブロック共重合体と粘着付与樹脂を含有する組成物であって;水添スチレンブロック共重合体が、スチレンエチレンブチレンスチレンブロック共重合体、スチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体、及びスチレンエチレンエチレンプロピレンスチレンブロック共重合体からなる群から選ばれた一種又は二種以上の混合物であり;水添スチレンブロック共重合体を組成物の全重量あたり12〜35重量%含有し;粘着付与樹脂を水添スチレンブロック共重合体100重量部に対して150〜450重量部含有し;アスカーC硬度が1〜30であり;tanδ>1である;ことを特徴とする、組成物。 (もっと読む)


【構成】拘束層と熱硬化・発泡粘弾性層とからなる制振性能付与型鋼板補強材において、当該熱硬化・発泡粘弾性層を構成する粘着付与剤について各々成分及び融点の異なる2種以上の粘着付与剤を用いると共に、当該熱硬化・発泡粘弾性層に繊維を添加してなる制振性能付与型鋼板補強材。
【効果】自動車ボディの凹みやペコペコ感の防止やドアの締まり音の低減化などの要請に応えることができる制振機能と鋼板補強機能との両性能が備わった拘束層と熱硬化・発泡粘弾性層との2層構造からなる低価格の制振性能付与型鋼板補強材が得られ、自動車天井等の背面部にも施工可能で、発泡タイプのものであるにも係わらず、当該背面部でも脱落などの不具合を生ぜずに施工が可能で、当該背面部への施工に際して優れた耐熱性や接着力を発揮させることができ、電着塗装後も施工可能で、貯蔵安定性が良好で適宜期間保存後であっても耐衝撃性が低下したりするという問題を生じない。 (もっと読む)


本発明は、内側表面および外側表面を有するキャリアー(2)を含んでなる散逸性制振デバイス(1)であって、該キャリアーがその少なくとも1つの表面に結合層(3)を含み、キャリアー(2)が散逸性であり、少なくとも0.2の減衰率を有し、結合層(3)がキャリアー(2)よりも高い剛性を有する硬質材料からなるデバイスを開示する。また、このような散逸性減衰デバイスを使用する系および方法をも開示する。
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本発明は、ダンピングユニット支持体(10)、特に自動車用のエンジンマウントに、関する。ユニット支持体(10)は、作動媒体で満たされた作動チャンバ(15)を確定するサポート支持体(11)を有する。低い割合の初期荷重で高い耐温度性を達成するために、サポートスプリング(11)はファイバ複合物で形成される。ファイバ複合物の基材は、深絞り法を用いて処理するよう用意することができる、高い熱的安定性を有する熱可塑性合成ファイバである。 (もっと読む)


【課題】良好な他の特性を保ちながら、特に材料特性である貯蔵弾性率G'、損失正接tanδおよび損失弾性率G"の温度依存性に関して向上した特性を示す材料系を提供する。
【解決手段】高融点ポリイソシアネートとポリオール成分との反応生成物からなるイソシアネートプレポリマー、連鎖延長剤、並びに任意に助剤および添加剤の反応生成物からなるキャストエラストマーであって、全成分のイソシアネート基のツェレウィチノフ活性基に対するモル比が約1.04〜約1.25の範囲であり、−30℃および110℃で測定された貯蔵弾性率G'の比が約0.8〜約2.0の範囲であるエラストマー。 (もっと読む)


【課題】ジエン系ゴムの耐熱性を改善することで、ジエン系ゴムの優れた防振性能や耐疲労性を維持し、耐久性能を向上することができる防振ゴムに好適なゴム組成物を提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム100重量部に対し、カーボンブラックを20〜80重量部含有する防振ゴム組成物において、下記一般式(1)で表されるビニル化合物を0.5重量部以上で10重量部未満、及び硫黄を0.1〜1.2重量部含有すること。
−X ・・・(1)
(式中、Rはメタクリル基又はアクリル基であり、Xは炭素数2〜10のポリアルキレングリコール又は金属原子。) (もっと読む)


【課題】広い温度範囲に対応した高信頼な防振構造を有する。
【解決手段】ハードディスク3を格納する外箱2と、両面に突起部を有し、ハードディスク3と外箱2の間に突起部が接触面積を有するように配置され、接触面積とヤング率の逆数との温度変化による変化率が等価な防振ゴム1と、が構成される。したがって、温度変化によって、防振ゴム1の突起部とハードディスク3または外箱2との接触面積の変化率と防振ゴム1のヤング率の逆数の変化率とが等しくなり、温度変化によらず、ばね定数が一定に維持される。 (もっと読む)


【課題】十分に低周波振動が抑制された屋外工作物を提供する。
【解決手段】4−4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)や、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)といったビスフェノール系酸化防止剤等からなる圧電・誘電・導電材料と、塩素化ポリオレフィン、ポリビニリデンクロライド、フッ素化ポリオレフィン、ポリビニリデンフルオライド、ポリウレタン、アクリルゴム等といった有機高分子材料マトリックスとを含んでなる制振材料2を対象物に取り付けることで、十分に低周波振動を抑制した屋外工作物を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】組付作業が簡単なリンクブッシュおよびその組付方法を提供することを課題とする。
【解決手段】リンクブッシュ32Fは、インナ本体35Fと、インナ本体35Fの外周面に固定され部分球面状の摺動外周面360Fを持つ摺動部材36Fと、を備えるインナ部材33Fと、インナ部材33Fの外径側に配置され摺動外周面360Fに摺接する部分凹球面状の摺動内周面340Fを持つアウタ部材34Fと、を備える。アウタ部材34Fの軸方向中央cと、摺動内周面340Fの球面中心oとは、軸方向に互いにずれて配置されており、アウタ部材34Fの軸方向両端には、広口部341Fと、広口部341Fよりも口径の小さい狭口部342Fと、が開設されている。 (もっと読む)


【課題】優れた制振性及び難燃性を有する制振材を提供する。
【解決手段】制振材は、有機化合物層Bの一面に、難燃剤を10〜50重量%含有する粘着剤層Cが積層一体化されてなることを特徴とするので、優れた制振性能及び難燃性を有しており、難燃剤が、ベンゼン環を有するハロゲン系難燃剤である場合には、電気陰性度の高いハロゲン原子によって電気的エネルギーが高められた状態にあるベンゼン環のπ電子を介在させて、制振材の粘着剤層を構成する高分子鎖の絡まりによって貯蓄された振動運動エネルギーをより円滑に開放して熱エネルギーに変換することができ、その結果、制振材は、幅広い温度領域、特に高い温度領域において、周波数が2000Hz以上の高周波領域にても優れた制振性能を発揮する。 (もっと読む)


【課題】低い動倍率と高い硬度を併有する防振用ゴム組成物、及びこれを用いた自動車サスペンション部品用防振ゴムを提供すること。
【解決手段】ゴム材料と繊維状充填材とを含有する防振用ゴム組成物である。繊維状充填材の含有量は、ゴム材料の含有量100重量部に対して15〜50重量部である。繊維状充填材は、平均太さが2〜100nmであり、且つ平均アスペクト比が20〜1000である。
ゴム材料と繊維状充填材とを含有し、繊維状充填材の含有量が、ゴム材料の含有量100重量部に対して15〜50重量部であり、繊維状充填材が、平均太さが2〜100nmであり、且つ平均アスペクト比が20〜1000である防振用ゴム組成物を含有して成る自動車サスペンション部品用防振ゴム。 (もっと読む)


【課題】 振動源からの振動が、防振ブッシュを介して接続される部品間で全方向に吸収できる防振ブッシュを提供する。
【解決手段】 内筒体1には筒体1dの外周には受圧周面1cを形成し、該筒体1dの両開口端の外側に広がる両側の鍔部1e、1fの内側には受圧面1a、1bを形成する。外筒体2には、前記内筒体1の筒体1dよりも大径で該筒体1dよりも短い筒体2dの内周に前記内筒体1の受圧周面1cと間隔を置いて対面する受圧周面2cを形成し、前記筒体2dの両開口端の外側に備えた鍔部2e、2fの外側には前記内筒体1の受圧面1a、1bと間隔を置いて対面する受圧面2a、2bを形成する。そして、前記内筒体1と外筒体2の間に形成された空間内に対面する受圧周面1c、2c
と受圧面1a、2a、1b、2b間が全周で略等間隔に支持されるように合成ゴム22を充填する。 (もっと読む)


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