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Fターム[4C090BD17]の内容

Fターム[4C090BD17]に分類される特許

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【課題】化学的合成反応を用いずに、物理的な処理を用いて、水懸濁液を加熱した時に澱粉の膨潤を抑制し、耐熱性及び耐酸性等の物性を改良することを課題とする。
【解決手段】密閉容器に澱粉を入れ、そこへ過熱蒸気を導入して、102℃以上の温度で所定時間加熱することにより、澱粉の水懸濁液の膨潤を抑制することができ、耐熱性及び耐酸性等の物性を改良する。 (もっと読む)


【課題】高い構造規則性を備えるとともに、優れた耐候性、耐熱性及び耐薬品性を有する逆オパール構造体を提供すること。
【解決手段】単分散コロイド粒子の自己集積体であるコロイド結晶を鋳型としたテンプレート法により作製される、多糖類を含む逆オパール構造体、その製造方法及び使用方法とする。 (もっと読む)


本発明は、低いヒドロキシル含有量を有する、光学用途(例えば液晶ディスプレイ(LCD)フィルム)のためのセルロースエステルに関する。低ヒドロキシルレベルおよび非アセチルエステルのヒドロキシルのレベルに対する所定の比で形成されたフィルムは、低い固有複屈折を有することを見出した。従って、これらのフィルムは、キャスト、モールド成形、または他に配向が、相当程度の複屈折または光学収差(すなわちレタデーション)を伴うことなく可能である。このような特徴により、これらのフィルムは、偏光子膜、保護膜および補償膜、更にはモールド成形された光学部品(例えばレンズ)において有用となる。更に、本発明のレジンはまた、セルロースエステルの典型的な特徴ではない「+Cプレート」挙動を有するように溶融系または溶媒系の加工のいずれかによって形成できることも見出した。このような+C挙動は、特異な補償挙動を有するフィルムの製造を可能にする。本発明の他の態様は、複屈折の形成を最小化しつつフィルムを溶融キャストする方法に関する。
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【課題】ヒドロキシ酸変性グルカン誘導体(例えば、ラクトン変性セルロースアシレートなど)で形成されていても耐熱性に優れ、しかも着色が高いレベルで抑制された光学フィルムを得る。
【解決手段】グルカン誘導体(セルロースアセテートなど)と、このグルカン誘導体のヒドロキシル基に、ヒドロキシ酸成分がグラフト重合して形成されたグラフト鎖とで構成されているヒドロキシ酸変性グルカン誘導体を含むドープであって、前記ヒドロキシ酸変性グルカン誘導体において、グラフト重合したヒドロキシ酸成分の割合が、グルカン誘導体を構成するグルコース単位1モルに対して、ヒドロキシ酸換算で平均0.1〜5モルであるドープを流延成形する。このようなドープを用いることにより、耐熱性などの種々の特性に優れ、しかも、着色が高いレベルで抑制された光学フィルムが得られる。 (もっと読む)


水性鉄(III)塩溶液と、アルカリ性のpH値にある次亜塩素酸塩水溶液を用いた1つ又はそれ以上のマルトデキストリンの酸化及びその後の誘導体化の生成物の水溶液とから得られうる水溶性鉄−炭水化物誘導体錯体であって、1つのマルトデキストリンを使用する場合のデキストロース当量が5〜20であり、複数のマルトデキストリンの混合物を使用する場合の混合物のデキストロース当量が5〜20であり、かつ混合物中に含まれる個々のマルトデキストリンのデキストロース当量が2〜40であり、そしてその後の誘導体化が適切な試薬を用いて実施される、水溶性鉄−炭水化物誘導体錯体、それらを製造する方法並びに鉄欠乏症の症状を治療及び予防するための医薬品。 (もっと読む)


耐性デンプン製品の製造
デンプンの製造方法は、アミロペクチンを含んでなる原料デンプンをグルカノトランスフェラーゼで処理し、鎖延長したデンプンを製造すること、前記鎖延長したデンプンを脱分岐酵素で処理し、アミロース断片を含んでなるデンプン製品を製造すること、前記デンプン製品の少なくとも一部を結晶化させること、前記デンプン製品を水分の存在下で加熱すること、前記デンプン製品をアルファ-アミラーゼで処理すること、および前記デンプン製品を洗浄し、少なくとも一部の結晶化されていないデンプンを除去することを含んでなる。本方法の製品は、食物繊維含有量が比較的高い。 (もっと読む)


【課題】ディスコティック液晶層を有する視野角拡大フィルムの基材フィルムとしても用いても、ディスコティック液晶層にクレータ状欠点が発生するのを抑制できるセルロース誘導体を提供する。
【解決手段】カルシウム含量が20ppm以下のパルプを用いてセルロース誘導体を得る。前記パルプは、木材由来のパルプであってもよい。前記パルプのカルシウム含量は0.01〜15ppm程度であってもよい。前記セルロース誘導体は、少なくともアセチル基を含むセルロースエステルで構成されていてもよい。また、前記セルロース誘導体のカルシウム含量は120ppm以下であってもよい。このような本発明のセルロース誘導体は、ディスコティック液晶層を有する視野角拡大フィルムの基材フィルムに適している。 (もっと読む)


【課題】透明性を維持しつつ総固体充填量を増加させる、医薬、栄養補助及び食品用途システムのための、実質的にゼラチンを含まない組成物に対する必要性に応える。
【解決手段】本発明は、高度に抑制された澱粉充填剤をゼラチン非含有フィルム及び軟カプセルに添加することを供する。高度に抑制された澱粉充填剤の添加は、実質的に溶融粘度を増加することなく、工程中の固体レベルを上昇させる。その結果得られたフィルム及びカプセルは透明である。 (もっと読む)


【課題】優れた耐熱性を付与でき、光学フィルムなどの光学用途に好適に利用できる変性グルカン誘導体(例えば、変性セルロースアシレートなど)を提供する。
【解決手段】グルカン誘導体(セルロースアセテートなど)と、このグルカン誘導体のヒドロキシル基にヒドロキシ酸成分(乳酸などのヒドロキシ酸、ラクトン、ラクチドなどの環状エステルなど)がグラフト重合して形成されたグラフト鎖とを有するヒドロキシ酸変性グルカン誘導体のガラス転移温度を70℃以上とする。ガラス転移温度を70℃以上とするため、グラフト重合したヒドロキシ酸成分の割合を、グルカン誘導体を構成するグルコース単位1モルに対して、ヒドロキシ酸換算で平均0.1〜5モル程度となるように調整してもよい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、温度変化等の耐久性に優れた位相差フィルム、特に逆波長分散性と耐久性とを両立させた位相差フィムルを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、下記(A)成分と下記(B)成分とを含有する位相差フィルムを提供した。
(A):下記(1)式を満足するセルロースアシレート
2.20≦DSac(A)+DSay(A)≦2.90 (1)
(DSac(A)は(A)成分のアセチル置換度、DSay(A)は(A)成分の炭素数3または炭素数4のアシル基による置換度の合計を示す。)
(B):(A)成分とは異なる粘度平均重合度を有する水酸基残度0.30以上のセルロースアシレート。 (もっと読む)


【課題】 環境衛生上の問題がなく、塗料、インキ、接着剤、コーティング剤等として好適な常温で架橋することができる合成樹脂水性組成物を提供する。
【解決手段】 カルボニル基含有不飽和単量体と、不飽和カルボン酸化合物から選ばれる少なくとも1種の単量体との共重合体であって、ガラス転移温度が−20℃〜+50℃である重合体樹脂の水分散液に、架橋剤として下記一般式で示される四級化キトサンを添加してなる常温架橋型水性合成樹脂分散組成物。



〔式中、Rは低級アルキル基、Xはハロゲンイオンを表し、m及びnは正の整数を表す。〕 (もっと読む)


本発明は、可溶性デンプン合成酵素IIをコードする外来核酸分子を導入することにより、遺伝子組み換え植物細胞のデンプンのリン酸塩含有量を、遺伝子組み換えしない野生型の対応する植物細胞由来のデンプンに比べて増加させるプロセスに関する。さらに本発明は、遺伝子組み換え植物細胞における、この可溶性デンプン合成酵素IIの過剰発現に関する。さらに本発明は、品質特性が向上した米デンプンおよび米粉、この米デンプンを含む米粒、ならびにこれらの米粒を成長させるイネに関する。 (もっと読む)


【課題】生体吸収性及び生体親和性に優れた温度応答性ハイドロゲルを提供する。
【解決手段】 下記式(1)
【化1】


(ここでRは、OH、ONa、ポリプロピレングリコールまたはポリ(プロピレングリコール)およびポリ(エチレングリコール)とからなる共重合体であるポリアルキレンオキシド誘導体残基であり、Rの5〜100%がポリアルキレンオキシド誘導体残基であるものとする。またnは100〜10,000までの整数である。)
で表されるカルボキシメチルセルロース化合物。 (もっと読む)


300〜30000の繰り返し単位を有するヒアルロン酸と特定構造および特定の分子量を有するポリアルキレンオキシド誘導体からなる化合物であって、ヒアルロン酸のカルボキシル基100当量に対してポリアルキレンオキシド誘導体の含有量が5〜100当量である化合物及び該化合物からなるハイドロゲル。
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【課題】 接着力や粘結力に優れ、接着や粘結後に加熱処理が不要で、環境に悪影響を与えることなく適度な耐水性を発現させることが出来る化工澱粉とその製造方法を提供する。
【解決方法】 アミロースを5%より多く含む澱粉を、水に懸濁させた状態で還元剤および酸化剤と反応させると、溶液のゲル化速度が速く、耐水性の高い加工澱粉が得られる。この加工澱粉の製造方法は、簡単な設備で短時間に製造することができる方法で、コスト的にも優れた製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 従来、澱粉懸濁液を加熱すると、ある温度で澱粉粒子が膨潤し、粘度上昇、粒子の崩壊に伴う粘度低下(ブレークダウン)が生じる。しかしながら、スープ、フラワーペースト、ジャムなどの食品用ペーストには、ブレークダウンが生じる澱粉は適さず、熱膨潤を抑制した澱粉が使用されてきた。一方、工業的用途で事務糊、壁紙用糊剤などの糊剤には、曵糸性を有するものは作業性が悪く、曵糸性の低いものが好まれて使用されてきた。このような粘性を変化させた澱粉としては、化学的に澱粉の膨潤を抑制した架橋澱粉、あるいは物理的に変性した乾熱処理澱粉、湿熱処理澱粉が挙げられる。
【解決方法】 澱粉に対して5〜20質量%の極性溶媒、15〜30質量%の水を含有する極性溶媒水溶液を澱粉に分散させ、これを糊化開始温度以上100℃未満で加熱することによる、熱膨潤抑制型変性澱粉の製造方法。 (もっと読む)


鉄(III)塩水溶液と、アルカリ性pH値で次亜塩素酸水溶液を用い、1種又は複数種のマルトデキストリンを酸化した生成物の水溶液と、から生成することが可能な水溶性鉄−炭水化物複合体であって、1種のマルトデキストリンを使用した場合は、デキストロース当量を5〜20とし、複数種のマルトデキストリンの混合物を使用した場合は、当該混合物のデキストロース当量を5〜20とし、かつ、当該混合物中の個々のマルトデキストリンの各デキストロース当量を2〜40とした水溶性鉄−炭水化物複合体、その製法、及びそれを用いた鉄欠乏状態の治療用又は予防用の薬剤を提供する。 (もっと読む)


開示される組成物は、偽熱硬化性の中和されたキトサン組成物であって、この組成物は、5℃より高い温度において、リンを含まない透明のヒドロゲルを形成する、ヒドロキシル化塩基で中和された。上記組成物は、80〜90%の脱アセチル度を有するキトサンから誘導され、200kDa以上の分子量および30〜60%の脱アセチル度を有するキトサンを含有し、そしてさらに、ジオールを含有し得る。上記組成物は、薬物送達系として使用され得る。
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相対的に多量のアミロースを含有することができ、SBEIIa活性のレベルを低下させた小麦。ゲノムA中にSBEIIa変異遺伝子を有する小麦。さらに、この小麦のSBEIIb活性のレベルを低下させてもよい。本発明の小麦粒は、アミロペクチン合成経路に障害があるにもかかわらず、非しわ型のフェノタイプとなることができ、相対的に多量のアミロースを含有することもできる。 (もっと読む)


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