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Fターム[4D031EA01]の内容

慣性力等による気体中の粒子の分離 (2,235) | 処理気体 (319) | ミスト含有 (278)

Fターム[4D031EA01]に分類される特許

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例えば蒸気ボイラのドラム112に用いるのに適当である蒸気−水セパレータのような気体−液体セパレータ124はチャンバ204を包含し、このチャンバは、気体−液体混合物の流れを受け入れる入口開口202と、気体−液体混合物がそれからの液滴の取り除きにさらされた後に、この気体−液体混合物の流れを排出する出口開口210とを有する。チャンバ204には、入口開口202と出口開口210との間に長手方向へ延びている通路を画定している内面204aを有する壁が設けられている。スロット212が、チャンバ204の前記壁の内面204aと外面204bとを貫通するようにして形成されている。複数のスピナブレード208が、スロット212より下に位置するようにして前記通路内に適当に配置されている。この複数のスピナブレード208は、これらのスピナブレードにより受け止められた気体−液体混合物の流れを回転せしめることを生じせしめ、これにより、付随して、回転上昇にさらされている気体−液体混合物の流れ中の液滴を遠心力の作用によりチャンバ204の前記壁の内面204aに対して付勢せしめ、それからチャンバ204に形成されているスロット212を通過させることを生じせしめる作用をなすように構成されている。前記通路は、気体−液体混合物が回転にさらされた後にこの気体−液体混合物を出口開口210へさし向ける作用をなすように構成されている。
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【課題】偏流を抑制するとともに、ミスト捕集効率を向上することができる排煙脱硫装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る排煙脱硫装置は、排煙中の硫黄酸化物を吸収する吸収塔を備えた排煙脱硫装置において、前記吸収塔14出口に設けた浄化ガス13の排出通路の屈曲部Rの近傍に断面形状が丸型の抵抗部材(丸型)20Aを複数配設してなり、浄化ガス13の偏流が抑制され、ミスト捕集効率が向上する。また、開口率を調整することで、偏流抑制効果を調整することができ、好ましい。 (もっと読む)


【課題】 コンパクトで省スペース性、高いメンテナンス性、防炎性、衛生面の向上を実現したバッフル型の円錐型グリスフィルタを提供することを目的とする。
【解決手段】 円錐型のグリスフィルタであって、底面を通気可能に開放し、側面をグリスフィルタとしたので、焼肉店などの排煙ダクトとして、一般的に極めて多用されている断面が円形形状のパイプ(120mmφ程度)に用いる場合極めて好適である。その結果、従来の平型や円筒型のグリスフィルタと比較して極めてコンパクトで省スペース性、高いメンテナンス性、防炎性、衛生面の向上を実現した。また、グリスフィルタをバッフル型としたので、さらに高効率で焼肉などの排煙に含まれる油分を除去することのできる円錐型グリスフィルタを提供することが可能となった。 (もっと読む)


【課題】軸部材の軸方向に隣接する羽根同士の相互の間の距離を調整しても、羽根部材の先端とケーシング内壁との間の隙間が大きくならずに、気液分離効率が低下しない気液分離装置を提供すること。
【解決手段】軸部材17の外周面には、取付板26が螺旋状に巻回されるとともに、取付板26には複数のピン27が、所定の間隔をおいて突設される。ピン27には、各羽根部材28が、軸部材17の軸方向に重なり合って取り付けられるとともに、軸部材17の周方向に隣接する羽根部材28同士は、周方向への接離移動を許容する連結機構29によって連結した。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造で圧力損失の少ない遠心式気水分離器を提供する。
【解決手段】 縦向き円筒状の胴15、この胴15の周側壁に設けられる蒸気入口管16、胴15の上部に設けられる蒸気出口管17、胴15の下部に設けられる分離水出口管18、蒸気入口管16から胴15内への蒸気導入部に設けられるガイド板19、このガイド板19の上部に設けられる蓋板20を備える。ガイド板19は、蒸気入口管16から導入される蒸気の旋回を促進する曲線状の板材である。また、ガイド板19は、蒸気入口管16から胴15内へ導入される蒸気と、その蒸気が胴15内で旋回されることで分離される水との衝突を防止する。一方、蓋板20は、蒸気入口管16から導入される蒸気が胴15に衝突した際の水の跳ね上げを防止する。 (もっと読む)


【課題】ポンプユニットの小型化の支障にならない構成で、気液分離装置内に多量の空気が吸い込まれた場合であっても多量の空気を気体分離室へ速やかに逃がす。
【解決手段】弁体38に絞り流路37aを一体的に設けた空気逃がし弁34が、ポンプ19から吐出された流体の気体混入度合いに基づいた気液分離装置31側の圧力変化に応動して弁体38を開弁又は閉弁変位させることにより、気液分離装置31から気体分離室60への絞り流路37aに並行な気体逃がし用バイパス流路(大流量バイパス流路)37bを開・閉させる。 (もっと読む)


【課題】フィルターレスを意図する先行文献は、回転軸に複数の孔を備えた回転板を複数枚設け、この回転板の間に衝突板を配備して回転体を構成である。ケーシングの内面に、捕集マットを設ける。この捕集マットは、油分で湿潤され、交換が必要となる、またこの交換に伴って、廃棄処分の作業があり、手間と段取りが要求される。
【構成】他方側に吸込口を備えたケーシングに、空中の浮遊ミストの吸込み用の羽根と、羽根の吸込側と吹出側に、浮遊ミストを処理する一方側及び/又は他方側の処理手段を設け、ケーシングの一方側に設けた貫通孔を備えた第1の支持板と、第1の支持板に設けた、羽根を駆動する駆動用のモータを設け、ケーシングの一方側の開口に、収れん吹出口を備えた筒体を設け、この筒体に、整流体を設ける構造である。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で少ない部品点数で旋回空気流を発生させ、その旋回空気流の遠心力で空気に混合している汚染物を除去できる空気汚染物の除去装置とする。
【解決手段】筒状の本体3に上空気流通部23と下空気流通部24を形成し、その上空気流通部23を排気用ファン4の吸い込み側に連通すると共に、下空気流通部24を斜め上向きでほぼ接線方向に空気が流通する形状とし、前記排気用ファン4を駆動することで下空気流通部24を通して空気が本体3内に旋回空気流として流れることで、その空気の汚染物を遠心力で分解して本体3の内面に付着して分離できるようにした空気汚染物の除去装置。 (もっと読む)


【課題】公知のサイクロンスクラバーを改良して、広範囲に濃密な水ミストを形成し、除塵効果を一層向上させる。
【解決手段】集塵サイクロン1の上流側にミストルーム4を設け、その中に回転水槽14を設置する。該回転水槽は回転軸12の上端に装着されていて、モータ8によって回転駆動される。この回転水槽14の側壁には多数の透孔14aが穿たれている。これら多数の透孔の配置が上下方向に分布していることを必須の要件とする。上記回転水槽14の中へ給水管10から注水すると、水は遠心力によって飛散し、上下方向の厚みを有する区域に濃密なミストを形成する。処理風は上記の広範囲の濃密なミストの中を通過する間に、浮遊している粉塵を洗い取られて清浄になる。 (もっと読む)


【課題】エチレンを主成分とする原料ガス中に含まれる不純物としてのアセチレンを水素添加してエチレンに変換するための断熱反応器であって、スペース的及び設備費的に有利な条件の下、反応時に副生する液状物を効率的に除去できるという優れた効果を有する断熱反応器を提供する。
【解決手段】下記(A)〜(C)の特徴を有する断熱反応器。
(A):原料ガスは反応器の上部から供給され、反応後のガスは反応器の低部の側壁に設けられたガス出口から取り出される構造であること
(B):反応器内の低部付近に、ガスの流れを上向き方向に反転させるための構造物を有すること
(C):反応器の底部に、反応器内の低部に分離された液を除去するための液出口を有すること (もっと読む)


【課題】気液混合流体中に浮遊する微細液滴を捕集でき、さらに、気液混合流体中に含まれている気化物質を捕集できる気液分離装置を提供すること。
【解決手段】筐体11内に冷却器12と複数の波板13とを備える。冷却器12は、筐体本体11b内を通流する上記流体の流れの断面上に備えられ外部の冷却源に接続され、気液混合流体を冷却して、該流体中に含まれている気化物質を凝縮させる役目を果たすと共に、複数の波板13を熱伝達により冷却する役目を果たす。複数の波板13は、波板同士の間隔を狭めて気液混合流体の流速を高めて通過させる絞り部13aと、この絞り部13aの下流側に配置され気液混合流体が衝突する壁面13bと、を備えている。これにより、複数の波板13は、気液混合流体中に浮遊する微細液滴を壁面13bに付着・流下させて回収することができる。 (もっと読む)


【課題】気液二相流を気体と液体に効率よく分離することができ、かつ構造が簡単な気液分離装置を提供する。
【解決手段】気液二相流4を気体3と液体2に分離する気液分離装置10。中空円筒型の胴部からなる容器12と、容器の胴部12cに気液二相流を接線方向に供給する二相流供給管13と、頂部12aから気体を吐出する気体吐出管14と、容器から液体を吐出する液体吐出管15とを備える。二相流供給管13の下方に、胴部を上下に仕切りかつ中央に開口16aを有する第一の邪魔板16を備える。液体吐出管15の入口は、第一の邪魔板16より下方において、横向きに開口されている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ金属またはアルカリ土類金属のヒュームを含む排ガスの処理方法を提供する。
【解決手段】アルカリ金属またはアルカリ土類金属のヒュームを含む排ガスに、燃料を噴射し、ヒュームを含む排ガスを燃焼させ、該燃焼排ガスをベンチュリースクラバーなどによって洗浄集塵し、さらにエクスパンドメタルなどの網目状フィルターが積層された慣性分離型フィルムによって衝突・慣性集塵することによって、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のヒュームなどの粉塵を高い効率で捕集することができる。 (もっと読む)


【課題】単純な構造で、液溜め部の液体の過冷却を防止できる気液分離器を提供する。
【解決手段】気体と液体を分離する気液分離器36において、気体と液体を含む気液混合体を流入し、当該気液混合体から液体を分離し、気体を流出する気液分離室Sと、気液分離室S内の下部に位置し、分離された液体が溜められる液溜め部50cと、を有する。液溜め部50cには、液体に刺激を与えて液体の過冷却を防止する刺激付与部材が設けられている。刺激付与部材には、液体の凝固点以下になると変形する温度変形板60が用いられる。 (もっと読む)


本発明は、メインセパレータが目詰まりを起こした際に生じる圧損が大幅に回避され、その結果装置の寿命を延長することが出来る液滴分離装置を提供する。
該装置は気流中から液滴を分離する装置であって、該装置は被浄化気流が流入するプレセパレート室4を備え、該プレセパレート室4により前記被浄化気流が該プレセパレート室4の壁面6において反発した後、壁面領域における流圧により垂直方向上方に(矢印7)変向し、排液部材を備えたメインセパレータ13が前記プレセパレート室4の垂直方向上部に配置され、前記メインセパレータ13は前記被浄化気流を外側から内側に水平方向に(矢印13)透過し、その後中央域において浄化済の気流を垂直方向上方へ(矢印14)変向させるために前記プレセパレート室4と前記メインセパレータ13の間に案内部材8が設置され、該案内部材8は外壁面部に気流の流路を制限する閉鎖領域9を、中央域で気流を通過させる中央開口部11を備え、該中央開口部11に配置された案内部15及び16により、気流が前記メインセパレータ13の外周側に向けて水平方向外側に流入するよう変向されることを特徴とする液滴分離装置。
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【課題】メタノールを直接燃料として使用する燃料電池であるDMFC用気液分離装置を提供すること。
【解決手段】スタックから回収された気液混合物が収容されるハウジングと、ハウジング内に回転自在に設置されたローターと、ローターを回転させるモーターと、を備え、ローターが回転すれば、気液混合物中の液体は遠心力によりハウジングの外郭側に集まり、ガスはハウジングの中心側に集まって相分離が起きることを特徴とするDMFC用気液分離装置。これにより、強制回転による遠心力で気液分離作業を行うので、特定ポートを重力方向と一致させる必要がなく、位置が随時変わるモバイル機器にも無難に採用でき、また、経時的に急激に低下するメンブレンを使用しないために、長時間の使用時にも円滑な機能保持を保証できる。 (もっと読む)


【課題】機械加工時に切削液から発生するオイルミストを捕集する簡易な構造のデミスター装置を提供すること。
【解決手段】入口側の一端1aを開放し出口側の他端1bに多数の小孔3が形成された隔壁板2を設けると共に配管用ホースを両端に挿入可能とした円筒部材1内に、電石機能を有する超極細繊維からなる不織布8が網目状補強材を重ねた状態で心材10にロール状に巻きつけられたデミスター材7を緩めに圧入して装着し、ミスト捕集装置の吸入用配管経路等にインライン形式で設置可能とした。 (もっと読む)


【課題】圧力損失の増大およびオイルセパレータの容量の拡大をすることなく、より小粒径のオイルミストを捕集することができるオイルセパレータを提供する。
【解決手段】ブローバイガスに含まれるオイルミストを捕集するオイルセパレータ20は、ブローバイガスの流入口22に面して配置され該流入口22から流入するブローバイガスが衝突する衝突壁26と、該衝突壁26に連なる壁面により袋状に前記流入口22の一側に形成される滞留室28と、前記流入口22の他側からブローバイガスの流出口24への経路に形成されるオイルミストを捕集する捕集室30とを備え、前記滞留室28は、ブローバイガスの流れがサイクロンを形成する室として形成されている。 (もっと読む)


【課題】フィルターレスを意図する先行文献は、回転軸に回転板(前後の回転板にのみ多数の孔を備えた回転板)を複数枚設け、この回転板の間に衝突板を配備して回転体を構成である。しかし、ケーシングの内面に、捕集マットを設ける。この捕集マットは、油分で湿潤され、交換が必要となる、またこの交換に伴って、廃棄処分の作業があり、手間と段取りが要求される等の改良点を抱えている。
【構成】筒状で開口を備えたケーシングには、次のような各部品を内装する。ケーシングの基端側に、貫通孔を備えた支持板に駆動用のモータ、支持板の前面(ケーシングの自由端側)には、第1のパンチング筒部と、羽根及び/又は第1の吸込手段を内装し、また第1のパンチング筒部の前面にパンチング回転板を内装し、パンチング回転板の前面に第1の部屋となる第2のケーシングに、第2のパンチング筒部と、吸込口を備えた第2の吸込手段を内装した浮遊ミスト捕捉機である。 (もっと読む)


本発明は、遠心分離機と、固体粒子および液体粒子の形態の不純物を含む気体を浄化する方法とに関する。固定ケーシング(1)は、気体が内部を流れる分離空間(2)を囲む。入口流路(9)は、分離空間まで延び、かつ浄化すべき気体用の入口を形成する。回転部材(4)は、分離空間(2)内の、入口の下流側に設けられ、かつ回転軸(x)の周りを回転する。回転部材は、いくつかの分離円板を有し、かつ気体を回転させ、遠心力によって不純物の大部分を気体から分離する。気体出口流路(10)は、回転部材の下流側に設けられ、浄化した気体を排出する。不純物を排出するための第1の出口(11)が設けられる。供給部材(50)は、粒子を加湿する、エアロゾルの形態の分離補助剤を、浄化すべき気体に供給するのを可能にするように構成される。
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