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Fターム[4E001CA01]の内容

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Fターム[4E001CA01]に分類される特許

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【課題】アルミニウム材と鋼材との重ね隅肉部をMIG溶接して得られる継手構造において、その継手部位の健全性を高めて、継手強度を効果的に向上せしめ、また曲げ加工等の加工に際して、継手部位に割れ等の欠陥が惹起されることのない、MIG溶接継手構造を提供すること。
【解決手段】所定のアルミニウム材を、鋼材の上に重ね合わせて、その重ね隅肉部を、所定の溶加材を用いて、MIG溶接して得られる継手構造において、その溶接部位におけるビードと鋼材との接合界面に形成される金属間化合物層の最大厚さを、0.5〜10μmの範囲内とすると共に、ビード止端部位における金属間化合物層の厚さを、0.5〜3.0μmとする。 (もっと読む)


【課題】 2電極プラズマ溶接において、溶接片端部における溶接不良を改善する。
【解決手段】 2電極配置空間に連通する2ノズルを有する2電極プラズマトーチ30を用いて、2ノズルの並び方向を溶接線と平行にしトーチと溶接片の一方を溶接線に沿う方向に走行駆動しつつ、各電極12a,12bでプラズマアークを発生し溶接するにおいて、先行極を予熱に設定し後行極を裏波形成溶接に設定し、後行極が溶接片の始端にあるときに、後行極のプラズマアークを起動し同時にトーチ走行駆動を低速で開始し、先行極がプラズマアークを起動した位置に後行極が到達すると、走行駆動を高速にかつ後行極のアーク電流とプラズマガス流量の両方又は片方を高く切換え、先行極が溶接片の後端に達する直前に先行極のプラズマアーク電流とプラズマガス流量の両方又は片方を下げて後端でプラズマアークを停止し、後行極が後端に達するとクレータ処理する。 (もっと読む)


【課題】溶接速度3m/分以下で行なう厚肉材の溶接にて、低入熱で溶接部の高靭性化を図るとともに、深い溶込みと広いビード幅を得ることができる多電極サブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】溶接進行方向の先頭の第1電極12のワイヤ径を2.0〜2.4mmかつ電流密度を220A/mm2以上とし、溶接進行方向の最後尾に、溶接線を挟んで両側に2本の電極32,42を配置し、かつ2本の電極の鋼板の表面におけるワイヤ先端位置を溶接線に対してほぼ垂直な同一線上に配置するとともに溶接線との距離をそれぞれ5〜20mmとする。 (もっと読む)


【課題】地震地帯や不連続凍土地帯など大きな外力が想定される場所で用いられる高強度鋼管に適用して好適な、延性破壊が想定される鋼構造物の溶接継手を提供する。
【解決手段】溶接継手の母材として、応力−歪曲線における、3〜6%の塑性ひずみ領域での加工硬化率が0.12以上の鋼材を用いる。 (もっと読む)


【課題】SR後の溶接部靱性に優れた低降伏比耐HIC溶接鋼管およびその製造方法を提供する。
【解決手段】溶接鋼管であって、その母材部は、Al、Ti、Caを含有し、更にCu、Ni、Cr、Mo、Nb、Vの中から選ばれる1種以上を含み、Ceqを0.28以上、PHICを1.00以下、ACRを1.0〜4.0とし、前記母材の管厚中央部の組織は、平均粒径40μm以下かつ平均アスペクト比2.0以下のポリゴナルフェライトおよび擬似ポリゴナルフェライト並びに硬質第2相を含み、前記ポリゴナルフェライトと硬質第2相との硬度差をHv20〜100とし、また、前記溶接鋼管の溶接金属部は母材と共金とし、Pcmが0.12以上、PSRが0.025以下であることを特徴とするSR後の溶接部靱性に優れた低降伏比耐HIC溶接鋼管。 (もっと読む)


【課題】立て板側においても滑らかな止端部で脚長を有すると共に寸法の大きい裏ビードを形成し、溶接歪みが小さく、特性の良好なT字継ぎ手を形成できる裏置きビード溶接法を提供する。
【解決手段】裏置きビードを付けた第一溶接母材と、これと溶接する第二溶接母材とを裏置きビード溶接法によってT字継ぎ手状に接合するに際し、前記裏置きビードの幅をW(mm)、高さをH(mm)としたとき、これらの比(W/H)が3.0以下となるように裏置きビードを形成して操業を行う。 (もっと読む)


【課題】剛性に優れた自動車用骨格部品を得る。
【解決手段】本発明に係る自動車用骨格部品1は、断面形状が略ハット形状のフレーム部品3のフランジ部3aと、フランジ部3aに対向して配置するパネル部品5とを溶接して閉断面を構成する自動車用骨格部品1であって、溶接位置座標を、フランジ部3aとパネル部品5との接触位置の端部を0とし、フランジ部3aのフランジ外端側を(−)、略ハット形状における縦壁側を(+)とした座標系で表し、略ハット形状の縦壁部3bとフランジ部3aを繋ぐ円弧状部3cの半径をR(mm)としたときに、下式で表される位置Xを片側溶接方法にて連続溶接してなることを特徴とするものである。
+√(2Ra-a2)≧X>1.5 ただし、R≧2 (単位:mm)
a:溶接可能な間隙量 (もっと読む)


【課題】50kJ/cm以上の大入熱溶接において、−20℃程度の低温においても良好な靭性を有する溶接金属を得ることができる。
【解決手段】C:0.01〜0.18%、Si:0〜0.15%、Mn:1.7〜2.8%、Al:0.02〜0.1%を含有し、Nを0.01%以下に規制し、残部がFe及び不可避的不純物である組成のソリッドワイヤと、全フラックスに対し、SiO:4〜22%、Al3:2〜12%、TiO:5〜26%、MgO:8〜42%、CaF:2〜11%、CaO:2〜9%、金属炭酸塩(CO換算値):1〜7%、B:0.2〜0.9%、Mo:0.1〜0.7%、Fe:5〜25%、Al:0〜1.2%を含有するボンドフラックスとを使用してサブマージアーク溶接する。 (もっと読む)


【課題】筒体の捩れや歪が少ないブームを提供することを目的とする。また、歪の発生が少なくてすむブーム溶接方法を提供する。
【解決手段】複数枚の鋼板1,2を溶接して断面筒形の筒体に形成し、かつ筒体の表面に補強板3〜6を取り付けたブームであって、筒体と補強板との接合部分が、アーク溶接法a1とレーザ溶接Rからなるハイブリッド溶接Hで溶接されている。アーク溶接法a1で筒体と補強板の接合部を溶融して、母材の溶融金属量に溶加材の溶融金属量を加えておき、次いでレーザ溶接Rで加熱すれば、溶融金属を接合部の深さ方向に溶け込ませるので、補強板を確実に溶接により接合することができる。しかも、レーザ溶接法Rは入熱が少ないので、溶接後のブームに捩れや歪が生じにくい。このため、多段入れ子式ブームにおける多段ブーム間の寸法差を小さくできるので、先端側のブームの断面寸法を大きくし剛性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】溶接金属に欠陥が発生するのを抑制すること。
【解決手段】鋼材2同士を互いに突き合わせてMAG溶接する溶接工程を有する溶接方法であって、溶接工程の際、(1)式で示される溶接金属の表面張力推定値γが、1.26以上で、かつ(2)式を満たすように鋼材2同士をMAG溶接する溶接方法を提供する。
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ただし、(1)式中のSは、溶接金属M中の硫黄の含有比率(重量%)を表すとともに、(1)式中のOは、溶接金属M中の酸素の含有比率(重量%)を表し、S>0.001、かつO>0.01とする。 (もっと読む)


【課題】溶接欠陥を予防するための条件設定を簡単に行なえる溶接装置を提供する。
【解決手段】溶接装置の制御装置は、使用母材の種類と使用溶接ワイヤの種類と溶接条件とに基づいてデータベースを参照し溶接金属のニッケル当量およびクロム当量を算出する(S11)。そして、溶接金属のクロム当量およびニッケル当量に基づいて定まる点がシェフラーの状態図に基づいて定められた安全領域に属するか否かを判定し(S13)、判定結果が安全領域に属しない場合に溶接条件の変更候補を表示部に表示させる(S16)。特別な追加装置を必要とせず、現状の溶接装置の構成を大きく変えなくても、欠陥の発生しにくい溶接継手を作成する条件をユーザが簡単に溶接装置に設定できる。 (もっと読む)


【課題】応力腐食割れおよび溶接割れの双方の防止を図った溶接方法および構造物を提供する。
【解決手段】一態様に係る溶接方法は,Cr量25質量%以下のNiを主成分とするNi基耐熱超合金からなる第1の溶接材料を用いて,母材を溶接して溶接部を形成する工程と,Cr量30質量%を越えるNiを主成分とするNi基耐熱超合金からなる第2の溶接材料を用いて,前記溶接部上を溶接する工程と,を具備する。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金材と鋼材との異材接合にTIG溶接を適用するに際して、「湯別れ」を防止して、高い接合強度を有する異材溶接継手(異材接合部)が得られる異材接合方法を提供することにある。
【解決手段】アルミニウム合金材11と鋼材12とをTIG溶接にて異材接合するに際し、先端部が電極中心軸6に対して斜め切りされた先端面2を有するタングステン電極1を用い、このタングステン電極の前記先端面2の側をアルミニウム合金材11側に向かわせるとともに、その先端2aが鋼材側に尖るように、アルミニウム合金材11の上方側から溶接線に向かわせ、このタングステン電極先端2aからのアーク3が鋼材12側に指向するようにする。 (もっと読む)


【課題】先行電極と後行電極を用いて、大脚長の溶接ビードを良好かつ効率良く形成することができるガスシールドアーク溶接方法および溶接装置を提供することを課題とする。
【解決手段】先行電極11による第一溶融プール15と後行電極21による第二溶融プール25とを形成する溶接方法であって、両電極11,21の電極間距離を50〜150mmに設定し、第一溶融プール15にフィラーワイヤ31を挿入して溶接する。
また、溶接装置であって、先行電極11と後行電極21との間に配置されたフィラーワイヤ31を備え、先行電極11と後行電極21とは、先行電極による第一溶融プール15と後行電極21による第二溶融プール25とが離れるように電極間距離が設定され、フィラーワイヤ31は、第一溶融プール15に挿入されるように、先行電極11に対して所定の距離を空けて配置されている。 (もっと読む)


【課題】 溶接時に溶融プール上に生成する溶融スラグを効率的に溶融プールから排出する。
【解決手段】 エレクトロガスアーク溶接の開先部の被溶接材表面に当接して溶接進行方向に摺動するエレクトロガスアーク溶接用摺動銅当金において、該水冷摺動銅当金の被溶接材開先部に対する面に、上方から下方に順に、溶接ビード形成のための、被溶接材表面に平行な第1の溝16と、溶融スラグを排出するための、第1の溝の下部に連続し被溶接材表面に対して傾斜した第2の溝17とを設け、第2の溝17は、溝幅が上方から下方に順に広く(θ1)、かつ溝深さが上方から下方に順に深い(θ2)ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】円筒部材への品質要求を満たしつつ、連結部材により円筒部材同士を簡単に仮接合することができる溶接方法を提供する。
【解決手段】第1材料からなる第3円筒部材9と第4円筒部材10とを軸方向に突き合わせて形成される開先部K5を挟んで、第3円筒部材9および第4円筒部材10に、第1材料からなる溶加材を用いて肉盛溶接を行うことにより、第3円筒部材9および第4円筒部材10に第1肉盛部21および第2肉盛部22を形成する肉盛溶接工程と、連結板35の一方の端部と第1肉盛部21とを、第2材料からなる第1当て板25を介して接合すると共に、連結板35の他方の端部と第2肉盛部22とを、第2材料からなる第2当て板26を介して接合することで、連結板35を第3円筒部材9および第4円筒部材10に仮接合する連結板接合工程と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】金属性薄板同士の溶接時、余分な専用工具を必要とせず作業性を向上させて溶接部の品質を向上させ、応力集中部のないビード形状を得ることのできる溶接方法を提供する。
【解決手段】第1の薄板部材1の一端にはL字型端部1aが形成され、第2の薄板部材2の一端にはL字型端部2aに延伸して形成されたひさし部2bが設けられ、両L字型端部1a、2aの接触面1c、2cが接し、前記ひさし部2bが第1の薄板部材1のL字型端部1aの頂部1bと所定の隙間Gを設けて覆うことで突き合わせ部20を形成され、加熱によって突き合わせ部20が溶融される。 (もっと読む)


【課題】開先幅が変化したとしても、開先内に高さがほぼ一様な溶接ビードを形成したり、溶接金属を肉痩せなく盛ったりすることができる突き合わせ溶接方法及び突き合わせ溶接装置を提供する。
【解決手段】一対の鋼板W,Wの端面Wa,Wa間に形成される開先Wb内に溶接ワイヤ2を突出させる溶接トーチ3と、溶接トーチ3を開先Wbに沿って移動させる走行台車5と、溶接電源6と、制御部10を備え、溶接ワイヤ2に電源を供給して溶融させつつ走行台車5とともに溶接トーチ3を移動させて、開先Wb内に溶接ビードBを形成する突き合わせ溶接装置1において、制御部10に、溶接を行っている際の実行溶接電流値を計測する電流計測手段11を設けて、この電流値計測手段11で得られる実行溶接電流値と目標値の厚みの溶接ビードBが得られる設定電流値とを比較して、溶接ビードBの厚みを一定に保つべく、走行台車5の走行速度を決定する。 (もっと読む)


【課題】溶接部の耐疲労特性に優れた厚鋼板を提供する。
【解決手段】熱間圧延終了後、急冷して、鋼板表裏面から板厚方向に2mmまでの表層領域の平均ビッカース硬さHVsが、板厚の1/4位置から3/4位置までの内層領域の平均ビッカース硬さHVmの1.20以上となる硬化領域を有する厚鋼板とする。これにより、母材はもちろん、溶接継手部の耐疲労特性が顕著に向上する。なお、溶接継手は、止端部を入熱:50kJ/cm以下の溶接により作製することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】レーザ出力装置などの加熱源によって予め加熱されたワークの部分をアーク溶接するハイブリッド溶接において、アーク溶接を実行するコンタクトチップの熱損傷を抑制する。
【解決手段】
加熱源によって予め加熱されたワークWの部分20に対して、アーク溶接を実行するための溶接ワイヤ12を先端の開口から送出するコンタクトチップ14を備える溶接ヘッド10において、コンタクトチップ14近傍に設けられたプルーム遮蔽板18を有する。加熱源によるワークWの加熱によって発生したプルームPを少なくともコンタクトチップ14の先端14aが大量に浴びないように、該先端14aがプルーム遮蔽板18によって覆われる。 (もっと読む)


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