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Fターム[4F205AD05]の内容

Fターム[4F205AD05]に分類される特許

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【課題】ライナーの外表面にフィラメントワインディング法によって形成された繊維強化プラスチック層を備える高圧タンクの信頼性を向上させる。
【解決手段】ライナードーム部44の少なくとも一部の外表面、および、ライナー円筒部42の外表面に、低角度ヘリカル層52を形成する工程と、ライナー円筒部42上における低角度ヘリカル層52の外表面に、内層側フープ層54を形成する工程と、ライナードーム部44上における低角度ヘリカル層52、および、内層側フープ層54の外表面に、低角度ヘリカル層と外層側フープ層とを交互に積層することによって混合層56を形成する工程と、を含む。その際、ライナー円筒部42上において、繊維強化プラスチック層の厚さ方向についてのライナー40側の75(%)以内の範囲内に内層側フープ層54の厚さと混合層56における外層側フープ層の厚さとの和の90(%)以上を配置する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層を均一に昇温させることにより、短時間にかつ均一に繊維強化樹脂層を硬化させて、外観が良好で、しかも、品質が安定したガスタンク及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ライナー12の外周側に熱硬化性樹脂を含浸させた誘導性材料からなる強化繊維を巻き回して積層した繊維強化樹脂層13を有するガスタンク11であって、強化繊維35とともに導電線を巻き回すことにより、繊維強化樹脂層13に、導電線からなる複数のコイル31が層状に設けられている。 (もっと読む)


【課題】内容器の外表面に補強繊維層を有するタンクを製造する際の、補強繊維層における樹脂への加熱方法を改善し、良好な性状を有する補強繊維層を形成することができる、タンクの製造方法及び製造装置を提供すること。
【解決手段】ライナー3の外表面に、樹脂11を含浸した繊維12を巻回し且つ樹脂12を熱硬化することで補強繊維層4を形成するタンクの製造方法において、ライナー3の内部にマイクロ波照射装置24を配置し、マイクロ波照射装置24によってライナー3の内部から樹脂11を加熱するようにした。 (もっと読む)


【課題】ライナーの外表面に繊維強化プラスチック層を備える高圧タンクの製造工程において、比較的少ない工程数で、フィラメントワインディング法を用いて繊維強化プラスチック層を形成する際の繊維の巻き崩れを抑制する。
【解決手段】高圧タンクの製造工程において、内層54の形成工程は、ライナー円筒部42の外表面に、第1のフープ層54aを形成する工程と、第1のフープ層54aに含まれる熱硬化性樹脂を加熱硬化することなく、ライナードーム部44の外表面、および、第1のフープ層54aの外表面に、低角度ヘリカル層54bを形成する工程と、第1のフープ層54aに含まれる熱硬化性樹脂、および、低角度ヘリカル層54bに含まれる熱硬化性樹脂を加熱硬化することなく、第1のフープ層54a上における低角度ヘリカル層54bの外表面に、第2のフープ層54cを形成する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】プリプレグの乗り上げやプリプレグ間の隙間の発生を抑えて圧力容器の強度を安定させる。
【解決手段】ライナ20と、該ライナ20の外周を包むFRP層とを有する圧力容器を製造する際、所定の繊維数で成形された平板部を備えるプリプレグ70を幅方向に折り畳みあるいは巻くことによってひも状にし、ライナ20の外周に巻き付ける。プリプレグ70をひも状にした後、その断面を四角に成形してからライナ20の外周に巻き付けることも好ましい。 (もっと読む)


【課題】プリプレグの乗り上げやプリプレグ間の隙間の発生を抑えて圧力容器の強度を安定させる。
【解決手段】FRP層を形成するプリプレグ70として断面が菱形のものを用い、該プリプレグ70の一の角をライナ20の内周側に向けた状態で当該プリプレグをライナ20の外周に巻回する。ライナ20の内周側に向けられるプリプレグ70の一の角が鈍角であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】保管や運搬が容易であり、作業性を著しく向上させることができる、円筒状芯材に炭素テープが巻き付けられた有機繊維巻きテープと、その製造方法の提供。
【解決手段】式(I)から求められる有機繊維テープの幅(W)が5〜100mmの範囲であり、前記幅(W)が5〜100mmの範囲の有機繊維テープが巻き付けられた円筒状芯材の最小直径(D)が、式(II)から求められるものである有機繊維巻きテープ。2.5×10-5×N×d≦W≦2.5×10-4×N×d(I)(式(I)中、Wは有機繊維テープの幅であり、Nは有機繊維テープを構成する有機繊維の本数で、前記幅(W)を5〜100mmの範囲にできる本数であり、dは有機繊維の繊維径で5〜20μmの範囲である。)1.0×F×t≦D(II)(式(II)中、Fは有機繊維量で、20〜60質量%の範囲であり、tは有機繊維テープの厚みで、0.1〜1.0mmの範囲である。) (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂の硬化状態にムラが生じるのを防ぐことができるガス容器製造方法を提供する。
【解決手段】合成樹脂製のライナ10を調製するライナ調製工程と、ライナ10の開口部11に口金20を取り付ける口金取付工程と、ライナ10及び口金20の外面に不織布30を貼り付ける不織布貼付工程と、繊維強化樹脂30を不織布30の外側に巻き付ける繊維強化樹脂巻付工程と、口金20に形成された連通孔24を介して外部から不織布30にガスを供給しながら繊維強化樹脂30の熱硬化性樹脂を加熱して硬化させる樹脂硬化工程と、を備えるガス容器製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ガスタンクの製造において、誘導加熱を用いて繊維強化樹脂層を全体に亘り十分に熱硬化する。
【解決手段】ガスタンクの製造方法であって、熱硬化性樹脂が含浸された繊維を内容器20の外周部に巻回して内容器20の外周部に繊維強化樹脂層21を形成する第1の工程と、繊維強化樹脂層21を熱硬化する第2の工程と、を有する。第1の工程において、熱硬化性樹脂には、導電性材料Bが添加されている。第2の工程は、内容器20の周囲に巻かれた誘導加熱コイル40により繊維強化樹脂層21を誘導加熱することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】アンダーコート層、或いは、セラミックス粒子が食い込んだトップコート層を設けることなく、良好な接着強度を有する溶射皮膜が形成された耐摩耗性の繊維強化複合材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】最外層に溶射皮膜層4を有する耐摩耗性の繊維強化複合材1であって、繊維強化プラスチック基材層2と、繊維強化プラスチック基材層2の表層に積層されたガラス繊維強化プラスチック層3と、ガラス繊維強化プラスチック層3の表層に溶射により被覆された溶射皮膜層4とを有する。 (もっと読む)


【課題】ガスタンクの製造において、誘導加熱を用いて効率よく、より十分に繊維強化樹脂層の熱硬化を行う。
【解決手段】ガスタンクの製造方法であって、熱硬化性樹脂が含浸された繊維を内容器20の外周部に巻回して内容器の外周部に繊維強化樹脂層21を形成する第1の工程と、繊維強化樹脂層21を熱硬化する第2の工程と、を有する。第2の工程は、内容器20の周囲に巻かれた誘導加熱コイル40により繊維強化樹脂層21を誘導加熱することにより行われる。その際、誘導加熱コイル40と繊維強化樹脂層21の繊維は、同じ方向に巻かれている。 (もっと読む)


【課題】強度と耐熱性に優れ、ガス透過性を抑制したガスタンク、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ガスバリア性を有する内殻と、該内殻を覆うように設けた耐圧性のFRP製外殻とを有するガスガスタンクであって、前記外殻は、(A)補強繊維束、(B)熱硬化性樹脂、並びに(C)エラストマー粒子及び/又は熱可塑性樹脂粒子からなり、かつ、(B)熱硬化性樹脂中に分散した(C)エラストマー粒子及び/又は熱可塑性樹脂粒子が(A)補強繊維束内に存在することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】所望の耐圧性能を有する圧力容器を精度よく作製する。
【解決手段】円筒状の直胴部38と、直胴部38の両端に接続され、その頂部に口金部36,37を有するドーム部40,41と、を備えるライナ32の外周上に、樹脂液を含浸させた繊維束を、口金部36,37間の距離を調整しながら巻き付ける工程を含む。口金部36,37間の距離は、支持部42に設けられた口金部可動機構50により調整することができる。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスが高圧ガスタンクを透過する際の異音の発生を抑制する。
【解決手段】樹脂性容器のライナー外周部にFW法により強度補強用のカーボン繊維を巻き付けて、熱硬化性樹脂含浸の繊維強化樹脂層を形成する。この繊維強化樹脂層の形成の際に、最外表層とそれ以前の複数層の層をなすようカーボン繊維をFW方により巻回する場合、熱硬化性樹脂含浸のカーボン繊維を加熱しつつ巻回する。これを経て繊維強化樹脂層を形成し、その後、熱硬化装置にて加熱して熱硬化性樹脂を熱硬化させる。 (もっと読む)


【課題】タンクタンクの製造方法について、熱硬化性樹脂全体をより短時間で硬化することのできる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】流体を内部に貯蔵するためのタンクの製造方法であって、(a)当該タンクの内殻をなすタンク本体の内部に電解質溶液を封入する工程と、(b)熱硬化性樹脂を含浸した繊維である樹脂含浸繊維であって、導電性を有する樹脂含浸繊維をタンク本体に巻き付ける工程と、前記電解質溶液が封入され、前記導電性を有する樹脂含浸繊維が巻き付けられたタンク本体を誘導加熱により加熱し、熱硬化性樹脂を硬化させる工程と、を備えるタンクの製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層と口金との剥がれを防止する上で有利なタンクおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】インナーライナー12は第1の開口部22を有し内部空間Sが形成されている。第1の繊維強化樹脂層14は第2の開口部24を有しインナーライナー12の外周面を覆っている。口金16は第1、第2の開口部22、24を貫通した状態でインナーライナー12および第1の繊維強化樹脂層14に取着される。第1の開口部22の周囲のインナーライナー12の部分は口金16の環状壁部28の内端面2802に取着され、第2の開口部24の周囲の第1の繊維強化樹脂層14の部分は環状壁部28の外端面2804に取着されている。第2の繊維強化樹脂層18は係止溝30に設けられ第1の繊維強化樹脂層14の第2の開口部24の周囲の箇所を環状壁部28の外端面2804に押圧する。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維束の巻き付けの際の繊維束の拡幅量の変動を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナとライナの外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、複数の繊維を含んで構成された繊維束を通して拡幅するための、曲率を変更可能で拡幅量に応じた幅のスリットを有する拡幅手段を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの巻き付け時等における繊維束の樹脂含有率の低下を抑制することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナ26とライナ26の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、マトリックス樹脂を含浸させた繊維束22をライナ26の外面に巻き付ける際に、繊維束22に樹脂を塗布するための樹脂塗布手段を有する高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際に、できるだけ繊維の損傷等を抑制しつつ、繊維の段差を低減することができる高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】ライナ22とライナ22の外面に繊維を巻き付けて構成された補強層とを有する高圧タンクを製造するための高圧タンクの製造装置であって、ライナ22の外面への繊維の巻き付けの際のライナ22の回転とは逆方向へ同期させた回転で回転可能であり、ライナ22の外面に巻き付けた繊維を加圧する加圧ローラ14を備える高圧タンクの製造装置である。 (もっと読む)


【課題】ライナへの繊維の巻き付けの際の特に内層部の繊維の緩みの発生を抑制することができる高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】ライナ28とライナ28の外面に繊維を巻き付けた繊維層を含んで構成された補強層とを有する高圧タンクを製造する高圧タンクの製造方法であって、ライナ28を冷却してライナの外面に少なくとも1層目の繊維を巻き付け、繊維層を形成する高圧タンクの製造方法である。 (もっと読む)


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