説明

Fターム[4F401CA14]の内容

プラスチック廃棄物の分離、回収、処理 (20,047) | 高分子の処理操作 (5,351) | 細分化 (918) | 破砕、粉砕 (733)

Fターム[4F401CA14]の下位に属するFターム

Fターム[4F401CA14]に分類される特許

101 - 120 / 557


【課題】 高分子材料を分解及び/又は可溶化処理して再生樹脂を得る際に、塩基性物質に由来するイオン濃度が低い再生樹脂を得ることができる高分子材料の分解処理方法。
【解決手段】 高分子材料の分解処理方法であって、
(a)フェノール類化合物を含有する反応溶媒中で、分解及び/又は可溶化処理によりフェノール性水酸基を有する樹脂を生ずる高分子材料を、塩基性物質の存在下で分解及び/又は可溶化処理して処理混合物を得る工程と、
(b)上記処理混合物に、フェノール性水酸基よりも強い酸性度を有する酸性物質を添加して、上記塩基性物質と上記酸性物質とから形成され、処理混合物中の反応溶媒に対する常圧下20℃での溶解度が5重量%以下である塩を生成させる工程と、
(c)上記処理混合物中から上記塩の非溶解物を分離して、上記フェノール性水酸基を有する樹脂を再生樹脂として得る工程と、
を有することを特徴とする、高分子材料の分解処理方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、塩素を組成成分として含有する熱可塑性樹脂や、熱硬化性樹脂が混在している廃プラスチック(以後混在プラスチックとする)をアルカリ性粉末と混合して、単純化した簡潔な処理工程で比較的低温で熱分解し、効率良く極めて低い塩素濃度の油分を得ることができ、さらに塩化水素による機器の腐食を防止できる熱分解方法及びそのための装置を提供する。
【解決手段】 本発明の混在廃プラスチックの熱分解方法は、反応器内で混在廃プラスチックとアルカリ性粉末を接触・混合し、不活性ガスをパージした状態で、高周波電流による誘導加熱装置で前記反応器内部温度を200℃〜700℃に加熱し、混在廃プラスチックを熱分解・ガス化させ、低い塩素濃度の油分を得、及び混在廃プラスチックに含有する塩素分をアルカリ金属塩として回収する構成を有している。 (もっと読む)


【課題】樹脂と繊維を含む複合材料を効率よく粉体化し分離する方法を提供する。
【解決手段】樹脂と繊維を含む複合材料から樹脂と繊維とを分離する方法において、前記複合材料を、筒状容器の内壁と打撃部材との間で粉体化したのち、遠心力の作用により樹脂と繊維とを分離する。 (もっと読む)


【課題】混合物の構成材料を高純度にかつ効率的に選別できる静電選別装置を提供する。
【解決手段】静電選別装置1は、帯電したプラスチック3を落下させるための落下領域A1に向かい合う第1の面2asを有する第1の電極部2aと、第2の面2bsを有する第1の電極部2aと異なる電圧を印加可能な第2の電極部2bと、付着したプラスチック3を除去するために第1および第2の面2as,2bsの各々に沿って移動可能で電気絶縁材料からなるスクレーパ部4aと、第1および第2の電極部2a,2bに電圧が印加された状態でスクレーパ部4aの落下領域A1内での移動と落下領域A1外での停止とを繰り返すように制御する駆動制御部4cとを備えている。 (もっと読む)


本発明は、廃棄物を処理する方法であって、生産者およびそのエンドユーザから剥離コーティングセルロースまたはポリマーシート材料を、巻物および積層体等の稠密で粗大な塊の形態で収集するステップと、剥離コーティングシートの稠密で粗大な塊を、続くプロセスステップに備えてより小さく低密度の塊に事前細断するステップと、事前細断した材料を、混合し、金属等のような異物を分離し、それを一次粉砕ステーション(3)に送ることによって用意するステップと、材料を、所望のサイズの、好ましくは1mm未満まで小さい切片に粉砕するステップと、難燃剤、疎水性材料、農薬およびそれらの混合物から選択される添加剤を添加し、それらをリサイクルされた材料と混合するステップと、任意選択的に、湿式プロセスによりかつ/または結合剤を添加することにより芯またはシートを形成するステップとを含む方法に関する。 (もっと読む)


【課題】ガラス繊維強化ポリプロピレン材(FR−PP材)の成型品から再生成型品を成形する際の変色を抑制できて、良好な再生成型品を製造することができるようにする。
【解決手段】FR−PP材の成型品を粉砕し、この粉砕材を原料として再生成型品を成形する場合において、前記粉砕材を加熱溶融させてペレット化する際にチオエーテル系酸化防止剤を添加したり、前記粉砕材をそのまま用いて射出成形する際にチオエーテル系酸化防止剤を添加したりする。リサイクルする際の酸化防止剤にチオエーテル系酸化防止剤を用いた場合(実施例1〜3)は、酸化防止剤を用いない場合(比較例1,2)やフェノール系酸化防止剤を用いた場合(比較例3〜5)に比べて、黄変度を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】使用済みガスケットのリサイクルの回数を容易に識別することが可能なガスケットのリサイクル方法を提供する。
【解決手段】プラスチックレンズを製造した使用済みガスケットを色毎に分別し(ステップS3)、分別した使用済みガスケットを溶融混練し(ステップS4)、溶融混練した樹脂からガスケットを成形する(ステップS5)。そして、この成形したガスケットを着色して(ステップS6)ガスケットをリサイクルする。 (もっと読む)


【課題】ポリオレフィン類を含む複合プラスチックからポリオレフィン類やその他の有用な樹脂又は樹脂原料を化学的に分離するポリオレフィン類を含む複合プラスチックの分離方法を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン類とポリエステルを含む複合プラスチックをアルカリを含む水溶液に浸漬して120℃から160℃の温度で加熱し,ポリエステルを分解してアルカリを含む水溶液に可溶なカルボン酸のアルカリ塩とアルコールを生成する工程と、濾過してアルカリを含む水溶液に不溶なポリオレフィン類を分離する工程とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】アクリル樹脂廃材を再生利用した再生アクリル材を提供する。
【解決手段】アクリル樹脂製の廃材を粉砕して得た粒状の粉砕片を多数寄せ集めた状態で加熱して各粉砕片の表面部のみを溶融または軟化させた後、その加熱済み粉砕片を非加熱下で加圧することにより、再生アクリル材が得られる。この再生アクリル材では、各粉砕片の溶融または軟化した表面部以外の中核部31が溶けずに元のまま存在すると共に、一つの中核部31を取り巻く溶融または軟化した部分と、他の中核部31を取り巻く溶融または軟化した部分とが互いに融着して、隣り合う中核部を連結する連結領域32を形成している。 (もっと読む)


【課題】廃製品のリサイクル処理によって回収されたポリウレタンが使用されても、有害性重金属の溶出を抑制するポリウレタン組成物、ポリウレタンのリサイクル方法およびリサイクル品を提供すること。
【解決手段】廃製品のリサイクル処理によって回収されたポリウレタンおよび重金属捕捉剤を含有するポリウレタン組成物、および該組成物からなるポリウレタンリサイクル品。廃製品のリサイクル処理によってポリウレタンを回収した後、該回収ポリウレタンを少なくとも重金属捕捉剤と混合する工程を含むことを特徴とするポリウレタンのリサイクル方法。 (もっと読む)


本発明は、廃材から、石炭、アスファルト、液体炭化水素、有機酸、メタンガスおよび/または水素を製造する方法に関する。該方法は、a)廃材を準備し、b)該廃材を、700nm〜1mmの波長を有する低周波マクロ波の照射に付し、温度205℃〜900℃、圧力1.0バール〜19.0バールにして、石炭を生成し、c)随意に、工程b)からのガス状の残存材料に、DPP B102として特定される固体金属の存在下で物理化学的反応に付し、温度180℃〜500℃、圧力0.98バール〜5.5バールにして、アスファルトを生成し、d)随意に、工程b)またはc)からのガス状の残存材料を、物理化学的反応および/または凝縮に付し、温度150℃〜750℃、圧力0.96バール〜200バールにして、液体炭化水素を生成し、e)随意に、工程b)、c)またはd)からのガス状の残存材料を、DPP D102として特定される固体金属の存在下で物理化学的反応に付し、温度50℃〜150℃、圧力0.95バール〜1.5バールにして、有機酸を生成し、f)随意に、工程b)、c)、d)またはe)からのガス状の残存材料を、吸収剤洗浄および室温での冷却に付し、メタンガスおよび水素を生成し、前記廃材は、その乾燥重量に対して、9〜85%の炭素含有量、1〜15%の水素含有量、および0〜65%の酸素含有量の組成を有する。本発明は、さらに、このような方法によって得られ得る製品およびこのような方法を行うための装置に関する。
(もっと読む)


【課題】再利用できるプラスチック材料と再利用できない不要な材料とを比較的簡易な手段で分別する新規な廃棄樹脂材料の分別装置を提供する。
【解決手段】一対の回転する螺旋軸1,1を僅かに間隔を置いて平行に配設して構成した送り機構2を複数平行に配列して構成し、これら送り機構2を廃棄樹脂材料の供給側を上位にして傾斜して設け、上記螺旋軸1,1の上位部分を摩擦抵抗が小さい表面とし、上記螺旋軸1,1の下位部分を摩擦抵抗が大きい表面としてあることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】回収ポリオレフィン系樹脂または回収ポリスチレン系樹脂の靭性低下抑制のため、混入したシリコーン系、ウレタン系、炭化水素系固体異物の除去が押出機内のスクリーンメッシュにより行なわれているが、上記固体異物がメッシュに詰り、押出機がベントアップし、生産性が大きく低下する問題があり、上記固体異物が残存した状態でも靭性低下が抑制できる再生方法が望まれていた。
【解決手段】シリコーン系、ウレタン系、または炭化水素系の固体異物を含む微粉砕した回収ポリオレフィン系樹脂組成物または回収ポリスチレン系樹脂組成物に、白金触媒または有機錫触媒の特定量を含有した再生ポリオレフィン系樹脂組成物または再生ポリスチレン系樹脂組成物。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、容易に導入することができ、発泡樹脂を含む混合物から、発泡樹脂を高純度で回収できる発泡樹脂の選別方法を提供すること。
【解決手段】
発泡樹脂を含む混合物を、湿潤させる湿潤工程と、スクリュープレス2を用いて、湿潤した混合物を脱水させて、混合物中の発泡樹脂の含水率を5〜30%に調整する脱水工程と、比重差選別機4を用いて、脱水された混合物から発泡樹脂を分離させる分離工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】反応温度が低くエネルギー効率性が高いだけでなく、反応速度の速さにも、分解反応物のリサイクル回収性にも優れた、加硫ゴムの分解回収方法を提供する。
【解決手段】本発明の加硫ゴムの分解回収方法は、反応開始剤として二価の鉄イオンを使用し、リノール酸などの脂質過酸化反応によって充填剤を含む加硫ゴムを分解し、分解されたゴム成分を有機溶媒に溶解し、アルカリを添加したアルコール中でゴム成分を再沈することにより脂質を除去し、ゴム分を回収する方法である。 (もっと読む)


【課題】黒色顔料を含有する熱可塑性樹脂製品の粉砕物、黒色顔料を含有する熱可塑性樹脂製品の粉砕物と有彩色顔料を含有する熱可塑樹脂製品の粉砕物との混合物、あるいはお互いに色相の異なる二種以上の有彩色顔料を含有する熱可塑性樹脂製品の粉砕物などの再生対象の合成樹脂製品粉砕物を多方面での再利用が可能な有彩色再生樹脂粒状物とする。
【解決手段】白色顔料と有彩色顔料とを混合して、加熱溶融物としたのち、その加熱溶融物を固形粒状物に交換する。 (もっと読む)


【課題】排ガスの不燃性ダストを混入させることなく廃プラスチックを軟化させて減容・再固化させる。
【解決手段】ロータリーキルンを備えたセメント製造装置であって、前記ロータリーキルンの外周側に、プラスチックを導入するプラスチック導入手段を設け、前記プラスチック導入手段は、前記ロータリーキルン外表面から離間して設けられ、前記プラスチック導入手段における温度は、前記プラスチックの軟化点以上であることとした。 (もっと読む)


【課題】排ガスの不燃性ダストを混入させることなく廃プラスチックを減容させる。
【解決手段】ロータリーキルンを備えたセメント製造装置であって、前記ロータリーキルンの外周側にプラスチックを導入するプラスチック導入手段を設け、前記プラスチック導入手段における温度は、前記プラスチックの軟化点以上であって、前記プラスチック導入手段は、前記ロータリーキルン外表面から離間し、かつ前記ロータリーキルンの鉛直下方に設けられた耐熱構造のコンベヤであることとした。 (もっと読む)


【課題】廃棄物をリサイクルするために選別する際、プラスチック同士等、従来特に選別が困難であった比重が同じものを分別し、再利用することができるよう選別の精度をあげる。
【解決手段】被選別物の比重が同じであっても、被選別物の硬度(圧縮強度あるいは弾性率)の違いを利用して、被選別物の中から選別したい天然ゴム18aに選別用錐3を押圧し、選別用錐3の尖端2を天然ゴム18aに圧入し、固着させることにより、固着されないポリエチレン18bとに選別することにより、異なる固体物が混在する被選別物の中から必要なものを精度よく選別する。あるいは選別棒の先端を被選別物に押し当て、選別棒先端の変位量の違いにより識別し、吸引または吹き飛ばすことにより選別する。 (もっと読む)


本発明は、特に熱可塑性材料の製造及び毒性除去或いは妨害物質又は汚染物の前記材料からの除去方法において、材料が、少なくとも一つの容器(1)において真空下に加熱され、混合され、随意に粉砕され、すすぎ媒体が、容器(1)に導入され、材料の少なくとも部分的な領域を通過し、妨害物質でいっぱいになった又は飽和したすすぎ媒体が、容器(1)から排出される方法に関する。本発明によれば、容器(1)に導入されるすすぎ媒体の量が、ガス状のすすぎ媒体に関しては、時間あたりの材料のキログラム又は材料スループットあたり、時間あたり5 Nm3未満、特に0.1 Nm3 (DIN 1343による規定立方メートルVn)未満であり、液体のすすぎ媒体に関しては、時間あたりの材料のキログラム又は材料スループットあたり、時間あたり0.1リットル未満であり、ここで、同時に容器(1)内の真空が、100ミリバールより下に永続的に維持されている。
(もっと読む)


101 - 120 / 557