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Fターム[4G075EE03]の内容

Fターム[4G075EE03]に分類される特許

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【課題】チップに流路を効率的に配置でき、細い流路を設けた場合であっても、射出成形後に、流路溝を形成した基材を金型から離型可能であり、また、チップの反りが少ないマイクロリアクタおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】チップの両面に、貫通孔を介して互いに連通する流路を設け、一方の面における流路の一部に流路幅W1が200μm以下の細い流路6bを設け、他方の面における
流路6aの流路幅W2を全て200μm以上とした。このようなマイクロリアクタ1を射
出成形により作製する際に、上記細い流路が設けられたチップ面側の金型として電鋳等により作製したニッケル製の金型を用い、その反対側の金型として、イジェクトピン用の挿通孔が設けられた金型鋼等の硬質の金型を用いた。また、マイクロリアクタの各面における流路の総面積の比率を所定範囲内として、チップの反りを抑制した。 (もっと読む)


【課題】研磨加工の手間の負担が小さく、平滑で長寿命の非晶質マイクロチップベースプレート及びマイクロチップ、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】球状の石英ガラス粉末にアクリル樹脂系バインダーを加え、石英ガラス粉末を77重量%として混合し、加熱ニーダーを用いて140℃で1時間混練した。混練物をシート化し、粉砕してフレーク状とし、射出成形機で表面に流路となる溝2を形成した成形体10を形成した。この成形体10を大気中で500℃まで10℃/hで昇温し、500℃に2時間保持して脱脂し、脱脂体を、真空雰囲気で1300℃まで200℃/hで昇温し、1300℃に2時間保持して透光性のマイクロチップベースプレート1を得、石英ガラス製のカバー3を密着させ、1300℃で熱融着してマイクロチップ4を得た。 (もっと読む)


【課題】複数流体の混合比を効率的に均一化させるマイクロ分析システムを提供する。
【解決手段】マイクロポンプに連通させるための流路開口を有するポンプ接続部と、流体が流通する流路とが少なくとも設けられたマイクロ流体チップと、本体とを備えるシステムであり、複数流路から送液されてきた複数の流体が、一合流点で合流しそれより下流の混合流路で混合される場合該複数流路のうち、少なくとも1つの流路からは他流路から送液される流体とは異なる流体が合流点に送液されるときは、混合流路で混合流路内の流路幅方向の中央付近を流れる流体の流量の、混合流路内の流路幅方向の壁際付近を流れる流体の流量に対する、比率を調整することによるか、あるいは混合流路内の流路幅方向の中央付近を流れる流体の混合点へ送液する送液開始タイミングを、その他の流体の混合点へ送液する送液開始タイミングよりも遅らせている。 (もっと読む)


【課題】生産性が高く安価で、耐薬品性、耐熱性、強度に優れ、ヒータ、電極、電気回路等の形成、内蔵が可能であり、また流路の3次元構造に必要な多層化が容易であり、種々の条件で使用することのできるセラミックスから成るマイクロ化学チップにおいて、より精度の高い反応や分析が可能なマイクロ化学チップを提供すること。
【解決手段】被処理流体を流通させる流路12が形成された基体11を有し、流路12を流通する被処理流体に予め定める処理を施すマイクロ化学チップであって、流路12の内面は、被処理流体に対する接触角が、基体11の被処理流体に対する接触角よりも小さい材料12aで被覆されている。 (もっと読む)


【課題】 連続処理システムにおける処理流体を、リアルタイムで精度良く分析して、製造ラインを高い精度で監視することができるマルチ分光分析装置を提供する。
【解決手段】 このマルチ分光分析装置1は、、複数の波長の異なる光源24a〜24gを有する光源部24と、被測定液を流通させるフローセル14を構成するケーシング10と、フローセル14において被測定液に近接する複数の発光部20と受光部22と、受光部22から得られた各波長の分光を個々に行う分光器28a〜28gを有する分光部28と、分光器28a〜28gで得られた被測定液の分光情報を演算制御して出力する制御部32とを具備する。 (もっと読む)


【課題】流路構造体の流路から流体が漏出することを確実に防止する。
【解決手段】流路構造体1は、板状の第1部材2、第1部材2上に積層されるシート部材3、および、シート部材3上に積層される第2部材である板状の押圧空間部材4を備える。流路構造体1では、第1部材2および押圧空間部材4がシート部材3に接する状態で互いに固定される。シート部材3は可撓性シートであり、第1部材2の溝部221がシート部材3に覆われることにより流路11が形成され、押圧空間部材4の凹部41がシート部材3に覆われることにより溝部221に重なる範囲に押圧空間14が形成される。押圧空間14には、流路11を流れる試薬流体よりも高圧の圧縮空気が充填され、当該圧縮空気によりシート部材3が流路11に向けて押圧される。これにより、第1部材2の流路部材22とシート部材3との間において、流路11から試薬流体が漏出することが確実に防止される。 (もっと読む)


【課題】微小液滴の溶合による液滴の形成にあたり、連続相中の異なった反応物を含む2つの液滴間の電気的融合を簡便に、的確に、しかもその融合の開始を正確に決定し制御することができる微小液滴の溶合による液滴の形成方法及びその装置を提供する。
【解決手段】微小液滴の溶合による液滴の形成方法において、両親媒性分子を含む連続相液2中に第1の分散相液4と第2の分散相液6を供給し、第1の分散相液からなる第1の液滴5と第2の分散相液からなる第2の液滴8とを生成させ、この第1の液滴5と前記第2の液滴8とを融合チャンバー9へ導き、前記融合チャンバー9内で前記第1の液滴5と第2の液滴8とを接触させ、前記融合チャンバー9の両側に形成された電極10,11を介して、前記接触した第1の液滴5と第2の液滴8とに電界を印加して前記第1の液滴5と前記第2の液滴8を融合させる。 (もっと読む)


【課題】熱媒体流路を備えたジャケット方式の温度調整機構でマイクロ流路を温度調整する際に、マイクロ流路を流れる流体に対する伝熱速度を向上することができ、温度制御の応答性を向上させることができる。
【解決手段】流体流路12に複数の液体L1、L2を流通させつつ反応操作又は単位操作を行う際に前記流体の温度調整を行う温度調整機構14を備えた流体デバイス10において、温度調整機構14は、流体流路12の液体L1、L2の流れ方向に沿って形成された熱媒体流路18に所望温度の熱媒体Hを流す機構であって、該熱媒体Hの流れに乱れを発生させる外乱発生手段13を有している。 (もっと読む)


【課題】
マイクロリアクタにおいて、流路からの流体の漏洩を早期にかつ確実に検出する。
【解決手段】
化学反応装置100は、第1、第2の溶液101、102を送液可能なポンプ108と、第1、第2の溶液を混合・反応させる流路103が形成されたマイクロリアクタとを有する。マイクロリアクタに供給する第1、第2の溶液の送液量を、ポンプ制御装置113が制御する。マイクロリアクタは、流路が形成された第1の基板とこの第1の基板に気密に結合する第2の基板とを有する。第1の基板に形成した流路103の近傍に、漏洩検出流路105が形成されている。 (もっと読む)


【課題】迅速かつ高精度に反応媒体の化学反応を評価することができる化学反応評価装置および化学反応評価方法を提供する。
【解決手段】反応ガスを供給する反応ガス供給部1と、反応ガスの供給先を切り替えるための切替部2と、反応容器としてのマイクロリアクタ30,30,・・・を収容する収容部3と、マイクロリアクタ30,30,・・・から反応ガスを導出する反応ガス導出部5と、反応ガス導出部5を介して導出されたガスの成分をガスクロマトグラフィーにより検出する検出部6と、を備える。マイクロリアクタ30は、基板31と、反応ガスの流路32aとなるストライプ状の溝が形成された基板32とを重ね合わせて構成される。マイクロリアクタ30には複数の流路32aが構成されており、収容部3にマイクロリアクタ30を単数または複数収容することで、複数の流路が装置に接続可能とされる。 (もっと読む)


【課題】 反応溶液の損失を回避できる反応容器を提供する。
【解決手段】 基材2に設けられ、反応溶液を貯留する流路14で、該流路の断面積が、0.5mm2以上10mm2以下である流路を有する反応部を備え、流路14の一端が、基材2の表面2Aに形成された開口部15、16と注液部17、18を介して連通され、開口部15、16の面積が、1mm2以上50mm2以下であり、流路14の断面積よりも1.5倍以上10倍以下広い反応容器を提供する。 (もっと読む)


【課題】 小型で、かつ高密度に配置された複数のマイクロバルブを個別に制御できるマイクロバルブユニットを提供すること。
【解決手段】 加圧すると閉状態になる複数のマイクロバルブに対し、凹凸形状を有する加圧部で押圧することで、マイクロバルブの開閉制御を行う。回転もしくは移動する加圧部の位置決めを行い、複数のマイクロバルブを同時に開閉制御できるため、バルブを高密度に配置しても、確実な開閉動作を行うことができるとともに、小型構成を維持できる。 (もっと読む)


【課題】 流体と接する微細流路内壁を有機膜で被膜するとともに、前記有機膜の耐熱上問題のない接合法によって前記微細流路を封止したマイクロ流体デバイスとその製法を提供する。
【解決手段】 第一の基板1に微細流路の溝4aを形成する工程と、前記第一の基板1および前記第一の基板1と接合される第二の基板2の少なくとも互いの接合面に夫々有機膜5,7を被覆する工程と、前記第一の基板1と第二の基板2の有機膜被覆面のうち、少なくとも夫々の接合面にプラズマ処理または紫外線処理6を行い、前記有機膜5a,7aの表面を−OH基で終端させる工程と、フッ酸を用いて前記第一の基板1と第二の基板2とを前記接合面で接合する工程とを含むことを特徴とするマイクロ流体デバイス10の製法、および前記製法によって製作されたマイクロ流体デバイス10。 (もっと読む)


【課題】直列に複数接続されるチャンネル基板に形成されるマイクロチャンネルの開口同士の密着性を向上させることができるマイクロ化学反応装置の製造方法を提供する。
【解決手段】一方から他方の端面に延設された空洞のマイクロチャンネルを有するチャンネル基板と、前記チャンネル基板の前記端面を突出させる長さの貫通孔が形成された枠状体とを用意し、前記貫通孔内に前記チャンネル基板を収納するとともに前記チャンネル基板の前記端面を前記枠状体から突出させ、前記チャンネル基板のうち前記枠状体から突出した前記端面を研磨して研磨面を形成する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】 マイクロ反応用チップの流路内において2以上の原料流体に効率よく反応をさせるようにする。
【解決手段】 マイクロ反応用チップを、基板1と、基板1に形成された主流路3と、基板1に形成されその下流端部を主流路3の上流端部6Bに接続された少なくとも2つの導入流路4,5とを備えて構成し、導入流路4,5の下流端部6Aにおける流れ方向と主流路3の上流端部6Bにおける流れ方向との角度差の絶対値をそれぞれ20°以下にする。 (もっと読む)


【課題】 微小流路を用いた化学操作によりラニムスチンの合成を可能にする。
【解決手段】 α−メチルグルコシドを含むメチルグルコシド溶液の供給源1と、メチルグルコシド溶液を取り込みα−メチルグルコシドをトシル化しトシル体溶液を送出する部位2と、トシル体溶液を取り込みα−メチルグルコシドのトシル体をアミノ化しアミノ体溶液を送出する部位3と、o−ニトロフェノールを含むニトロフェノール溶液の供給源4と、ニトロフェノール溶液を取り込みo−ニトロフェノールをニトロソカルバメート化しニトロソカルバメート体溶液を送出する部位5と、アミノ体溶液及びニトロソカルバメート体溶液を取り込んでラニムスチンを合成する部位6とでプラントを構成する。 (もっと読む)


【課題】 製造効率が良く接合不良の発生が少なく品質のよい流路形成体及びこの流路形成体の製造方法を提供する。
【解決手段】 シリコンを基材とする流路溝が形成された流路基板と、流路基板に被さって流路溝と共同して流路を形成し、流路基板に被さる面側が硼珪酸ガラスである封止板とが接合されることでなる流路形成体であって、流路基板と封止板とが重なる面の面積から流路基板に形成される流路溝の面積を差し引いた面積を面積Aとし、面積Aは、流路基板と封止板とが接触して接合される領域の面積(面積B)と流路基板と封止板とが間隙を備えることで接合されない領域の面積(面積C)とでなり、面積B/面積Aは2%から20%とする。 (もっと読む)


【課題】 流路の幅で決定される以上の拡散時間の短縮と流体境界の比界面積の大きさを得ることによって、流路内における反応の効率を流路の幅で決定される効率以上に向上する化学反応実施方法を提供する。
【解決手段】 異なる成分を含む二種類以上の流体211、212をそれぞれ流路206、207に導入する工程と、前記流体211、212を合流させる工程と、前記合流した流体211、212の周囲を前記二種類以上の流体と反応しない流体213で囲んで分散相215を形成する工程とを備え、前記分散相の内部で化学反応を行う化学反応実施方法。 (もっと読む)


【課題】流路構造体を有する液体処理装置において、流路構造体の内部への液体の導入時に、液体の内部に気泡が発生することを防止する。
【解決手段】液体処理装置1は、導入口から排出口に至る微細流路が形成されたマイクロリアクタ2、マイクロリアクタ2の導入口および排出口にそれぞれ接続される供給管31および排出管41、薬液を供給管31を介してマイクロリアクタ2へと供給する送液ポンプ32、並びに、排出管41に接続される減圧ポンプ43を備える。マイクロリアクタ2の内部への薬液の導入時には、制御部12が送液ポンプ32および/または減圧ポンプ43を駆動制御して、供給管31内の薬液の第1圧力と排出口におけるガスの第2圧力との差が薬液の内部にて気泡が発生しない圧力差以下に維持される。これにより、液体処理装置1では薬液の内部における気泡の発生を防止することができる。 (もっと読む)


バルブ、蠕動ポンプ、および混合部といった可動構造を有する微少流体装置を、この可動構造の上に薄いエラストマー膜を設けて構成する。この可動構造は、前記膜の外側から触覚アクチュエータにより作動される。このアクチュエータを制御すべくコンピュータがソフトウェアを実行する。このソフトウェアは、ユーザに選択されたプロセスをプロセスライブラリから実行するプロセスマネージャを具える。 (もっと読む)


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