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Fターム[4G075EE03]の内容

Fターム[4G075EE03]に分類される特許

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【課題】汎用的で多様な処理を可能とした化学反応用カートリッジおよび化学反応処理システムを提供する。
【解決手段】外力を加えた際の変形によって内部の送液を行うことで化学反応を生じさせる化学反応用カートリッジ10において、外力によって開閉状態が各々切り替え可能とされた複数の流路22が、カートリッジ10内部で互いに接続されて形成されている。複数の流路22が網目状に接続されていてもよい。流路22の接続点にウェル21を設けてもよい。ウェル21の領域に外力を受けたときに、ウェル21内の液が当該ウェル21に接続された流路22を介して押し出されるように送液されてもよい。カートリッジ10外部からカートリッジ10内部に試料を受け入れる流路22aを備えてもよい。 (もっと読む)


【課題】ポリマー微粒子,ナノ粒子,金属微粒子,セラミクス微粒子,細胞,オルガネラ,微生物などのような粒子を分離または濃縮する際,粒子を標識することなく,粒子をその大きさによって迅速かつ大量に分離または濃縮する。
【解決手段】所定の方向に延長される流路Aと,流路Aの途中において一つまたは複数の分岐点を有し,前記分岐点においてそれぞれ,長さ,幅,深さ,径などのスケールのうちいずれか一つ以上が適当に調節された分岐流路を一つまたは複数有する流路構造を用いる方法であり,前記分岐流路の一端から粒子を含む流体を連続的に導入した際,前記分岐点において,前記流路Aの下流への流量と前記分岐流路への流量の比を前記流路Aと分岐流路のスケールによって調節することで,ある一定サイズ以上の大きさを持つ粒子は,前記分岐点において前記分岐流路へ導入されないようにする連続粒子濃縮・分離のための流路構造を利用する。 (もっと読む)


【課題】 所望の耐薬品性を確保しつつ、反応に用いる溶液の蒸発損失を容易に抑制することができると共に、反応溶液の供給および回収を適切かつ容易に行う。
【解決手段】 反応部12を、基材10aの裏面10B上に設けられた溝部21と、この溝部21の開口端21aを覆うことで溝部21の開口部を封止して流路22を形成するフィルム23と、基材10aを厚さ方向に貫通し、基材10aの表面10A上に設けられた2つの各開口部24,24に接続されると共に溝部21の内部で開口する2つの貫通孔25,25と、流路22および貫通孔25,25内に配設されると共に2つの各開口部24,24から突出する両端部26a,26aを有する耐熱性の弾性材からなる管状部材26とを備えて構成した。 (もっと読む)


開示技術は、少なくとも1つの液体反応体と少なくとも1つの気体反応体との間の化学反応を少なくとも1つの触媒を含むプロセスマイクロチャネルの中で行うためのプロセスに関する。触媒は、固相触媒または固体上に固定化された均一系触媒を含む。一実施態様では、プロセスマイクロチャネルは、流体の流れを撹乱するための1つ以上の構造体を含むプロセス処理区域と、触媒と接触および/または担持するための1つ以上の構造体を含む反応区域とを含み、触媒と接触および/または担持するための1つ以上の構造体は、反応体が1つ以上の構造体を通って流れ、触媒と接触することができるようにする開口部を含む。本プロセスは、少なくとも1つの液体反応体と少なくとも1つの気体反応体とを含む反応体混合物を形成させる工程、反応体混合物をプロセス処理区域の中に流し、流体の流れを撹乱するための1つ以上の構造体と接触させ、液体反応体と気体反応体との混合を促進する工程、触媒と接触および/または担持するための1つ以上の構造体の開口部の中に反応体混合物を流して触媒と接触させる工程、および少なくとも1つの液体反応体を少なくとも1つの気体反応体と反応させて少なくとも1つの生成物を生成させる工程を含む。一実施態様では、本プロセスは、少なくとも1つのフィッシャー‐トロプシュ合成触媒を含むプロセスマイクロチャネルの中でフィッシャー‐トロプシュ合成を行うためのプロセスに関する。触媒は、固相触媒または固体上に固定化された均一系触媒を含む。本プロセスは、HとCOとを含む反応体をプロセスマイクロチャネルの中に流す工程であって、反応体の入り口空塔速度は少なくとも約0.1m/sである工程、フィッシャー‐トロプシュ合成触媒を反応体と接触させる工程、および触媒の存在下で反応体を反応させて少なくとも1つの生成物を生成させる工程を含む。
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【課題】実施が容易で、費用がかさまず、かつ、互いに容易に接続することができ、完全に汚染を防ぐあらゆるタイプの幾何形状の小サイズ埋込み流路を得ることができる方法を提供すること。
【解決手段】積層体12上で所定方向Fに光学放射を照射移動させることである、基板15上に少なくとも1つの埋込みマイクロ流路9を作製する方法に関する。積層体12は、変形可能な薄い吸収層13と、光学放射によって引き起こされる加熱作用によるガスを局部的に放つことのできる材料によって形成された薄い層14とを連続的に含む。従って、積層体12上への光学放射の局部的放射は、薄い吸収層13を変形させるガスの気泡を形成する。次いで、光学放射の移動は、光学放射の移動方向Fに薄い吸収層13の変形部を拡張し、埋込みマイクロ流路9を形成する。本発明は、流体移送のためのマイクロ素子及びマイクロ燃料電池にも関する。 (もっと読む)


【課題】 実質的に同一の外観を呈している複数個のマイクロ化学システム用チップ1の個別認識と、分析、測定などによって得られる新しい情報などの追記による記録とを容易に達成し得るマイクロ化学システム用チップ1を提供する。
【解決手段】 板状部材15に設けられた流路7、8a、8b、9a、9bにおいて流体の化学的および/または物理的な処理および/または操作を行うようにしたマイクロ化学システム用チップ1において、上記マイクロ化学システム用チップ1の識別情報が記録される電子タグ4が、上記板状部材15の内部または表面に設けられている。 (もっと読む)


【課題】振動子が一つであっても液体に出射する音波の出射位置を変化させて効率良く攪拌することができ、構成が簡単で安価、かつ、小型な攪拌装置、攪拌方法、反応容器及び攪拌装置を備えた分析装置を提供すること。
【解決手段】容器7に保持された液体を音波によって攪拌する攪拌装置、攪拌方法、反応容器及び攪拌装置を備えた分析装置。攪拌装置20は、音波を発生する少なくとも一つの発音部21bを有する音波発生素子21と、音波発生素子の駆動信号の周波数を制御する制御部23を有する駆動回路22とを備え、制御部によって駆動信号の周波数を制御することにより、同一の発音部が発生した音波が液体中へ出射する出射位置を変化させて攪拌する。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、試薬を圧力調整された高圧下で反応させることができる加圧式マイクロリアクタシステムを提供することにある。
【解決手段】 本発明は、互いに反応し合う流体を流通させる微細な流路(合流流路12)を有するマイクロリアクタ10と、マイクロリアクタ10に接続される圧力調整手段(冷却流路21)とを備える加圧式マイクロリアクタシステム1であって、冷却流路21が、流体を流通させる微細な流路で形成されていることを特徴とする。この加圧式マイクロリアクタシステム1では、冷却流路21の圧力損失によってマイクロリアクタ10の合流流路12内の圧力が調整される。 (もっと読む)


【課題】 反応部の所望の位置に溶液を容易に保持しつつ、温度状態に応じた所望の反応を均一に発生させる。
【解決手段】 反応部12を、基材10aの裏面10B上に設けられた溝部21と、この溝部21の開口端21aを覆うことで溝部21の開口部を封止して流路22を形成するフィルム23と、基材10aを厚さ方向に貫通し、基材10aの表面10A上に設けられた2つの各開口部24,24に接続されると共に溝部21の内部で開口する2つの貫通孔25,25と、溝部21の内面21A(例えば、底面等)上に設けられた複数の微小突起26,…,26を具備し、表面粗さRaが0.1〜100μmとなる溶液保持部27とを備えて構成した。 (もっと読む)


【課題】異なる個別流路を交差させて合流させ、合流流路内に層流の液液界面を形成して異なる種類の液体を反応させる場合に、異なる個別流路が交差するときの角度を可及的に小さくし、異なる種類の液体が合流するときの流速や流れの方向の急激な変化を抑えることができる装置を提供する。
【解決手段】基板10の表面および裏面に溝を形成して2本の個別流路24、26を構成し、2つの溝を途中で交差させ基板10の厚み方向において2本の個別流路24、26を合流させて合流流路28を構成する。2本の個別流路24、26に異なる種類の液体を流し、両液体を合流させて合流流路28内に2層流の液液界面を形成し、液液界面で2種類の液体を反応させる。 (もっと読む)


【課題】 サンプル液が微細な流路を通る際、気泡の影響を受けることなくスムーズに流路を流れ、流路の途中に分岐点があっても均等に分岐して流れて行くような反応チップを提供すること。
【解決手段】 サンプル液を収容する収容用ウェル3と、この収容用ウェル3に収容されたサンプル液を送液する送液流路5と、この送液流路5を通って送液されるサンプル液と試料とを反応させる反応用ウェル4と、この反応用ウェル4の下流で外部と繋がる開口部17とを設けた基板2を有する反応チップ1であって、基板2に収容用ウェル3と送液流路5と反応用ウェル4とを覆い、且つ開口部17を開口させるようにしてシート材16を設け、開口部17と反応用ウェル4との間に疎水性フィルター8を設けた。 (もっと読む)


内部に画成されたミリメートルまたはミリメートル未満の大きさの1本または複数本の流体通路を有する耐熱性材料からなる1個の本体、および本体内に埋め込まれた耐熱性材料からなる少なくとも1本のチューブを備え、該チューブがミリメートル未満の通路を内部に備えかつ第1および第2の端部を備えたマイクロ流体デバイスが開示されている。上記チューブは、必須ではないが上記本体の材料よりも高い軟化点を有する材料からなることが望ましい。上記チューブは、その長さの途中またはその一端において、狭められた部分または引き伸ばされた部分を随意的に備えて、極めて微細な構造を提供する。焼成または焼結されて上記デバイスを形成する耐熱材料からなる層内に上記チューブを収容する凹部または孔を成形することによって、チューブは上記層に組み付けられかつ焼成または焼結されて、固結された耐熱性マイクロ流体デバイスを形成する。
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【課題】 積層型のマイクロチップを用いて化学反応を行わせるに際して、その温度制御を精度高く行うことができるようにする。
【解決手段】 シリコン基板10の表裏両面に、化学物質を通す1mm以下の幅の流路を形成する。前記流路は、前記シリコン基板10を貫通する孔により連絡されている。積層チップは、前記シリコン基板10の表裏両面に接合して積層された第1および第2のガラス板20,30を有し、前記第1および第2のガラス板20,30の少なくとも一方には、加熱手段としてのITO膜と、白金及び電極よりなる温度検知手段とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】 マイクロチップに接続するバルブを最低限必要な数とするとともに、マイクロチップそのものへの加工を不要にして、簡素な構成でマイクロチップ内の微小流路での流体の流れ状態を制御できるようにする。
【解決手段】 マイクロチップ1は、PDMS(ポリジメチルシロキサン)等の弾性材料からなるベースプレート3に微小な溝(チャネル)4を形成し、そのベースプレート3にガラスからなるカバープレート5を貼り合わせて微小流路6を構成したものである。そして、弾性材料からなるベースプレート3の微小流路6上の部位をピン2の先端で押圧し、その部位を微小流路6側に弾性変形させて、微小流路6の断面積を変化させることにより、微小流路6での流体の流れ状態を制御する。 (もっと読む)


【課題】マイクロリアクターを含むマイクロサイズの反応器を用いて、特に高温高圧での反応、分離、抽出、合成や他の操作を安全かつ効率よく行い、スケールアップおよび少量多品種生産が可能なシステムの提供を課題としている。
【解決手段】薄板または薄円板を、回転ドラム、圧延装置、加圧機を組み合わせたマイクロリアクターシステムで処理し、特に高温高圧条件において、安全に連続的な化合物および物質生産を行う。例えば、所定量の反応物80を被覆した円筒82を回転し、薄板上の穴に導入および密閉することでマイクロリアクターを形成する。さらに回転を行うことで加圧を行う。このような原理を用い、マイクロリアクターにて連続的に反応、抽出、合成や他の操作を可能とする。 (もっと読む)


【課題】2種以上の流体を微小流路に導入し、微小流路内で流体の進行方向に互いの流体境界で接触させて反応や抽出を実施し、各々の流体が実質的に他の流体の混入なしに別々に所定の排出口より排出できる微小流路構造体を提供する。
【解決手段】流体を導入する2以上の導入口及びそれらに連通する導入流路と、導入流路が合流する合流部と連通しかつ導入された流体を流す微小流路19と、微小流路に連通しかつ導入される流体を分離する分岐部を有した2以上の排出流路及びそれらに連通する排出口と、を有した微小流路構造体であって、微小流路には、導入された2以上の流体により形成される層流界面の位置又はその近傍に微小流路の高さと実質的に等しい高さの不連続な仕切り壁22が設けられているとともに、仕切り壁の両側の位置に連続した凸形状のガイド条16が微小流路の底面に設けられている微小流路構造体を用いる。 (もっと読む)


上部壁(6)と、底部壁(3)と、2個の対向する側壁(4、5)とにより区画される少なくとも一個の通路(2)を備えてなるマイクロ流体素子。通路(2)の上部壁(6)と底部壁(3)の間隔(P)は25マイクロメートル以上であり、該素子は、接触表面と有効体積の比が特に高く、全体的な表面サイズが限られるように、第一および第二セットのナノチューブ(9a、9b)が、それぞれ2個の対向する側壁(4、5)により支持されている。さらに、2個の対向する側壁(4、5)の間隔は、約数マイクロメートル、好ましくは3〜5マイクロメートルである。
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【課題】従来のマイクロ化学チップでは化学反応部を温度調節しながら、透過光により一般的に行う観察や分析の方法を行うことができないという問題があった。
【解決手段】化学反応部と、収納部と、温度調節手段と、熱交換手段とをマイクロ化学チップが形成する上面または下面と平行な方向にマイクロ化学チップに内蔵するように配置し、収納部の内側に温度調節手段を収納して固定し、温度調節手段の温度調節端と化学反応部とを熱伝導可能に接続し、温度調節手段の熱交換端と熱交換手段とを熱伝導可能に接続し、温度調節手段によって化学反応部を温度調節する。 (もっと読む)


【課題】異なる成分を液体成分と固形成分である粒子の分離を迅速に効率よく分離することができる成分分離デバイスおよびこれを用いた成分の分離方法を実現することを目的とする。
【解決手段】内部に流路2を設けた基板1と、下部電極6、圧電体7および上部電極8とからなるアクチュエータ9を設け、前記流路2側を除くアクチュエータ9の周囲に設けた溝5とからなる成分分離デバイスであって、流路2に液体成分および固形成分の混合物を収容あるいは流すことができ、さらにアクチュエータ9を加振することにより流路2内に定在波を発生させて前記混合物を液体成分と固形成分に分離できるように構成する。 (もっと読む)


【課題】溶融塩におけるプラズマ誘起電解により製造された微粒子を連続的に回収する方法及び装置の提供。
【解決手段】
溶融塩表面へのプラズマ照射によって製造された微粒子を溶融塩から回収する方法であって、溶融塩の少なくとも表層部を流動させて微粒子を溶融塩浴外に移動させることを特徴とする微粒子の回収方法;溶融塩表面へのプラズマ照射によって製造された微粒子を溶融塩から回収する方法であって、溶融塩の表層部の一部を冷却して固化させ、微粒子を含有する固化した溶融塩を溶融塩外に分離することを特徴とする微粒子の回収方法;溶融塩表面へのプラズマ照射によって製造された微粒子を溶融塩から回収する方法であって、溶融塩の少なくとも表層部を流動させて微粒子を溶融塩浴低層部に移動させることを特徴とする微粒子の回収方法。 (もっと読む)


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